2012年5月30日水曜日
2012.05.30 わが友に贈る
はつらつと生きる
多宝の友こそ
生涯青春の模範!
健康・長寿を祈る!
兄弟抄 P1087
『行解既に勤めぬれば三障四魔紛然として競い起る乃至随う可らず畏る可らず之に随えば将に人をして悪道に向わしむ之を畏れば正法を修することを妨ぐ』
◇希望の明日へ
負けずに全力で挑戦していくか。それとも、中途半端で、あきらめてしまうのか。"勝者と敗者""賢者と愚者"は、ここで分かれる。賢き人は、絶対に、あきらめない。どこまでも挑戦、求道の人生を進み続ける。逃げない。退かない。愚かな人は、すぐに、あきらめる。鍛えの道を避けて、"うまく楽をして生きていこう""要領よく立ち回ればいい"−−そういうことだけを考え、転落していく。何と情けない人生であろうか。信心の世界でも、退転者、反逆者は皆そうであった。策に走り、同志を売り、卑劣に動く。みじめな敗者、愚者の姿である。
☆希望の大空へ 〜わが愛する王子王女に贈る〜第2回「朝を元気に!」
少年少女部のみなさん、元気ですか?
今月も、この「少年少女きぼう新聞」で、大好きなみなさん方とお会いできて、私は、とってもうれしい。
今朝、みなさんは何時に起きましたか?
がんばって、うんと早起きをした人もいると思います。それでも、もっと早起きをして、すでに、みんなのために、ひと働きも、ふた働きもしている人たちがいます。
この「少年少女きぼう新聞」を、みなさん方の家に届けてくださった配達員の方々も、そうです。もしかしたら、みなさんのお父さんやお母さんも、新聞を配ってくださっているかもしれません。
雨の朝など、たくさんの新聞を持って、ぬらさないように届けるのは、とくに大変です。足もとも、すべりやすい。私は、配達員さんの絶対の無事故を、毎日毎日、真剣に祈らずにはいられません。
まだ、みんなが寝ている時に、人知れず、「きぼう」を運んでくださっている方々に、私たちは心から感謝をささげましょう。
私が、おさなかったころ、家の庭には、ざくろの木が一本ありました。
幹には、こぶがあって、梅雨のころになると、きれいな赤い花を咲かせ、なめらかな葉を茂らせます。秋に、甘ずっぱい実を食べるのも楽しみでした。
小学校へ入る前のことです。もともと体が弱かった私でしたが、その日は急に高熱を出して、寝こんでしまいました。「肺炎」という病気でした。熱にうなされ、お医者さんがきて注射を打ってもらいました。
ようやく、元気を取りもどしたころ、母が言いました。「あの庭のざくろをごらん。潮風と砂地には弱いというのに花を咲かせ、毎年、実をつける。おまえも今は弱くとも、きっと丈夫になるんだよ」
当時、家は海のすぐ近くで、歩いて10分もかからない場所にありました。ざくろの木は、そんな砂地にも、しっかり根をはっていたのです。
そのざくろのたくましい姿は、母のやさしい声とともに私の心に刻まれました。
そして、母に心配をかけないように「丈夫になろう」「健康に生きよう」と誓って、私は生き抜いてきました。
しかし、10代、20代のころ、私は「結核」という重い病気でした。夜になると、熱が上がり、ひどいせきが出ました。血をはいたこともあります。
医者からは「30歳まで生きられない」と言われました。
戸田先生のもとで働くようになり、先生の会社が苦しくなると、お給料をいただけず、着る物も十分に買えなかった。くつしたを自分でつくろい、真冬でも夏のようなかっこうで働きました。でも心は、希望と誇りに燃えていました。
そして、戸田先生の後を継いで、創価学会の会長になってからは、同志を励ますために、日本中、世界中を駆け回りました。各国の大統領など、いろいろな分野のリーダーとも対話して、後に続くみなさんのために、平和と友情の道を開いてきました。
ざくろの木に誓ってから、70年以上の月日が流れました。私は本当に丈夫になりました。今も元気いっはいです。
前にも申し上げましたが、きょうまで、こうして元気にがんばれる土台ができたのは、早起きして、家の海苔づくりの仕事を手伝ったり、新聞配達をしたりした、小学校時代だと思います。
どちらも、朝がとても早い仕事です。冬などは、まだ夜が明けず、真っ暗な中で、働き始めました。
毎朝、起こしてくれるのは、母でした。
「起きる時間ですよ」
あたたかな声でした。その一言で、私は「はい!」と返事をして、すぐ起きたと、母がのちに、ほめてくれました。
私は寝起きがよかったのです。では、なぜ、寝起きがよかったのか。みなさんにも、とっておきのひけつをお教えしましょう。
それは、夜、早く寝ることです。
「な〜んだ」と思った人もいるでしょう。でも、あたり前のこと、平凡なこと、かんたんなことが、じつは大事なのです。
朝早く起きて働いて、学校では一生けんめい勉強し、友だちと思い切り遊んだ後、私は本が好きなので読書をしました。
そうすると、心も体も大満足になりました。夜は自然と眠くなって、早めにぐっすり寝ることができたのです。
だから、また朝になるとパッと起きることができました。
早起き、そして早寝──この「生活のリズム」が、私の元気のみなもとでした。
私の健康は、朝つくられたのです。
2012年5月29日火曜日
2012.05.29 わが友に贈る
伝わらないこともある。
リーダーは時間を見つけ
一対一の語らいを。
納得こそ前進の力だ!
崇峻天皇御書 P1174
『一代の肝心は法華経法華経の修行の肝心は不軽品にて候なり、不軽菩薩の人を敬いしはいかなる事ぞ教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ』
◇希望の明日へ
学問も、人生も、"これ以上は無理だ"とあきらめる自分、"もうこれくらいでいいだろう"と妥協しそうになる自分との戦いである。"断じてあきらめない""断じて負けない""自己との闘争に勝つ"そこにこそ、大成への要諦がある。
平6・4・4
☆若き君へ 新時代の主役に語る 第4回「新社会人に贈る」
職場で、広布の舞台で、社会で、全てに勝利しゆけ! 皆から讃えられるような実証を示すのだ! との御本仏の励ましです。
皆さんの多くの先輩たちも、この御文を自分に与えられたものと受け止めて挑戦してきたのです。
さらに大聖人は、『心にふかき・えうじん(用心)あるべし』(P1176)等と、繰り返し繰り返し「油断大敵」ということを強調されています。師匠とは、弟子を勝たせるために、あえて厳しく叱咤してくださるのです。
優れた勇気や才能とともに、多くの欠点も持っていた、人間味あふれる金吾が、何ゆえに仕事で勝利できたのか。
それは、信心根本に師匠の指導通り真っすぐ実践したからです。
とりわけ、金吾は、どこまでも仕事に誠実でした。
大聖人は、金吾の所領加増の報告に対して、『陰徳あれば陽報あり』(P1178)と仰せになられ、『あなたが正直な心で、主君の後生をお助けしたいと思う真心が強く、信心を貫き通してきたので、このような功徳を受けることができたのです』(同P、通解)と讃えられています。
欠点がない人などいない。仕事で壁にぶつからない人もいないでしょう。いじめや嫌がらせなどもあるかもしれない。
しかし、自分らしく、信心を根本に、大誠実に徹していけば、全てを生かして、必ずいい方向に転じていくことができる。仕事で勝ち、信頼を広げることができる。これが、妙法です。
私には三つの宝があります。
一つは、この偉大なる「妙法」です。また「師弟」すなわち師匠である戸田先生と、愛弟子である君たちです。そして「誠実」です。
どこまでも「誠実一路」で行こう! 朗らかに堂々と勝とう! 仕事で。人生で。
みんな、私の弟子なのだから。最後は必ず勝てる!
2012年5月28日月曜日
2012.05.28 わが友に贈る
朗々たる勤行・唱題で
一日を出発しよう!
前向きな生命の息吹が
勝利の扉を開く!
聖愚問答抄上 P499
『大智舎利弗も法華経には信を以て入る其の智分の力にはあらず況や自余の声聞をや』
◇今週のことば
「足下に泉あり」
広宣流布の拡大は
地区・ブロックから!
一人一人を讃え励まし
希望の薫風を!
2012年05月28日
◇希望の明日へ
挑戦すべきことがあればあるほど、いよいよ喜び勇んで進んでいく。さっそうと戦っていく。これが仏法の真髄である。人生の究極の生き方である。
平5・6・28
☆若き君へ 新時代の主役に語る 第4回「新社会人に贈る」
−−池田先生が19歳で戸田先生にお会いした直後に詠まれた詩「希望に燃えて」を支えにして、頑張り抜いてこられた先輩方のお話をうかがいました。この詩は、今の私たちにも、何よりの励ましであり、不変の指針ですので、ここで朗読させていただき
たいと思います。
希望に燃えて 怒濤に向い
たとい貧しき 身なりとも
人が笑おが あざけよが
じっとこらえて 今に見ろ
まずは働け 若さの限り
なかには 侮る者もあろ
されどニッコリ 心は燃えて
強く正しく わが途進め
苦難の道を 悠々と
明るく微笑み 大空仰ぎや
見ゆる未来の 希望峰
ぼくは進むぞ また今日も
名誉会長 ありがとう。
思えば、日蓮大聖人の門下も、逆境をはね返して、職場で勝利の実証を示してきました。
四条金吾は、正しき信仰ゆえに同僚から讒言され、冤罪で所領没収の危機に陥るという窮地に追い込まれました。しかし、大聖人の御指導通りに、祈り、行動して、最後は逆に、それまでの3倍の所領を主君から授かりました。
大聖人は、金吾の振る舞いについても、こまやかに御指南されています。
『あなたは短気であるから、火の燃えるようなところがある。必ず人に足をすくわれるであろう』(P1169ページ、通解)
『あなたは確かに怒りっぽい相が、顔にあらわれている。どんなに大事と思っても、短気な者を諸天は守らないということを知りなさい』(P1171、通解)
厳しくも、温かい御指導です。大聖人からのお手紙を読んで、金吾が冷や汗をかいていた様子が、目に浮かぶようです。
さらに大聖人は、金吾に対して次のようにも言われている。
『世間が過ごしにくいというようなことを嘆いて、人に聞かせてはならない。もし、そのようなことをするならば、賢人から外れたことになります』(P1173、通解)
「グチをこぼすな!」と誠められているのです。
このお手紙では、『主君のためにも、仏法のためにも、世間に対する心がけについても、非常に立派だと、鎌倉の人々の口々にいわれるようになりなさい』(同P、通解)とも仰せです。
2012年5月27日日曜日
2012.05.27 わが友に贈る
広布前進の要だ。
果敢に動こう!
明快に語ろう!
拡大の突破口を!
御義口伝巻下 P781
『此の品の時最上第一の相伝あり、釈尊八箇年の法華経を八字に留めて末代の衆生に譲り給うなり八字とは当起遠迎当如敬仏の文なり』
◇希望の明日へ
苦労もなく、挑戦もなく、漫然と生きても一生である。同じ一生ならば、"よーし、自分は立派に歴史をつくってみせる。この一生で、立派に何かを創造し、残してみせる"と戦ったほうが偉大である。幸福である。自分がどこまで行けるか、どこまで戦えるか、どこまで限界を伸ばせるか、やるだけやってみる。ともかく戦い抜いていく。その人の僻心こそ、大闘争の連続であられた目迎人聖人の御生命に感応しゆくと信ずる。大功他の人である。
平4・7・15
☆若き君へ 新時代の主役に語る 第4回「新社会人に贈る」
−−今は派遣社員やアルバイトなど、非正規の雇用が増大しています。社会的にみると、非正社員の割合は全体の3分の1以上に達していますし、特に、10代後半の若者の非正規雇用の比率は、近年では、実に7割以上とも言われています。
こうした非正規雇用においては、給料や社会保障などの待遇面で、正規雇用とは大きな差があることが指摘されています。
ただ反対に、正社員になったばかりに、過酷な長時間労働が待っていたというケースもあります。
池田名誉会長 青年を大切にしない国に未来はない。若者が希望を持って働いていける社会を、真剣につくっていかなければなりません。これは最重要の課題です。
不安定な立場で、先の見えない中、働かねばならない苦しさは、痛いほど分かります。
次元は異なりますが、戦争中、10代半ばの私は、鉄工所で旋盤工を務めました。
血豆や切り傷、小さな火傷などは日常茶飯事で、危険と隣り合わせの仕事です。油にまみれ、汗だくになり、神経を鋭く張りつめながら、懸命に働き通しました。
本当にきつい仕事でした。
この時、体で覚えた機械工作の基礎的な技術は、その後、直接、生かす場面はありませんでした。しかし、人生を深く思索していく上で、また苦労している仲間の気持ちを知り、励ましていく上で、どれだけ役立ってきたか、計り知れません。どんな労苦も決して無駄にはならないことを、私は断言できます。
いわんや、皆さん方は『御みやづかいを法華経』(P1295)と決めた、偉大な使命の青春です。今、どこで、どのように働くとしても、それは必ず広宣流布に連動していきます。
自分で決めたところが、自分の"使命の舞台"となり、"人間革命の道場"となります。
「足下に泉あり」です。まずは今いる職場で、「自分らしく戦い切った」という努力と結果を残していくことです。
そこから、勝利の人生を絶対に開いていけるからです。見てくれている人は必ずいます。
また、自営の家業を継ぐために働き始めた人もいるでしょう。
「はたらく」とは「はた楽」、つまり「はた(周囲)の人を楽にすること」だと言われてきた。働いてお父さん、お母さんに喜んでもらうことは、最高の親孝行です。最高の人間の振る舞いです。偉大なる仏法の実践です。
食を支え、命を育む農業・漁業を継いだ、わが農漁光部の頼もしい青年たちも、本当によく奮闘してくれている。厳しい社会情勢のなかで、地域になくてはならない「希望の灯台」と光っています。
2012年5月26日土曜日
2012.05.26 わが友に贈る
ヤング壮年部の友。
社会で輝く実証を!
地域に深き信頼を!
信心の王者たれ!
佐渡御書 P957
『強敵を伏して始て力士をしる、悪王の正法を破るに邪法の僧等が方人をなして智者を失はん時は師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし例せば日蓮が如し、これおごれるにはあらず正法を惜む心の強盛なるべし』
◇希望の明日へ
何があっても、自分自身の到達点を見失わず、挑戦し抜いた人、登り切った人が、人間としての勝利者である。有名人やお金持ちになることよりも、もっと浅い次元の人間の栄冠をつかんだ人である。
平4・5・21
☆若き君へ 新時代の主役に語る 第4回「新社会人に贈る」
−−実際に仕事を始めてみると「自分が想像していたのと違っていた。このままでいいのだろうか」と疑問に思うこともあります。「この仕事は自分には向いていない」と決めて、早々に辞めてしまう場合もあるようです。
名誉会長 まず大事なのは、自分一人で抱え込んで、早まって結論を出してしまわないことです。そういう時こそ、信頼できる人に、よく相談することです。
そもそも、はじめから自分の希望通りの仕事ができる人は、多くありません。夢と現実の落差に愕然とすることもあるでしょう。
単調で地味に見える基本を、着実に身につけてこそ、将来、大きく飛翔するための力となる。人がいやがる仕事や、陰の地道な仕事ほど、人間は磨かれます。
私も戸田先生の会社に入った時は、少年雑誌の編集者として勤め始めました。大好きな仕事でしたし、やりがいも感じていました。
ところが、先生の事業はやがて経営不振に陥りました。私かやることになったのは、全く畑違いで、最も苦手とする金融の営業でした。しかし、どうせ働くならば、この道の第一人者になろうと泣くような思いで努力しました。毎日が死に物狂いで、家に帰っても、しばらく動けないほど疲れ果てました。肺を病んでいたから、本当に苦しかった。
でも、その命がけの戦いがあったからこそ、戸田先生の事業を再建することができた。そこから、かけがえのない人間学を学ぶこともできました。広宣流布の師匠のために戦い、永遠に消えない福運を積むこともできました。
どこにあっても、受け身ではなく、職場の主体者、責任者の自覚に立つことです。そうすれば、辛いこともあるだろうが、喜びも大きい。まして、仕事で自分を磨けたら、これ以上に楽しいことはない。職場を、ただ、給料をもらうためだけの場にしてしまっては、もったいない。
私は、よく「十年一剣を磨け」と申し上げてきました。一つのことに徹すれば、着実に力がつく。たとえ、自分に不向きだと思った仕事でも、一つ一つ、無我夢中でやり遂げていく中で、自分でも気づかなかった秘められた天分が見つかることがある。
私が何度も語り合い、深い親交を結んだ、松下電器(現・パナソニック)の創業者・松下幸之助翁も述べておられた。
「一事を貫くということは、非常にむずかしいようであるけれども、いちばんそれが効率的やな。ああでもないこうでもないと迷って、転々とする人がある。転々とする人は転々としたことによって成功するという場合もあるけど、概して失敗が多い」と。
一事は万事に通じている。一事を貫く中で万事を学び、全てに勝利する力がついていくのです。
ともかく、戸田先生は、「仕事に左右されるな。仕事を左右せよ」と言われました。
環境に振り回されるのではなく、自分が環境を変えていくのです。いかなる烈風にも揺るがぬ富士の如く、何ものにも負けない自分自身をつくることです。
2012年5月25日金曜日
2012.05.25 わが友に贈る
一家も地域も輝く。
気高き母たちよ
聡明な乙女たちよ
さあ今日も元気で!
上野殿御消息 P1527
『親によき物を与へんと思いてせめてする事なくば一日に二三度えみて向へとなり』
◇希望の明日へ
前へ、また前へと進んでほしい。後ろを振り向かないで。仏法では「現当二世(現在世と未来世)」と教えている。すべてはこれからである。いつもこれからなのである。前進のなかに勝利がある。栄光がある。幸福がある。振り返らないことは、とても難しいことである。無理なことかもしれない。けれども、偉大な人は、あえて足を踏み出す人である。前へ。また前へ−−と。
平4・2・14
☆若き君へ 新時代の主役に語る 第4回「新社会人に贈る」
−−3月の語らいで、「あいさつ」の大切さを教えていただき、新社会人の皆さんにも、その実践を呼びかけていただきました。
企業のトップの方からも、本当に創価の青年は清々しい、爽やかだ等の声が寄せられています。
池田名誉会長 「あいさつ」は、瞬時に心と心を結びます。相手が初対面であっても、苦手なタイプであっても、心は通い合う。
相手があいさつを返さなくても、構いません。あいさつは、自分から先にした方が勝ちです。人を尊敬できる人が尊敬される人です。明るく誠実に、心を込めてあいさつできる人が、偉い人です。あいさつは境涯の芸術です。
「おはようございます!」「こんにちは、よろしくお願いします!」「ありがとうございます!」
どうせ、声を出すんだから、元気にやれば、お互いに気持ちがいいじゃないか。その生命の勢いが、一日の勝利の扉を大きく開きます。
どんどん、あいさつしていくんです。どんどん、味方を増やすのです。相手の心の諸天善神を呼び起こすんです。もちろん、声が出せない状況なら、目礼でもいい。
私が21歳で戸田先生の会社に入って実践したことがあります。
一つは、元気いっぱいのあいさつで先輩方を迎えることでした。
もう一つは、毎朝、始業時間の30分前には出勤して、職場を清掃することです。
元気なあいさつが響く会社は、発展します。職場がよく整理されている会社は、事故が無くなる。
戸田先生をお守りするために、先生の事業を発展させるために、誰に言われなくとも、私は実行しました。
朝が勝負です。朝で決まる。
戸田先生も「職場に遅れて来て、上司に叱られるような人間は偉くなれない。特に、新入社員として信用を積んでいくためには、朝早く出勤するべきだ」と語っておられた。
一日に勝つための生命の暁鐘が、朝の勤行・唱題です。
信心をしているからこそ、一日の出発を勝つ。そして、人生に勝利していくのだ──先生は、こう指導されたのです。
−−仕事で失敗して、すっかり自信を失ってしまうこともあります。
名誉会長 失敗は、敗北ではありません。いな、青年には、失敗や悩みは、前進の証拠です。前に進んでいるからこそ、向かい風がある。転ぶこともある。でも、それで下を向いてしまわない。また立ち上がるのです。
アメリカの大事業家であり、映画人でもあったウォルト・ディズニーは語っています。
「私は失敗した。だがそこで多くの事を学んだ。若いころにひどい目に会い、失敗する事は重要なんだって、思うね」
−−30年前、先生は長崎で、大切なお皿を誤って割ってしまった人のことを通して、指導してくださったことがあります。
取り返しのつかない失敗をしてしまった。どうお詫びしようかと身を小さくしていた人に、先生は「自分で悩んだのだから許されるんだよ」と励まされました。
名誉会長 そうだったね。これは、戸田先生の教えです。
ある青年が電車に乗り遅れて、大事な会合に大幅に遅れてしまったことがありました。その人は青い顔をしてお詫びの言葉を探していました。戸田先生は厳しい方でしたから、どんなに叱られるかと、周りもドキドキしていた。
すると先生は、「もういいよ。自分で悩み、苦しみ、それで償われているのだから、何も言うことはないよ」と語られました。
先生は、反省している青年の心をくみとってくださったのです。
−−池田先生は、戸田先生のエピソードを紹介され、「反省し、苦しんでいる人を、責めるような心の狭い人ではいけない。指導者は、人々の心をよく知っていかなければならない」と教えてくださいました。長崎の同志が大切にしているご指導です。
名誉会長 皿を割ってしまった人は、その失敗を原点として、本当にけなげに頑張ってきました。30年経った今も、その時のことを忘れず、「恩返しを」との心で後輩たちを励ましてくれている。私は「偉いな」と見守っています。
若い皆さんは、失敗を恐れないでほしい。もちろん失敗したら、反省は大切です。だからといって落ち込んで、それにひきずられては、何にもならない。一切が勉強であり、いくらでも取り返せるんだから。クヨクヨしてはいけない。
「失敗は成功の母」です。「挑戦しないこと」−−それが、青春の唯一の敗北だと、私は思う。
2012年5月24日木曜日
2012.05.24 わが友に贈る
自分に勝つことだ!
昨日よりも今日
今日よりも明日へ
成長の日々であれ!
顕仏未来記 P509
『伝教大師云く「浅きは易く深きは難しとは釈迦の所判なり浅きを去つて深きに就くは丈夫の心なり』
◇希望の明日へ
決して無理をするということではないが、登るのが不可能に見える高山に挑み、頂を極めてこそ、喜びは大きい。高山に挑戦すれば、その分、自分の境涯も高められる。チャレンジなき平々凡々の安逸は、それ自体、敗北である。
平3・6・17
☆若き君へ 新時代の主役に語る 第4回「新社会人に贈る」
−−仕事で全く知らない土地へ移ったり、寮に入ったり、生活環境が大きく変わったりする場合があります。忙しくて学会活動はもとより、勤行・唱題も、ままならなくなることがあります。
名誉会長 新出発をした皆さんに申し上げたいのは、ともかく「焦らないで」ということです。また「粘り強く」ということです。要領が悪くたってかまいません。人と比べる必要もない。一つ一つ眼前の課題にベストを尽くしながら、足元を固めていくことです。
自らやってみて、その上で、自分一人ではできないことがあれば、人に素直にお願いすることも、よく分からないことを率直に尋ねることも、社会人として大事な条件です。
「教えてください」と、先輩たちにぶつかっていく青年は、ぐんぐん力をつけていきます。
誰もが乗り越えてきた道なのだから、心配することはありません。何かあれば、信頼できる先輩に相談してください。
御書には『助ける者が強ければ倒れない』(P1468、通解)と仰せです。学会は、最も心強い「善知識」の世界です。
忙しくて、なかなか会合に出られなくても、思うように題目があげられなくても、同志と連携を取り合っていくことが、どれほど支えになり、励みになるか。まさに福運あふれる"幸福の安全地帯"です。
だから絶対に離れてはいけません。少しでも縁していこうという心が大事です。
新社会人の友を受け入れる地域の方々には、どうか温かく迎えていただくよう、お願いします。
日蓮大聖人は、『御みやづかいを法華経とをぼしめせ、「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」とは此れなり』(P1295)と仰せになられました。
自分の仕事を法華経の修行であると思っていきなさい。現実社会のあらゆる営みは、全部、妙法と合致するものなのですと、教えてくださっています。
どんな仕事であれ、どんな立場であれ、題目を唱える自分自身が智慧を出し、力を尽くして、世のため、人のため、誠実に価値を創造していく。それは、全て「心の財」を積む仏道修行になります。
仕事と信心は、別々ではない。
むしろ、仕事を最大に充実させていく原動力が、信心であり、学会活動なのです。
−−大聖人が門下に『御みやづかいを法華経』と教えられたのは、御自身に3度目となる流罪の迫害が加えられるかもしれないという緊迫した状況の中でした。
名誉会長 その通りです。大聖人は、もし3度の流罪となれば『百千万億倍のさいわいなり』(同P)と悠然と見下ろされながら、弟子たちに自らの使命の職場で、一歩も引かずに、断固として勝利の実証を示し切っていくように、励まされたのです。
この御聖訓通りに戦って自身を鍛え上げてきたのが、学会の誇り高き伝統です。
草創期、職場で信心に反対されることが多かった先輩たちは、「信心は一人前、仕事は三人前」と歯を食いしばって、両方とも頑張ってきました。「仕事で実証を示してみせる!」と祈り抜き、仕事をやり切ってきました。
大変だからこそ、策によらず、真っ正面から腹を決めて祈って、人の何倍も努力し抜いたんです。
さらに今も、「仏法即社会」「仏法即勝負」の戦いを毅然と続けている、わが社会部、専門部の方々の勝利の体験を、私は感銘深くうかがっています。
仕事の姿勢には、その人の人生観も人間観も表れる。「何のために」生きるのかという一念が表れる。その最も深く、最も強く、最も正しい一念こそが、信心です。
皆さんには、広宣流布という、世界の平和と人類の幸福を実現しゆく究極の大目的がある。「広宣流布」という世界一の大願に立って、自らの日々の仕事に全力で挑むこと−−それが『御みやづかいを法華経』の心です。
「世界一の大願」に向かって戦う一人の青年として、「この仕事で世界一の自分にさせてください」「世界一の職場にさせてください」「世界一の会社にさせてください」と大きく強く祈ることです。
信心は、一個の人間としての実力となって発揮されます。真剣に祈り抜き、勉強し、精進し、創意工夫して、若いエネルギーを仕事にぶつけていく。そうして出た結果が、その時の最高の結果です。思うようにいかなければ、また祈って挑戦し、開拓すればいいんです。私もそうしてきました。
世界一の師匠に薫陶を受けているのだから、世界一の仕事をするのだ。世界一の戸田先生を仕事で宣揚してみせるのだと、私は祈り、働きました。
ともあれ、会社の大小や職場の環境で、自分の仕事や人生の勝ち負けは決まらない。全て自分です。自身の一念で決まるのです。
仕事と活動については、また、じっくり語り合おう。
2012年5月23日水曜日
2012.05.23 わが友に贈る
大きい季節。
風邪など ひかないよう
体調管理の呼び掛けを!
皆、健康第一で!
生死一大事血脈抄 P1338
『相構え相構えて強盛の大信力を致して南無妙法蓮華経臨終正念と祈念し給へ、生死一大事の血脈此れより外に全く求むることなかれ』
◇希望の明日へ
若き挑戦の魂に行き詰まりはない。「幸運は、挑戦する人間にこそ微笑む」との西洋のことわざがあるが、すべては"行動"から始まる。行動を開始すれば、知恵がわく。道が見えてくる。道があるから歩くのではない。歩くから道ができるのである。
平3・3・16
☆若き君へ 新時代の主役に語る 第4回「新社会人に贈る」
池田名誉会長 はじめに、先日(5月6日)の竜巻で被災された茨城、栃木の皆様方に、あらためて心からお見舞いを申し上げます。
本当に甚大な被害でした。私も強盛に題目を送っています。
わが尊き友が懸命に復旧に当たられている様子を、胸を熱くして、うかがいました。青年部をはじめ多くの同志が応援に駆けつけてくださっていることも、感謝に堪えません。
−−池田先生と同じ心で、私たちも、全同志の健康、絶対の無事故を真剣に祈ってまいります。
慌ただしく新年度がスタートして、はや2ヵ月、新社会人として生活を始めたメンバーも、数多く奮闘しています。また、新しい職場や新たな立場になった人もいます。
今回は、ぜひ、フレッシュマンたちに励ましのエールをいただければと思います。
名誉会長 自分が希望する仕事に就いた人も、そうでない人もいるでしょう。でも、私は全ての新出発の友に、心から「おめでとう!」と申し上げたい。
私のところにも、多くの報告や決意が寄せられています。それぞれが、本当に凛々しく清々しい。
この真剣な新人たちの息吹こそ、職場を生き生きと発展させゆく力です。「新しい時代」の「新しい人材」が活躍しゆくことこそ、社会の宝であり、希望です。
みんな、体調は大丈夫か。朝ごはんは、ちゃんと食べているか。睡眠はとれているか……。
新社会人の皆さんが、健康で、元気はつらつと、悔いのない一日一日を前進していかれることを、私は祈りに祈り抜いています。
先輩たちから大いに学びながら、たくましく明るく、新鮮な力を発揮していってください。
もちろん、最初からうまくいく人なんていません。失敗もある。叱られることもあるでしょう。
「この仕事は向いてない」と悩む時もあるかもしれない。
でも、皆さんには、張り切って第一歩を踏み出した「初心」がある。大事なのは「今」の決心です。「これから」の行動です。
この仏法の「本因妙」の精神を、アメリカのジャズ音楽家のウェイン・ショーターさんは、実践的に、「初心を忘れないこと」と捉えていました。「初心」を堅持していく生命は、みずみずしく創造力を湧き立たせていけます。
皆さんには、「絶対勝利」の信仰があります。
『未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ』(P231)と記されている通り、決意して行動を開始した人は、現状がどうあれ、すでに勝つ因をつくった人です。私は未来の勝利者の皆さんに、最大の祝福を贈りたいのです。
2012年5月22日火曜日
2012.05.22 わが友に贈る
自分の弱さとの戦い。
仏法は勝負だ。
勝つと決めた者に
勝利の栄冠は輝く!
祈祷抄 P1352
『法華経の行者を諸の菩薩人天八部等二聖二天十羅刹等千に一も来つてまほり給はぬ事侍らば、上は釈迦諸仏をあなづり奉り下は九界をたぼらかす失あり』
◇希望の明日へ
青空が美しいのは、上空で強い風が走り、戦っているからである。その戦い(風)がやめば、空には雲がたれこめる。人生もまた同じである。戦いの中に、生命の美しき青空は開く。戦いのなかに、鍛えられ、清められた人間性の美が輝く。挑戦という戦いをやめれば、人生は掛りなく、たるんだ曇天の日々となろう。
平3・2・17
☆新時代第58回本部幹部会へのメッセージ
大好きな北海道の同志の皆さん方!
晴れ晴れと大勝利の総会、誠におめでとうございます!。
何よりも、初代・牧口常三郎先生と、2代・戸田城聖先生が、大切な故郷の広宣流布の大発展を、どれほど喜ばれていることか。
お二人が微笑みながら、後継の青年たちを見守っておられるお姿が、私の目に浮かんでまいります。
北海道をはじめ全国の同志の皆さんが尊い情熱を燃やして、聖教新聞の拡大に取り組んでくださっていることも、よくうかがっております。
きょうは、心からの感謝を込めて、小説『新・人間革命』の連載について、ご報告いたします。
現在、九州・熊本の同志との忘れ得ぬ歴史を綴る「人材城」の章には、おかけさまで、たくさんの声を寄せていただいております。
この「人材城」の章をもって、わが東北の友に捧げる「福光」の章から始まった第25巻が完結します。
そして、引き続き、来月の半ばからは、第26巻の連載を開始する予定です。
その第1章のタイトルは、「厚田」──。
愛する北海天地が舞台であります。
昭和52年(1977年)の秋10月、「生死不二の永遠の都」たる厚田の戸田記念墓地公園の開園を中心に描いていきます。
けなげな北海道の友と苦楽を分かち合いながら、戦い、そして、すべてに勝ってきた『今生人界の思出』(P467)は、幾重にも尽きることはありません。
あの小樽問答や、札幌の夏季折伏、夕張炭労事件など、これまで私の北海道への訪問は51回を数えますが、今回の「厚田」の章の執筆は、まさしく52回目の北海道訪問であるとの思いで、全道の皆さん方と心で対話をしながら、進めていく決心です。
私は、ますます元気で、万年の未来へ向かって、「師弟の勝利の叙事詩」を、書いて書いて、書き残していきますから、全国、全世界の同志の皆さん、どうか、楽しみにしていてください。
本日は、伸びゆく"人材の花"満開の「全国婦人部幹部会」、そして、華陽の女子部の「誓春大会」、心からお祝い申し上げます。
婦人部と女子部、母と娘、姉と妹が、仲むつまじく手を携えて、幸と平和のスクラムを広げていることを、御本仏・日蓮大聖人は「善哉 善哉」と諸手をあげて御賞讃くださっているに違いありません。
大聖人は、聡明な乙女・乙御前と、その気高い母である日妙聖人に、繰り返し、お手紙を送られ、激励されました。
大聖人が流罪された佐渡まで、鎌倉から母娘でお訪ねしたという、尊い求道の旅は、あまりにも有名です。
蒙古襲来という戦乱におののく、濁り乱れた悪世の中で、必死に生き抜いている母娘に、大聖人は、『法華経の行者は日輪と師子との如し』(P1219)と仰せであります。
この御聖訓を拝し、私は、敬愛する婦人部・女子部の皆さんに「太陽の如く、明るく朗らかに勝ち開け!」「師子の如く、強く正しく勝ち進め!」と申し上げたいのであります。
戸田先生は、故郷の北海道の婦人部に対して、「弾けるような題目をあげ、どんな障魔も、信心で吹き飛ばしていきなさい」と励まされました。
この母たちの強盛なる祈りを力として、創価家族は未来永遠に、いかなる苦難も乗り越え、勝ち越えていくのであります。
北海道の初代女子部長が友に語りかけていた言葉が、今も私の心に響いて離れません。
「私たち女子部が信心を根本に、一人一人、強くなり、幸福になっていくことこそ、師匠への報恩であり、広宣流布なのです」と。
幸福になるために、そして皆を幸福にするために、妙法を朗々と唱え、正義を堂々と語りながら、仲良く楽しく戦いましょう!
愛する家族も郷土も、社会も世界も、我ら創価の希望の光で、いよいよ明々と照らしていこうではありませんか!
35年前、厚田の墓園の開園に際して、私は、大河小説『永遠の都』の一節を申し上げました。
それは、「常に断崖の淵を歩いてきた人間にとって、最大の緊急事態も、いわば日常茶飯の出来事にすぎません」(ホール・ケイン著)と。
これが、創価の三代の師弟の覚悟であります。
広宣流布の大願のためには、何も恐れず、北風に向かい、怒濤に向かって、まっしぐらに前進する──この勇気を、わが不二の青年に託して、私のメッセージといたします。
健康第一で、悔いのない、大勝利の人生を歩み抜いていきましょう!
◎高さ世界一の自立式電波塔「東京スカイツリー」が、きょう営業開始
2012年5月21日月曜日
2012.05.21 わが友に贈る
必ず励ましのドラマが!
満々たる生命力で
友に勇気と確信を送る
「抜苦与楽」の実践を!
祈祷抄 P1347
『いかでか仏前の御誓並びに自身成仏の御経の恩をばわすれて、法華経の行者をば捨てさせ給うべき』
◇今週のことば
「いかなる病
さはりをなすべきや」
題目の師子吼で
強く賢く朗らかに
「健康第一」の前進を!
2012年05月21日
◇希望の明日へ
人生は"強く"また"強く"生きることである。"前に"また"前に"進み続けることである。頭を上げて、堂々と生きる人は幸福である。その人に、人生は道を開ける。魔も逃げていく。
平2・11・28
☆御書とともにNo.76 揺るがぬ自己を築け
『賢人は八風と申して八のかぜにをかされぬを賢人と申すなり、利(うるおい)・衰(おとろえ)・毀(やぶれ)・誉(ほまれ)・称(たたえ)・譏(そしり)・苦(くるしみ)・楽(たのしみ)なり』(四条金吾殿御返事 P1151)
◇通解
賢人は八風といって八種の風に侵されないのを賢人というのである。八風とは利(うるおい)・衰(おとろえ)・毀(やぶれ)・誉(ほまれ)・称(たたえ)・譏(そしり)・苦(くるしみ)・楽(たのしみ)である。
◇同志への指針
信仰とは、何ものにも揺るがぬ、堂々たる自分を創り上げる力だ。目先の利害や毀誉褒貶に一喜一憂して、紛動される人生は儚い。人々のため、社会のため、広宣流布の大願に生き抜く人こそ、大賢人なのである。
八風に侵されず、わが使命の道を断固として歩み通すことだ。そこに、諸天善神が動く。誇り高き「人間革命」の凱歌の劇が光る。悔いなき大勝利の歴史が残る。
◎金環日食、もう始まってるよ!
2012.05.20 わが友に贈る
人と会うことだ!
仏縁を広げた分だけ
わが心の財は輝く。
対話の華を爛漫と!
祈祷抄 P1351
『大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず』
◇希望の明日へ
"魂の試練"こそが、真の試練である。どんな困難にも敢然と戦い抜いて築いた、揺るぎない自我。それが、魂の試練で勝った人の姿である。ましてや学会員は、大聖人の弟子である。『臆病にては叶うべからず』(P1282)である。どのようなことが起ころうとも、平然と、いよいよ信心根本に試練に挑戦してゆく。そこにこそ三世永遠の幸福境涯である仏界が、開かれるのである。
平2・6・8
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.014「青年こそ創価の太陽!」
◇男子学生部の友に
いついかなる時も、君たちが生き生きと英知を磨き、躍動して戦ってくれている。君たちありて学会は盤石なりと、私は心から喜び、最大に信頼しています。
日蓮大聖人は『此の経文は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし・空飛ぶ者の王たり鷲のごとし』(P1310)と仰せです。世界一の大仏法を持った諸君は、一人一人が、師子王の如く、大鷲の如く、青春の王者となって戦い、勝ち抜いていただきたい。
私が世界に開いた道を厳然と受け継いでいくのが、諸君です。ゆえに、大いに学びに学ぶことです。そして大いにしゃべることです。青年は黙っていてはいけない。題目を朗々と唱え抜いて、行学の英雄となってください。
◇女子学生部の友に
信心こそ、どんな悩みも乗り越えながら、自分自身が成長し、生き生きと勝利しゆく究極の力であります。
大聖人は女性の弟子に『爾前経では秋冬の草木のようであった九界の衆生が、法華経の妙の一字の春夏の太陽におあいして、菩提心の花が咲き、成仏往生の実がなるのである』(P944、通解)と仰せになられました。
輝きわたる大仏法に生き抜く皆さんは、一人一人が、未来を無限に照らしゆく創価と広布の太陽です。
何でも良き先輩に相談しながら、希望に燃えて前進してください。世界一、仲良きスクラムで、朗らかに友情と仏縁を広げていただきたい。
健康で、絶対無事故の悔いない一日一日であってください。どうか、百人力の妙法の力を抱いて、青春を強く賢く楽しく生き抜いてください。
2012年5月19日土曜日
2012.05.19 わが友に贈る
忙しい時ほど
学びの時間を創れ!
教養と人格光る
一流の人材に育て!
経王殿御返事 P1124
『此の曼荼羅能く能く信ぜさせ給うべし、南無妙法蓮華経は師子吼の如しいかなる病さはりをなすべきや』
◇希望の明日へ
仮に人生の短距離走で勝てなければ、中距離走で勝てばよい。それでも勝利に届かなければ、長距離走で勝てばよいのである。"最後には勝つ"−−この決心で、蓮しく、また達しく生き抜いてほしい。
平1・9・30
☆宮崎日日新聞 特別寄稿「日向に輝く文化の太陽」
「船はてて 上れる国は 満天の 星くずのなかに 山匂ひ立つ」
宮崎が生んだ歌人の若山牧水は、故郷の海原を旅して詠じました。
日向の海は広々と世界に開かれております。遣唐使の寄港地であった油津港など、いにしえより、人と文化が賑やかに往来し、麗しい友誼の縁を結んできた黄金の歴史が輝いています。
今、九州一帯は、アジア新時代の「環黄海経済圏」の基軸として注目を集めており、宮崎県が担いゆかれる役割にも、ひときわ大きな期待が寄せられております。
この宮崎の県立美術館で、東京富士美術館が企画する「地上の天宮 北京・故宮博物院展」が、意義深く開催の運びとなりました。宮崎日日新聞社をはじめ、ご尽力いただいた関係者の皆様方に、心より御礼申し上げます。
◇
この故宮展は、札幌、神戸、福岡、名古屋、松山、東京の六都市で、約九十万人の方々が鑑賞されました。国宝に当たる国家一級文物十八点を含む、二百点の至宝が出展されています。
今回、初めて海外に貸し出された名画「女孝経図」は、まさに宮崎を中継地の一つとして日中貿易が栄えた宋の時代に制作された国宝です。
明代の国宝である「馮媛当熊図」には、一人の女性が命を賭して、暴れる熊から皇帝を護る場面が描かれています。いざという時に毅然と発揮される勇気──それは、いかなる試練も明るく朗らかに勝ち越えきた、私と妻の敬愛する宮崎の母たちと、何と深く響き合っているでしょうか。
本展では、宮廷の女性たちの清々しい振る舞いとともに、皇子や皇女たちが、どのように学び、遊び、成長していたかも、絵画や学習用品・おもちゃなどを通じて知ることができます。
わが宮崎県は、子どもたちへのアンケートをまとめた「いい子どもが育つ都道府県ランキング」で日本一であり、出生率も第2位です。模範の子育てが光る宮崎での故宮展は、家族で、お子さん方と手を携えて楽しんでいただける趣向となっております。
また、伝統工芸が盛んな宮崎は、日向はまぐり碁石や榧(かや)碁盤・将棋盤、さらに紅渓石硯や宮崎漆器など、名匠の技が有名です。今回、展示される蒙古製の将棋や清代の玉製の碁石、また宮廷で使われた松花江石製の御用硯や朱塗りの道具などの逸品を通して、日中両国の一衣帯水の文化・技術の交流の歴史を、深く感じ取っていただけることでしょう。
◇
本年は、日中国交正常化より四十周年の佳節です。五年前の四月、温家宝総理が来日に際し、「友好の手本」と紹介された逸話があります。ここ宮崎と中国の閣に刻まれたドラマです。
──日中戦争の最中の一九四〇年八月、中国・華北で戦乱に巻き込まれ、両親を失って孤児となった日本人の幼い姉妹を、八路軍の聶栄臻(じょうえいしん)将軍が救い出し、手厚く保護しました。将軍は「この罪のない孤児を異国の山野に落命させてはならない」と手紙にしたため、村民に頼んで戦火の中を日本軍に送り届けてくれたのです。
時はめぐり、国交正常化後の一九八〇年、両国の関係者の真心によって、聶将軍と、助けられた都城の裕美穂子さんは、北京で感動の再会を果たすことができました。
この再会を契機に、都城市と、将軍の出身地である重慶市江津区は、友好都市として結ばれました。友情の輪は、さらに幾重にも広がっています。
たとえ政治や経済の次元は揺れ動いたとしても、民衆の心と心が深く結ばれていれば、平和友好の「金の橋」は盤石です。"文化の使者"というべき今回の展示会が、宮崎と中国との美しさ心の結合を、さらに強める契機となればご』れな上の喜びはありません。
◇
昨年、東日本大震災の影響で、多くの展覧会が中止を余儀なくされる中、故宮博物院は本展の開催を英断してくださいました。展示会の断行によって、お見舞いの心と友情のエールを、静かに熱く伝えてくださったのです。
なかでも宮崎県は、大震災の以前から、「口蹄疫」「鳥インフルエンザ」「新燃岳の噴火」など、相次ぐ災難に直面し、戦い続けてこられました。
私のよく知る延岡の養豚家の青年も、歯を食いしばっで苦境を乗り切りました。この春、全国の主張大会で、"宮崎は「日向」すなわち「太陽の宝土」です。どんな苦難にも負けません。東北と日本の復興に、青年が立ち上がりましょう"と叫んで、震災の被災地の友にも勇気を送ってくれました。
中華文化促進会の高占祥主席は、私との対談集の中で、「自然災害は、人間を屈服させることはできません。逆に人と人との間に思いやりの心と道徳力を湧き立たせるに違いありません」と言われております。
そして、文化の力こそ「人類の第二の太陽」と強調されていました。
本展には、大いに文化・学術を興隆させた乾隆帝が書写した法華経も、展示されています。この法華経には、「慧日は諸の暗を破し 能く災の風火を伏して 普く明らかに世間を照らす」と記されております。
その名も「不死鳥」という意義を持つフェニックスを県の木とする宮崎から、日本そしてアジアを照らしゆく、たくましい「智慧の太陽」が赫々と昇りゆくことを、私は祈ってやみません。
2012年5月17日
2012年5月18日金曜日
2012.05.18 わが友に贈る
和楽と友情の広場だ。
人間革命の宝城だ。
提供者に深く感謝し
皆で清々しく前進!
日女御前御返事 P1244
『此の御本尊全く余所に求る事なかれ只我れ等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり』
◇希望の明日へ
過去を食べて生きている人は老人である。現在を食べて生きている人は中年である。それに対し、未来を食べて生きる人こそ若人であり青年である。これは、年齢の問題ではない。人生を生きゆく一念の姿勢の問題であり、心の境涯の問題にはかならない。
平1・8・17
☆御書とともにNo.78 信心こそ一切の根本
『南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす』(日女御前御返事 P1244)
◇通解
「南無妙法蓮華経」とだけ唱えて、成仏することが最も大切である。ひとえに信心の厚薄によるのである。仏法の根本は、信をもって源とする。
◇同志への指針
正しい信心こそ、勝利の根本である。妙法を唱え抜く人が一番尊く、一番強い。強盛に「信力」「行力」を奮い起こせば、無量無辺の「仏力」「法力」を、わが生命にあらわすことができる。
どんな時も、まず題目だ。題目こそ、いかなる苦悩にも負けず、一切を打開していける究極の原動力なのである。
2012年5月17日木曜日
2012.05.17 わが友に贈る
日々、真剣に
唱題行に徹し抜け!
「祈りとして
叶わざるなし」だ。
新池御書 P1439
『此の経にあひ奉りぬれば諸罪は霜露の如くに法華経の日輪に値い奉りて消ゆべし』
◇希望の明日へ
いかなる時も恐れなき人こそ勇者である。何かあればおじ恐れ、臆病となる人ほど惨めで、哀れなものはない。
昭63・11・4
2012.05.16 わが友に贈る
安心して聞ける。
和やかな語らいには
発展のリズムがある。
座談の花を咲かせよう!
三三蔵祈雨事 P1468
『夫れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬればたうれず、本より生いて候木なれども根の弱きはたうれぬ、甲斐無き者なれどもたすくる者強ければたうれず、すこし健の者も独なれば悪しきみちにはたうれぬ』
◇希望の明日へ
いかなる世間の権威、名声も宇宙の大法則にまさるものではない。人を頼らず、ただ天を味方として正義の戦いに挑んでい。これが真の信仰者の崇高な確信の人生である。
昭63・10・12
2012年5月15日火曜日
2012.05.15 わが友に贈る
仏のごとく迎えよ!
リーダーの感謝の心が
歓喜と前進の源だ。
仲良き創価家族、万歳!
聖人御難事 P1190
『過去現在の末法の法華経の行者を軽賎する王臣万民始めは事なきやうにて終にほろびざるは候はず』
◇希望の明日へ
信仰とは、むしろ、より厳しいほうへ、激しい苦難へと、勇んで進みゆく生き方にある。そこにこそ、人間としての崇高な輝きもあり、成長もある。
昭63・6・12
☆勝利の人間学第8回 座談会は拡大の推進軸
・座談会から出発
座談会は、創価の前進の生命線である。
私が戸田先生にお会いできたのも、座談会のおかげである。
広布発展の原動力は、一にも二にも、互いの顔が見える小単位の集いである。心と心を通わせる対話である。この一対一の絆を強固にしたから、学会は勝利してきた。
戸田先生は座談会を大切にされた。参加者が少なくても、逆に「じっくりと話ができる」と真剣であられた。嬉しそうでもあった。
地道な活動ほど強いものはない。
座談会から出発し、次の座談会を目指して挑戦する。その粘り強い繰り返しが、学会伝統の「勝利のリズム」である。
戸田先生は「座談会で広宣流布はできる」と断言なされた。
・青年が主体者
青年が一人いるだけで、座談会は変わる。
駆けつけてくるだけで、空気が一変する。
いわんや、青年が主体となった、にぎやかな座談会ほど、明るく楽しいものはない。
私も青年部時代から、皆が「本当に来てよかった」と思える会合にするために、参加者の顔を思い浮かべて祈り、準備して臨んだ。
青年部の振る舞いから、会合革命は起こる。
学会の新しい前進も、そこから始まるのだ。
・哲学を学べ体験を語れ
座談会には人生勝利の哲学がある。他者の人生に学ぶ触発がある。最も民衆に根ざした人間学の学校だ。勇んで求めてもらいたい。
御聖訓にも「心ざしあらん諸人は一処にあつまりて御聴聞あるべし」(御書951ページ)と仰せではないか。
皆で体験を語り合い、教学を学び合う。
これが一番正しい仏道修行の実践である。
座談会では「声を惜しまず」語ろう。
青年の声ほど、偉大な力はない。
青年が話せば、周りを元気にすることができる。声を出せば、自分も元気になる。皆に希望と勇気と活力を贈る集いを、一回一回、青年の力で勝ち取っていただきたい。
2012年5月14日月曜日
2012.05.14 わが友に贈る
安心と成長の故郷。
希望の未来を開く
歓喜の大前進を!
友好の大拡大を!
三世諸仏総勘文教相廃立 P564
『心の不思議を以て経論の詮要と為すなり、此の心を悟り知るを名けて如来と云う』
◇今週のことば
対話はドラマを生む。
励ましは勇気を広げる。
「声仏事を為す」
創価家族の座談会から
広布の波動を起こせ!
2012年05月14日
◇希望の明日へ
人生というのは、いろいろなことがある。大水が押し寄せる高い波の時もある。低い波の時もある。また、なぎの時もある。苦悩の大火に焼かれる思いの時もあろう。大事なことは、たとえ、どういう時でも、"自分はこれだけやりきった"と納得できる生き方、悔いのない生き方を貫くことである。その人こそ、賢人である。勝者であり、幸福者であろう。人がどう言おうと、また、どう見ようと、それはそれである。あくまでも、自分の信念を貫くことである。
平5・11・30
2012年5月13日日曜日
2012.05.13 わが友に贈る
一人も もれなく幸福に!
広宣の道を肩組み進む
温かな心と心の共鳴が
福徳の世界を開く!
御義口伝下 P762
『悪を滅するを功と云い善を生ずるを徳と云うなり、功徳とは即身成仏なり又六根清浄なり』
◇希望の明日へ
何があろうと"道を貫く""退転しない"これが人間としての勝利者の証である。正義の闘争に、悪意の中傷があるのは、当たり前である。何か言われると、すぐふらつく。何か書かれると、すぐ動揺する。それでは人間として、あまりに情けない。どこまでも、正義を叫び切っていく。真実を語りに語り抜いていく。ここに創価学会の折伏精神もある。広宣流布は、永遠不退の闘争であり、信念の言論戦なのである。
平5・4・20
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.013「対話で世界を結べ」
平和な世界を築くために、いかに対話が大切か。
戸田先生の力強い声が、わが胸に響いている。
「大聖人の御生涯の戦いは、折伏という対話に徹して生命を触発し、人間の覚醒を促す『精神の闘争』『思想の闘争』であられたではないか」
今、その偉大なる闘争を継ぐのが創価学会である。牧口先生は、真実の大聖人の御精神を叫び、実践し抜いていかれた。民衆の中に人つて、座談会を開き、一人一人の苦悩の解決に全力を注がれた。
それが学会の誇り高き栄光の歴史なのである。
文化や民族や宗教の違いを超えて、私は庶民と会い、世界の指導者と語り、共感と信頼の橋を懸けていった。
「文明を結ぶ」
「世界を結ぶ」
この壮大なる人間主義の連帯を広げゆくことが、戸田先生の願いであったからだ。
法華経寿量品に「未曾暫廃(未だ曾<かつ>て暫くも廃せず)」とある。この地上から悲惨の二字をなくすまで、仏の行動は瞬時も弛むことがない。
さあ、きょうも、我らは宝の友情を大きく広げよう!
新しい友と語る。そこには新鮮な喜びがある。対話は貴重な自身の財産となる。
人から学ぼう。その心があるかぎり、無限に自分を豊かにしていける。どこまでいっても、行き詰まりがない。
一生、探求である、
一生、勉強である。
フロンティア・スピリット(開拓者魂)を燃やし、思い切って新天地へ飛び込み、心弾む出会いを重ねたい。
対話で味方をつくるのだ。
対話で哲学を深めるのだ。
対話で歴史を開くのだ。
2012年5月12日土曜日
2012.05.12 わが友に贈る
役員の皆様に感謝を!
「当たり前」と思っては
信心の世界ではない。
真心には真心で応えよ!
佐渡御書 P961
『日蓮御房は師匠にておはせども余にこはし我等はやはらかに法華経を弘むべしと云んは螢火が日月をわらひ蟻塚が華山を下し井江が河海をあなづり烏鵲が鸞鳳をわらふなるべしわらふなるべし』
◇希望の明日へ
信念のためなら、死をも恐れない。それが本当の"革命児"である。人間として"偉い人"である。人間としての偉大さ−。それは、わが信念に忠実であったかどうかで決まる。信念を貫き通した人は偉い。どんなに理屈をつけようとも、信念を捨て、誓いをともにした同志を裏切ったならば、人間として最低の所業であろう。地位が人間をつくるのではない。財力が、権威が人間を高めるのではない。反対である。人間がどうかである。偉大な人間はいっさいを偉大に高める。卑しき人間はいっさいを卑しく、無価値にする。
平4・8・31
☆「Japan Times」紙特別寄稿 2015年へ「核兵器禁止条約」の推進を
イランの核開発問題や、北朝鮮による長距離ロケットの発射など、中東や北東アジアで地域的な緊張が高まる中、2015年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けた準備委員会が、4月30日からウィーンで開かれる。<5月11日まで>
NPT発効から40年以上の歳月を経てもなお、やむことのない核兵器の拡散──。こうした現実を見るにつけ、NPT前文で謳われた「貯蔵されたすべての核兵器を廃棄し、並びに諸国の軍備から核兵器及びその運搬手段を除去する」とのビジョンに立ち返る以外、根本的には解決の道は開けないと思われる。
核兵器が存在する限り、他国を強大な軍事力で威嚇しようとする衝動が生き続け、それが多くの国々に不安や恐怖をもたらす。そして、その不安や恐怖が呼び水になって、新たな核拡散の脅威が広がり、世界をどれだけ不安定にさせてきたか計り知れない。こうした負のスパイラル(連鎖)は、核兵器に安全保障を依存する思考から全ての国が脱却しない限り、完全に断ち切ることはできないものなのだ。
かつてハンス・ブリクス氏らのWMD委員会は、「ある国々の手にある核兵器は脅威ではないが、他の国々の手にある核兵器は世界を破滅の危機に陥れる、というような考え方を認めない」との見解を示した。全く同感であり、核兵器というダモクレスの剣はどの国が保有しようと、人類の生存権を脅かす"絶対悪"であることには変わりなく、一律に禁止することが焦眉の課題といえよう。
国際社会がその課題に踏み出す上で、2010年のNPT再検討会議の最終文書は重要な礎となるものである。そこでは、「核兵器のいかなる使用も壊滅的な人道的結果をもたらすことに深い懸念を表明し、すべての加盟国がいかなる時も、国際人道法を含め、適用可能な国際法を遵守する必要性を再確認する」との一文が盛り込まれ、国際法の遵守において一切の例外を認めない旨が明記された。
今こそ、この合意を突破口に、「核兵器の非合法化」を明確な条約の形に昇華させるための挑戦を本格的に開始しなければならない。ウィーンの準備委員会では、2010年の最終文書を踏まえ「核兵器に対する国際法の適用」を議題の一つに乗せ、核兵器を包括的に禁止する「核兵器禁止条約」(NWC)を視野に入れた討議に着手すべきであると、強く訴えたい。
NWCの制定を求める声は、今や、162力国が加盟する「列国議会同盟」や、5,200以上の都市が加盟する「平和市長会議」をはじめ、各国の首相・大統領経験者による「インターアクション・カウンシル(OBサミット)」からも表明されるまでになってきた。また、マレーシアなどを中心にNWCの制定を求める決議が1996年以降、国連総会に毎年提出される中、昨年には130力国が賛成するまで支持が広がっている。
NWCの実現に向けて、カスケード(雪崩的な拡大)現象を巻き起こすためには、もうひと押しの努力が必要だ。私はそのために、従来の国際人道法の精神に加えて、「人権」と「持続可能性」を、グローバルな民衆の意思を結集するための旗印に掲げ、青年たちを先頭に「核兵器のない世界」を求める声を力強く糾合することを呼びかけたい。「人権」と「持続可能性」の観点に立てば、核兵器に基づく安全保障政策が維持されることで、同じ地球で暮らす多くの人々や将来世代にもたらされる被害と負荷の問題が浮き彫りになり、関心を高めることができると考えるからだ。
NWCの交渉開始という難関を突破する一つの方途として提案したいのは、基本条約と議定書をセットにする形で核兵器の禁止と廃絶を追求するアプローチである。つまり「『核兵器のない世界』の建設は人類
協働の事業であり、国際人道法と人権と持続可能性の精神に照らして、その建設に逆行する行為や、理念を損なう行為をしない」との合意を基本条約の柱とするものだ。その眼目は、全ての国が安心と安全を確保できるような"人類共同の事業"としての枠組みを打ち立てることにある。
そうした"脅威から安心への構造転換"を基本設計とする条約が成立すれば、次の段階となる議定書の発効が多少遅れたとしても、現在のような先行き不透明で脅威が野放図に拡散していく世界ではなく、明確な全体像に基づいた国際法によるモラトリアム(自発的停止)の状態が形成されていくのではないか。そのための準備を早急に開始することが必要であり、有志国とNGOが中心となって「核兵器禁止条約のための行動グループ」(仮称)を発足させることを呼びかけたい。
かねてより私は、原爆投下から70年にあたる2015年に、各国の首脳や市民社会の代表が参加して、核時代に終止符を打つ意義を込めた「核廃絶サミット」を広島と長崎で行うことを提案してきた。また、その一つの方式として、NPT再検討会議の広島・長崎での開催も呼びかけてきた。
被爆地での開催を念願してきたのは、会議の参加者が訪問を通じて「核兵器のない世界」への誓いを新たにすることが、核問題解決の取り組みを"不可逆で揺るぎないもの"にしていくと信じるからだ。その会議で、NWCの基本条約の調印か、最終草案の発表が行えるよう努力していくべきだ。
SGIとしても、平和市長会議やlCANをはじめ、志を共にする諸団体と連帯し、そのための国際的な機運を高めていく所存である。
「核兵器による悲劇は二度と繰り返されてはならない」「人類と核兵器は共存できない」──それこそが、広島と長崎への原爆投下から得た教訓だったはずだ。その教訓を明確に核兵器を禁止する条約の形に結実させるために、日本が、ウィーンでの準備委員会において建設的な議論をリードし、2015年のNPT再検討会議に向けて「核兵器のない世界」への潮流を形づくる役割を発揮することを切に願うものである。
2012.05.11 わが友に贈る
安心と信頼の拠点。
駐輪・駐車のマナー守り
館外での私語は慎もう。 近隣に最大の配慮を!
日厳尼御前御返事 P1262
『叶ひ叶はぬは御信心により候べし全く日蓮がとがにあらず』
◇希望の明日へ
"真実"を語る人が、真実の人間である。本当のこと、正しいことを語る勇気の言論こそが、人間の証であり、平和の武器といえる。その意味で、平和のため、未来のために、信念を貫いてこそ人生の達人であり、その人は文化の達人、平和の達人でもある。
平4・7・29
☆我らの勝利の大道No.73 誓願の五月三日
「五・三」を祝賀する本部幹部会では、アメリカ創価大学出身のハワイの女子部のリーダーが、清新な決意を立派に述べてくれた。
私が、アメリカ初訪問の計画を発表したのは、会長に就任した翌月の本部幹部会であった。
『大願とは法華弘通なり』(P736)、『誓願と云うは題目弘通の誓願なり』(P846)との仰せのままに、世界広宣流布の大誓願に向かって行動を開始したのである。
早くも七月には、海外に在住するメンバーと連携をとるための「海外係」が発足。そして十月、ハワイに海外指導の第一歩を印したのである。以来、五十四力国・地域を訪れた。
「誓願」は即「行動」である。「誓願」は即「真剣勝負」なのである。
御聖訓には『物だね(種)と申すもの一なれども植えぬれば多くとなり』(P971)と示されている。
いずこにおいても、開拓の歴史は、一握りの友から始まった。自分が花を咲かせるのではなく、妙法の種を蒔き続けていく決心のリーダーだちから広がった。
そして今、創価の平和主義・文化主義・教育主義、さらに人間主義の運動は、百九十二力国・地域で美しい大輪の花を咲かせている。
地域広布も、世界広布も、その大河となりゆく流れは、誓いの一念を定めた「一人」のたゆまぬ挑戦と前進から始まるのだ。
この夏、ロンドン・オリンピックが開催される英国でも、地涌の同志は、希望に輝く「良き市民」として、社会に貢献を続けている。
我らのタプロー・コート総合文化センターは、英国五輪協会創設者のデズボロー卿ゆかりの建物である。
本年は、英国の作家ディケンズの生誕二百周年にもあたる。戸田先生の元に集った女子部の人材グループ「華陽会」で学んだ小説『二都物語』の作者である。
ディケンズは少年時代、靴墨工場で朝から晩まで働いた。その苦労を魂の滋養にして、やがて虐げられた人びとに寄り添う名作を残していったのである。
彼は自伝的作品の主人公にこう語らせている。
「徹底的で、熱心で、心底一途であることの代わりになるものなんか何もありはしない。全身を拠つべきものに、ほんの片手だけを置くような真似は絶対にしないし、また何であれ、自分の仕事を見くびるような真似は絶対にしない」
一事に徹し抜く情熱なくして大偉業は成し得ない。我らには、その燃える魂がある。希望がある。だから強い。恐れない。
人類史にあって、「一人も残らず幸福に!」という究極の生命の希望が文字に凝結したもの、それが法華経といえようか。大聖人の御書は、その精髄の"希望と勝利の経典"である。
御書発刊から六十周年、この不滅の希望の輝きは、いよいよ人類の未来を赫々と照らし出している。
さあ、元初の五月三日から、大いなる希望に燃えて、正義の師子吼を轟かせゆくのだ。今再び、異体同心の団結で、新たな一歩前進を開始しよう!
『声仏事を為す』(P708)−−私たちの誠実な対話、勇気の行動は、人間の勝利へ、最極の希望を創り広げゆく戦いなのだ。
広宣の
我らの元初は
この日かと
希望の彼方は
勝利の山々
2012年5月10日木曜日
2012.05.10 わが友に贈る
リズム正しく
信心即生活の日々を。
朗々と勤行・唱題し
満々たる生命力で前進!
四条金吾殿御返事 P1151
『だんなと師とをもひあわぬいのりは水の上に火をたくがごとし』
◇希望の明日へ
大切なことは、自らの信念のままに、進むべき道を毅然と進むことだ。"自分は今、どうあるべきか"とつねに自分を見つめ、日々、使命の道に出発していく−−"倫理観の強さ"とは、このことであろう。幹部になったとか、ならなかったとか、厳しく言われたとか、ほめられたとか−−いちいち、そうしたことで心が揺れたり、役職や立場に安住して堕落したり、それでは信心とはいえない。
平4・5・12
☆我らの勝利の大道No.73 誓願の五月三日
朗らかな
微笑み絶やさぬ
母なれば
無量の人に
慕われ光りぬ
「五・三」は「創価学会母の日」でもある。
日本中、そして世界中で奮闘してくださる「太陽の婦人部」の皆様方に、あらためて深厚なる感謝の思いを捧げたい。
昭和三十五年(一九六〇年)の五月三日、第三代会長就任の夜、大田区小林町の小さな小さな自宅に、お祝いに訪ねてきてくれた、草創の関西の母がいる。
お祝いというよりも、「お葬式」との覚悟で、この日を迎えた、わが家の雰囲気に驚かれていた。その母へ、私は、色紙に「不変」と書き贈った。
師弟の誓いだけは何かあっても変えない、と決めたこの母は、常勝の人材城を築き上げてくれた一人である。晩年、若い人材の活躍に喜び語っておられた。
「"何かあれば題目。苦しい時こそ折伏精神で。そして今度も勝ってみせる"と、ヤングの婦人部たちまで自然に口にしています。
草創期に戦ってきた私たち以上に、大きく、たくましく成長している姿が、関西のどこでも見られます」
苦楽を分かち合い、戦い抜いてきた、功労の同志たちのことが、私の胸奥から離れることはない。
『日蓮に共する時は宝処に至る可し』(P734)と「御義口伝」に仰せの通り、我らは共々に、永遠に「常楽我浄」の生命の軌道を愉快に進みゆくのだ。
「五月三日」は、母たちへの感謝を捧げつつ、来る年来る年、賑やかに「地涌の菩薩」のスクラムを広げゆく、創価家族の晴れの祝日なのである。
今月の金環日食を経て、次に日本で見られるのは、二〇三〇年、北海道である。
恩師が逝去された翌年の昭和三十四年(一九五九年)一月十七日、私と同じ心で立ち上がってくれた北海道の同志に深謝しながら、私は忘れ得ぬ夕張の地で日記に記した。
「これらの強き同志あれば−−これからの闘争に、断じて敗れまい」
そして、私は心の奥にある思いを綴り残した。
「この人びとのために−−私は起たねばならぬ。時は……刻一刻と近づいて来た。どうしようもない。時の流れか、要求か、宿命か」
私は、いじらしい庶民の正義の心が脈打つ夕張で、一切の魔を断ち切らんと、今世の新たな大闘争への覚悟を深めていた。
私がよく知る北海道広布の開拓の父は、悪口罵冒の渦巻くなか、胸を張り広大な舞台を走り抜いてきた。
この父が宝としてきた、戸田先生の師子吼がある。
「貧乏人と病人の集まり」という学会への中傷を打ち破る恩師の叫びである。
「結構ではないか! 本当に苦しんでいる人びとを、創価学会以外に、一体、誰が、生命の根底から救うことができるのか!」
齢九十歳となられた、この多宝の父は、今も矍鑠(かくしゃく)と、「信心で勝負する人生が一番、強い」と、友を励まし続けておられる。
北海道で金環日食が観測される二〇三〇年は、創価学会創立百周年の佳節でもある。師弟有縁の三代城・北海道は、百周年の勝利を開く使命深き新天地だ。
ともあれ、日本のみならず世界の大舞台を、自由自在に舞いゆく若鷲こそ、今の未来部の友である。明日、五月五日は「創価学会後継者の日」−−わが生命の宝の子どもだちよ、大いなる希望の大空へ羽ばたけと、祈らずにいられない。
栄光の
世界の地涌の
ともどちが
誓願胸に
なんと晴れやか
2012年5月9日水曜日
2012.05.09 わが友に贈る
強き信心で応戦を!
その繰り返しが
自身を金剛に鍛える!
勇気で勝ち開け!
寂日房御書 P902
『夫れ人身をうくる事はまれなるなり、已にまれなる人身をうけたり又あひがたきは仏法是も又あへり、同じ仏法の中にも法華経の題目にあひたてまつる結句題目の行者となれり、まことにまことに過去十万億の諸仏を供養する者なり』
◇希望の明日へ
信念あるかぎり希望があり、信念強き人は、希望強き人である。"信念の人"こそが"希望の人"であり"幸福の人"である。ゆえに大切なのは、前へ進むことである。戦うことである。動くことである。御書の通りの行動−−その軌道は太陽のごとく、確実に、人生の"希望の春"を花開かせる。
平4・4・17
☆我らの勝利の大道No.73 誓願の五月三日
今月二十一日の朝には、珍しい「金環日食」が各地で見られる。
今回は、東京・神奈川などの首都圏から九州にかけての太平洋側で観測できるという。これほど広い範囲で見られるのは、平安時代以来、実に九百三十二年ぶりと言われている。
太陽、月、そして地球が一直線に並ぶ時に、日食は起こる。地球から見た太陽と月の大きさが、ほぼ等しいために「ゴールドリング」(金環)が見られる。
日本で見られた前回の金環日食は、昭和六十二年(一九八七年)の九月二十三日であった。
この折は、沖縄だけが、金環日食の見える範囲だった。「平和の要塞」である。私たちの沖縄研修道場でも観測できたという。
この時、私は、愛する兵庫の青年平和文化祭などに出席するため、"常勝関西"の地で指揮を執っていた。
日食の当日は、大阪の関西創価学園の「健康祭」に赴き、未来を担う学園生の溌剌たる雄姿を嬉しく見つめた。あれから二十五年、皆、どれほど逞しく成長していることか。地上の金星たる、わが学園生の鮮烈な命の輝きに思いを馳せる時、私の心は躍る。
豊かな詩心の沖縄では、日食を「太陽と月の結婚」とする美しい民話も伝えられる。それは、何とロマンあふれる"天体の結婚式"であろうか。
私には、まるで太陽と月が一体になったような、明るく仲睦まじい沖縄の父母たちの笑顔が目に浮かぶ。
いずこにもまして苦労を乗り越えられてきた沖縄の同志は、苦しむ友の心を、力強い陽光の如く励まし、優しい月光の如く癒やす不思議な力を持っている。
「世界最初の広宣流布のモデル地帯」を目指して、「イチャリバチョーデー」(行き会えば、皆、兄弟)という大海原のように開かれた心で、愛する沖縄家族は、今日も友情と信頼を広げておられる。
私は大好きな「沖縄健児の歌」を聴かぬ日はない。この五月十五日には、返還四十周年を迎える美しき「うるま島」(珊瑚の島)に、永遠の平和と繁栄と和楽あれと、いやまして祈りに祈り抜いている。
広宣の
先駆と模範の
沖縄勢
昭和二十七年(一九五二年)の五月三日、私と妻のささやかな結婚式で、実質の仲人をしていただいた戸田先生は短い祝辞をくださった。
「私の願うことはただ一つ、これからの長い人生を広宣流布のために、二人で力を合わせて戦い切ってもらいたい」
このご指導通りに、ただひたすらに、二人で歩んできた六十星霜である。
結婚六十年を、「ダイヤモンド婚」というそうだ。思えば結婚の時、私は、ダイヤの指輪を買ってあげることができず、「ダイヤだよ」とユーモア交じりに言って、ジルコン(ダイヤモンドのようにつやのある鉱石)の指輪を贈った。
そのジルコンの指輪は、年々、輝きが色槌せてしまい、妻と大笑いしたものだ。
だが、戸田先生の弟子として、ただただ広宣流布のために、一つまた一つと試練を乗り越えるたびに、戦友の絆が、ダイヤモンドの如く堅固の度を増してきたことは確かである。
『日月・両眼・さう(雙)のつばさと調ひ給へ』(P1118)との御聖訓通りに、二人して人生を切り開き、苦難の数だけ強くなった。
「男は力を持て」
「妻はどんな時も笑顔で」
これから、新たな家庭を築きゆく若さ夫婦に、私は恩師からいただいた、この指針を贈りたい。
2012年5月8日火曜日
2012.05.08 わが友に贈る
毎日が新しい出発!
みずみずしい生命で
きょうを勝て!
さあ、これからだ。
一生成仏抄 P0384
『只今も一念無明の迷心は磨かざる鏡なり是を磨かば必ず法性真如の明鏡と成るべし、深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがくとは云うなり』
◇希望の明日へ
"戦わない人""行動なき人"は、他人の不幸を待ち望む。そうした妬みは、もっとも非生産的な感情である。無限に価値を創り、価値を広げゆく、"創価"と正反対の卑しい心である。まして、意図的な悪口を、見破れないようではしかたがない。これに対して、"信念ある人""行動する人"は、皆の幸福を心から願い、心から喜ぶことができる。自らが悩み、動き、戦うゆえに、人の心がわかる。共感できる。
平3・7・26
☆我らの勝利の大道No.73 誓願の五月三日
弘安二年(一二七九年)の五月、大聖人は仰せになられた。
『総じて日蓮が弟子と云って法華経を修行せん人人は日蓮が如くにし候へ、さだにも候はば釈迦・多宝・十方の分身・十羅刹も御守り候べし』(P989)
「大聖人の如く、広宣流布の大願に生き抜く」−−これが、五月三日を貫く我らの誓いである。この蓮祖直結の「信力」「行力」という生命の底力を奮い起こしてきたゆえに、創価の師弟は、全宇宙の仏天をも揺り動かす偉大な「仏力」「法力」を満々と涌現できるのだ。
昭和三十二年(一九五七年)の五月三日。師の会長就任から六年を迎え、七十五万世帯の願業の完遂へ、怒濤の勢いで前進するなか、総会が行われた。
両国の国際スタジアム(後の日大講堂)を埋め尽くした弟子一同に、先生は叫ばれた。
「ただ自分だけが題目を唱えているのでは、時にかなう信心とはいえないのです。時にかなう信心というのは、折伏以外にない」
信心の根本は、どこまでいっても「自行化他」の行動である。
慈悲の心をもって、折伏精神に燃え、友のもとへと足を運び、仏縁を結ぶことが、最も時に適った仏道修行なのである。
尊き同志が、生き生きと広宣流布のため、立正安国のため、東奔西走しゆくなかで、五月三日を祝賀してくださる。この姿こそ、戸田先生が何より喜んでおられるに違いない。
戸田先生の大闘争の総仕上げへ向かう、昭和三十二年の五月三日の集いでは、最前線の「組」中心の活動が再び確認された。今で言えば「地区」「ブロック」に当たるであろう。
広宣流布の伸展においては、地区そしてブロックの勝利こそ、そのすべてであると言ってよい。全リーダーが地区に根差し、ブロックを全力で支え守りゆく布陣で前進してこそ、新しい人材が育ち、新しい活力が漲っていくのだ。
命にも及ぶ法難の佐渡にあって、大聖人は、わが子の病と闘う鎌倉の門下の夫妻に御手紙を送られた。
『当国の大難ゆり候はば・いそぎ・いそぎ鎌倉へ上り見参いたすべし、法華経の功力を思ひやり候へば不老不死・目前にあり』(P1124)
−−この大難を勝ち越えたならば、直ちにあなた方に会いに駆けつけますよ。間近で厳然と見守っていますから、断じて病魔を打ち破りなさいとの、大慈大悲が拝されてならない。
足を運ぶ。会って話す。
共に祈る。一緒に動く。
この御本仏の御心が、「地区」にも「ブロック」にも流れ通っているのだ。
ゆえに、わが地区から、
「大歓喜の題目を!」
「地涌の人材を!」
「勝利の旗を!」−−。
ドイツの哲人ニーチェは「堅固な岩のまわりに、堅固な根を」と叫んだ。
総本部完成の明年へ、日本、いな全世界の地区、ブロックからの大勝利の報告を、私は祈り待っている。
2012年5月7日月曜日
2012.05.07 わが友に贈る
四条金吾殿女房御返事 P1135
『大将軍よはければしたがうものもかひなし、弓よはければ絃ゆるし風ゆるければ波ちゐさきは自然の道理なり』
◇希望の明日へ
立場等ではない。"信念に生きる"人が"本物の人間"なのである。また、一流の人間は一流の人間を見抜くものだ。
平3・4・25
☆我らの勝利の大道No.73 誓願の五月三日
偉大なる
同志がありて
創価の日
「園林諸の堂閣は
種種の宝もて荘厳し
宝樹は花菓多くして
衆生の遊楽する所なり」
私たちが、朝な夕な読誦している、親しみ深い法華経の自我蜀の一節である。
広宣流布の「園林」であり「堂閣」である創価の会館や研修道場は、この経文の如く、「守る会」の方々をはじめ、同志の深き真心で荘厳されている。
とくに薫風さわやかな五月は、大事な皆様方をお迎えする学会本部の接遇センターや周辺会館の宝樹も、ひときわ鮮やかである。
霧島ツツジやパンジー、藤、牡丹など、色とりどりの花が、誇らしげに笑顔を見せてくれている。
同志が丹精込めて届けてくださった藤の花は、別名を「二季草」という。春と夏とが出あい、行き交う季節を象徴するかのようだ。花言葉は「歓迎」である。
日蓮大聖人は、若き南条時光に仰せになられた。
『友達の一日に十度・二十度来れる人なりとも千里・二千里・来れる人の如く思ふて礼儀いささ(聊)か・をろ(疎)かに思うべからず』(P1527)
友を迎える時も、訪ねる時も、礼儀を重んじ、誠心誠意、交流していくのが、我らの生き方である。
『当起遠迎、当如敬仏(当に起って遠く迎うべきこと、当に仏を敬うが如くすべし)』
−−この法華経の経文を通し、「御義口伝」では、「最上第一の相伝」(P781)と教えられた。
対話の花を爛漫と咲かせ、「五・三」を祝ってくださる創価家族の皆様を、まさに「仏を敬う」心で讃嘆申し上げたい。
さらに、この五月三日を、日本、また海外の各界の友人の皆様方も、温かく慶祝してくださっている。この場をお借りして、満腔の感謝を捧げたい。本当に有り難い限りである。
私自身も、師匠・戸田城聖先生に、謹んでご報告させていただきたい。
「先生、今年もまた。『五・三』を大勝利で飾ることができました! そして、来年も必ず、大勝利で飾ってまいります」と。
五月三日には、「誓い」があり「実践」がある。
「団結」があり「報恩」がある。「希望」があり「勝利」がある。「出発」があり「前進」がある。
年年歳歳、広宣流布への決意を強め深めゆく日こそ「五・三」なのだ。
さらに、自我偈には−−
「諸天は天鼓を撃って 常に衆(もろもろ)の妓楽を作(な)し」とも説かれる。
この経文さながらに、音楽隊と鼓笛隊の尊き錬磨の友が、各地域の要請に応え、祝賀のバレード等でも大活躍してくれている。黄金の青春の舞に、皆で大喝采を送りたい。
2012年5月6日日曜日
2012.05.06 わが友に贈る
「あの人に会うと
元気が出る!」
そう称賛される
大誠実の人たれ!
四条金吾御書 P1176
『とがありともせうせうの失をばしらぬやうにてあるべし、又女るひはいかなる失ありとも一向に御けうくんまでもあるべからず』
◇今週のことば
人材は実践の中で育つ。
青年は行学で成長する。
使命深き新入会の友と
一緒に祈り、一緒に動き
「皆が主役」の人材城を!
2012年05月06日
◇希望の明日へ
信念の闘争がなければ、人間としてのみずみずしさを失う。精神的に老い枯れる。悪を見抜き、悪と戦いゆくたくましい魂の応戦こそ、わが精神を永遠に若々しく輝かせゆく秘訣がある。
平3・3・18
☆勝利の人間学第7回 人材を育てたところが勝つ
・まず自らが人材に
「学会は、人材をもって城となすのだ」とは、恩師の師子吼である。
「人」で決まる。本物の「人材」がいれば、そこから勝利は広げられる。
「人がいない」と嘆く必要はない。
まず、自分が人材になればいい。
一人立てば、二人、三人と続く。これが「地涌の義」である。
「わが地域に必ず人材はいる」と決めて祈り、自ら成長していけば、人が見えてくる。人材を見つけ、会って語り、真心から成長を祈り、広宣流布の大舞台で、どんどん育てていこう。人を育てる人が、真の人材である。
・後輩を自分以上に
後輩を大事にするんだ。同志を大切にしていくんだよ。私は青年部の友を、『水魚の思を成して』(P1337)との御聖訓のままに大事にしてきた。皆、学会を担う方々だもの、成長する姿が嬉しくて仕方がなかった。
良いところを誉めて伸ばしていく。注意すべき時は、上手に指導する。威張って叱ってはいけない。真心の励ましが一番強い。
「後輩を自分以上の人材にしていこう!」という祈りと責任感が、学会の伝統だ。
広宣流布のために、この一人を人材に−−その一念は必ず通ずる。
・一緒に動き、一緒に戦う
「一緒に!」−−これが、人材育成の合言葉である。
一緒に祈る。一緒に学ぶ。一緒に語る。一緒に歩く。時には食事をしたり、お茶を飲んだり、そうやって楽しく前進していくことも大切であろう。
日蓮大聖人は『喜とは自他共に喜ぶ事なり』(P761)と仰せだ。友の成長を喜び、讃え合うなかにこそ、最高の歓喜と充実がある。
後輩を育てる心が団結を生む。
さあ、同志と一緒に勝利の一歩を!
(2012.5.2 創価新報掲載)
2012年5月5日土曜日
2012.05.05 わが友に贈る
苦労した分だけ
人の痛みが分かる。
全員が使命の人材だ。
負けじ魂で進め!
報恩抄 P293
『仏教をならはん者父母師匠国恩をわするべしや、此の大恩をほうぜんには必ず仏法をならひきはめ智者とならで叶うべきか』
◇希望の明日へ
真実は不滅である。ゆえに真実に生きるとき、人もまた不滅となる。信念は永遠である。ゆえに信念に生きるとき、若心は"永遠の青春"を生きる。一方、権威は無常である。ゆえに権威、権力に酔うとき、人は幻の人生を生きることになる。
平2・12・9
☆勝利の人間学第6回 広布前進の大目標団結は勝利の力
・一人立つ真の勇者たれ
団結は力である。勝つために団結するのだ。
どうすれば、皆が団結できるのか。まず、リーダー自らが「一人立つ」ことだ。誰かではない。自分が毅然と立ち上がることである。
戸田先生は、「青年よ、一人立て! 二人は必ず立たん、三人はまた続くであろう」と叫ばれた。これが、勝利の方程式である。
口先で「団結、団結」と言うだけで、心が一つになるわけではない。リーダーが真剣に祈り、同志を心から讃えることだ。
同志を尊敬し、自分は何と素晴らしい友と一緒に戦えるのかと感謝できるようになってこそ、勝利への歓喜の団結が生まれる。
・異体同心で前進
団結といっても、決して、一つの型に窮屈にはめるものではない。
『異体同心なれば万事を成し同体異心なれば諸事叶う事なし』(P1463)
「同体」ではなくして「異体」と仰せのように、一人一人の個性を尊重し合いながら、皆で仲良く助け合い、支え合って、それぞれの持ち味を最大限に生かしていくことだ。
「同心」の「心」とは、「信心」である。
戸田先生は、「この心が強ければ強いほど青年は敗れることはない」と言われた。青年学会は、永遠に「異体同心」で勝ち進もう!
・心を合わせる祈り
心を合わせた祈りから出発だ。私は、どんな戦いも、広宣流布のため、師匠のために断じて勝つと決めて、祈った。共に戦う同志に題目を送り続けた。皆で題目三唱する時も、呼吸を合わせ真剣に臨んだ。
「1+1=2」という "足し算" ではなく、合わせた力が「10」にも「100」にもなる。この希望の "掛け算" が、信心の団結の妙である。信頼と励ましのチームワークから、勢いがグングンと増していくのだ。
組織にはいろんな人がいる。皆、尊い使命の人だ。皆、大切な仏である。自分の感情で決めつけるのではなく、まず御本尊に祈り、大きな心で包容しながら、前進するのだ。
(2012.4.18 創価新報掲載)
2012.05.04 わが友に贈る
しっかり向き合い
心通わせる努力を!
楽しく有意義な
思い出をつくろう!
聖人御難事 P1190
『日蓮末法に出でずば仏は大妄語の人多宝十方の諸仏は大虚妄の証明なり、仏滅後二千二百三十余年が間一閻浮提の内に仏の御言を助けたる人但日蓮一人なり』
◇希望の明日へ
"確信の人"は強い。心に惑いがない。揺らぎがない。いかなる時も希望を失わず、人生をより良き方向へと開いていくことができる。−−そうした、良い意味で希望に燃えた"楽天主義"の生き方を教え、自分のものとしていけるのが、信心の一次元である。
平2・10・16
☆秋田魁新報特別寄稿「秋田は「東北合衆国」の柱」
秋田は歌のふるさとです。懐かしい「浜辺の歌」や「かなりや」など、多くの名曲を残した成田為三先生も、北秋田市の出身でした。
私も若き日、お邪魔した秋田の友のお宅で、美しく年輪を重ねた笑顔皺のお母様を囲み、一緒に何曲も楽しく童謡を歌ったことを思い出します。歌には、心を結び、喜びを分かち合う力があります。
私は、秋田がアピールする「あんべいいな」という言葉の響きが大好きです。
「あんべいいな」、つまり「案配がいい」とは、「もっともっと」という際限のない欲望を戒める賢き心です。「ほどよい」バランスを取り、共々に「満足しよう」とする美しい心でもありましょう。
それは、人類的な課題である「持続可能な未来」を創り開く上でも、大切なキーワードではないでしょうか。
「食は命」です。食料自給率が全国トップクラスの秋田は、食を支え、命を守ってくださる日本の宝土です。
この農業王国・秋田で、明治から大正にかけ、農民の連帯を築いて社会を再生させ。「農聖」と呼ばれたのが、石川理紀之助翁です。冷害による借金に苦しむ村々に飛び込み、率先垂範で立て直して、負債も完済されました。
出来上がった農作物の種子を交換する「種苗交換会」も創設しています。農業の成果を分かち合う、この画期的な取り組みは、戦時下でも続けられ、今秋、実に135回目を数えると伺いました。
私が対談した、インドの持続可能な「緑の革命」の父・スワミナサン博士は「農民の幸せな笑顔が、その国の幸福を決める」と言われました。
私の創立した創価大学に学んでくれた卒業生たちも、大潟村などで朗らかにたくましく、潮風害や豪雪などの試練と闘い、農業の振興と郷土の発展に尽力しています。
「労苦と使命の中にのみ人生の価値(たから)は生まれる」との大学の指針そのままに奮闘してくれていることが、創立者として何よりの誇りです。
伝統ある文化行事が行われる秋田は、民衆が喜び舞う大地です。秋田市の竿燈まつり、羽後町の西馬音内盆踊り、鹿角市の花輪ばやし、大仙市の花火大会、男鹿市のなまはげ等、日本中、世界中から大勢の観光客を迎えます。
近年、秋田港から対岸国と欧州までを結ぶ、遠大な「環日本海シーアンドレール構想」も提唱されています。
秋田魁新報の気鋭の連載「秋田げんきプロジェクト」では、誇り高く「ここに生きる」とのテーマが掲げられていました。誠心誠意、ペストを尽くして「ここに生きる」秋田の元気が、東北の元気となり、明日の元気と広がることを、皆が願っています。
仏典には「心こそ大切なれ」「心が清ければ国土も清し」と明かされています。
仙北市の桜の名所は、昭和初期に、不況と凶作に苦しむ中、振興策として行われた桧木内川の築堤事業が淵源です。堤の完成後、人々は美しい感謝の心で、一本一本、桜を植樹していったのです。
長年の地元の方々の丹精によって、今や延べ2キロにも及ぶ「桜のトンネル」となり、絶景と讃えられています。
故郷・秋田を愛し、描いた勝平得之画伯は語りました。
「我々の郷土は美しく、我々の自然は楽しい」
「我々の仕事が輝かしいばかりの花を開く時の来るのを信じている」と。
わが秋田の友の「美心」は、いやまして美しく豊かな宝土を光らせ、希望の花を、幸福の花を、そして勝利の花を、未来へ万柔と咲き広げゆくことでしょう。
(秋田魁新報 2012.04.25掲載)
2012.05.03 わが友に贈る
本当にありがとう。
さあ大建設の時だ!
広宣流布の大願へ
共に励まし共に前進!
四条金吾殿御返事 P1165
『夫れ仏法と申すは勝負をさきとし、王法と申すは賞罰を本とせり』
◇希望の明日へ
"いざ"という時には、獅子の心でいかなくてはならない。自分を守ることに汲々として、あっちに付いたり、こっちに付いたりするような、信念のない、臆病な人間であってはならない。
平2・2・11
☆秋田魁新報特別寄稿「秋田は「東北合衆国」の柱」
◇不屈の人材が立つ大地 「陰徳あれば陽報あり」
若き日から親交を重ねてきた秋田の旧友たちに、敬愛を込めて贈った箴言です。
秋田の友は、陰で苦労して人に尽くしながら、喝采など求めない。誰が見ていようがいまいが、地道に誠実な行動を貫き通している。この友たちこそ、最も晴れがましい果報に包まれるべきだと、私は信じ、祈ってきました。
東日本大震災に際しても、試練の被災地を秋田の方々がどれほど支えてこられたか。
「秋田の友の励ましがあればこそ」などの感謝の声を、数え切れぬほど伺っています。その人知れぬ尊き献身は今もたゆみなく続いております。
私の知る由利本荘市の壮年は、宮城県の仮設住宅の建設を依頼されました。予定の工事が詰まっており悩んでいると、「今こそ人のために」と背中を押してくれたのは、家族でした。工事関係者も「被災者のためなら」と日程を変更し、協力してくれました。
真心込めて尽力する中で、自身も被災者の方から大きな勇気をもらったといいます。
秋田の方々は、原発事故による風評被害、観光業の冷え込みなど、幾多の苦難に立ち向かいながら、被災3県に寄り添っておられます。チェルノブイリ原発事故で被害にあったベラルーシへの医療支援の経験を生かし、福島への支援にも取り組まれています。
仏典には「人のために明かりを灯せば、自分の前も明るくなる」と説かれます。
秋田の懸命な貢献が、東北の復興はもとより、日本全国そして世界の前途を、必ずや明るく照らしゆくことを、私は強く確信してやみません。
私の師・戸田城聖先生も、秋田をはじめ東北の青年を深く愛していました。師の持論は「東北は一つ」であり、人体に讐えれば、秋田は「肺」であり「腕」である、と。
まさしく「東北合衆国」の柱の存在です。
地理的な観点とともに、常に新鮮な息吹と活力を漲らせ、新時代を切り開いている秋田人の雄々しき魂に光を当てた洞察でした。
日本最大と名高い能代市の「風の松原」についても、その歴史を師と学びました。
江戸時代、季節風が吹き上げる砂の害に困り果てていた民衆の生活を守るため、立ち上がったのが、秋田藩士・栗田定之丞と賀藤景林です。
悪戦苦闘の末に、不毛とされてきた砂浜に植林する方法を確立しました。さらに、その後に続く無数の人々の努力によって、700万本もの見事な松原が築かれたのです。
5年前、"アフリカの環境の母"ワンガリ・マータイさんは、秋田市の下浜海岸で青少年たちと1万本の植樹を行いました。あの快活な笑顔で、「皆で力を合わせれば、どんなに不可能と思われるようなことも、必ず成し遂げることができる」と語っていた信念の言葉が蘇ります。
日本三大美林の「秋田杉」は、なぜ美しいのか。それは、激しい寒暖差と風雪に耐え、じっくりと成長を続けることで、木目が細かく、きれいに揃うからだといいます。環境が厳しいからこそ、曰本一の杉が育つのです。
まさに、どんな吹雪にも胸を張って、粘り強く乗り越えてきた、秋田の偉大な先人たちの姿とも重なります。
教育県の秋田は、全国最優秀の学力・体力を誇ります。若き世代は父母の後ろ姿を見つめながら、まっすぐに堂々と育っています。この不屈の人材の林立こそ、「陰徳」を積む秋田に輝く、希望の「陽報」ではないでしょうか。
2012年5月2日水曜日
2012.05.02 わが友に贈る
語りに語れ!
一対一の対話こそ
心と心を結ぶ
平和の原動力だ!
佐渡御書 P957
『外道悪人は如来の正法を破りがたし仏弟子等必ず仏法を破るべし師子身中の虫の師子を食等云云』
◇希望の明日へ
プライバシーという次元ではあるが、自分がひとたび誓った約束、誓いというものは、最後まで貫くべきものである。時には、守秘によって自分が不利益を受けることもある。秘密を口外されないのをいいことに、秘密を守ってくれている人を裏切り、逆にその人を攻撃し、陥れようとする場合すらある。私も、こうした裏切りや堕落の姿を、幾度となく見てきた。しかし、守るべき個人の尊厳や秘密は、厳として守り通してきた。それが仏法者としての生き方であり、信念である。
平1・9・6
☆山陰中央新報特別寄稿「幸せは地域に 希望は山陰に」
♪みどり豊かな
島根の旅路
うたも明るい安来節
私の人生の師・戸田城聖先生は、安来節が大好きでした。
戦時中は軍国主義と戦っで投獄され、終生、庶民の輪に飛び込み、けなげに奮闘する友へ勇気と希望を贈った師です。
郷土と隠脛への誇りを歌い、生きる喜びを楽しく舞う安来節は、恩師の人生哲学と深く共鳴していました。
幸せは遠くにあるのではない。身近な地域に根を張り、「強く」「仲良く」「朗らかに」生き抜く中にある。そうした幸福の実像を、私は敬愛する山陰の友に見いだすのです。
仏典には、「さいわいは心よりいでて我をかざる」と説かれています。
山陰を世界に誇る故郷と愛した小泉八雲も、日本人の幸福の源は「心の美徳」にありと、洞察しました。それは、常に失わないほほ笑みや思いやり、辛抱強さ、不屈の努力など、山陰の心そのものです。
私の懐かしい松江の友は、災害の時には不眠不休で救援に奔走しました。常にわが身を顧みず「どげしちょうや?」と仲間を案じ、「さあ、やらこいな!」。と励ましていました。
妻が知る島根県吉賀町のある母も、がんなど三つの大病を克服した体験を生かし、在宅介護のへルパーとして活躍されています。社会福祉協議会が運営する「ふれあいサロン」の中心者としても、地域に笑顔を広げる日々です。
「大好きな、大好きなこの天地で、人々のために尽くすことが、私の使命です」と。
'今、「国民総幸福量(GNH)」が注目されています。浜田市と石州和紙の技術交流を結ぶブータン王国が提唱した指標です。その根底には、「幸福な社会は皆で一緒に築くもの」との信念があります。
山陰は、高齢化や人口減少などの難問に粘り強く挑んできました。だからこそ、互いに力を合わせて、明るく充実した人生を生き抜く知恵が光っています。
ボランティア参加の活動者率では、鳥取と島根が日本最上位です。百歳以上の長寿者の数は、島根が全国一です。「日本一の田舎づくり計画」(島根)、「支え愛」体制づくり(鳥取)などの施策も注目されます。
山陰の豊かな共生の心こそ、次代へ受け継ぎたい日本の宝です。
島根県津和野町出身の文豪・森鴎外は叫びました。「命ある限り、失ってはならないもの、それは希望である」と。
高名な経済学者が、山陰の小中学生の瞳の輝きに感嘆されていました。私も同じ思いを抱いてきました。この清清しい若き命に、未来の希望はあります。
人の幸福感は、隣人や友人に、さざ波のように伝わることが、最近の医学の研究でも裏付けられています。
試練の冬にも負けない山陰の友から、希望の花、幸福の花が、一輪また一輪、咲き広がっていくことを、私は確信してやみません。
(2012年4月23日掲載)
2012年5月1日火曜日
2012.05.01 わが友に贈る
「ちかいし願
やぶるべからず」
広布と人生の勝利へ
勇気で道を切り開け!
兄弟抄 P1088
『設ひいかなるわづらはしき事ありとも夢になして只法華経の事のみさはぐらせ給うべしし』
◇希望の明日へ
信念に生きる人は強い。心に弛みがない。少々の苦難や誘惑など弾き飛ばす勢いがある。信念や志がない人生は、いつしか心の張りや勢いを失ってしまい、安逸に流され、悪の道へと取り込まれてしまう。とくに悪世末法の現代では、そうした人生の落とし穴に陥りやすいものだ。その意味で、信心の大道に生き、広布の大願に立った人生ほど、価値ある幸福な生き方はないのである。
平1・5・16
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.012「皆の力で新時代をつくれ」
時代は目まぐるしく動いている。その変化を見据えていかなければならない。時代を先取りして手を打ち、皆の力で勝利を開くのだ。
今までと同じでは、勝ち抜けない。まず自分がカラを破り、人間革命していこう!
人間革命といっても、特別なことではない。
病気の人が健康になるのは、すごい人間革命だ。
人に親切に声をかける。
笑顔で親孝行していく。
自分だけの幸福でなく、悩む人、苦しむ人に寄り添い、共に幸福の道を歩んでいく。
自分が、よりよく変わっていく軌道が人間革命である。
その原動力は何か。広宣流布の信心である。
祈って誓いを立てて、自分を変え、状況を変え、一つ一つ勝利するのである。
御書には『湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり』(P1132)と仰せである。
不可能をも可能にしていける。これが法華経の兵法だ。
恩師・戸田先生は私たち青年部に語られた。
「私は毅然として、時を稼ぐ。君たちは、今のうちに勉強し、力を養い、次の時代には、敢然と躍り出て、広宣流布の実現をはかってもらいたい」「すべては、君たちに託す以外ないからである」
私も、全く同じ気持ちだ。
人知れず手を打ってきた。辛労を尽くしている。
青年部は、うんと苦労して自分を鍛えてもらいたい。
一番大変なところに飛び込んで、励ましを届け、活力を送り、喜びの花を咲かせていくのだ。皆の心を軽くし、明るくし、勇気と希望を送るのがリーダーの責務である。
2012年4月30日月曜日
2012.04.30 わが友に贈る
支えてくれる家族に
深い感謝を!
一家和楽の道は
振る舞いにあり。
異体同心事 P1464
『悪は多けれども一善にかつ事なし、譬へば多くの火あつまれども一水にはきゑぬ、此の一門も又かくのごとし』
◇今週のことば
大勝利の五月三日、万歳!
創価学会 母の日、万歳!
太陽の母たちと共に
生き生きと語り進もう。
友を照らす希望の言葉で!
2012年04月30日
◇希望の明日へ
自らの小さな我を捨てて正義のために、理想の実現のために決然と立ち上がる−−ここに、人間として、なかんずく信仰者としての生き方がある。そして、この信念に徹していくなかに、いかなる烈風にも揺るがぬ強き力が生まれてくるのである。
平1・2・14
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.011「若々しく! 不退の心で」
素晴らしい人生を生き抜こう! 健康で、長生きして、自他共に喜びを満喫して!
勝利の栄光に輝いて、人生を生きる。それが最極の人生であり、それを仏という。
わが使命の舞台で、勝つことが広宣流布である。自分が永遠に功徳を積んでいくために、勝ちまくるのだ。
長い人生である。
誰人も避けられない「生老病死」の苦悩を、悠々と乗り越えるための信仰である。
人生の総仕上げに、秋の黄金の実りのような豊かな自分を築くための信心である。
今、若い人材が、どんどん伸びている。立ち上かっている。今こそ、もう一度、大きく学会を伸ばしていこう。
そのためにも、年配になっても、元気に戦うのだ。若返って進むのだ。
どんな立場であれ、断じて一歩も引かない決心を持つのだ。「広宣流布のために、何でもやらせていただこう」。これが大事だ。そうでないと、心が老いてしまう。
皆と一緒に前進するのだ。若い人と共に戦えば、自分も若くなる。独りぼっちになってはいけない。そして一生涯、師弟の道を断じて貫き通す信念を持つことだ。
信心とは、役職ではない。年数でもない。心で決まる。
妙法を修行する人は『年は・わか(若)うなり福はかさなり』(P1135)
−年をとっても若々しくなり、福運も、ますます積み重なっていく、と日蓮大聖人が約束してくださっている。
さあ、きょうも、生き生きと! 毅然たる祈りで、広布へ進むのだ。その人を諸天は守りに守る。
2012年4月29日日曜日
2012.04.29 わが友に贈る
制限速度の厳守
携帯電話の禁止など
ルールを守れ!
無事故が勝利だ。
守護国家論 P43
『是の悪比丘は利養の為の故に是の経を広宣流布すること能わず』
◇希望の明日へ
自分に勝つ人がもっとも強い人である。自分自身に負けるような弱い青年であってはならない。自分に勝つ者こそ、すべてに勝ちゆくという信念の人であってほしい。
昭63・11・4
☆平成24年2月号大白蓮華巻頭言「世界一の婦人部に幸の宝冠を!」
世界一
誇るわれらの
婦人部は
福徳ゆたかに
使命も尊く
歴史を振り返れば、残酷な戦乱や抑圧や宿命に、どれほど多くの女性たちの涙が流されてきたことか。
その悲しみの流転を止め、平和と尊厳と幸福の笑顔の花を、世界中に数え切れぬほど咲き薫らせていく。これが「創価の女性の世紀」である。はるか彼方に思われてきた希望の新時代が、今いよいよ始まっている。
日蓮大聖人から、「上人」とまで讃えられた光日尼は、夫を亡くし、頼みとする息子にも先立たれながら、師の励ましを支えに、妙法に毅然と生き抜いた。この母への御聖訓には、「三つの綱は今生において切れました。五つの障りもすでに晴れたことでしょう。心の仏性の月は曇りがなく、身の罪障の垢は消え果てました。あなたこそ即身の仏です。何と尊いことでしょうか」(P934ページ、趣意)と仰せになられている。
「三つの綱」「五つの障り」とは、長い間、不公正に女性を虐げ、苦しめてきた圧迫や束縛のことである。
たとえ、どんな境遇にあろうとも、題目を唱え、広宣流布の行動に勇みゆく中で、わが心の天空には、名月が美しく冴えわたるような成仏の境涯を必ず開いていくことができる。
ありのままの自分自身が尊極なる妙法の当体であることに歓喜して、何ものにも負けない仏の智慧と力を晴れ晴れと解き放っていけるのだ。
大聖人が示してくださった通りに、「宿命」を「使命」に変え、「救いを待つ凡夫」から「師と共に人々を救いゆく地涌の菩薩」と目覚めて、自他共に幸福を勝ち開いている。これが、世界一の創価の婦人部である。
あの昭和三十二年の大阪大会。中之島の中央公会堂の場外で、激しい雷雨にも怯まず、「最後は正しい仏法が必ず勝つ」との私の叫びを命に刻みつけてくれた一人の母がいる。
最愛のわが子との突然の死別。夫妻で経営する会社の負債。自らのガンの宣告。打ち続く試練を勝ち越え、今、爛漫と勝利の花を咲かせている。
「貴女の誠実にはかなわない」と地域からの信頼も厚い。母は語る。
「強気で負けんことが、福運です。師弟不二の命で、今日も明日も広布に走ろう! 一人でも青年を励まそう! この心は永遠に変わりません」
こうした無名にして偉大な母が、いずこにも太陽と輝いておられる。ゆえに、広布の陣列は明るく強い。 ニュージーランドを代表する平和学者のケビン・クレメンツ博士も、東日本大震災の直後からの婦人部の自発の献身を深く賞讃されている。
博士は、被災された婦人部の方々の素晴らしい体験が、「困難に直面した時の希望の大切さ」と「人間のもつ力」を教えてくれ、「人類史において女性が果たしてきた役割」を象徴しているとも語られた。
慈愛に満ちた、生命尊厳の平和な社会を築く中心に、創価の母がいる。
師・戸田城聖先生は言われた。
「唱題は勇気を命に点す戦いだ。驚くような変毒為薬の大功徳を必ず現せるんだよ。その貴女の姿が、今度は人々の眼を妙法に開かせるのだ。すごい使命の人生ではないか」
さあ、世界一の婦人部に、皆で続こう! 勇敢に祈り、戦い、勝って、我らの誉れの母たちに、無上の幸の「宝冠」を捧げようではないか!
悲しみも
悩みもすべて
乗り越えて
いつも勝利の
笑顔の女王よ
◎今日から希望の明日へは「信念」です。
2012年4月28日土曜日
2012.04.28 わが友に贈る
開くのは青年だ!
失敗など恐れるな。
大胆に朗らかに
悔いなく今日を勝て!
日興遺誡置文 P1618
『身軽法重の行者に於ては下劣の法師為りと雖も当如敬仏の道理に任せて信敬を致す可き事』
◇希望の明日へ
自分自身に生きたい。だれが何をしようと、環境がどうであろうと、ただ自分自身の命に生き、自分自身の使命に生き、信念に生きたい。そのなかに、他人のため、社会のため、世界のためにが、じつは全部入っている。そして自身に生きた人生は、絶対に悔いがない。
平5・12・3
☆新時代第57回本部幹部会へのメッセージ
全国、全世界の創価家族と共に、希望に燃えて、大勝利の「5月3日」を、晴れ晴れと迎えることができました。
全同志の尊いご健闘を、私は心から讃え、最大に感謝申し上げます。
海外の同志の皆様方、本当にようこそ、お越しくださいました。それぞれの国、それぞれの地域の目覚ましい前進のご様子も、よくうかがっています。
日蓮大聖人は『仏法のために歩む道のりの遠さに、信心の志があらわれる』(P1223、趣意)と仰せになられました。
広宣流布のために、わが身を惜しまず、動き、歩く。それが、どれほど素晴らしい歴史であるか。
どれほど大きな「心の財」を積みゆく行動であるか。
皆様方の功徳は、法華経に照らし、御書に照らして、計り知れません。
その意味において、雨の日も、風の日も、そして雪の日も、労苦をいとわず、幸福と平和の推進力である聖教新聞を配達してくださっている全国の「無冠の友」の皆様に、私たちは、あらためで御礼申し上げ、健康と無事故、大福運の前進を、心からお祈り申し上げようではありませんか。
5月3日を前に、きょうは、一点、確認し合いたいことがあります。
それは、「誓いを貫く人は永遠の勝利者なり」ということです。
法華経は、「師弟の誓い」の経典であります。すなわち、「全ての人を仏の境涯に導きたい」という師匠の誓いを、弟子たちが、わが誓いとして立ち上がるのです。
師匠も、弟子も、民衆の救済という同じ誓いに立つゆえに、師弟は不二です。
どこまでも、師弟が一体となって、師子王の心で、「民衆の幸福」と「国土の安穏」のために、大難も恐れず戦い勝ってみせる。この「師弟の誓い」の経典が法華経であります。
その通りに、御本仏・日蓮大聖人に直結し、「広宣流布の誓い」を立て、貫き通してきたのが、創価の三代の師弟であり、この「師弟の誓い」が永久に輝きわたる原点の日こそ、5月3日なのであります。
昭和26年(1951年)の5月3日。戸田先生は、動乱の世界の真っ只中で、未曽有の大折伏の誓いを立てられました。
この日、先生は宣言されました。
「一対一のひざづめ談判」、つまり、「一対一」で正義を打ち込む、勇気の対話によって、広宣流布は成し遂げられるのである、と──。
この先生の誓いの師子吼に、私たち青年も奮い立ちました。
苦しみも悩みも多い凡夫そのままの姿で、師匠と共に喜び勇んで、悪口罵買など、ものともせず、広宣流布の誓いに大情熱を燃やしました。
仏と同じ誓いに立てば、仏と同じ智慧が湧く。仏と同じ力が出る。仏と同じ戦いができる。
これほど強い、これほど誇り高い人生は、どこにもありません。
昭和35年(1960年)の5月3日には、第3代の私と共に、学会は、世界広宣流布の誓いを立てました。
さらに、「開目抄」の仰せのままに、いかなる大難があろうとも、風の前の塵のごとく吹き払って、わが正義を□くことを誓って、威風堂々の大前進を開始しました。
そして、学会は、経文通りに紛然として競
い起こるありとあらゆる三障四魔を突破して、今、名実ともに「日本の柱」と聳え立っております。
いよいよ、192力国・地域の同志と仲良く朗らかに、「世界の眼目」「人類の大船」の誉れも高く、平和・文化・教育の揺るぎない大連帯を、未来へ創り開いていることは、皆様、ご存じの通りです。
「勝つ」と誓った創価の師弟は、途中に何があろうとも、最後は必ず、断じて勝つのであります。
思えば、大聖人御自身が、立宗宣言に際して、『退転せじ』(P200)と誓われました。
「不退転」こそ、日蓮門下の魂であり、学会精神であります。
混迷を深める世界は、確実に生命尊厳の大哲学を求めています。
不安と不信に揺れる人々の心は、希望と勇気の「励ましの絆」を欲しています。
今、真剣に祈り、生き生きと動き、確信を込めて語り切った分だけ、友の心の大地に幸福の種が蒔かれ、社会に信頼の仏縁が広がります。
明2013年は、立宗760周年に当たっております。
さらに、牧口先生、戸田先生の入信85周年であり、両先生の法難70年でもあります。そして、待望の総本部が完成いたします。
幾重にも深い意義を持つ、明年の5月3日に向かって、私たちは、広布と人生の大勝利を誓い合おうではありませんか!
『ちかいし願やぶるべからず』(P232)。この御聖訓を命に刻み、広宣流布の大ロマンに胸を張って、楽しく、若々しく、生き抜き、戦い抜きまし
ょう!
愛する未来部と青年部の大成長、さらに全同志の健康と偉大なる幸福常勝の人生を、私は祈りに祈り切ってまいります。
そして、世界一の婦人部の皆様方に最敬礼して、「創価学会母の日、万歳!」「いついつまでも、お元気で! お達者で!」と叫んで、私のメッセージといたします。
2012年4月27日金曜日
2012.04.27 わが友に贈る
明快な「声」が
相手の心に響く!
「声仏事を為す」
友のために勇敢に語れ!
如説修行抄 P502
『かたきは多勢なり法王の一人は無勢なり今に至るまで軍やむ事なし』
◇希望の明日へ
だれに言われようが言われまいが、自分は自分らしく、決然たる舞を舞い、曲を奏で、劇を演じゆく人生であっていただきたい。どうせ戦うなら、身も心も軽やかに戦うことである。すべてを自分の喜びとし、生きがいとしていける人が賢者であり、幸福者である。
平5・6・15
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.011「若々しく! 不退の心で」
素晴らしい人生を生き抜こう! 健康で、長生きして、自他共に喜びを満喫して!
勝利の栄光に輝いて、人生を生きる。それが最極の人生であり、それを仏という。
わが使命の舞台で、勝つことが広宣流布である。自分が永遠に功徳を積んでいくために、勝ちまくるのだ。
長い人生である。
誰人も避けられない「生老病死」の苦悩を、悠々と乗り越えるための信仰である。
人生の総仕上げに、秋の黄金の実りのような豊かな自分を築くための信心である。
今、若い人材が、どんどん伸びている。立ち上かっている。今こそ、もう一度、大きく学会を伸ばしていこう。
そのためにも、年配になっても、元気に戦うのだ。若返って進むのだ。
どんな立場であれ、断じて一歩も引かない決心を持つのだ。「広宣流布のために、何でもやらせていただこう」。これが大事だ。そうでないと、心が老いてしまう。
皆と一緒に前進するのだ。若い人と共に戦えば、自分も若くなる。独りぼっちになってはいけない。そして一生涯、師弟の道を断じて貫き通す信念を持つことだ。
信心とは、役職ではない。年数でもない。心で決まる。
妙法を修行する人は『年は・わか(若)うなり福はかさなり』(P1135)
−年をとっても若々しくなり、福運も、ますます積み重なっていく、と日蓮大聖人が約束してくださっている。
さあ、きょうも、生き生きと! 毅然たる祈りで、広布へ進むのだ。その人を諸天は守りに守る。
2012.04.26 わが友に贈る
絶望を希望に!
そのための「祈り」だ。
対に勝つと決め
題目根本の前進を!
四条金吾殿御返事 P1192
『さてもさても敵人にねらはれさせ給いしか、前前の用心といひ又けなげといひ又法華経の信心つよき故に難なく存命せさせ給い目出たし目出たし』
◇希望の明日へ
自身に生きる−−あの人がこうだからとか、あの人がこう言ったからとか、この人がこうしてくれたら、また、この人がこう言うからとか、それは他人に生きている姿である。自分自身に生きてこそ、人間は真の"底力"を発揮することができる。
平5・6・3
☆我らの勝利の大道No.71 勝利のリズムで前進
「五・三」は常に新たな出発の日だ。
私は、恩師が逝去された直後の五月三日では、「七つの鐘」の構想を発表した。
第三代会長就任十周年の時には、弘教のつながりに基づいた"タテ線"から、地域を基盤とした"ヨコ線"(ブロック)の組織への移行など、前進の指標を示してきた。
「三・一六」「四・二」を勝ち越え、新たなる展望を見据えつつ、次なる拡大、発展に打って出る。これが「五・三」に脈打つ勝利のリズムである。
嬉しいことに、この二十日には、わが聖教新聞の創刊六十一周年を迎える。不思議にも、この記念日も、勝利のリズムの中に燦然と輝いている。
御聖訓には、『此の妙法蓮華経を信仰し奉る一行に功徳として来らざる事なく善根として動かざる事なし』(P500)と御断言であられる。
大聖人の御心のままに、妙法を唱え、張り切って動き、快活に対話し、仏縁を結び広げていく──この学会活動の一つ一つが、どれほど偉大な仏道修行か。
どこまでも地道に、一つ一つ、やり切っていく。
どこまでも勇敢に、一つ一つ、勝ち切っていく。
そこに、無量の功徳が集まり、無辺の善根が広がっていく。縁するすべての人びとも、希望の人生へ、幸福の人生へと、リードしていくことができる。
「立正安国論」には『人の心は時に随って移り』(P31)と仰せだ。心は動き、心は変わる。我らの行動は、その「時」を創り、万事、善き方向へ動かしていく。これが、妙法の絶対勝利のリズムなのである。
さあ、わが親愛なる同志よ、友情を広げゆこう!
正義を語り抜こう!
そして「五・三」を晴れ晴れと勝ち飾り、洋々たる広布の新航路を、共々に開いていこうではないか!
いざや征け
勝利の人生
この一生
楽しく飾れや
君も私も
2012.04.25 わが友に贈る
だからこそ
信心即生活を実践し
充実した一日一日を。
油断なく無事故であれ!
経王殿御返事 P1124
『日蓮がたましひをすみにそめながしてかきて候ぞ信じさせ給へ』
◇希望の明日へ
いかなる環境や境遇にも負けず、すべてを幸福へ、勝利へと転換していける、確固たる自己を築き上げることである。その自分自身の生命に、真の幸福は輝いている。そして、強き生命力で人と社会に貢献していくときに、人々の賞讃と信頼が集まり、それが、そのまま正法の証明となっていくのである。自分の建設が即広布の前進である。
平5・3・17
☆我らの勝利の大道No.71 勝利のリズムで前進
妙法の
母に勝れる
ものはなく
大聖人は
断固と守らむ
弘安年間の五月三日、日蓮大聖人は、窪尼御前と呼ばれる一人の女性に御返事を送られた。
大聖人の佐渡流罪の大難にも、夫妻で一歩も退かなかった。病で夫に先立たれた後も、熱原の法難に微動だにせず、娘と共に勇気ある信心を貫いた母である。
大聖人は、この母を讃えられ、『いよいよ御信用のまさらせ給う事、たうとく候ぞたうとく候ぞ』(P147)と仰せになられている。
大変であればあるほど、いよいよ強盛なる信心を奮い起こしていく。この大聖人に直結する母の信心は、今、そのまま創価の婦人部に脈打っている。
この五月三日付の御書には、『日蓮はいやしけれども経は梵天・帝釈・日月・四天・天照太神・八幡大菩薩のまほらせ給う御経なれば・法華経のかたをあだむ人人は・剣をのみ火を手ににぎるなるべし』(同)とも烈々と記されている。
この御本仏の御心とともに、祈り、戦う。これほど誇り高く、これほど恐れなき人生があろうか。
わが創価の婦人部こそ、未来永遠に全宇宙の一切の仏菩薩、諸天善神に守りに護られゆく方々である。
"常勝大関西"の草創の母がしみじみと語られた言葉が、私の胸に蘇る。
「自己の宿命に泣き、赤貧洗うが如き生活状況から信心を始めた私たちが、人を救い、社会を変えるために歩き回るようになるなんて、夢のような話でした。しかし、それが、そのまま現実に功徳の実証となって、見事なる常勝の源流を築いていったのです」と。
妙法の功力は絶対である。「煩悩即菩提」の法理に照らされ、自分が苦しみながら、祈り悩んだ分だけ仏の智慧と力を出せる。「宿命」を「使命」に変え、「苦労」を「励まし」に転じて、苦悩の友に希望と勇気を贈り続けていく──。
この常勝の母たちの涙と笑いがある限り、創価家族は永遠に負けない。
あの人権の大英雄マンデラ元大統領が、二十七年半に及ぶ獄中闘争を勝ち越えることができた、大きな支えは何であったか。
それは、生前最後の手紙にまで、「自分の信念の正しさを信じ、信念のために闘いなさい」と励まし続けてくれた母上であられた。その崇高な母の心を知ることで、「誇り」と「喜び」は百倍にも膨れ上がると、元大統領は記されている。
来る五月三日は、「創価学会母の日」である。
それは、広宣流布ひとすじに生き抜いてこられた尊き母たちを心から讃嘆する日である。とともに、その使命のバトンを、最高の「誇り」と「喜び」をもって青年たちが受け継ぐ日なのである。
2012年4月24日火曜日
2012.04.24 わが友に贈る
「師弟の誓い」だ。
自ら立てた誓願を
生涯、貫き通す人が
永遠の勝利者なり!
諸法実相抄 P1361
『鳥と虫とはなけどもなみだをちず、日蓮はなかねどもなみだひまなし、此のなみだ世間の事には非ず但偏に法華経の故なり』
◇希望の明日へ
仏法では「桜梅桃李」「自体顕照」と説く。桜は桜、桃は桃である。桜は絶対に桃になれない。なる必要もないし、なっても不幸であろう。自分は、どこまでも自分である。なりたくても、絶対に他人にはなれない−−その、かけがえのない自分を、大事にし、ほめ、満足できる自身になることである。その根本は唱題である。妙法を唱えることによって、ありのままの姿で無作の仏と輝いていくことになる。ここに根本的な、最高の自信があり、この自体顕照の光がわが身を飾り、荘厳にさせていくのである。
平4・8・7
☆我らの勝利の大道No.71 勝利のリズムで前進
今、長引く不況で、悪戦苦闘を余儀なくされている友も少なくないであろう。
しかし、日蓮大聖人は、『苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとな(唱)へゐ(居)させ給へ』(P1143)と、我らを励ましてくださっている。
「人間革命」の戦いは、遠くにあるのではない。
まず、祈りから始まる。朗々たる朝晩の勤行・唱題で出発するのだ。
御書の一節でもいい。声を出して拝し、生命に刻みつけていくことだ。
一人の友でもいい。勇気を出し、思い切って語りかけてみることだ。
仕事においても、今いるその場所で、必ず勝利すると決めることだ。
新たな決意で「行」を立てる。「行動」を起こすことから、「人間革命」の劇が始まる。その一人ひとりの努力の結集こそが、異体同心で進む、広宣流布の大河を開きゆくのだ。
世界的な音楽家で、ブラジルSGIの交響楽団の特別顧問でもあられるビエイラ氏は強調された。
「音楽の『ハーモニー』の中にこそ、人間の『エゴ』を克服させゆく鍵があります」
私たちの実践でいえば、ハーモニーとは、人間主義の誠実な振る舞いを通し、地域の人びとに広げゆく「共感」であろうか。
「調和社会の建設とは、現実においては『人の心』の建設です。『人の心の和』が調和社会の基礎です」
こう語られた中華文化促進会の高占祥主席が大きな期待を寄せてくださっているのも、創価の前進のリズムとハーモニーである。
2012.04.23 わが友に贈る
今日を勝つことだ。
自分に勝つことだ。
地道な挑戦の日々に
人生の栄光は輝く!
兵衛志殿御返事 P1091
『千年のかるかやも一時にはひとなる百年の功も一言にやぶれ候は法のことわりなり』
◇今週のことば
「万人の仏性を開く」
この広布の誓いも深く
楽しく対話の最前線へ!
変わらぬ人はいない。
勇気の声で仏縁を結べ!
2012年04月23日
◇希望の明日へ
"心の大地に深く根を限った人生"か。それとも"人の目を絶えず恐れて生きる人生"か−−。人生の基準は、自分自身である。自身の胸中にある。
平4・3・16
☆我らの勝利の大道No.71 勝利のリズムで前進
生活の
リズムをつくれや
信心で
健康 長寿を
賢く生きぬけ
四月は、就職や進学、また転居など、新しい生活をスタートする時である。
張りのある勤行・唱題を起点として、聡明に、はつらつと、新生活のリズムを創り上げていただきたい。
決して難しく考える必要はない。
まず張り切って、一歩を踏み出すことだ。たとえ、つまずいても、朗らかに、たくましく、次の一歩を踏み出せばよい。
今日一日を勝つことだ。仮に、今日うまくいかなくても、心機一転して、明日は勝っていけばよい。
「最初の一歩は最後の一歩につながる。最後の一歩も最初の一歩からである」
これは、イタリアの登山家ラインホルト・メスナー氏の信念である。大けが等にも屈せず、人類初となる八千メートル峰・全十四座の完全登頂を成し遂げた。
前進の途上には、言うに言われぬ試練もあるだろう。しかし臆していては、勝利の峰に到達できない。
私も、四十代前半の頃、無理がたたって、大きく体調を崩してしまったことがある。高熱が打ち続き、ペンを手にすることさえ思うようにならなかった。
その時、私は、日々、一枚でも原稿を書き残そうと挑戦した。一枚書くごとに「正」の字の一画を記し、五枚、十枚と積み重ねて、作品を完成させていった。
こうした挑戦は、その後の私の執筆活動に、またトインビー博士をはじめ、世界の知性との対談集などにすべて生きている。
行き詰まりを突破するためには、今、自分ができることから始めることだ。その小さな挑戦を、根気強く繰り返すことだ。それが、自分自身を飾る黄金譜となることを忘れまい。
恐れずに
今日も唱題
晴れの日日
2012.04.22 わが友に贈る
春風に乗って
対話を広げよう!
会って話せば
心は強く結ばれる!
生死一大事血脈抄 P1337
『総じて日蓮が弟子檀那等自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり、若し然らば広宣流布の大願も叶うべき者か』
◇希望の明日へ
人ではない。自分はこう生きるのだ、という確信が勝利をもたらす。周囲の声に紛動され、そのたびに猫の目のように心を変えていたのでは、何ひとつ確かなものは建設できない。私は創価学会に入ったんだ。ここで私は希望を見出し、確かな人生の道を知った。だから、何があろうと創価学会員でいく−−こう自分で決め、決めた自分を信じていくことが大切なのである。その不動の一念が、不動の幸福の人生をつくり上げていく。
平3・11・23
☆我らの勝利の大道No.71 勝利のリズムで前進
広宣流布のいかなる戦いにも、全員が主体者として立ち、勝利の旗を厳然と打ち立ててくれるのが、わが愛する関西の同志である。
昭和五十七年三月には、あの長居陸上競技場で、忘れ得ぬ反転攻勢の「第一回関西青年平和文化祭」が行われた。第一次宗門事件の渦中のことである。
文化祭の最初の演目は、青年の新会員による一万人の大行進であった。陰険な迫害をはね返す弘教のうねりの中、多くの友が入会した。その新しき人材を、一人ももれなく育て、幸福勝利への陣列に加えたいとの発露であった。そして、使命に目覚めた青年たちが、はつらつと躍動したのだ。
クライマックスは男子部の組み体操。八基の五段円塔に続いて挑んだ、圧巻の「六段円塔」であった。
場内の皆が息をのんで見つめ、祈る中、最上段の友が決然と立ち上がった。
その瞬間に沸き起こった、会場を揺るがす嵐のような大拍手。そしてスタンドに躍った、紅に燃える「関西魂」の人文字──。
あの大感動は、私の胸に焼き付いて、一生涯、いな永遠に離れることはない。
文化祭で瞳を輝かせていた十万の友は、それぞれが誇りを胸に、あらゆる分野で活躍されている。
先日、六段円塔を一番下で支えた友が、祭典から三十周年の本年三月二十二日、晴れて博士号を取得したと伺った。仕事も、組織活動も、一切を全力でやり切りながらの栄光である。
私は、関西の同志の勝報が、何よりも嬉しい。
春四月は、関西の月だ。
四・二「関西婦人部結成の日」、四・三「和歌山婦人部の日」、四・八「関西の日」、四・一〇「奈良婦人部の日」、四・一五「神戸の日」、四・一七「神戸婦人部の日」。四・二四「常勝大阪・師弟誓願の日」「西大阪総県婦人部の日」等々、幾重にも節目を刻む。
関西は、全世界の同志の憧れの天地だ。
関西の前進を、全世界が見つめている。
関西の勝利こそ、学会の勝利、世界の勝利なのだ。
ゆえに、関西よ、わが大関西よ、これからも常勝の金字塔を、断固と頼む!
堂々と
また悠々と
大関西
スクラム強く
常勝頼まむ
2012.04.21 わが友に贈る
まず行動だ!
動いた分だけ
心が軽くなる。
さあ飛び出そう!
報恩抄 P329
『極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず、正像二千年の弘通は末法の一時に劣るか』
◇希望の明日へ
人ではない。全部、自分で決まる。こうした信念と努力の人は、決して人をうらやまない。自分自身に生きている。それが勝利者の共通点である。
平3・11・2
☆我らの勝利の大道No.71 勝利のリズムで前進
森羅万象に、さまざまな妙なるリズムがある。
音楽のリズムはもちろん、正確なる天体の運行のリズムも、春夏秋冬という四季のリズムもある。
本年、没後百五十年を迎えるアメリカの哲人ソローは、生生流転しゆく大自然の営みから、確かな蘇生のリズムを感じ取っていた。
ソローは記している。
「眠りについたときよりも高い生活に向かって目覚めるのでないとしたら、その日一日──仮に一日と呼ぶ価値があるとして──からは多くを期待することはできない」
日々、太陽とともに新たな活力を溺らせ、昨日より今日、今日より明日へと、自身の生命を向上させ、貢献していきたい。これは、多くの先哲が志向し、探究してやまなかった人生の極致である。
御聖訓には、『日月天の四天下をめぐり給うは仏法の力なり』(P1146)と説かれる。
まさしく大宇宙を動かしゆく本源のリズムこそ、南無妙法蓮華経なのである。
『妙とは蘇生の義なり蘇生と申すはよみがへる義なり』(P947)と仰せの如く、題目の音律を響かせゆくところ、大宇宙のリズムに合致しながら、無限の生命力を自他共に蘇らせていけるのだ。
この「南無妙法蓮華経」の題目を、非暴力の大英雄マハトマ・ガンジーも、自らの道場の祈りに取り入れていたことは有名である。以前、インド文化国際アカデミーのロケッシュ・チャンドラ理事長から頂戴した書簡に、綴られていた。
「ガンジーは『南無妙法蓮華経』が、人間に内在する宇宙大の力の究極の表現であり、宇宙の至高の音律が奏でる生命そのものであることを覚知していました」と。
この言葉は、創価大学で開催中の「法華経──平和と共生のメッセージ」展でも紹介されている。
私たちは、一日一日、大宇宙の最極の生命の軌道に則って、勇猛精進している。そして、内なる大宇宙の可能性を開花させながら、自他共の幸福の大道を世界へと広げていくのだ。
2012年4月20日金曜日
2012.04.20 わが友に贈る
尊き配達員の方々
通信員、新聞長はじめ
本紙を守り支える
皆様に福徳は燦然
祈祷抄 P1345
『あやしの畜生なんども恩をば報ずる事に候ぞかし、かりと申す鳥あり必ず母の死なんとする時孝をなす、狐は塚を跡にせず畜生猶此くの如し況や人類をや』
◇希望の明日へ
自分と比較して他人のほうが良く見える場合がある。しかし、外から見てうらやましく思うほど、実際が良いとはかぎらない。むしろ外見と反対の場合も多い。何より自分自身の人生である。他人と此べるよりも、自分が以前の自分より良くなったかどうか、それだけを比べていけばよいのである。焦る必要はない。卑屈になることもない。
平3・7・28
☆我らの勝利の大道No.71 勝利のリズムで前進
思えば、恩師が逝去された当時、学会は空中分解するとさえ言われていた。
その渦中、私は青年部の同志と強く語り合った。
「先生が残してくださった青年訓、国士訓の御遺言は厳然と存在している。特に学会の中でも異彩を放つ青年部として、我らは今後も堂々と進むべきである」
師匠は、すべてを授けてくださっているではないか。何も心配することはない。あとは弟子が、師の構想の実現のために、どう動くかで、決まるのだ。
「御義口伝」には「師子吼」の意義について、「師とは師匠授くる所の妙法子とは弟子受くる所の妙法・吼とは師弟共に唱うる所の音声なり」(御書七四八ページ)と、明確に示されている。
私は常に恩師と心で対話しながら、師弟不二の祈りと率先垂範の行動で指揮を執った。一人、前を向き、学会を前進させてきた。
その思いに、二人、三人、百人と立ち上がり、やがて幾干、幾万の青年が続いてくれたのだ。
恩師の一周忌には、「大白蓮華」に「今日から、さらに激戦が始まったのだ」と寄稿した。
それは、私だけではなく、青年部の一致した決意となっていたのである。
「三・一六」「四・二」「五・三」というリズムを刻みながら、恩師の魂を継ぐ青年たちの力で、一つ一つの広宣流布の戦いも断固として勝利していった。
さらに、私の会長就任直前の昭和三十五年四月には百四十万世帯を達成した。そして、その二年後には、恩師が弟子に託された三百万世帯の拡大を、遂に勝ち飾ったのだ。
2012年4月19日木曜日
2012.04.19 わが友に贈る
錦宝会の皆様ありて
創価の新時代が到来!
最も気高き人間王者に
青年よ徹して学べ!
経王殿御返事 P1124
『わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき』
◇希望の明日へ
大事なのは、自分自身がしっかりと確立されているかどうかである。そうすれば、世間の無常の風に紛動されることはない。右往左往と風になびくいっさいを、大空から悠々と見下ろしていける。いかなる烈風にも微動だにせぬ、精神の不動の支柱。むなしい変化から自由な、胸中の永遠の柱。それは、大聖人の仏法であり、強き信心である。
平3・3・27
☆我らの勝利の大道No.71 勝利のリズムで前進
春来る
我らの心も
三世まで
仏と共に
青春乱舞を
青年の前進ほど、頼もしいものはない。
青春の勝利ほど、朗らかなものはない。
躍動の春、歓喜の春は、若き瞳が希望に燃え、後継の友が喜び舞う時だ。
わが師・戸田城聖先生も、いつも青年たちを慈愛の眼で包んでくださった。
第二代会長に就任された翌年の昭和二十七年、戸田先生の大願を実現しゆくため、私たちは「二月闘争」で、七十五万世帯の弘教の達成へ突破口を開いた。
その四月、恩師は青年部に次の和歌を贈って、讃えてくださった。
若き芽の
のびゆく姿
ながめつつ
妙法流布の旅は
たのしくもある
あれから六十年、私も、まったく同じ思いで青年の大成長を見つめている。
この四月一日には、福島県の若人たちが、日本全国で行われてきた「創価青年大会」の有終の美を毅然と飾ってくれた。
大震災から打ち続く試練を、歯を食いしばって乗り越えてきた、何とけなげな青年たちか。
「四・二」を記念日とする第二総東京の青年部も、意気軒昂である。
青年大会は、韓国でも、全土七十五会場で、五万人の若さ友が参加して、美事な青春乱舞を繰り広げてくれた。
「このような立派な行事を今まで見たことがない」
「この青年たちがいれば、地域の未来は明るい」等々と、実に多くの感嘆の声が寄せられている。
いずこの青年大会の会場にも、場外など、陰で大成功を祈り、支えてくださっていた壮年部、婦人部の方々の真心の応援があったことを、私は忘れない。
ともあれ、わが青年部は「五・三」へ、いやまして決意を陳らせ前進している。
「我はためらふこともなく/ただましぐらに進みける」。
東北が生んだ青年詩人・石川啄木の言葉の如く、日本、いな、世界の後継の若人が新生の太陽を昇らせ、地域に友情と信頼の輪を広げてくれている。
男子部は、広布の全責任を担い立って、一回りも二回りも、雄々しくなった。
女子部の"華陽のスクラム"は、いよいよ清新に「女性の世紀」を輝かせている。
学生部の英知の陣列は、目の覚めるような勝利への旋風を起こし始めた。
大きな時代の夜明けが来たと、私は宣言したい。
師弟して
共にともにと
創価かな
2012年4月18日水曜日
2012.04.18 わが友に贈る
希望の未来は輝く!
わが振る舞いで
慈愛と確信の声で
青年に真心の応援を!
崇峻天皇御書 P1173
『人身は受けがたし爪の上の土人身は持ちがたし草の上の露、百二十まで持ちて名をくたして死せんよりは生きて一日なりとも名をあげん事こそ大切なれ』
◇希望の明日へ
"自分なんかもう駄目だ"と思うような瀬戸際のときは、だれにもある。じつは、そのときこそが、自身の新しい可能性を開くチャンスである。人生の勝利と敗北、幸福と不幸、その分かれ目が、ここにある。自分という人間を決めるのは、だれか。自分である。自分という人間をつくるのは、だれか。これも結局は自分以外にない。他人の目や言動に一喜一憂する弱きは、それ自体、敗北に通じる。
平2・3・16
☆創価ファミリー勤行会へのメッセージ
世界一、希望にあふれ、笑顔の花が明るく咲きかおる、われら創価家族の集い、まことにおめでとうございます。
私も妻も、誉れの創価家族の一員です。大好きな皆さんと一緒に楽しく語り合う思いで、すべてを見守っています。
新入生の皆さんも、本当におめでとう!
進級する皆さんも、元気いっぱい、新しい出発をしてください。
私が青春時代、愛読した一人にロシアの大文豪トルストイがいます。
このトルストイは、皆さんと同じ年代のころ、心に深く決めていたことがありました。それは、いかなる時にも「希望を持とう!」ということでした。
希望は「太陽」です。どんな暗い闇も照らしていけます。
希望は「翼」です。どんな大空へも羽ばたいていけます。
若くして、正しい信仰を持った皆さんは、人間として最も明るい「希望の太陽」を輝かせていける人です。そして、最もたくましい「希望の翼」を広げていける人なのです。
日蓮大聖人は、『月月・日日につよ(強)り給へ』(P1190)と仰せになられました。毎月毎月、また毎日毎日、少しでも強く成長していく。一歩でも前へ進んでいく。その原動力が題目です。
さあ、きょうも、朗々と題目を唱えながら、朗らかに学び、鍛え、元気はつらつと前進し、勝利していきましょう!
大好きな大好きな、私の生命である未来部の皆さんの健康と成長を祈っています。私と皆さんは、いつも心は一緒です。
ガンバレ、未来部!
負けるな、未来部!
2012年4月17日火曜日
2012.04.17 わが友に贈る
今は力をつける時だ。
焦らず、じっくりと
「十年一剣」を磨け!
生涯の土台をつくれ!
曾谷入道殿御返事 P1059
『題目をはなれて法華経の心を尋ぬる者は猿をはなれて肝をたづねしはかなき亀なり』
◇希望の明日へ
苦労さえも美しさに育てるような生き方とは何か。それは世界でたった一つしかない自分の人生を愛おしむ、一日一日をていねいに生き、一生を自分らしく仕上げていく。そういう"自分を大切にし、自分に忠実に生きる"ことではないか。その人には愚痴がないし、いつまでも若々しい"心の張り"がある。心の張りは健康をもつくっていくのである。
『主婦と生活』平2・1月号
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.010「勇敢に正義の師子吼を」
広宣流布のために勇んで打って出る人、そしてまた、広布へ戦う人を育て、守り、全力で応援する皆様方の功徳は大きい。
冥の照覧は絶対である。
日蓮大聖人は宣言なされました。『ついにをそれずして候へば、今は日本国の人人も道理かと申すへんもあるやらん』(P1138)と。
すなわち、どんなに大難に遭おうとも、少しも恐れずに、信仰を貫き、正義を打ち込んできたから、今では日本国の人々も、日蓮の言うことが道理かもしれないと言う人もあるだろうと、仰せなのであります。
相手がどうあれ、堂々と真実を語り、打ち込んだ分だけ、理解が深まる。
いわんや、大確信をもって一貫して正義を打ち込むことほど強いものはありません。
これが折伏精神です。
これが学会精神です。
どうか、大聖人が願われた広宣流布のため、また立正安国のため、朗らかに胸を張り、勇気凛々と対話を広げていってください。そこに、必ず幸福の仏縁は結ばれます。
さあ、朗々たる題目で、わが元初の生命を輝かせながら、いよいよ本領を発揮し、偉大な勝利の歴史を創っていこう!
ここにこそ、悔いのない所願満足の人生があるからだ。
戸田先生は叫ばれました。
「正義であればこそ負けるわけにはいかない。
断じて勝たねばならない。
だから戦うのだ。
師子は吼えてこそ師子である」
どんどん、しゃべって、しゃべり抜いて、友情と信頼の薫風を広げよう!
2012年4月16日月曜日
2012.04.16 わが友に贈る
陰で奮闘する友を
見つけ出すことだ。
感謝の心を声にして
最大に讃え合おう!
唱法華題目抄 P8
『国を損じ人を悪道にをとす者は悪知識に過ぎたる事なきか』
◇今週のことば
聖教の創刊記念日、万歳!
尊き無冠の友、通信員の
偉大な労苦に心から感謝!
「世界中の人に読ませたい」
恩師の夢へ今日も前進!2012年04月16日
◇希望の明日へ
人がどう評価するか、それはどうでもよい。また、一時の姿がどうかということでもない。要するに、最後の最後に会心の笑みを満面に浮かべられる人生かどうかである。生涯を振り返り「自分は人生に勝った。楽しかった。悔いはない」と言える人が、勝利者である。
平1・11・12
☆小学校への創立者メッセージ
3つの約束
「元気よくあいさつをしよう」
「負けない強い心を持とう」
「よい本をたくさん読もう」
喜びいっぱいの入学式、本当におめでとうございます。
新1年生のみなさん! わが創価小学校へ、ようこそ!
ご家族のみなさま方にも、心よりお祝い申し上げます。
きょうは、希望の太陽であるみなさんと三つの約束をしましょう。
一つめは、「元気よくあいさつをしよう」です。
「おはよう!」「こんにちは!」「ありがとう!」と、明るくあいさつをすれば、自分も元気になります。
みんなの心にも笑顔の花が咲きます。お父さんやお母さんにも、先生方にも友だちにも、明るくあいさつのできる人になってください。
また、こまっている友だちには、優しく親切に声をかけてあげられる、思いやりのある人になってください。
二つめは、「負けない強い心を持とう」です。
桜の花が、春にきれいに咲くことができるのは、きびしい冬の寒さにも、はげしい嵐にも負けないからです。
みなさんも、苦手なことがあったり、いやなことがあったりしても負けないで、ねばり強く朗らかに、前へ前へ進みぬいていってください。
三つめは、「よい本をたくさん読もう」です。
よい本は心の大地をたがやし、一生の根っこをつくってくれます。
よい本を通して、たくさんの偉大な人と出あい、世界も、宇宙も旅することができます。
小学校時代に読んだ本が、一生の財産になります。
みなさんは、全員が「世界の宝」です。「人類の希望」です。
これからの6年間、みなさん一人一人が健康で、のびのびと立派に大成長していけるよう、私は一生けんめいに祈り、いつも見守っております。
きょうは、本当におめでとう!
2012年4月15日日曜日
2012.04.15 わが友に贈る
勇気が漲り
未来が生まれる!
一人立つ精神で
行学の二道を進め!
兵衛志殿御返事 P1091
『すこしもをそるる心なかれ過去遠遠劫より法華経を信ぜしかども仏にならぬ事これなり、しをのひるとみつと月の出づるといると夏と秋と冬と春とのさかひには必ず相違する事あり凡夫の仏になる又かくのごとし、必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよろこび愚者は退くこれなり』
◇希望の明日へ
人間にとって、最高の生き方とは何か。それは、あくまで自分らしく、自己の本分に生き抜くことではないか。たとえ、地位や名誉がなくとも、真に自分らしく生きることができれば、そこに確かな幸福と満足があるに違いない。ゆえに、どこまでも、自己自身に生きゆくことだ。私も、これまで精いっぱいに、自分自身に生ききってきた。私の本分、目的とは、世界の仏子を守りに守っていく−−それ以外にない。ここに、わが心を定め、何があっても変わることなく一貫してきたがゆえに、何の悔いもなければ、恐れもない。
昭63・12・17
☆創価学園東京45回・関西40回へのメッセージ
第三に、「勇気の心で朗らかに前進を」と申し上げたい。
創価教育の父である牧口常三郎先生も、戸田城聖先生も、師子王の勇気で、正義と平和のために、何ものも恐れませんでした。
私もその弟子として、ありとあらゆる苦難と迫害を、朗らかに勝ち越えてきました。
この勇気の道、そして勝利の道に続いてくれるのが、学園生の皆さんです。
両気をもって立ち向かえば、どんな悩みも前進の智慧に変えていける。
いかなる失敗も、次の勝利への力と転じていける。これが、創価の負けじ魂です。
学園を訪問されたインドの教育の母ムカジー博士が心に刻んでいる大詩人タゴールの励ましにも、「おお、どんなに困難が大きくとも 行く手にはだかる障害には目もくれずあなたは堅固な心と一緒に必ず歩き通さねばなりません」とある通りです。
愛する新入生の皆さん!
私の心はいつも皆さんの側にいます。間近で見守っていきます。
どうか、私と皆さんが一体不二の心で結ばれた、この学園の大城で、伸び伸びと、自分らしく、無限に広がる未来への翼を創り上げていってください。
終わりに──
冬を越え
春の桜の
この道を
共に学びて
永遠に進まむ
と贈り、私のメッセージといたします。
皆、健康第一で!
父母を大切に!
良き友を大切に!
学問の師である先生方を大切に!
栄光の東京校・第45期生、万歳!
栄光の関西校・第40期生、万歳!
そして、わが創価学園、万歳!
2012年4月14日土曜日
2012.04.14 わが友に贈る
古い友人を大切に。
新たな出会いを求めよ。
良き友との交わりで
わが心は磨かれる!
曾谷殿御返事 P1056
『何に法華経を信じ給うとも謗法あらば必ず地獄にをつべし』
◇希望の明日へ
当たり前の人生を、ただ無難に送るだけなら苦労はいらない。深き哲学もいらない。しかし、人間として生まれた、その”人間の証”をどう示しきっていくのか。自分でなければ生きられない、自分らしい”人生の証”を、どう最大に発揮しきっていくのか。生涯をかけて、その追求の実践を貴く人こそ偉大である。わが生命を極限まで燃やしきっていく、そうした生きざまのなかに、真の生きた哲学がある。
昭63・5・5
☆創価学園東京45回・関西40回へのメッセージ
第二に申し上げたいのは、「語学と読書のエンジンで世界の道を」ということです。
私は、わが愛する学園生の道を世界中に開いてきました。私が2度の講演を行ったアメリカのハーバード大学や、名誉博士号を授与いただいたイギリスのグラスゴー大学などの世界屈指の名門でも、今や学園出身者が学び、堂々と活躍してくれています。
皆さんは、これから世界の晴れ舞台に躍り出て、私に代わって、友情を広げ、人類の平和と共生に貢献していく大人材です。そのためにも、この充実した学園時代に、張り切って語学力を磨き、世界の良書を読破して、スケールの大きな心と頭脳を鍛え抜いていただきたいのです。
ワイマール・ゲーテ協会のオステン博士が、私との対談で強調されていた、ゲーテの信念があります。
それは、"人間は、人々を苦しみから救うために、自分自身の壁を越えて、学び成長する力を持っている"という信念であります。
わが学園生の皆さんが、希望に燃えて、じっくりと努力し、辛抱強く前進した分だけ、世界の未来を明るく照らせることを、誇り高く確信していってください。
2012年4月13日金曜日
2012.04.13 わが友に贈る
世界一の華陽姉妹よ。
いつも ありがとう!
女子部の笑顔は
わが地域の希望なり!
法華証明抄 P1586
『地にたうれたる人はかへりて地よりをく』
◇希望の明日へ
自分自身を生ききる−−これは簡単なようで、じつは大変に難しい。とかく人は、華やかに見える世界へ憧れるものである。また世間の流行を追いがちである。”あるいは、もっと自分に合った仕事があるのではないか”と、思い惑ったりもする。そのために、人は、自分の拠って立つ場所を打ち捨てて、あちらこちらを掘り返す。そして、結局は、何物も掘り当てることができないまま、貴重な人生を費やしてしまう場合が、余りにも多いのである。
昭63・3・15
☆創価学園東京45回・関西40回へのメッセージ
皆さんの青春の新しいステージの開幕にあたり、私は3点、申し上げたい。
第一に、「学ぶ喜びこそ青春の宝なり」ということです。
ご存じのように、私は、あの残酷な戦争によって、青春時代、思うように学ぶことができなかった世代です。どれほど悔しい思いをしたことか。だからこそ、若い皆さんが何の憂いもなく学べる「平和の時代」を断じて切り開くのだと決め、私は人生をかけて戦い抜いてきました。
今、皆さんは、お父さんやお母さんの、海よりも深く、空よりも高い愛情に包まれて、思う存分に、この最高の学園で学びに学べる時を迎えています。一日一日、ベストを尽くし、偉大な勉学の歴史を創り残してください。それが、悔いのない青春となり、人生となるからです。
若き日のゲーテも、「一日一日と学ぶところがあります」(木村謹治訳『ゲーテ全集第29巻』改造社)と言って、生き生きと探究を続けました。ゲーテによれば、目も耳も「知るため」にこそあります(エッカーマン著『ゲーテとの対話』)。ゆえに、それを研ぎ澄まして、地上の身近な勁植物から、はるか宇宙に輝く天体まで、大自然を鋭く観察しました。そして、生きることの素晴らしさに感激しながら、一生涯、生命の神秘に迫っていったのです。
ゲーテは、生命こそ最も美しいものであり、生命を最高の財宝として尊重しなければならないと信じていました。「生命の尊重」と「暴力の否定」は、わが学園の根幹です。
生命の探究を進め、生命と生命の支え合う絆を大切にしていけばいくほど、野蛮な暴力に打ち勝ち、平和を創る力は強くなります。
ともあれ、「学問のなかには、なんというすばらしい世界がひらけていることだろう」(ビーダーマン編『ゲーテ対話録第2巻』)とは、ゲーテの感動の言葉であります。
学園生の皆さんは、喜び勇んで、自然へ、人間へ、社会へ、歴史へ、宇宙へと探究の光を広げていっていただきたいのであります。
もちろん勉強が思うように進まず、苦しい時もあることでしょう。しかし、その苦しさをも突き抜けて学ぶ喜びをつかんでいく力こそ、「英知をみがくは何のため」、また「君よ正義を学びゆけ」という学園精神であると、私は宣言したいのであります。
新入生の皆さん、いかがでしょうか!
2012.04.12 わが友に贈る
感じよく丁寧に。
迅速な対応が決め手だ。
「さすが」と言われる
創価の全権大使たれ!
上野殿御返事 P1561
『とにかくに死は一定なり、其の時のなげきはたうじのごとし、をなじくはかりにも法華経のゆへに命をすてよ、つゆを大海にあつらへちりを大地にうづむとをもへ』
◇希望の明日へ
名聞も名利も、真実の前にははかない。人に"どう見えるか"ではない。自分が"どうあるか"である。仮に他人はごまかせたとしても、自分はごまかせない。自分自身が納得できない生き方をして、本物の人生を送れるはずがない。
昭63・3・12
☆創価学園東京45回・関西40回へのメッセージ
爛漫の桜に包まれた入学式、誠におめでとう!。
はじめに、難関を突破して、わが学園へ勇み集ってくれた新入生の皆さんに、祝福の句を贈ります。
さくら咲き
英知の花咲く
門出かな
きょうは、桜の道を共に歩みながら、新入生の皆さん一人一人と心ゆくまで語り合うような思いで、すべてを見つめております。
また、大震災や経済不況など、困難が打ち続く時代にあって、大事な大事なお子さまを私の創立した学園に送り出してくださった保護者の皆さま方に、心より御礼を申し上げます。教員の先生方、職員の方々、私のかけがえのない宝である新入生の英才たちが、一人も残らず、幸福の博士となり、人生の大勝利者となれるように、万事、よろしくお願いします。
わが創価の学舎は、世界の指導者や教育者も訪れ、「ここにこそ、新しい時代をリードしゆく希望の人材が育っている」と深い期待を寄せてくださる名門であります。
現在、私がドイツの大文豪ゲーテをめぐり対談を重ねている、世界的な学術機関ワイマール・ゲーテ協会顧問のオステン博士も、その一人です。
オステン博士は、「創価教育には、ゲーテの人間主義、幸福、平和の理念が脈打っています」とも絶讃してくださっております。
学園生こそ、私の何よりの誇りです。学園生こそ、人類の最高峰の知性と人格の流れを継承し、さらに大発展させゆく21世紀の希望なのです。
いつもいつも、学園を守り支えてくださっているご来賓の皆さま方も、本当にありがとうございます。
2012年4月11日水曜日
2012.04.11 わが友に贈る
語り抜く人が
最後に必ず勝利する。
困難を恐れず
強気の言論を放て!
寂日房御書 P903
『「我が滅度の後に於て応に此の経を受持すべし是の人仏道に於て決定して疑い有ること無けん」と云云、かかる者の弟子檀那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり』
◇希望の明日へ
未来部の皆さんは若い。焦る必要はない。皆でスクラムを組みながら、二十一世紀の広宣流布の山を、一歩また一歩、着実に登琴してほしい。そのためには、良い意味での楽天主義でいくことである。何があろうと、「僕は、最後は必ず勝つ」「私は、人々の役に立ち、両親にも喜んでもらえるような人に必ずなる」と、朗らかに、胸を張って進み続けることである。
平5・8・21
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.009「新鮮な力で勝利の創価城を」
桜花の春、新しい立場、新しい地域で、心機一転、出発をする人も多いでしょう。
未来は今の決意で決まる。
どうか、わが舞台で、偉大な歴史を創ってもらいたい。
悔いのない人生を生き抜いてもらいたい。
その原動力が信心だ。
法華経に「心懐恋慕、渇仰於仏」──心に恋慕を懐き、仏を渇仰して──と説かれている。
法を求める心に、大功徳がわく。「御本尊が大好きだ」「勤行が大好きだ」「学会活動が大好きだ」という信心に生きる時、「生きていることが楽しい。人生が大好きだ」という黄金の日々になる。
今、フレッシュな人材が躍り出ている。
後継のリーダーは、胸を張って、勇敢な若武者として、自分自身の勝利の歴史を残してもらいたい。
「広宣流布」という人類の究極の大理想を遂行している世界は、わが創価学会しかありません。今、この時に、共に戦えることを、最高無上の誇りとしてください。
どんな苦労も、「広宣流布のため」であり、「同志の幸福のため」であり、そして「師弟不二の勝利のため」である。生き生きと張り切って、祈り、戦い、前進し抜いていってください。
よき先輩から学び、よき同志と励まし合いながら、若き君たちの新鮮な力で、これからの大勝利の創価城を堂々と築いてくれたまえ!
2012年4月10日火曜日
2012.04.10 わが友に贈る
広布拡大の本舞台!
我が体験を語れ。
信心の歓喜を伝えよ。
皆で讃え合って勝利へ!
新池御書 P1440
『始より終りまで弥信心をいたすべしさなくして後悔やあらんずらん、譬えば鎌倉より京へは十二日の道なり、それを十一日余り歩をはこびて今一日に成りて歩をさしをきては何として都の月をば詠め候べき』
◇希望の明日へ
"努力の人""向上の人"は、いつもみずみずしい。謙虚である。勉強の成績も、調子が悪くなるときがある。叱られたり、悩んだりするかもしれない。しかし、そういうときがあっても、目標をもった人は「お父さん、また頑張るよ」「お母さん、心配しないでね」と言える、謙虚さがある。反対に、向上しなくなった人は、だんだん心がよどんで、いじけてしまう。すぐ他人のせいにしたり、倣慢に、人をバカにするようになってしまう。
平5.8.21
☆創価大学第42回・短大第28回入学式へのメッセージ
青春の希望に燃え立つ入学式、誠におめでとうございます。
創価大学第42期生の皆さん! 創価女子短大第28期生の皆さん! 大学院の皆さん! 通信教育部の皆さん!
そして世界24カ国・地域から、お迎えした最優秀の留学生の皆さん!
私の創立した創価の学舎に、よくぞ、集ってくれました。
ありがとう!
本当にありがとう!
また、厳しい経済状況の中、未曽有の大震災を乗り越えて、大切なお子さま方を送り出してくださった保護者の皆様方に、創立者として心より御礼を申し上げます。
教員の先生方!
職員の方々!
私の生命であり、人類の未来の希望である新入生の皆さんを、いよいよ冴えわたる英知の大人材へ、ダイヤモンドの如く、磨き上げてくださるように、どうか、よろしくお願いいたします。
そしてきょうは、中国、フランスをはじめ、多くのご来賓の先生方が、ご多忙のところ、温かく見守ってくださり、感謝に堪えません。誠にありがとうございます。
新入生の皆さんの晴れの門出に当たり、三つの指針を贈らせていただきたい。
第1に、「青春の誓いは時代を動かす」ということであります。
私たちが敬愛してやまぬ人民中国の大指導者・周恩来総理は、95年前、日本に留学されました。周総理が若き日、留学中に書き留められた忘れ得ぬ一文があります。
それは「人は定ず天に勝つ」(矢吹晋篇、鈴木博訳『周恩来「十九歳の東京日記」)と。
すなわち人生においても、社会においても、どんな過酷な運命に直面しようと、人間は、ただ翻弄される弱き存在ではない。努力によって必ず打ち勝つことができるとの揺るぎない信念であります。
これは、周総理の不屈のリーダーシップを貫く信条であったといっても、過言ではないでありましょう。
1974年の冬、周総理とお会いした折、総理は若い私に世界の前途を展望されつつ。
「すべての国が平等な立場で助け合わなければなりません」と強く語られました。
そこには、人類が宿命的な戦乱の悲劇を勝ち越えてゆくための「平和」と「共生」の道が明確に示されております。
そして周総理と語り合った翌年の春、この周総理のビジョンを自らの青春の誓いとして、わが創価大学に来られた第1期の留学生こそ、今日、皆さんを祝福してくださっている、大先輩の程永華大使なのであります。
じつは、程青年が、新中国から最初の留学生として日本へ派遣されることが決まったとき、悲惨な戦争を体験した周囲の方々からは、強い反対もあったとうかがっております。
しかし、程青年は、"だからこそ、中国と日本の平和と友好のために尽くしたい。そして何よりも、これは尊敬する周恩来総理の構想なのです"と志を貫き通されたのであります。
どれほど深く尊い誓いと決意を込めて、創価大学に来てくれたことか。
仏の胸には、あの程青年たち6人の留学生の燃え上がる瞳の輝きが焼きついて、今も離れません。
皆、この「平和のフォートレス(要塞)」たる創価大学で学びに学び抜いてくれました。努力に努力を重ねてくれました。
そして、心広々と創価の学友と語り合い、生涯にわたる友情を結んでくれました。
程大使は、「日本人よりも美しく流暢」と讃えられる日本語を自在に駆使されながら、今、中日友好、また平和外交の大舞台で、不滅の貢献を堂々と果たされています。
本日、あとに続く留学生の皆さんもはつらつと出席している式典において、程大使に、創価大学の卒業生として最初の名誉博士号をお贈りできることは、何とうれしい、何とロマン光る教育の劇でありましょうか!
誠に誠に、おめでとうございます。
第2に申し上げたいのは、「今日も粘り強く一歩前進を!」ということであります。
今、創価大学に隣接する東京富士美術館では、程大使をはじめ多くの方々のご尽力をいただいて、「北京・故宮博物院展」が盛大に開催されております。
今回の展示では、「女性の教養の美」とともに、「向学の深き心」に光が当てられています。
学術を大いに振興させた康煕帝の教えを、後継の雍正帝が書き残した格言の書も、出品されております。
その一節には、「学びゆく者、一日に必ず一歩進みて、はじめて時を虚しく過ごさざるなり」(趣意)とあります。
つまり、学問に取り組む者には、「一日に、たとえ一歩でも必ず前進してみせる」との気迫が求められるというのであります。
学ぶということは、いついかなる状況にあろうと、一歩前へ踏み出していく勇気であります。そして、新たな価値の創造を断じて止めない忍耐であり、執念であります。
このたゆみない「学びのリズム」を、新入生の皆さんは、誇りも高く、青春の生命に刻みつけていってください。
うれしいことに、創大・短大の先生方は、若き知性の皆さんに、世界水準の講義をもって、全力で応えゆく態勢を整えてくれております。
そして第3に、「自らのベストを引き出せ!」と申し上げたい。
今、私は、フィリピンの教育界を代表するアブエバ博士と、新たな対談を重ねております。
教育の目的について、博士は鋭く指摘されました。それは「その人自身が持っている"ベスト"を引き出すこと」であると言われているのであります。
私の人生の師であり、本日が命日でもある戸田城聖先生も、同じ教育哲学でありました。「どの青年の生命からも最善の可能性を引き出すのだ」という大情熱で、人間教育に臨まれたのであります。
わが創大・短大は、新人生の皆さんが、一人ももれなく、「自分の生命の中にある最高の智慧と力」を引き出していく、無限の啓発に満ちたキャンパスであります。
どうか、素晴らしい先生方と、真剣勝負の学問の打ち合いをお願いします。
また日本全国、世界覚知から集い来った良き学友たちと大いに切磋琢磨してください。自分のため、父母のため、人々のため、社会のため、そして人類のため、思う存分に活躍していける、最上の学識と人格と実力を鍛え抜いていただきたいのであります。
「偉大な時代は偉大な人間を産み出す。そして偉大な行動はお互いから相互的に生まれてくる」(大野一道訳『スピリディオン』)とは、フランスの行動する作家ジョルジュ・サンドの言葉であります。
私の心も常に皆さんと一緒です。
愛する皆さんが健康で無事故であるよう、そして、快活に世界と連帯を広げながら、楽しく充実した、偉大な黄金の学生時代を勝ち開くように、私は祈り、見守り続けてまいります。
わが人生の総仕上げにあって、最大の喜びは、皆さんの成長であり、栄光の晴れ姿だからであります。
最後に、わが誉れの英才に希望の翼あれ! 勇気の光あれ! そして、勝利の舞あれ!と叫んで、私の祝福のメッセージといたします。
2012年4月9日月曜日
2012.04.09 わが友に贈る
四条金吾殿御返事 P1143
『遊楽とは我等が色心依正ともに一念三千自受用身の仏にあらずや、法華経を持ち奉るより外に遊楽はなし』
◇今週のことば
「月月・日日につより給へ」
座談会は前進のリズムだ。
明るい和楽の語らいから
友好の花を爛漫と!
功徳の花を満開に!
2012年04月08日
◇希望の明日へ
信心しているから、勤行や会合が忙しく、学業がおろそかになった!これでは絶対に正道とはいえない。ときには勤行ができなくとも、ことさらに神経質になる必要はない。題目三唱でよい場合もある。むしろ持続が大切である。一生涯、御本尊と学会から離れない心が大事なのである。
平5・2・3
☆勝利の人間学第5回 広布前進の大目標
・すべては広宣流布のため
創価学会が目指す根本の目的は何か。
それは、人類の幸福と平和である。自他共に生きていること自体が愉快で、楽しいという境涯を開いていくことだ。
これが広宣流布であり、我らの大目的だ。
戸田先生は「この世から悲惨の二字をなくしたい」と叫ばれた。
「広宣流布のため」という最も偉大な目標に向かって進めば、その人自身が偉大になる。
大きな目標が、大きな希望となる。
生き生きと大願に生きよう! 仕事で、地域で、学会活動で、張り切って戦おう!
広布のために、友のために、自分自身のために!
・どれだけの人を幸福にできたか
自分たちの時代に、広宣流布をどれだけ前進させていけるか。そのことを真剣に祈り、挑戦していくのだ。
戸田先生は、こう指導してくださった。
「創価学会は、地球上で最も尊厳な生命を守り、どれだけの人に妙法を受持せしめ、幸せにしたかどいうことを数えるのである」 「数」は単なる数字ではない。かけがえのない「一人の生命」なのだ。そこに「一人の人生の幸福」が凝縮されているのである。 だからこそ、目標を掲げ、どこまでも「一人」を大切にして、一人また一人と仏縁を結んでいく。その「一人」から平和ど幸福の大連帯を広げゆくのだ。
・一番を目指そう
仏法は勝負である。人生も勝負である。ゆえに、戦うことである。そして勝つことである。
何かで一番を目指すのだ。
初めから二番でも三番でもいいと思えば、本当の力は出ない。
たとえ今は振るわなくても、断じて、一番になろう!──そう決めて努力する心に無量の功徳が具わっていく。崇高な人生になる。
「自分は一番を目指して、一生懸命に戦い切った」という不滅の歴史を残しなさい。
その人が真の勝利者であるからだ。
2012年4月8日日曜日
2012.04.08 わが友に贈る
勇気の一歩から
出会いのドラマが!
心と心の交流こそ
わが人生の宝なり!
法華初心成仏抄 P550
『妙法の五字を弘め給はん智者をばいかに賎くとも上行菩薩の化身か又釈迦如来の御使かと思うべし』
◇希望の明日へ
未来部の皆さんは、将来、人のため、社会のために行動し、世界の平和・文化・教育に貢献していただきたい。何より全員が信念と正義の人になっていただきたい。"あの青年は、あの人は、どこか違うな、光っているな"と慕われる人に成長してほしい。たとえ、いかなる立場になろうとも、その人は大人材である。正しき信念をもって行動する人が、いちばん、立派な人なのである。
平3・7・28
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.007「朗らかに仏縁の拡大を」
晴れの日も、雨の日も、いかなる時も、私は、恩師・戸田先生と心で対話している。
ある時、先生は眼光鋭く、こう言われた。
「社会の不幸に目をつぶって、宗教の世界に閉じこもり、安閑とただ題目を唱えているだけなら、大聖人の立正安国の御精神に反している。
この世の悲惨をなくす。不幸をなくす。人権を、人間の尊厳を守る。平和な社会を築いていく。
そのなかにこそ、仏法の実践があるのだ」
本来、わが身だけの幸福などありえない。
苦難と向き合う人の立場に、自分を置いてみる──この「同苦」の姿勢こそ、今の社会に一番必要なことではないだろうか。
御義口伝には「一切衆生の異の苦を受くるは悉く是れ日蓮一人の苦なるべし」(P758)と仰せである。
ここに、仏法の「慈悲」が光る。この精神が、社会の土台となり、指導者の血肉となってこそ、未来は希望に包まれる。
私たちは今こそ、異体同心の団結固く、わが地域に、人間主義の大哲学を語り広げてまいりたい。
「友情の拡大」が「仏縁の拡大」であり、自他共の「幸福の拡大」なのだ。
さあ、打って出よう!
万代にわたる広宣流布の地盤を築くために。自分自身の勝利のために。
不二の弟子たる君よ!
悔いのない一日一日を生き抜き、悔いのない一生を、断固として勝ち抜いてください。皆で守り合い、絶対無事故で! 朗らかに栄冠を飾りゆこう!
2012年4月7日土曜日
2012.04.07 わが友に贈る
転入・転出の友に
丁寧に誠実に対応を!
その温かさに触れて
信心はさらに深まる。
教行証御書 P1282
『此の法華経の本門の肝心妙法蓮華経は三世の諸仏の万行万善の功徳を集めて五字と為せり、此の五字の内に豈万戒の功徳を納めざらんや』
◇希望の明日へ
未来部の時代は勉学第一で進むべきである。信心の大切さは言うまでもないが、信心は一生である。勉学には、やるべき時期と年代がある。そのときに努力しておかなければ、身につかない。後悔することになりかねない。信心は即生活である。未来部の場合は即勉学である。今は勉学に励むことが、信心の重要な実践なのである。
平5・2・3
☆名誉会長と共に 今日も広布へ No.008「信心の行動は全てが功徳に」
先の見えない時代。その突破口を開くのは、智慧であり、勇気の行動だ。
そして最高の智慧、最高の行動は、祈りから生まれる。
「法華経に勝る兵法なし」であるからだ。
信心に行き詰まりはない。
同じ戦うならば、楽しく、愉快に、生き生きと進もう!
御聖訓には、「日蓮一度もしりぞく心なし」 (P1224)と仰せである。
広布の戦は、退いてはならない。悔いを残してはならない。戦った分、全部、功徳と福運に変わる。
皆が、思う存分、広布へ戦えるように、リーダーは心を砕かねばならない。
リーダーは、誰よりも苦労し、自身を磨いてもらいたい。苦労している人には、大変なところがわかる。そこに、激励の手を差し伸べるのだ。
戸田先生は詠まれた。
「勝ち負けは 人の生命の
常なれど 最後の勝をば 仏にぞ祈らむ」
人生の最後に万歳をあげるために、今、何をするのか。
時を待ち、時を創る。
人を育て、道を開く。
いかなる状況であれ、ひとたび決めた、わが信念の旗を生涯、掲げ抜く人が光る。
仏法も、社会も、熾烈な勝負である。なかんずくリーダーは、どこまでも、誠実に、真剣に、戦うことだ。
尊き信心の闘争を、誰が見ていなくとも、師は見ている。諸天は見ている。
日蓮大聖人が御賞讃してくださる。これを深く確信していただきたい。
師弟の誓いに生きる時、恐れるものは、何もない。
2012年4月6日金曜日
2012.04.06 わが友に贈る
気高き大道を歩む
配達員の皆様に感謝!
陰徳あれば陽報あり。
どうか無事故第一で!
四菩薩造立抄 P988
『日蓮は世間には日本第一の貧しき者なれども仏法を以て論ずれば一閻浮提第一の富る者なり』
◇希望の明日へ
大聖人が仰せ通りのかけがえのない善知識とは−−。それは、皆さんのお父さん、お母さんが懸命につくりあげてきた、創価学会である。このことを決して忘れてはならない。ご両親をはじめ多くの先輩方の労苦の結晶、尊き人生の結晶である。この、ほかには絶対にない、尊貴なる世界を、皆さんは全力で守っていただきたい。
平3・7・20
☆若き君へ 新時代の主役に語る「人間を結べ!つながりは力」
──池田先生は、世界中の知性の方々と文明を結ぶ壮大な対話を繰り広げてこられました。
発刊された対談集も、すでに60点を数えますね。今も、各界のリーダーと対談を重ねておられます。
名誉会長 すべて「戸田大学」の卒業生としての行動です。
御書には、『言葉というのは心の思いを響かせて、声に表したものをいう』(P563、通解)と仰せです。声に心が表れる。勇気を出して声を惜しまず、対話を続けていくことです。
『星の王子さま』で有名なサン=テグジュペリが味わい深い言葉を残しています。
「真の贅沢というものは、ただ一つしかない、それは人間関係の贅沢だ」
また、こうも言っています。
「他人の心を発見することによって、人は自らを豊富にする。人はなごやかに笑いながら、おたがいに顔を見あう。そのとき、人は似ている、海の広大なのに驚く解放された囚人に」
自分の世界に閉じこもっていれば、気楽かもしれないけれども、成長もない。孤立してしまえば、真の個性も光らない。
人と交流してこそ、人生を豊かにしていける。広々と心を開いて、つながっていくことです。
大聖人の生涯にわたる御化導は「立正安国論に始まり、立正安国論に終わる」と言われます。その「立正安国論」は、主人と客の問答形式で書かれています。一対一の対話です。
目の前の一人と胸襟を開いて語り合い、共々に生命尊厳の哲理に立って、より良き平和な社会の建設を目指す。この「一人」と「一人」のつながりの拡大によって、現実の世界を「仏国」「宝土」に変えていく。ここに「立正安国」の方程式があります。
孤独地獄が憂慮される現代に、この真実の人間のつながりを結び広げているのが、創価学会です。
敬愛する東北の同志を先頭に、青年の湧き立つ熱と力で、信頼のつながりを強めてください。
若き皆さんが、共々に生きる喜びを痩らせて、勝利の青春道を歩み、希望の新時代を開いていただきたい──これが、私の願いです。
2012年4月5日木曜日
2012.04.05 わが友に贈る
福徳は燦然と輝く!
地域に希望を広げる
尊き広布の宝城だ。
心からの感謝を!
寺泊御書 P953
『日蓮此の経文に当れり汝等何ぞ此の経文に入らざる』
◇希望の明日へ
親が子を叱るのは、永遠に変わらない"人類共通の法則"のようだ。そうしたときにムキになって親子ゲンカばかりしていては、お互いが疲れてしまう。それよりも"こんな大声が出せるんだから、ウチの親はまだ元気だな。これなら安心だ"というくらいに受け止めてはどうだろうか。そうとらえる心の余裕をもてる人は、すでに立派な大人である。
平3・7・28
☆若き君へ 新時代の主役に語る「人間を結べ!つながりは力」
──なかなか対話のきっかけがつかめない、という青年の声も聞きます。
名誉会長 あいさつは、それ自体、素晴らしい対話です。
かの釈尊も「自分から語りかける人」だったと言われています。あせらず、臆さず、元気なあいさつから始めればいいのです。
「おはようございます!」「こんにちは!」と、さわやかに声をかける。明るくはつらつと接する。それだけで声をかけられた人はうれしい。信頼関係も築かれる。
気持ちのよい「あいさつ」──私自身、近所でも、職場でも、また学会活動の中でも、きちんとあいさつをしようと決めて、実践してきました。
大田区山王のアパート「秀山荘」に引っ越した時も、「このたび越してまいりました池田です」「今後ともお世話になりますが、どうかよろしくお願い致します」と名刺を持って、近所へごあいさつに回りました。
多くの来客がありましたので、近隣の迷惑にならないよう配慮しました。妻がよく、気を配ってくれました。そうして結んだご近所との信頼関係は、貴重な人生の財産となりました。
友好拡大といっても、広宣流布といっても、すべて足もとから始まります。また、近隣の方々との交流というのは、自分の心を豊かにしてくれる。生活に温かみが出てくるし、何ともいえない安心感も生まれる。
来月から新社会人としてスタートするメンバーもいるでしょう。次回あらためて語り合いたいと思いますが、職場や地域で信頼を勝ち得ていく上でも、さわやかな「あいさつ」が基本です。
また、身近な人の行動などを見て、「素晴らしいな」と思うことがあるでしょう。その時に一言、声をかけることからも、対話は深まります。他人のいいところは、「素晴らしい!」「感動しました!」と率直に伝えることで、自分の心が相手の心に届いていきます。
さらに、相手を尊重し、その人から学んでいこうと質問していくことからも、対話は弾みます。
こちらが良い聞き手になれば、相手自身が気づいていない力まで引き出していけるものです。
──ただ、いろんな人がいますし、話が通じないことや、うまくいかないことも多いのですが。
名誉会長 今、対話の達人と言われる先輩たちも、最初はうまくいかなかったんだよ。大丈夫、心配はいりません(笑い)。
大事なことは、失敗してもクヨクヨしないことです。すべて勉強だと思って、また明るく朗らかに対話していけば、いいんです。
対話に限らず、何かしようとすれば失敗はあります。失敗は挑戦者の勲章です。恥ずかしく思う必要などありません。
若いんだから、悔しいこともステップにして、題目をあげて前進してください。「これから、どれだけ成長できるか」──それが、勝負です。
日蓮大聖人は『この法門を弘めてきたので、他の人とは比べものにならないほど多くの人と会つてきましたが、真にいとおしいという人は、千人に1人もいませんでした』(P1418、通解)とも仰せになられています。
御本仏の大きな御境涯から御覧になっても、本当に尊敬できる、信頼できる立派な人は少ないものだと、達観なされているのです。
いわんや、凡夫と凡夫の人間群の只中で、対話を進めていくことが、どれほどの難事か。一回一回が尊い尊い仏道修行です。
祈り、動き、語る。また祈り、動き、語る。その積み重ねの中で、自分自身の生命が強く賢く大きくなっていくのです。やがて多くの人を包容し、正しく自在にリードしていける力が、必ず具わっていきます。
2012年4月4日水曜日
2012.04.04 わが友に贈る
断じて忘れるな!
初心を貫く人が
真の勝利者だ。
大満足の人生を飾れ!
四条金吾殿御返事 P1185
『今度の命たすかり候は偏に釈迦仏の貴辺の身に入り替らせ給いて御たすけ候か』
◇希望の明日へ
未来部の皆さんは、いかなる変化の波にも流されず、むしろつねに、その上手をいく「知力(インテリジェンス)」と、「活力(バイタリティー)」「機敏さ」「行動力」をもった国際人と輝いていただきたい。あっけらかんとした「楽観主義(オプティミズム)」と、鋭いうえにも鋭い先見で、挑戦また挑戦を続けていただきたい。その人が二十一世紀の勝利者である。
平3・3・16
☆若き君へ 新時代の主役に語る「人間を結べ!つながりは力」
──八王子の創価大学では、「法華経──平和と共生のメッセージ」展(東洋哲学研究所主催)が開幕しました。ぜひ友人にも見せたいと思います。
池田名誉会長 展示では、「法華経の七賢」も紹介されています。
その一つ「衣裏珠の賢え」は、友情を根底とした賢喩です。
すなわち、貧窮した友を見かねた親友が、その友が寝ている間に衣の裏に、価がつけられないほどの宝の珠を縫い付けて、所用のために立ち去った。貧窮の友は気づかないまま、その後も苦悩の流転を続けてしまう。
やがて再会した時に、親友から、衣の裏にある宝の珠の存在を告げられ、初めて大歓喜するという物語です。
この価がつけられないほどの宝の珠とは、仏性を賢えています。衣の裏とは、生命の奥底ということです。万人の胸中に、もともと尊極な仏性が具わっていることを象徴しています。
その自らの仏の生命に目覚めて、「歓喜の中の大歓喜」の人生を生きゆくことを教えているのが法華経です。そして、その歓喜の自覚は、友情の対話によって呼び起こされていくのです。
法華経展の会場である創大の記念講堂には、文豪トルストイの像も立っています。
文豪は人類愛の精神の闘争で、人間と人間を結び、世界平和を実現しようとしました。だからこそ、もがいて苦しんだ。
自分を含め、なぜ人は自己中心的でバラバラに生きているのか、と。
そして、こう結論して、自分の大理想を貫き通しました。
「彼等と私は一つである。現在生きて居り、嘗て生き、また将来生きるであろう人々も一つなのだ、──私と一つなのだ。そして私は彼等によって生き、彼等は私によって生きているのだ」
仏法に通じる人間観です。自分に縁ある人とは、三世にわたってつながっている。自他不二です。
ゆえに互いに励まし合い、仏の生命という最高無上の宝を光らせながら、価値ある有意義な人生を生き抜いていくことです。
他者の人生を輝かせれば、自分の人生も輝く。その「つながり」を実感するのが対話です。「対話の道」が、自他共の「歓喜の道」であり「幸福の道」なのです。
◎祝!140,000アクセス。すべて御愛読の皆さんのお陰です!いよいよの決心で2013年総本部完成を目指し、頑張りましょう(^^♪
blogアドレスは、http://pub.ne.jp/MinnieLove/
2012年4月3日火曜日
2012.04.03 わが友に贈る
朝が勝負だ!
春風のごとき
爽やかな挨拶で
信頼を勝ち取れ!
日女御前御返事 P1243
『爰に日蓮いかなる不思議にてや候らん竜樹天親等天台妙楽等だにも顕し給はざる大曼荼羅を末法二百余年の比はじめて法華弘通のはたじるしとして顕し奉る』
◇希望の明日へ
人生は長い。何があろうと、決して一喜一憂する必要はない。青春時代は、心も体も、微妙に揺れ動く時期である。みずみずしい好奇心。鋭敏な感性。また人には言えない悲しみや苦しみもあろう。ときには家を飛び出そうとか、学校をやめたいなどと思うことさえあるかもしれない。さまざまな感情の起伏があるのは、当然である。しかし未来部の皆さんは、唱題を根本として、そうした悩みや課題を、一歩一歩、乗り越えていっていただきたい。またどんなときにも、自分の家族、自分の学校を心から大切に思える人であってほしい。
平2・8・5
☆若き君へ 新時代の主役に語る「人間を結べ!つながりは力」
──でも、何をどこから始めればいいのか、わからないという声もあります。
名誉会長 難しく考える必要はありません。まず、青年らしく率直に語り合うことから、始めればいいんです。
「はじめに対話ありき」です。一切の価値創造は、「対話」から始まります。
大仏法を持った青年たちによる「対話」が、力ある行動を生み、慈愛と信頼のネットワークを広げる。「対話」こそ「人のつながり」の起点であり、結合力なのです。
今月の座談会の拝読御書として研鎖した「諸法実相抄」の結論には、『力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』(P1361)と仰せです。持てる力の限り、自分らしく誠実に対話をし、「一人」の心の変革を促すことです。目覚めた一人一人の連帯を結ぶところから、時代を変革する力が結集されます。
──東北に応援に行った青年たちからも、「少しでも役に立てばと行ったのに、かえって東北の方の温かさや強さに触れて多くを学び、自分の人生観が変わった」という声が寄せられています。
名誉会長 応援に駆けつけてくれている友に、私からも重ねて「尊い地涌の菩薩の行動、本当にありがとう! ご苦労さま」と申し上げたい。
人を幸福にできる人が、真に幸福な人です。
仏道の根幹は菩薩の実践です。
菩薩の実践の全ての基本は、「あらゆる人を救いたい」との「衆生無辺誓願度」という誓いです。
縁する人を全て幸せに。それが実現してこそ、自身の真の幸福、成仏もあるのだ──そう決めて智慧を尽くし、身を粉にして戦う。
その最も優れた手本が、法華経に登場する不軽菩薩です。
「あなたにも幸せになる力がある。一緒にその力を発揮していきましょう」と、あらゆる迫害や反発に耐え、訴え続けて仏となりました。不軽菩薩は、釈尊自身の過去の修行の姿です。
大聖人も、この不軽菩薩の実践を、生涯、貫かれたのです。
「他人だけが不幸」はありえない。と同時に「自分だけが幸福」もありえない。ならば「人を幸せにする」ことが「自分が幸福になる道」です。自他共に幸福を勝ち開いていく。ここに、法華経の真髄の行動があります。これが、我らの学会精神です。
2012年4月2日月曜日
2012.04.02 わが友に贈る
師弟の絆ほど
美しいものはない!
自らの信念の道を
朗らかに勝ち進め!
撰時抄 P283
『漢土日本に智慧すぐれ才能いみじき聖人は度度ありしかどもいまだ日蓮ほど法華経のかたうどして国土に強敵多くまうけたる者なきなり、まづ眼前の事をもつて日蓮は閻浮提第一の者としるべし』
◇今週のことば
希望のファミリー勤行会。
「今」の励ましの種が
「未来」に大きく花開く。
人材を発掘し
人材の城を創り上げよ!
2012年04月02日
◇希望の明日へ
これからの人類のためにも、世界のためにも、仏法を基調とした「平和」「文化」「教育」の運動を、さらに広げていく以外にない。その後継を、私は未来部に託したい。二十一世紀は、まざれもなく、諸君の時代である。その意味を込め、五月五日を、「後継者の日」と意義づけさせていただいた。"未来からの使者"未来部は、学会だけでなく、世界にとっても、かけがえのない存在である。私は"広布の宝"と思っている。ゆえに決して、子ども扱いはしない。一人の人間として、その人格を最大に尊重している。
平2・5・5
☆若き君へ 新時代の主役に語る「人間を結べ!つながりは力」
──東北学生部が昨年夏、東北6県の学生を対象に行った震災意識調査の結果が反響を呼びました。それによると、「何のために働くのか」との問いに、震災前は「お金を得るため」「生活の安定のため」などと考えていた人が43%を超えていました。震災後では「人のため」「社会貢献のため」という答えの方が多くなり、約22%から35%超へと格段に増えています。
名誉会長 自分のことだけではなく、人のために、何か社会のためになるように働きたい──人や社会との「つながり」を大切にしていこうと、多くの青年が考えるようになったといえるでしょう。私は、新たな青年文化の台頭を予感します。
それだけに、これまでにもまして、人間主義の仏法が求められる時代が到来していると思う。
なぜ、東北の同志は、自分が大変なのに、人のために尽くせるのか──それは、日頃から「法のため」「人のため」「社会のため」という、立正安国の精神を心に刻み、実践してきたからです。
「何のために生きるのか」──その問いに明確に答えて、「人間の絆」を蘇生させていけるのが、日蓮大聖人の仏法です。
──青年が今、陸続と学会に入会しているのも、「何のため」という問いに、確かな答えがあるからだと思います。
名誉会長 その通りだね。
自分のことばかりに汲々としていると、何を、どうしたらいいかは、なかなか見えてこない。しかし発想を変えて、「人のために、社会のために、今、何ができるか」と考えれば、やるべきことがはっきり見えてくる。
御書には、『人のために明かりを灯せば、自分の前も明るくなる』(P1598、通解)と示されています。
目の前の苦しんでいる一人の人に手を差し伸べ、世の中で困っていることを解決するために、具体的な一歩を踏み出す。その中で、自分の夢も、進むべき人生の道も見えてくる。何より心が決まる。
人は「他人を支えている」ようで、実は「支えられている」のです。「人を助ける」ことで「自分が助けられる」のです。これは、仏教が展開する縁起的な世界観に通じるものといえよしょう。
ロシアの文豪トルストイも、「この人生における疑う余地のないただひとつの幸福は、他人のために生きることである」と言っています。
2012年4月1日日曜日
2012.04.01 わが友に贈る
さあ勇気凜々と
信頼と友情の花を
満開の福運の花を
我らも咲かせよう!
聖愚問答抄上 P491
『知恩をもて最とし報恩をもて前とす世に四恩あり之を知るを人倫となづけ知らざるを畜生とす』
◇希望の明日へ
皆さんは、未来の大切な、大切な宝である。未来に輝くダイヤモンドである。でもダイヤモンドも、磨かなければ光らない。
では、どうすれば自分を磨けるだろうか。いやなことがあっても、決して負けないで頑張ることが、自分を磨くことになるのである。
平2・4・10
☆若き君へ 新時代の主役に語る「人間を結べ!つながりは力」
──池田先生は、ハーバード大学の著名な宗教学者ハービー・コックス博士と、仏法とキリスト教を結ぶ対話を重ねられ、『21世紀の平和と宗教を語る』を刊行されています。
博士は「宗教(レリジョン)とは、本来、『再び結び付けること』を意味します。人と人との絆を、もう一度、取り戻すこと。そこにこそ、現代における宗教の果たすべき役割もあると思います」
と述べ、創価の運動に期待を寄せられています。
池田名誉会長 真の知性の方との忘れ得ぬ対話です。
仏教は、社会の大きな転換期に、その歩みを開始しました。
釈尊の時代は、いくつもの大国が林立し、それまでの地縁・血縁の濃い社会から、いわば、つながりの薄い、多種多様な人々が集まる社会が拡大していました。
そこで、釈尊は『一切の生きとし生けるものどもに対しても、無量の(慈しみの)こころを起すべし。また全世界に対して無量の慈しみの意を起すべし』と説いています。それは、一次元からいえば、"慈愛と信頼で結ばれた社会をつくろう"という呼びかけだったともいえるでしょう。
新たな「人のつながり」が求められた時代──世界は文明の伝播とともに、こうした歴史の潮流に入っていきます。その要請に応え得る仏教は、世界へと広まっていく力を備えていたといえます。
わが師・戸田城聖先生は、そうした仏教の世界性を踏まえつつ、私たち青年に「地球民族主義」の理念を提唱してくださいました。
先生は、未来を託す少年少女の会合でも、こう語られています。
「将来、誰もが幸せを噛みしめることができて、国境や民族の壁のない地球民族主義の平和な世界を築かねばならない」
エゴイズムといった、生命に巣食う魔の働きは、人と人の間に「壁」をつくり、分断します。これに対し、生命尊厳、人間尊敬の内なる仏の働きは、分断の「壁」を取り払い、人と人を結びます。
戸田先生は、冷戦という東西の巨大な障壁が立ちはだかる中で、青年が、まず身近なところから、人間を隔てる「壁」を破る対話に打って出ることを教えてくださったのです。
現代の世界は、地球環境の問題をはじめ紛争、貧困、格差など、一人では当然のこと、一国でも解決できないし、国と国の政治・経済の次元だけでも解決できない問題が山積みです。今こそ、いかなる壁も破りゆく、民衆に根を張った「つながりの力」が必要です。これが世界を変える希望です。
わが192力国・地域のSGIの平和の連帯、とりわけ次代を担う青年部の皆さんの「つなぐ力」に皆が感嘆しています。人類が、青年と青年の「連帯の力」を待望しているのです。そこから、時代を変革しゆく、新しい価値創造が始まるからです。
2012.03.31 わが友に贈る
今日の自分を
一歩でも高めていく。
この地道な挑戦の中に
人生の勝利は光る!
報恩抄 P297
『小失なくとも大難に度度値う人をこそ滅後の法華経の行者とはしり候はめ』
◇希望の明日へ
何事も、"もうボクはだめだ""いくら努力しても私は変わらない"といった悲観主義では、次の勝利はない。みじめになっていくだけである。ひとたびは負けても、"次は勝つ""今まで以上に努力して必ず克服してみせる"との強い「心」が大切である。心を決めれば、勇気と知恵がわいてくる。できないと言われていることも、自分でやってみないとわからない。人がどう言おうと、まず自分である。そうした強い決心の人であっていただきたい。
平2・3・20
☆若き君へ 新時代の主役に語る「人間を結べ!つながりは力」
──今回の震災を通し、学会員の励ましの行動が、識者の方から、あらためて評価されています。仙台白百合女子大学の大坂純教授は、「学会には人と人とを『つなぐ力』があります。つながったとき、人は強くなるのです」
「創価学会が活躍して、社会の中に温かな『つながりの力』を満たしていただきたい」と期待を寄せてくださっています。
名誉会長 温かな、また深い教授のご理解に心から感謝します。
東北は、もともと地域で助け合う伝統が生きており、「人のつながり」が豊かな天地です。その地域のつながりが、復興の大きな推進力と光っています。
一方で、従来の地縁や血縁を頼りにするだけでは乗り越えられない課題があることも、この未曽有の震災で浮き彫りになりました。公的な復興への取り組みが、なかなか進まないと指摘される中で、ボランティアの方々の活躍には目を見張るものがあります。全国各地から集まったボランティアの中には、その地に直接ゆかりのない方々も多くおられたでしょう。
私たちも、会館での被災者の受け入れや、さまざまな救援活動をするに当たって、学会員であるか否かにかかわらず、目の前の困っている方、苦しんでいる方に手を差し伸べてきました。
それまで、つながりのなかった人たちも、共に力を合わせて問題を解決していく。それでこそ、これまでにない力が発揮され、初めて問題が解決できる──そういう時代に入ってきたのではないかと、私は思います。
識者の方々が私どもへ寄せてくださっている大きな期待も、従来の「つながり」を強めることはもとより、新たなつながりを広げていく。しかも、そのつながりが温かな励ましと希望に満ちたものであることに注目されているのではないでしょうか。
17世紀、スペインを代表する思想家グラシアンは語りました。
「友垣とは逆境からの唯一の救出策であり、魂の安らぎでもある」
苦悩に沈む人が立ち上がれるまで祈り、励まし続ける。古い友情を大切に、新しい友情を結ぶ。そうした人のつながりから、また新たな価値を創造する──私たち「創価」の真骨頂です。