2009年12月31日木曜日

2009.12.31 わが友に贈る

新聞休刊日

御義口伝巻上 P720
今日蓮が唱うる所の南無妙法蓮華経は末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり

◇希望の明日へ
青年の育成こそが最大の念願である。人を育てる−−。私の心には、もはや、それ以外に何ものもない。
学会は、世界の民衆の幸福と平和を担う、かけがえのない人類の希望である。この重大な使命を立派に後継し、未来にかぎりなく広げてくれる一流の人物を育てたい。広宣流布の本物の闘士をつくり上げたい。ただ、それのみを願い、祈って、私は矢面に立ち、青年を守り、尊き広布の世界を守ってきた。

☆全国代表協議会でのスピーチ(2009.12.22)
この一年、よく戦ってくれた同志、陰で支えてくれた方々に、心から感謝の声をかけていくことだ。決して当たり前と思ってはならない。
声一つ、言葉一つで、人間の心は動く。その心が一切を決める根本だ。
心こそ大切』(P1192)である。『声仏事を為す』(P708)である。

恩師・戸田第2代会長の忘れ得ぬ指導を学び合いたい。
「人生において大事なのは、希望だ。
希望があれば、前進できる。何があっても戦える。生き抜いていける。
そして、忍耐だ。
忍耐なき人は、愚痴に負ける。
前進している人は、息吹がある。朗らかだ。
前進していない人は、暗い。佗しい。
不退転の心で、朗らかに前進すれば、必ず勝利できるのである」
この恩師が示した「希望」「忍耐「前進」、そして「勝利」を合言葉に、晴れ晴れと、全員が、明年を勝ち飾っていこう!

「大変なところ、人が嫌がるようなところで、うんと戦うのだ。そこに自分の勝利がある。そこで、広宣流布の勝利を開いていくのだ」と。
大変な中で、勝利の活路を開いてこそ、リーダーである。同志の期待に応えていくのである。

◎「青年・勝利の年」の一年間、皆さまの温かなご愛読、有難うございました。
明年はテーマの如く「創価完勝」の一年にしていきましょう(^^♪
そして、来年も皆さまにとって素晴らしい年でありますように、m(__)m

2009年12月30日水曜日

2009.12.30 わが友に贈る

新聞休刊日

佐渡御書 P960
日蓮は過去の不軽の如く当世の人人は彼の軽毀の四衆の如し人は替れども因は是一なり、父母を殺せる人異なれども同じ無間地獄におついかなれば不軽の因を行じて日蓮一人釈迦仏とならざるべき

◇希望の明日へ
上から教えているだけでは、本当の人材は育たない。ともに"作業服"を着る思いで、一緒に働き、生活していくところに、人は育っていく。

☆創立80周年記念新時代第35回本部幹部会でのスピーチ
ゲーテが生涯をかけて挑戦し続けた、教育の発展も、文化芸術の興隆も、福祉の政治も、そして人類の平和と幸福も、その根幹には、正しき生命観・生死観の確立がなければならない。
これが21世紀の焦点であります。
私たちは、「常楽我浄」の生命哲学の旗を高く掲げたい。

わが使命の戦野に躍り出たならば、勝たなければ損である。
何のために生きているのか。何のために仏法があるか。
それを胸に刻んで、「断じて負けるな!」と申し上げたい。
私の青春時代、師匠である戸田先生にゲーテの詩をお聞かせ申し上げた光景は、今も心に鮮やかです。
先生の日々の薫陶は、正義が勝ち栄える社会を築きゆくためでありました。

悲しみの道ではなく、喜びの道を、そして正しい道を、まっすぐに進むのだ。
「臆することなく起って進め、
世の人々はためらい惑うとも。
気高い者が明知と勇気をもって事にあたれば、
すべてのことは成就するのだ」

きょうの式典のことは、ゲーテの詩歌とともに、皆、一生涯、忘れないでしょう。

◎大掃除!大掃除!!今年の汚れは今年のうちにと、頑張らねば...(^^♪

2009年12月29日火曜日

2009.12.29 わが友に贈る

全国、全世界の
偉大な同志に感謝!
創価完勝の明年へ
師弟の黄金の日記を
共々に綴りゆこう!

立正安国論 P26
蒼蝿驥尾に附して万里を渡り碧蘿松頭に懸りて千尋を延ぶ

◇希望の明日へ
真剣な人のもとから、人材は育っていく。真剣さのない人間教育などはありえない。

☆創立80周年記念新時代第35回本部幹部会でのスピーチ
ゲーテに学ぶ第3は、「永遠に勝利の大生命を開きゆくこと」であります。
人間らしく、自分らしく、大いに羽はたいていける土台をつくらなければならない。
ゲーテは、「われわれの精神は、絶対に滅びることのない存在であり、永遠から永遠にむかってたえず活動していくものだ」と語っている。
生命は永遠である。
ゲーテの洞察は、仏法に近かった。
ともあれ、わが壮年部の皆さん!
ゲーテのごとく、師子となって戦ってもらいたい!
若々しく、はつらつと!
青年たちのために、心を尽くすのだ。婦人部・女子部に最大に感謝していくのです。
皆のために働けば、気持ちがいい。健康にもいい。
最前線の友の意見によく耳を傾けながら、一段と頼りにされ、信頼される名指導者になっていただきたい。

いかなる苦難があろうとも、大宇宙の法則に則って、正義の道を開き、人々の幸福を祈り、今を真剣に生ききっていく。その生命は、生死を超えて、歓喜に躍動するのです。
太陽が輝いて全世界を照らすように、永遠の大歓喜に生命が包まれる。その原動力が仏法です。

大歓喜の人生を生きよう!
戦おう、大いなる希望のために!
自分らしく、自分の夢のために生ききって、素晴らしい毎日を送るための信仰です。

2009年12月28日月曜日

2009.12.28 わが友に贈る

婦人部の皆様の
勇気と団結で
広宣流布は大前進!
輝ける明年へ
強き祈りから出発!

法華経題目抄 P947
妙とは蘇生の義なり蘇生と申すはよみがへる義なり

◇今週のことば
尊き真心の奮闘を
十法の諸仏も讃嘆。
さあ創立80周年だ。
元初の旭日の勢いで
勝利 勝利 勝利あれ!
2009年12月28日

◇希望の明日へ
永遠の広布の発展と学会の前進にあって、そのカギを握るのは"人材"にほかならない。未来後継の俊逸をいかに育て、陸続と輩出していくか。ここに、もっとも重要な課題がある。そのために、青年部、未来部の活動をさらに充実させ、会合もいちだんと有意義なものへと充実させていくことが大切であろう。しかし、それだけで、"事足れり"としてはならない。むしろ、若き純真な心に確かに刻印されるのは、小人数の懇談での、先輩の何気ない人生の指針であり、信心の励ましの言葉である。だれもが多くの先輩からそのように育てられてきた。お茶を飲みながらでもよい。雑談の折でもよい。何らかの人間的な触れ合いのなかで、信仰者として、また後継者としてのあり方を教え、全力で励ましていくことが肝要なのである。

☆創立80周年記念新時代第35回本部幹部会でのスピーチ
ゲーテから学ぶ指針を3点

第1は、「対話」であり、「友情」であります。私たちでいえば、友の幸せを願い、正義と真実を語り抜く「折伏」に通じるでしょう。
勇敢なる「対話」の人こそ、創価のリーダーである。
そして、リーダーならば、同志が本当に喜び、心から安心できる、そういう展望を示していくことです。
権力でもなく、利害でもない、大誠実で築かれた心の友情ほど強いものはありません。
「若き創価のゲーテたれ!」
ゲーテは、実践も強い。頭もいい。知性と行動、その両方が優れている。これが本当の人間王者です。

ゲーテに学ぶ第2は、「人間革命の前進」であります。
人間は限りなく向上できる──これこそ、仏法とゲーテが目指しゆく「人間革命」の軌道にほかならない。
大事な一点です。
わが胸中の太陽を輝かせながら、どこまでも強く、明るく、晴れやかに、喜びの光を広げていくのです。
一人ももれなく、幸福になるのです。
大切なことは、悩みにぶつかった時に、相談できる人、信頼できる人をもつことです。
愚かであってはならない。つまらないことで、苦しんではいけない。何でも、ご両親や先輩、友人に相談しながら、賢明なる青春を送ってほしい。

2009年12月27日日曜日

2009.12.27 わが友に贈る

配達員の皆様
1年間ありがとう!
尊き歩みを陰で支える
ご家族の皆様にも
心から感謝!

乙御前御消息 1221
抑一人の盲目をあけて候はん功徳すら申すばかりなし、況や日本国の一切衆生の眼をあけて候はん功徳をや

◇希望の明日へ
たいていの植物はそうであろうが、手入れを怠ると姿も悪くなり、伸びるものも伸びなくなってしまう。"人材育成"も同様である。放任しておいて、自然のうちに育つものでは決してない。
リーダーは、全組織を、また一人一人を、丹念に愛情込めて見守り、全力を注いでいかなければ、人材は育たない。また、停滞と安逸を許す雰囲気が一部にでもあれば、やがて全体がそういう雰囲気になり、向上への意欲を失い、健全な成長と発展を止めてしまう。

☆創立80周年記念新時代第35回本部幹部会でのスピーチ
未来部の皆さんは、学びに学んで、親孝行をしてください。
親に苦労させたり、苦しめたり、悲しい思いをさせてはいけない。
いろいろあるだろうけれど、どんな親であっても、心の中では子どものことが心配でならない。皆さんのことが一番大切なのです。その心が分からないといけない。
親に喜んでもらうのです。ほっとさせ、安心させてあげるのです。
そのためにも、皆さん方は、言葉を大切にしていただきたい。はっきりと言葉に表してこそ、心の思いは相手に伝わっていく。皆さんの言葉と態度が大事です。それは、何よりも価値があるのです。
親の言うことには、「ハイ!」と返事をする。それができるのが、大きな心の人だ。

どんな場所でも勉強できる、大境涯を開いていける。
ゲーテは"優れた師に学び、さらに発展させよ"と教えた。ゲーテ自身も、そうでした。
彼は"偉大な師匠を見つけよ。その人に学ぶことが、一番大事なのだ"と示唆しております。

きょうは海外の同志の皆様、本当にご苦労さま!ありがとう!
本当に、本当にありがたい方々である。
はるばる遠くから、大変な苦労をして来てくださったのである。
尊い志の同志に対して、幹部が「よくお越しくださいましたね!」と心を込めて迎えるのは当然のことです。

◎二泊三日で箱根に行ってきました。美味しい料理、素敵な宿、綺麗な気色と大自然...いいですね旅行は。体も心の疲れも温泉でリフレッシュでき、来年に向けGo!!

2009年12月26日土曜日

2009.12.26 わが友に贈る

「友にあふて礼あれ」
古き友人を大切に!
新しき出会いを結べ!
宝の友情を広げゆく
有意義な年末年始を。

佐渡御書 P958
心は法華経を信ずる故に梵天帝釈をも猶恐しと思はず

◇希望の明日へ
「無学は闇、学は光」とは、牧口先生がよく口にされていた言葉の一つである。御書を学ぶとともに、世間のすべての道理を学んでいくことが、自分自身の力を輝かせていく源となる。
また、仏の別名を「世雄」というが、仏法を持ったリーダーは、社会にあっても力ある人材として活躍していかねばならない。

☆創立80周年記念新時代第35回本部幹部会でのスピーチ
初代会長の牧口先生は、誤った思想を奉じて戦争を遂行した軍部政府に、真っ向から反対して投獄され、獄死されました。
第2代会長の戸田先生も、牧口先生にお供して、2年間の獄中生活を強いられました。
この獄中で、牧口先生の死を知らされた戸田先生は、独房の中で、ただ一人、涙にかきくれました。
そして、「必ずや牧口先生の仇を討つ!」と心に誓い、出獄後、平和への大闘争に立ち上がっていかれたのです。
ここに創価学会の師弟の原点があります。
こうした生死を越えた経験を通して、恩師の戸田先生が、弟子の私に何度も教えてくださったことがあります。それは、次のようなことでした。
「どんなに立派な肩書を持った人であろうとも、人間は人間である。相手の立場や地位を見て、ペコペコと頭を下げたりしてはならない」
「人間にとって大切なのは、いかなる思想を持ち、いかなる行動をしているかだ。
ゆえに人類最高の思想を学び、人々の幸福のために行動している創価の青年は、どんな人に対しても、胸を張って、堂々と、わが信念を語っていくのだ」
「一番大事なのは民衆である。創価学会は民衆の団体だ。青年が主体である。
ゆえに、どんな時も強くいけ! 勇気! 勇気だ!」
と。
民衆こそ王者です。若き皆さんには、恐れるものなど何もない。
勇気をもって、希望をもって、朗らかに、また堂々と、わが胸中の正義を叫び抜いていただきたい。

2009年12月25日金曜日

2009.12.25 わが友に贈る

「願くは我が弟子等・
 大願ををこせ」
目指すは最高峰だ!
大きな目標が
大きな人生をつくる。

頼基陳状 P1155
涅槃経に仏最後の御遺言として「法に依つて人に依らざれ」と見えて候

◇希望の明日へ
巣立ちゆこうとする小鳥は、森も空も雲も雨も、みな悩みと感じるかもしれない。小さな胸は不安と恐れでいっぱいであるに違いない。しかし、雄々しく育った大風にとっては、それらは何の悩みでも恐れでもなくなる。
人間も、人生もまた同じである。ゆえに大切なのは、自分自身が大鳳へと成長することである。自らを鍛え、自らを磨き、自ら学びゆくことである。その要の一点を避けて、他人の姿に惑い、また環境を嘆いても、真実の人生の完成もなければ勝利もない。むしろ悩みは深まるばかりであろう。

☆創立80周年記念新時代第35回本部幹部会でのスピーチ
オステン博士は、ゲーテの報恩の心を通して、「感謝の念をもって生きるとき、はじめて生命は意義深いものになる」と強調しておられます。
仏法でも報恩を説きます。まさしく博士の主張は人生の法則に則っておられます。
人間の道に背く恩知らずを許してはならない──それがゲーテの心でありました。
ここで私たちは、大変に母思いであり、母を大切にしたゲーテを見習って、世界の偉大な母たちに敬意を表し、「婦人部の皆様、ありがとう!」と心からの感謝を捧げてまいりたい。
お母さんを大事にするのです。それを忘れてはいけない。
特に若い皆さんに、そう申し上げておきたい。

2009年12月24日木曜日

2009.12.24 わが友に贈る

慌ただしい年末
戸締まり・火の元は
声を出して確認!
ひったくりにも注意を。
油断大敵を心せよ!

佐渡御書 P957
外道・悪人は如来の正法を破りがたし仏弟子等・必ず仏法を破るべし師子身中の虫の師子を食

◇希望の明日へ
役職がどうあろうと、家庭にあっては、どこまでも親は親であり、子どもは子どもである。兄は兄であり、弟は弟である。夫には夫の務めがあり、妻には妻の使命がある。家庭には家庭のルールがある。会社でも自分の立場で使命を果たさなかったら、相手にされない。どんなに"自分は学会の部長だ""支部長だ"と威張っても、会社には会社のルールがある。当然のことである。
信仰しているゆえに、他の人よりも「よき社会人」として輝く。それが本当である。家庭でも、根本は同じである。信仰しているがゆえに「よき父」「よき夫」となる。「よき母」「よき妻」となる。「よき娘」「よき息子」となっていく。
そう努力し、向上していく。その「振る舞い」に信仰の実質がある。

☆創立80周年記念新時代第35回本部幹部会でのスピーチ
よき人は、よき人とつきあっている。偉大な人は、偉大な人を離さないものです。

どんな分野であれ、「一流」に触れさせる意味は大きい。
きょうのこの会場にも、お子さんをもつ親の方々がおられるでしょう。
子どもにゲーテのことを語れば、「お父さん、すごいな!」と尊敬される。
頭ごなしに「こうしなさい」「ああしなさい」というだけでは、子どもも嫌になる。それよりも、よき刺激を与えることだ。偉大なものに触れてこそ、目が開かれるのです。
本来、仏法は普遍の英知を説いている。ゲーテに学ぶことが、最も価値ある人間の道に通じていくのです。

冷たい雹が降っても、青年は、ひるまない。ワイマールの都から遠く離れた、悩める無名の友のもとへ、青年は森を抜け、山を越えていきました。
一人を励ますために走った、この若き指導者こそ、私たちの敬愛するゲーテなのであります。
大変な中を、ただ友のためにと行動する。学会の活動、仏法の修行も同じです。
こういう人が偉くなるのです。このことを忘れないでいただきたい。
自分は苦労を避けて、楽ばかりしている人が、偉大になるわけがない。
一番貧しい中で、一番大変な中で、一番陰で戦った人こそが、本当に偉大な人間になるのです。
ゲーテは叫んだ。
「人間よ気高くあれ」
ちょっとしたことで落ちこんだり、すぐにくたびれて、だらけたり、意気地なしになったりしてはいけない。
"気高くあれ! グッと胸を張れ!"──これがゲーテの心でありました。
彼は、こうも言う。
「進んで人を助け善であれ!」
学会活動、仏法の精神にも通じる言葉です。
そして、「正しいことを つねに倦むことを知らずおこなえ」

2009年12月23日水曜日

2009.12.23 わが友に贈る

誰が見ていなくとも
地道に友と語り
友を励まし
友に慕われる
心の王者の人生たれ!

生死一大事血脈抄 P1337
過去に法華経の結縁強盛なる故に現在に此の経を受持す、未来に仏果を成就せん事疑有るべからず、過去の生死・現在の生死・未来の生死・三世の生死に法華経を離れ切れざるを法華の血脈相承とは云うなり

◇希望の明日へ
組織に役職があるのは、成仏という絶対の幸福へと、一人ももれなく、まっしぐらに前進するためである。皆が安心し、希望をもち、伸び伸びと信心し、成長していくためである。強い団結をもって、民衆の幸福を妨げる魔との戦いに、ことごとく勝利するためである。その意味で、妙法を教えて「人を幸福にする」ことこそ目的であり、組織や役職は、そのための手段である。

☆御書と師弟 妙法の陰徳陽報
かくれたる事のあらはれたる徳となり候なり』(P1171)。
「内薫外護」とは、私たちの生命に内在する仏性が内から薫発し、外から自分を守り助ける働きとなることをいいます。つまり「陰徳」によって自身の仏性を輝かせることで、必ず外護の働きを招き、「陽報」を現していくことができるのです。
妙法の「陰徳陽報」とは、自らの内なる一念の力で、外界の状況も揺り動かして勝っていく「生命の法則」なのです。
戸田先生は言われました。
「妙法の功徳は目に見えないうちに大きくなってくる。胸に植えた仏の種は必ず大樹になる。いったん、そうなってしまえば、その時には"もう功徳はいらない"と言っても、どんどん出てくるんだ」

「陰徳陽報」の妙法は、究極の希望の力です。勝利の力です。
何があっても題目を唱え抜きながら、永遠に崩れざる幸福の大境涯を開き切っていく。祈りは「宝刀」です。これに優る陰徳はありません。これが、妙法の「陰徳陽報」です。

陰で苦労する人に、最敬礼して感謝と労いの声をかける。喜びが広がり、力は倍加する。ここに、創価の世界があります。

2009年12月22日火曜日

2009.12.22 わが友に贈る

「ほむれば
弥功徳まさる」
広宣の勇者、万歳!
本年の大健闘を
全員で讃え合おう!

四条金吾殿御返事 P1151
だんなと師とをもひあわぬいのりは水の上に火をたくがごとし

◇希望の明日へ
役職が上がるのは、「いぼる」ためでは断じてない。よりいっそう、「会員を守る」ためである。また、より強く「仏敵と戦っていく」ためである。ゆえに「戦えない」臆病な人間であっては、リーダーとはいえない。たとえ役職があっても、それは「形式」であり、"信心"ではない。そして成仏は、ただ"信心"で決まる。

☆御書と師弟 妙法の陰徳陽報
学会活動に徹し抜いた功徳は絶大です。その功徳は、足し算ではなくて、いわば掛け算のように溢れ出てくる。これが一念の力であり、妙法の法則であり、勝利の方程式です。広布の責任を担い立つ行動は計り知れない威光勢力を広げます。

「陰徳陽報」とは、真面目に生きゆく人々の切実な願望であったといってよい。現実は複雑であり、健気な努力が報われない場合があまりにも多いからです。まして、人々の生命が濁った時代は、むしろ正義の行動が反発される。陽報が現れない。ここに人間社会の宿命的な矛盾がある。
これに対して、妙法を根底とした「陰徳」は必ず「陽報」となって輝きます。仏法には「内薫外護」の法理があるからです。

2009年12月21日月曜日

2009.12.21 わが友に贈る

小事が大事である。
大ざっぱは油断!
準備不足は慢心!
仕事も学会活動も
事前の準備を怠るな。

持妙法華問答抄 P465
されば持たるる法だに第一ならば持つ人随つて第一なるべし

◇今週のことば
根本は題目である。
手段に流されるな!
まず祈りから始めよ。
「法華経の兵法」で
信念を勝ち開け!
2009年12月21日

◇希望の明日へ
学会の幹部でいえば、役職も何も捨てた、裸一貫の信仰者として、どれだけ「人格」と「力」が光っているか。「信力」「行力」、「教学力」「指導力」、社会常識、信心即生活の現実の姿。そして何より、どれだけ真剣に広布に尽くし、法に尽くし、仏子に尽くしているのか。人と会うときも、役職等をかなぐり捨てた、一個の自分として大誠実で接するべきである。その時に、真の迫力、説得力、明快さが必要となり、鍛えられてくる。自分の本当の力が磨かれる。ゆえに、役職等が安易に通用しない外交戦を重ねることが不可欠の修行となる。地道な弘教、家庭指導をしていない人は、どんなに組織の表面で華やかに目立っていようとも、やがて人々の信頼を失っていくであろう。何より自分自身の人生が行き詰まっていくに違いない。

☆御書と師弟 妙法の陰徳陽報
仏法の陰徳は「心」で決まる。「心」で耐え抜く。「心」で開く。そして「心」で勝つのです。まさに「心こそ大切なれ」です。
ただ、その心というものは、すぐ縁に紛動され、揺れ動いてしまう。だからこそ、師の言われる通り仏道修行に励み、師の心にわが心を合致させていく。この不二の結合から、金剛不壊の仏の力が生まれるのです。

師弟の労苦に、少しも無駄はありません。全部、不滅の宝となり、栄光となっていきます。
大変であればあるほど、自分が率先して祈り動く。誰よりも苦労して、勝利を開いてみせる。その決定した「不惜身命」の信力・行力に、偉大な仏力・法力が現れるのです。
広布も人生も真剣勝負です。

2009年12月20日日曜日

2009.12.20 わが友に贈る

「守る会」の皆様
1年間ありがとう!
宝城を荘厳しゆく
気高く美しき心に
妙法の福徳は燦然!


妙密上人御消息 P1237
人に食を施すに三の功徳あり・一には命をつぎ・二には色をまし・三には力を授く

◇希望の明日へ
学会の役職等は、ある意味で仮の姿である。その人の偉さと幸福を決めるのは、当人の生命の「力」であり、広宣流布への「信心」である。何の栄誉も、脚光も求めず、黙々と"わが広布の砦"を守って生きぬいてきた人々が全国、全世界に、たくさんいらっしゃる。有名でもない、大幹部でもない、華々しい活躍の姿もないかもしれない。ただ法のため、友のため、地域のたれに、光の当たらぬ場所で、くる日もくる日も、心をくだき、足を運び、"砦"の守り手として生きてきた。愚直なまでの私心なき信心の姿である。そういう人々の力で、今日の世界的な学会がある。大聖人の正法の興隆がある。このことを、だれ人も永遠に忘れてはならない。

☆御書と師弟 妙法の陰徳陽報
此れ程の不思議は候はず此れ偏に陰徳あれば陽報ありとは此れなり』(P1180)──これほど不思議なことはない。まったく陰徳あれば陽報ありとは、このことである──
中国の古典『淮南子』に出てくる言葉です。
「陰徳」とは、人の知らないところで積んだ徳をいいます。
「陽報」は、目に見える具体的な結果を表しています。

私たちにとって「陰徳」とは、人が見ていようがいまいが、勇気ある信心を貫き、真剣に誠実に智慧と力の限りを尽くしていくことです。「陽報」は、自ずとついてくるのです。
いつ現れるか。それは、わからない。けれども絶対に、陰徳は陽報となって現れる。これが、「冬は必ず春となる」という仏法の法理です。

2009年12月19日土曜日

2009.12.19 わが友に贈る

受験生、頑張れ!
学は光なり。
努力は宝なり。
尊き全未来部員の
健康と勝利を祈る!

立正安国論 P30
早く天下の静謐を思わば須く国中の謗法を断つべし

◇希望の明日へ
いかなる幹部であっても、それが名前だけであり、無責任であれば、むしろ罪をつくってしまう。いわんや信心を利用し広布の組織を利用して、自身の名利を得ようとするなど、その心自体がすでに地獄界の心である。
広宣流布への責任をもって、ある時は苦しみ、悩みながら、労を惜しまず、色心を燃やし、用いていく。それは確かに大変であるけれども、責任が大きい分だけ、生命の中に仏種が大きく育ち、豊かに欄熟していくのである。三世永遠にわたる「不壊の幸福」の当体になっていく。
ゆえに中途半端であってはならない。不惜身命が信心の骨髄である。その真の「信伏随従」によって、生命を妙法に染めきっていってこそ、成仏という無限の大功徳がある。

☆御書と師弟 妙法の陰徳陽報

陰徳の
 労苦に励みし
  皆様は
 必ず幸の
  陽報あるかな

朝、手にする聖教新聞から伝わってくるのは、寒風を突いて配達してくださっている「無の友」の真心の温もりです。
創価班、牙城会、王城会、白蓮グループ、香城会、白樺会・白樺グループ、会館守る会、創価宝城会、サテライトグループ、設営グループなど、青年部、壮年・婦人部の皆様のご尽力にも、心より感謝申し上げます。また、各種会合の役員の方々には、この一年も本当にお世話になりました。
さらに新聞長、教宣部、書籍長、文化長、統監部、民音推進委員等、広宣流布を大きく開拓してくださっている皆様方。そして儀典長、儀典委員の皆様、本当にご苦労様でございます。
未来部育成部長、21世紀使命会をはじめ、大切な大切な人材を育む皆様方が、厳しい社会情勢のなか、どれほど奮闘してくださっていることか。
私は、各地の誉れの一人一人に、直接お会いして、御礼をお伝えする思いで、今回の御文を拝してまいります。

2009年12月18日金曜日

2009.12.18 わが友に贈る

「恩みやづかいを
 法華経とをぼしめせ」
仕事で苦闘する友を
大聖人は御照覧!
君よ断じて負けるな。

四条金吾殿御返事 P1136
受くるは・やすく持つはかたし・さる間・成仏は持つにあり、此の経を持たん人は難に値うべしと心得て持つなり

◇希望の明日へ
私も地区部長(当時・地区委員)、支部長代理を経験した。男子部では、斑長も部隊長もやった。教学でも助師、講師と務めてきた。戸田先生は、決して私を、一気に高い役職につけることはされなかった。それは、組織の第一線で、一つ一つきちんと戦っていくことが基本であり、その地道な活動のなかでこそ信心は磨かれ、深められていくことを教えようとされたからである。

創価班牙城会白蓮Gの皆様、本年もありがとう 向上と勝利の青春、万歳

2009年12月17日木曜日

2009.12.16 わが友に贈る

寒さが本格化。
凍結した道路での
転倒や交通事故に
くれぐれも警戒を!
絶対無事故を祈る。

諫暁八幡抄 P588
南無妙法蓮華経と申す人をば大梵天・帝釈・日月・四天等・昼夜に守護すべしと見えたり

◇希望の明日へ
"自分は幹部だから""役職が上だから"後輩の言うことを聞く必要はない、などというのは本末転倒である。どこまでも信心が根本である。組織上の立場をすべての基準とする生き方は、正しき信心の姿勢ではない。

☆随筆 人間世紀の光 No.212 我らの「大座談会運動」
座談会は「地域に開かれた広場」である。
座談会から、どう社会で勝利を開いていくことができるのか。一人の信仰者として、次の座談会までに、どれだけ前進と勝利の実証を示していけるのか。
リーダーも、副役職の方も、担当幹部も、座談会を軸に据えて、個人の日々の戦い、同志の家庭指導に力を注いでいくことが肝要となる。わが後継の男子部、女子部、学生部の皆さんも、大いに活躍してもらいたい。
会合の成功だけでなく、当日までの地道な実践が勝負である。
個人指導、対話の拡大、地域・社会での実証、当日の座談会の充実──座談会に連動したダイナミックな"幸福勝利のリズム"が「大座談会運動」の本質ともいえよう。
この生命錬磨の連続作業のなかに、学会永遠の指針に示された、「各人が幸福をつかむ信心」も、「難を乗り越える信心」も、「絶対勝利の信心」も、厳然と一人ひとりの胸中に打ち立てられていくのである。
そして、座談会に集えなかった友には、より懇切な励ましを尽くす。座談会場を提供してくださる同志には、心から感謝の言葉をかけていく──こうした誠実一路の振る舞いも、新時代の「大座談会運動」の要諦であることを忘れまい。
もう一点、近隣への丁寧な心遣いをお願いしたい。社会の中の座談会だ。自己満足ではいけない。
駐輪・駐車や、屋外での無遠慮な私語などで、周囲に迷惑をおかけしては、なんのための座談会か。
戸田先生は教えられた。
「座談会は、慈愛に満ちあふれた、この世で一番、楽しい会合にしたいものだ」
「社会が不安で殺伐であればあるほど、絶対に明るい、自信と勇気に充ち満ちた座談会にするのだ」

2009年12月16日水曜日

2009.12.16 わが友に贈る

「私は断じて勝つ!」
この決意が大事だ。
勝つと決めた一念から
偉大な智慧と勇気が
和気いづるのだ。

辧殿尼御前御書 P1224
日蓮其の身にあひあたりて大兵を・をこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし

◇希望の明日へ
役職は、あくまで一次元の方便であり、信心こそ肝要なのである。それを勘違いして、人事のたびに一善一憂したり、慢心や妬みを抱くようでは、あまりに浅はかである。それでは、せっかく途中まで成仏の軌道を歩みながら、自身の卑しい心ゆえに、結局はその軌道を踏みはずしてしまうことになってしまう。

☆随筆 人間世紀の光 No.212 我らの「大座談会運動」
「小さな集い」には人の心を変える力がある。
「小単位発」──これが最も地味にして、最も強力な勝利の源流なのである。
私の平和の大闘争も、座談会から始まった。

「座談」の「談」の字には「炎」が躍っている。
心が燃えてこそ、座談も熱をもつ。
さあ、広布への情熱に燃えた「大座談会運動」の勢いで、自らが「人間革命」しながら、「創価完勝」の突破口を開こう!
青年部よ立ち上がれ!
婦人部よ朗らかに!
壮年部よ勇んで集え!

混迷の社会の暗雲を振り払い、勝利の凱歌を響かせていくのだ!
輝ける創立80周年は、座談会とともに勝つ!

◎MinnieLove's blog(http://pub.ne.jp/MinnieLove/) 祝!60,000アクセス(^^♪

2009年12月15日火曜日

2009.12.15 わが友に贈る

振り込め詐欺や
言葉巧みな誘いに
厳重注意せよ!
まず確認・相談だ!
「百千万億倍」の用心を。

四条金吾殿御返事 P1169
きたはぬ・かねは・さかんなる火に入るればとくとけ候、冰をゆに入るがごとし、剣なんどは大火に入るれども暫くはとけず是きたへる故なり

◇希望の明日へ
支部長、支部婦人部長は、第一線の友にとって、もっとも大切な依情依託の存在である。ゆえに「あの支部長の信心の励ましで、自分の人生が決まった」「あの婦人部長の真心の激励で、私の"幸福の大道"への歩みが決まった」といわれ、讃嘆される一人一人であっていただきたい。私も、青年部当時は、斑長も務めた。また支部長代理にも就いた。一つ一つの役職を全うし、それぞれの立場で全力を尽くしながら、今日まで進んできたつもりである。今おかれた立場で、自らの使命に全魂をそそいでいく−−これが、まことの信心であり、幹部としてもっとも大切な姿勢なのである。

☆随筆 人間世紀の光 No.212 我らの「大座談会運動」
座談会があるから、学会は強い。絶対に崩れない。
戸田先生は叫ばれた。
「百万言の耳当たりの良い理論よりも、一つの座談会の実践のほうが、はるかに広宣流布の歯車を回すことになる」

各人の幸福のための信仰であり、座談会も、その一人の信心を触発全員が主役なのだ。
ゆえに担当幹部と中心者の一念が大切になる。
真剣に友の幸福を祈り抜いて集うのだ。事前の準備も大事である。一人ひとりに敬意と感謝の心遣いをしていきたい。
特に、陰で健闘する同志を真心から讃えることだ。
限られた時間では、皆が話せぬ場合も多い。だが、勇気と決意に漲り、和気あいあいと心の通った座談会ならば、誰でも「次もまた来よう!」と満足していけるものである。

2009年12月14日月曜日

2009.12.14 わが友に贈る

新聞休刊日

上野殿御返事 P1566
女子は門をひらく

◇希望の明日へ
兄弟も、夫婦も同様であるが、広布の組織においては「伸が良い」ことが一番大切である。「仲良くしていこう」と思える人は幸せである。「仲良くしていこう」と心を配り、行動していける人は立派である。心がきれいであり、豊かな人である。反対に、仲良くなれない人、楽しい団結を壊す人−−怨嫉の人は、心が狭く、暗い。そういう人は、どこにいても同じように振る舞う。家庭でも、世間でも、皆から嫌われていくものである。

☆随筆 人間世紀の光 No.212 我らの「大座談会運動」
「魔の出るのが法則」、そして、「魔を恐れてはならない、従ってはならない」と。
広宣流布と宿命転換の戦いには、必ず三障四魔が競い起こることを厳然と教えていかれたのである。

いかなる時代、いかなる社会になろうとも、学会は座談会を根幹に邁進する!
これが、創立の父の烈々たる信念であった。
この先師の心を、恩師・戸田城聖先生が寸分違わず受け継がれたのである。

「学会再建と発展の軌道はこの座談会の地道なそして粘り強い開催をもって描かれた」
座談会は、「創価興隆の原点」である。生気溌剌たる座談会の勢いがあるからこそ、我らの前進も、拡大も、勝利も生まれるのだ。

◎昨日、御本尊授与が2件ありました。1件目は地区婦の娘さんが結婚を機に授与、もう1件は未来部を担当した時の子が友人に授与、本当におめでとう!素晴らしい!!

2009年12月13日日曜日

2009.12.13 わが友に贈る

いきいきと
人生を生きよ!
これが大文豪の教え。
「歓喜の中の大歓喜」
これが我らの人生だ

御義口伝巻上 P725
今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と信受領納する故に無上宝聚不求自得の大宝珠を得るなり信は智慧の種なり不信は堕獄の因なり

◇今週のことば
我らの座談会は
生命のオアシス。
皆の健闘を讃えよ。
青年が真っ先に!
いざ 人材の拡大を!
2009年12月13日

◇希望の明日へ
勝利のカギは、何といっても団結である。"団結していこう、仲良くしていこう"という人は、生々世々、皆から守られる福徳の人となる。団結を破る人は、結局は、自分の福運を破っている。

☆随筆 人間世紀の光 No.212 我らの「大座談会運動」
友と友が相互に尊敬の眼差しを交わす麗しき集い。それが、私たちの誇り高き学会伝統の座談会である。

この大聖人の御心に直結した座談会には、他者を冷笑する無慈悲はない。人を抑圧する権威主義もない。差別もない。感傷もない。
いかなる苦悩があろうとも、"誰もが幸せになる権利がある""絶対に幸福になれる"と確かめ合う、温かい「人間尊敬」の励ましと信頼が光っている。
座談会は、人種や民族、宗教の差異、社会的立場の相違を超え、苦しみも楽しみも、皆が分かち合う、人間共和の故郷なのだ。

2009年12月12日土曜日

2009.12.12 わが友に贈る

掉尾を飾る座談会
会場提供者の皆様に
感謝の大拍手を!
家族、近隣への配慮も
いざ明年へ出発だ!

新池御書 P1443
此の経の信心と申すは少しも私なく経文の如くに人の言を用ひず法華一部に背く事無ければ仏に成り候ぞ

◇希望の明日へ
同志は妙法の"兄弟"である。ある意味で、肉親の兄弟以上の、永遠の兄弟である。決して"不和"などあってはならない。「団結」こそが、広宣流布の力である。伸良き「団結」のなかに、妙法は生き生きと躍動する。大功徳も現れるのである。

△荘厳な朝を走る無冠の友皆様ありて創価は大前進健康で無事故の日々を!

2009年12月11日金曜日

2009.12.11 わが友に贈る

使命深き支部長
支部婦人部長の皆様
励ましの太陽と輝け!
「其の国の仏法は貴辺に
まかせたてまつり候ぞ」

立正安国論 P31
蘭室の友に交りて麻畝の性と成る

◇希望の明日へ
戦いは勢いである。孤独になっては勢いは出ない。ますます心が沈んでしまう。これまでも連携をとれない、また連絡をとらない人の多くは、退転し堕ちていった。大変なときこそ、互いに声をかけあい、励まし、はめたたえあう−−そこに勢いが生まれる。愉快になる。爽快になる。明朗になる。勝利へのリズムが生まれる。

☆代表協議幹部会でのスピーチ
真実は、伝わってこそ価値を生む。実行してこそ、よりよき世界をつくっていける。

広宣流布という偉大な使命を果たしゆく人生が、どれほど素晴らしいか。
いよいよ、勝負の時である。
喜び勇んで、前進しよう!

広宣流布の大願へ、身命を借しまず、正義を叫ぶ。ただただ、師の仰せの通りに戦い抜く──。これが、学会の永遠の魂である。

自分自身を、また家族、兄弟、親戚を、幸福へと引っ張っていくために戦おう!
戦いというのは、時として、「勝利」の中に「敗北」の因があり、「敗北」の中に次の「勝利」の因があるものだ。
そして最後に断固として勝つのだ。
最後まで信心し切った人は、生々世々、大功徳に包まれ、子孫未代まで栄えていくのである。
これが大聖人の仰せである。絶対に御書に間違いはない。

◎うちの支部長・支部婦人部長にも、感謝、感謝(^^♪

2009年12月10日木曜日

2009.12.10 わが友に贈る

「うれしきかな」
「悦ばしきかな」
広布に戦う人生は愉快!
今日も元気に
歌声高く前進だ!

四条金吾殿御返事 P1149
日蓮をたすけんと志す人人・少少ありといへども或は心ざしうすし・或は心ざしは・あつけれども身がうごせず・やうやうにをはするに御辺は其の一分なり・心ざし人にすぐれて・をはする上わづかの身命をささうるも又御故なり

◇希望の明日へ
学会員は皆、広布の同志である。ゆえに何があっても仲良く、「苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経」(P1143)の信心で進みたい。この団結の前進にこそ「世界広宣流布」を教えられた御本仏の御精神にかなった姿がある。

☆代表協議幹部会でのスピーチ
人生も、社会も、勝負は厳しい。
しかし、勝たなければ、後に続く世代の道も閉ざされてしまう。懸命に戦う最前線の闘士に、悔しい思いをさせるだけだ。最後に勝つための仏法である。

時を待つのではない。
動きに動いて、勝利の時を創るのだ。
広宣流布の前進において、本陣のリーダーの責任は、あまりにも大きい。
戸田先生は、厳として言われた。
「最高幹部は、全会員に仕えるのだ。率先して打って出るのだ。
二百倍、三百倍の労力を費やして、完璧な勝利の道を開くのだ。
それが、創価の師弟の精神だ」
頑張ろう!
仏法は勝負である。
健気な女子部や、後輩たちのために、先頭に立って道を切り開く──それが、将たる者の使命である。
先生は、こうも叫んでおられた。
「臆病な幹部はいらない。
本当に、一緒に広宣流布をしよう、大聖人の仏法を広めよう、不幸の人を救おうという心を失った幹部は、学会から出ていってもらいたい。こういう人間には、いてもらっては困る。邪魔になる。不潔になる。学会が濁ってしまう」
リーダーは、いかなる状況にあっても、富士のごとく雄大な心で、晴れ晴れと胸を張って、同志を包み、励ましていってもらいたい。
話し方ひとつとっても、若々しく、歌を歌うような、生き生きとした声で語るのだ。心のこもった声は必ず、相手の胸に入る。

2009年12月9日水曜日

2009.12.09 わが友に贈る

「私が謝ります!」
「私が祈り切ります!」
このリーダーの
師子吼と確信が
勝利の流れを創るのだ

四条金吾殿御返事 P1185
定業の者は薬変じて毒となる法華経は毒変じて薬となると見えて候

◇希望の明日へ
多様性は一つの力である。多様な人々のチームワークが創造性を生み、団結が、柔軟な知恵を生む。そして、多様な個性の総合による創造的な運動こそ、多くの民衆の心をとらえ、大きな波を起こしていくことであろう。ゆえに自由ほど尊いものはなく、団結ほど偉大なものもない。

☆代表協議幹部会でのスピーチ
数多くの顕彰をもって讃えられた、世界一の学会である。すべて皆様の力である。
こうした栄誉は、すべて同志の皆様方に、世々代々に流れ伝わっていく栄光である。これが仏法の光彩である。師弟の誉れである。尊極無上の人生を歩んでいることを深く確信していただきたい。

どこまでも地域に根差し、地域の人々と協力して、地域の繁栄と発展に尽力していく。これが学会のいき方である。

青年が大事だ。青年の活躍で未来が決まる。どうか、悔いのない、最高に価値ある青春時代を送っていただきたい。断じて広布の理想に生き抜いてもらいたい。

大事なことは、「将の将」たるリーダーが、もう一度、本当の学会精神に立ち返って戦うことだ。自分自身が変わことだ。
どこまでも「上」に立つリーダーが本気になって立ち上がることだ。
そうすれば、学会はもう一歩、大きな前進を遂げることができる。

私は対話に走った。世界へ道を開いた。
青年部も、目を世界に開いてもらいたい。
また壮年部の諸君も、私とともに奮い立って一緒に進むのだ。
私に比べれば、皆さんは、まだまだ若い。老け込むには早い。
どこまでも学会とともに生き抜くのだ。
そして、「あの人の励ましによって救われた!」「あの人のおかけで成長できた!」と皆から尊敬され、感謝される一人一人であっていただきたい。

2009年12月8日火曜日

2009.12.08 わが友に贈る

「父母に孝あるべし」
青年よ親孝行で光れ
父母に笑顔を!
感謝の言葉を!
仏法は最高の報恩の道

諫暁八幡抄 P587
涅槃経に云く「一切衆生異の苦を受くるは悉く是如来一人の苦なり」等云云、日蓮云く一切衆生の同一苦は悉く是日蓮一人の苦と申すべし

◇希望の明日へ
夫婦、親子の関係はもちろん、社会や世界においても、調和が極めて重要である。それぞれが特色を保ちつつも、大きく調和していくこと−−仏法でも、調和の価値の大きさを説いている。

☆代表協議幹部会でのスピーチ
きょうは3点、確認しておきたい。
第1に、「リーダーの本分に徹し抜く」。
第2に、「広宣流布の大願に生ききる」。
第3に、「広布の戦には、断じて勝つ」。

ともあれ、まず幹部が動くのだ。自分が動きもしないくせに"他人にやらせよう"という心は、"畜生の心"である。
私は常に、先駆けとなる戦いで、勝利をもぎとった。不敗の原点を胸に刻み、あらゆる戦いを勝ち抜いてきた。
名将になるのだ。青年期に訓練を受けることだ。青春時代に悔いなく戦った人は、どこまでも伸びていける。
"あの人がいれば学会は必ず発展する"と言われる一人一人になってほしいのである。

組織の上の人間が、威張ることなく、皆に尽くす。私は、この方針を、がっちりと貫いてきた。今後も永遠に貫かねばならない。
幹部自身が気取りを捨てて、どこまでも真剣に戦うことである。師匠に心のギアを合わせていくのだ。人も組織も、しっかりと指導を受けたところが伸びていくものだ。

皆が楽しくなり、「よし! やろう」と喜んで決意できるよう、心を砕いていくのがリーダーの務めである。
格好ではない。自分らしく、戦い抜くのだ。そして、わが使命の地域を世界一の幸福の仏国土へと変えていくのである。

指導者は皆を守るためにいる。広宣流布のためのリーダーである。偉くなったように錯覚をしてはいけない。
人を"使う"のではない。尊き仏子に"仕える"のだ。
同志のために、全幹部が師子となって立ち上がっていただきたい!

2009年12月7日月曜日

2009.12.07 わが友に贈る

「一は万が母」
まず一人立て
後は必ず続くものだ。
「広宣流布は私がやる」
これが学会魂だ!

王舎城事 P1138
鎌倉殿の御勘気を二度まで・かほり・すでに頚となりしかども・ついにをそれずして候へば、今は日本国の人人も道理かと申すへんもあるやらん

◇今週のことば
「心の財 第一なり」
創価の我らは
世界一の心の長者だ。
常楽我浄の人生を
晴れ晴れと勝ち開け!
2009年12月07日

◇希望の明日へ
いかなる時代、いかなる組織や団体においても、中心となるリーダーが心を一つに合わせて団結していくとき、皆が持てる力を存分に発揮し、個性や能力を伸ばしながら、勝利へと進んでいけるのである。

☆代表協議幹部会でのスピーチ
偉大なる広布の道を開きゆく同志のために、できることなら何でもして差し上げたい。
これが仏法の指導者の心である。

法のため、人のために尽くしゆく人生は、それだけ辛労も多い。しかし全部、意味がある。
今ある環境、限られた条件の中から、一生懸命、智慧を出し合って、広布を進めていくのだ。
そうやって信心で苦労すれば、苦労した分だけ、諸君の子孫にも必ず功徳が集まっていくのである。
まるで"お伽話"のように聞こえるかもしれないが、生命の次元で見れば、仏法の因果の理法は、すべて真実なのである。
ゆえに、目の前の苦難に、断じて、へこたれてはいけない。
南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり』(P1143)である。
私たちは、南無妙法蓮華経の題目を、思う存分に唱えることができる。実はこのこと自体が、世界一、富める者であることを意味しているのだ。
今、題目を唱えられるという現実そのものが、最高に幸福な境涯なのである。
さまざまな悩みがあり、経済的に大変であっても、真剣に祈り、信心に徹すれば、いかなる宿命をも転換していける。
大切なのは、どこまでも信心根本で生き抜くことだ。

2009年12月6日日曜日

2009.12.06 わが友に贈る

会合時間を厳守!
暗い道を一人で歩かず
早め早めの帰宅を。
「心に深き用心あるべし」
無事故が一切の根本だ

日興遺誡置文 P1618
時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からざる事

◇希望の明日へ
口に異体同心を唱えながら、もっとも大切な仏子を下に見、そのけなげさ、真剣さをよいことに、利用するだけ利用し、社会的地位を得たり、自分は楽をしようというのでは、そこにはもはや信心のかけらもない。権力の魔性に敗れた姿である。創価学会は永遠に、「異体同心」という広布と信心の要諦を忘れてはならない。また、仏子を利用しょうとする悪を見破り、打ち破っていかなければならない。

☆代表協議幹部会でのスピーチ
心を合わせた祈りから出発し、全魂こめて友を励ました。
広布のために、ひとたび師から託されたことは、何があろうと断固として成し遂げる──これが弟子だ。
師弟の心が完璧に一致していれば、何も恐れるものはない。
"肩書ではなく、自分が苦労して真の実力を磨け""一番、大変なところで道を開け"──これが恩師の厳愛の鍛錬であった。それが私の宝となった。すべて、「将の将」を育てるための、先生の布石であった。
不二の決意で立ち上がる、真の弟子がいるかどうか。それが未来永遠の栄光を決する。
青年ならば、いかなる壁をも打ち破る大勇気を持つべきだ。
一人立つ勇気を持つのだ。

勇気と努力で、新たな勝利の突破口を開くのだ。誰かではなく自分が、誉れの弟子として生きて生き抜いていただきたい。

いかなる組織にあっても、要となる人間が賢明であれば、一切無事故で悠々と前進していける。
組織の伸長をはかる「基準」は、「リーダーが成長しているかどうか」──この一点にあるのだ。

2009年12月5日土曜日

2009.12.05 わが友に贈る

大誠実で心を結べ!
大変な時ほど
励まし合うのが友情だ。
何があっても崩れぬ
強き信頼の絆を!

乙御前御消息 P1220
一つ船に乗りぬれば船頭のはかり事わるければ一同に船中の諸人損じ・又身つよき人も心かひなければ多くの能も無用なり

◇希望の明日へ
学会は絶対に官僚主義になってはならない。永遠に、ただ広宣流布を目的とする同志と同志の、団結の姿でなければならない。そこに、学会の永遠の発展がある。皆で円陣を組むようにすれば、あらゆる角度を向き、しかも、あらゆる人が「車」の円形をさらに囲んだ姿を表す。円陣は、あらゆる陣形の基本をなし、もっとも強い形ともいわれている。また、最高の経は円教とも呼ばれ、「円」は完全無欠を表すのである。

☆代表協議幹部会でのスピーチ
戸田先生
「人生の正しい勝利の軌道は一体、何か。それは、まず『勇気』である。次に『努力』だ。それから『勝利』である」
勇気があったから、今の創価学会があるのだ。信心の根本は、勇気である。

すべての勝利は、真剣な同志のおかげである。功徳は大きい。広布のために戦った福運が、子孫末代まで輝き渡ることは、御聖訓に照らして絶対に間違いない。仏法は実証主義なのである。
皆を安心させる振舞は、指導者にとって大切だ。
とともに、同志を守るためには、切れ味鋭く、頭脳が回転していなければならない。

2009年12月4日金曜日

2009.12.04 わが友に贈る

風邪に注意を!
手洗い・うがいを徹底。
疲れをためず
賢明なリズムで
日々前進・日々勝利!

乙御前御消息 P1221
いよいよ強盛の御志あるべし、冰は水より出でたれども水よりもすさまじ、青き事は藍より出でたれども・かさぬれば藍よりも色まさる、同じ法華経にては・をはすれども志をかさぬれば・他人よりも色まさり利生もあるべきなり

◇希望の明日へ
いかなる団体にせよ、志を同じくする同志の集いは強い。この"同志の心"がみなぎっているかぎり、それが隆盛への熱きエネルギーとなる。

☆第10回SGI総会 (1989.10.04)
物事を成し遂げるために大事なのは、人数ではない。役職や立場でもない。心を一つに合わせられるかどうかである。心を一つにする時、そこに確かな未来の建設への「核」が生まれる。
物事が成就しないのは、異体同心の心がないからである。
特に、幹部が"自分は偉い""私はこうなのだ"と思って、他の人と心を合わせていこうとしないのは、自分の"わがまま"にとらわれた姿である。それは、自分の利害のために組織を利用する心になりかねない。妙法の世界では、そのような生き方は絶対にあってはならない。

2009年12月3日木曜日

2009.12.03 わが友に贈る

未来部は一人も残らず
「法華経の命を継ぐ人」
皆で祈り励まそう!
受験生のいる家庭には
最大の配慮と応援を!

四条金吾殿御返事 P1151
賢人は八風と申して八のかぜにをかされぬを賢人と申すなり、利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽なり

◇希望の明日へ
一人一人の「個人」は、小さな存在かもしれない。しかし、それぞれが成長しながら、連帯と信頼の輪を結丸でいくとき、個々の力は絶大なパワーとなり、信じられないような爆発力となっていく。
ゆえに、団結が大切である。とともに、それ以上に"最初の一滴"が大切なのである。"最初の一滴"がなければ、連帯も、拡大も決して生まれないからである。

☆戸田先生「人生も信心も強気でいけ」
私どもの前途には、権力の迫害もあれば、様々な妨害もある。しかし、決して驚くことではないし、恐れる必要もない。信仰ゆえの難であれば、それはむしろ信仰者の誉れであり、大いなる喜びである。少なくとも私は、戸田先生の弟子として、そうした思いで今日まで生きてきたつもりである。
戸田先生は晩年、「人生は強気でいけ。信心も強気でいけ」と指導された。いかなる事態にも、いささかも動ぜぬ強さ、大きさがなければ、広宣の荒波を乗り切っていくことはできない。弱々しい自分では魔も破れない。敵も倒せない。結局、人生の戦いに敗れ、不満の人生で終わる。
ゆえに、この戸田先生の指導を改めて心に刻み、明年へ「強き心」で前進していきたい。
(第24回本幹 1989.12.20)

2009年12月2日水曜日

2009.12.02 わが友に贈る

仏法は「桜梅桃李」
桜は桜 梅は梅
人と比べるのではない
満々たる唱題で
自分らしく咲き薫れ!

阿仏房尼御前御返事 P1308
弥信心をはげみ給うべし、仏法の道理を人に語らむ者をば男女僧尼必ずにくむべし、よしにくまばにくめ法華経・釈迦仏・天台・妙楽・伝教・章安等の金言に身をまかすべし、如説修行の人とは是れなり

◇希望の明日へ
歯車がかみ合わなければ、いくらエンジンを回転させても、力は伝わらない。いかに弓をふり絞っても矢を別の方向に向けてしまえば、的に命中するはずがない。いくら送信機で信号を送っても、受信機の波長が狂っていれば通じない。すべて道理である。中心者に心が合わなければ、全体はもちろん、個人の力も発揮されない。自分勝手な心と振る舞いは、しだいに形式となり権威となる。また保守となり、停滞となっていくからだ。一見、頑張っているようでも、結果が実らない。効果が出ない。それは、中心に心が合わず、いっさいが「空に家を作る」ように空転している証左である。

☆新時代第34回本部幹部会でのスピーチ
時代から時代へ、世代から世代へ、バトンタッチしていくことが大事である。
我らも、後継の人材を育てよう!
人材を育て、伸ばしゆく以外に、真の勝利はない。
人材を出さなければ、真のリーダーではないのである。


南アフリカの人権の闘士、マンデラ元大統領
「世界の苦悩を取り除く力は、まさに、君たち青年の世代の手中にあるのです」
「より輝く未来に向けて道を示す星のごとく、青年こそが、自らの運命と未来の作者となれ!」

戸田先生
「難が来たら喜ぶのだ。その時が、信心の踏ん張りどころであり、チャンスであるからだ。
その嵐を乗り越えれば、永遠にわたる大福運をつかむことができるのだ」
信念の人は最後に光る。驕れる者は久しからず──これが歴史の教訓である。

各国各地のリーダーも、自分の時代に戦い切って、立派な手本を残しゆくことだ。そして、たくさんの後輩を育てゆくことだ。
その功績と功徳は、三世永遠に不滅である。

◎皆さん、風邪には十分注意しましょう!

2009年12月1日火曜日

2009.12.01 わが友に贈る

さあ師走の12月。
師に続き
弟子よ広布に走れ!
「いよいよ」の心で
明年の完勝を開け!

三世諸仏総勘文教相廃立 P563
八万四千の法蔵は我身一人の日記文書なり、此の八万法蔵を我が心中に孕み持ち懐き持ちたり我が身中の心を以て仏と法と浄土とを我が身より外に思い願い求むるを迷いとは云うなり此の心が善悪の縁に値うて善悪の法をば造り出せるなり

◇希望の明日へ
不幸と悲惨から人類を守るための"広布の長城"を築いている学会は"一人一人が力を合わせ、協調しあい、連帯の絆を世界に広げながら、一歩一歩、着実に広布の聖業を成し遂げていかなければならない。

☆新時代第34回本部幹部会でのスピーチ
戸田先生は叫ばれた。
「広宣流布は私かやる!──この大確信で折伏をするのだ。自分が行ったところで自分の力を示すのだ」
真面目な女子部の皆さんは、むしろ、ゆったりとした気持ちで進んでいただきたい。婦人部は、すでに走っている。今、心新たに立ち上がるべきは、男子部であり、壮年部であり、幹部であろう。
「広宣流布は私かやる!」──この魂を失えば、もはやリーダーの資格はない。
苦労を避けようとして、自分のことしか考えない。それでは、信心の本当の喜びを味わうことはできない。
自覚した一人一人が、わが師のために立ち上がるのだ。そうやって、広布の大道は開かれてきた。

「大きい会合に出れば、心は躍動するが、それだけではいけない。小単位の座談会こそ、真の指導の根本である」
これも、重要な戸田先生の教えである。座談会を最も重視して進むのだ。

"臆病は恥なり"との快男児の心意気を示した一言である。
威厳とは、人徳であり、生命の力であり、勝利のための力でもあろう。

戸田先生
「戦っているような格好をしていても、戦っていない人間は、すぐわかる。10人前の信心の戦いをせよ」
大きな責任を担う幹部への戒めとして、心すべき指導である。

皆さんも忙しいなかではあるが、御書を拝し、一流の書物をひもとく時間をつくっていただきたい。

2009年11月30日月曜日

2009.11.30 わが友に贈る

広宣の金の道を
使命と誇りに燃えて
無冠の友は今日もゆく
健康で!無事故で
皆で感謝と賞讃を!

四条金吾殿御返事 P1143
苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへゐさせ給へ、これあに自受法楽にあらずや

◇今週のことば
「心の固き人」を
諸天は断固と護る。
油断は大敵だ。
健康で無事故第一!
一年の勝利の総仕上げを。
2009年11月30日

◇希望の明日へ
広宣流布というもっとも崇高な目的に生きる学会の世界は、どこまでも互いに守り合い、励ましあい、補い合っていくべきである。その温かく広々とした心があったからこそ、今日の学会の発展を築くことができた。同志をライバル視して妬んだり、活躍を祈りたたえる心を失ってしまえば、それはもはや信心とはいえない。また先輩として、伸びていく人をおさえつけたり、いじめたり、自分のために利用してはならないし、"ヤキモチ""嫉妬"の生命に支配された醜い姿であってもならない。それは、これまでのほとんどの退転者に共通する姿でもある。

☆新時代第34回本部幹部会でのスピーチ
烈風の社会の中で、創価の同志の皆さんは、人類の希望の道を開くため、ただひたむきに、真剣に、戦ってくださっている。
広宣流布の大将軍として指揮を執る者は、懸命な同志に応えて、その何倍も戦わなければいけない。このことを、よく覚えておいていただきたい。的確に、迅速に、あらゆる手を打つのだ。
戸田先生の指導
「学会の青年部は、意気地なしでは絶対にだめである。"自分には力がある。闘争には負けないぞ"と頑張るのだ。
一人一人が学会精神を受け継いで、本物の人材と育て!」
思うにまかせぬ現実にぶつかることもあるだろう。そのなかで、建設的な声をあげる。堂々と信条を述べる。そして立派な人、真面目な人を尊敬し、威張る者とは、断固戦う。それでこそ青年だ。

私は毎日、御祈念している。学会員の皆さんに事故がないように。皆、幸福になるように。広宣流布のために、楽しく戦えるように──。
その心と行動が、これからのリーダーにあるかどうかだ。嵐に負けない常勝の指揮は、小手先の"策"とは、天地雲泥なのである。

広布の戦は長い。難は必定だ。それを乗り越え、勝利しゆく民衆こそ王者だ。
勝利の手柄は、その栄光は、ほかの誰でもない、同志の皆さんに輝く。

◎教学試験の受験者の皆さん、お疲れさまでした。以下、先生の御伝言を
学会の教学試験は、合否を超えて『福運の博士』『正義の博士』『生命の博士』『勝利の博士』をつくる試験です。祈りも高く創立80周年の先頭に立つ『行学』の英雄の皆様、万歳! 偉大な皆様に栄光あれ!

2009年11月29日日曜日

2009.11.29 わが友に贈る

さあ教学試験へ
仏法求道の賢者は
なんと晴れやか!
絶対無事故を祈る
役員の皆様にも感謝!

御義口伝 P708
帰とは我等が色法なり命とは我等が心法なり色心不二なるを一極と云うなり

◇希望の明日へ
信頼の心と心で結ばれた、異体同心の団結。ここに、戸田先生の心があり、学会精神の真髄があった。幹部であっても、いつのまにか信心を忘れ、妙法の正道をはずれていった退転の徒は、この先生の深い心がわからなかった。ゆえに、信仰の年数を増すとともに、徐々に"慢"の心が高じて、信心が手前勝手となり、麗しい団結の心をなくしていったのである。

☆新時代第34回本部幹部会でのスピーチ
戸田先生のご指導
「誰が何と言おうが、創価学会は、日本の潮流に成長した。
この潮流を全世界の潮流として、やがては、この地球上に、理想の社会をつくるのだ」
「今は、学会員がまだまだ少ない。しかし、20年、30年後には、ビックリするぞ。
日本のどこへ行つでも学会員がいる時代が来る。そして、世界中に、地涌の菩薩が地からわき上がるように出てくるのだ」
「一番、大変なのは、『大阪の戦い』であった。
しかし、大作は、『なんとしても、私がやります。先生のために勝ちます!』と言った。だから、大作に任せたのだ。
そして、勝ってくれたのだ」
昭和31年の戦いは、学会にとっても、私にとっても、広く社会に打って出る、歴史的な"初陣"であった。
新たな戦野に飛び込んで、私が活路を切り開いた。関西の同志とともに、勝利の金字塔を打ち立てた。
リーダーに手抜きや甘えがあれば、激戦は勝ち抜けない。私は心底、戸田先生のために、真剣に戦った。戦って戦って戦い抜いた。
若き日の私は、恩師のもとで、「先生、関西は勝ちます!」と叫んで戦い、不滅の歴史を築き残した。
それと同じ決意で、わが後継の友が毅然と立ち上がっていくならば、学会は負けない。常勝城は崩れない。
今再びの前進を開始するのだ。よき人材を伸ばすのだ。後輩たちが自分らしく輝き、新しい人材群が、思う存分、力を発揮していけるように、全力で応援してまいりたい。

2009年11月28日土曜日

2009.11.28 わが友に贈る

太陽の仏法は
192ヶ国・地域に拡大。
我らは勝った!
創価の師弟は
勇気で勝った!

日興遺誡置文 P1618
未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事

◇希望の明日へ
「団結」は、広布への活動のいっさいの基本であり、鉄則である。団結という回転軸なくして、前進の力は生まれない。どんな活動であっても、心と心が通じあい、強固な信頼の"絆"さえあれば、その活動はかぎりなく楽しく、無限の力が出てくる。

☆新時代第34回本部幹部会でのスピーチ
仏法の真髄は、あまりに深い。妙法の功力は、あまりに大きい。
ゆえに、わが門下よ、断じて退いてはならない。妙法流布に生き抜くならば、必ず最高の幸福境涯を築くことができる──。
リーダーは惰性を排し、どこまでも誠実に、真剣に、広布のため、同志のために行動し抜くことだ。
今こそ、全リーダーが初心に立ちかえって、命を惜しまず、労苦をいとわず、思う存分、戦うことだ。
題目を唱え抜いて、悔いなく戦いきることだ。
必ず、永遠の成仏という大果報を勝ち取っていくことができる。
創立80周年は、皆が大功徳を開く時なのである。

病気には深い意味がある。信心を試されているのである。ゆえに、諸天善神が護らないわけがない。
勇気ある信心を奮い起こして、断固として祈り抜き、病魔に打ち勝つことだ。何かあっても、大聖人は厳然と見守ってくださっている。
そのことを深く確信していただきたい。

2009年11月27日金曜日

2009.11.27 わが友に贈る

新しい人を伸ばせ!
後輩の成長こそ
先輩の勝利だ!
「二陣三陣つづきて」
宝の人材の大行進を!

法華初心成仏抄 P552
仏になる法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり

◇希望の明日へ
「団結」の心なくして、人間としての成長も飛躍もない。麗しき同志との"絆"なくして、個人の幸せもない。一人一人が立派な信心即生活の姿を示しながら、社会での大成の道を歩めるか否かも、「団結」が大切なカギとなっているのである。

☆新時代第34回本部幹部会でのスピーチ
明年の創立80周年へ、次の3点を決意し合いたい。
第1に、「境涯を開く」ことである。
リーダーが大きく境涯を開けば、それだけ多くの友を幸福にできる。人材も育つ。組織も発展する。
その原動力は何か。それは、師弟不二の祈りである。
第2に、「友情を開く」ことである。
友情の拡大が、広宣流布である。何でも語り合える友人、心から信頼できる友人を増やしていくことだ。
私は人間外交で、無理解の人や偏見の人をも味方に変えて、広布を進めてきた。『声仏事を為す』(P708)である。確信の声で仏縁を広げていくことだ。
そして第3に、「勝利を開く」ことである。
仏法は勝負──すべてに勝つための仏法である。
信心は勇猛精進だ。勇気に燃えて前進するのだ。

ライト兄弟の兄ウィルバーの言葉
「一人の人間が、直接できることには限りがある。しかし、一人が10人を奮い立たせ、共に行動してくれるようになれば、それは、すでに偉大なことを成し遂げたことになる」
「一人が10人の友を!」──私たちは、これを合言葉にして、楽しく対話を広げてまいりたい。
学会は、これまでも一人一人と友情を結び、信頼を広げてきた。だからこそ、世界的になったのである。

学会のリーダーは、どこまでも広布の同志を支え、同志に尽くしていく存在である。リーダーが一人一人を本当に大切にすれば、世界広布の前進は、もっと勢いを増していくことができる。
皆様は、どうか、この一点を深く心に刻んでいただきたい。

2009年11月26日木曜日

2009.11.26 わが友に贈る

伝統の教学試験へ
青年が切磋琢磨の研鑚
行学二道の青春、万歳!
壮年・婦人も頑張れ!
全員が信心の勝者たれ

乙御前母御書 P1223
道のとをきに心ざしのあらわるるにや

◇希望の明日へ
社会的・世界的に"女性の時代"である。仏法の本義も男女平等である。また男性主導だと、官僚主義になる危険がある。その意味で、もっと女性の意見を反映させた組織でなければならない。女性の意見には、多くの真実がある。女性本来のみずみずしい信心、感性を生かしてこそ、広宣流布の創造的な発展がある。

☆新時代第34回本部幹部会でのスピーチ
若い皆さんは、どんなに今、お父さん、お母さんが大変でも、またどんなに今、家が貧しくても、「いつかは私が頑張って、うんと稼いであげるから」と明るく励ましていくのだ。
また、独り暮らしの方や、結婚していない方もいるだろうが、所詮、人生は一人から出発して、一人で終わるのである。
ゆえに何も心配することはない。信心を根本に、自分らしく進んでいけばいいのだ。
その人を諸天善神が守りに護る。
安心して信心していってもらいたい。
ともあれ、濁世ゆえに、互いに声を掛け合い、励まし合い、支え合っていくことだ。何度も言うけれども、絶対に敗北者になってはならない。信心から離れてはならない。
変毒為薬の妙法を信じながら、全員が「信心の勝利者」になっていただきたい!

第一線で真剣に戦う人を大切にすることだ。そうした方々の中にこそ真実があり、正義がある。
それをまっすぐに、正しく見て、その声を真摯に聴き、すばやく対応していくのが、仏法の指導者の役目である。

インドの非暴力の大英雄マハトマ・ガンジーの言葉
「男らしさとは、戦うことにある。戦いが、我らを作り上げてくれる。だから、恐れずに戦い続けるのだ。くじけるな。たとえ死力を尽くして戦った結果、倒れることがあっても、少しも落胆するな。再び立ち上がり、戦いを開始するのだ」
「私たちは皆、恐れなき心、誠実さ、不屈の精神、正義感、正直さ、確固たる目的観という徳を高めて、国のために尽くすことができる。これこそ、真の宗教のあり方である」
我ら壮年部も、あらゆる試練をバネとして、今再び、立ち上がろうではないか!

2009年11月25日水曜日

2009.11.25 わが友に贈る

「白米は白米にはあらず
・すなはち命なり」
尊き同志の信心の志を
御本仏が賞讃!
永遠の大功徳が輝く

乙御前御消息 P1219
犬は師子をほうれば腸くさる・修羅は日輪を射奉れば頭七分に破る、一切の真言師は犬と修羅との如く・法華経の行者は日輪と師子との如し

◇希望の明日へ
どんな立派なことを言っても、また、どんなに力があったとしても、リーダー同士の仲が悪かったならば、だれも納得しないし、どんな努力も結実しない。皆が、かわいそうである。リーダー同士の異体同心。その"信心根本の団結"にこそ、仏界の力は脈動する。どんなことがあっても、仲良く、お互いの意見に耳を傾け、尊敬しあっていくべきである。

☆新時代第34回本部幹部会でのスピーチ
仏法の功徳は、「末法」においては「冥益」が中心である。
今は、はっきり見えなくても、後になって出る。しかも、思いもよらないほどの大きな福徳に包まれる。
それが仏法の法則である。

戸田先生は、何度も何度も、「真の生命尊厳の思想は、この仏法しかない。これを世界に弘めることは、何よりも偉大である」と述べておられた。
その遺訓の通りに、私たちは、世界192力国・地域に妙法を弘めた。ありがとう!仏法史上、かつてない偉業である。
すべては、皆さん方が弘めたのである。
皆さん方の同志が弘めたのである。
誰よりも、御本仏が、諸天善神が、十方の諸仏が、妙法を持ち弘める皆さん方に大喝采を贈っている。万雷の拍手を贈っている。これを忘れてはいけない。

全世界の一人一人の学会員が、無事安穏で、絶対の幸福に包まれて、大勝利の発展をしていくことを、皆で互いに祈り合っていきたいと思うが、どうだろうか。
ともあれ、絶対に敗北者を出してはならない。臆病や恩知らずになって、退転していくような人間だけは出してはいけない。
途中で、どんなことがあっても、最後は必ず勝てるのが、変毒為薬の"妙法蓮華"なのである。
今は、どんなに苦しくとも、どんな病気でも、どんなにいじめられていても、最後は必ず勝てる。絶対に勝利者になる。
これが仏法だ。これが信心だ。

2009年11月24日火曜日

2009.11.24 わが友に贈る

誉れの地区部長
地区婦人部長の皆様
完勝の指揮を頼む!
尊き汝の使命を
勇敢に果たしゆけ

王舎城事 P1138
御いのりの叶い候はざらんは弓のつよくしてつるよはく・太刀つるぎにて・つかう人の臆病なるやうにて候べし、あへて法華経の御とがにては候べからず

◇希望の明日へ
青年が育ち、伸びている団体・組織には、停滞はない。豊かな未来性と、発展の活力がみなぎっている。学会は、つねに青年を育て、広布の責任を託してきた。だからこそ、大発展した。支部や地区でも、青年を愛し、大切にしているところは人材も育っているし、組織も伸びている。

☆随筆 人間世紀の光 No.211 師弟こそ「創価の魂」
「先人のあとを嗣ぐ者には、先人の敷いた道を正しく承けつぎ、それを大きく発展させて、立派な業績として成しとげることが、なによりも求められるのです」
恩師が好きであられた『三国志』の名言である。

先月の本部幹部会で、私の提案に勢いよく応えて、立ち上がってくれたのは、仏教発祥の天地インドの青年リーダーであった。
12年前、私がインドを訪問した時に、陰の運営役員として迎えてくれた青年である。見事に成長し、今、世界的な企業で立派に活躍しながら、インド男子部長として指揮を執っている。
そして、必死に覚えた"大楠公"の歌を、日本語で凛々しく披露してくれたのである。

♪此 正行は年こそは
 未だ若けれ諸共に
 御供仕えん死出の旅

私は心で泣いた。青年時代、私もこの"大楠公"を戸田先生の前で、何度お聞かせしたことであろうか。
その命の響きを、世界の青年リーダーが、そのままに受け継いでくれている。牧口先生、戸田先生も、どれほど、お喜びくださっていることか。

「創立」の闘魂が脈打つ今月、歓喜と決意と和楽の「大座談会運動」が、全国津々浦々で、朗らかに、生き生きと行われている。
この創価の平和と人道の大連帯を見よ!
この尊き民衆の真実と正義の声を聞け!
創立80周年の壮大なる勝利と栄光の尾根は、今、堂々たる姿を現してきた。
それは、「師弟」の勝利の山であり、「人間」の勝利の山である。
新たな一歩を踏み出さなければ、決して目的地は近づいてこない。
さあ、明日を見つめて、意気高く出発だ。青年を先頭に、民衆の勝鬨が轟く、輝く創価の新時代へ!

2009年11月23日月曜日

2009.11.23 わが友に贈る

自ら声をかける勇気!
新たな友情の劇は
そこから始まる。
爽やかな挨拶で
地域に信頼の連帯を

報恩抄 P293
仏教をならはん者父母・師匠・国恩をわするべしや、此の大恩をほうぜんには必ず仏法をならひきはめ智者とならで叶うべきか

◇今週のことば
「行学の二道を
はげみ候べし」
さあ伝統の教学試験だ!
「勝利の経典」を学び
共々に境涯を開きゆけ!
2009年11月23日

◇希望の明日へ
組織がなければ、一人で正しい信心を貫くことは、きわめて難しい。大聖人の教団も、現代的にいえば広宣流布の組織である。釈尊も組織をつくった。社会も組織、人間の体もみな、組織である。そして学会の組織は、全員がつねに伸び伸びと、それぞれの使命を果たしゆくための組織なのである。

☆随筆 人間世紀の光 No.211 師弟こそ「創価の魂」
牧口先生は「緒言」で、戸田先生に最大の感謝を捧げられた。
「戸田城外君は、多年の親交から、最も早い(創価教育学説の)理解者の一人として、その自由な立場で経営する時習学館で実験して小成功を収め、その価値を認め、確信を得た。
それで私の苦悶の境遇に同情し、自らの資財をなげうって本学説の完成と普及に全力を捧げようと決心してくれたばかりか、今や、主客転倒、かえって私が彼に引きずられる有り様となったのである」
師匠が「主客転倒」とまで言ってくださる。その一言の背後に、どれほど弟子の粉骨砕身の激闘があったことか。どれほど師は安心されていたことか。
師から命じられて動いたのではない。師の悲願の実現を誓った弟子が、進んで戦いを起こしたのである。
自発能動である。「弟子の道」は、弟子自身が断固として決定していくのだ。

"私には師匠がある"と一生涯、胸を張って、堂々と言い切れる自分自身であることが、自分を無限に成長させるのだ。
ともあれ、師弟不二とは、弟子の側の決意、誓願によって決まる。
創価学会は、師が創って弟子が続いたのではない。その最初から、師弟不二の尊き結晶なのである。
この師弟の道に徹する生命には、誉れ高き大勝利者の力が湧き起こってくる。最高に愉快な充実の青春、そして最大に満足の人生を送っていけるのだ。

仏法は、永遠に「仏」と「魔」との大闘争である。釈尊、そして日蓮大聖人の広宣流布の大願を、末法濁悪の世に実現するために、創立の父は決然と立ち上がられた。
経文通り、御書の通りに三障四魔、三類の強敵を呼び起こされた牧口先生は、何ものも恐れることなく、「師子王の心」で戦い抜くことを示してくださった。
そして昭和19年(1944年)の11月18日、奇しくも創立の記念のその日に、巣鴨の東京拘置所で荘厳な殉教を遂げられた。
創価のすべての門弟が、広宣流布への「不惜身命」「死身弘法」の魂を、わが生命に厳粛に燃え上がらせゆく原点の日──それが、11月18日である。

観念論でも、口先だけの大言壮語でもない。現実に何をしたか。広宣流布をどれだけ進めたかだ。
「一歩も退かず、大折伏をして、牧口先生の仇を討っていくのである」とは、青年に語られた戸田先生のご指導である。

2009年11月22日日曜日

2009.11.22 わが友に贈る

慌ただしい時節だ
火災に厳重注意!
ストーブ、コンロなど
必ず火の元を点検
絶対無事故を祈り合え

日眼女造立釈迦仏供養事 P1187
頭をふればかみゆるぐ心はたらけば身うごく、大風吹けば草木しづかならず・大地うごけば大海さはがし、教主釈尊をうごかし奉れば・ゆるがぬ草木やあるべき・さわがぬ水やあるべき

◇希望の明日へ
一般的に、組織は一つの器といわれる。上が下を抑えつける組織は、器が伏せられ、下を向いているようなものである。あるいは、蓋で覆っている状態に似ている。新しいものは、何も入らない。一見、まとまりがあるように見えて、中は暗く、発展性は、もはやない。むしろ上の人が、皆を下から支える−−それが器としての組織の本来の形である。そうすれば、器は広々と明るい。さまざまなものを載せられる。さまざまな人々をつつむことができる。

☆随筆 人間世紀の光 No.211 師弟こそ「創価の魂」
「一日一日、進歩する人が青年である」
これは初代会長・牧口常三郎先生の信念であった。
民衆のため、青年のため人間教育の希望の光を贈る──この新しき言論戦が学会の出発点であったことを、我ら末弟は忘れまい。
一日一日、新たな出発だ。
一日一日、新たな前進だ。
一日一日、新たな言論戦を起こすのだ。
一日一日、新たな出会いを結び、人を育てるのだ。
一日一日が、新たな学会の創立なのだ。
これが、『月月・日日につより給へ』(P1190)との御金言のままに、勇猛精進する創価の師弟の息吹である。

法華経は「師弟不二」の経典である。師匠と巡り合えたことで、わが尊極の仏の生命に目覚めた弟子が、大歓喜に踊躍する。そして深き報恩の心で、いかなる強敵も打ち倒して、一閻浮提に広宣流布しゆくことを断固として誓願するのだ。
「在在諸仏土常与師倶生」──至るところの諸仏の国土に常に師とともに生まれ、妙法を弘通する、とは化城喩品の一節である。
創価学会の誕生の根源も深遠なる師弟にあった。

「牧口先生の教育学は、何が目的ですか」
「それは、価値を創造することだ」
「では先生、創価教育、と決めましょう」
「創価」とは、この師弟の不二の呼吸から、燦然と誕生したのである。

◎祝!わが友メール1000号(^^♪
2007年2月27日から開始して、ちょうど本日で一千号になりました。当初は、4月8日決戦の大勝利を目指して、40日前から送り始めました。その後、続けてみよう!!と再度決意し、頑張ってきました。ここまで辿り着けたのも、皆様読者の方々がいてくれたからです。本当に有難うございます。
「持続は力なり」今再び、創立80周年を師匠と共に、出発して参りましょう!

2009年11月21日土曜日

2009.11.21 わが友に贈る

互いの健闘を
讃え合い
励まし合って進め!
仲が良いことが
幸福と勝利の源泉だ

観心本尊抄 P254
天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか

◇希望の明日へ
特権階級ができれば組織は権力化し、腐敗する。指導者は、第一にも第二にも公平でなければならない。いかなる意味でも"閥"ができれば、崇高な目的に進む団結は不可能である。

☆随筆 人間世紀の光No.104 伝統の「座談会」の思い出
御聖訓には、『心ざしあらん諸人は一処にあつまりて御聴聞あるべし』(P 951)と仰せである。
つまり、皆が集まり、御書を学び合い、互いに励ましあい、信心を深め合う座談会こそ、日蓮仏法の正しき実践の在り方なのである。
ある時、牧口先生に、一人の青年が意見を述べた。
「座談会ではなく、もっと大規模な講演会形式にした方がいいと考えますが……」
先生は言下に答えられた。
「いや、それは違う。人生に対する問題は対話でなくては相手に通じない。講演だけでは、聞く方は他人事にしか感じないものだ。
日蓮大聖人の『立正安国論』にしても問答の形式ではないか」
牧口先生は、たった一人のためにも、遠路をいとわず訪ねられた。相手が一人いれば、そこが座談会になった。
先生の信念は獄中にあっても微動だにしない。
「さあ、問答をしよう!」相手は取調官である。
「よいことをしないのと、悪いことをするのと、その結果は同じか、違うか」
理路整然と、宗教の正邪を論じ、折伏されたのだ。
戸田先生も、ご自身の会長就任式で、「広宣流布は一対一の膝詰めの対話からだ」と叫ばれた。学会をこよなく賛嘆されていた大学匠の堀日享上人も、常々、「創価学会の強さは、今までにない布教法にある。それが座談会だ」と言われていたという。

『一は万の母』である。
「たった一人でもいい。目の前の一人に、この大仏法を語らずにはおくものか!」
広宣流布の拡大は、この歴代会長の一念から始まったのである。

2009年11月20日金曜日

2009.11.20 わが友に贈る

広宣流布とは
全人類の幸福!
全世界の平和!
大いなる理想へ
大いなる心で前進だ

新池御書 P1443
有解無信とて法門をば解りて信心なき者は更に成仏すべからず、有信無解とて解はなくとも信心あるものは成仏すべし

◇希望の明日へ
人間を信じて人間が集う。その輪がしだいに広がっていく−−これが、学会の発展であった。そこには、だれが上とか下とか、詳鵬はない。むしろ、社会で多くの差別があろうとも、学会にくれば何の隔たりもなくなる、平等の世界である。だから世界的にも広がった。じつは、これが仏法の本来の組織のあり方である。釈尊の時代む、釈尊という「人」を信じて、その"人"と"法"に人々は集い、平等な人間集団が広がっていった。釈尊が亡くなったあと、組織のための組織という側面が出てきて、権威主義や硬直化、また、その正当化の理屈が生まれていったと、概略、見ることができる。学会もまた人間主義である。そのうえで、特に近代は"組織の時代"であり、組織化されない連動は必ず崩れていく運命にある。ゆえに学会は、どこまでも"人間的組織"をつくることに挑戦しながら、民衆運動を進めてきたのである。

☆随筆 人間世紀の光No.103 伝統の「座談会」の思い出
私が、人生の師である戸田先生に巡り会い、仏法を知ったのも、座談会であった。
昭和二十二年の八月十四日の夜、蒲田の糀谷で行われた座談会—ここで、四十七歳の師と、十九歳の弟子は出会ったのである。
翌日は、二度目の敗戦記念日であった。
戦後の荒廃のなか、正しい人生を求めて、青春の魂の遍歴を続けていた私は、「立正安国論」を講義される先生の気迫に打たれた。いな、先生の人格に圧倒された。
そしてまた、この貧しい庶民の集いが、かくも明るく、かくも深遠な哲学性をもっていることに感動した。
多くの方々がそうであるように、座談会は、私が学会を知った原点なのである。

まさに、座談会は「言論戦」「思想戦」の場であり、「不惜身命」「死身弘法」の大闘争の法戦場であった。
その先師の心を偲んで、私は、真剣に真剣勝負で臨んできた。

2009年11月19日木曜日

2009.11.19 わが友に贈る

副役職の友に
皆が心から感謝!
尊き同志愛の
一歩また一歩に
福徳は厳然と光る!

御義口伝巻上 P736
大願とは法華弘通なり

◇希望の明日へ
組織には、自由闊達にものが言える雰囲気が大事である。感情的な議論ではなく、何でも語り合う風通しの良さが、絶対に必要である。会員が意見を言いにくい、重苦しい圧迫感を与える幹部であってはならない。人を抑えつける独裁は仏法の精神と正反対である。

☆一人が万人を生む母
御書には『世間のことわざにも一は万が母といへり』(P498)と仰せである。
「一人」というと、いかにも弱小と思うかもしれない。しかし、「一人」が「万人」を生む「母」なのである。大海の一たいの水に河の水を納め』(P944)との御金言もある。真実の大法に出会い、目覚めた「一人」が、勇敢に利他の実践へと躍り出て、「一人」と会い対話する——この「一人」から「一人」へという波動こそ、限りない広布前進への源泉であり、こうした着実な方程式で、永遠に広布の歴史はつづられていくことを絶対に忘れてはならない。
「一人」を大切に——これこそ、脈々と受け継がれてきた学会の伝統精神である。悩める「一人」に光を当て、全魂で対話し、激励し抜いていく。特に若き諸君は、この伝統を決して忘れてはならない。ただ大勢の前で華々しく話をするだけで、地道な「指導」や「激励」に積極的に行動しないリーダーは決して本物ではないし、本物にはなれない。
もしも、そうした幹部が多くなれば、これは学会精神の退廃に通ずるであろう。
組織の中に「権威主義」や「要領主義」をはびこらせては断じてならないし、「一人」への全魂の「指導」と「行動」なくして、真の仏道修行はあり得ないことを、皆さま方は深く銘記されたい。
「一人」から「一人」への無限なる「利他」と「対話」の実践。この絶えざる積み重ねと連動に、永遠に広がりゆく広宣流布の方程式がある。
(第2東京支部長会 1987.10.11)

2009年11月18日水曜日

2009.11.18 わが友に贈る

さあ創立80周年へ
栄光の幕開けだ!
絶対勝利の題目と
師弟不二の闘魂で
断固と勝ちまくれ!

聖人御難事 P1190
各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり

◇希望の明日へ
いずこの世界であれ、組織が大きいほど、また整備されるほど、"形式主義"と"事なかれ主義"が横行する。多くの場合、そこから組織の衰退が始まる。大切なことは、前進することである。つねに前へ、また前へと、進み続けることである。そのたゆまざる歩みのなかにのみ、組織の真の安定はある。前進を忘れた組織は、それがいかに安定しているようにみえても、発展への鼓動はない。はつらつたる喜びはない。

☆すべては「一人」に帰着する
「一人」を大切に──ここに、創価学会の原点がある。仏法の根本精神も、ここにある。
「一人」の人間は、かけがえなく尊い。世界中、どの一人ひとりにも、尊厳なる仏性がある。そう見ていくのが仏法である。
一人の尊さを無視し、軽んじて、人間を「集団」で見ていこうとするのは、権力者の発想である。それでは、独裁者のヒトラーと同じになってしまう。
ヒトラーに、一人ひとりの尊厳はわからない。「大勢」「集団」にこそ"価値"があった。
それはなぜか。
権力者にとって、人間は「手段」に過ぎないからである。
権力は人間を、銃弾のように武器にする。金銭のように使いこなす。
己の欲望のために、大勢の人間をうまく動かし、全体を操作しようとする。
学会の行き方は、これに真っ向から反対する。
一人ひとりの幸福こそが、広宣流布の「目的」だからである。
「一人」の人間がもつ計り知れない可能性を信じ、その力に目覚めさせ、発揮させ、連帯を広げてきたのが、創価の民衆運動の歴史である。
まず、一人ひとりの人間があって、強く団結してゆくのである。
この根本を間違えたら大変なことになる。権力者の発想をする人間が現れたら、それは学会を利用する極悪人である。
すべては「一人」に帰着する。
私どもは、もう一度、「一人を大切に」との原点を確認し合いたい。
そして、一段と「一人ひとり」に光をあて、励ましの声をかけながら、宝の人材を大切に育ててまいりたい。

一人ひとりが強くなる。賢くなる。それでこそ、2倍、3倍、10倍の力を発揮していけるのである。
(第56回本幹 2006.01.06)

2009年11月17日火曜日

2009.11.17 わが友に贈る

変化の時こそ
新しい飛躍が
できる時だ!
わが使命の舞台で
勝利の旗 振れ!

佐渡御書 P957
強敵を伏して始て力士をしる、悪王の正法を破るに邪法の僧等が方人をなして智者を失はん時は師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし例せば日蓮が如し

◇希望の明日へ
"正法の和合僧"を心血を注いでつくっている。恩師が「戸田の命よりも大事」といわれた"広宣流布の組織"を営々とつくってきた。御本尊を根本に、御本仏の御遺命のままに、歴代会長をはじめ幾百万の尊き庶民が、地滴の闘士が、全人生をかけてつくり上げた"妙法流布の宝城"である。生命を判った辛苦の結晶である。また全人類の希望である。それを、だれ人であれ、破壊することは極悪の所業である。そうした策動を前に、黙っていることは、絶対にできない。

☆創価学会の誉れの伝統精神
徹底して現場の声に耳を傾け、一人ひとりのために真摯に行動し抜く——ここに真実の指導者の姿がある。
私は、戸田先生の戦いにそのことを学んだ。
先生はよく質問会をもち、悩みの人の声を丁寧に聞いてくださった。当時、本部の会長室にまで、多くの会員が指導を受けに来ていたものである。
一人ひとりの苦悩や課題に対し、先生は常に明確であられた。即座にわかりやすい言葉で回答され、温かく包容された。真心の励ましで希望と勇気を与えられ、会員はそれまでの苦悩がウソのように晴れ晴れと、強い確信に満ちて帰路についていった。悩める庶民に対して、どこまでも真剣であり、誠実であられた。ここに創価学会の誉れの伝統精神がある。
ゆえに会員に対して、いい加減な態度で接したり、傲慢に振る舞うような幹部は、この尊い伝統を破壊する「悪しき人」に他ならない。どうか皆さま方は、苦しむ同志に対して、ある意味でその人以上に悩み、考え抜く、「同苦」の心で誠実に激励していただきたい。
(第24回本幹 1989.12.20)

2009年11月16日月曜日

2009.11.16 わが友に贈る

末法の功徳は
「冥益」が根本!
辛くとも負けるな。
広布に生き抜いた者が
最後は勝つ信心だ!

四条金吾殿御返事 P1143
遊楽とは我等が色心依正ともに一念三千・自受用身の仏にあらずや、法華経を持ち奉るより外に遊楽はなし現世安穏・後生善処とは是なり

◇今週のことば
輝く「創立の日」を
全世界が祝賀!
新たな拡大の行動を
自分から起こすのだ。
師弟不二の祈りで!
2009年11月16日

▽獅子座流星群が11.18創立の日に一番活発に。師子王学会の勝利を諸天も祝福

◇希望の明日へ
「何のため」という目的観を忘れる。「実際に働いた人に感謝する」という道理を忘れる。そこに組織が、権力悪に侵され、人間を抑圧する"悪"として機能するに至る落とし穴がある。組織のために人間がいるのではなく、人間のために組織がある。この原点を現実化するには、いかなる圧迫にも揺るがず信念を貫く"個人"の確立と、どこまでも人間を尊敬し、献身する人間主義が必要となるであろう。組織は「人間」に始まり、「人間」に終わる。

☆御書と師弟 生命の勝利の王者

2009年11月15日日曜日

2009.11.15 わが友に贈る

道なき道を往く
世界広布の開拓者を
三世の諸仏が讃嘆!
この尊き求道の姿に
心して学び進め!


乙御前御消息 P1221
身軽法重・死身弘法とのべて候ば身は軽ければ人は打ちはり悪むとも法は重ければ必ず弘まるべし

◇希望の明日へ
改革がないところに進歩はない。伝統だけでは、どうしても行き詰まり、硬直化してしまう。また、つねにフレッシュな改革を重ねてこそ、伝統も生かされていく。そこに新しい人材も育ってくるし、折伏も進んでいく。そして、大勢の人に喜びを与えられるのである。

☆人材育成の要諦
第1に「会う」こと
多忙で活動ができない、もう一歩の勇気が出せないなど、友の悩みや挑戦を知らずして、思いが届くはずがない。「知ってくれる」という安心感が信頼を深め、実り多き対話に発展する。

第2は「語る」こと
友を心から思い、祈りを重ねると、伝えるべきことが見えてくる。偉大な師と共に戦う歓喜あふれる「師弟を語る」対話を通し、信心の目標を掲げ、取り組んでいきたい。

第3は「一緒に行動する」こと
学会活動の実践があってこそ、信心は鍛えられる。万言を費やすより、ともに家庭訪問、友好拡大に動くことで、心は躍動し、信心の歓喜は伝わっていく。「一人」に徹して向き合う真心の触発によって、「大きな力」を引き出すことができる。友のもとに駆け付け、一緒に祈り、広布の行動に挑む——麗しい「同志の絆」こそが、組織の命脈であり、絆から生まれる「新しい人材」の成長が、広布推進の原動力となる。

一人、真剣に広宣流布の戦いを起こす人がいれば、一切がダイナミックに変わり始める。だから、どんなに地道であっても、最前線の一人を励まし抜くのだ。人と人との距離が近ければ近いほど、共感も、歓喜も、勇気も、いち早く波動となって広がっていく。
広宣流布の前進は、人と会い、人と語りゆく行動のなかにしかない。

2009年11月14日土曜日

2009.11.14 わが友に贈る

寒暖差に注意!
大丈夫と過信せず
温かめの服装を!
「前前の用心」こそ
健康・勝利の根本だ


新池御書 P1440
雪山の寒苦鳥は寒苦にせめられて夜明なば栖つくらんと鳴くといへども日出でぬれば朝日のあたたかなるに眠り忘れて又栖をつくらずして一生虚く鳴くことをう一切衆生も亦復是くの如し

◇希望の明日へ
大きな単位のみに注意を向けていると、どうしても指示や伝達が中心となり、信心の息吹や感動が薄れていく。いつしか惰性になりがちである。一人一人の人間よりも、組織という機構だけに目がいってしまう。それでは、悪しき組織主義ではない。

☆御書と師弟 生命の勝利の王道
大難に奮い立て!
古来、法華経を読んだ人は多かった。
しかし、大聖人ほど、法華経に説かれている通りに、大難を受けられた方はおりません。
御書には、「法華経を持ち実践しているといっても、実際に敵が出現していないのであれば、仏の言葉は虚妄になってしまう」(P386趣意)とも綴られています。
仏法を語れば必ず難にあう。悪世の中で、真実を語り抜くほどの難事はありません。
大聖人は、千日尼を励まされました。
仏法の道理を人に語らむ者をば男女僧尼必ずにくむべし、よしにく(憎)まばにくめ」(P1308)
正法を語って悪口罵詈されることは、最高の名誉である。
仏法のために、嫌な思いをした分だけ、すべて功徳に変わる。勇気をもって正義を語り抜くことこそ、「如説修行」の実践であると示されているのです。
生命は永遠であり、妙法の力用は宇宙大です。この世の非難中傷など、あまりにも小さな波にすぎない。そう心に決めた大勇の信心が、無量無辺の大福運となって、わが生命を、一家眷属を、三世永遠の幸福と栄光で包んでいく。これが仏法の因果の理法であります。
戸田先生も、「何があろうと、広宣流布のためには、びくともしない人間となれ!」と教えられました。

師子王の
 雄叫び聞いて
  奮い起つ
 広布の旅の
  子等ぞ勇まし

昭和30年(1955年)の11月、恩師は私にこの和歌を贈ってくださいました。
「師子王の子は師子王となる」(P1216)と仰せの如く、師の雄叫びを聞くや、弟子は瞬時にして奮い立つ。この師弟の大精神が貫かれてこそ、広宣流布は永遠なる大河の流れとなるのです。

◎昨日のわが友は、5日分をそのまま送ってしまいました。長文、本当にすみませんm(__)m
ちなみに今日も徹夜で、これから寝ま〜す(-_-)zzz



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2009年11月13日金曜日

2009.11.13 わが友に贈る

陰で頑張る人に
最大の励ましを!
無関心は無慈悲だ。
こまやかな配慮に
喜びと福徳が広がる

御講聞書 P835
随喜するは信心なり信心するは随喜なり一念三千の法門は信心随喜の函に納りたり

◇希望の明日へ
人問だれしも、うぬぼれがある。どうしても自分に甘くなりがちである。ものごとを配報に考えてしまう。特に組織においては、できあがった組織の力を自分の力と錯覚して、実力もないのに、自分主義となる場合がある。指導主義、人間が偉くなったかのように倣ってしまう。
ここに大きな落とし穴がある。先輩が、どれほどの苦心と努力の汗また汗を流しきって勝ってきたか。そのことを自らの苦労で身にしみて知らなければならない。

☆御書と師弟 生命の勝利の王道
地走る者の王たり師子王のごとし
 空飛ぶ者の王たり鷲のごとし』
(千日尼御前御返事P1310)

恩師・戸田城聖先生は、私に語られました。
「創価学会は、間違いなく、思想界の王者になる。
妙法の大地から、社会のあらゆる分野に、真に優れた人物を送り出すことができる。
その一人一人の偉大な人間革命が、新しい世紀における人類社会に偉大な貢献をすることになる」
まさしく創価学会は、哲学界の王者であり、思想界の王者であります。哲学界・思想界の王者であるとは、試練の時代であればあるほど、偉大な希望の光を放って、社会を照らしゆく人材を送り出すということです。
自他共の幸福を願い、「人間のための社会」を築きゆく学会員の活躍が、世界の各界から賞讃されております。

法華経は「経王」──諸経の中の王者であると言われます。それはなぜか。一切経の中でも、法華経のみが全民衆の成仏を完璧に説き切っているからです。
「皆成仏道」が明かされた法華経こそ、万人の生命から無上の可能性を開き、幸福へリードする「希望の経典」です。
「広宣流布」が示された法華経こそ、生命の尊厳を確立し、理想の世界の建設へ民衆を結合する「平和の経典」です。
「師弟不二」が説かれた法華経こそ、青年を地涌の使命に目覚めさせ、人類を永遠に繁栄させゆく「勝利の経典」です。

法華経には、師子王である仏の慈悲と智慧の大境涯が、そのまま留められているのです。
この妙法を持ち行ずる人は、師子王が大地を駆けめぐる如く、人生と社会の王道を、威風も堂々と前進できる。大鷲が天空を舞う如く、一切を見下ろしながら、正義と栄光の軌道を悠然と上昇していけるのです。
人間の偉大さは、何によって決まるか。権力でもなければ、名声でもない。財産でもなければ、肩書でもない。
戸田先生は言われました。
「広宣流布の闘士は、人間の大王である。この気概と誉れを持ち続けるのだ」
創価学会は、妙法を世界192カ国・地域に広宣流布してきました。
大聖人の大慈大悲に直結して、人類救済の大目的に進んでいる仏意仏勅の不思議なる団体が、学会です。地涌の菩薩の教団であり、仏そのものの陣列であります。
ゆえに戸田先生は、こうも叫ばれました。
「自分自身を卑しめていくことは、絶対にあってはならない。もったいなくも、御本仏と同じ生命を抱いている自分自身に誇りを持ちなさい。気高い心で人生を勝ち抜くことです」
仏は、万人が頭を上げて胸を張って生きる道を開き示されました。仏に等しい自分を卑下することは、仏を卑下することにも通じてしまう。
大聖人は、「久遠実成の釈尊と皆成仏道の法華経と我等衆生との三つ全く差別無しと解りて妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり」(P1337)とも教えてくださっております。
この題目を唱え弘めゆく自分自身の生命が、いかに尊極であるか。その大歓喜の自覚をもって、わが使命の人生を断固として強く強く生き抜いていくことです。少々のことがあろうとも、「いまだこりず候」(P1056)との御聖訓を拝し、いやまして勇猛精進していくのです。

2009年11月12日木曜日

2009.11.12 わが友に贈る

尊き同志の
健康・無事故を
祈り抜け!
声掛けも大事だ。
油断を排し魔を破れ

日女御前御返事 P1244
此の御本尊全く余所に求る事なかれ・只我れ等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり、是を九識心王真如の都とは申すなり

◇希望の明日へ
花は、"冬"を乗り題えて咲く。人間も広布の組織も、"難2を経験し、”耐えること”を知ってこそ伸びていくのである。

☆随筆 人間世紀の光 No.210 崇高なる信心の継承
信心の大先輩と、その後継の友が、一つの目的に向かっていく歌声は、あまりにも偉大な信心継承の行進曲であった。
座談会もまた、世代を超えて、人と人を結ぶ。
親がいない青年もいる。子を持たない壮年、婦人もいる。しかし、座談会で学会家族に会える喜びが、一人ひとりを元気にする。
この大聖人の大慈大悲に連なって、少年少女部、中・高等部、そして男女青年部から、多宝会の壮年・婦人まで、老若男女が生命の家族として集い合う世界が、学会であり、座談会である。温かく楽しい、活気に満ちた仏の会座そのものの座談会こそ、永遠に広布発展の要である。

若いということは、何でもできるということだ。
青年の可能性を信じ、その育成に全力を注ぐ先人たち。そして人生の大先輩から学び、その薫陶に感謝し、戦いの先頭に勇み立つ青年たち──。
世代を超えた者たちが一つになり、総立ちになった時、新しき歴史の扉は、勢いよく開かれるのだ。

広宣流布の闘争においても道なき道を切り開いた先輩たちの功績を絶対に忘れてはならない。その深い感謝を胸に、今度は青年が立ち上がるのだ。

今いる場所で勝利を!
そう誓い、祈り、走り、戦い、勝つのが青年だ。
私が信頼する若き友よ!
偉大なる信力を奮い起こし、永遠不滅の勝利の城を築きゆくのだ!
青年よ、勝ちまくれ!
母たち、父たちの願った民衆勝利の朝を、威風も堂々と開きゆけ!

2009年11月11日水曜日

2009.11.11 わが友に贈る

さあ創立80周年へ
希望の大行進を!
我らは題目の勢いで
勝っていくのだ!
祈りこそ根本の力だ

持妙法華問答抄 P467
須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき

◇希望の明日へ
リーダーが、肩書ではなく、謙虚に本物の力を磨かなければ、”組織悪”になってしまう。大きく発展するほど、その弊害も大きくなる。これは、どこの団体でも同様である。よい意味での能力主義、また厳しい結果主義が基本になってこそ、組織の活性化がある。学歴、学閥、閏閥、情実主義、年功序列主義などに侵されれば、動脈硬化の恐竜のようなものである。

☆随筆 人間世紀の光 No.210 崇高なる信心の継承
「破邪顕正」の行動も、「一家和楽」が力となる。

家庭における「信心の継承」について
まず、親は子に「やりなさい」と押しつけるのではなく、「一緒に信心を実践していく」ことである。
親の背中を見ながら、子は育ち、信心という「志」を受け継いでいくからだ。
会合に参加すること自体が、偉大な仏縁を結んでいるのだ。気づかぬうちに、子の生命の大地には信心の種が芽生えている。

お子さんを連れて会合に参加する婦人部、ヤング・ミセスの方々の奮闘には、妻も私も、いつも頭が下がる思いである。
その姿は、幼子を連れて佐渡の日蓮大聖人の元へ馳せ参じたと伝えられる日妙聖人の如く、健気で美しい。
そして、親はどこまでも、子どもの可能性を信じていくべきだ。祈り続けていけばよい。たとえ今は発心していなくとも、立派な「広宣流布の闘士」へ成長する時は、必ず来るからだ。
偉大な妙法である。信仰は一生涯のものであり、三世永遠である。大切なのは、信心を持ち抜くことである。大らかな気概に立って、長い目で子どもの成長を祈り抜くことだ。

◎徹夜で朝帰り、でも直ぐ出勤せねば(*_*;

2009年11月10日火曜日

2009.11.10 わが友に贈る

あの町で この家で
幸の花咲く座談会
君も勝て!
我も勝つ!
明年へ誓願の出発だ

上野殿御返事 P1555
抑日蓮・種種の大難の中には竜口の頚の座と・東条の難にはすぎず、其の故は諸難の中には命をすつる程の大難はなきなり、或はのりせめ・或は処をおわれ・無実を云いつけられ・或は面をうたれしなどは・物のかずならず、されば色心の二法よりをこりてそしられたる者は日本国の中には日蓮一人なり

◇希望の明日へ
無責任な"やとわれ根性"や、また、でき上がった結果に安住する、保身的な"権威主義"が、はびこり始めれば、もはやほろびの坂である。そこでは、全体の発展が目的ではなく、自分の栄達、名利が目的となり、団体を手段にしているからである。それでは、獅子の身中に入り、その肉を食らって生きる虫の存在にほかならない。獅子である学会には、断じて、こうした悪を許してはならない。戦わなければならない。悪と戦わない人は、自分自身が悪の病原菌に負けてしまう。信心を毒し、生命の"病"になってしまう。

☆随筆 人間世紀の光 No.210 崇高なる信心の継承
青年時代に悩み、望んで苦労するのだ。その分だけ、人を大切にでき、自らを誇れる境涯が開ける。
忘恩の背信者は必ず滅び、正義の人を迫害する輩には厳然と鉄槌が下る。
真実は、歴史が必ず証明するのだ。
その正邪の勝負の決定打を放つのは青年だ。いな、青年しかいない。
君たちの団結と勇気で、勝利への不滅の青春を飾りゆくのだ!

信心に引退はない。第三の人生とは、「一生成仏」の信心の総仕上げの時期だ。ゆえに、荘厳な夕陽に照らされた全山紅葉の勝利山の如く、最も輝く黄金の晴れ舞台となるのである。
病苦も経済苦も、非難中傷も勝ち越え、慈折広布の大道を切り開いてこられた多宝会の友こそ、最も尊貴な魂の王者、女王である。

「多宝」とは、法華経の宝塔品に説かれる「多宝如来」に由来する。
多宝会の皆様方は、経文通りの悪口罵詈等をはね返して、仏道修行を貫き、堂々と勝利の実証を打ち立ててこられた。
その人生の黄金の足跡それ自体が、学会の正義の証明であるといってよい。そして、不老長寿の生命をもって、妙法の偉大さを、次の世代へ伝えゆく、大切な令法久住の大使命を担い立っておられるのだ。

2009年11月9日月曜日

2009.11.09 わが友に贈る

新聞休刊日

聖人御難事 P1189
仏の大難には及ぶか勝れたるか其は知らず、竜樹・天親・天台・伝教は余に肩を並べがたし、日蓮末法に出でずば仏は大妄語の人・多宝・十方の諸仏は大虚妄の証明なり、仏滅後二千二百三十余年が間・一閻浮提の内に仏の御言を助けたる人・但日蓮一人なり

◇希望の明日へ
学会は、真に人間を錬磨し、、変革しゆく大地である。そのリーダーは、決して"組織悪の指導者"であってはならない。どこまでも"仏法と信心の指導者"として、自らを鍛えぬいていただきたい。組織上の役職でも、社会的な地位でもない。一人の人間として、どれほど偉大であるか。どれほど豊かな慈愛の心の指導者であるか。これこそが肝要である。

☆新時代第33回本部幹部会でのスピーチ
明年のテーマは「創価完勝・青年躍進の年」

広宣流布の「道」はできた。「城」もできた。あとは、「人」である。
未来は、若き君たちにかかっている。
広布の労苦は、すべて、自分自身のためになる。
妙法に生き抜く人は、永遠の「福運」を積み、永遠の「宝」と「力」を持つことができるのである。

ゆえに、つらくとも、歯を食いしばって耐えるのだ。断じて戦うことだ。

海外から来日するには、交通費一つとっても、どんなに大変であったか──海外の皆様の苦労を思えば、日本の我々は、恵まれ過ぎるほど、恵まれている。
私たちは、SGIの友の求道の姿から、真剣に学んでいかなければいけない。そうでないと、日本のほうが、海外におくれをとってしまうことになる。

大聖人の弟子であるならば、堂々と、胸を張って、大聖人の仰せの通りに進むのである。御書の通りにやれば、必ず折伏はできる。私は、そうしてきた。
創立80周年の不思議なるこの時、戦う我らの宿縁は、あまりにも深い。そして、広布への責任を担い立つ使命は、あまりにも尊い。

ロバート・ケネディ氏の演説
「世界は、青年の力を、必要としている。その"青年"とは、人生の時期ではない。若々しい心のあり方であり、意志の強さであり、発想の豊かさのことである。
そして、それは、臆病を乗り越える勇気のことである。安逸ではなく、勇敢なる挑戦への意欲に満ちていることである」
壮年部も、この若々しい勇気の心で進もうではないか!
特にリーダーは、話し方一つとっても、覇気のない、弱々しい声ではいけない。青年の心みなぎる、凛とした声で、皆を鼓舞していくことだ。

座談会について、先生は、こう言われた。
「座談会での指導は、激しい渦の中で一人、旗を持って立っているようなものだ。
強い強い生命力で、一人一人を励ましていくのだ」
座談会が、一番大事である。
多様な人々が集い、学び、語り合う座談会は「民主主義の縮図」なのである。

戸田先生も、青年に心からの期待を寄せられていた。
「まことの広宣流布の戦いは、青年がやるのだ。
師匠のあとを継いで広宣流布を成し遂げるのは、青年しかいない。
青年よ、立ち上がれ!」
「青年は、困難から逃げてはいけない。
挑戦し、苦労して、結果を出した分、すべて君の力となるのだ」

2009年11月8日日曜日

2009.11.08 わが友に贈る

きょう一日を
朗々たる勤行・唱題で
スタートしよう!
声は力なり。
凛と響く声で勝て!

教行証御書 P1282
日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず

◇今週のことば
信心は勇猛精進だ。
勇んで座談会へ!
確信の対話を広げよ
真心の励ましを語れ
わが地域の快進撃を!
2009年11月08日

◇希望の明日へ
人をうまく動かす人を見て、あの人は力がある。"人材だ"という人もいる。だが、根本の「信・行・学」を無視して、要領よく組織や人を動かし、それをもって、広布の人材と考えることは、大いなる誤りである。そういう人は、必ずといってよいほど、人を人間として見なくなり、組織の上にあぐらをかくようになる。そして、みずみずしい信心を失って、堕落と退転の道を歩むことになる。ゆえに"人を使う"ことだけがうまい幹部であっては絶対にならない。

☆新時代第33回本部幹部会でのスピーチ
大変な中を、広布のため、地域のため、同志のために頑張ってこられた皆様のことを、私はよく存じ上げているつもりである。
しかし、広宣流布のために苦労した人は、必ず最後に勝つ。厳然たる功徳が現れる。これが仏法である。
そのことを、深く確信していただきたい。

戸田先生は言われた。──1000万人が信心する時代がきたら、それは日本の広宣流布の確立に通ずる──と。
さらに先生は、「世界で信心している人が住む国が増えれば、それだけ一閻浮提の広宣流布が進む」と言われた。
師の言葉を、まっすぐに受けとめ、祈り抜き、悩み抜き、あらゆる苦難を突き抜けて、師の夢を実現する。これほど崇高な人生の劇はない。皆さんもまた、同じ心で進んでいただきたい。

「大事な『時』に巡り合い、歴史を残せることは、人間として最大の名誉だ」と、戸田先生は教えてくださった。
明年は、いよいよ学会創立80周年を迎える。「八」には「開く」という意義がある。広宣流布の未来を無限に「開く」時である。
まず自分自身が、生まれ変わった命で、新たな行動を起こし、勝利の道を開くのだ。
さらに明年は、戸田先生の生誕110周年、「戸田大学」の薫陶の開始から60周年である。

広宣流布とは、人類を幸福にし、世界を平和にする大偉業だ。
自分自身も最高に充実し、永遠に仏となれる。
父母への親孝行にもなり、一家眷属も皆、救っていける。ここにこそ、究極の正義と勝利の人生がある。
戸田先生はおっしゃった。
「どんなことも、遠慮なく祈るのだ。広宣流布への願いは、大きければ、大きいほどよい。行き詰まっても、そこから本当の力が出るのだ!」

2009年11月7日土曜日

2009.11.07 わが友に贈る

正しき人生は
正しき哲学から!
学会は御書が根本
教学を学び合い
生涯の原点を築け!

四条金吾殿御返事 P1180
此の法門につきし人あまた候いしかども・をほやけわたくしの大難・度度重なり候いしかば一年・二年こそつき候いしが後後には皆或はをち或はかへり矢をいる、或は身はをちねども心をち或は心は・をちねども身はをちぬ

◇希望の明日へ
異体同心のところは強い。団結もなく"烏合の衆"のような組織では、敗北となる。一人一人が力を十分に発揮し、それらの力が凝縮し、連鎖反応を起こしていけば強大な力となる。

☆新時代第33回本部幹部会でのスピーチ
一人の友と会い、語り合うことが、どれほど価値あることか。
いわんや広宣流布のために、人と会う。友人に仏法を語り、励ましを贈っていく。その一日一日に、偉大な功徳が薫ることは、絶対に間違いない。

平和と調和の未来のために、建物を造ることは、本当に素晴らしい、偉大なことである。
学会は、広宣流布のために、各地で会館の建設を行ってきた。建築を通しても、地域社会の発展に、都市の繁栄に貢献してきた。
学会の会館には、多くの会員の方が集ってこられる。さまざま大変な中、広宣流布ヘ一生懸命に戦ってくださっている尊き方々である。
こうした会員の皆様を一番、大事にする。
学会は、この方針を永遠に貫いていかねばならない。最高幹部は、この精神を絶対に忘れてはならない。
民衆が「上」なのだ。リーダーは「下」で、皆を支えていくのである。
"いつも、本当にありがとうございます。遠くから、本当によく来てくださいました。どうか、ゆっくりしていってください"──そう言って皆さんに心から感謝し、仕えていくのが、真実のリーダーの姿である。
そして「本当に来てよかった」と喜んでいただく。ほっとして、安心して、くつろいでいただく。それが学会の会館でなければならない。
日蓮大聖人に連なり、妙法に生きゆく尊き同志が集う会館は、まさに広布の"法城"である。これほど尊い建物はない。
伝持の人を育て、拠点を盤石に築く。それは、法を永遠ならしめる聖業なのである。
すべて皆様のため、未来のための建設である。皆が胸を張って、前進できる。一切に勝利していける。そのための土台を、完璧につくりたい。

友人が、学会の建物を見て、「ああ、学会ってすごいね! もっと早く信心すればよかった」(笑い)と目を見張る。「我らの会館を見よ!」と誇り高く叫んでいける。そういう立派な「文化の城」「平和の殿堂」を築くことが、民衆の時代を一段と開いていく。

2009年11月6日金曜日

2009.11.06 わが友に贈る

報告に対しては
すぐに手を打て。
スピードが大事だ!
すばやい反応こそ
信頼と勝利の道!

四条金吾殿御返事 P1169
仏法と申すは道理なり道理と申すは主に勝つ物なり

◇希望の明日へ
第一線の人、その地域の人、長い活動体験を積んできた人。そうした方々の意見に徹底して耳を傾け、最大に尊重していかなければならない。足を運び、耳をすまし、考えぬく努力が不十分で、いかに会議や打ち合わせを重ね、さまざまな企画を立てても、効果は生まれない。それどころか、的はずれの"机上の空論"となり"観念の遊戯"となっては、むしろマイナスである。人々を苦しめてしまう。その罪は大きい。「現場を大切にしたところが勝つ」−−これはいかなる組織、いかなる企業、団体でも不変の鉄則である。

☆創立80周年開幕記念 青年部大会・全国学生部総会でのスピーチ
★「勉学の橋」を
勉学は自分自身を強く賢くする。努力した分だけ、多くの人々を救える智慧となり、力となります。

★「親孝行の橋」を
今は、家にお金がなかったとしても、朗らかに学ぶことです。
お金がなくても、いな、ないからこそ勉強できる。私の青年時代もそうでした。
学ぶことは権利です。義務ではない。自分が得をするのです。
智慧こそ無量の財宝です。

★「友情の橋」を
戦争だけは、絶対に許してはなりません。
皆さんには、第3に「友情の橋」を築いてもらいたいのです。
青年ならば、大胆に対話に打って出ることだ。そして、立派な指導者になってもらいたい。
名もない、貧しい、小さい小さい教団だった創価学会を、世界192力国・地域、1千万の大連帯に築き上げました。
戸田先生が事業の失敗で苦しまれた時も、「私がやります!」と一人立ち上がり、先生を支え、乗り越えました。
これが青年の力です。青年には計り知れない力があるのです。

「橋」をつくる力は何か。勇気です。
いろんな人々と会い、味方にしていくには勇気が必要です。
親孝行だって、勇気が必要です。
勇気こそ、すべての源泉なのです。
私のあとを継ぐ君たちは、自信満々と、勇気凛々と正義を語り、青年の大連帯を拡大していただきたい。

★「勝利の橋」を
貴国から学んだ仏法には、真の指導者とは揺るぎない「橋」の存在であると説かれています。
皆さんも、怒濤の逆巻く社会にあって、民衆を厳然と護り、幸福へ、幸福へとリードしゆく「勝利の橋」になってください。そのための"第一歩"が親孝行です。

人生は戦いだ。自分自身のゴールを目指して、戦い、勝つことだ。
苦しみ悩む人々のため、激動の社会のために真剣に戦う青年ほど強く尊いものはない。
誰が見ていなくとも、諸天善神は正しく見ています。
青春の金の汗が、勝利の「金の橋」に変わるのです。
今は大変であっても、洋々たる未来を見つめて、周囲の人を励ましながら、大きな心で進んでください。

信念と団結、そして勇気をもって断じて勝ち進め!

2009年11月5日木曜日

2009.11.05 わが友に贈る

新しきリーダーよ
ベストを尽くせ!
君の真剣と誠実から
勝利への歯車が
回り始めるのだ!

乙御前御消息 P1220
されば妙楽大師のたまはく「必ず心の固きに仮りて神の守り則ち強し」等云云

◇希望の明日へ
人間も、団体も、その"原点"、根っこに通じる道をなくしたら、もうエネルギーは出ない。どんなに立派そうな格好を見せたとしても、もはや未来はない。死んだ火山のごとく、形骸化し、風化していく。行き詰まったり、堕落してしまった団体の、ほとんどは、この一点が要因である。そうならないためには、"原点への道""原点からの道"を永遠に閉ざしてはならない。大聖人の仏法は「本因妙」の仏法である。つねに本源の出発点に立ち戻り、そこから新たに前進を開始する。この、繰り返しのなかに、妙法の正しきリズムにかなう道がかぎりなく広がっていくに違いない。

☆創立80周年開幕記念 青年部大会・全国学生部総会でのスピーチ
私の恩師も、「青年ならば、諸葛孔明のごとく頭を使え! 智慧を出せ! 民衆のために勝ちまくれ」と遺言のように語りました。
全員が諸葛孔明になって、一生涯、勝ちまくって、最高の親孝行をしていただきたい!

私の信念と焦点も、若き人材の育成にあります。人材を育てる以外に未来の発展はないと確信してきました。

きょうは、男性の皆さんに、徹して「女性に親切に」と申し上げたい。
例えば、会合が終わったら、我先にと帰るのではなく、「どうぞ、どうぞ」と頭を下げて、道をあけてあげるのです。
男性には広々とした心をもってほしい。女性に対して、威張る男性は最低です。
本日、お見えになった中国の先生方を模範として、心から女性を尊敬できる人になってください。
そして、いつも心の中に、「女性を大切にする気持ち」を忘れないでいただきたいのです。
男性には「親孝行」と「女性尊重」を訴えておきます。

わが青年たちよ、『四つの橋』を懸けよう!
第1に「勉学の橋」
第2に「親孝行の橋」
第3に「友情の橋」
そして、第4に「勝利の橋」であります。

2009年11月4日水曜日

2009.11.04 わが友に贈る

「さいわいは心より
 いでて我をかざる」
感謝の人は美しい!
謙虚な心こそ
大成長の源だ!

四条金吾殿御返事 P1182
始中終すてずして大難を・とをす人・如来の使なり

◇希望の明日へ
あらゆる人の意見を"聞く"耳をもつことである。多くの人たちの意見を聞き、分析し、次の進むべき道を探る。競争に生き残り、発展している組織は、これを欠かしていない。いいかえれば、つねに勉強し続ける「謙虚さ」を失わないということである。これらを持続できた人や団体こそ、"時代の勝者"となっていけることを忘れてはならない。

▽全国の受験生、頑張れ!勉学は崩れぬ人生の宝だ 皆で配慮と真心の応援を

☆随筆 人間世紀の光 No.208 創価一貫教育の大城
第3の育成は、「世界市民の育成」である。
それは、いかなる国の人びととも、慢心にも卑屈にもならず、一個の「人間」として、堂々と誠実に交流できる「実力」と人類に貢献しゆく「開かれた心」を持つことだ。
そのためには、「世界を知る」ことが欠かせない。知らないことが、偏見や先入観を生む。学ぶ勇気が、自分の心を世界に向かって開くことになる。語学力も大切だ。
ともかく、日本の小さな物差しではなく、地球規模のスケールで考え、手を打っていけるリーダーが躍り出なければならない。

創価教育80周年を前に、創価大学、創価学園、アメリカ創価大学など、わが一貫教育の卒業生は世界で約8万人を数える。「八」の文字の如く、未来は洋々と末広がりだ。
まさに、鳳雛から鳳に成長した創価同窓の弟子たちが、その使命光る翼を世界に開いて、地球を舞台に雄飛する時代が始まったのだ!
民衆の幸福と勝利の世紀を開くために!
世界の平和の大道を限りなく開くために!

2009年11月3日火曜日

2009.11.03 わが友に贈る

青年こそ
勝利を開く力!
大胆に動き
勇敢に語れ
断固と勝ちまくれ

法華行者逢難事 P965
各各我が弟子たらん者は深く此の由を存ぜよ設い身命に及ぶとも退転すること莫れ

◇希望の明日へ
正しき信心の大道は、、つねに励lまし合い、たたえ合いながら、一生成仏と広宣流布へ進んでいくことである。それが自他ともの幸福につながる。異体を同心とする、強く温かい心と心の共鳴が、一人のみの信心よりも、大きく福徳の世界を開いていくのである。

☆随筆 人間世紀の光 No.208 創価一貫教育の大城
第2の「心の育成」を願って、私は知性を磨く意義、つまり「何のため」に学ぶかという一点を強調してきた。
苦闘のなかで使命を開く学徒の英姿とも、創価教育を支え護り、期待してくださる方々の象徴とも思い、私は像を仰ぎ見てきた。
陰で苦労している人の思いを知らなければ、世界の民衆のために尽くしていくことはできない。
「大学は大学に行けなかった人のためにある」と、私が訴えてきたのも、そのためである。

教育の世界は、何にもまして「励ましの心」の世界である。また、そうでなければならない。
長い人生である。勝つこともあれば、負けることもある。将来、勝ち続けていくために、今の悔しい試練もある。これから勝てばよいのだ。

2009年11月2日月曜日

2009.11.02 わが友に贈る

人と出会い
友情の大連帯を!
歓喜の声で
すべてを味方に!

檀越某御返事 P1295
御みやづかいを法華経とをぼしめせ、「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」とは此れなり

◇今週のことば
リーダーが先頭に!
こが合言葉だ。
祈り 走り 語り
皆の力を引き出せ!
創立の月を勇気凛凛と
2009年11月02日

◇希望の明日へ
学会の組織は「正」と「副」の役職の人がおり、核となるコンビの人がいる。そうした立場の人たちが、同じ心で仲が良いところは、組織は強いし、地域広布の進展も目覚ましい。それがなくなると、どうしても魔の働きにそのスキをつかれて、組織が乱され、信心のみずみずしい前進もなくなってしまうのである。

☆随筆 人間世紀の光 No.208 創価一貫教育の大城
三つの「育成」──「可能性の育成」「心の育成」「世界市民の育成」
第1には、一人ひとりの「可能性」を大きく開き、子どもたちが自ら幸福をつかんでいくことである。
自らの可能性を開くことは、自分だけではない、自他共の幸福と勝利を開いていく土台となるものだ。
なぜなら、自己の生命の可能性を信じられなければ、本当に他人を思いやる心は持てない。
「どうせ自分は駄目だ」と思っていて、どうして他者を励ませるだろうか。
生命の持つ可能性を開いて、自分に勝っていくことが、「皆が勝利する世界」を築く出発点になるのだ。

偉大なる行動は、偉大なる「誓願」から始まる。
人間教育の次元においても、誓願に限界はない。誓願そのものが「無限の可能性の卵」といってもよい。
だからこそ、私は、一人ひとりの持つ「可能性の育成」のため、若き友に「何らかの分野で一番を目指そう」「十年一剣を磨け」と呼びかけてきた。
大きな目標を立て、それぞれの道で最高峰を目指して努力を重ねていく。
その労苦のなかでこそ、自らの秘められた可能性が解き放たれていくからだ。
それは、他人と比較してどうかではない。昨日より今日、今日より明日へと、向上していくことである。

2009年11月1日日曜日

2009.11.01 わが友に贈る

さあ 創立の月
生まれ変わった
決意で出発だ!
わが忘れ得ぬ
勝利の劇を綴れ

四条金吾殿御返事 P1180
陰徳あれば陽報あり

◇希望の明日へ
一人の人が、心から納得すること。いつ、いかなる場合でも、これが組織の基本である。大きなかけ声だけで人を動かしてみせても、それで広布が進展していると考えたら、大きな錯覚である。それでは、決して長続きするものではないし、地についた発展の軌跡は描けない。

☆随筆 人間世紀の光 No.208 創価一貫教育の大城
自分自身の可能性を開くのも、未来という大海原を開くのも、未知の世界に挑む力を開くのも、みな教育である。
妙法の「妙」には「開」──開くという意義がある(P943)。教育の真髄も、この「開く」力にあるといえまいか。
御聖訓には、「鳥の卵は初めは水のようなものにすぎないが、その中から誰が手を加えなくても、やがて、くちばしや目が出来上がってきて、ついには大空を飛ぶ鳥となる」(P1443)と仰せである。
一人ひとりの生命には、自分にしか発揮できない、大いなる才能や個性が厳然と具わっているのである。
その自らの可能性を最大に引き出し、社会のため、人類のために、尽くしゆく生き方を教えたのが仏法である。仏法そのものが、最高の教育法なのだ。
牧口先生は、「"青は藍より出でて藍より青し"。これが創価教育の特色なんだ」とも力説された。

どうか、「努力の人」に! 「希望の人」に! そして「正義の人」に!
そこに、「出藍の誉れ」の勝利の人生が必ず開かれるのである。

2009年10月31日土曜日

2009.10.31 わが友に贈る

広布に生きる
人生は幸福
感謝の祈りが
わが生命を輝かす
「心こそ大切」だ

阿仏房御書 P1304
阿仏上人の一身は地水火風空の五大なり、此の五大は題目の五字なり、然れば阿仏房さながら宝塔・宝塔さながら阿仏房・此れより外の才覚無益なり

◇希望の明日へ
かりに退転や反逆の姿を現していなくとも、組織上の立場やさまざまな権威を利用し、庶民を蔑視して、威張り、横暴に君臨していく−−そうした行為そのものが、すでに五老僧に通じる"悪"であることを鋭く見ぬかなければならない。そして芽のうちにつみとっておかなければならない。そうでなければ、いつしか組織のなかでガン細胞のように広がり、その結果、本当にまじめで、純真な庶民が苦しんでしまう。指導者として、それは絶対に許すわけにはいかない。

☆御書と師弟 妙の三義
戸田先生は「妙法蓮華経とは、宇宙の一切の森羅万象を包含する一大活動なり」と断言されました。
「妙の三義」とは、この宇宙根源の妙法を持つ人間生命それ自体の偉大さ、無限さを表現した哲理です。
大海の一滴の水に一切の河の水を納めるように、一個の人間に大宇宙の生命の潮流が流れ込んでいる。私たちの細胞の一つ一つにまで、大宇宙の法則が脈動しているのです。
SGIは、世界の民衆を結び、青年をつなぎ、1千万の人々に生きがいを贈り、社会を「蘇生」させてきました。まさに平和と幸福のシルクロードを広げゆく、21世紀文明の栄光の大行進であります。
「妙」なる大法を持つ我らの人生は、三世永遠にわたる無限の希望の大航海です。
妙法を唱え、広宣流布へ逞しく戦えば、年は・わかうなり福はかさなり候べし』(P1135)の生命となるのです。
いよいよ「わたしの創立80周年運動」の幕開けです。
「八」とは「開く」義である。
どうか共々に、妙法を唱えに唱え、正義を語りに語り、生まれ変わったような瑞々しい生命で、勝利また勝利の師弟の劇を勝ち開いていきましょう!

◎会社で結婚寿退社される方の送別会がありました(ちょい飲み過ぎ)(^^♪。新たな人生の出発、聖教での新人事とも重なり、自分自身も「新しき出発を! 新しき挑戦を! 新しき行動を!」