リーダー率先が
広布前進の要だ。
果敢に動こう!
明快に語ろう!
拡大の突破口を!
御義口伝巻下 P781
『此の品の時最上第一の相伝あり、釈尊八箇年の法華経を八字に留めて末代の衆生に譲り給うなり八字とは当起遠迎当如敬仏の文なり』
◇希望の明日へ
苦労もなく、挑戦もなく、漫然と生きても一生である。同じ一生ならば、"よーし、自分は立派に歴史をつくってみせる。この一生で、立派に何かを創造し、残してみせる"と戦ったほうが偉大である。幸福である。自分がどこまで行けるか、どこまで戦えるか、どこまで限界を伸ばせるか、やるだけやってみる。ともかく戦い抜いていく。その人の僻心こそ、大闘争の連続であられた目迎人聖人の御生命に感応しゆくと信ずる。大功他の人である。
平4・7・15
☆若き君へ 新時代の主役に語る 第4回「新社会人に贈る」
−−今は派遣社員やアルバイトなど、非正規の雇用が増大しています。社会的にみると、非正社員の割合は全体の3分の1以上に達していますし、特に、10代後半の若者の非正規雇用の比率は、近年では、実に7割以上とも言われています。
こうした非正規雇用においては、給料や社会保障などの待遇面で、正規雇用とは大きな差があることが指摘されています。
ただ反対に、正社員になったばかりに、過酷な長時間労働が待っていたというケースもあります。
池田名誉会長 青年を大切にしない国に未来はない。若者が希望を持って働いていける社会を、真剣につくっていかなければなりません。これは最重要の課題です。
不安定な立場で、先の見えない中、働かねばならない苦しさは、痛いほど分かります。
次元は異なりますが、戦争中、10代半ばの私は、鉄工所で旋盤工を務めました。
血豆や切り傷、小さな火傷などは日常茶飯事で、危険と隣り合わせの仕事です。油にまみれ、汗だくになり、神経を鋭く張りつめながら、懸命に働き通しました。
本当にきつい仕事でした。
この時、体で覚えた機械工作の基礎的な技術は、その後、直接、生かす場面はありませんでした。しかし、人生を深く思索していく上で、また苦労している仲間の気持ちを知り、励ましていく上で、どれだけ役立ってきたか、計り知れません。どんな労苦も決して無駄にはならないことを、私は断言できます。
いわんや、皆さん方は『御みやづかいを法華経』(P1295)と決めた、偉大な使命の青春です。今、どこで、どのように働くとしても、それは必ず広宣流布に連動していきます。
自分で決めたところが、自分の"使命の舞台"となり、"人間革命の道場"となります。
「足下に泉あり」です。まずは今いる職場で、「自分らしく戦い切った」という努力と結果を残していくことです。
そこから、勝利の人生を絶対に開いていけるからです。見てくれている人は必ずいます。
また、自営の家業を継ぐために働き始めた人もいるでしょう。
「はたらく」とは「はた楽」、つまり「はた(周囲)の人を楽にすること」だと言われてきた。働いてお父さん、お母さんに喜んでもらうことは、最高の親孝行です。最高の人間の振る舞いです。偉大なる仏法の実践です。
食を支え、命を育む農業・漁業を継いだ、わが農漁光部の頼もしい青年たちも、本当によく奮闘してくれている。厳しい社会情勢のなかで、地域になくてはならない「希望の灯台」と光っています。