2012年4月24日火曜日

2012.04.24 わが友に贈る

仏法の根幹は
「師弟の誓い」だ。
自ら立てた誓願を
生涯、貫き通す人が
永遠の勝利者なり!

諸法実相抄 P1361
『鳥と虫とはなけどもなみだをちず、日蓮はなかねどもなみだひまなし、此のなみだ世間の事には非ず但偏に法華経の故なり』

◇希望の明日へ
仏法では「桜梅桃李」「自体顕照」と説く。桜は桜、桃は桃である。桜は絶対に桃になれない。なる必要もないし、なっても不幸であろう。自分は、どこまでも自分である。なりたくても、絶対に他人にはなれない−−その、かけがえのない自分を、大事にし、ほめ、満足できる自身になることである。その根本は唱題である。妙法を唱えることによって、ありのままの姿で無作の仏と輝いていくことになる。ここに根本的な、最高の自信があり、この自体顕照の光がわが身を飾り、荘厳にさせていくのである。
平4・8・7

☆我らの勝利の大道No.71 勝利のリズムで前進
今、長引く不況で、悪戦苦闘を余儀なくされている友も少なくないであろう。
しかし、日蓮大聖人は、『苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとな(唱)へゐ(居)させ給へ』(P1143)と、我らを励ましてくださっている。
「人間革命」の戦いは、遠くにあるのではない。
まず、祈りから始まる。朗々たる朝晩の勤行・唱題で出発するのだ。
御書の一節でもいい。声を出して拝し、生命に刻みつけていくことだ。
一人の友でもいい。勇気を出し、思い切って語りかけてみることだ。
仕事においても、今いるその場所で、必ず勝利すると決めることだ。
新たな決意で「行」を立てる。「行動」を起こすことから、「人間革命」の劇が始まる。その一人ひとりの努力の結集こそが、異体同心で進む、広宣流布の大河を開きゆくのだ。

世界的な音楽家で、ブラジルSGIの交響楽団の特別顧問でもあられるビエイラ氏は強調された。
「音楽の『ハーモニー』の中にこそ、人間の『エゴ』を克服させゆく鍵があります」
私たちの実践でいえば、ハーモニーとは、人間主義の誠実な振る舞いを通し、地域の人びとに広げゆく「共感」であろうか。
「調和社会の建設とは、現実においては『人の心』の建設です。『人の心の和』が調和社会の基礎です」
こう語られた中華文化促進会の高占祥主席が大きな期待を寄せてくださっているのも、創価の前進のリズムとハーモニーである。