後輩の成長こそ
先輩の勝利だ!
「二陣三陣つづきて」
宝の人材の大行進を!
法華初心成仏抄 P552
『仏になる法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり』
◇希望の明日へ
「団結」の心なくして、人間としての成長も飛躍もない。麗しき同志との"絆"なくして、個人の幸せもない。一人一人が立派な信心即生活の姿を示しながら、社会での大成の道を歩めるか否かも、「団結」が大切なカギとなっているのである。
☆新時代第34回本部幹部会でのスピーチ
明年の創立80周年へ、次の3点を決意し合いたい。
第1に、「境涯を開く」ことである。
リーダーが大きく境涯を開けば、それだけ多くの友を幸福にできる。人材も育つ。組織も発展する。
その原動力は何か。それは、師弟不二の祈りである。
第2に、「友情を開く」ことである。
友情の拡大が、広宣流布である。何でも語り合える友人、心から信頼できる友人を増やしていくことだ。
私は人間外交で、無理解の人や偏見の人をも味方に変えて、広布を進めてきた。『声仏事を為す』(P708)である。確信の声で仏縁を広げていくことだ。
そして第3に、「勝利を開く」ことである。
仏法は勝負──すべてに勝つための仏法である。
信心は勇猛精進だ。勇気に燃えて前進するのだ。
ライト兄弟の兄ウィルバーの言葉
「一人の人間が、直接できることには限りがある。しかし、一人が10人を奮い立たせ、共に行動してくれるようになれば、それは、すでに偉大なことを成し遂げたことになる」
「一人が10人の友を!」──私たちは、これを合言葉にして、楽しく対話を広げてまいりたい。
学会は、これまでも一人一人と友情を結び、信頼を広げてきた。だからこそ、世界的になったのである。
学会のリーダーは、どこまでも広布の同志を支え、同志に尽くしていく存在である。リーダーが一人一人を本当に大切にすれば、世界広布の前進は、もっと勢いを増していくことができる。
皆様は、どうか、この一点を深く心に刻んでいただきたい。