学会の会館は
安心と信頼の拠点。
駐輪・駐車のマナー守り
館外での私語は慎もう。 近隣に最大の配慮を!
日厳尼御前御返事 P1262
『叶ひ叶はぬは御信心により候べし全く日蓮がとがにあらず』
◇希望の明日へ
"真実"を語る人が、真実の人間である。本当のこと、正しいことを語る勇気の言論こそが、人間の証であり、平和の武器といえる。その意味で、平和のため、未来のために、信念を貫いてこそ人生の達人であり、その人は文化の達人、平和の達人でもある。
平4・7・29
☆我らの勝利の大道No.73 誓願の五月三日
「五・三」を祝賀する本部幹部会では、アメリカ創価大学出身のハワイの女子部のリーダーが、清新な決意を立派に述べてくれた。
私が、アメリカ初訪問の計画を発表したのは、会長に就任した翌月の本部幹部会であった。
『大願とは法華弘通なり』(P736)、『誓願と云うは題目弘通の誓願なり』(P846)との仰せのままに、世界広宣流布の大誓願に向かって行動を開始したのである。
早くも七月には、海外に在住するメンバーと連携をとるための「海外係」が発足。そして十月、ハワイに海外指導の第一歩を印したのである。以来、五十四力国・地域を訪れた。
「誓願」は即「行動」である。「誓願」は即「真剣勝負」なのである。
御聖訓には『物だね(種)と申すもの一なれども植えぬれば多くとなり』(P971)と示されている。
いずこにおいても、開拓の歴史は、一握りの友から始まった。自分が花を咲かせるのではなく、妙法の種を蒔き続けていく決心のリーダーだちから広がった。
そして今、創価の平和主義・文化主義・教育主義、さらに人間主義の運動は、百九十二力国・地域で美しい大輪の花を咲かせている。
地域広布も、世界広布も、その大河となりゆく流れは、誓いの一念を定めた「一人」のたゆまぬ挑戦と前進から始まるのだ。
この夏、ロンドン・オリンピックが開催される英国でも、地涌の同志は、希望に輝く「良き市民」として、社会に貢献を続けている。
我らのタプロー・コート総合文化センターは、英国五輪協会創設者のデズボロー卿ゆかりの建物である。
本年は、英国の作家ディケンズの生誕二百周年にもあたる。戸田先生の元に集った女子部の人材グループ「華陽会」で学んだ小説『二都物語』の作者である。
ディケンズは少年時代、靴墨工場で朝から晩まで働いた。その苦労を魂の滋養にして、やがて虐げられた人びとに寄り添う名作を残していったのである。
彼は自伝的作品の主人公にこう語らせている。
「徹底的で、熱心で、心底一途であることの代わりになるものなんか何もありはしない。全身を拠つべきものに、ほんの片手だけを置くような真似は絶対にしないし、また何であれ、自分の仕事を見くびるような真似は絶対にしない」
一事に徹し抜く情熱なくして大偉業は成し得ない。我らには、その燃える魂がある。希望がある。だから強い。恐れない。
人類史にあって、「一人も残らず幸福に!」という究極の生命の希望が文字に凝結したもの、それが法華経といえようか。大聖人の御書は、その精髄の"希望と勝利の経典"である。
御書発刊から六十周年、この不滅の希望の輝きは、いよいよ人類の未来を赫々と照らし出している。
さあ、元初の五月三日から、大いなる希望に燃えて、正義の師子吼を轟かせゆくのだ。今再び、異体同心の団結で、新たな一歩前進を開始しよう!
『声仏事を為す』(P708)−−私たちの誠実な対話、勇気の行動は、人間の勝利へ、最極の希望を創り広げゆく戦いなのだ。
広宣の
我らの元初は
この日かと
希望の彼方は
勝利の山々