「法華経の命を継ぐ人」
皆で祈り励まそう!
受験生のいる家庭には
最大の配慮と応援を!
四条金吾殿御返事 P1151
『賢人は八風と申して八のかぜにをかされぬを賢人と申すなり、利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽なり』
◇希望の明日へ
一人一人の「個人」は、小さな存在かもしれない。しかし、それぞれが成長しながら、連帯と信頼の輪を結丸でいくとき、個々の力は絶大なパワーとなり、信じられないような爆発力となっていく。
ゆえに、団結が大切である。とともに、それ以上に"最初の一滴"が大切なのである。"最初の一滴"がなければ、連帯も、拡大も決して生まれないからである。
☆戸田先生「人生も信心も強気でいけ」
私どもの前途には、権力の迫害もあれば、様々な妨害もある。しかし、決して驚くことではないし、恐れる必要もない。信仰ゆえの難であれば、それはむしろ信仰者の誉れであり、大いなる喜びである。少なくとも私は、戸田先生の弟子として、そうした思いで今日まで生きてきたつもりである。
戸田先生は晩年、「人生は強気でいけ。信心も強気でいけ」と指導された。いかなる事態にも、いささかも動ぜぬ強さ、大きさがなければ、広宣の荒波を乗り切っていくことはできない。弱々しい自分では魔も破れない。敵も倒せない。結局、人生の戦いに敗れ、不満の人生で終わる。
ゆえに、この戸田先生の指導を改めて心に刻み、明年へ「強き心」で前進していきたい。
(第24回本幹 1989.12.20)