2012年4月27日金曜日

2012.04.25 わが友に贈る

時代は激しく動く。
だからこそ
信心即生活を実践し
充実した一日一日を。
油断なく無事故であれ!

経王殿御返事 P1124
『日蓮がたましひをすみにそめながしてかきて候ぞ信じさせ給へ』

◇希望の明日へ
いかなる環境や境遇にも負けず、すべてを幸福へ、勝利へと転換していける、確固たる自己を築き上げることである。その自分自身の生命に、真の幸福は輝いている。そして、強き生命力で人と社会に貢献していくときに、人々の賞讃と信頼が集まり、それが、そのまま正法の証明となっていくのである。自分の建設が即広布の前進である。
平5・3・17

☆我らの勝利の大道No.71 勝利のリズムで前進
妙法の
 母に勝れる
  ものはなく
 大聖人は
  断固と守らむ

弘安年間の五月三日、日蓮大聖人は、窪尼御前と呼ばれる一人の女性に御返事を送られた。
大聖人の佐渡流罪の大難にも、夫妻で一歩も退かなかった。病で夫に先立たれた後も、熱原の法難に微動だにせず、娘と共に勇気ある信心を貫いた母である。
大聖人は、この母を讃えられ、『いよいよ御信用のまさらせ給う事、たうとく候ぞたうとく候ぞ』(P147)と仰せになられている。
大変であればあるほど、いよいよ強盛なる信心を奮い起こしていく。この大聖人に直結する母の信心は、今、そのまま創価の婦人部に脈打っている。
この五月三日付の御書には、『日蓮はいやしけれども経は梵天・帝釈・日月・四天・天照太神・八幡大菩薩のまほらせ給う御経なれば・法華経のかたをあだむ人人は・剣をのみ火を手ににぎるなるべし』(同)とも烈々と記されている。
この御本仏の御心とともに、祈り、戦う。これほど誇り高く、これほど恐れなき人生があろうか。
わが創価の婦人部こそ、未来永遠に全宇宙の一切の仏菩薩、諸天善神に守りに護られゆく方々である。
"常勝大関西"の草創の母がしみじみと語られた言葉が、私の胸に蘇る。
「自己の宿命に泣き、赤貧洗うが如き生活状況から信心を始めた私たちが、人を救い、社会を変えるために歩き回るようになるなんて、夢のような話でした。しかし、それが、そのまま現実に功徳の実証となって、見事なる常勝の源流を築いていったのです」と。
妙法の功力は絶対である。「煩悩即菩提」の法理に照らされ、自分が苦しみながら、祈り悩んだ分だけ仏の智慧と力を出せる。「宿命」を「使命」に変え、「苦労」を「励まし」に転じて、苦悩の友に希望と勇気を贈り続けていく──。
この常勝の母たちの涙と笑いがある限り、創価家族は永遠に負けない。
あの人権の大英雄マンデラ元大統領が、二十七年半に及ぶ獄中闘争を勝ち越えることができた、大きな支えは何であったか。
それは、生前最後の手紙にまで、「自分の信念の正しさを信じ、信念のために闘いなさい」と励まし続けてくれた母上であられた。その崇高な母の心を知ることで、「誇り」と「喜び」は百倍にも膨れ上がると、元大統領は記されている。
来る五月三日は、「創価学会母の日」である。
それは、広宣流布ひとすじに生き抜いてこられた尊き母たちを心から讃嘆する日である。とともに、その使命のバトンを、最高の「誇り」と「喜び」をもって青年たちが受け継ぐ日なのである。