今日を勝つことだ。
自分に勝つことだ。
地道な挑戦の日々に
人生の栄光は輝く!
兵衛志殿御返事 P1091
『千年のかるかやも一時にはひとなる百年の功も一言にやぶれ候は法のことわりなり』
◇今週のことば
「万人の仏性を開く」
この広布の誓いも深く
楽しく対話の最前線へ!
変わらぬ人はいない。
勇気の声で仏縁を結べ!
2012年04月23日
◇希望の明日へ
"心の大地に深く根を限った人生"か。それとも"人の目を絶えず恐れて生きる人生"か−−。人生の基準は、自分自身である。自身の胸中にある。
平4・3・16
☆我らの勝利の大道No.71 勝利のリズムで前進
生活の
リズムをつくれや
信心で
健康 長寿を
賢く生きぬけ
四月は、就職や進学、また転居など、新しい生活をスタートする時である。
張りのある勤行・唱題を起点として、聡明に、はつらつと、新生活のリズムを創り上げていただきたい。
決して難しく考える必要はない。
まず張り切って、一歩を踏み出すことだ。たとえ、つまずいても、朗らかに、たくましく、次の一歩を踏み出せばよい。
今日一日を勝つことだ。仮に、今日うまくいかなくても、心機一転して、明日は勝っていけばよい。
「最初の一歩は最後の一歩につながる。最後の一歩も最初の一歩からである」
これは、イタリアの登山家ラインホルト・メスナー氏の信念である。大けが等にも屈せず、人類初となる八千メートル峰・全十四座の完全登頂を成し遂げた。
前進の途上には、言うに言われぬ試練もあるだろう。しかし臆していては、勝利の峰に到達できない。
私も、四十代前半の頃、無理がたたって、大きく体調を崩してしまったことがある。高熱が打ち続き、ペンを手にすることさえ思うようにならなかった。
その時、私は、日々、一枚でも原稿を書き残そうと挑戦した。一枚書くごとに「正」の字の一画を記し、五枚、十枚と積み重ねて、作品を完成させていった。
こうした挑戦は、その後の私の執筆活動に、またトインビー博士をはじめ、世界の知性との対談集などにすべて生きている。
行き詰まりを突破するためには、今、自分ができることから始めることだ。その小さな挑戦を、根気強く繰り返すことだ。それが、自分自身を飾る黄金譜となることを忘れまい。
恐れずに
今日も唱題
晴れの日日