青年が動くところ
勇気が漲り
未来が生まれる!
一人立つ精神で
行学の二道を進め!
兵衛志殿御返事 P1091
『すこしもをそるる心なかれ過去遠遠劫より法華経を信ぜしかども仏にならぬ事これなり、しをのひるとみつと月の出づるといると夏と秋と冬と春とのさかひには必ず相違する事あり凡夫の仏になる又かくのごとし、必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよろこび愚者は退くこれなり』
◇希望の明日へ
人間にとって、最高の生き方とは何か。それは、あくまで自分らしく、自己の本分に生き抜くことではないか。たとえ、地位や名誉がなくとも、真に自分らしく生きることができれば、そこに確かな幸福と満足があるに違いない。ゆえに、どこまでも、自己自身に生きゆくことだ。私も、これまで精いっぱいに、自分自身に生ききってきた。私の本分、目的とは、世界の仏子を守りに守っていく−−それ以外にない。ここに、わが心を定め、何があっても変わることなく一貫してきたがゆえに、何の悔いもなければ、恐れもない。
昭63・12・17
☆創価学園東京45回・関西40回へのメッセージ
第三に、「勇気の心で朗らかに前進を」と申し上げたい。
創価教育の父である牧口常三郎先生も、戸田城聖先生も、師子王の勇気で、正義と平和のために、何ものも恐れませんでした。
私もその弟子として、ありとあらゆる苦難と迫害を、朗らかに勝ち越えてきました。
この勇気の道、そして勝利の道に続いてくれるのが、学園生の皆さんです。
両気をもって立ち向かえば、どんな悩みも前進の智慧に変えていける。
いかなる失敗も、次の勝利への力と転じていける。これが、創価の負けじ魂です。
学園を訪問されたインドの教育の母ムカジー博士が心に刻んでいる大詩人タゴールの励ましにも、「おお、どんなに困難が大きくとも 行く手にはだかる障害には目もくれずあなたは堅固な心と一緒に必ず歩き通さねばなりません」とある通りです。
愛する新入生の皆さん!
私の心はいつも皆さんの側にいます。間近で見守っていきます。
どうか、私と皆さんが一体不二の心で結ばれた、この学園の大城で、伸び伸びと、自分らしく、無限に広がる未来への翼を創り上げていってください。
終わりに──
冬を越え
春の桜の
この道を
共に学びて
永遠に進まむ
と贈り、私のメッセージといたします。
皆、健康第一で!
父母を大切に!
良き友を大切に!
学問の師である先生方を大切に!
栄光の東京校・第45期生、万歳!
栄光の関西校・第40期生、万歳!
そして、わが創価学園、万歳!