2009年12月26日土曜日

2009.12.26 わが友に贈る

「友にあふて礼あれ」
古き友人を大切に!
新しき出会いを結べ!
宝の友情を広げゆく
有意義な年末年始を。

佐渡御書 P958
心は法華経を信ずる故に梵天帝釈をも猶恐しと思はず

◇希望の明日へ
「無学は闇、学は光」とは、牧口先生がよく口にされていた言葉の一つである。御書を学ぶとともに、世間のすべての道理を学んでいくことが、自分自身の力を輝かせていく源となる。
また、仏の別名を「世雄」というが、仏法を持ったリーダーは、社会にあっても力ある人材として活躍していかねばならない。

☆創立80周年記念新時代第35回本部幹部会でのスピーチ
初代会長の牧口先生は、誤った思想を奉じて戦争を遂行した軍部政府に、真っ向から反対して投獄され、獄死されました。
第2代会長の戸田先生も、牧口先生にお供して、2年間の獄中生活を強いられました。
この獄中で、牧口先生の死を知らされた戸田先生は、独房の中で、ただ一人、涙にかきくれました。
そして、「必ずや牧口先生の仇を討つ!」と心に誓い、出獄後、平和への大闘争に立ち上がっていかれたのです。
ここに創価学会の師弟の原点があります。
こうした生死を越えた経験を通して、恩師の戸田先生が、弟子の私に何度も教えてくださったことがあります。それは、次のようなことでした。
「どんなに立派な肩書を持った人であろうとも、人間は人間である。相手の立場や地位を見て、ペコペコと頭を下げたりしてはならない」
「人間にとって大切なのは、いかなる思想を持ち、いかなる行動をしているかだ。
ゆえに人類最高の思想を学び、人々の幸福のために行動している創価の青年は、どんな人に対しても、胸を張って、堂々と、わが信念を語っていくのだ」
「一番大事なのは民衆である。創価学会は民衆の団体だ。青年が主体である。
ゆえに、どんな時も強くいけ! 勇気! 勇気だ!」
と。
民衆こそ王者です。若き皆さんには、恐れるものなど何もない。
勇気をもって、希望をもって、朗らかに、また堂々と、わが胸中の正義を叫び抜いていただきたい。