2012年5月29日火曜日

2012.05.29 わが友に贈る

大勢の会合だけでは
伝わらないこともある。
リーダーは時間を見つけ
一対一の語らいを。
納得こそ前進の力だ!

崇峻天皇御書 P1174
『一代の肝心は法華経法華経の修行の肝心は不軽品にて候なり、不軽菩薩の人を敬いしはいかなる事ぞ教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ』

◇希望の明日へ
学問も、人生も、"これ以上は無理だ"とあきらめる自分、"もうこれくらいでいいだろう"と妥協しそうになる自分との戦いである。"断じてあきらめない""断じて負けない""自己との闘争に勝つ"そこにこそ、大成への要諦がある。
平6・4・4

☆若き君へ 新時代の主役に語る 第4回「新社会人に贈る」
職場で、広布の舞台で、社会で、全てに勝利しゆけ! 皆から讃えられるような実証を示すのだ! との御本仏の励ましです。
皆さんの多くの先輩たちも、この御文を自分に与えられたものと受け止めて挑戦してきたのです。
さらに大聖人は、『心にふかき・えうじん(用心)あるべし』(P1176)等と、繰り返し繰り返し「油断大敵」ということを強調されています。師匠とは、弟子を勝たせるために、あえて厳しく叱咤してくださるのです。
優れた勇気や才能とともに、多くの欠点も持っていた、人間味あふれる金吾が、何ゆえに仕事で勝利できたのか。
それは、信心根本に師匠の指導通り真っすぐ実践したからです。
とりわけ、金吾は、どこまでも仕事に誠実でした。
大聖人は、金吾の所領加増の報告に対して、『陰徳あれば陽報あり』(P1178)と仰せになられ、『あなたが正直な心で、主君の後生をお助けしたいと思う真心が強く、信心を貫き通してきたので、このような功徳を受けることができたのです』(同P、通解)と讃えられています。
欠点がない人などいない。仕事で壁にぶつからない人もいないでしょう。いじめや嫌がらせなどもあるかもしれない。
しかし、自分らしく、信心を根本に、大誠実に徹していけば、全てを生かして、必ずいい方向に転じていくことができる。仕事で勝ち、信頼を広げることができる。これが、妙法です。
私には三つの宝があります。
一つは、この偉大なる「妙法」です。また「師弟」すなわち師匠である戸田先生と、愛弟子である君たちです。そして「誠実」です。
どこまでも「誠実一路」で行こう! 朗らかに堂々と勝とう! 仕事で。人生で。
みんな、私の弟子なのだから。最後は必ず勝てる!