大願ををこせ」
目指すは最高峰だ!
大きな目標が
大きな人生をつくる。
頼基陳状 P1155
『涅槃経に仏最後の御遺言として「法に依つて人に依らざれ」と見えて候』
◇希望の明日へ
巣立ちゆこうとする小鳥は、森も空も雲も雨も、みな悩みと感じるかもしれない。小さな胸は不安と恐れでいっぱいであるに違いない。しかし、雄々しく育った大風にとっては、それらは何の悩みでも恐れでもなくなる。
人間も、人生もまた同じである。ゆえに大切なのは、自分自身が大鳳へと成長することである。自らを鍛え、自らを磨き、自ら学びゆくことである。その要の一点を避けて、他人の姿に惑い、また環境を嘆いても、真実の人生の完成もなければ勝利もない。むしろ悩みは深まるばかりであろう。
☆創立80周年記念新時代第35回本部幹部会でのスピーチ
オステン博士は、ゲーテの報恩の心を通して、「感謝の念をもって生きるとき、はじめて生命は意義深いものになる」と強調しておられます。
仏法でも報恩を説きます。まさしく博士の主張は人生の法則に則っておられます。
人間の道に背く恩知らずを許してはならない──それがゲーテの心でありました。
ここで私たちは、大変に母思いであり、母を大切にしたゲーテを見習って、世界の偉大な母たちに敬意を表し、「婦人部の皆様、ありがとう!」と心からの感謝を捧げてまいりたい。
お母さんを大事にするのです。それを忘れてはいけない。
特に若い皆さんに、そう申し上げておきたい。