2009年12月24日木曜日

2009.12.24 わが友に贈る

慌ただしい年末
戸締まり・火の元は
声を出して確認!
ひったくりにも注意を。
油断大敵を心せよ!

佐渡御書 P957
外道・悪人は如来の正法を破りがたし仏弟子等・必ず仏法を破るべし師子身中の虫の師子を食

◇希望の明日へ
役職がどうあろうと、家庭にあっては、どこまでも親は親であり、子どもは子どもである。兄は兄であり、弟は弟である。夫には夫の務めがあり、妻には妻の使命がある。家庭には家庭のルールがある。会社でも自分の立場で使命を果たさなかったら、相手にされない。どんなに"自分は学会の部長だ""支部長だ"と威張っても、会社には会社のルールがある。当然のことである。
信仰しているゆえに、他の人よりも「よき社会人」として輝く。それが本当である。家庭でも、根本は同じである。信仰しているがゆえに「よき父」「よき夫」となる。「よき母」「よき妻」となる。「よき娘」「よき息子」となっていく。
そう努力し、向上していく。その「振る舞い」に信仰の実質がある。

☆創立80周年記念新時代第35回本部幹部会でのスピーチ
よき人は、よき人とつきあっている。偉大な人は、偉大な人を離さないものです。

どんな分野であれ、「一流」に触れさせる意味は大きい。
きょうのこの会場にも、お子さんをもつ親の方々がおられるでしょう。
子どもにゲーテのことを語れば、「お父さん、すごいな!」と尊敬される。
頭ごなしに「こうしなさい」「ああしなさい」というだけでは、子どもも嫌になる。それよりも、よき刺激を与えることだ。偉大なものに触れてこそ、目が開かれるのです。
本来、仏法は普遍の英知を説いている。ゲーテに学ぶことが、最も価値ある人間の道に通じていくのです。

冷たい雹が降っても、青年は、ひるまない。ワイマールの都から遠く離れた、悩める無名の友のもとへ、青年は森を抜け、山を越えていきました。
一人を励ますために走った、この若き指導者こそ、私たちの敬愛するゲーテなのであります。
大変な中を、ただ友のためにと行動する。学会の活動、仏法の修行も同じです。
こういう人が偉くなるのです。このことを忘れないでいただきたい。
自分は苦労を避けて、楽ばかりしている人が、偉大になるわけがない。
一番貧しい中で、一番大変な中で、一番陰で戦った人こそが、本当に偉大な人間になるのです。
ゲーテは叫んだ。
「人間よ気高くあれ」
ちょっとしたことで落ちこんだり、すぐにくたびれて、だらけたり、意気地なしになったりしてはいけない。
"気高くあれ! グッと胸を張れ!"──これがゲーテの心でありました。
彼は、こうも言う。
「進んで人を助け善であれ!」
学会活動、仏法の精神にも通じる言葉です。
そして、「正しいことを つねに倦むことを知らずおこなえ」