新聞休刊日
本尊供養御書 P1536
『事多しと申せども年せまり御使急ぎ候へば筆を留候い畢んぬ』
☆こころに響く言葉
結婚生活の"太い綱"と"網の目"
結婚生活の根底には、お互いの人格の尊重と深い信頼、
そして理解し合うという努力が必要ではなかろうか。
いわば相互の愛情、理解、思いやりといったものが太い綱である。
だが、人生は太い綱だけで成り立っているものではけっしてない。
そこに、人生の機微という細かい網の目が無数につながり合っている。
日常生活のささいなトラブルは、すべてこの網の目の一つ一つのもつれなのである。
網の目が少しもつれたからといって、
夫婦は太い綱を手放すことがあってはならない。
太い綱さえしっかりにぎっていれば、網目をとくのは、
努力しだいでいくらでもできよう。
もし、太い綱を手放してしまえば、何もなくなってしまう。
◎「世界広布新時代 躍進の年」の一年、お世話になりました(^^♪
2015年12月31日木曜日
2015.12.30 わが友に贈る
新聞休刊日
四菩薩造立抄 P988
『日蓮は世間には日本第一の貧しき者なれども仏法を以て論ずれば一閻浮提第一の富る者なり』
☆こころに響く言葉
女性の最大の特権
濁らない玲瓏な母性愛、率直にして自然な母性愛は、
慈悲の大河と言ってもよい。
男性にはない、女性の最大の特権は、母性愛である。
四菩薩造立抄 P988
『日蓮は世間には日本第一の貧しき者なれども仏法を以て論ずれば一閻浮提第一の富る者なり』
☆こころに響く言葉
女性の最大の特権
濁らない玲瓏な母性愛、率直にして自然な母性愛は、
慈悲の大河と言ってもよい。
男性にはない、女性の最大の特権は、母性愛である。
2015.12.29 わが友に贈る
帰省等での運転は
無理なく安全第一で!
過信や油断に魔は競う。
真剣な祈りを根本に
価値ある日々を!
上野殿御返事 P1540
『かたうどなるやうにてつくりおとして、我もわらひ人にもわらはせんとするがきくわいなるによくよくけうくんせさせて人のおほくきかんところにて人をけうくんせんよりも我が身をけうくんあるべしとてかつぱとたたせ給へ』
☆こころに響く言葉
献身的な愛の典型
献身的な愛の典型は母性愛である。
子どものなかに自分を投げ捨てる、それほど徹底しているのが母性愛であり、
それは生命の本能といえる。しかし、ときとして、やみくもな愛に陥りやすい危険もある。
ゆえに賢さが大切となる。
☆御書とともに� 第74回 「冥の照覧」は厳然
『人の身には同生同名と申す二のつかひを天生る時よりつけさせ給いて影の身に・したがふがごとく須臾も・はなれず』(同生同名御書、P1115)
◇通解
人の身には同生同名という二人の使いを天はその人が生まれた時からつけられており、この二人の使いは影が身に従うように、寸時も離れない。
◇同志への指針
大聖人がおられる佐渡まで夫(四条金吾)を送り出した日眼女への御賞讃である。
婦人部の皆様をはじめ全同志の奮闘ありて、この一年、
世界広宣流布は大いなる躍進を遂げた。人知れず重ねる尊き友の労苦を、諸天も大喝采しているに違いない。
「冥の照覧」は絶対である。
学会活動に無駄はない。必ずや福徳と薫り、感謝と讃嘆の声に包まれるのだ。
無理なく安全第一で!
過信や油断に魔は競う。
真剣な祈りを根本に
価値ある日々を!
上野殿御返事 P1540
『かたうどなるやうにてつくりおとして、我もわらひ人にもわらはせんとするがきくわいなるによくよくけうくんせさせて人のおほくきかんところにて人をけうくんせんよりも我が身をけうくんあるべしとてかつぱとたたせ給へ』
☆こころに響く言葉
献身的な愛の典型
献身的な愛の典型は母性愛である。
子どものなかに自分を投げ捨てる、それほど徹底しているのが母性愛であり、
それは生命の本能といえる。しかし、ときとして、やみくもな愛に陥りやすい危険もある。
ゆえに賢さが大切となる。
☆御書とともに� 第74回 「冥の照覧」は厳然
『人の身には同生同名と申す二のつかひを天生る時よりつけさせ給いて影の身に・したがふがごとく須臾も・はなれず』(同生同名御書、P1115)
◇通解
人の身には同生同名という二人の使いを天はその人が生まれた時からつけられており、この二人の使いは影が身に従うように、寸時も離れない。
◇同志への指針
大聖人がおられる佐渡まで夫(四条金吾)を送り出した日眼女への御賞讃である。
婦人部の皆様をはじめ全同志の奮闘ありて、この一年、
世界広宣流布は大いなる躍進を遂げた。人知れず重ねる尊き友の労苦を、諸天も大喝采しているに違いない。
「冥の照覧」は絶対である。
学会活動に無駄はない。必ずや福徳と薫り、感謝と讃嘆の声に包まれるのだ。
2015年12月28日月曜日
2015.12.28 わが友に贈る
◇今週のことば
大躍進の一年に感謝!
尊き陰徳は必ず
偉大な陽報に。
明年も金剛の団結で
一緒に戦い勝とう!
2015年12月28日
日興遺誡置文 P1617
『謗法を呵責せずして遊戲雑談の化儀並に外書歌道を好む可からざる事』
☆こころに響く言葉
輝く家庭のクイーンとして
母の存在とは、何かと考えると———一家における太陽であり、大地だと思う。
人間の生命を育む力、これほど偉大な、尊い力はどこにもない。
まさに、母こそ、家庭の中核であり、主役であり、
まことの女王なのだ。
大躍進の一年に感謝!
尊き陰徳は必ず
偉大な陽報に。
明年も金剛の団結で
一緒に戦い勝とう!
2015年12月28日
日興遺誡置文 P1617
『謗法を呵責せずして遊戲雑談の化儀並に外書歌道を好む可からざる事』
☆こころに響く言葉
輝く家庭のクイーンとして
母の存在とは、何かと考えると———一家における太陽であり、大地だと思う。
人間の生命を育む力、これほど偉大な、尊い力はどこにもない。
まさに、母こそ、家庭の中核であり、主役であり、
まことの女王なのだ。
2015年12月27日日曜日
2015.12.27 わが友に贈る
世代を超えた
信心の継承こそ
万代の幸の土台。
家族で語らう
有意義な友好期間を!
九郎太郎殿御返事 P1535
こんろん山と申す山には玉のみ有りて石なし、石ともしければ玉をもつて石をかう、はうれいひん(彭蠡浜)と申す浦には木草なしい(魚)をもつて薪をかう
☆こころに響く言葉
子どもが"誇り"とする人に
母親になったからといって——自己の成長を忘れ、
所帯づかれして、いたずらにふけ込んでいくのでなく、
常に溌剌と若々しく、子どもにとっても誇りとされる母親であってほしいと思う。
☆御書とともに� 第73回 『自分』が立ち上がれ
『日蓮をば日本国の上一人より下万民に至るまで一人もなくあやまたんと・せしかども・今までかうて候事は一人なれども心のつよき故なるべしと・おぼすべし』(P1220)
◇通解
日蓮のことを、日本国の上一人より下万民に至るまで、一人ももれなく亡き者にしようとしたが、今までこうして無事に生きてこられたことは、日蓮一人であっても法華経を信じる心が強いから、諸天が守護されたと思いなさい。
◇同志への指針
いずこの地、いつの時代にも、大聖人直結の『一人』が立ち上がれば、必ず妙法は広まる。
世界192カ国・地域への慈折広宣流布も、師弟を根本にした一人立つ勇者たちの不屈の大闘争で築かれた。
『誰か』ではない。
『自分』である。
『いつか』ではない。
『今』である。
『強き心』『燃え上がる信心』で、わが地域の広布新時代を大きく勝ち開こう!
信心の継承こそ
万代の幸の土台。
家族で語らう
有意義な友好期間を!
九郎太郎殿御返事 P1535
こんろん山と申す山には玉のみ有りて石なし、石ともしければ玉をもつて石をかう、はうれいひん(彭蠡浜)と申す浦には木草なしい(魚)をもつて薪をかう
☆こころに響く言葉
子どもが"誇り"とする人に
母親になったからといって——自己の成長を忘れ、
所帯づかれして、いたずらにふけ込んでいくのでなく、
常に溌剌と若々しく、子どもにとっても誇りとされる母親であってほしいと思う。
☆御書とともに� 第73回 『自分』が立ち上がれ
『日蓮をば日本国の上一人より下万民に至るまで一人もなくあやまたんと・せしかども・今までかうて候事は一人なれども心のつよき故なるべしと・おぼすべし』(P1220)
◇通解
日蓮のことを、日本国の上一人より下万民に至るまで、一人ももれなく亡き者にしようとしたが、今までこうして無事に生きてこられたことは、日蓮一人であっても法華経を信じる心が強いから、諸天が守護されたと思いなさい。
◇同志への指針
いずこの地、いつの時代にも、大聖人直結の『一人』が立ち上がれば、必ず妙法は広まる。
世界192カ国・地域への慈折広宣流布も、師弟を根本にした一人立つ勇者たちの不屈の大闘争で築かれた。
『誰か』ではない。
『自分』である。
『いつか』ではない。
『今』である。
『強き心』『燃え上がる信心』で、わが地域の広布新時代を大きく勝ち開こう!
2015.12.26 わが友に贈る
一年の締めくくり。
身の回りを総点検し
整理整頓を!
清々しい気持ちで
新たな年を迎えよう!
弥源太殿御返事 P1226
『日蓮は法華経の行者なる故に三種の強敵あつて種種の大難にあへり然るにかかる者の弟子檀那とならせ給う事不思議なり定めて子細候らん相構えて能能御信心候て霊山浄土へまいり給へ』
☆こころに響く言葉
勇気与える温かい生命
雨が降ろうが、風が吹こうが、寒さにふるえようが、
または傷つき敗れても、家庭に帰って、母の温かい生命にふれさえすれば、
心身の傷はいえ、明日はふたたび新しい息吹をたたえ、
しっかりと大地をふみしめ、未来への道を歩んでいけるものである。
身の回りを総点検し
整理整頓を!
清々しい気持ちで
新たな年を迎えよう!
弥源太殿御返事 P1226
『日蓮は法華経の行者なる故に三種の強敵あつて種種の大難にあへり然るにかかる者の弟子檀那とならせ給う事不思議なり定めて子細候らん相構えて能能御信心候て霊山浄土へまいり給へ』
☆こころに響く言葉
勇気与える温かい生命
雨が降ろうが、風が吹こうが、寒さにふるえようが、
または傷つき敗れても、家庭に帰って、母の温かい生命にふれさえすれば、
心身の傷はいえ、明日はふたたび新しい息吹をたたえ、
しっかりと大地をふみしめ、未来への道を歩んでいけるものである。
2015.12.25 わが友に贈る
夜明け前の寒風の中
銀の道を駆ける
無冠の友に最敬礼!
どうか絶対無事故で!
皆様の健康・幸福を祈る。
乙御前御消息 P1220
『日蓮をば日本国の上一人より下万民に至るまで一人もなくあやまたんとせしかども今までかうて候事は一人なれども心のつよき故なるべしとおぼすべし』
☆こころに響く言葉
他への依存を拝して
幸福を勝ちとるためには、当然、たゆまぬ努力が必要である。
苦労もまたひとしおであろう。
人を頼って、安易な妥協は許されな。
他への依存を拝していく生き方は、ときには弧高でさえあるかもしれない。
だが、人間としての深さと誇りと気高さがそこにはあるであろう。
銀の道を駆ける
無冠の友に最敬礼!
どうか絶対無事故で!
皆様の健康・幸福を祈る。
乙御前御消息 P1220
『日蓮をば日本国の上一人より下万民に至るまで一人もなくあやまたんとせしかども今までかうて候事は一人なれども心のつよき故なるべしとおぼすべし』
☆こころに響く言葉
他への依存を拝して
幸福を勝ちとるためには、当然、たゆまぬ努力が必要である。
苦労もまたひとしおであろう。
人を頼って、安易な妥協は許されな。
他への依存を拝していく生き方は、ときには弧高でさえあるかもしれない。
だが、人間としての深さと誇りと気高さがそこにはあるであろう。
2015.12.24 わが友に贈る
一家和楽の実現は
学会永遠の指針なり。
身近な家族を大切に!
感謝の思いを
笑顔と言葉で表そう!
佐渡御書 P957
『おごれる者は強敵に値ておそるる心出来するなり例せば修羅のおごり帝釈にせめられて無熱池の蓮の中に小身と成て隠れしが如し』
☆こころに響く言葉
信頼と安心の対象
子どもたちにとって、母親は、絶対の信頼と安心の唯一の対象である。
その愛情に満ちみちた温かい胸は、無限の生命力の泉である。
外から帰ってきた子どもたちは「ただいま」に答える母の「おかえり」という一言を、
どれほどうれしく思い、どれほど勇気づけられることであろうか。
学会永遠の指針なり。
身近な家族を大切に!
感謝の思いを
笑顔と言葉で表そう!
佐渡御書 P957
『おごれる者は強敵に値ておそるる心出来するなり例せば修羅のおごり帝釈にせめられて無熱池の蓮の中に小身と成て隠れしが如し』
☆こころに響く言葉
信頼と安心の対象
子どもたちにとって、母親は、絶対の信頼と安心の唯一の対象である。
その愛情に満ちみちた温かい胸は、無限の生命力の泉である。
外から帰ってきた子どもたちは「ただいま」に答える母の「おかえり」という一言を、
どれほどうれしく思い、どれほど勇気づけられることであろうか。
2015.12.23 わが友に贈る
年末年始は
友情を広げるチャンス!
胸襟を開いて
縁する全ての友と
大いに語り合おう!
佐渡御書 P958
『日蓮も又かくせめらるるも先業なきにあらず不軽品に云く「其罪畢已」等云云、不軽菩薩の無量の謗法の者に罵詈打擲せられしも先業の所感なるべし』
☆こころに響く言葉
母は魂のふるさと
誰びとにとっても、母親は魂のふるさとであり、生命のオアシスである。
生れ落ちたばかりの赤ん坊ほど、かよわい存在はない。
この何の抵抗力も、生活力もない幼き生命に、強く、深い愛情で献身的に体当たりで、
守り、育ててくれるのが母親なのである。
友情を広げるチャンス!
胸襟を開いて
縁する全ての友と
大いに語り合おう!
佐渡御書 P958
『日蓮も又かくせめらるるも先業なきにあらず不軽品に云く「其罪畢已」等云云、不軽菩薩の無量の謗法の者に罵詈打擲せられしも先業の所感なるべし』
☆こころに響く言葉
母は魂のふるさと
誰びとにとっても、母親は魂のふるさとであり、生命のオアシスである。
生れ落ちたばかりの赤ん坊ほど、かよわい存在はない。
この何の抵抗力も、生活力もない幼き生命に、強く、深い愛情で献身的に体当たりで、
守り、育ててくれるのが母親なのである。
2015年12月22日火曜日
2015.12.22 わが友に贈る
陰の労苦の人に
妙法の功徳は燦然!
学会を守り支える
献身の全同志に感謝。
皆で真心からの御礼を!
種種御振舞御書 P925
『されば鹿は味ある故に人に殺され亀は油ある故に命を害せらる女人はみめ形よければ嫉む者多し、国を治る者は他国の恐れあり財有る者は命危し法華経を持つ者は必ず成仏し候、故に第六天の魔王と申す三界の主此の経を持つ人をば強に嫉み候なり』
☆こころに響く言葉
死んではならない!
母親を持たぬ子どもは、かわいそうである。
母に代わり得べき人はいない。
だから、私はいつも"母親は死んではならない"と強く言うのである。
子どもの苦労を思えば、母親は生き抜くこと自体が何よりも大切なことなのである。
妙法の功徳は燦然!
学会を守り支える
献身の全同志に感謝。
皆で真心からの御礼を!
種種御振舞御書 P925
『されば鹿は味ある故に人に殺され亀は油ある故に命を害せらる女人はみめ形よければ嫉む者多し、国を治る者は他国の恐れあり財有る者は命危し法華経を持つ者は必ず成仏し候、故に第六天の魔王と申す三界の主此の経を持つ人をば強に嫉み候なり』
☆こころに響く言葉
死んではならない!
母親を持たぬ子どもは、かわいそうである。
母に代わり得べき人はいない。
だから、私はいつも"母親は死んではならない"と強く言うのである。
子どもの苦労を思えば、母親は生き抜くこと自体が何よりも大切なことなのである。
2015年12月21日月曜日
2015.12.21 わが友に贈る
◇今週のことば
年末年始のあいさつは
温かく心を結ぶ。
「仏種は縁に従って起る」
明るく爽やかに
仏縁と友好の拡大を!
2015年12月21日
四条金吾殿御返事 P1180
『此の法門につきし人あまた候いしかどもをほやけわたくしの大難度度重なり候いしかば一年二年こそつき候いしが後後には皆或はをち或はかへり矢をいる、或は身はをちねども心をち或は心はをちねども身はをちぬ』
☆こころに響く言葉
新しい家庭生活の創造を
共働き夫婦というものは、現代の世界的な趨勢であるし、
人類の分明度が進めば進むほど、当然の生活形態になりつつある。
ゆえに、それに応じた、新しい家庭生活を創造することに努力しなければならない。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第38回 広布の城は希望の電源地
世界広布の新しい歴史を開いたこの一年、会場提供のご家庭には、座談会をはじめ、大変にお世話になりました。皆で心から感謝申し上げたい。本当にありがとうございます!
戸田先生は、よく語られた。
「私たちがお世話になっている、この『信心の城』は大切な広宣流布の発信地であり、人材錬磨の『城』である」
牧口先生も戸田先生も、自宅で会合を開き、折伏された。
私の妻の実家も、広布の会場であった。戦時中、特高刑事の監視のもと行われた座談会で、牧口先生が正義を叫ばれる姿を妻は生命に焼き付けている。
私もアパート暮らしの男子部時代から、自宅を広布の拠点にし、同志を励ましてきた。
最高に尊い仏法の会座を支える功徳は、三世に輝き、無量無辺である。『冥の照覧』を深く強く確信していただきたい。
学会の会館は、幸福と勝利の電源地であり、安心と友好の広場だ。守る会をはじめ、会館を荘厳してくださる全ての皆様方にも深く感謝申し上げたい。会館を荘厳することは、わが生命を最大に荘厳することである。
広布の城に集い、そこから出発する人は、希望と勇気と智慧が湧く。生命力があふれ出る。
ある会館の近隣に住まれる識者の方が"会館に集う人は清々しい。それ以上に、出てくる姿は、もっと清々しい。生命が躍動し、輝いています"と感嘆されていた。うれしく、誇り高い。
『妙とは蘇生の義なり』(P947)である。創価の宝城は、地域社会の希望のオアシスなのだ。
御書には『家に讃教の勤めあれば七難必ず退散せん』(P1374)と示されている。
御本尊まします各家庭も、苦難に負けない金剛の城である。妙法の音声を朗々と響かせて、和楽と幸福の光を広げゆこう!
年末年始のあいさつは
温かく心を結ぶ。
「仏種は縁に従って起る」
明るく爽やかに
仏縁と友好の拡大を!
2015年12月21日
四条金吾殿御返事 P1180
『此の法門につきし人あまた候いしかどもをほやけわたくしの大難度度重なり候いしかば一年二年こそつき候いしが後後には皆或はをち或はかへり矢をいる、或は身はをちねども心をち或は心はをちねども身はをちぬ』
☆こころに響く言葉
新しい家庭生活の創造を
共働き夫婦というものは、現代の世界的な趨勢であるし、
人類の分明度が進めば進むほど、当然の生活形態になりつつある。
ゆえに、それに応じた、新しい家庭生活を創造することに努力しなければならない。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第38回 広布の城は希望の電源地
世界広布の新しい歴史を開いたこの一年、会場提供のご家庭には、座談会をはじめ、大変にお世話になりました。皆で心から感謝申し上げたい。本当にありがとうございます!
戸田先生は、よく語られた。
「私たちがお世話になっている、この『信心の城』は大切な広宣流布の発信地であり、人材錬磨の『城』である」
牧口先生も戸田先生も、自宅で会合を開き、折伏された。
私の妻の実家も、広布の会場であった。戦時中、特高刑事の監視のもと行われた座談会で、牧口先生が正義を叫ばれる姿を妻は生命に焼き付けている。
私もアパート暮らしの男子部時代から、自宅を広布の拠点にし、同志を励ましてきた。
最高に尊い仏法の会座を支える功徳は、三世に輝き、無量無辺である。『冥の照覧』を深く強く確信していただきたい。
学会の会館は、幸福と勝利の電源地であり、安心と友好の広場だ。守る会をはじめ、会館を荘厳してくださる全ての皆様方にも深く感謝申し上げたい。会館を荘厳することは、わが生命を最大に荘厳することである。
広布の城に集い、そこから出発する人は、希望と勇気と智慧が湧く。生命力があふれ出る。
ある会館の近隣に住まれる識者の方が"会館に集う人は清々しい。それ以上に、出てくる姿は、もっと清々しい。生命が躍動し、輝いています"と感嘆されていた。うれしく、誇り高い。
『妙とは蘇生の義なり』(P947)である。創価の宝城は、地域社会の希望のオアシスなのだ。
御書には『家に讃教の勤めあれば七難必ず退散せん』(P1374)と示されている。
御本尊まします各家庭も、苦難に負けない金剛の城である。妙法の音声を朗々と響かせて、和楽と幸福の光を広げゆこう!
2015.12.20 わが友に贈る
一人一人の個性を
輝かせる力が信心だ。
強き祈りを根本に
わが使命の花を
朗らかに咲かせゆけ!
聖人御難事 P1189
『仏の大難には及ぶか勝れたるか其は知らず、竜樹天親天台伝教は余に肩を並べがたし』
☆こころに響く言葉
"悪い子"もいとおしむ心
たとえ、子どもが世間で悪事を働いて社会から葬られるような場合でも、
母の心は、それを許して、子どもの唯一の理解者とならざるを得ない。
母の悲哀が深ければ深いほど、その子をいとおしむ心も深い。
父と母との、子どもに対する差異は、このような場合に最も鮮明にあらわれるものだ。
☆大白蓮華巻頭言 2015年12月号「心こそ大切」のチームワークを!
世界的に名高い外科医の友に、大手術を成功させる心構えを尋ねたことがある。答えは明快であった。
『チームワークです!』
とりわけ、陰で支えてくれるスタッフと心を一つにして、皆でベストの力を出し切ることである、と。
これは、万般に通ずる勝利の鉄則であろう。
この一年も、わが創価家族は『異体同心』という最極のチームワークで、大法弘通(注:正法を広めゆくこと)に邁進してきた。
『誠心誠意を尽くした仕事は満足をもたらし、そこに悔いはない』と、マハトマ・ガンジーは語った。
自らの悩みや課題を抱えながらも、法のため、人のため、社会のため、陰の労苦を惜しまず奮闘を続けてくれる尊き宝友に、私は感謝の宝冠を捧げたい。
広宣流布の勝利島の原点たる佐渡の地にあって、日蓮大聖人にお仕えし、流罪を勝ち越えられた後も、師弟の道を貫き通したのが、阿仏房と千日尼である。
夫妻は『にくまばにくめ』(P1308)と、障魔の烈風の矢面に立って北国の一門を守り抜いた。心揺れる後輩も包容し、温かく励ましながら、阿仏房は、大聖人のもとに、幾度となく馳せ参じたのである。
大聖人は、夫を送り出した千日尼に仰せられた。
『御身は佐渡の国にをはせども心は此の国に来れり、仏に成る道も此くの如し、我等は穢土に候へども心は霊山に住べし』(P1316)と。
会わなくとも、貴女の命はここに届いています。私たちの心は、いつも一緒に常寂光の都にあります。
すべてを包まれる御本仏の仰せである。健気な婦人部、女子部をはじめ、わが創価家族を照覧してくださっている御心と拝されてならない。
昭和31年、あの大阪の戦いも、皆で心の境涯を明るく大きく開きながらの楽しき前進であった。
夫を戦争で失い、魚の行商をして、懸命に家族を支える母がおられた。私がユーモアを込め『一畳あれば、勤行も対話もできます』と励ますと、『うちは四畳半もあるから大宮殿や!』と笑顔を輝かせて、ますます元気に広宣流布へ飛び回ってくれた。
やがて広くなった新居も会場とされ、多くの青年リーダーを育てていかれた。後継の御一家には、今も『お母さんのお陰で』と感謝が寄せられる。
御聖訓には『凡夫は志と申す文字を心へて仏になり候なり』(P1596)と結論されている。
心がいずこに向かっているか。妙法と共に、師弟と共に、同志と共に、慈折広布を目指しゆく心は、そのまま大宇宙の仏界の次元に必ず必ず達する。
この仏法の極意に立てば、何も嘆くことはない。たとえ若い時のようには体が動かなくとも、同志や後輩たちに題目を送る多宝の友は、仏意仏勅の学会の城で、無量の『心の財』を自在に積んでいるのだ。
『見えないところで戦う同志を最大に尊敬し、心を配っていく。これが学会精神だよ』。この恩師の指導を忘れず、『心こそ大切』のチームワークで、いやまして仲良く朗らかに勝ち進んでいこう!
偉大なる
広布の貢献
陰徳に
無量の陽報
三世に輝け
輝かせる力が信心だ。
強き祈りを根本に
わが使命の花を
朗らかに咲かせゆけ!
聖人御難事 P1189
『仏の大難には及ぶか勝れたるか其は知らず、竜樹天親天台伝教は余に肩を並べがたし』
☆こころに響く言葉
"悪い子"もいとおしむ心
たとえ、子どもが世間で悪事を働いて社会から葬られるような場合でも、
母の心は、それを許して、子どもの唯一の理解者とならざるを得ない。
母の悲哀が深ければ深いほど、その子をいとおしむ心も深い。
父と母との、子どもに対する差異は、このような場合に最も鮮明にあらわれるものだ。
☆大白蓮華巻頭言 2015年12月号「心こそ大切」のチームワークを!
世界的に名高い外科医の友に、大手術を成功させる心構えを尋ねたことがある。答えは明快であった。
『チームワークです!』
とりわけ、陰で支えてくれるスタッフと心を一つにして、皆でベストの力を出し切ることである、と。
これは、万般に通ずる勝利の鉄則であろう。
この一年も、わが創価家族は『異体同心』という最極のチームワークで、大法弘通(注:正法を広めゆくこと)に邁進してきた。
『誠心誠意を尽くした仕事は満足をもたらし、そこに悔いはない』と、マハトマ・ガンジーは語った。
自らの悩みや課題を抱えながらも、法のため、人のため、社会のため、陰の労苦を惜しまず奮闘を続けてくれる尊き宝友に、私は感謝の宝冠を捧げたい。
広宣流布の勝利島の原点たる佐渡の地にあって、日蓮大聖人にお仕えし、流罪を勝ち越えられた後も、師弟の道を貫き通したのが、阿仏房と千日尼である。
夫妻は『にくまばにくめ』(P1308)と、障魔の烈風の矢面に立って北国の一門を守り抜いた。心揺れる後輩も包容し、温かく励ましながら、阿仏房は、大聖人のもとに、幾度となく馳せ参じたのである。
大聖人は、夫を送り出した千日尼に仰せられた。
『御身は佐渡の国にをはせども心は此の国に来れり、仏に成る道も此くの如し、我等は穢土に候へども心は霊山に住べし』(P1316)と。
会わなくとも、貴女の命はここに届いています。私たちの心は、いつも一緒に常寂光の都にあります。
すべてを包まれる御本仏の仰せである。健気な婦人部、女子部をはじめ、わが創価家族を照覧してくださっている御心と拝されてならない。
昭和31年、あの大阪の戦いも、皆で心の境涯を明るく大きく開きながらの楽しき前進であった。
夫を戦争で失い、魚の行商をして、懸命に家族を支える母がおられた。私がユーモアを込め『一畳あれば、勤行も対話もできます』と励ますと、『うちは四畳半もあるから大宮殿や!』と笑顔を輝かせて、ますます元気に広宣流布へ飛び回ってくれた。
やがて広くなった新居も会場とされ、多くの青年リーダーを育てていかれた。後継の御一家には、今も『お母さんのお陰で』と感謝が寄せられる。
御聖訓には『凡夫は志と申す文字を心へて仏になり候なり』(P1596)と結論されている。
心がいずこに向かっているか。妙法と共に、師弟と共に、同志と共に、慈折広布を目指しゆく心は、そのまま大宇宙の仏界の次元に必ず必ず達する。
この仏法の極意に立てば、何も嘆くことはない。たとえ若い時のようには体が動かなくとも、同志や後輩たちに題目を送る多宝の友は、仏意仏勅の学会の城で、無量の『心の財』を自在に積んでいるのだ。
『見えないところで戦う同志を最大に尊敬し、心を配っていく。これが学会精神だよ』。この恩師の指導を忘れず、『心こそ大切』のチームワークで、いやまして仲良く朗らかに勝ち進んでいこう!
偉大なる
広布の貢献
陰徳に
無量の陽報
三世に輝け
2015.12.19 わが友に贈る
簡単にできたものは
容易に崩れてしまう。
一歩一歩堅実に
揺るがぬ基盤を築け!
水の流れる如く前へ!
如説修行抄 P505
『縦ひ頚をば鋸にて引き切りどうをばひしほこを以てつつき足にはほだしを打ってきりを以てもむとも、命のかよはんほどは南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経と唱えて唱へ』
☆こころに響く言葉
愛情がすべてを支えていく
共働きの家庭には、いろいろな課題もあろう。
夫婦のすれ違いや、
子どもと過ごす時間の制約など克服すべき問題もでてくるかもしれない。
しかし、家庭への愛情が、いっさいを支えていくことになる。
共働きが家庭を崩壊させる原因となるはずがない。
☆御書とともに� 第72回 常に励まし合って前へ
『常にかたりあわせて出離生死して同心に霊山浄土にてうなづきかたり給へ』(華果成就御書 P900)
◇通解
常に語り合って生死の苦しみを離れ、同心に霊山浄土においてうなずき合って語らいなさい。
◇同志への指針
我らは、三世永遠の使命の絆で結ばれた同志である。
学会は、御聖訓通りの麗しい和楽の世界だ。皆が支え合い、希望と幸福を築く。創価家族は『常に』語り合い、励まし合っていくのだ。
共に祈り、学び、行動していく中で、団結は一層深まっていく。苦楽を分かち合い、広宣流布に挑む連帯こそ、生死の苦悩を乗り越え、勝ち越えゆく原動力なのだ。
容易に崩れてしまう。
一歩一歩堅実に
揺るがぬ基盤を築け!
水の流れる如く前へ!
如説修行抄 P505
『縦ひ頚をば鋸にて引き切りどうをばひしほこを以てつつき足にはほだしを打ってきりを以てもむとも、命のかよはんほどは南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経と唱えて唱へ』
☆こころに響く言葉
愛情がすべてを支えていく
共働きの家庭には、いろいろな課題もあろう。
夫婦のすれ違いや、
子どもと過ごす時間の制約など克服すべき問題もでてくるかもしれない。
しかし、家庭への愛情が、いっさいを支えていくことになる。
共働きが家庭を崩壊させる原因となるはずがない。
☆御書とともに� 第72回 常に励まし合って前へ
『常にかたりあわせて出離生死して同心に霊山浄土にてうなづきかたり給へ』(華果成就御書 P900)
◇通解
常に語り合って生死の苦しみを離れ、同心に霊山浄土においてうなずき合って語らいなさい。
◇同志への指針
我らは、三世永遠の使命の絆で結ばれた同志である。
学会は、御聖訓通りの麗しい和楽の世界だ。皆が支え合い、希望と幸福を築く。創価家族は『常に』語り合い、励まし合っていくのだ。
共に祈り、学び、行動していく中で、団結は一層深まっていく。苦楽を分かち合い、広宣流布に挑む連帯こそ、生死の苦悩を乗り越え、勝ち越えゆく原動力なのだ。
2015年12月18日金曜日
2015.12.18 わが友に贈る
一年の総仕上げへ
心一つに前進!
明年へ向かって
決意あふれる目標を!
誉れの歴史を共に!
四条金吾殿御返事 P1186
『李広将軍と申せしつはものは虎に母を食れて虎に似たる石を射しかば其の矢羽ぶくらまでせめぬ、後に石と見ては立つ事なし、後には石虎将軍と申しき』
☆こころに響く言葉
子どもの更正
悪に染まった子どもの更正は、母の本源的な愛から生まれた知恵に俟つところが大きいのではないだろうか。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第37回 拡大の旗高く前進!前進!
わが故郷であり、恩師・戸田先生と初めてお会いした東京・大田区に立つ文化会館を、久方ぶりに訪れた(9日)。
恩師記念室で勤行・唱題し、愛する大田の同志、そして全国・全世界の創価家族の健康・幸福・勝利を強く深く祈念した。
蒲田支部が弘教で壁を破った「2月闘争」の歴史を留める展示を、妻と懐かしく拝見した。
誉れある「蒲田支部旗」と男子部の「第1部隊旗」もあった。
当時、私は、師と不二の心で拡大の突破口を開いた。
前進!前進! 喜びあふれる共戦の友の声が蘇ってくるようだった。今再び、広宣の拡大の旗を高く掲げて進みたい。
御聖訓には仰せである。
『南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき』(P467)
広布に戦った思い出は、後になるほど輝きを増す。仏縁を結んだ人は、大事な巻属となる。
この一年、新しい地涌の人材が陸続と立ち上がった。皆、本当によく頑張ってくれている。
日蓮大聖人は、池上兄弟と夫人たちの信心の団結を『未来までの物語として、これ以上に素晴らしいものはない』(PI086、通解)と賞讃された。
いついつまでも讃えられる、私たちの″勝利の物語″を、仲良く朗らかに綴っていきたい。
戸田先生は、逆境と闘う友を励まされた。「苦しみが大きければ、大きいほど、その後にくる楽しみも大きい。苦しさと、真正面からぶつかって、南無妙法蓮華経と唱え切りなさい・どんなときも、御本尊を忘れるな」
いかなる宿業をも断ち切る利剣が、題目と折伏である。
さあ明年へ、広布と人生の希望の旗をともどもに掲げよう!
寒いので、体を大事に。
法のため、友のため、社会のため、未来のために、思い切り戦おうではないか!
心一つに前進!
明年へ向かって
決意あふれる目標を!
誉れの歴史を共に!
四条金吾殿御返事 P1186
『李広将軍と申せしつはものは虎に母を食れて虎に似たる石を射しかば其の矢羽ぶくらまでせめぬ、後に石と見ては立つ事なし、後には石虎将軍と申しき』
☆こころに響く言葉
子どもの更正
悪に染まった子どもの更正は、母の本源的な愛から生まれた知恵に俟つところが大きいのではないだろうか。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第37回 拡大の旗高く前進!前進!
わが故郷であり、恩師・戸田先生と初めてお会いした東京・大田区に立つ文化会館を、久方ぶりに訪れた(9日)。
恩師記念室で勤行・唱題し、愛する大田の同志、そして全国・全世界の創価家族の健康・幸福・勝利を強く深く祈念した。
蒲田支部が弘教で壁を破った「2月闘争」の歴史を留める展示を、妻と懐かしく拝見した。
誉れある「蒲田支部旗」と男子部の「第1部隊旗」もあった。
当時、私は、師と不二の心で拡大の突破口を開いた。
前進!前進! 喜びあふれる共戦の友の声が蘇ってくるようだった。今再び、広宣の拡大の旗を高く掲げて進みたい。
御聖訓には仰せである。
『南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき』(P467)
広布に戦った思い出は、後になるほど輝きを増す。仏縁を結んだ人は、大事な巻属となる。
この一年、新しい地涌の人材が陸続と立ち上がった。皆、本当によく頑張ってくれている。
日蓮大聖人は、池上兄弟と夫人たちの信心の団結を『未来までの物語として、これ以上に素晴らしいものはない』(PI086、通解)と賞讃された。
いついつまでも讃えられる、私たちの″勝利の物語″を、仲良く朗らかに綴っていきたい。
戸田先生は、逆境と闘う友を励まされた。「苦しみが大きければ、大きいほど、その後にくる楽しみも大きい。苦しさと、真正面からぶつかって、南無妙法蓮華経と唱え切りなさい・どんなときも、御本尊を忘れるな」
いかなる宿業をも断ち切る利剣が、題目と折伏である。
さあ明年へ、広布と人生の希望の旗をともどもに掲げよう!
寒いので、体を大事に。
法のため、友のため、社会のため、未来のために、思い切り戦おうではないか!
2015年12月17日木曜日
2015.12.17 わが友に贈る
「地区」こそ
広宣流布の母港なり!
わが地域から
輝く人材の波を!
新たな人間革命の劇を!
御義口伝巻上 P736
『大願とは法華弘通なり』
☆こころに響く言葉
夫婦の共同作業
偉大な業績を残した女性は、同時によき主婦であったことが多い、キュリー夫人のように、
いかに困難な道であろうとも、夫婦の共同作業で一つのものを創造していくことほど、
有意義で楽しいものはない。
☆秋季通信員大会へのSGI池田会長のメッセージ
世界第一の正義の言論城・聖教新聞に、希望と勇気の言葉を紡ぎゆかれる宝の皆様、秋季通信員大会の開催、誠におめでとうございます。遠いところ、忙しい中、勇んで駆け付けてくださった、学会精神みなぎる皆様方を、一人一人、最敬礼してお迎えする思いで、常日頃の尊き功労に感謝申し上げます。
一人の通信員が記した一文字一字が、そして、シャッターを切った一葉一葉が、わが聖教新聞を彩ってくださいます。
私も、通信員の皆様と共戦の闘魂を燃え上がらせ、「ペンの勇者」の心意気で、聖教に書き続けています。
健気な皆様のことを思えば、力が湧き起こってきます。小説『新・人間革命』も、おかけさまで第28巻まで進めることができました。
聖教新聞は、皆様と私の"合作"というべき、壮大なる民衆凱歌の叙事詩なのであります。
皆様が、地域で、職場で、また輝く一家の姿をもって、社会に実証を示してこられた様子も、さらに広布の第一線で、拡大に、人材育成にと、先頭に立って活躍されている模様も、何より嬉しく伺っております。
だからこそ、皆様には、真剣に戦う同志のことが明鏡に映すように見えるのでしょう。
心温かく、しかも公平に、正確に、宝友たちの健闘を宣揚してくださる皆様の存在が、どれほど創価の前進の励みとなっていることでしょうか。
祈りを込めた皆様の記事は、まさしく偉大な仏事なのです。
御本仏・日蓮大聖人が『法華経の功徳はほむれば弥功徳まさる』(P1242)と仰せの如く、同志を誠実に讃嘆する皆様方の福徳と栄光は、計り知れません。
大聖人は、正義の言論で、一切衆生の救済の道、立正安国の道を開かれました。
御金言には、『願わくは諸の衆生悉く皆出世の文字を受持せよ』『若し文字を離れば何を以てか仏事とせん』(P153)とあります。
幸福の創造、平和の確立には、深き哲学の言葉が絶対に不可欠です。
信念の言論を離れては、妙法流布の大聖業を成すことはできません。
私たちは、人類の未来を照らす聖教の柱なり、眼目なり、大船なりとの誇りも高く、どこまでも祈り、戦い、語り、書き抜いて、堂々と勝ち進んでいこうではありませんか!
今日よりまた、新たな息吹で、永遠に轟きわたる「父子の詩」を、共々に力の限り、断じて綴りゆくことを約し合って、私の祝福と御礼のメッセージとさせていただきます。
どうか、お体を大切に!
「世界広布新時代拡大の年」へ先駆する通信員大会を記念して。
聖教と共に、その名も輝く皆様とご一家の健康・幸福・繁栄を祈りつつ。
広宣流布の母港なり!
わが地域から
輝く人材の波を!
新たな人間革命の劇を!
御義口伝巻上 P736
『大願とは法華弘通なり』
☆こころに響く言葉
夫婦の共同作業
偉大な業績を残した女性は、同時によき主婦であったことが多い、キュリー夫人のように、
いかに困難な道であろうとも、夫婦の共同作業で一つのものを創造していくことほど、
有意義で楽しいものはない。
☆秋季通信員大会へのSGI池田会長のメッセージ
世界第一の正義の言論城・聖教新聞に、希望と勇気の言葉を紡ぎゆかれる宝の皆様、秋季通信員大会の開催、誠におめでとうございます。遠いところ、忙しい中、勇んで駆け付けてくださった、学会精神みなぎる皆様方を、一人一人、最敬礼してお迎えする思いで、常日頃の尊き功労に感謝申し上げます。
一人の通信員が記した一文字一字が、そして、シャッターを切った一葉一葉が、わが聖教新聞を彩ってくださいます。
私も、通信員の皆様と共戦の闘魂を燃え上がらせ、「ペンの勇者」の心意気で、聖教に書き続けています。
健気な皆様のことを思えば、力が湧き起こってきます。小説『新・人間革命』も、おかけさまで第28巻まで進めることができました。
聖教新聞は、皆様と私の"合作"というべき、壮大なる民衆凱歌の叙事詩なのであります。
皆様が、地域で、職場で、また輝く一家の姿をもって、社会に実証を示してこられた様子も、さらに広布の第一線で、拡大に、人材育成にと、先頭に立って活躍されている模様も、何より嬉しく伺っております。
だからこそ、皆様には、真剣に戦う同志のことが明鏡に映すように見えるのでしょう。
心温かく、しかも公平に、正確に、宝友たちの健闘を宣揚してくださる皆様の存在が、どれほど創価の前進の励みとなっていることでしょうか。
祈りを込めた皆様の記事は、まさしく偉大な仏事なのです。
御本仏・日蓮大聖人が『法華経の功徳はほむれば弥功徳まさる』(P1242)と仰せの如く、同志を誠実に讃嘆する皆様方の福徳と栄光は、計り知れません。
大聖人は、正義の言論で、一切衆生の救済の道、立正安国の道を開かれました。
御金言には、『願わくは諸の衆生悉く皆出世の文字を受持せよ』『若し文字を離れば何を以てか仏事とせん』(P153)とあります。
幸福の創造、平和の確立には、深き哲学の言葉が絶対に不可欠です。
信念の言論を離れては、妙法流布の大聖業を成すことはできません。
私たちは、人類の未来を照らす聖教の柱なり、眼目なり、大船なりとの誇りも高く、どこまでも祈り、戦い、語り、書き抜いて、堂々と勝ち進んでいこうではありませんか!
今日よりまた、新たな息吹で、永遠に轟きわたる「父子の詩」を、共々に力の限り、断じて綴りゆくことを約し合って、私の祝福と御礼のメッセージとさせていただきます。
どうか、お体を大切に!
「世界広布新時代拡大の年」へ先駆する通信員大会を記念して。
聖教と共に、その名も輝く皆様とご一家の健康・幸福・繁栄を祈りつつ。
2015年12月16日水曜日
2015.12.16 わが友に贈る
最後に勝つのは
「粘り強い人」だ!
焦る必要はない。
努力と忍耐の中で
鋼の如き自身を築け!
草木成仏口決 P1339
『一念三千の法門をふりすすぎたてたるは大曼荼羅なり、当世の習いそこないの学者ゆめにもしらざる法門なり』
☆こころに響く言葉
聡明な母親
子どもにとっては、あらゆるものが、人生の教師であり、
教材であるのだ。これを理解し、正しく導き、のびのびと個性を伸ばし、
幅広く成長させていくことこそ、聡明な母親としてのつとめではないだろうか。
☆御書とともに� 第71回 学会を守る功徳は無量
『釈迦仏は・我を無量の珍宝を以て億劫の間・供養せんよりは・末代の法華経の行者を一日なりとも供養せん功徳は百千万億倍・過ぐべしとこそ説かせ給いて候』(南条殿御返事、P1578)
◇通解
釈尊は「私を、無量の珍宝をもって、億劫という果てしなく長い間、供養するよりも、末法の法華経の行者を、たとえ一日でも供養する功徳のほうが、百千万億倍も勝れている」と説いておられる。
◇同志への指針
妙法は、あらゆる仏を仏たらしめる根源の法である。妙法を悪世末法に弘める「法華経の行者」ほど崇高な存在はない。創価学会は「法華経の行者」が結集した仏勅の教団である。ゆえに、学会を守り、学会のために行動しゆく功徳は、無量無辺である。
全世界の尊きわが同志に、汲めども尽きぬ福徳あれ!
所願満足の人生であれ!と、私は真剣に祈り抜いている。
「粘り強い人」だ!
焦る必要はない。
努力と忍耐の中で
鋼の如き自身を築け!
草木成仏口決 P1339
『一念三千の法門をふりすすぎたてたるは大曼荼羅なり、当世の習いそこないの学者ゆめにもしらざる法門なり』
☆こころに響く言葉
聡明な母親
子どもにとっては、あらゆるものが、人生の教師であり、
教材であるのだ。これを理解し、正しく導き、のびのびと個性を伸ばし、
幅広く成長させていくことこそ、聡明な母親としてのつとめではないだろうか。
☆御書とともに� 第71回 学会を守る功徳は無量
『釈迦仏は・我を無量の珍宝を以て億劫の間・供養せんよりは・末代の法華経の行者を一日なりとも供養せん功徳は百千万億倍・過ぐべしとこそ説かせ給いて候』(南条殿御返事、P1578)
◇通解
釈尊は「私を、無量の珍宝をもって、億劫という果てしなく長い間、供養するよりも、末法の法華経の行者を、たとえ一日でも供養する功徳のほうが、百千万億倍も勝れている」と説いておられる。
◇同志への指針
妙法は、あらゆる仏を仏たらしめる根源の法である。妙法を悪世末法に弘める「法華経の行者」ほど崇高な存在はない。創価学会は「法華経の行者」が結集した仏勅の教団である。ゆえに、学会を守り、学会のために行動しゆく功徳は、無量無辺である。
全世界の尊きわが同志に、汲めども尽きぬ福徳あれ!
所願満足の人生であれ!と、私は真剣に祈り抜いている。
2015年12月15日火曜日
2015.12.15 わが友に贈る
「御みやづかいを
法華経とをぼしめせ」
誠実の振る舞いで
�いてもらいたい�
職場の第一人者に!
王舎城事 P1138
『法華経の敵となりし人をば梵天帝釈日月四天罰し給いて皆人にみこりさせ給へと申しつけて候』
☆こころに響く言葉
母の人間観が子どもに反映
肩書きや財産などは、人間性の本質にとっては、
枝葉末節であることを教えておきたい。むろん、教えるといっても、
言葉だけではない。母親の人間観が、自然とにじみ出て子どもに反映していくのである。
この、身をもって教え、育てた正しい人間観、美しい人間性が、
やがて子どもたちを、民主主義の時代に合致した、
力強い人間像へと育て上げていくことと思う。
☆御書とともに� 第70回 庶民に尽くすリーダーたれ
『孔子は九思一言・周公旦は浴する時は三度にぎり食する時は三度はかせ給う、古の賢人なり今の人のかがみなり』(四条金吾御書、P1175)
◇通解
孔子は九つの思いを重ねた上で一言をいだした。周公旦は客人が来れば、休浴して髪を洗っている時でも三度、水を絞り落とした。また食事中でも三度、吐いて食事を中断した(客人を待たせなかった)。それが古の賢人であり、今の人の鑑である。
◇同志への指針
リーダーは、礼儀正しく、思慮深く、どこまでも温かくあれ!御書には、最高の人間学が示されている。
この世で最も尊く、偉いのは誰か。それは、民衆の幸福のために尽くす人である。
創価の友である。
ゆえに、一人一人を最大に敬い、讃え、大切にしながら、現実社会に最極の賢人のスクラムを広げていくのだ。
法華経とをぼしめせ」
誠実の振る舞いで
�いてもらいたい�
職場の第一人者に!
王舎城事 P1138
『法華経の敵となりし人をば梵天帝釈日月四天罰し給いて皆人にみこりさせ給へと申しつけて候』
☆こころに響く言葉
母の人間観が子どもに反映
肩書きや財産などは、人間性の本質にとっては、
枝葉末節であることを教えておきたい。むろん、教えるといっても、
言葉だけではない。母親の人間観が、自然とにじみ出て子どもに反映していくのである。
この、身をもって教え、育てた正しい人間観、美しい人間性が、
やがて子どもたちを、民主主義の時代に合致した、
力強い人間像へと育て上げていくことと思う。
☆御書とともに� 第70回 庶民に尽くすリーダーたれ
『孔子は九思一言・周公旦は浴する時は三度にぎり食する時は三度はかせ給う、古の賢人なり今の人のかがみなり』(四条金吾御書、P1175)
◇通解
孔子は九つの思いを重ねた上で一言をいだした。周公旦は客人が来れば、休浴して髪を洗っている時でも三度、水を絞り落とした。また食事中でも三度、吐いて食事を中断した(客人を待たせなかった)。それが古の賢人であり、今の人の鑑である。
◇同志への指針
リーダーは、礼儀正しく、思慮深く、どこまでも温かくあれ!御書には、最高の人間学が示されている。
この世で最も尊く、偉いのは誰か。それは、民衆の幸福のために尽くす人である。
創価の友である。
ゆえに、一人一人を最大に敬い、讃え、大切にしながら、現実社会に最極の賢人のスクラムを広げていくのだ。
2015年12月14日月曜日
2015.12.14 わが友に贈る
新聞休刊日
聖人御難事 P1190
『我等現には此の大難に値うとも後生は仏になりなん、設えば灸治のごとし当時はいたけれども後の薬なればいたくていたからず』
☆こころに響く言葉
誠実な生き方を教える
人間らしい、誠実な、正しい生き方を教えるのが母親の責任ではあるまいか。
見栄を張って、ただ有名校に入り、割のよい職業につくことが幸福なのではない。
ごまかしの人生を生きさせようとすることは、子どもの幸福を願っているようであって、
実は子どもを人間として不幸にするために、
躍起になっている場合があることを知っていただきたい。
☆勝利の人間学 第87回 一年の総仕上げから希望に燃えて明年へ
◇青年は悩んでこそ成長
60年前の師走、戸田城聖先生は、翌年の"大阪の戦い"に挑みゆく私に言われた。
「大ちゃん、人生は悩まねばならぬ。悩んで初めて信心もわかるんだよ。それで偉大な人になるんだ」と。
全てを見守ってくださっている師匠の励ましに、命の底から勇気が漲ってきた。
青春は悩みとの戦いだ。成長しているから悩む。悩みがあるからこそ、より成長できる。
いわんや、広宣流布の大闘争の中で悩む。
それは、仏の悩みに通ずる。「煩悩即菩提」という法理の上から、大きく悩んだ分だけ、大きな境涯が開かれていくことを忘れまい。
◇今こそ自身の発逃顕本を
今いる所の発展は、自身の向上から始まる。
自分が率先して行動し、労苦を惜しまない。その中でこそ、自分自身を革命できる。
日蓮大聖人は、『花は咲いて木の実となり、月は出て必ず満ち、灯火は油をさせば光を増し、草木は雨が降れば茂っていく。(それと同じように)人は善根を積めば、必ず栄える』(P1562『通解)と断言なされている。
人のため、皆のためにと苦労したことは、全部、自らの福運となり、実力となる。その人が、周囲をも栄えさせていける。大変な時にこそ題目を唱え、体当たりでぶつかって、わが生命の発逃顕本を果たすのだ。
◇常勝の総仕上げと出発を
何ごとも、総仕上げが肝心だ。一年もまた同じである。終わり良ければ、全て良しだ。
慌ただしい年末だからこそ、決して油断せず、無事故で、健康第一に、充実の一日一日を悔いなく勝ち取っていただきたい。
ともあれ、戸田先生は若き友に言われた。
「創価の師弟に、一生をかけていけ!後悔は絶対ない。勝利の笑顔で、勝利と幸福で、人生を必ず飾っていけるよ!」と。
さあ、「拡大」の年へ、私と一緒に、希望と勇気の翼を大きく広げてくれ給え!友と広布のロマンを朗らかに語り合いながら、常勝幸福の連帯を拡大しようではないか!
聖人御難事 P1190
『我等現には此の大難に値うとも後生は仏になりなん、設えば灸治のごとし当時はいたけれども後の薬なればいたくていたからず』
☆こころに響く言葉
誠実な生き方を教える
人間らしい、誠実な、正しい生き方を教えるのが母親の責任ではあるまいか。
見栄を張って、ただ有名校に入り、割のよい職業につくことが幸福なのではない。
ごまかしの人生を生きさせようとすることは、子どもの幸福を願っているようであって、
実は子どもを人間として不幸にするために、
躍起になっている場合があることを知っていただきたい。
☆勝利の人間学 第87回 一年の総仕上げから希望に燃えて明年へ
◇青年は悩んでこそ成長
60年前の師走、戸田城聖先生は、翌年の"大阪の戦い"に挑みゆく私に言われた。
「大ちゃん、人生は悩まねばならぬ。悩んで初めて信心もわかるんだよ。それで偉大な人になるんだ」と。
全てを見守ってくださっている師匠の励ましに、命の底から勇気が漲ってきた。
青春は悩みとの戦いだ。成長しているから悩む。悩みがあるからこそ、より成長できる。
いわんや、広宣流布の大闘争の中で悩む。
それは、仏の悩みに通ずる。「煩悩即菩提」という法理の上から、大きく悩んだ分だけ、大きな境涯が開かれていくことを忘れまい。
◇今こそ自身の発逃顕本を
今いる所の発展は、自身の向上から始まる。
自分が率先して行動し、労苦を惜しまない。その中でこそ、自分自身を革命できる。
日蓮大聖人は、『花は咲いて木の実となり、月は出て必ず満ち、灯火は油をさせば光を増し、草木は雨が降れば茂っていく。(それと同じように)人は善根を積めば、必ず栄える』(P1562『通解)と断言なされている。
人のため、皆のためにと苦労したことは、全部、自らの福運となり、実力となる。その人が、周囲をも栄えさせていける。大変な時にこそ題目を唱え、体当たりでぶつかって、わが生命の発逃顕本を果たすのだ。
◇常勝の総仕上げと出発を
何ごとも、総仕上げが肝心だ。一年もまた同じである。終わり良ければ、全て良しだ。
慌ただしい年末だからこそ、決して油断せず、無事故で、健康第一に、充実の一日一日を悔いなく勝ち取っていただきたい。
ともあれ、戸田先生は若き友に言われた。
「創価の師弟に、一生をかけていけ!後悔は絶対ない。勝利の笑顔で、勝利と幸福で、人生を必ず飾っていけるよ!」と。
さあ、「拡大」の年へ、私と一緒に、希望と勇気の翼を大きく広げてくれ給え!友と広布のロマンを朗らかに語り合いながら、常勝幸福の連帯を拡大しようではないか!
2015年12月13日日曜日
2015.12.13 わが友に贈る
◇今週のことば
一年を飾る座談会——
会場のご家族に深謝!
皆で健闘を讃え
希望はずむ語らいを。
さあ勝利のスタートだ!
2015年12月13日
立正安国論 P24
『如かず彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには』
☆こころに響く言葉
人間としての鏡
母親は、子どもにとって、人間としての先輩であり、
手本であり、鏡であると言うことができる。
子どもは、母親の姿を通して
「人間としてのあり方」を学びとっていくものです。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第36回 大誠実で味方をつくれ
今の一念が、未来をつくる。
明年は「世界広布新時代 拡大の年」。
昭和31年、「大阪の戦い」「山口開拓指導」の拡大の歴史から60周年となる。
大阪の戦いで打ち立てた1万1111世帯の弘教。さらに山口開拓指導で切り開いた10倍の発展。全ては、偉大なる同志と共に築いた不滅の金字塔だ。
この世から「悲惨」の二字をなくしたい。燃えるような戸田先生の思いを、わが誓願として戦った。師に勝利を報告することが、無上の誇りであった。師の心を心として、広布の最前線へ飛び込んでいったのである。
新しい拡大のホシとは何か。
祈りから始めることだ。最高の智慧、最高の行動だ。
戸田先生は「外交というものを自分の一生の地盤にすることだ。立派な人間としての大外交をしていきなさい」と言われた。どんどん人と会い、対話せよ!人の心をつかみ、味方をつくれ!これが先生の励ましであり、薫陶であった。
苦しんでいる友の心に幸せの種を蒔き、一人の友に大誠実を尽くそう。その根本の力は題目だ。生命力と英知が湧き、苦難を乗り越える勇気がみなぎる。
大阪でも、山口でも、常に共に御書を拝した。
御義口伝には『一念に億劫の辛労を尽くして、自行化他にわたる実践に励んでいくなら、本来わが身に具わっている仏の生命が瞬間瞬間に現れてくる。いわゆる南無妙法蓮華経は精進行である』(P790、通解)と仰せである。
広布のために戦い続ける人が仏だ。歩み通すのが仏道修行である。そのなかで健康になり、信心も深まる。
『師子王の心』を取り出して、人間革命していくのだ。
一切の勝利の要諦は、どこまでも師弟不二、異体同心の団結を貫くことである。
さあ、世界の友と心一つに、悔いのない前進を! わが地域に広宣流布の新しい夜明けを!
一年を飾る座談会——
会場のご家族に深謝!
皆で健闘を讃え
希望はずむ語らいを。
さあ勝利のスタートだ!
2015年12月13日
立正安国論 P24
『如かず彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには』
☆こころに響く言葉
人間としての鏡
母親は、子どもにとって、人間としての先輩であり、
手本であり、鏡であると言うことができる。
子どもは、母親の姿を通して
「人間としてのあり方」を学びとっていくものです。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第36回 大誠実で味方をつくれ
今の一念が、未来をつくる。
明年は「世界広布新時代 拡大の年」。
昭和31年、「大阪の戦い」「山口開拓指導」の拡大の歴史から60周年となる。
大阪の戦いで打ち立てた1万1111世帯の弘教。さらに山口開拓指導で切り開いた10倍の発展。全ては、偉大なる同志と共に築いた不滅の金字塔だ。
この世から「悲惨」の二字をなくしたい。燃えるような戸田先生の思いを、わが誓願として戦った。師に勝利を報告することが、無上の誇りであった。師の心を心として、広布の最前線へ飛び込んでいったのである。
新しい拡大のホシとは何か。
祈りから始めることだ。最高の智慧、最高の行動だ。
戸田先生は「外交というものを自分の一生の地盤にすることだ。立派な人間としての大外交をしていきなさい」と言われた。どんどん人と会い、対話せよ!人の心をつかみ、味方をつくれ!これが先生の励ましであり、薫陶であった。
苦しんでいる友の心に幸せの種を蒔き、一人の友に大誠実を尽くそう。その根本の力は題目だ。生命力と英知が湧き、苦難を乗り越える勇気がみなぎる。
大阪でも、山口でも、常に共に御書を拝した。
御義口伝には『一念に億劫の辛労を尽くして、自行化他にわたる実践に励んでいくなら、本来わが身に具わっている仏の生命が瞬間瞬間に現れてくる。いわゆる南無妙法蓮華経は精進行である』(P790、通解)と仰せである。
広布のために戦い続ける人が仏だ。歩み通すのが仏道修行である。そのなかで健康になり、信心も深まる。
『師子王の心』を取り出して、人間革命していくのだ。
一切の勝利の要諦は、どこまでも師弟不二、異体同心の団結を貫くことである。
さあ、世界の友と心一つに、悔いのない前進を! わが地域に広宣流布の新しい夜明けを!
2015.12.12 わが友に贈る
空気の乾燥による
火災に厳重注意!
「小事が大事」だ。
火の用心を呼び掛け
無事故の日々を共に!
御義口伝巻上 P710
『煩悩の薪を焼いて菩提の慧火現前するなり』
☆こころに響く言葉
賢明な船頭さん
愛情のない母親はまずいない。
要は、その愛情の注ぎ方に、
手落ちや気ままや気まぐれがあれば、
かえって子どもの人格を傷つけ、
ゆがんだ性質にしてしまうことに気づかねばならない。
子どもには子どもの心の流れにそって巧みにあやつり導いていく、
賢明な船頭でなければならないと思う。
火災に厳重注意!
「小事が大事」だ。
火の用心を呼び掛け
無事故の日々を共に!
御義口伝巻上 P710
『煩悩の薪を焼いて菩提の慧火現前するなり』
☆こころに響く言葉
賢明な船頭さん
愛情のない母親はまずいない。
要は、その愛情の注ぎ方に、
手落ちや気ままや気まぐれがあれば、
かえって子どもの人格を傷つけ、
ゆがんだ性質にしてしまうことに気づかねばならない。
子どもには子どもの心の流れにそって巧みにあやつり導いていく、
賢明な船頭でなければならないと思う。
2015年12月11日金曜日
2015.12.11 わが友に贈る
多忙な時だからこそ
深き祈りを根本に!
満々たる生命力で
豊かな智慧を湧かせ
価値創造の一日を
上野殿御消息 P1527
『父母に孝あれとはたとひ親はものに覚えずとも悪さまなる事を云うとも聊かも腹も立てず誤る顔を見せず親の云う事に一分も違へず親によき物を与へんと思いてせめてする事なくば一日に二三度えみて』
☆こころに響く言葉
高度な話も旺盛に吸収
世界平和の問題や、自由や平等や正義の問題でも、
真剣に話してあげれば、子どもたちなりの大人の自覚の一面で、
また旺盛な知識欲で吸収していけるものである。そして、
それが子どもたちの人生に決定的な影響を及ぼしていくことも十分に知っていただきたい。
人類に大きく貢献した偉人が、その仕事をする心の動機を、
幼少の時代に開覚している例も、けっして少なくない。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第29回 希望輝く創価の人材城
「人を作れ、人を作れよ」──これは、私の若き日の座右の一書『レ・ミゼラブル』の一節である。教育をはじめとする光明で、社会の悲惨の暗黒を打ち払い、人類の前身を成し遂げんとする祈りが込められている。
ビクトル・ユゴーの時代も、また牧口、戸田両先生が『創価教育学体系』を発刊した世界大恐慌の渦中も、さらに現今の揺れ動く世界にあっても、社会変革の最大の焦点は「人」にこそあ。
人間を、偉大な人間を育てるしかない。人間が自らの生命を光輝あらしめていくしかない。
何のために、創価学会は生まれたのか。それは人間のためだ。自他共の「人間革命」のためだ。
法華経に説かれる地涌の菩薩を呼び出し、この娑婆世界で、民衆の幸福と平和のために戦う人材群を築き上げるのだ。
「創立」の誓いより85周年──。
わが創価学会は、事実として世界中に地涌の菩薩を湧現している。壮大な人間教育の大地となり、滔々たるた人材育成の大河となって、人類社会を潤していく新時代が始まっているのだ。
◇広布の闘士たれ
日蓮大聖人の立宗宣言あって700年──恩師・戸田先生には絶対の大確信があられた。
「創価学会のごとき団体の出現が、過去七百年間に、いったい、どこに、どの時代に、あったでありましょうか」
日蓮仏法を、現代に生き生きと蘇らせ、広宣流布ふの大闘争を開始されたのが、牧口先生であり、戸田先生である。
学会の出現なくして、大聖人の未来記の実現はなかった。
そして恩師は、私たち門下に100年、200年先、「あれみよ、あの人々は、広宣流布のために働いた人々である。広宣流布の闘士であったよ」と世の人に謳われ、大聖人の御賞讃を受ける人生であれ、と望まれた。
私には、この通りの人生を歩み抜かれた、尊き「広宣流布の闘士」たちが、一人ひとり偲ばれてならない。
大聖人は、『一切の諸仏・霊山浄土に集まらせ給いて・或は手にすえ・或は頂をなで・或はいだき・或は悦び・月の始めて出でたるが如く・花の始めてさけるが如く・いかに愛しまいらさ給うらん』(P1570)とお約束である。
この仰せさながらに、創価の功労の宝友たちが、皆、三世にわたる「常楽我浄」の生命の軌道を進まれていることは絶対に間違いない。
仏意仏勅の学会と共に生き抜く人には、限りない幸福と充実と満足の人生が永遠に開かれていくのだ。
◇人道の連帯広げ
今回の本部幹部会、またSGI総会には、60カ国・地域から260人の尊き広宣の指導者たちがはるばる集ってくださった。
欧州のメンバーもおられた。過日の同時テロの悲劇と犠牲に対し、深く哀悼の意を表したい。とともに、暴力と憎悪の連鎖をを止めるため、我らは一段と粘り強く、平和と人道の民衆の連帯を広げゆくことを誓い合いたい。
また、5年前の大地震より必死に復興を遂げてきた中米ハイチからも、婦人部のリーダーが駆かけつけてこられた。
仏教発祥の地で躍進するするインドの友も、そして、釈尊生誕の国ネパールの代表も参加された。
本年4月のネパールの大震災に対し、あらためてお見舞い申し上げるとともに、地域と社会の信頼の柱として奮闘する同志をを心から労いたい。
思えば、ネパールを私が初訪問したのは、1995年(平成7年) の10月末から11月にかけてであった。今年で、20年の節を刻んだ。
首都カトマンズ市内で行われたネパールSGIの総会で、私たちは約しあった。──「皆、兄弟姉妹として、どこまでも仲良く進もう。一人ひとりが良き市民、良き国民として「輝く存在」になつていこう、と。
今、まさしく"輝く人材"が林立する大発展を築いてくださった。
世界中で、わが創価家族は麗しき異体同心の陣列で前進している。
◇SGI憲章20年
ネパールなどアジア歴訪から名古屋に帰国し、私は中部、関西の友と創立の月を祝賀した。
大阪で行った本部幹部会、関西総会の席上、正式に発表されたのが「SGI憲章」である。
前文では、仏法の人間主義に基づく「世界市民の理念」「寛容の精神」「人権の尊重」を掲げ、人類社会に貢献することを謳い上げた。
その大目的の実現のために、我らが用いるものは何か──。それは、「非暴力と対話」にほかならない。
「憲章」には「SGIは人間の交流を基調として、日蓮大聖人の仏法の理解を広げ、各人の幸福の達成に寄与していく」との項目がある。
S G Iは、どこまでも、一対一の対話を基本にした「人間の交流」を通して、幸福と平和の光を広げていくのである。
このほど、制定された「創価学会『勤行要典』の御祈念文も、「世界広宣流大願成就」と掲げ、「世界の平和と一切衆生の幸福のために」と結ばれている。
仏法源流たる初転法輪(最初の説法)の後、弟子たちに呼びかけた。「いざ遊行(伝道) せよ。多くの人々の利益と幸福のために」(相応部経典) と。
法華経の方便品には、「仏世尊は、饒益する所多く、衆生を安楽ならしめたまう」(創価学会版法華経P123)とあり、衆生に利益を与え、安楽にさせることが仏の目的であると説かれる。
立正安国を願われた大聖人は、『今日蓮が唱うる所の南無妙法蓮華経は末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり』(P720)、すなわち妙法の力で、尽未来際へ、全民衆を救いきっていくと、御断言である。
この仏法の正当の流れに則って、SGIの理念と実践はある。
◇一人と向き合う
先師・牧口先生に折伏された教育者が40年後、手記を残している。
若き日、牧口先生の自宅を訪れた彼に、先生はあらゆる角度から切々と仏法を語られた。
「心の問題、それは宗教だよ」「畳の上の水練ではだめ。実行だ! 修行だ! 世界最高の宗教なるがゆえに、絶対にわかる。この最高宗教を、命がけで修行する、その努力と勇気があればね」
さらに先生は、「老人にはなったが、私も実践はしている。若者は実行と決意、やれば必ずできる」と励まされた。大情熱と真心に触れ、青年は実践を決意したのである。
入信の日、青年は道に迷い、約束に30分も遅れてしまった。しかし、牧口先生は「さあさあ」と、優しく案内された。その慈眼には涙が光っていたと無料の感謝とともに述懐している。
これが、我らの「創立の父」であり、「殉教の師」であられる。眼前の一人を、徹して大切にされる先師であった。
大聖人は、『日蓮は、この法門を語ってきたので、他の人と比べものにならないほど、多くの人に会ってきた』(P1418、通解)と仰せになられた。
人と会う、人と語る。一人また一人と対話し、妙法の種を蒔き、仏縁を結んでいく。ここに仏法実践の要諦があり、三代の師弟で切り開いてきた人間主義の光道がある。
SGIは、永遠にこの「対話の大道」を歩み抜ていくのである。
◇信心の底力を!
女性の門下かへ贈られた御抄に、『よき師と・よき檀那と・よき法と此の三寄り合いて祈を成就し国土の大難をも払うべき者なり』(P550)と仰せである。
牧口先生も、戸田先生も、それぞれの御書に線を引かれて、大切にされていた御金言である。
創価の師弟は、大聖人に直結し、題目の音声を地球上に轟かせながら、人類に襲いかかる、いかなる試練にも挑み、世界広宣流布の大願成就へ邁進するのだ。
今、地涌の菩薩が活躍する天地、ロシアの大文豪トルストイは、「われわれにはこの世で果たしうる特別な偉業などというものはない。われわれの全生涯が偉業でなけれはならない」と言った。
本来、生命そのもの、人生そのものが何よりも尊い。この尊き生命の本源力を取り出して、地道に、誠実に、懸命に生き抜く、わが同志の健闘そのものが、偉業なのだ。日々、たゆまず唱題し、仏法対話に励む一日一日が、人類史に輝く偉業なのである。
私たちは、自身の人生の一日また一日を、勝ら飾りながら、後継の青年たち、、宝の未来っ子たちへ、しっかりと広宣流布のバトンをつないでいきたい。
今日よりは90周年、さらに100周年へ 、勇気と誠心誠意の対話、友情と励ましの対話で、いやまして民衆の凱歌の光を広げていこうではないか!
その常勝の原動力こそ「信心」である。
一家和楽の信心。
幸福をつかむ信心。
難を乗り越える信心。
健康長寿の信心。
絶対勝利の信心。
我らが世界で実証してきた創価学会の信心──この無限の底力を発揮して、人類の悲願である、恒久平和への壮大な大河の流れを開いていくのは、いよいよこれからなのである。
さあ、新たな拡大だ。永遠の五指針に謳う偉大なな信心の炎を燃やして!
創価とは
人材きらめく
銀河かな
価値創造の
光は無窮に
深き祈りを根本に!
満々たる生命力で
豊かな智慧を湧かせ
価値創造の一日を
上野殿御消息 P1527
『父母に孝あれとはたとひ親はものに覚えずとも悪さまなる事を云うとも聊かも腹も立てず誤る顔を見せず親の云う事に一分も違へず親によき物を与へんと思いてせめてする事なくば一日に二三度えみて』
☆こころに響く言葉
高度な話も旺盛に吸収
世界平和の問題や、自由や平等や正義の問題でも、
真剣に話してあげれば、子どもたちなりの大人の自覚の一面で、
また旺盛な知識欲で吸収していけるものである。そして、
それが子どもたちの人生に決定的な影響を及ぼしていくことも十分に知っていただきたい。
人類に大きく貢献した偉人が、その仕事をする心の動機を、
幼少の時代に開覚している例も、けっして少なくない。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第29回 希望輝く創価の人材城
「人を作れ、人を作れよ」──これは、私の若き日の座右の一書『レ・ミゼラブル』の一節である。教育をはじめとする光明で、社会の悲惨の暗黒を打ち払い、人類の前身を成し遂げんとする祈りが込められている。
ビクトル・ユゴーの時代も、また牧口、戸田両先生が『創価教育学体系』を発刊した世界大恐慌の渦中も、さらに現今の揺れ動く世界にあっても、社会変革の最大の焦点は「人」にこそあ。
人間を、偉大な人間を育てるしかない。人間が自らの生命を光輝あらしめていくしかない。
何のために、創価学会は生まれたのか。それは人間のためだ。自他共の「人間革命」のためだ。
法華経に説かれる地涌の菩薩を呼び出し、この娑婆世界で、民衆の幸福と平和のために戦う人材群を築き上げるのだ。
「創立」の誓いより85周年──。
わが創価学会は、事実として世界中に地涌の菩薩を湧現している。壮大な人間教育の大地となり、滔々たるた人材育成の大河となって、人類社会を潤していく新時代が始まっているのだ。
◇広布の闘士たれ
日蓮大聖人の立宗宣言あって700年──恩師・戸田先生には絶対の大確信があられた。
「創価学会のごとき団体の出現が、過去七百年間に、いったい、どこに、どの時代に、あったでありましょうか」
日蓮仏法を、現代に生き生きと蘇らせ、広宣流布ふの大闘争を開始されたのが、牧口先生であり、戸田先生である。
学会の出現なくして、大聖人の未来記の実現はなかった。
そして恩師は、私たち門下に100年、200年先、「あれみよ、あの人々は、広宣流布のために働いた人々である。広宣流布の闘士であったよ」と世の人に謳われ、大聖人の御賞讃を受ける人生であれ、と望まれた。
私には、この通りの人生を歩み抜かれた、尊き「広宣流布の闘士」たちが、一人ひとり偲ばれてならない。
大聖人は、『一切の諸仏・霊山浄土に集まらせ給いて・或は手にすえ・或は頂をなで・或はいだき・或は悦び・月の始めて出でたるが如く・花の始めてさけるが如く・いかに愛しまいらさ給うらん』(P1570)とお約束である。
この仰せさながらに、創価の功労の宝友たちが、皆、三世にわたる「常楽我浄」の生命の軌道を進まれていることは絶対に間違いない。
仏意仏勅の学会と共に生き抜く人には、限りない幸福と充実と満足の人生が永遠に開かれていくのだ。
◇人道の連帯広げ
今回の本部幹部会、またSGI総会には、60カ国・地域から260人の尊き広宣の指導者たちがはるばる集ってくださった。
欧州のメンバーもおられた。過日の同時テロの悲劇と犠牲に対し、深く哀悼の意を表したい。とともに、暴力と憎悪の連鎖をを止めるため、我らは一段と粘り強く、平和と人道の民衆の連帯を広げゆくことを誓い合いたい。
また、5年前の大地震より必死に復興を遂げてきた中米ハイチからも、婦人部のリーダーが駆かけつけてこられた。
仏教発祥の地で躍進するするインドの友も、そして、釈尊生誕の国ネパールの代表も参加された。
本年4月のネパールの大震災に対し、あらためてお見舞い申し上げるとともに、地域と社会の信頼の柱として奮闘する同志をを心から労いたい。
思えば、ネパールを私が初訪問したのは、1995年(平成7年) の10月末から11月にかけてであった。今年で、20年の節を刻んだ。
首都カトマンズ市内で行われたネパールSGIの総会で、私たちは約しあった。──「皆、兄弟姉妹として、どこまでも仲良く進もう。一人ひとりが良き市民、良き国民として「輝く存在」になつていこう、と。
今、まさしく"輝く人材"が林立する大発展を築いてくださった。
世界中で、わが創価家族は麗しき異体同心の陣列で前進している。
◇SGI憲章20年
ネパールなどアジア歴訪から名古屋に帰国し、私は中部、関西の友と創立の月を祝賀した。
大阪で行った本部幹部会、関西総会の席上、正式に発表されたのが「SGI憲章」である。
前文では、仏法の人間主義に基づく「世界市民の理念」「寛容の精神」「人権の尊重」を掲げ、人類社会に貢献することを謳い上げた。
その大目的の実現のために、我らが用いるものは何か──。それは、「非暴力と対話」にほかならない。
「憲章」には「SGIは人間の交流を基調として、日蓮大聖人の仏法の理解を広げ、各人の幸福の達成に寄与していく」との項目がある。
S G Iは、どこまでも、一対一の対話を基本にした「人間の交流」を通して、幸福と平和の光を広げていくのである。
このほど、制定された「創価学会『勤行要典』の御祈念文も、「世界広宣流大願成就」と掲げ、「世界の平和と一切衆生の幸福のために」と結ばれている。
仏法源流たる初転法輪(最初の説法)の後、弟子たちに呼びかけた。「いざ遊行(伝道) せよ。多くの人々の利益と幸福のために」(相応部経典) と。
法華経の方便品には、「仏世尊は、饒益する所多く、衆生を安楽ならしめたまう」(創価学会版法華経P123)とあり、衆生に利益を与え、安楽にさせることが仏の目的であると説かれる。
立正安国を願われた大聖人は、『今日蓮が唱うる所の南無妙法蓮華経は末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり』(P720)、すなわち妙法の力で、尽未来際へ、全民衆を救いきっていくと、御断言である。
この仏法の正当の流れに則って、SGIの理念と実践はある。
◇一人と向き合う
先師・牧口先生に折伏された教育者が40年後、手記を残している。
若き日、牧口先生の自宅を訪れた彼に、先生はあらゆる角度から切々と仏法を語られた。
「心の問題、それは宗教だよ」「畳の上の水練ではだめ。実行だ! 修行だ! 世界最高の宗教なるがゆえに、絶対にわかる。この最高宗教を、命がけで修行する、その努力と勇気があればね」
さらに先生は、「老人にはなったが、私も実践はしている。若者は実行と決意、やれば必ずできる」と励まされた。大情熱と真心に触れ、青年は実践を決意したのである。
入信の日、青年は道に迷い、約束に30分も遅れてしまった。しかし、牧口先生は「さあさあ」と、優しく案内された。その慈眼には涙が光っていたと無料の感謝とともに述懐している。
これが、我らの「創立の父」であり、「殉教の師」であられる。眼前の一人を、徹して大切にされる先師であった。
大聖人は、『日蓮は、この法門を語ってきたので、他の人と比べものにならないほど、多くの人に会ってきた』(P1418、通解)と仰せになられた。
人と会う、人と語る。一人また一人と対話し、妙法の種を蒔き、仏縁を結んでいく。ここに仏法実践の要諦があり、三代の師弟で切り開いてきた人間主義の光道がある。
SGIは、永遠にこの「対話の大道」を歩み抜ていくのである。
◇信心の底力を!
女性の門下かへ贈られた御抄に、『よき師と・よき檀那と・よき法と此の三寄り合いて祈を成就し国土の大難をも払うべき者なり』(P550)と仰せである。
牧口先生も、戸田先生も、それぞれの御書に線を引かれて、大切にされていた御金言である。
創価の師弟は、大聖人に直結し、題目の音声を地球上に轟かせながら、人類に襲いかかる、いかなる試練にも挑み、世界広宣流布の大願成就へ邁進するのだ。
今、地涌の菩薩が活躍する天地、ロシアの大文豪トルストイは、「われわれにはこの世で果たしうる特別な偉業などというものはない。われわれの全生涯が偉業でなけれはならない」と言った。
本来、生命そのもの、人生そのものが何よりも尊い。この尊き生命の本源力を取り出して、地道に、誠実に、懸命に生き抜く、わが同志の健闘そのものが、偉業なのだ。日々、たゆまず唱題し、仏法対話に励む一日一日が、人類史に輝く偉業なのである。
私たちは、自身の人生の一日また一日を、勝ら飾りながら、後継の青年たち、、宝の未来っ子たちへ、しっかりと広宣流布のバトンをつないでいきたい。
今日よりは90周年、さらに100周年へ 、勇気と誠心誠意の対話、友情と励ましの対話で、いやまして民衆の凱歌の光を広げていこうではないか!
その常勝の原動力こそ「信心」である。
一家和楽の信心。
幸福をつかむ信心。
難を乗り越える信心。
健康長寿の信心。
絶対勝利の信心。
我らが世界で実証してきた創価学会の信心──この無限の底力を発揮して、人類の悲願である、恒久平和への壮大な大河の流れを開いていくのは、いよいよこれからなのである。
さあ、新たな拡大だ。永遠の五指針に謳う偉大なな信心の炎を燃やして!
創価とは
人材きらめく
銀河かな
価値創造の
光は無窮に
2015年12月10日木曜日
2015.12.10 わが友に贈る
人間は人間の中で
ダイヤの如く磨かれる。
日々の学会活動こそ
成長への大舞台!
勇んで打って出よう!
日興遺誡置文 P1618
『未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事』
☆こころに響く言葉
可能性を開くのは子ども自身
子どもにとって、母親の持つ意味は、
はかりしれぬほど重く、大きいが、
それはけっして子どもの自主性、主体性を奪う結果になってはならない。
子どもは無限の可能性を内に秘めているが、
それを開いていくのは、ほかならぬ子ども自身なのである。
◎12月9日のわが友です
風邪や流感に注意!
手洗い・うがい
部屋の換気や加湿など
具体的な対策を。
健康第一の賢者たれ!
ダイヤの如く磨かれる。
日々の学会活動こそ
成長への大舞台!
勇んで打って出よう!
日興遺誡置文 P1618
『未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事』
☆こころに響く言葉
可能性を開くのは子ども自身
子どもにとって、母親の持つ意味は、
はかりしれぬほど重く、大きいが、
それはけっして子どもの自主性、主体性を奪う結果になってはならない。
子どもは無限の可能性を内に秘めているが、
それを開いていくのは、ほかならぬ子ども自身なのである。
◎12月9日のわが友です
風邪や流感に注意!
手洗い・うがい
部屋の換気や加湿など
具体的な対策を。
健康第一の賢者たれ!
2015年12月9日水曜日
2015.12.09 わが友に贈る
「陰の人を大切に」
これが学会精神だ。
黙々と行動する
献身の友に感謝を!
心からの賞讃を送れ!
妙法比丘尼御返事 P1412
『法華経のかたきを見て世をはばかり恐れて申さずば、釈迦仏の御敵いかなる智人善人なりとも必ず無間地獄に堕つべし』
☆こころに響く言葉
一個の人格としての尊敬
親から生まれたとはいえ、
子どもはあくまでも別個の人格である。
たとえ幼くとも、親には子どもを心から尊敬する一念が、
根底になければならないと思う。
☆台湾建国科技大学「終身名誉教授」称号授与式への謝辞
栄光燦たるたる貴・建国科技大学の創立50周年を、心からお祝い申し上げます。誠に誠に、おめでとうございます!
そして、この晴れやかな佳節に、誉れある貴大学の一員として連ならせていただきましたご厚情に、最大に感謝申し上げます。
この最高の栄誉を、模範の良き市民として、平和と文化と教育の旗を掲げ、社会の繁栄と人材の育成に貢献している、大切な大切な台湾SGIの友人たちと共に、私は分かち合わせていただきます。先生方、本当にありがとうございました!
私の心には、貴大学の誇り高き魂の歌声が響いてまいります。
「天地闊く、日月光りて、弦歌四方に起こり、/八卦山の前に草木香し/科技興り、百工昌んなりて、建国千方を奮わす。/中華の児女は最も堅強なりて、/学は精湛にして、術は優良なり」と。
宇宙をも包みゆく大いなる心で、科学技術と人間教育に邁進されゆく信条が謳い上げられております。
私の恩師・戸田城聖先生は、戦時中、日本の軍部政府と対峙して、2年間の投獄を耐え抜き、戦後は、「人間革命」、そして「地球民族主義」のビジョンをもって青年を薫陶した教育者です。
この恩師は「麗しの島」と讃えられる詩情豊かな台湾に深い敬愛の念を抱き、よく私に「一緒に行きたいな」と語っておりました。
この憧れの天地で、幾多の秀麗なる人材を育成してこられた貴大学の半世紀の歩みに、私は強く胸を打たれるのであります。本日は、3点に約しつつ、
感謝を込めて申し上げたいと思います。
◇苦難を使命に!
第一に、「自己の道を切り開く」ということであります。
「志あれば、ついに成る」との大信念を貫かれた孫文先生は、不朽の大著『建国方略』で強調されました。
「わが心が、これは行ないうると信ずれば、山を移し海を埋めるような難事でも、ついには成功の日を迎える」「心の作用はかくも大きいのである。心とは万事の本源である」(伊藤秀一訳「心理建設」、『孫文選集第2巻』所収、社会思想社)
この心の無限の力を体現した模範の指導者こそ?聯星理事長であられると、私は讃嘆申し上げたいのであります
理事長は青春時代、苦境の家族を支えるため、夢であった進学を断念して、懸命に働き抜かれました。その深い心の痛みがあればこそ、青年たちに学ぶ喜びに満ちた最高の教育を贈りたいとの、宗高な志を掲げられたのです。そして、大実業家として勝ち得た経験と知恵を尽くして、堂々たる学城を築き上げて来られました。
まさしく、大いなる不撓不屈の志には、苦難を使命に変える力があります。
今、天空に連なる星のごとく、社会で輝き光る卒業生の活躍を、理事長は、どれほど嬉しく見守っておられることでしょうか。その心情を、私も大学を創立した人間として深く共有するものであります。
大志をもって「自己の道を切り開く」ことを示してこられた理事長の尊き足跡こそ、不動の北極星のごとく、これからの青年たちの希望の指標となるであろうことを、私は、確信してやみません。
◇永続的平和のために
貴大学に共鳴してやまない第二の点は、「人材こそ一切の根本である」ということです。
私は、このたび共に対談集を発刊した劉遵義博士から、祖父と慕う于右任先生の貴重な書を贈っていただいたことがあります。
そこには「万世の為に太平を開く」との言葉が、墨痕鮮やかに認められておりました。
孫文先生の盟友であられた于右任先生は、「中国文化の基本の重点は『人が本位』である」(西出義心著『于右任傳金銭糞土の如し』)と喝破され、多くの大学や学校を創設されました。
混迷を深める世界は、ますます強く、永続的な平和と発展を築く人材を要請しております。
その意味で、貴大学が教育方針として、「三力」すなわち「学力」「実力」「願力」を掲げておられることに、私は感嘆しています。
真理を求め、明らかにしていく「学力」。
真理を現実に応用して創造的成果を挙げていく「実力」。
そして、人のため、社会のためにと願い立ち、強い意志で貢献・奉仕していく「願力」──。
この三つを併せ持った「全体人間」こそ、変化の激しい多様な社会のいずこにあっても、断じて勝利の活路を開いていける、確かな人材像でありましょう。
◇生命の可能性を!
そこで第三に申し上げたいのは、「限りなき創造精神を光らせる」ということです。
大詩人・蘇東坡は「智者は能く物を創す(智者は模倣するのみならず発明するに至る)」(釈清潭訳註『蘇東坡全詩集第4巻』)と詠いました。実学の英知の学府たる貴大学には、積極果敢な創造精神、開拓精神、チャレンジ精神が脈打っております。
先端技術のプロフエッショナルを育成してこられた貴大学は、産業界とも連携し、世界有数のグローバル企業など170もの企業と技術開発を推進しております。毎年、国際的な発明コンクールに挑戦し、数々の輝かしい栄誉を獲得されている努力と成果に、最大の敬意を表するものであります。
私どもの「創価」とは「価値創造」という意義であり、創価教育は創造的人間の育成を目指しております。
ともあれ、人間の生命に秘められた、限りなき価値創造の力を、どこまで引き出し、豊かに開花させることができるか。この教育の挑戦が、これからの人類の命運を決するといっても決して過言ではないでありましよう。
中国の古代科学史に名高き思想家・王充は、「切磋琢磨、乃ち宝器を成す」(山田勝美著『新釈漢文体系69論衡中』)と語りました。
現代のグローバル社会においては、教育の交流こそ世界市民の宝器を成す切磋琢磨であり、新たな希望の創造力を薫発する道ではないでしょうか。
私たちは、兄と仰ぐ貴大学の皆さまと共々に、平和と幸福の未来を照らしゆく希望の人材の星雲を創出していきたいと願ってております。
結びに、私にとっても、かけがえのない母校たる貴・建国科技大学が、創立60周年、70周年、そして100周年へと、「活力・優質・傑出」の建学の理念そのままに、無窮に発展されゆくことを、心よりお祈り申し上げ、御礼のあいさつとさせていただきます。
SGI会長が漢詩を贈る
建學多年労苦路
國中桃季遍四方
聯弾流水高山曲
星月爭輝共一天
〈大意〉
?理事長のもと
多年にわたって
大学建設の苦難を勝ち越えられ
数多の英才が
社会のいたる所で
あまねく活躍しておられます。
貴大学と創大は
高山流水の曲を
連弾して奏で
それはあたかも
星と月が一つの天に在って
輝き合うかの如きであります。
※文中に、大学名と「建國(国)」、?理事長の名前「聯星」が織り込まれている。
これが学会精神だ。
黙々と行動する
献身の友に感謝を!
心からの賞讃を送れ!
妙法比丘尼御返事 P1412
『法華経のかたきを見て世をはばかり恐れて申さずば、釈迦仏の御敵いかなる智人善人なりとも必ず無間地獄に堕つべし』
☆こころに響く言葉
一個の人格としての尊敬
親から生まれたとはいえ、
子どもはあくまでも別個の人格である。
たとえ幼くとも、親には子どもを心から尊敬する一念が、
根底になければならないと思う。
☆台湾建国科技大学「終身名誉教授」称号授与式への謝辞
栄光燦たるたる貴・建国科技大学の創立50周年を、心からお祝い申し上げます。誠に誠に、おめでとうございます!
そして、この晴れやかな佳節に、誉れある貴大学の一員として連ならせていただきましたご厚情に、最大に感謝申し上げます。
この最高の栄誉を、模範の良き市民として、平和と文化と教育の旗を掲げ、社会の繁栄と人材の育成に貢献している、大切な大切な台湾SGIの友人たちと共に、私は分かち合わせていただきます。先生方、本当にありがとうございました!
私の心には、貴大学の誇り高き魂の歌声が響いてまいります。
「天地闊く、日月光りて、弦歌四方に起こり、/八卦山の前に草木香し/科技興り、百工昌んなりて、建国千方を奮わす。/中華の児女は最も堅強なりて、/学は精湛にして、術は優良なり」と。
宇宙をも包みゆく大いなる心で、科学技術と人間教育に邁進されゆく信条が謳い上げられております。
私の恩師・戸田城聖先生は、戦時中、日本の軍部政府と対峙して、2年間の投獄を耐え抜き、戦後は、「人間革命」、そして「地球民族主義」のビジョンをもって青年を薫陶した教育者です。
この恩師は「麗しの島」と讃えられる詩情豊かな台湾に深い敬愛の念を抱き、よく私に「一緒に行きたいな」と語っておりました。
この憧れの天地で、幾多の秀麗なる人材を育成してこられた貴大学の半世紀の歩みに、私は強く胸を打たれるのであります。本日は、3点に約しつつ、
感謝を込めて申し上げたいと思います。
◇苦難を使命に!
第一に、「自己の道を切り開く」ということであります。
「志あれば、ついに成る」との大信念を貫かれた孫文先生は、不朽の大著『建国方略』で強調されました。
「わが心が、これは行ないうると信ずれば、山を移し海を埋めるような難事でも、ついには成功の日を迎える」「心の作用はかくも大きいのである。心とは万事の本源である」(伊藤秀一訳「心理建設」、『孫文選集第2巻』所収、社会思想社)
この心の無限の力を体現した模範の指導者こそ?聯星理事長であられると、私は讃嘆申し上げたいのであります
理事長は青春時代、苦境の家族を支えるため、夢であった進学を断念して、懸命に働き抜かれました。その深い心の痛みがあればこそ、青年たちに学ぶ喜びに満ちた最高の教育を贈りたいとの、宗高な志を掲げられたのです。そして、大実業家として勝ち得た経験と知恵を尽くして、堂々たる学城を築き上げて来られました。
まさしく、大いなる不撓不屈の志には、苦難を使命に変える力があります。
今、天空に連なる星のごとく、社会で輝き光る卒業生の活躍を、理事長は、どれほど嬉しく見守っておられることでしょうか。その心情を、私も大学を創立した人間として深く共有するものであります。
大志をもって「自己の道を切り開く」ことを示してこられた理事長の尊き足跡こそ、不動の北極星のごとく、これからの青年たちの希望の指標となるであろうことを、私は、確信してやみません。
◇永続的平和のために
貴大学に共鳴してやまない第二の点は、「人材こそ一切の根本である」ということです。
私は、このたび共に対談集を発刊した劉遵義博士から、祖父と慕う于右任先生の貴重な書を贈っていただいたことがあります。
そこには「万世の為に太平を開く」との言葉が、墨痕鮮やかに認められておりました。
孫文先生の盟友であられた于右任先生は、「中国文化の基本の重点は『人が本位』である」(西出義心著『于右任傳金銭糞土の如し』)と喝破され、多くの大学や学校を創設されました。
混迷を深める世界は、ますます強く、永続的な平和と発展を築く人材を要請しております。
その意味で、貴大学が教育方針として、「三力」すなわち「学力」「実力」「願力」を掲げておられることに、私は感嘆しています。
真理を求め、明らかにしていく「学力」。
真理を現実に応用して創造的成果を挙げていく「実力」。
そして、人のため、社会のためにと願い立ち、強い意志で貢献・奉仕していく「願力」──。
この三つを併せ持った「全体人間」こそ、変化の激しい多様な社会のいずこにあっても、断じて勝利の活路を開いていける、確かな人材像でありましょう。
◇生命の可能性を!
そこで第三に申し上げたいのは、「限りなき創造精神を光らせる」ということです。
大詩人・蘇東坡は「智者は能く物を創す(智者は模倣するのみならず発明するに至る)」(釈清潭訳註『蘇東坡全詩集第4巻』)と詠いました。実学の英知の学府たる貴大学には、積極果敢な創造精神、開拓精神、チャレンジ精神が脈打っております。
先端技術のプロフエッショナルを育成してこられた貴大学は、産業界とも連携し、世界有数のグローバル企業など170もの企業と技術開発を推進しております。毎年、国際的な発明コンクールに挑戦し、数々の輝かしい栄誉を獲得されている努力と成果に、最大の敬意を表するものであります。
私どもの「創価」とは「価値創造」という意義であり、創価教育は創造的人間の育成を目指しております。
ともあれ、人間の生命に秘められた、限りなき価値創造の力を、どこまで引き出し、豊かに開花させることができるか。この教育の挑戦が、これからの人類の命運を決するといっても決して過言ではないでありましよう。
中国の古代科学史に名高き思想家・王充は、「切磋琢磨、乃ち宝器を成す」(山田勝美著『新釈漢文体系69論衡中』)と語りました。
現代のグローバル社会においては、教育の交流こそ世界市民の宝器を成す切磋琢磨であり、新たな希望の創造力を薫発する道ではないでしょうか。
私たちは、兄と仰ぐ貴大学の皆さまと共々に、平和と幸福の未来を照らしゆく希望の人材の星雲を創出していきたいと願ってております。
結びに、私にとっても、かけがえのない母校たる貴・建国科技大学が、創立60周年、70周年、そして100周年へと、「活力・優質・傑出」の建学の理念そのままに、無窮に発展されゆくことを、心よりお祈り申し上げ、御礼のあいさつとさせていただきます。
SGI会長が漢詩を贈る
建學多年労苦路
國中桃季遍四方
聯弾流水高山曲
星月爭輝共一天
〈大意〉
?理事長のもと
多年にわたって
大学建設の苦難を勝ち越えられ
数多の英才が
社会のいたる所で
あまねく活躍しておられます。
貴大学と創大は
高山流水の曲を
連弾して奏で
それはあたかも
星と月が一つの天に在って
輝き合うかの如きであります。
※文中に、大学名と「建國(国)」、?理事長の名前「聯星」が織り込まれている。
2015年12月8日火曜日
2015.12.08 わが友に贈る
「陰の人を大切に」
これが学会精神だ。
黙々と行動する
献身の友に感謝を!
心からの賞讃を送れ!
上野殿御消息 P1527
『四に劣れる者に慈悲あれとは我より劣りたらん人をば我が子の如く思いて一切あはれみ慈悲あるべし』
☆こころに響く言葉
朝は「いってらっしゃい」と笑顔で
朝だけは、たとえどんなにいやなことがあっても、「いってらっしゃい」と笑顔で送り出してほしい。
がまんしてでも、そうすることだ。まことに、玄関先の出勤間際の一瞬というのは、
実は家庭と社会とのつなぎ目の大切な一瞬である。このつなぎ目が支障をきたすと、
社会と家庭の流通関係が、ダメになる。家庭への血行はとまり、貧血症状を呈することになる。
たしかに、朝、送り出してくれるときの家庭の愛情に満ちた笑顔は、
一日の仕事の意欲に敏感に影響するのである。己をおさえた聡明な愛情が、
結局は家庭を生かしていくのである。
☆「世界広布新時代第14回本部幹部会」「SGI総会」へのメッセージ
晴れやかに創立85周年を勝ち飾る本部幹部会、またSGI総会、誠におめでとう!
何と明るく、何と温かな、そして何と希望あふれる創価家族の祝賀でしょうか!
きょうは、世界60カ国・地域の尊きリーダーが、それぞれの天地の熱い友の思いを携えて、はるばると、この師弟の殿堂に集ってくれています。
各国・各地の見事なる広宣流布の大発展を、私たちは感激の同志の大拍手をもって、讃えようではありませんか!
恩師・戸田城聖先生は言われていた。
「私の願いは、一人として功徳を受けない同志がいないことである。みなに功徳を受け切った生活をさせたい。そのために、私は闘争する。全世界に向かって、どうだ、この姿は!と言わせてもらいたい」と。
学会は、御聖訓通り粉然と競い起こる三障四魔を、一つ一つ乗り越え、一人一人が宿命転換の劇を勝ち開いてきました。
とりわけ、この創立85周年、日本でも世界でも、わが同志は生き生きと功徳の体験を語りながら、大法弘通の躍進を成し遂げてくれました。
私は「この創価家族の勝利の実証を見てくれ給え! 我ら地涌の菩薩が地球を包みゆく生命の凱歌を聞いてくれ給え!」と、宣言したいと思うが、皆さん、どうでしょうか!
日蓮大聖人は『夫れ仏法を学せん法は必ず先ず時をならうべし』(P256)と仰せになられました。鋭く「時」を見極め、「時」を逃さず、勇敢に聡明に、最善の行動をする──ここに仏法者の信条があります。
撰時抄において、末法とは『一閻浮提に闘諍起るべき時節なり』(P246)、すなわち、世界中に暴力や争いが渦巻く時代であると喝破されております。その時こそ「生命尊厳」の大仏法を、一閻浮提に広宣流布していく時であると、厳然に示されているのであります。
未来の地涌の菩薩たちへ託された、この御遺命を果たさんがため、第1次世界大戦と第2次世界大戦という二つの大闘諍のはざまに出現した仏意仏勅の平和の教団が、創価学会であります。
牧口先生は、戦争の魔性に真っ向から立ち向かい、殉教なされました。
その正義の遺志を受け継がれた戸田先生と、後継の弟子たる私には、断固たる覚悟があり、決心がありました。
それは、第2次大戦をもって、人類最後の「大闘諍」とする。どんなことがあっても、三度の世界大戦だけは絶対に起こさせないとの大誓願です。
民衆を苦しめる悲惨の二字を断じて無くさんがために「一閻浮提広宣流布」という地球の恒久平和への大直道を創り開いてみせる──この創価三代を貫く誓いのままに、我らは走って走って、走り抜いてきました。
そして、人間主義を掲げた「平和の柱」「教育の眼目」「文化の大船」として、何ものにも負けない世界市民の大連帯を、ここまで創り上げてくることができたのであります。
今なお世界各地では、さまざまな紛争が打ち続き「闘諍堅固」の様相は深まっています。
だからこそ、決意も新たに撰時抄の一節を拝したい。
『日蓮が法華経を信じ始めしは日本国には一�・一微塵のごとし、法華経を二人・三人・十人・百千万億人・唱え伝うるほどならば妙覚の須弥山ともなり大涅槃の大海ともなるべし仏になる道は此れよりほかに又もとむる事なかれ』(P288)と。
「生命尊厳」の潮流は、一人の偉大な人間革命から広がります。
私たちは、一切を蘇生せしめていく妙法の音律を轟かせて、いかなる「暴力の連鎖」にも屈しない「人道の連鎖」をいやまして強め、地球民族の平和と共生の大海原を洋々と開いていこうではありませんか!
そして一人一人を大切にする「人間尊敬」の対話をたゆまず積み重ね、生老病死の苦悩を打開しゆく智慧と力を、一段と発揮してまいりたい。
なかんずく、負けじ魂の頼もしき青年たちを大いに慈しみ励ましながら、人類の境涯を「常楽我浄」という、永遠の幸福と希望と和楽の最高峰へと高めていきたいのであります。
牧口先生も戸田先生も大事にされていた御聖訓に、『各各我が弟子となのらん人人は一人もをくしをもはるべからず』(P910)──おのおの日蓮の弟子と名乗る人々は一人も臆する心を起こしてはならない──とあります。
どうか、私と共に、いよいよ師子王の心に燃え、この世で最も麗しい異体同心の団結を光らせ、世界広宣流布の大願成就へ、勇猛精進していこうではありませんか!
愛する全同志に、満腔の感謝の題目を送りつつ──
栄光輝く師弟不二の人材城、万歳!
偉大なる太陽の母のスクラム、万歳!
世界192カ国・地域の素晴らしき創価家族、万歳! と叫んで私のメッセージといたします。
これが学会精神だ。
黙々と行動する
献身の友に感謝を!
心からの賞讃を送れ!
上野殿御消息 P1527
『四に劣れる者に慈悲あれとは我より劣りたらん人をば我が子の如く思いて一切あはれみ慈悲あるべし』
☆こころに響く言葉
朝は「いってらっしゃい」と笑顔で
朝だけは、たとえどんなにいやなことがあっても、「いってらっしゃい」と笑顔で送り出してほしい。
がまんしてでも、そうすることだ。まことに、玄関先の出勤間際の一瞬というのは、
実は家庭と社会とのつなぎ目の大切な一瞬である。このつなぎ目が支障をきたすと、
社会と家庭の流通関係が、ダメになる。家庭への血行はとまり、貧血症状を呈することになる。
たしかに、朝、送り出してくれるときの家庭の愛情に満ちた笑顔は、
一日の仕事の意欲に敏感に影響するのである。己をおさえた聡明な愛情が、
結局は家庭を生かしていくのである。
☆「世界広布新時代第14回本部幹部会」「SGI総会」へのメッセージ
晴れやかに創立85周年を勝ち飾る本部幹部会、またSGI総会、誠におめでとう!
何と明るく、何と温かな、そして何と希望あふれる創価家族の祝賀でしょうか!
きょうは、世界60カ国・地域の尊きリーダーが、それぞれの天地の熱い友の思いを携えて、はるばると、この師弟の殿堂に集ってくれています。
各国・各地の見事なる広宣流布の大発展を、私たちは感激の同志の大拍手をもって、讃えようではありませんか!
恩師・戸田城聖先生は言われていた。
「私の願いは、一人として功徳を受けない同志がいないことである。みなに功徳を受け切った生活をさせたい。そのために、私は闘争する。全世界に向かって、どうだ、この姿は!と言わせてもらいたい」と。
学会は、御聖訓通り粉然と競い起こる三障四魔を、一つ一つ乗り越え、一人一人が宿命転換の劇を勝ち開いてきました。
とりわけ、この創立85周年、日本でも世界でも、わが同志は生き生きと功徳の体験を語りながら、大法弘通の躍進を成し遂げてくれました。
私は「この創価家族の勝利の実証を見てくれ給え! 我ら地涌の菩薩が地球を包みゆく生命の凱歌を聞いてくれ給え!」と、宣言したいと思うが、皆さん、どうでしょうか!
日蓮大聖人は『夫れ仏法を学せん法は必ず先ず時をならうべし』(P256)と仰せになられました。鋭く「時」を見極め、「時」を逃さず、勇敢に聡明に、最善の行動をする──ここに仏法者の信条があります。
撰時抄において、末法とは『一閻浮提に闘諍起るべき時節なり』(P246)、すなわち、世界中に暴力や争いが渦巻く時代であると喝破されております。その時こそ「生命尊厳」の大仏法を、一閻浮提に広宣流布していく時であると、厳然に示されているのであります。
未来の地涌の菩薩たちへ託された、この御遺命を果たさんがため、第1次世界大戦と第2次世界大戦という二つの大闘諍のはざまに出現した仏意仏勅の平和の教団が、創価学会であります。
牧口先生は、戦争の魔性に真っ向から立ち向かい、殉教なされました。
その正義の遺志を受け継がれた戸田先生と、後継の弟子たる私には、断固たる覚悟があり、決心がありました。
それは、第2次大戦をもって、人類最後の「大闘諍」とする。どんなことがあっても、三度の世界大戦だけは絶対に起こさせないとの大誓願です。
民衆を苦しめる悲惨の二字を断じて無くさんがために「一閻浮提広宣流布」という地球の恒久平和への大直道を創り開いてみせる──この創価三代を貫く誓いのままに、我らは走って走って、走り抜いてきました。
そして、人間主義を掲げた「平和の柱」「教育の眼目」「文化の大船」として、何ものにも負けない世界市民の大連帯を、ここまで創り上げてくることができたのであります。
今なお世界各地では、さまざまな紛争が打ち続き「闘諍堅固」の様相は深まっています。
だからこそ、決意も新たに撰時抄の一節を拝したい。
『日蓮が法華経を信じ始めしは日本国には一�・一微塵のごとし、法華経を二人・三人・十人・百千万億人・唱え伝うるほどならば妙覚の須弥山ともなり大涅槃の大海ともなるべし仏になる道は此れよりほかに又もとむる事なかれ』(P288)と。
「生命尊厳」の潮流は、一人の偉大な人間革命から広がります。
私たちは、一切を蘇生せしめていく妙法の音律を轟かせて、いかなる「暴力の連鎖」にも屈しない「人道の連鎖」をいやまして強め、地球民族の平和と共生の大海原を洋々と開いていこうではありませんか!
そして一人一人を大切にする「人間尊敬」の対話をたゆまず積み重ね、生老病死の苦悩を打開しゆく智慧と力を、一段と発揮してまいりたい。
なかんずく、負けじ魂の頼もしき青年たちを大いに慈しみ励ましながら、人類の境涯を「常楽我浄」という、永遠の幸福と希望と和楽の最高峰へと高めていきたいのであります。
牧口先生も戸田先生も大事にされていた御聖訓に、『各各我が弟子となのらん人人は一人もをくしをもはるべからず』(P910)──おのおの日蓮の弟子と名乗る人々は一人も臆する心を起こしてはならない──とあります。
どうか、私と共に、いよいよ師子王の心に燃え、この世で最も麗しい異体同心の団結を光らせ、世界広宣流布の大願成就へ、勇猛精進していこうではありませんか!
愛する全同志に、満腔の感謝の題目を送りつつ──
栄光輝く師弟不二の人材城、万歳!
偉大なる太陽の母のスクラム、万歳!
世界192カ国・地域の素晴らしき創価家族、万歳! と叫んで私のメッセージといたします。
2015年12月7日月曜日
2015.12.07 わが友に贈る
◇今週のことば
世界広布の本舞台は
自分が今いる場所なり。
励ましの拡大
対話の拡大で
大勝利の総仕上げを!
2015年12月07日
椎地四郎殿御書 P1448
『末法には法華経の行者必ず出来すべし、但し大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし、火に薪をくわへんにさかんなる事なかるべしや』
☆こころに響く言葉
夫のよきパートナー
良き妻とは、夫にとってよきパートナーである。
夫と妻との相互の「人格」が美しい和音を奏でていくのが、
家庭の理想というものであろう。
☆第1回「未来部E-1グランプリ」へのメッセージ
◇勇気 英知 友情の世界市民に
To my dear friends of the Future Division whom I trust with all my heart!(私が心から信頼する、親墨なる未来部の皆さん!)
新しい歴史を創る第1回の「未来部E-1グランプリ」、誠におめでとう!
全国の各地から、グローバル人材の学びや・創価大学ヘよく集ってくれました。
きようの日を目指して、皆さん一人一人が真剣に努力と奮闘を重ねてきたことを、よく分かっています。若き世界市民たちの素晴らしいチームワークの挑戦に、私は心から万歳を叫びます。
いつも励ましてくださる担当者の方々も、本当にありがとうございます。
負けない青春には、希望の「太陽」があります。一人の太陽の若人がいれば、そこから闇は消え去り、家庭も地域も社会も明るく変えていくことができます。
私と対談集を発刊したプラジルの天文学者モウラン博士は語られました。「幸福は、いろいろな障害を乗り越えることと結びついています。困難が大きければ大きいほどくそれを乗り越えた時の幸は大きいのです」(『天文学と仏法を語る』第三文明社刊)と。
悩みや苦労がないことが、幸せではありません。どんな逆境にあろうとも、自らの生命に「負けじ魂」を昇らせて、目の前の試練の峰を、一つまた一つと登り続けていく先に、勝利の頂は必ず開かれます。
ゆえに、わが未来部は、断じて失敗を恐れない「勇気の人」であれ!
何があっても、へこたれずに学び抜いていく「英知の人」であれ!
開かれた心で、賢く朗らかに連帯を築きゆく「友情の人」であれ!
そのために、最強無敵のエンジンである題目を唱え抜いていってください。
わが創価学会は、人類を幸福と平和ヘリードしゆく21世紀の世界宗教です。そして皆さんこそが、その誇り高き担い手です。きようの「E-1グランプリ」は、皆さんの晴れがましい、はるかな未来ヘの出発の一歩なのです。
どうか、この青き地球を舞台に、思う存分「正義の走者」のスクラムを広げゆくために、いよいよ生き生きと、楽しく、語学の力を磨いていってください。
かけがえのない宝である皆さんの健康と成長を、私は祈り続けていきます。帰ったらご家族にも、地域の同志の方々にも、よろしくお伝えください。
Be the sun that lights up the world with rays of hope!(希望の光で、世界を照らしゆく太陽たれ!)
世界広布の本舞台は
自分が今いる場所なり。
励ましの拡大
対話の拡大で
大勝利の総仕上げを!
2015年12月07日
椎地四郎殿御書 P1448
『末法には法華経の行者必ず出来すべし、但し大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし、火に薪をくわへんにさかんなる事なかるべしや』
☆こころに響く言葉
夫のよきパートナー
良き妻とは、夫にとってよきパートナーである。
夫と妻との相互の「人格」が美しい和音を奏でていくのが、
家庭の理想というものであろう。
☆第1回「未来部E-1グランプリ」へのメッセージ
◇勇気 英知 友情の世界市民に
To my dear friends of the Future Division whom I trust with all my heart!(私が心から信頼する、親墨なる未来部の皆さん!)
新しい歴史を創る第1回の「未来部E-1グランプリ」、誠におめでとう!
全国の各地から、グローバル人材の学びや・創価大学ヘよく集ってくれました。
きようの日を目指して、皆さん一人一人が真剣に努力と奮闘を重ねてきたことを、よく分かっています。若き世界市民たちの素晴らしいチームワークの挑戦に、私は心から万歳を叫びます。
いつも励ましてくださる担当者の方々も、本当にありがとうございます。
負けない青春には、希望の「太陽」があります。一人の太陽の若人がいれば、そこから闇は消え去り、家庭も地域も社会も明るく変えていくことができます。
私と対談集を発刊したプラジルの天文学者モウラン博士は語られました。「幸福は、いろいろな障害を乗り越えることと結びついています。困難が大きければ大きいほどくそれを乗り越えた時の幸は大きいのです」(『天文学と仏法を語る』第三文明社刊)と。
悩みや苦労がないことが、幸せではありません。どんな逆境にあろうとも、自らの生命に「負けじ魂」を昇らせて、目の前の試練の峰を、一つまた一つと登り続けていく先に、勝利の頂は必ず開かれます。
ゆえに、わが未来部は、断じて失敗を恐れない「勇気の人」であれ!
何があっても、へこたれずに学び抜いていく「英知の人」であれ!
開かれた心で、賢く朗らかに連帯を築きゆく「友情の人」であれ!
そのために、最強無敵のエンジンである題目を唱え抜いていってください。
わが創価学会は、人類を幸福と平和ヘリードしゆく21世紀の世界宗教です。そして皆さんこそが、その誇り高き担い手です。きようの「E-1グランプリ」は、皆さんの晴れがましい、はるかな未来ヘの出発の一歩なのです。
どうか、この青き地球を舞台に、思う存分「正義の走者」のスクラムを広げゆくために、いよいよ生き生きと、楽しく、語学の力を磨いていってください。
かけがえのない宝である皆さんの健康と成長を、私は祈り続けていきます。帰ったらご家族にも、地域の同志の方々にも、よろしくお伝えください。
Be the sun that lights up the world with rays of hope!(希望の光で、世界を照らしゆく太陽たれ!)
2015.12.06 わが友に贈る
惰性は停滞。
挑戦は発展の道。
変化の激しい
時代だからこそ
常に自身を磨きゆけ!
兄弟抄 P1083
『過去の謗法の罪を滅せんとて邪見の父母にせめられさせ給う、又法華経の行者をあだむ国主にあへり経文明明たり経文赫赫たり、我身は過去に謗法の者なりける事疑い給うことなかれ』
☆こころに響く言葉
夫にとって安らぎの大地
夫にとって妻は大地のようなものである。
その磐石な安定感、汲んでも尽きない豊かさ、
それでいて微妙に変化する敏感さ、
そこに男は心の安らぎを求める。
心身の疲れをいやし、明日への活力を養う。
☆勝利の人間学 第86回 師弟の息吹で広布は進む
◇「随縁真如の智」を発揮せよ
社会は変化の連続である。変化に即応するとともに、時代の動きを先取りして、価値を創造していくのが、創価の青年の本領である。
その源泉が、妙法から湧き出ずる智慧だ。
題目の「南無」とは「帰命」の意義であり、御義口伝には、『命とは本門随縁真如の智に命くなリ』(P708)と示されている。
正しき信仰は、硬直した教条主義とは無縁である。いかなる現実にも、生き生きと自在に英智を発揮して、活路を開きゆく原動力なのである。ゆえに、決して行き詰まらない。
◇使命に生きて生き抜け
戸田先生は、期待を込めて語られた。
「青年ならば、その立場立場で、喜んで生きることだ。自らの使命に生き切るのだ。
苦しいことがあっても、明朗であれ!
わが舞台で、日本一、天下一を目指せ!これが青年らしい生き方だ」
自分の心がどうかである。他人が決めるのでも、環境で決まるのでもない。愚痴や文句を言う前に、一歩踏み出してみよう。
「自分は、これでいく」と腹を決めるのだ。
そして、強く朗らかに進むのだ。最高峰を目指してベストを尽くし、「これでよし」と悔いなく叫ぶのだ。
師弟不二とは、師匠も弟子も師子王となって戦い、断固と勝ちまくることである。
◇心を合わせて勝利劇を
我らの創立の日は、師弟不二の出発の日だ。
『創価教育学体系』の発刊も、若き弟子・戸田先生の陰の奮闘あればこそ、実現した。
「師弟相違せばなに事も成べからず」(P900)である。
広宣流布を誓願する師弟の心が一致すれば、万事を成ずることができる。
私も、いとまあらば唱題に励み、「戸田先生だったら、どうされるだろうか」と常に考えて、一心不乱に行動してきた。
だから、力が出た。必ず道が開けたのだ。
わが愛弟子たちも、師弟の息吹を漲らせて、敢然と勝利劇を綴ってもらいたい。
挑戦は発展の道。
変化の激しい
時代だからこそ
常に自身を磨きゆけ!
兄弟抄 P1083
『過去の謗法の罪を滅せんとて邪見の父母にせめられさせ給う、又法華経の行者をあだむ国主にあへり経文明明たり経文赫赫たり、我身は過去に謗法の者なりける事疑い給うことなかれ』
☆こころに響く言葉
夫にとって安らぎの大地
夫にとって妻は大地のようなものである。
その磐石な安定感、汲んでも尽きない豊かさ、
それでいて微妙に変化する敏感さ、
そこに男は心の安らぎを求める。
心身の疲れをいやし、明日への活力を養う。
☆勝利の人間学 第86回 師弟の息吹で広布は進む
◇「随縁真如の智」を発揮せよ
社会は変化の連続である。変化に即応するとともに、時代の動きを先取りして、価値を創造していくのが、創価の青年の本領である。
その源泉が、妙法から湧き出ずる智慧だ。
題目の「南無」とは「帰命」の意義であり、御義口伝には、『命とは本門随縁真如の智に命くなリ』(P708)と示されている。
正しき信仰は、硬直した教条主義とは無縁である。いかなる現実にも、生き生きと自在に英智を発揮して、活路を開きゆく原動力なのである。ゆえに、決して行き詰まらない。
◇使命に生きて生き抜け
戸田先生は、期待を込めて語られた。
「青年ならば、その立場立場で、喜んで生きることだ。自らの使命に生き切るのだ。
苦しいことがあっても、明朗であれ!
わが舞台で、日本一、天下一を目指せ!これが青年らしい生き方だ」
自分の心がどうかである。他人が決めるのでも、環境で決まるのでもない。愚痴や文句を言う前に、一歩踏み出してみよう。
「自分は、これでいく」と腹を決めるのだ。
そして、強く朗らかに進むのだ。最高峰を目指してベストを尽くし、「これでよし」と悔いなく叫ぶのだ。
師弟不二とは、師匠も弟子も師子王となって戦い、断固と勝ちまくることである。
◇心を合わせて勝利劇を
我らの創立の日は、師弟不二の出発の日だ。
『創価教育学体系』の発刊も、若き弟子・戸田先生の陰の奮闘あればこそ、実現した。
「師弟相違せばなに事も成べからず」(P900)である。
広宣流布を誓願する師弟の心が一致すれば、万事を成ずることができる。
私も、いとまあらば唱題に励み、「戸田先生だったら、どうされるだろうか」と常に考えて、一心不乱に行動してきた。
だから、力が出た。必ず道が開けたのだ。
わが愛弟子たちも、師弟の息吹を漲らせて、敢然と勝利劇を綴ってもらいたい。
2015年12月5日土曜日
2015.12.05 わが友に贈る
「ほむれば弥
功徳まさる」
皆で奮闘を讃え合おう!
そこに福徳が輝き
人材も威光勢力を増す!
四条金吾殿御返事 P1163
『日蓮が道をたすけんと上行菩薩貴辺の御身に入りかはらせ給へるか又教主釈尊の御計いか』
☆こころに響く言葉
子どもは子ども同士で
子どものつき合いが、大人に限られている場合、
子どもは甘えることしか覚えない。
大人はどうしても、弱い子どもに対して、
保護意識が先に立つからである。
子どもと対等に付き合えるのは子どもしかいない。
対等の子どもと付き合ってはじめて、
子どもは正常な人間関係を結ぶことができるのではあるまいか。
☆勝利の人間学 第85回 功徳を広げる仏法対話
◇真実の言葉ほど、胸に響くものはない。
体験が大切である。悩みと戦い、苦労して勝ち取った体験以上の真実はないからだ。
飾らず、繕わず、ありのままの信心の喜びを伝えれば、相手の生命に仏種が蒔かれる。
御聖訓には『この娑婆世界は、耳で仏法を聞いて、成仏する国土である』『この法門を耳にする、すべての衆生は、功徳を得ていくのである』(P415、通解)と仰せである。
難しい話をする必要はない。明るく誠実に語り切れば、それでよいのだ。
妙法の種は、必ず必ず、花開く時が来る。
◇『言葉の力』が心を結ぶ
言葉には、色があり、熱がある。景色があり、音楽がある。言葉一つで、希望の太陽を昇らせ、勇気の曲を奏でることができる。
戸田先生は『心と心の交流、友情の拡大、異なる文化の理解を育む"人間主義の対話"が大事である』と教えてくださった。
『一切の法は皆是れ仏法なり』(P564)である。仏法の世界は大きい。その智慧は、すべてに通ずる。
文学でも、芸術でも、スポーツでも、また、お互いの好きなものなど、何でも語り合い、ロマン豊かに友好を深めていくことだ。
声を惜しまず語った分だけ、仏縁が結ばれる。言葉の力で、人間の連帯の門を開くのだ。
◇生き生きと弾む声で
人生は、生き生きと動き、戦う人が勝つ。これが鉄則である。
その勝ちゆく息吹は『声』に現れる。
一言の元気な挨拶で、自分も相手も清々しい命に変えることができる。若いのだから、臆さず、どんどん声を出していくのだ。
原動力は、朗々たる題目である。
日蓮大聖人は『白馬のなくは我等が南無妙法蓮華経のこえなり』(P1065)と示された。大変であればあるほど、白馬が嘶くような張りのある勤行で、一日を出発しよう!
妙法という大宇宙の最極の音声で、満々と生命力を漲らせ、今日も勝ち進め!
功徳まさる」
皆で奮闘を讃え合おう!
そこに福徳が輝き
人材も威光勢力を増す!
四条金吾殿御返事 P1163
『日蓮が道をたすけんと上行菩薩貴辺の御身に入りかはらせ給へるか又教主釈尊の御計いか』
☆こころに響く言葉
子どもは子ども同士で
子どものつき合いが、大人に限られている場合、
子どもは甘えることしか覚えない。
大人はどうしても、弱い子どもに対して、
保護意識が先に立つからである。
子どもと対等に付き合えるのは子どもしかいない。
対等の子どもと付き合ってはじめて、
子どもは正常な人間関係を結ぶことができるのではあるまいか。
☆勝利の人間学 第85回 功徳を広げる仏法対話
◇真実の言葉ほど、胸に響くものはない。
体験が大切である。悩みと戦い、苦労して勝ち取った体験以上の真実はないからだ。
飾らず、繕わず、ありのままの信心の喜びを伝えれば、相手の生命に仏種が蒔かれる。
御聖訓には『この娑婆世界は、耳で仏法を聞いて、成仏する国土である』『この法門を耳にする、すべての衆生は、功徳を得ていくのである』(P415、通解)と仰せである。
難しい話をする必要はない。明るく誠実に語り切れば、それでよいのだ。
妙法の種は、必ず必ず、花開く時が来る。
◇『言葉の力』が心を結ぶ
言葉には、色があり、熱がある。景色があり、音楽がある。言葉一つで、希望の太陽を昇らせ、勇気の曲を奏でることができる。
戸田先生は『心と心の交流、友情の拡大、異なる文化の理解を育む"人間主義の対話"が大事である』と教えてくださった。
『一切の法は皆是れ仏法なり』(P564)である。仏法の世界は大きい。その智慧は、すべてに通ずる。
文学でも、芸術でも、スポーツでも、また、お互いの好きなものなど、何でも語り合い、ロマン豊かに友好を深めていくことだ。
声を惜しまず語った分だけ、仏縁が結ばれる。言葉の力で、人間の連帯の門を開くのだ。
◇生き生きと弾む声で
人生は、生き生きと動き、戦う人が勝つ。これが鉄則である。
その勝ちゆく息吹は『声』に現れる。
一言の元気な挨拶で、自分も相手も清々しい命に変えることができる。若いのだから、臆さず、どんどん声を出していくのだ。
原動力は、朗々たる題目である。
日蓮大聖人は『白馬のなくは我等が南無妙法蓮華経のこえなり』(P1065)と示された。大変であればあるほど、白馬が嘶くような張りのある勤行で、一日を出発しよう!
妙法という大宇宙の最極の音声で、満々と生命力を漲らせ、今日も勝ち進め!
2015.12.04 わが友に贈る
受験に挑む友を
心から応援しよう!
家族にも励ましを。
後継の未来部こそ
社会と学会の希望なり!
四条金吾殿御書 P1112
『日蓮此の業障をけしはてて未来は霊山浄土にまいるべしとおもへば種種の大難雨のごとくふり雲のごとくにわき候へども法華経の御故なれば苦をも苦ともおもはず』
☆こころに響く言葉
家庭を心のオアシスにする工夫を
社会は戦場であり、緊張の連続の舞台であると言えよう。
家庭はただ一つの心のオアシスであり、安堵の場といっても過言ではない。
それを考えると、最も心を休め、疲れをいやすことのできるような工夫をすることが、
家庭としての大事な、そして賢明なつとめになってくるように思えてならない。
☆世界広布新時代第14回本部幹部会SGI総会 名誉会長のメッセージ
晴れやかに創立85周年を勝ち飾る本部幹部会、またSGI総会、誠におめでとう!
何と明るく、何と温かな、そして何と希望あふれる創価家族の祝賀でしょうか!
きょうは、世界60力国・地域の尊きりリーダーが、それぞれの天地の熱い友の思いを携えて、はるばると、この師弟の殿堂に集ってくれています。
各国・各地の見事なる広宣流布の大発展を、私たちは感激の同志の大拍手をもって、讃えようではありませんか!
◇この姿を見よ!
恩師・戸田城聖先生は言われていた。
「私の願いは、一人として、功徳を受けない同志がいないことである。みなに功徳を受け切った生活をさせたい。そのために、私は闘争する。全世界に向かって、どうだ、この姿は!と言わせてもらいたい」と。
学会は、御聖訓通り紛然と競い起こる三障四魔を、一つ一つ乗り越え、一人一人が宿命転換の劇を勝ち開いてきました。
とりわけ、この創立85周年、日本でも世界でも、わが同志は生き生きと功徳の体験を語りながら、大法弘通の躍進を成し遂げてくれました。
私は、「この創価家族の勝利の実証を見てくれ給え!我ら地涌の菩薩が地球を包みゆく生命の凱歌を聞いてくれ給え!」と、宣言したいと思うが、皆さん、どうでしょうか!
◇広宣流布の時
日蓮大聖人は、『夫れ仏法を学せん法は必ず先づ時をならうべし』(P256)と仰せになられました。鋭く「時」を見極め、「時」を逃さず、勇敢に聡明に、最善の行動をする?ここに仏法者の信条があります。
撰時抄において、末法とは『一閻浮提に闘諍起るべき時節なり』(P264)、すなわち、世界中に暴力や争いが渦巻く時代であると喝破されております。
その時こそ、「生命尊厳」の大仏法を、一閻浮提に広宣流布していく時であると、厳然と示されているのであります。
未来の地涌の菩薩たちへ託された、この御遺命を果たさんがため、第1次世界大戦と第2次世界大戦という、二つの大闘諍のはざまに出現した仏意仏勅の平和の教団が、創価学会であります。
牧口先生は、戦争の魔性に真っ向から立ち向かい、殉教なされました。
その正義の遺志を受け継がれた戸田先生と、後継の弟子たる私には、断固たる覚悟があり、決心がありました。
それは、第2次大戦をもって、人類最後の「大闘諍」とする。どんなことがあっても、三度の世界大戦だけは絶対に起こさせないとの大誓願です。
民衆を苦しめる悲惨の二字を断じて無くさんがために、「一閻浮提広宣流布」という地球の恒久平和への大直道を創り開いてみせる?この創価三代を貫く誓いのままに、我らは走って走って、走り抜いてきました。
そして、人間主義を掲げた「平和の柱」「教育の眼目」「文化の大船」として、何ものにも負けない世界市民の大連帯を、ここまで創り上げてくることができたのであります。
◇師子王の勇気が創価の真髄
御聖訓『わが弟子は一人も臆してはならない
今なお世界各地では、さまざまな紛争が打ち続き、「闘諍堅固」の様相は深まっています。
だからこそ、決意新たに撰時抄の一節拝したい。
『日蓮が法華経を信じ始めしは日本国には一タイ・一微塵のごとし、法華経を二人・三人・十人・百千万億人・唱え伝うるほどならば妙覚の須弥山ともなり大涅槃の大海ともなるべし仏になる道は此れよりほかに又もとむる事なかれ』(P288)と。
「生命尊厳」の潮流は、一人の偉大な人間革命から広がります。
私たちは、一切を蘇生せしめていく妙法の音律を轟かせて、いかなる「暴力の連鎖」にも屈しない「人道の連鎖」をいやまして強め、地球民族の平和と共生の大海原を洋々と開いていこうではありませんか!
そして一人一人を大切にする「人間尊敬」の対話をたゆまず積み重ね、生老病死の苦悩を打開しゆく智慧と力を、一段と発揮してまいりたい。
なかんずく、負けじ魂の頼もしき青年たちを大いに慈しみ励ましながら、人類の境涯を「常楽我浄」という、永遠の幸福と希望と和楽の最高峰へ高めていきたいのであります。
◇麗しい団結で
牧口先生も戸田先生も大事にされていた御聖訓に、『各各我が弟子となのらん人人は一人もをくしをもはるべからず』(P910)?おのおの日蓮の弟子と名乗る人々は、一人も臆する心を起こしてはならない?とあります。
この勇気こそ創価の師弟の真髄です。
どうか、私と共に、いよいよ師子王の心に燃え、この世で最も麗しい異体同心の団結を光らせ、世界広宣流布の大願成就へ勇猛精進していこうではありませんか!
愛する全同志に、満腔の感謝の題目を送りつつ—
栄光輝く師弟不二の人材城、万歳!偉大なる太陽の母のスクラム、万歳!
世界192力国・地域の素晴らしき創価家族、万歳!と叫んで、私のメッセージといたします。
心から応援しよう!
家族にも励ましを。
後継の未来部こそ
社会と学会の希望なり!
四条金吾殿御書 P1112
『日蓮此の業障をけしはてて未来は霊山浄土にまいるべしとおもへば種種の大難雨のごとくふり雲のごとくにわき候へども法華経の御故なれば苦をも苦ともおもはず』
☆こころに響く言葉
家庭を心のオアシスにする工夫を
社会は戦場であり、緊張の連続の舞台であると言えよう。
家庭はただ一つの心のオアシスであり、安堵の場といっても過言ではない。
それを考えると、最も心を休め、疲れをいやすことのできるような工夫をすることが、
家庭としての大事な、そして賢明なつとめになってくるように思えてならない。
☆世界広布新時代第14回本部幹部会SGI総会 名誉会長のメッセージ
晴れやかに創立85周年を勝ち飾る本部幹部会、またSGI総会、誠におめでとう!
何と明るく、何と温かな、そして何と希望あふれる創価家族の祝賀でしょうか!
きょうは、世界60力国・地域の尊きりリーダーが、それぞれの天地の熱い友の思いを携えて、はるばると、この師弟の殿堂に集ってくれています。
各国・各地の見事なる広宣流布の大発展を、私たちは感激の同志の大拍手をもって、讃えようではありませんか!
◇この姿を見よ!
恩師・戸田城聖先生は言われていた。
「私の願いは、一人として、功徳を受けない同志がいないことである。みなに功徳を受け切った生活をさせたい。そのために、私は闘争する。全世界に向かって、どうだ、この姿は!と言わせてもらいたい」と。
学会は、御聖訓通り紛然と競い起こる三障四魔を、一つ一つ乗り越え、一人一人が宿命転換の劇を勝ち開いてきました。
とりわけ、この創立85周年、日本でも世界でも、わが同志は生き生きと功徳の体験を語りながら、大法弘通の躍進を成し遂げてくれました。
私は、「この創価家族の勝利の実証を見てくれ給え!我ら地涌の菩薩が地球を包みゆく生命の凱歌を聞いてくれ給え!」と、宣言したいと思うが、皆さん、どうでしょうか!
◇広宣流布の時
日蓮大聖人は、『夫れ仏法を学せん法は必ず先づ時をならうべし』(P256)と仰せになられました。鋭く「時」を見極め、「時」を逃さず、勇敢に聡明に、最善の行動をする?ここに仏法者の信条があります。
撰時抄において、末法とは『一閻浮提に闘諍起るべき時節なり』(P264)、すなわち、世界中に暴力や争いが渦巻く時代であると喝破されております。
その時こそ、「生命尊厳」の大仏法を、一閻浮提に広宣流布していく時であると、厳然と示されているのであります。
未来の地涌の菩薩たちへ託された、この御遺命を果たさんがため、第1次世界大戦と第2次世界大戦という、二つの大闘諍のはざまに出現した仏意仏勅の平和の教団が、創価学会であります。
牧口先生は、戦争の魔性に真っ向から立ち向かい、殉教なされました。
その正義の遺志を受け継がれた戸田先生と、後継の弟子たる私には、断固たる覚悟があり、決心がありました。
それは、第2次大戦をもって、人類最後の「大闘諍」とする。どんなことがあっても、三度の世界大戦だけは絶対に起こさせないとの大誓願です。
民衆を苦しめる悲惨の二字を断じて無くさんがために、「一閻浮提広宣流布」という地球の恒久平和への大直道を創り開いてみせる?この創価三代を貫く誓いのままに、我らは走って走って、走り抜いてきました。
そして、人間主義を掲げた「平和の柱」「教育の眼目」「文化の大船」として、何ものにも負けない世界市民の大連帯を、ここまで創り上げてくることができたのであります。
◇師子王の勇気が創価の真髄
御聖訓『わが弟子は一人も臆してはならない
今なお世界各地では、さまざまな紛争が打ち続き、「闘諍堅固」の様相は深まっています。
だからこそ、決意新たに撰時抄の一節拝したい。
『日蓮が法華経を信じ始めしは日本国には一タイ・一微塵のごとし、法華経を二人・三人・十人・百千万億人・唱え伝うるほどならば妙覚の須弥山ともなり大涅槃の大海ともなるべし仏になる道は此れよりほかに又もとむる事なかれ』(P288)と。
「生命尊厳」の潮流は、一人の偉大な人間革命から広がります。
私たちは、一切を蘇生せしめていく妙法の音律を轟かせて、いかなる「暴力の連鎖」にも屈しない「人道の連鎖」をいやまして強め、地球民族の平和と共生の大海原を洋々と開いていこうではありませんか!
そして一人一人を大切にする「人間尊敬」の対話をたゆまず積み重ね、生老病死の苦悩を打開しゆく智慧と力を、一段と発揮してまいりたい。
なかんずく、負けじ魂の頼もしき青年たちを大いに慈しみ励ましながら、人類の境涯を「常楽我浄」という、永遠の幸福と希望と和楽の最高峰へ高めていきたいのであります。
◇麗しい団結で
牧口先生も戸田先生も大事にされていた御聖訓に、『各各我が弟子となのらん人人は一人もをくしをもはるべからず』(P910)?おのおの日蓮の弟子と名乗る人々は、一人も臆する心を起こしてはならない?とあります。
この勇気こそ創価の師弟の真髄です。
どうか、私と共に、いよいよ師子王の心に燃え、この世で最も麗しい異体同心の団結を光らせ、世界広宣流布の大願成就へ勇猛精進していこうではありませんか!
愛する全同志に、満腔の感謝の題目を送りつつ—
栄光輝く師弟不二の人材城、万歳!偉大なる太陽の母のスクラム、万歳!
世界192力国・地域の素晴らしき創価家族、万歳!と叫んで、私のメッセージといたします。
2015年12月3日木曜日
2015.12.03 わが友に贈る
命は使命に変わる。
労苦は心の宝となる。
病気と闘う人
家族を介護する人に
大確信の励ましを!
妙法曼陀羅供養事 P1306
『されば此の良薬を持たん女人等をば此の四人の大菩薩前後左右に立そひて此の女人たたせ給へば此の大菩薩も立たせ給ふ乃至此の女人道を行く時は此の菩薩も道を行き給ふ』
☆こころに響く言葉
少年期は見守る姿勢で
少年時代に入ってからの親の仕事は、子どもの自主性を見守ることにあると思う。
子どもの生き方に干渉したり、まして、
親のエゴイズムで子供を自分たちの欲する鋳型にはめ込もうなどということはあってはなるまい。
☆第2回「世界女性平和会議」への池田SGI会長夫妻のメッセージ
「女性の世紀」「生命の世紀」の颯爽たるトップランナーの集い、誠におめでとうございます!
憧れの天地・ボリビア、イタリア、アメリ力のリーダーの方々の素晴らしい活動報告も、また、各個・各地の皆さん方の目覚ましい大前進の模様も、一つ一つ、妻と胸を熱くして伺っております。
『一代聖教の中には法華経第一・法華経の中には女人成仏第一なり』(P1311)と宣言なされた日蓮大聖人が、この晴れ姿を、さぞかし喜ばれ、讃えておられることでありましょう。
◇「胸中の肉団に」
第2回の「世界女性平和会議」に当たり、3点のエールを送らせていただきます。
第一に、「一人を大切に!共に生命の『幸福の都』を」ということです。
人間は、誰もが幸せを開く智慧と力を持って生まれてきました。この一人の智慧と力を無限に解き放ちゆく源泉が、妙法の信仰であります。
日蓮大聖人は、日女御前に、『此の御本尊全く余所に求る事なかれ・只我れ等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり、是を九識心王真如の都とは申すなり』(P1244)と仰せになられました。
創立の父・牧口先生も、御書に線を引かれていた御聖訓であります。
人類が探し求めてやまなかった究極の「幸福の都」が、他のどこでもない、汝自身の「胸中の肉団」にあることを、明確に教えてくださっております。
そして、どんな厳しい宿命に苦しむ女性にも、この究極の「生命尊厳の哲理」を示して、一人一人を抱きかかえ、一緒に涙して題目を唱えながら、「幸福の都」を輝かせてきたのが、わが婦人部、わが女子部の皆さん方であります。
私たちの大切な友人で、幅広い女性を糾合して、北アイルランド紛争の解決に尽力されたベティ・ウィリアムズさんも語られています。
「まずは、ひとりの人間を救ってください。ひとりというのは巨大な数です。もしあなたがひとりを教うならば、あなたは10人を救うことにもなるのです。そのひとりは、自分のまわりにいる他の10人を教育するからです」(『絶望忿立ち直る方法を教えてください』野村正次郎・根本裕史訳)と。
一人の蘇生、なかんずく万人の女性の勇気と希望の「人間革命」の波動は計り知れません。
◇人材の花園
第二に、「太陽の心で!仏縁と人材の花園を」と申し上げたい。
日蓮仏法は太陽の仏法です。ゆえに、行学の二道に励み、仏法を学び行ずる生命も、縁するすべてを照らし、温めゆける太陽の光と熱を帯びるのです。
もう60年以上前、私は戸田先生の名代として、足かけ3年間にわたって、埼玉県へ御書講義に通いました。
この時、共に学んだお母さんも、「世界最高の大仏法に巡り合い、心に太陽が昇りました!」と喜ばれ、私がお渡しした講義の「修了証書」を家宝としてくれました。
そして、自らの生活苦や心臓疾患など、幾多の悩みも、一つ一つ克服しながら、数え切れないほどの仏縁を結び、人材を育んできたのです。
母は語っています。
「題目を一生懸命、唱えておりますと、あの人にもこの人にもと、不幸な人が眼前にちらついて、もうじっとはしていられないのです」と。
この太陽の心を、お子さんやお孫さん方も、後輩たちも歓喜踊躍して、誇り高く受け継いでいます。
信心の世界には、少しも無駄はありません。世界のいずこにあっても、皆さんの太陽の心があるところ、そこから必ず、仏縁と人材の花園が薫っていくのであります。
「まず一人を救おう。一人を救えば十人を救うことになる」べティ・ウィリムズさん
◇慈愛の陰徳を
第三に、「慈愛の陰徳から!平和の陽報の連帯を」と申し上げたい。
私が対談集を発刊したアメリカの未来学者ヘイゼル・ヘンダーソン博士は、「愛情の経済」という考え方を提唱されています。
博士は、「家庭やコミュニティ内での互いを大切に思いやることや介護、分かち合いなど、小粒でもキラリと輝く無数の活動」の意義が、各国の経済政策のなかで、あまりにも見落とされてきたと警鐘を鳴らしているのです。〈『〈片側経済〉との訣別』柴田譲治訳〉
女性たちが家事や育児、介護、地域奉仕などのために無償で働いている労働—すなわち「愛情の経済」が、どれほど人類を大きく豊かに支えているかを強調しておられるのであります。
博士を、この「愛情の経済」の研究へ導いたのも、お母さんです。お母さんは、年配者や障がい者、また乳幼児のためのボランティア活動へと励むなか、どんなに忙しくとも、4人の子どもたちに優しく向かい合ってくれました。
「私たちには、他の人々の人生を少しでも良くするカがある—これが母から学んだ、非常に重要な教えでした」と、博士は語っておられます。
『陰徳あれば陽報あり』(P1178)です。今日、SGIの婦人部・女子部が揺るぎない民衆の平和勢力と発展したことも、皆さん方一人一人の尊き慈愛の「陰徳」の積み重ねが、平和の「陽報」の連帯となったと、私は確信してやみません。
生老病死の課題が切実な現代社会だからこそ、さらにさらに常楽我浄の希望の生命哲理を掲げて、励ましのネットワークを賢く力強く拡大していこうではありませんか!
ともあれ、かけがえのない創価の宝の皆さんです。皆さん方が健康で長生きしていただくことが、家庭も地域も、社会も世界も守り、勝ち栄えさせゆく何よりの原動力です。
私と妻は、これからもずっと皆さん一人一人に題目を送り続けてまいります。
どうか、共々に、『冬は必ず春となる』(P1253)の逆転勝利の物語を、底抜けに明るく朗らかに創り綴っていこうではありませんか!
労苦は心の宝となる。
病気と闘う人
家族を介護する人に
大確信の励ましを!
妙法曼陀羅供養事 P1306
『されば此の良薬を持たん女人等をば此の四人の大菩薩前後左右に立そひて此の女人たたせ給へば此の大菩薩も立たせ給ふ乃至此の女人道を行く時は此の菩薩も道を行き給ふ』
☆こころに響く言葉
少年期は見守る姿勢で
少年時代に入ってからの親の仕事は、子どもの自主性を見守ることにあると思う。
子どもの生き方に干渉したり、まして、
親のエゴイズムで子供を自分たちの欲する鋳型にはめ込もうなどということはあってはなるまい。
☆第2回「世界女性平和会議」への池田SGI会長夫妻のメッセージ
「女性の世紀」「生命の世紀」の颯爽たるトップランナーの集い、誠におめでとうございます!
憧れの天地・ボリビア、イタリア、アメリ力のリーダーの方々の素晴らしい活動報告も、また、各個・各地の皆さん方の目覚ましい大前進の模様も、一つ一つ、妻と胸を熱くして伺っております。
『一代聖教の中には法華経第一・法華経の中には女人成仏第一なり』(P1311)と宣言なされた日蓮大聖人が、この晴れ姿を、さぞかし喜ばれ、讃えておられることでありましょう。
◇「胸中の肉団に」
第2回の「世界女性平和会議」に当たり、3点のエールを送らせていただきます。
第一に、「一人を大切に!共に生命の『幸福の都』を」ということです。
人間は、誰もが幸せを開く智慧と力を持って生まれてきました。この一人の智慧と力を無限に解き放ちゆく源泉が、妙法の信仰であります。
日蓮大聖人は、日女御前に、『此の御本尊全く余所に求る事なかれ・只我れ等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり、是を九識心王真如の都とは申すなり』(P1244)と仰せになられました。
創立の父・牧口先生も、御書に線を引かれていた御聖訓であります。
人類が探し求めてやまなかった究極の「幸福の都」が、他のどこでもない、汝自身の「胸中の肉団」にあることを、明確に教えてくださっております。
そして、どんな厳しい宿命に苦しむ女性にも、この究極の「生命尊厳の哲理」を示して、一人一人を抱きかかえ、一緒に涙して題目を唱えながら、「幸福の都」を輝かせてきたのが、わが婦人部、わが女子部の皆さん方であります。
私たちの大切な友人で、幅広い女性を糾合して、北アイルランド紛争の解決に尽力されたベティ・ウィリアムズさんも語られています。
「まずは、ひとりの人間を救ってください。ひとりというのは巨大な数です。もしあなたがひとりを教うならば、あなたは10人を救うことにもなるのです。そのひとりは、自分のまわりにいる他の10人を教育するからです」(『絶望忿立ち直る方法を教えてください』野村正次郎・根本裕史訳)と。
一人の蘇生、なかんずく万人の女性の勇気と希望の「人間革命」の波動は計り知れません。
◇人材の花園
第二に、「太陽の心で!仏縁と人材の花園を」と申し上げたい。
日蓮仏法は太陽の仏法です。ゆえに、行学の二道に励み、仏法を学び行ずる生命も、縁するすべてを照らし、温めゆける太陽の光と熱を帯びるのです。
もう60年以上前、私は戸田先生の名代として、足かけ3年間にわたって、埼玉県へ御書講義に通いました。
この時、共に学んだお母さんも、「世界最高の大仏法に巡り合い、心に太陽が昇りました!」と喜ばれ、私がお渡しした講義の「修了証書」を家宝としてくれました。
そして、自らの生活苦や心臓疾患など、幾多の悩みも、一つ一つ克服しながら、数え切れないほどの仏縁を結び、人材を育んできたのです。
母は語っています。
「題目を一生懸命、唱えておりますと、あの人にもこの人にもと、不幸な人が眼前にちらついて、もうじっとはしていられないのです」と。
この太陽の心を、お子さんやお孫さん方も、後輩たちも歓喜踊躍して、誇り高く受け継いでいます。
信心の世界には、少しも無駄はありません。世界のいずこにあっても、皆さんの太陽の心があるところ、そこから必ず、仏縁と人材の花園が薫っていくのであります。
「まず一人を救おう。一人を救えば十人を救うことになる」べティ・ウィリムズさん
◇慈愛の陰徳を
第三に、「慈愛の陰徳から!平和の陽報の連帯を」と申し上げたい。
私が対談集を発刊したアメリカの未来学者ヘイゼル・ヘンダーソン博士は、「愛情の経済」という考え方を提唱されています。
博士は、「家庭やコミュニティ内での互いを大切に思いやることや介護、分かち合いなど、小粒でもキラリと輝く無数の活動」の意義が、各国の経済政策のなかで、あまりにも見落とされてきたと警鐘を鳴らしているのです。〈『〈片側経済〉との訣別』柴田譲治訳〉
女性たちが家事や育児、介護、地域奉仕などのために無償で働いている労働—すなわち「愛情の経済」が、どれほど人類を大きく豊かに支えているかを強調しておられるのであります。
博士を、この「愛情の経済」の研究へ導いたのも、お母さんです。お母さんは、年配者や障がい者、また乳幼児のためのボランティア活動へと励むなか、どんなに忙しくとも、4人の子どもたちに優しく向かい合ってくれました。
「私たちには、他の人々の人生を少しでも良くするカがある—これが母から学んだ、非常に重要な教えでした」と、博士は語っておられます。
『陰徳あれば陽報あり』(P1178)です。今日、SGIの婦人部・女子部が揺るぎない民衆の平和勢力と発展したことも、皆さん方一人一人の尊き慈愛の「陰徳」の積み重ねが、平和の「陽報」の連帯となったと、私は確信してやみません。
生老病死の課題が切実な現代社会だからこそ、さらにさらに常楽我浄の希望の生命哲理を掲げて、励ましのネットワークを賢く力強く拡大していこうではありませんか!
ともあれ、かけがえのない創価の宝の皆さんです。皆さん方が健康で長生きしていただくことが、家庭も地域も、社会も世界も守り、勝ち栄えさせゆく何よりの原動力です。
私と妻は、これからもずっと皆さん一人一人に題目を送り続けてまいります。
どうか、共々に、『冬は必ず春となる』(P1253)の逆転勝利の物語を、底抜けに明るく朗らかに創り綴っていこうではありませんか!
2015年12月2日水曜日
2015.12.02 わが友に贈る
信頼の構築は
さわやかな挨拶から!
生命力豊かに
自ら声を掛けよう。
一日を清々しく出発!
御義口伝巻上 P733
『転輪聖王出現の時の輪宝とは我等が吐く所の言語音声なり此の音声の輪宝とは南無妙法蓮華経なり』
☆こころに響く言葉
まず妻としての任務を果たす
夫は夫として、妻は妻として、
その任務を果たしていくべきではなかろうか。
それが幸せで明るい家庭を築いていく絶対の条件であると思うからである。
幸福な家庭の建設は、人生の幸福の基盤であると考えるからだ。
その任務を果たしたうえで、自分も社会に出てそれなりの仕事を持ち、
広い舞台で大いに活躍することが、
最も理想的であるように思えてならない。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第35回 信心は無限の希望の泉
大雪や荒天の中、聖教新聞を配達してくださっている尊き無冠の友の皆様、本当にありがとうございます。くれぐれも、無事故第一でお願いします。大切な皆様方の健康とご多幸を、毎日、懸命に祈っております。
教学部任用試験は、多くの会友の方々、新入会の方々も研撰され、受験された。尊き求道をあらためて心から讃えたい。
学びゆく人には、常に光がある。充実と向上の輝きがある。
学会の哲学運動は、地域に「希望の連鎖」を広げている。
「創価学会に青年が多いのはなぜか」。
かつて東北のラジオ局から問われた戸田先生は「それは哲学が深いからである」と答えておられた。
仏法こそ永遠の幸福の道だ。
信心は無限の希望の泉である。
有名な御聖訓に『大願ををこせ』(P1561)と。
夢を持ち、大いなる目標に向かって進む人は、自分も強く大きくなる。生きる喜びがある。
洋々たる未来が開けていく。
わが胸に大目的の柱を打ち立てるのだ。友と手を携えて、人生の勝利への旅路を歩みたい。
大難を勝ち越えて仏になる。
日蓮大聖人が門下に送られた御書を拝すれば、「退転させてなるものか」「断固として勝たせるのだ」「一人ももれなく幸福にするのだ」との炎のごときお心が烈々と迫ってくる。
「生死一大事血脈抄」では、『自他彼此の心なく』『水魚の思を成して』『異体同心にして』(P1337)妙法を唱えゆくことが大事なのだと教えられている。
我らは永遠に異体同心の「信心の団結」で進むのだ。
大聖人から「立派な人であった」「立派な信心であった」と賞讃される人生でありたい。
同志が一人も残らず、断じて幸せになってもらいたい。これが私の願いである。心広々と幸福と平和の連帯を拡大しよう!
さわやかな挨拶から!
生命力豊かに
自ら声を掛けよう。
一日を清々しく出発!
御義口伝巻上 P733
『転輪聖王出現の時の輪宝とは我等が吐く所の言語音声なり此の音声の輪宝とは南無妙法蓮華経なり』
☆こころに響く言葉
まず妻としての任務を果たす
夫は夫として、妻は妻として、
その任務を果たしていくべきではなかろうか。
それが幸せで明るい家庭を築いていく絶対の条件であると思うからである。
幸福な家庭の建設は、人生の幸福の基盤であると考えるからだ。
その任務を果たしたうえで、自分も社会に出てそれなりの仕事を持ち、
広い舞台で大いに活躍することが、
最も理想的であるように思えてならない。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第35回 信心は無限の希望の泉
大雪や荒天の中、聖教新聞を配達してくださっている尊き無冠の友の皆様、本当にありがとうございます。くれぐれも、無事故第一でお願いします。大切な皆様方の健康とご多幸を、毎日、懸命に祈っております。
教学部任用試験は、多くの会友の方々、新入会の方々も研撰され、受験された。尊き求道をあらためて心から讃えたい。
学びゆく人には、常に光がある。充実と向上の輝きがある。
学会の哲学運動は、地域に「希望の連鎖」を広げている。
「創価学会に青年が多いのはなぜか」。
かつて東北のラジオ局から問われた戸田先生は「それは哲学が深いからである」と答えておられた。
仏法こそ永遠の幸福の道だ。
信心は無限の希望の泉である。
有名な御聖訓に『大願ををこせ』(P1561)と。
夢を持ち、大いなる目標に向かって進む人は、自分も強く大きくなる。生きる喜びがある。
洋々たる未来が開けていく。
わが胸に大目的の柱を打ち立てるのだ。友と手を携えて、人生の勝利への旅路を歩みたい。
大難を勝ち越えて仏になる。
日蓮大聖人が門下に送られた御書を拝すれば、「退転させてなるものか」「断固として勝たせるのだ」「一人ももれなく幸福にするのだ」との炎のごときお心が烈々と迫ってくる。
「生死一大事血脈抄」では、『自他彼此の心なく』『水魚の思を成して』『異体同心にして』(P1337)妙法を唱えゆくことが大事なのだと教えられている。
我らは永遠に異体同心の「信心の団結」で進むのだ。
大聖人から「立派な人であった」「立派な信心であった」と賞讃される人生でありたい。
同志が一人も残らず、断じて幸せになってもらいたい。これが私の願いである。心広々と幸福と平和の連帯を拡大しよう!
2015年12月1日火曜日
2015.12.01 わが友に贈る
友の心を動かすのは
「真実の言葉」だ。
飾らず繕わず
わが体験を自分らしく
朗らかに語れ!
如説修行抄 P501
『我が弟子等の中にも兼て聴聞せしかども大小の難来る時は今始めて驚き肝をけして信心を破りぬ』
☆こころに響く言葉
大人の責任
大人のエゴイズムに子どもの世界を従属させてはならない。大人は、次の世代に対する責任があり、
むしろ、次の世代のために最大に努力していかなければならないと思う。
それが理性ある真の愛情と言えよう。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第34回 広布の苦労に福徳は無量
創立85周年を祝賀し、海外60力国・地域からSGIの代表が研修のため来日する。
皆で心から歓迎し、世界の尊き求道の友と新たな広布の拡大へ晴れ晴れと出発したい。
全世界に躍り出る地涌の菩薩の陣列を、牧口先生、戸田先生がどれほどお喜びであろうか。
戸田先生は、「創価学会は、仏意仏勅によって生じた団体なるがゆえに、君たちの想像を超えて素晴らしき団体なのだ」と、力を込めて語られた。
我らは久遠からの同志だ。万人の成仏という、人間として最高の使命と責任を持って、末法に生まれてきたのだ。
『皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり』(P1360)である。それを自覚したとき、胸中に無上の歓喜と光栄が浪々と湧き上がる。
全国、また世界各地で、喜びの弘教が上げ潮の勢いだ。
『行学の二道』に励む頼もしい後継の人材群も育っている。
平和・文化・教育の光を広げ、励ましの社会をつくりゆく人間主義の大連帯は、異体同心で築き上げた金字塔である。
信心こそ人生の無上の道だ。
冥の照覧は絶対である。広布の労苦は、全て無量の福徳となって自身を飾る。私は、奮闘する同志の肩を抱き、心から労い讃えたい気持ちでいっぱいである。
日蓮大聖人は、信心の志厚き先駆の門下に仰せである。
『国中の人々が、一人、二人、そして千万億の人が題目を唱えるならば、思いもしなかった功徳が身に集まることでしょう』(P1241、通解)
今、一つ一つ新しい平和の種を蒔く。幸福の種を植える。それが木となり、大樹となる。やがて林となり、大森林となる。
自らの人生を喜びで飾りながら、社会をも繁栄と安穏へ変えていく実践だ。自他共の幸福の軌道を誇り高く進みゆこう!
「真実の言葉」だ。
飾らず繕わず
わが体験を自分らしく
朗らかに語れ!
如説修行抄 P501
『我が弟子等の中にも兼て聴聞せしかども大小の難来る時は今始めて驚き肝をけして信心を破りぬ』
☆こころに響く言葉
大人の責任
大人のエゴイズムに子どもの世界を従属させてはならない。大人は、次の世代に対する責任があり、
むしろ、次の世代のために最大に努力していかなければならないと思う。
それが理性ある真の愛情と言えよう。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第34回 広布の苦労に福徳は無量
創立85周年を祝賀し、海外60力国・地域からSGIの代表が研修のため来日する。
皆で心から歓迎し、世界の尊き求道の友と新たな広布の拡大へ晴れ晴れと出発したい。
全世界に躍り出る地涌の菩薩の陣列を、牧口先生、戸田先生がどれほどお喜びであろうか。
戸田先生は、「創価学会は、仏意仏勅によって生じた団体なるがゆえに、君たちの想像を超えて素晴らしき団体なのだ」と、力を込めて語られた。
我らは久遠からの同志だ。万人の成仏という、人間として最高の使命と責任を持って、末法に生まれてきたのだ。
『皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり』(P1360)である。それを自覚したとき、胸中に無上の歓喜と光栄が浪々と湧き上がる。
全国、また世界各地で、喜びの弘教が上げ潮の勢いだ。
『行学の二道』に励む頼もしい後継の人材群も育っている。
平和・文化・教育の光を広げ、励ましの社会をつくりゆく人間主義の大連帯は、異体同心で築き上げた金字塔である。
信心こそ人生の無上の道だ。
冥の照覧は絶対である。広布の労苦は、全て無量の福徳となって自身を飾る。私は、奮闘する同志の肩を抱き、心から労い讃えたい気持ちでいっぱいである。
日蓮大聖人は、信心の志厚き先駆の門下に仰せである。
『国中の人々が、一人、二人、そして千万億の人が題目を唱えるならば、思いもしなかった功徳が身に集まることでしょう』(P1241、通解)
今、一つ一つ新しい平和の種を蒔く。幸福の種を植える。それが木となり、大樹となる。やがて林となり、大森林となる。
自らの人生を喜びで飾りながら、社会をも繁栄と安穏へ変えていく実践だ。自他共の幸福の軌道を誇り高く進みゆこう!
2015年11月30日月曜日
2015.11.30 わが友に贈る
◇今週のことば
今日の課題は何か。
今週の目標は何か。
祈りは具体的に
挑戦は粘り強く!
日々、仏法勝負の息吹を
2015年11月30日
法蓮抄 P1041
『仏は二百五十戒を持ち三千の威儀をととのへ給いしかば諸の天人これを渇仰し四衆これを恭敬す』
☆こころに響く言葉
妻は弓、夫は矢
わが国のある大哲人は、妻を弓にたとえ、夫を矢にたとえて夫婦のあり方を教えている。
夫がどれだけ社会の大空に雄飛し、力強く社会で闘っていけるかは、
ひとえに妻の力にかかっているという意味である。
また、その大哲人は、妻というものは「夫に従って夫を従わせるもの」
とも言っている。偉大な英知から出た、みごとな家庭経営法と言うべきであろう。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第33回 仏法は永遠の幸福開く哲学
伝統の教学部任用試験を目指し、仏法の生命哲学を学ばれている皆様こそ、偉大な求道の哲学者である。多くの会友の方も受験されると伺い、うれしい。共に研撰し、応援してくださる先輩方も、本当にありがとうございます。
日蓮大聖人は門下へのお手紙に、『法華経を耳に触れるならば、これを種として必ず仏になるのです』(P552、通解)と仰せになられた。
たとえ一文一句でも心に刻めば、いかなる乱世にも揺るがない智慧と慈悲と勇気の光源となる。
妙法の功徳には「開」「具足円満」「蘇生」の三義がある。
妙法は、あらゆる法と功徳を具えた根源的にして円満な法であり、全てのものの本来の価値を開く力用がある。ゆえに、どんなに行き詰まった境遇の人をも蘇生させ、成仏させることができるのだ。
私自身、戸田先生のもとで御書を学んだことは、最高の青春の誉れだ。試練に挑む中で、御書の一節一節が常に新鮮な感動をもって胸に迫ってくる。それを深く実感する日々であった。
大聖人は『一生をむなしく過ごして、万年の間、悔いてはならない』(P970、通解)と教えられた。だからこそ最も大事なのは、生老病死を乗り越える、永遠の幸福の道を探究することだ。
苦悩の民衆を救わんと、命に及ぶ大難の連続を忍ばれた大聖人のご生涯を思えば、自分自身の苦難を乗り越える勇気が湧いてくる。
恩師は語られた。
「大聖人の大慈大悲を世界に宣揚しなければならない。大聖人ほどの仏様は断じて他にはおられないからだ」と。
悩みがあるから幸福になれる。煩悩即菩提・生死即涅槃である。焦らず悠然と進むのだ。
宿命を使命に変え、万人が健康で幸福に、そして共に平和に生きる智慧を学ぶ大学校なのである。
今日の課題は何か。
今週の目標は何か。
祈りは具体的に
挑戦は粘り強く!
日々、仏法勝負の息吹を
2015年11月30日
法蓮抄 P1041
『仏は二百五十戒を持ち三千の威儀をととのへ給いしかば諸の天人これを渇仰し四衆これを恭敬す』
☆こころに響く言葉
妻は弓、夫は矢
わが国のある大哲人は、妻を弓にたとえ、夫を矢にたとえて夫婦のあり方を教えている。
夫がどれだけ社会の大空に雄飛し、力強く社会で闘っていけるかは、
ひとえに妻の力にかかっているという意味である。
また、その大哲人は、妻というものは「夫に従って夫を従わせるもの」
とも言っている。偉大な英知から出た、みごとな家庭経営法と言うべきであろう。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第33回 仏法は永遠の幸福開く哲学
伝統の教学部任用試験を目指し、仏法の生命哲学を学ばれている皆様こそ、偉大な求道の哲学者である。多くの会友の方も受験されると伺い、うれしい。共に研撰し、応援してくださる先輩方も、本当にありがとうございます。
日蓮大聖人は門下へのお手紙に、『法華経を耳に触れるならば、これを種として必ず仏になるのです』(P552、通解)と仰せになられた。
たとえ一文一句でも心に刻めば、いかなる乱世にも揺るがない智慧と慈悲と勇気の光源となる。
妙法の功徳には「開」「具足円満」「蘇生」の三義がある。
妙法は、あらゆる法と功徳を具えた根源的にして円満な法であり、全てのものの本来の価値を開く力用がある。ゆえに、どんなに行き詰まった境遇の人をも蘇生させ、成仏させることができるのだ。
私自身、戸田先生のもとで御書を学んだことは、最高の青春の誉れだ。試練に挑む中で、御書の一節一節が常に新鮮な感動をもって胸に迫ってくる。それを深く実感する日々であった。
大聖人は『一生をむなしく過ごして、万年の間、悔いてはならない』(P970、通解)と教えられた。だからこそ最も大事なのは、生老病死を乗り越える、永遠の幸福の道を探究することだ。
苦悩の民衆を救わんと、命に及ぶ大難の連続を忍ばれた大聖人のご生涯を思えば、自分自身の苦難を乗り越える勇気が湧いてくる。
恩師は語られた。
「大聖人の大慈大悲を世界に宣揚しなければならない。大聖人ほどの仏様は断じて他にはおられないからだ」と。
悩みがあるから幸福になれる。煩悩即菩提・生死即涅槃である。焦らず悠然と進むのだ。
宿命を使命に変え、万人が健康で幸福に、そして共に平和に生きる智慧を学ぶ大学校なのである。
2015年11月29日日曜日
2015.11.29 わが友に贈る
青年は大いなる
理想に生きよ!
その苦闘の中にこそ
無限の成長がある。
信念の道を走り抜け!
曾谷殿御返事 P1056
『法華経の敵を見ながら置いてせめずんば師檀ともに無間地獄は疑いなかるべし』
☆こころに響く言葉
伸び伸びと自由に
岩にさえぎられた苗木は、まっすぐに伸びることはできない。
かといって、温室で育てたものは、早く成長するが、風雪に対する抵抗力が弱いものである。
伸び伸びと、自由な空気のなかで、しかも、自然な試練のなかに、鍛えられていくことが、
子どもにとって最も幸せな道ではないだろうか。
☆青年・勝利への指針
人生は勝負である。
勝って、勝って、勝ちまくるのだ。
自らの力を振り絞って!
気取りや、人任せの心があれば、勝ち続けることはできない。
まして、人間として大切な恩を忘れ、広宣流布を忘れ、わが心を魔に食い破られれば、最後の勝利をつかむことなどできない。
理想に生きよ!
その苦闘の中にこそ
無限の成長がある。
信念の道を走り抜け!
曾谷殿御返事 P1056
『法華経の敵を見ながら置いてせめずんば師檀ともに無間地獄は疑いなかるべし』
☆こころに響く言葉
伸び伸びと自由に
岩にさえぎられた苗木は、まっすぐに伸びることはできない。
かといって、温室で育てたものは、早く成長するが、風雪に対する抵抗力が弱いものである。
伸び伸びと、自由な空気のなかで、しかも、自然な試練のなかに、鍛えられていくことが、
子どもにとって最も幸せな道ではないだろうか。
☆青年・勝利への指針
人生は勝負である。
勝って、勝って、勝ちまくるのだ。
自らの力を振り絞って!
気取りや、人任せの心があれば、勝ち続けることはできない。
まして、人間として大切な恩を忘れ、広宣流布を忘れ、わが心を魔に食い破られれば、最後の勝利をつかむことなどできない。
2015.11.28 わが友に贈る
会合に出られない人に
温かな訪問激励を!
悩みを聴くことが
偉大な慈悲の実践だ。
共に一歩でも前へ!
月満御前御書 P1110
『釈迦仏は誕生し給いて七歩し口を自ら開いて「天上天下唯我独尊三界皆苦我当度之」の十六字を唱へ給ふ、今の月満御前はうまれ給いてうぶごゑに南無妙法蓮華経と唱へ給ふか』
☆こころに響く言葉
長所と短所を理解しつつ、向上
夫婦というものは、お互いの長所と短所を理解し、
おぎない合いつつ向上していくことが、何よりも望ましい。
☆信心の点検10ヶ条
1.「戦う心」でやっているか
2.「求道心」を奮い起しているか
3.部員さんの幸せを祈っているか
4.言葉使いは丁寧か
5.約束は守っているか
6.謙虚に誠実にやっているか
7.威張っていないか
8.「人ではない自分だ」との自覚でやっているか
9.自らの人間革命に努力しているか
10.勉強しているか
温かな訪問激励を!
悩みを聴くことが
偉大な慈悲の実践だ。
共に一歩でも前へ!
月満御前御書 P1110
『釈迦仏は誕生し給いて七歩し口を自ら開いて「天上天下唯我独尊三界皆苦我当度之」の十六字を唱へ給ふ、今の月満御前はうまれ給いてうぶごゑに南無妙法蓮華経と唱へ給ふか』
☆こころに響く言葉
長所と短所を理解しつつ、向上
夫婦というものは、お互いの長所と短所を理解し、
おぎない合いつつ向上していくことが、何よりも望ましい。
☆信心の点検10ヶ条
1.「戦う心」でやっているか
2.「求道心」を奮い起しているか
3.部員さんの幸せを祈っているか
4.言葉使いは丁寧か
5.約束は守っているか
6.謙虚に誠実にやっているか
7.威張っていないか
8.「人ではない自分だ」との自覚でやっているか
9.自らの人間革命に努力しているか
10.勉強しているか
2015.11.27 わが友に贈る
友の幸福を願う対話が
自他共の人生を変える。
誠実に真心こめて
一人また一人と
心を結びゆく日々を!
一念三千法門 P415
『此の娑婆世界は耳根得道の国なり以前に申す如く当知身土と云云、一切衆生の身に百界千如三千世間を納むる謂を明が故に是を耳に触るる一切衆生は功徳を得る衆生なり』
☆こころに響く言葉
母のふるまい映す鏡
子どもはいわば純白の布地だ。母親の教えることや、
躾はもちろんのこと、なにげないふるまいに至るまで、
そのまま敏感に呼吸し、いつのまにか染め上がっていく。
古くより、子は母の鏡と言われてきたが、いったん映った像は容易に消えず、
生涯にわたって残っていくところに、この鏡の厄介さがあるようだ。
☆遊び半分や偽りや、その場しのぎの言葉で、
遊び半分や偽りや、その場しのぎの言葉で、自分の卑怯さをとりつくろい、逃げていくような者に、師弟を語る資格はない。
迫害にあえばあうほど、苦難な状況に置かれれば置かれるほど、ともに苦しみ悩み、道を開いていこうというのが、師弟の崇高な精神である。
人間としてもっとも峻厳にして最高の道なのである。
ここに、いつの時代にあっても忘れてはならない本当の学会精神がある。
自他共の人生を変える。
誠実に真心こめて
一人また一人と
心を結びゆく日々を!
一念三千法門 P415
『此の娑婆世界は耳根得道の国なり以前に申す如く当知身土と云云、一切衆生の身に百界千如三千世間を納むる謂を明が故に是を耳に触るる一切衆生は功徳を得る衆生なり』
☆こころに響く言葉
母のふるまい映す鏡
子どもはいわば純白の布地だ。母親の教えることや、
躾はもちろんのこと、なにげないふるまいに至るまで、
そのまま敏感に呼吸し、いつのまにか染め上がっていく。
古くより、子は母の鏡と言われてきたが、いったん映った像は容易に消えず、
生涯にわたって残っていくところに、この鏡の厄介さがあるようだ。
☆遊び半分や偽りや、その場しのぎの言葉で、
遊び半分や偽りや、その場しのぎの言葉で、自分の卑怯さをとりつくろい、逃げていくような者に、師弟を語る資格はない。
迫害にあえばあうほど、苦難な状況に置かれれば置かれるほど、ともに苦しみ悩み、道を開いていこうというのが、師弟の崇高な精神である。
人間としてもっとも峻厳にして最高の道なのである。
ここに、いつの時代にあっても忘れてはならない本当の学会精神がある。
2015.11.26 わが友に贈る
中継行事に携わる
尊き役員の方々
寒い中、ありがとう!
温かな笑顔の応対で
皆に希望と安心を!
生死一大事血脈抄 P1337
『金は大火にも焼けず大水にも漂わず朽ちず鉄は水火共に堪えず賢人は金の如く愚人は鉄の如し貴辺豈真金に非ずや法華経の金を持つ故か』
☆こころに響く言葉
全人格的な素養を
子どもは、三歳ぐらいまでは、特定の才能を開発するよりも、
全人格的素養を養い、可能性を広げていくことのほうが、
大切なのではなかろうか。それには、母親の「人間」としての生きていく姿勢自体が大切になる。
☆青年・勝利への指針
ともかく「何か始める」ことだ。
やりやすい所から始めることだ。
「三日坊主」でもいい。
「三日坊主」でも「十回」やれば「一ヵ月」やったことになる。
尊き役員の方々
寒い中、ありがとう!
温かな笑顔の応対で
皆に希望と安心を!
生死一大事血脈抄 P1337
『金は大火にも焼けず大水にも漂わず朽ちず鉄は水火共に堪えず賢人は金の如く愚人は鉄の如し貴辺豈真金に非ずや法華経の金を持つ故か』
☆こころに響く言葉
全人格的な素養を
子どもは、三歳ぐらいまでは、特定の才能を開発するよりも、
全人格的素養を養い、可能性を広げていくことのほうが、
大切なのではなかろうか。それには、母親の「人間」としての生きていく姿勢自体が大切になる。
☆青年・勝利への指針
ともかく「何か始める」ことだ。
やりやすい所から始めることだ。
「三日坊主」でもいい。
「三日坊主」でも「十回」やれば「一ヵ月」やったことになる。
2015年11月25日水曜日
2015.11.25 わが友に贈る
「今いる場所」が
人間革命の本舞台!
一念が変わった時
環境は大きく変わる。
断じて勝利の実証を!
聖愚問答抄下 P500
『此の妙法蓮華経を信仰し奉る一行に功徳として来らざる事なく善根として動かざる事なし』
☆こころに響く言葉
従って従わせる巧みさ
妻の側から言うならば、夫を理解することはもちろんだが、
従って従わせる巧みな賢明さがなければならない。
人間関係のなかで、夫婦ほど密接で厄介な関係もない。
いったん結婚すれば、二十年、三十年と顔をつき合わせて生活をしなければならない。
長所も短所もことごとく知ってしまうし、気心がわかっているだけに、
勝手なわがままを相手に押し付けるようにもなる。
☆人材拡大への指針
命令ではなく、魅力によって人々をリードする。
これは、指導者として、一番関心の深い、またもっとも心を砕いていくべき。観点である。
------------(そして)--------------
ウソをついてはいけない。
正直の人に、皆の信頼は集まる。
凡夫の世界であるから ときには失敗もある。
それをごまかそうとしたりする必要はない。
ありのままの姿で、裏表なく語れる世界が信心の世界である。
人間革命の本舞台!
一念が変わった時
環境は大きく変わる。
断じて勝利の実証を!
聖愚問答抄下 P500
『此の妙法蓮華経を信仰し奉る一行に功徳として来らざる事なく善根として動かざる事なし』
☆こころに響く言葉
従って従わせる巧みさ
妻の側から言うならば、夫を理解することはもちろんだが、
従って従わせる巧みな賢明さがなければならない。
人間関係のなかで、夫婦ほど密接で厄介な関係もない。
いったん結婚すれば、二十年、三十年と顔をつき合わせて生活をしなければならない。
長所も短所もことごとく知ってしまうし、気心がわかっているだけに、
勝手なわがままを相手に押し付けるようにもなる。
☆人材拡大への指針
命令ではなく、魅力によって人々をリードする。
これは、指導者として、一番関心の深い、またもっとも心を砕いていくべき。観点である。
------------(そして)--------------
ウソをついてはいけない。
正直の人に、皆の信頼は集まる。
凡夫の世界であるから ときには失敗もある。
それをごまかそうとしたりする必要はない。
ありのままの姿で、裏表なく語れる世界が信心の世界である。
2015.11.24 わが友に贈る
励ましは
スピードが肝心。
電光石火で
悩める友のもとへ!
勇気と希望を送れ!
佐渡御書 P958
『我今度の御勘気は世間の失一分もなし偏に先業の重罪を今生に消して後生の三悪を脱れんずるなるべし』
☆こころに響く言葉
社会への目を開く
すべてが、これから形づくられていく子どもにとっては、遊びといっても、
たんなる遊びではないし、まして時間の浪費などでは断じてない。
子供同士のつき合いのなかに、人間として、欠かせない社交性を身につけ、
社会への目を開いていくのである。
☆人材拡大への指針
職場には、だいたい三様の人がいる。
絶対にいなくてはならない人、いてもいなくてもよい人、いないほうがよい人。
それは仕事の種類で決まるものではない。人によって決まってくるのである。
スピードが肝心。
電光石火で
悩める友のもとへ!
勇気と希望を送れ!
佐渡御書 P958
『我今度の御勘気は世間の失一分もなし偏に先業の重罪を今生に消して後生の三悪を脱れんずるなるべし』
☆こころに響く言葉
社会への目を開く
すべてが、これから形づくられていく子どもにとっては、遊びといっても、
たんなる遊びではないし、まして時間の浪費などでは断じてない。
子供同士のつき合いのなかに、人間として、欠かせない社交性を身につけ、
社会への目を開いていくのである。
☆人材拡大への指針
職場には、だいたい三様の人がいる。
絶対にいなくてはならない人、いてもいなくてもよい人、いないほうがよい人。
それは仕事の種類で決まるものではない。人によって決まってくるのである。
2015.11.23 わが友に贈る
◇今週のことば
「妙とは蘇生の義なり」
信心は無窮の活力。
祈り切って壁を破れ!
生まれ変わった勢いで
新時代へ出発だ!
2015年11月23日
三三蔵祈雨事 P1468
『されば仏になるみちは善知識にはすぎず、わが智慧なににかせん、ただあつきつめたきばかりの智慧だにも候ならば善知識たいせちなり』
☆こころに響く言葉
子どもの魂の底には大人がひそんでいる
ある識者が、子どもの魂の底には、一人の「大人」がひそんでいる。
それが、いつか、「大人」の声と調子で話しかけられることを待っているのだ、
と言っていたが、まことに、すぐれた洞察だと、私は思う。
☆人材拡大への指針
勝手気ままに生きるのは本当の自由ではない。
目標がなく、自分勝手な人生は無軌道な自暴自棄の人生になる。
組織の中にいれば、多くの人が見え、自分の存在も見えてくる。
「妙とは蘇生の義なり」
信心は無窮の活力。
祈り切って壁を破れ!
生まれ変わった勢いで
新時代へ出発だ!
2015年11月23日
三三蔵祈雨事 P1468
『されば仏になるみちは善知識にはすぎず、わが智慧なににかせん、ただあつきつめたきばかりの智慧だにも候ならば善知識たいせちなり』
☆こころに響く言葉
子どもの魂の底には大人がひそんでいる
ある識者が、子どもの魂の底には、一人の「大人」がひそんでいる。
それが、いつか、「大人」の声と調子で話しかけられることを待っているのだ、
と言っていたが、まことに、すぐれた洞察だと、私は思う。
☆人材拡大への指針
勝手気ままに生きるのは本当の自由ではない。
目標がなく、自分勝手な人生は無軌道な自暴自棄の人生になる。
組織の中にいれば、多くの人が見え、自分の存在も見えてくる。
2015.11.22 わが友に贈る
生命尊厳の哲理を
学び広げる創価の運動は
人類の希望なり!
わが地域から
平和の光を社会へ!
諸法実相抄 P1360
『ほめられぬれば我が身の損ずるをもかへりみず、そしられぬる時は又我が身のやぶるるをもしらず、ふるまふ事は凡夫のことはざなり』
☆こころに響く言葉
相手を心服させるだけの努力
人は誰でも、一面、生まれながらのエゴイストである。これは残念ながら真理だが、
このような本来の葛藤のなかで、互いに向上を願うならば、それはたくましい成長をもたらすだろう。
相手をただ権力で屈服させようとすることは非人間的行為である。
相手を心服させるだけの努力が、まず自分になければならない。
☆人材拡大への指針
たとえ役職がなくても、組織の第一線で日々懸命に活動している人を最高に尊敬し、大事にしてゆくことが、信心の指導者の心であることを忘れてはならない。
学び広げる創価の運動は
人類の希望なり!
わが地域から
平和の光を社会へ!
諸法実相抄 P1360
『ほめられぬれば我が身の損ずるをもかへりみず、そしられぬる時は又我が身のやぶるるをもしらず、ふるまふ事は凡夫のことはざなり』
☆こころに響く言葉
相手を心服させるだけの努力
人は誰でも、一面、生まれながらのエゴイストである。これは残念ながら真理だが、
このような本来の葛藤のなかで、互いに向上を願うならば、それはたくましい成長をもたらすだろう。
相手をただ権力で屈服させようとすることは非人間的行為である。
相手を心服させるだけの努力が、まず自分になければならない。
☆人材拡大への指針
たとえ役職がなくても、組織の第一線で日々懸命に活動している人を最高に尊敬し、大事にしてゆくことが、信心の指導者の心であることを忘れてはならない。
2015.11.21 わが友に贈る
「時」を逃すな!
立つべき時に立てば
わが境涯も福徳も
大きく拡大する。
今こそ飛躍への一歩を!
同一鹹味御書 P1447
『百味の肴膳を調ふといへども一つの鹹の味なければ大王の膳とならず、山海の珍物も鹹なければ気味なし』
☆こころに響く言葉
大人のエゴによる才能教育
実際に、幼児教育として施されているものの多くは、
才能教育に偏っているきらいがある。むしろ、大人のエゴイズムが中心となり、
大人の鋳型にはめ込むような、幼児の取り扱いなのである。
これは、幼児の本来持っているものを、一部分引き出し、
発達させることはあっても、人間としての全生活面の可能性を開いていくものではない。
☆人材拡大への指針
結局は、人生とは自分自身との戦いの連続であるかもしれない
そのなかに不幸は襲い、幸福は安住している
立つべき時に立てば
わが境涯も福徳も
大きく拡大する。
今こそ飛躍への一歩を!
同一鹹味御書 P1447
『百味の肴膳を調ふといへども一つの鹹の味なければ大王の膳とならず、山海の珍物も鹹なければ気味なし』
☆こころに響く言葉
大人のエゴによる才能教育
実際に、幼児教育として施されているものの多くは、
才能教育に偏っているきらいがある。むしろ、大人のエゴイズムが中心となり、
大人の鋳型にはめ込むような、幼児の取り扱いなのである。
これは、幼児の本来持っているものを、一部分引き出し、
発達させることはあっても、人間としての全生活面の可能性を開いていくものではない。
☆人材拡大への指針
結局は、人生とは自分自身との戦いの連続であるかもしれない
そのなかに不幸は襲い、幸福は安住している
2015年11月20日金曜日
2015.11.20 わが友に贈る
任用試験に挑む友に
真心のエールを!
先輩が一緒に学び
励ましてくれた歴史が
生涯に輝く原点となる。
上野殿御返事 P1540
『あはれ法華経のよきかたきよ、優曇華か盲亀の浮木かとおぼしめしてしたたかに御返事あるべし』
☆こころに響く言葉
食い違いと話し合い
なにしろ、今まで互いに異なった環境のなかで別々に生活してきた男女が、
一つの新しい共同生活を始めるのである。愛し合っているのだから何事も一致できると思うのはあやまりであろう。
毎日毎日、実にたくさんの食い違いがあることを発見して、驚きの連続なのに違いなかろう。
大は思想や人生観の違いから、小は食べ物の好ききらいに至るまで、
二人の間にはいろいろな違いがあるものである。しかも、人間は感情の動物でもあり、
ちょっとした食い違いが感情の増幅作用になって、思いがけない波乱になってしまうこともある。
大切なのは対話である。波乱をおそれてお互いに本心を話し合わず、不満と不振が鬱積して、
ついに破綻に陥るより、思うことを何でも話し合うことのほうが、はるかによいと思う。
☆人材拡大への指針
直接、目と目を交わしながらの対話。
互いのぬくもりが感じられる距離。
一方通行でない、納得の語らい。
そうであってこそ、疲れた心を潤し、
閉ざされた心を開き、迷える一念を
確信と希望の一念に変えることができる。
真心のエールを!
先輩が一緒に学び
励ましてくれた歴史が
生涯に輝く原点となる。
上野殿御返事 P1540
『あはれ法華経のよきかたきよ、優曇華か盲亀の浮木かとおぼしめしてしたたかに御返事あるべし』
☆こころに響く言葉
食い違いと話し合い
なにしろ、今まで互いに異なった環境のなかで別々に生活してきた男女が、
一つの新しい共同生活を始めるのである。愛し合っているのだから何事も一致できると思うのはあやまりであろう。
毎日毎日、実にたくさんの食い違いがあることを発見して、驚きの連続なのに違いなかろう。
大は思想や人生観の違いから、小は食べ物の好ききらいに至るまで、
二人の間にはいろいろな違いがあるものである。しかも、人間は感情の動物でもあり、
ちょっとした食い違いが感情の増幅作用になって、思いがけない波乱になってしまうこともある。
大切なのは対話である。波乱をおそれてお互いに本心を話し合わず、不満と不振が鬱積して、
ついに破綻に陥るより、思うことを何でも話し合うことのほうが、はるかによいと思う。
☆人材拡大への指針
直接、目と目を交わしながらの対話。
互いのぬくもりが感じられる距離。
一方通行でない、納得の語らい。
そうであってこそ、疲れた心を潤し、
閉ざされた心を開き、迷える一念を
確信と希望の一念に変えることができる。
2015年11月19日木曜日
2015.11.19 わが友に贈る
仏法は「現当二世」。
過去を嘆く必要はない。
未来を決するのは
現在の真剣な闘争だ!
今日も祈りから出発!
兄弟抄 P1085
『一切はをやに随うべきにてこそ候へども仏になる道は随わぬが孝養の本にて候か
☆こころに響く言葉
生命の奥深い部分を形成
子供は、たとえ、理性がまだなくとも、経験的に、直感的に親の愛情、
生活態度を、真白な紙面に刻印してしまうことを、いつも念頭に置く必要がある。
知らないだろうとか、わからないだろうと思ったら、大間違いなのだ。いつの間にか、
子供の生命の奥深い部分を形成してしまうのだから、こわいと言えば、こわいことである。
いかなるお説教よりも、親の姿勢が大切であり、そこに、幼児教育のポイントがありそうである。
☆人材拡大への指針
その他、きちっと一念を定めて、具体的に祈念していく。
それでこそ祈りは御本尊に感応し、"事の一念三千"の
法理にのっとって、宇宙のあらゆる次元の働きが、
祈りの実現へと動きを始める。妙法を信じ、行ずる
ものの祈りは絶対に叶う。それも祈る側の"強き一念"
があってのことである。強き一念は、目指すべき的が
明確であり、具体的であってこそ生まれる。
過去を嘆く必要はない。
未来を決するのは
現在の真剣な闘争だ!
今日も祈りから出発!
兄弟抄 P1085
『一切はをやに随うべきにてこそ候へども仏になる道は随わぬが孝養の本にて候か
☆こころに響く言葉
生命の奥深い部分を形成
子供は、たとえ、理性がまだなくとも、経験的に、直感的に親の愛情、
生活態度を、真白な紙面に刻印してしまうことを、いつも念頭に置く必要がある。
知らないだろうとか、わからないだろうと思ったら、大間違いなのだ。いつの間にか、
子供の生命の奥深い部分を形成してしまうのだから、こわいと言えば、こわいことである。
いかなるお説教よりも、親の姿勢が大切であり、そこに、幼児教育のポイントがありそうである。
☆人材拡大への指針
その他、きちっと一念を定めて、具体的に祈念していく。
それでこそ祈りは御本尊に感応し、"事の一念三千"の
法理にのっとって、宇宙のあらゆる次元の働きが、
祈りの実現へと動きを始める。妙法を信じ、行ずる
ものの祈りは絶対に叶う。それも祈る側の"強き一念"
があってのことである。強き一念は、目指すべき的が
明確であり、具体的であってこそ生まれる。
2015年11月18日水曜日
2015.11.18 わが友に贈る
新しい時代を創るのは
新しい決意と行動だ。
全人類の幸福という
大いなる理想の実現へ
わが同志よ奮い立て!
開目抄下 P232
『散善微弱なるは動せしむること能わず』
☆こころに響く言葉
真心の会話が奏でる交響曲
いかなる人間関係においてもそうだが、言葉というものは、大切な役目を果たす。
特に夫婦生活は、長い会話であるといった哲人もいる。
ときには、いたわりと慰めと励ましの言葉も必要だ。
結婚生活とは、一人の男性の奏でる旋律と、一人の女性の奏でる旋律との交響曲であり、
その和音を豊かなものにするために、たえざる人間対人間の誠実な心の交流があるべきではないだろうか。
☆団結
学会は決して外部から壊されることはない。このことに関しては、佐渡御書(957頁)に"外道・悪人は如来の正法を破りがたし仏弟子等・必ず仏法を破るべし師子身中の虫の師子を食む等云云"とも御教示あそばされている。寒い風に当たれば皮膚は丈夫になる。しかし、内臓が腐ってはどうしようもない。大事なのは内部の団結である。
新しい決意と行動だ。
全人類の幸福という
大いなる理想の実現へ
わが同志よ奮い立て!
開目抄下 P232
『散善微弱なるは動せしむること能わず』
☆こころに響く言葉
真心の会話が奏でる交響曲
いかなる人間関係においてもそうだが、言葉というものは、大切な役目を果たす。
特に夫婦生活は、長い会話であるといった哲人もいる。
ときには、いたわりと慰めと励ましの言葉も必要だ。
結婚生活とは、一人の男性の奏でる旋律と、一人の女性の奏でる旋律との交響曲であり、
その和音を豊かなものにするために、たえざる人間対人間の誠実な心の交流があるべきではないだろうか。
☆団結
学会は決して外部から壊されることはない。このことに関しては、佐渡御書(957頁)に"外道・悪人は如来の正法を破りがたし仏弟子等・必ず仏法を破るべし師子身中の虫の師子を食む等云云"とも御教示あそばされている。寒い風に当たれば皮膚は丈夫になる。しかし、内臓が腐ってはどうしようもない。大事なのは内部の団結である。
2015年11月17日火曜日
2015.11.17 わが友に贈る
仕事で苦闘する友よ
断じて負けるな!
最後に勝つのは
忍耐と執念の人だ。
強き祈りから出発を!
辧殿尼御前御書 P1224
『第六天の魔王十軍のいくさををこして法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土をとられじうばはんとあらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵ををこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし』
☆こころに響く言葉
幼児期に決定される性格
幼児に接する母親の言葉、行動、心理が、幼児の生命に驚くほど印象づけられていく。
また、その人格との接触と交際を通して、忍耐を学び、勇気を身につけ、愛情を養いつつ、
少年少女へと成長する。まさに子どもの習慣や性格は、
母親と過ごした幼児期に決定されるといっても、けっして過言ではないだろう。
☆人材拡大への指針
その人が本当に立派であるかは、
多くの大切な会員のために尽くしたか
どうかで決まる。
一身をなげうって、広宣の師弟の道を、
貫き通したかどうかで決まる。
断じて負けるな!
最後に勝つのは
忍耐と執念の人だ。
強き祈りから出発を!
辧殿尼御前御書 P1224
『第六天の魔王十軍のいくさををこして法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土をとられじうばはんとあらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵ををこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし』
☆こころに響く言葉
幼児期に決定される性格
幼児に接する母親の言葉、行動、心理が、幼児の生命に驚くほど印象づけられていく。
また、その人格との接触と交際を通して、忍耐を学び、勇気を身につけ、愛情を養いつつ、
少年少女へと成長する。まさに子どもの習慣や性格は、
母親と過ごした幼児期に決定されるといっても、けっして過言ではないだろう。
☆人材拡大への指針
その人が本当に立派であるかは、
多くの大切な会員のために尽くしたか
どうかで決まる。
一身をなげうって、広宣の師弟の道を、
貫き通したかどうかで決まる。
2015.11.16 わが友に贈る
◇今週のことば
凱歌の創立日、万歳!
全同志の勝利なり。
大願とは法華弘通なれば
新たな拡大の波を
わが足元の地域から!
2015年11月16日
開目抄下 P232
『散善微弱なるは動せしむること能わず(』
☆こころに響く言葉
最初の決意が大切
結婚に際しては、最初の決意が大切である。
失敗だったら別れようなどという安易な気持ちであってはならない。
二人で一生涯、何があっても力をあわせて、すばらしい家庭を築こうという決意があって、
はじめてそうなるのである。
☆人材拡大への指針
前進といっても、さまざまな
「前進」がある。
朗らかな前進。堂々たる前進。
忍耐の前進。勝利の前進。
スクラムの前進。社会での
成功への前進。楽しい前進。
生活のすべてが前進。
笑いの前進。求道の前進。
いろいろあるが、ともかく「自分が
前進する」ことである。
人ではない。号令ではない。
人にやらせようという心は、狡い。
凱歌の創立日、万歳!
全同志の勝利なり。
大願とは法華弘通なれば
新たな拡大の波を
わが足元の地域から!
2015年11月16日
開目抄下 P232
『散善微弱なるは動せしむること能わず(』
☆こころに響く言葉
最初の決意が大切
結婚に際しては、最初の決意が大切である。
失敗だったら別れようなどという安易な気持ちであってはならない。
二人で一生涯、何があっても力をあわせて、すばらしい家庭を築こうという決意があって、
はじめてそうなるのである。
☆人材拡大への指針
前進といっても、さまざまな
「前進」がある。
朗らかな前進。堂々たる前進。
忍耐の前進。勝利の前進。
スクラムの前進。社会での
成功への前進。楽しい前進。
生活のすべてが前進。
笑いの前進。求道の前進。
いろいろあるが、ともかく「自分が
前進する」ことである。
人ではない。号令ではない。
人にやらせようという心は、狡い。
2015.11.15 わが友に贈る
言葉の力は
心の深さで決まる。
相手の幸せを
真剣に願い語ろう!
誠実は必ず届く!
辧殿尼御前御書 P1224
『第六天の魔王十軍のいくさををこして法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土をとられじうばはんとあらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵ををこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし』
☆こころに響く言葉
若い女性も政界で活躍を
政界で活躍する女性がもっと多くでてもらいたい。
国民総数が男女ほぼ同数であるように、国会議員なども、男女同数になってもよいのではないか。
そうすれば、狐と狸のだまし合いのような醜いかけひきも、
腕白坊主さながらの押しくらマンジュウを演ずることもなくなるに違いない。
特に若い女性がもっと政治に参画していくべきである。そして、
女性ならではの視点を政治に反映していくと同時に、
傲慢な男性議員たちを正していけるような存在であってほしい。
☆人材拡大への指針
人間の心理、一念というものは、
まことに微妙である。その、いわば
毛細血管のごとき微細な個所に
向かって、指導・激励の注射をし、
薬を入れて癒していく。
ここに真実の仏法指導者、
人間指導者の実践がある。
繊細なうえにも繊細に心を砕き、
そのうえで、力強き蘇生への
励ましを続けていけるリーダーで
なければならない。
心の深さで決まる。
相手の幸せを
真剣に願い語ろう!
誠実は必ず届く!
辧殿尼御前御書 P1224
『第六天の魔王十軍のいくさををこして法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土をとられじうばはんとあらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵ををこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし』
☆こころに響く言葉
若い女性も政界で活躍を
政界で活躍する女性がもっと多くでてもらいたい。
国民総数が男女ほぼ同数であるように、国会議員なども、男女同数になってもよいのではないか。
そうすれば、狐と狸のだまし合いのような醜いかけひきも、
腕白坊主さながらの押しくらマンジュウを演ずることもなくなるに違いない。
特に若い女性がもっと政治に参画していくべきである。そして、
女性ならではの視点を政治に反映していくと同時に、
傲慢な男性議員たちを正していけるような存在であってほしい。
☆人材拡大への指針
人間の心理、一念というものは、
まことに微妙である。その、いわば
毛細血管のごとき微細な個所に
向かって、指導・激励の注射をし、
薬を入れて癒していく。
ここに真実の仏法指導者、
人間指導者の実践がある。
繊細なうえにも繊細に心を砕き、
そのうえで、力強き蘇生への
励ましを続けていけるリーダーで
なければならない。
2015年11月14日土曜日
2015.11.14 わが友に贈る
青年学会をリードする
男子部・女子部の部長よ
わが舞台で勝ち光れ!
確信の祈りと励ましで
地涌の連帯の拡大を!
御義口伝巻上 P748
『師とは師匠授くる所の妙法子とは弟子受くる所の妙法吼とは師弟共に唱うる所の音声なり』
☆こころに響く言葉
趣味の醍醐味は
趣味に本当の喜びを感ずるのは、自分がやるべきことを立派にやり抜いているときである。
それまでの緊張感をちょっとした変化で和らげ、新しい活力の源泉となっていくような趣味は、
最も充実したものであろう。いわば、趣味という醍醐味は、ここにあると思う。
☆人材拡大への指針
常に生き生きと、花が咲き、道が開け、太陽が昇るような
心で行動していくのだ。
学会にあっても同じである。
油断を排してきたからこそ、学会は、
ここまで勝ち進んできたのだ。
どんな団体も、衰亡する時は、上が、だらけている。
慢心になり惰性に陥っている。
学会の幹部は、そうなってはいけない。
力強い声で語るのだ。
皆から頼られる存在になっていただきたい。
自信が歓喜していれば、それは多くの人に
伝わっていく。信心の喜びは、大きな波動と
なって広がっていく。
男子部・女子部の部長よ
わが舞台で勝ち光れ!
確信の祈りと励ましで
地涌の連帯の拡大を!
御義口伝巻上 P748
『師とは師匠授くる所の妙法子とは弟子受くる所の妙法吼とは師弟共に唱うる所の音声なり』
☆こころに響く言葉
趣味の醍醐味は
趣味に本当の喜びを感ずるのは、自分がやるべきことを立派にやり抜いているときである。
それまでの緊張感をちょっとした変化で和らげ、新しい活力の源泉となっていくような趣味は、
最も充実したものであろう。いわば、趣味という醍醐味は、ここにあると思う。
☆人材拡大への指針
常に生き生きと、花が咲き、道が開け、太陽が昇るような
心で行動していくのだ。
学会にあっても同じである。
油断を排してきたからこそ、学会は、
ここまで勝ち進んできたのだ。
どんな団体も、衰亡する時は、上が、だらけている。
慢心になり惰性に陥っている。
学会の幹部は、そうなってはいけない。
力強い声で語るのだ。
皆から頼られる存在になっていただきたい。
自信が歓喜していれば、それは多くの人に
伝わっていく。信心の喜びは、大きな波動と
なって広がっていく。
2015.11.13 わが友に贈る
幾山河を勝ち越えた
功労の友の輝きこそ
我らの模範なり!
広布開拓の勇者に
健康と長寿あれ!
曾谷殿御返事 P1056
『此法門を日蓮申す故に忠言耳に逆う道理なるが故に流罪せられ命にも及びしなり、然どもいまだこりず候』
☆こころに響く言葉
自分の世界ができること
趣味とは、自分の世界ができることの喜びであり、それ自体が楽しみなのである。
あなたには、あなたの趣味がある。それを、そっと育み、伸ばしていってほしいのだ。
☆人材拡大への指針
どこの組織も、関西を見習っていくことである。
関西には気取りがない。要領もない。
断じて勝利を!--この一点で戦っている。
私は関西で徹して一人一人の友を励ました。
各地を回りに回った。
立派な人を立派な人として尊敬していく。
守っていく。これが本当の人間の世界だ。
仏法の世界である。
真実の師弟の道は、立場では決まらない。
心で決まる。行動で決まる。
正義の魂を守る、必死の一人がいれば、
学会は大丈夫だ。
本物の弟子がいるかどうかで、
一切は決まるのである。
功労の友の輝きこそ
我らの模範なり!
広布開拓の勇者に
健康と長寿あれ!
曾谷殿御返事 P1056
『此法門を日蓮申す故に忠言耳に逆う道理なるが故に流罪せられ命にも及びしなり、然どもいまだこりず候』
☆こころに響く言葉
自分の世界ができること
趣味とは、自分の世界ができることの喜びであり、それ自体が楽しみなのである。
あなたには、あなたの趣味がある。それを、そっと育み、伸ばしていってほしいのだ。
☆人材拡大への指針
どこの組織も、関西を見習っていくことである。
関西には気取りがない。要領もない。
断じて勝利を!--この一点で戦っている。
私は関西で徹して一人一人の友を励ました。
各地を回りに回った。
立派な人を立派な人として尊敬していく。
守っていく。これが本当の人間の世界だ。
仏法の世界である。
真実の師弟の道は、立場では決まらない。
心で決まる。行動で決まる。
正義の魂を守る、必死の一人がいれば、
学会は大丈夫だ。
本物の弟子がいるかどうかで、
一切は決まるのである。
2015年11月12日木曜日
2015.11.12 わが友に贈る
愚痴は福運を消し
感謝は福運を増す。
不遇を嘆くよりも
自分が変わることだ。
必ず道は開かれる!
諸法実相抄 P1360
『末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず、皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり』
☆こころに響く言葉
流行は知って活用するもの
流行は、知識として知っておくことは必要であろう。それは、時代を知るうえでも大切なことといえる。
流行は最も端的に、時代の風潮を象徴していると言えるからである。そのうえで、
流行の活用には、その善し悪しを見分ける観察力とセンスとを身につけ、
個性に応じて生活のなかで十分に消化しきっていくべきだと思う。
当然のことながら、流行を追うために無理したり、浪費したりすることは馬鹿げていることだ。
むしろ、やみくもに流行を追うならば、逆に、とり残された、空虚な自分を感ずることにならないであろうか。
したがって、流行にとらわれることなく、それを利用して自分の個性を生かすことにつとめていくべきであろう。
☆責任
師匠から受けた指導を忘れないで、真剣に考える人が、責任感のある人である。ひとことといえども忘れずに考え、くふうし、実践しきっていくのが、ほんとうの責任感である。
また師匠がいるときは、だれでも真面目に実践する。師匠がいないときこそ、指導を守って実践する人が、真実の弟子であり、責任感のある人である。P90
☆連絡
報告、連絡だけは明確にすべきである。学会をひとつの生命体として、つねに心をくばり、連絡をとりあっていくことが、次の飛躍の因である。それが毎自作是念になるのだ。幹部は連絡、報告に責任をもつべきである。
感謝は福運を増す。
不遇を嘆くよりも
自分が変わることだ。
必ず道は開かれる!
諸法実相抄 P1360
『末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず、皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり』
☆こころに響く言葉
流行は知って活用するもの
流行は、知識として知っておくことは必要であろう。それは、時代を知るうえでも大切なことといえる。
流行は最も端的に、時代の風潮を象徴していると言えるからである。そのうえで、
流行の活用には、その善し悪しを見分ける観察力とセンスとを身につけ、
個性に応じて生活のなかで十分に消化しきっていくべきだと思う。
当然のことながら、流行を追うために無理したり、浪費したりすることは馬鹿げていることだ。
むしろ、やみくもに流行を追うならば、逆に、とり残された、空虚な自分を感ずることにならないであろうか。
したがって、流行にとらわれることなく、それを利用して自分の個性を生かすことにつとめていくべきであろう。
☆責任
師匠から受けた指導を忘れないで、真剣に考える人が、責任感のある人である。ひとことといえども忘れずに考え、くふうし、実践しきっていくのが、ほんとうの責任感である。
また師匠がいるときは、だれでも真面目に実践する。師匠がいないときこそ、指導を守って実践する人が、真実の弟子であり、責任感のある人である。P90
☆連絡
報告、連絡だけは明確にすべきである。学会をひとつの生命体として、つねに心をくばり、連絡をとりあっていくことが、次の飛躍の因である。それが毎自作是念になるのだ。幹部は連絡、報告に責任をもつべきである。
2015年11月11日水曜日
2015.11.11 わが友に贈る
「知恩・報恩」こそ
仏法者の魂だ。
わが後継の青年よ!
民衆の幸福に尽くす
聡明なリーダーに育て!
南条兵衛七郎殿御書 P1494
『たとへば朝につかふる人の十年二十年の奉公あれども君の敵をしりながら奏もせず私にもあだまずば奉公皆うせて還つてとがに行はれんが如し』
☆こころに響く言葉
薄化粧のなかにも人生の輝き
高価な宝石を身につけ、一流の化粧品を使っているからといって、美しいとは一概には言えまい。
かえって、気品をそこねている場合もあるかもしれない。家庭の主婦らしく、つつましやかな薄化粧のなかに、
人生に処する崇高な態度がたとえようもない気品となって、美しく輝き出している人も多い。
☆人生の機微
幹部は毎日、あの地区はこれでいいのか、この支部はどうかと、常に組織のことを考えなければいけない。これを毎自作是念という。この幹部の一念があって、初めて立派な組織ができるものだ。
仏法者の魂だ。
わが後継の青年よ!
民衆の幸福に尽くす
聡明なリーダーに育て!
南条兵衛七郎殿御書 P1494
『たとへば朝につかふる人の十年二十年の奉公あれども君の敵をしりながら奏もせず私にもあだまずば奉公皆うせて還つてとがに行はれんが如し』
☆こころに響く言葉
薄化粧のなかにも人生の輝き
高価な宝石を身につけ、一流の化粧品を使っているからといって、美しいとは一概には言えまい。
かえって、気品をそこねている場合もあるかもしれない。家庭の主婦らしく、つつましやかな薄化粧のなかに、
人生に処する崇高な態度がたとえようもない気品となって、美しく輝き出している人も多い。
☆人生の機微
幹部は毎日、あの地区はこれでいいのか、この支部はどうかと、常に組織のことを考えなければいけない。これを毎自作是念という。この幹部の一念があって、初めて立派な組織ができるものだ。
2015.11.10 わが友に贈る
「必ず勝つ」と
まず心を決める。
真剣に祈り動く。
仏法とは行動だ。
栄光の決勝点へ進め!
富木尼御前御返事 P975
『尼ごぜん又法華経の行者なり御信心月のまさるがごとくしをのみつがごとし、いかでか病も失せ寿ものびざるべきと強盛にをぼしめし身を持し心に物をなげかざれ』
☆こころに響く言葉
身だしなみにも表れる人生態度
身だしなみに気を配るとか、配らないとかいう現象それ自体は小さなことであるかもしれない。
しかし、その根底にある人生態度、心構えが、大事ではないかと思う。
この根本の心構えが、化粧や身だしなみばかりでなく、家のなかの整理、家計のきりもり、
夫に対する心づかい、隣近所に対する態度などのなかに一貫してあらわれてくるのではないだろうか。
☆世間の風評
世間の風評ほどあてにならないものはない。
ほめられようがけなされようが、
そんなことに紛動されては絶対に損だ。
人からほめられて、そんなことですぐ増長し、
いい調子になり、足をさらわれるような人は、
軽薄な人物である。
結局は信心が弱いのだ。
まず心を決める。
真剣に祈り動く。
仏法とは行動だ。
栄光の決勝点へ進め!
富木尼御前御返事 P975
『尼ごぜん又法華経の行者なり御信心月のまさるがごとくしをのみつがごとし、いかでか病も失せ寿ものびざるべきと強盛にをぼしめし身を持し心に物をなげかざれ』
☆こころに響く言葉
身だしなみにも表れる人生態度
身だしなみに気を配るとか、配らないとかいう現象それ自体は小さなことであるかもしれない。
しかし、その根底にある人生態度、心構えが、大事ではないかと思う。
この根本の心構えが、化粧や身だしなみばかりでなく、家のなかの整理、家計のきりもり、
夫に対する心づかい、隣近所に対する態度などのなかに一貫してあらわれてくるのではないだろうか。
☆世間の風評
世間の風評ほどあてにならないものはない。
ほめられようがけなされようが、
そんなことに紛動されては絶対に損だ。
人からほめられて、そんなことですぐ増長し、
いい調子になり、足をさらわれるような人は、
軽薄な人物である。
結局は信心が弱いのだ。
2015年11月9日月曜日
2015.11.09 わが友に贈る
新聞休刊日
聖愚問答抄上 P491
『知恩をもて最とし報恩をもて前とす世に四恩あり之を知るを人倫となづけ知らざるを畜生とす』
☆こころに響く言葉
美の本体は自身の内奥に
女性の真の美しさは、化粧や、アクセサリーや服装だけで決まるものではけっしてないと思う。
もとより、それらも、美しさを引き立てるための大事な要素であることには違いない。
しかし、美しさの本体は、もっと汝自身の内奥にあり、そこから輝き出るものではないだろうか。
☆人を見る眼
人間は、身近にいると、人の欠点が目につき、
いろいろと指摘したくなるのが常である。
しかし、おたがいに、欠点を指摘し合ってもきりがない。
凡夫だから、必ず欠点はあるものだ。
欠点は補い合い、むしろ長所を生かしきって、
互いに尊敬できなければいけない。
聖愚問答抄上 P491
『知恩をもて最とし報恩をもて前とす世に四恩あり之を知るを人倫となづけ知らざるを畜生とす』
☆こころに響く言葉
美の本体は自身の内奥に
女性の真の美しさは、化粧や、アクセサリーや服装だけで決まるものではけっしてないと思う。
もとより、それらも、美しさを引き立てるための大事な要素であることには違いない。
しかし、美しさの本体は、もっと汝自身の内奥にあり、そこから輝き出るものではないだろうか。
☆人を見る眼
人間は、身近にいると、人の欠点が目につき、
いろいろと指摘したくなるのが常である。
しかし、おたがいに、欠点を指摘し合ってもきりがない。
凡夫だから、必ず欠点はあるものだ。
欠点は補い合い、むしろ長所を生かしきって、
互いに尊敬できなければいけない。
2015.11.08 わが友に贈る
◇今週のことば
題目は師子吼なり。
満々たる生命力で
病魔を打ち破れ!
価値創造の日々を
生き生きと賢く!
2015年11月08日
四条金吾殿御返事 P1169
『日蓮は少より今生のいのりなし只仏にならんとをもふ計りなり、されども殿の御事をばひまなく法華経釈迦仏日天に申すなり其の故は法華経の命を継ぐ人なればと思うなり』
☆こころに響く言葉
豊かな心の泉
趣味は豊かな心の泉である。その泉のなかより、
自然にわきい出るものが尊いのである。
また、趣味は、人間性の美しい色彩でもある。
平凡のなかに、キラリと輝く人間性−−−
個々に真実の美しさ、気品があり、趣味の真髄がある。
と私は思う。
題目は師子吼なり。
満々たる生命力で
病魔を打ち破れ!
価値創造の日々を
生き生きと賢く!
2015年11月08日
四条金吾殿御返事 P1169
『日蓮は少より今生のいのりなし只仏にならんとをもふ計りなり、されども殿の御事をばひまなく法華経釈迦仏日天に申すなり其の故は法華経の命を継ぐ人なればと思うなり』
☆こころに響く言葉
豊かな心の泉
趣味は豊かな心の泉である。その泉のなかより、
自然にわきい出るものが尊いのである。
また、趣味は、人間性の美しい色彩でもある。
平凡のなかに、キラリと輝く人間性−−−
個々に真実の美しさ、気品があり、趣味の真髄がある。
と私は思う。
2015年11月7日土曜日
2015.11.07 わが友に贈る
未来部の育成は
次の50年を開く聖業だ。
尽力する尊き友に
心からの感謝を!
最大の賞讃と応援を!
呵責謗法滅罪抄 P1132
『何なる世の乱れにも各各をば法華経十羅刹助け給へと湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり』
☆こころに響く言葉
趣味のない人、溺れる人
趣味のない人には潤いがない。だが、趣味に溺れる人は、趣味を持つ資格がないと言える。
ともに、心の狭さ、弱さの反映にほかならないからだ。
☆御書とともに� 第69回 根本は幸福を願う真心
『過去の不軽菩薩は一切衆生に仏性あリ法華経を持たば必ず成仏すべし、彼れを軽んじては仏を軽んずるになるべしとて礼拝の行をば立てさせ給いしなり』(松野殿御返事、P1382)
◇通解
過去の不軽菩薩は″一切衆生に仏性がある。法華経を持ったならば、必ず成仏する。その一切衆生を軽蔑することは、仏を軽んずることになる″といって、一切衆生に向かって礼拝の行を立てたのである。
◇同志への指針
不軽菩薩は、″いかなる衆生にも仏性がある″と信じて、出会う人を礼拝し続けた。
この無上の菩薩行を現代に展開しているのが、私たちの対話だ。究極の人間尊敬の実践である。万人の幸福を願い、一人一人の仏の生命を呼び覚ましていくのだ。
ゆえに、不軽の如く、勇敢であれ! 聡明であれ! 不屈であれ!
次の50年を開く聖業だ。
尽力する尊き友に
心からの感謝を!
最大の賞讃と応援を!
呵責謗法滅罪抄 P1132
『何なる世の乱れにも各各をば法華経十羅刹助け給へと湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり』
☆こころに響く言葉
趣味のない人、溺れる人
趣味のない人には潤いがない。だが、趣味に溺れる人は、趣味を持つ資格がないと言える。
ともに、心の狭さ、弱さの反映にほかならないからだ。
☆御書とともに� 第69回 根本は幸福を願う真心
『過去の不軽菩薩は一切衆生に仏性あリ法華経を持たば必ず成仏すべし、彼れを軽んじては仏を軽んずるになるべしとて礼拝の行をば立てさせ給いしなり』(松野殿御返事、P1382)
◇通解
過去の不軽菩薩は″一切衆生に仏性がある。法華経を持ったならば、必ず成仏する。その一切衆生を軽蔑することは、仏を軽んずることになる″といって、一切衆生に向かって礼拝の行を立てたのである。
◇同志への指針
不軽菩薩は、″いかなる衆生にも仏性がある″と信じて、出会う人を礼拝し続けた。
この無上の菩薩行を現代に展開しているのが、私たちの対話だ。究極の人間尊敬の実践である。万人の幸福を願い、一人一人の仏の生命を呼び覚ましていくのだ。
ゆえに、不軽の如く、勇敢であれ! 聡明であれ! 不屈であれ!
2015.11.06 わが友に贈る
御聖訓「命限り有り
惜む可からず」。
二度と来ない「今」を
完全燃焼で勝て!
断じて悔いを残すな!
上野殿御消息 P1527
『されば昔は一切の男は父なり女は母なり然る間生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきなり』
☆こころに響く言葉
暇は自らつくるもの
私は、まず忙しさを追放せよと訴えたい。暇はきょろきょろ探すものではなく、自らつくるものである。
つくった貴い暇を生かして何か学んでいくことである。ある指導者はこんなことを言った。
「自分の生活を反省してごらんなさい。暇がないのではなくて、心に暇がないのです。
だから、忙しさに追われてしまうのです」
惜む可からず」。
二度と来ない「今」を
完全燃焼で勝て!
断じて悔いを残すな!
上野殿御消息 P1527
『されば昔は一切の男は父なり女は母なり然る間生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきなり』
☆こころに響く言葉
暇は自らつくるもの
私は、まず忙しさを追放せよと訴えたい。暇はきょろきょろ探すものではなく、自らつくるものである。
つくった貴い暇を生かして何か学んでいくことである。ある指導者はこんなことを言った。
「自分の生活を反省してごらんなさい。暇がないのではなくて、心に暇がないのです。
だから、忙しさに追われてしまうのです」
2015年11月5日木曜日
2015.11.05 わが友に贈る
小さな約束も
一つ一つ大切に!
大誠実で応えよ!
「信用」「信頼」こそ
かけがえのない宝だ。
御義口伝巻上 P751
『元品の無明を対治する利剣は信の一字なり無疑曰信の釈之を思ふ可し云云』
☆こころに響く言葉
心に読書と思索のゆとりを
思慮がないということは、いっさいの活動を空転させる。
心に余裕を持ち、ものを考える習慣をつくれば、読書の暇や新聞や活字に目を通す時間も、
自然と生み出せるはずである。
一つ一つ大切に!
大誠実で応えよ!
「信用」「信頼」こそ
かけがえのない宝だ。
御義口伝巻上 P751
『元品の無明を対治する利剣は信の一字なり無疑曰信の釈之を思ふ可し云云』
☆こころに響く言葉
心に読書と思索のゆとりを
思慮がないということは、いっさいの活動を空転させる。
心に余裕を持ち、ものを考える習慣をつくれば、読書の暇や新聞や活字に目を通す時間も、
自然と生み出せるはずである。
2015年11月4日水曜日
2015.11.04 わが友に贈る
一人を大切に!
これが全ての根幹だ。
会合に集った友を
「仏を敬うが如く」
最敬礼で迎えよう!
経王殿御返事 P1124
『師子王は前三後一と申してありの子を取らんとするにも又たけきものを取らんとする時もいきをひを出す事はただをなじき事なり』
☆こころに響く言葉
心に読書と思索のゆとりを
思慮がないということは、いっさいの活動を空転させる。
心に余裕を持ち、ものを考える習慣をつくれば、読書の暇や新聞や活字に目を通す時間も、
自然と生み出せるはずである。
これが全ての根幹だ。
会合に集った友を
「仏を敬うが如く」
最敬礼で迎えよう!
経王殿御返事 P1124
『師子王は前三後一と申してありの子を取らんとするにも又たけきものを取らんとする時もいきをひを出す事はただをなじき事なり』
☆こころに響く言葉
心に読書と思索のゆとりを
思慮がないということは、いっさいの活動を空転させる。
心に余裕を持ち、ものを考える習慣をつくれば、読書の暇や新聞や活字に目を通す時間も、
自然と生み出せるはずである。
2015年11月3日火曜日
2015.11.03 わが友に贈る
「真剣な行動」が
新たな波動を起こす!
「本気の一人」が
勝利への扉を開く!
自らが立ち上がれ!
種種御振舞御書 P910
『各各我が弟子となのらん人人は一人もをくしをもはるべからず、をやををもひめこををもひ所領をかへりみることなかれ、無量劫よりこのかたをやこのため所領のために命すてたる事は大地微塵よりもをほし、法華経のゆへにはいまだ一度もすてず、法華経をばそこばく行ぜしかどもかかる事出来せしかば退転してやみにき』
☆こころに響く言葉
子どもとともに成長できる努力を
いかに多忙でも、力強い生命力を発揮して、すべてをやりきっていく————
そして少しの時間をも見出して、一日数ページの読書でもいい、
向上心を忘れぬ女性に、母親になっていただきたい。そして、
やがて中学へ、高校へと進むわがことともに成長していけるような立派な母になっていただきたいと、
心から祈らずにはいられない。
新たな波動を起こす!
「本気の一人」が
勝利への扉を開く!
自らが立ち上がれ!
種種御振舞御書 P910
『各各我が弟子となのらん人人は一人もをくしをもはるべからず、をやををもひめこををもひ所領をかへりみることなかれ、無量劫よりこのかたをやこのため所領のために命すてたる事は大地微塵よりもをほし、法華経のゆへにはいまだ一度もすてず、法華経をばそこばく行ぜしかどもかかる事出来せしかば退転してやみにき』
☆こころに響く言葉
子どもとともに成長できる努力を
いかに多忙でも、力強い生命力を発揮して、すべてをやりきっていく————
そして少しの時間をも見出して、一日数ページの読書でもいい、
向上心を忘れぬ女性に、母親になっていただきたい。そして、
やがて中学へ、高校へと進むわがことともに成長していけるような立派な母になっていただきたいと、
心から祈らずにはいられない。
2015.11.02 わが友に贈る
◇今週のことば
創価とは無限の希望!
世界一の生命哲学を
広げゆく誉れの人生だ。
創立の志みなぎる
歓喜踊躍の座談会を!
2015年11月02日
可延定業書 P986
『きわめてまけじたましの人にて我がかたの事をば大事と申す人なり』
☆こころに響く言葉
社会活動の源泉に
私はあらゆるものを読む
それを選別し昇華させ
積極的に社会活動の源泉にしたい
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第32回 見事な勝利の一日一日を
全国各地で、支部総会、地区総会が大成功で行われている。功徳の体験あり。希望の歌声あり。友情広がる有意義な集いとなり、うれしい限りである。
出会いは人生の花だ。信じ合える絆は宝だ。
私も、正義に生きる恩師・戸田先生との出会いが人生を決めた。苦悩渦巻く社会で、この流転から人々を解放し、困難を打開しゆく仏法ならば、一生をかけてみよう──こう決意して、師弟の道を歩み始めた。
「自分は、妙法を流布しきって、この人生を飾るのだ」「一生涯、民衆の本当の味方となって、生き抜いていこう」──わが一念を定めれば、全てが開けていく。信心根本の軌道ほど、強く、充実した人生はない。
戸田先生は時に散策しながら人生哲学を教えてくださった。
ビル街のせわしない光景に、心まで殺風景になってはいけないなと呵々大笑して語られた。
「大作、一緒に青空を見上げようよ。無限の世界は美しいな。人間もまた、無限のものをもっているから、美しくあらねばならないな」と。
心広々と、境涯を高めていくことだ。妙法流布によって、平和で安穏な社会を築いていくのだ。皆の心を明るく豊かにしながら、美しい人間文化を花開かせるのが、創価の世界である。
いよいよ我らの創立の月だ。油断せず、健康・無事故で、見事な勝利の一日一日を積み重ねていっていただきたい。
仏法は「現当二世」──現在と未来を勝つためにある。過去世にいかなる宿業があろうとも、一切を必ず「変毒為薬」していける妙法である。
御聖訓に『災来るとも変じて幸と為らん』(P979)と仰せだ。たとえ転んでも、くよくよせずに、また立ち上がって、前へ前へと進めばいい。現在から未来へ挑戦し抜く人が、友に勇気と希望を贈れるのだ。
創価とは無限の希望!
世界一の生命哲学を
広げゆく誉れの人生だ。
創立の志みなぎる
歓喜踊躍の座談会を!
2015年11月02日
可延定業書 P986
『きわめてまけじたましの人にて我がかたの事をば大事と申す人なり』
☆こころに響く言葉
社会活動の源泉に
私はあらゆるものを読む
それを選別し昇華させ
積極的に社会活動の源泉にしたい
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第32回 見事な勝利の一日一日を
全国各地で、支部総会、地区総会が大成功で行われている。功徳の体験あり。希望の歌声あり。友情広がる有意義な集いとなり、うれしい限りである。
出会いは人生の花だ。信じ合える絆は宝だ。
私も、正義に生きる恩師・戸田先生との出会いが人生を決めた。苦悩渦巻く社会で、この流転から人々を解放し、困難を打開しゆく仏法ならば、一生をかけてみよう──こう決意して、師弟の道を歩み始めた。
「自分は、妙法を流布しきって、この人生を飾るのだ」「一生涯、民衆の本当の味方となって、生き抜いていこう」──わが一念を定めれば、全てが開けていく。信心根本の軌道ほど、強く、充実した人生はない。
戸田先生は時に散策しながら人生哲学を教えてくださった。
ビル街のせわしない光景に、心まで殺風景になってはいけないなと呵々大笑して語られた。
「大作、一緒に青空を見上げようよ。無限の世界は美しいな。人間もまた、無限のものをもっているから、美しくあらねばならないな」と。
心広々と、境涯を高めていくことだ。妙法流布によって、平和で安穏な社会を築いていくのだ。皆の心を明るく豊かにしながら、美しい人間文化を花開かせるのが、創価の世界である。
いよいよ我らの創立の月だ。油断せず、健康・無事故で、見事な勝利の一日一日を積み重ねていっていただきたい。
仏法は「現当二世」──現在と未来を勝つためにある。過去世にいかなる宿業があろうとも、一切を必ず「変毒為薬」していける妙法である。
御聖訓に『災来るとも変じて幸と為らん』(P979)と仰せだ。たとえ転んでも、くよくよせずに、また立ち上がって、前へ前へと進めばいい。現在から未来へ挑戦し抜く人が、友に勇気と希望を贈れるのだ。
2015.11.01 わが友に贈る
古き友人を大切に。
新しき友情を結ぼう!
垣根のない対話で
地域に活力を送る
励ましの連帯を築け!
兵衛志殿御返事 P1090
『此れより後もいかなる事ありともすこしもたゆむ事なかれ、いよいよはりあげてせむべし、設ひ命に及ぶともすこしもひるむ事なかれ』
☆こころに響く言葉
読者の持つ"責任"
言論の自由の時代において、作品の質的向上のために、
最大の責任を持っているのは、ほかならぬ読者大衆なのである。
☆御書とともに� 第68回 勇気こそ仏法の真髄
『日蓮が法華経の智解は天台・伝教には千万が一分も及ぶ事なけれども難を忍び慈悲のすぐれたる事は・をそれをも・いだきぬべし』(開目抄、P202)
◇通解
日蓮が法華経の法理を理解する智慧は天台大師や伝教大師には千万分の一にも及ばないけれども、難を耐え忍び、慈悲が優れていることについては、実に恐縮するほどである。
◇同志への指針
日蓮大聖人は、幾多の大難を乗り越えられ、末法の全民衆のために大慈悲の闘争を貫かれた。「忍難」と「慈悲」が、日蓮仏法の真髄である。
私たちにとっては「勇気」が「慈悲」に通ずる。苦難を恐れず広布に邁進することも、宿命と戦う友に妙法を下種していくことも、全て「勇気」の二字から始まる。
大聖人に直結する学会精神は勇気、そして忍耐にあり!
新しき友情を結ぼう!
垣根のない対話で
地域に活力を送る
励ましの連帯を築け!
兵衛志殿御返事 P1090
『此れより後もいかなる事ありともすこしもたゆむ事なかれ、いよいよはりあげてせむべし、設ひ命に及ぶともすこしもひるむ事なかれ』
☆こころに響く言葉
読者の持つ"責任"
言論の自由の時代において、作品の質的向上のために、
最大の責任を持っているのは、ほかならぬ読者大衆なのである。
☆御書とともに� 第68回 勇気こそ仏法の真髄
『日蓮が法華経の智解は天台・伝教には千万が一分も及ぶ事なけれども難を忍び慈悲のすぐれたる事は・をそれをも・いだきぬべし』(開目抄、P202)
◇通解
日蓮が法華経の法理を理解する智慧は天台大師や伝教大師には千万分の一にも及ばないけれども、難を耐え忍び、慈悲が優れていることについては、実に恐縮するほどである。
◇同志への指針
日蓮大聖人は、幾多の大難を乗り越えられ、末法の全民衆のために大慈悲の闘争を貫かれた。「忍難」と「慈悲」が、日蓮仏法の真髄である。
私たちにとっては「勇気」が「慈悲」に通ずる。苦難を恐れず広布に邁進することも、宿命と戦う友に妙法を下種していくことも、全て「勇気」の二字から始まる。
大聖人に直結する学会精神は勇気、そして忍耐にあり!
2015.10.31 わが友に贈る
弘教に駆ける青年を
皆で讃え励まそう。
新入会の若き友にも
最大にエールを。
学会は人材で勝つ!
三三蔵祈雨事 P1472
『須梨槃特は三箇年に十四字を暗にせざりしかども仏に成りぬ提婆は六万蔵を暗にして無間に堕ちぬ是れ偏に末代の今の世を表するなり』
☆こころに響く言葉
すぐれた書を求める真の読書人に
著者が自己の生命を、たたきつけた書は、必ず、読む人をして深い感動を起こさずにはおかないものである。
俗悪で軽薄な作品には見向きもせず、真実のすぐれた書を求める、真の読書人になっていただきたい。
☆新時代第6回全国男子部幹部会へのメッセージ
大晴天のもと、世界広布の山を勝ち登りゆく男子部幹部会、誠におめでとう!
私の心には、九州男子部の大勝利の歓喜の歌が轟いています。いな、一緒に歌っています。全地区が総立ちして成し遂げた日本一の折伏、本当によく頑張った。
九州男児をこよなく愛された牧口先生、戸田先生と共に、私は、世界の先頭を走る君たちの、出陣の太鼓も大合唱も演技も、一切を見守っております。
戦い切って、勝利島たる。島々をはじめ、九州の各地から集った皆さん、ご苦労さま! 時間をやりくりして、心一つに練習を重ねてきた出演者の皆さん、深い縁あって九州で奮闘しているSGIメンバーの皆さん、ありがとう!
さらに陰ですべてを支えくれている、誇り高き役員の諸君に、心から感謝します。
そして、若き後継者たちを、いつもいつも熱く励まし、最大に応援してくれている九州広布の偉大な母たち父たちに、私は、皆さんと、万雷の大拍手をもって感謝を捧げたいと思うけれども、どうだろうか!
尊き九州家族は、いかなる苦難の嵐にも歯を食いしばり、「先駆の九州いざ楽し」との心意気で、私と一緒に戦い抜いてくれました。
先輩たちが掲げ抜いてきた先駆の勇気を、今、諸君が立派に受け継いでくれて、こんなうれしく、頼もしいことはありません。
きょうは、私と九州の友を深く結ぶ種種御振舞御書の一節を、共々に拝したい。それは、『法華経の肝心・諸仏の眼目たる妙法華経の五字・末法の始に一閻浮提にひろまらせ給うべき瑞相に日蓮さきがけしたり、わたうども二陣三陣つづきて迦葉・阿難にも勝ぐれ天台・天教にもこへよかし』(P910)との御聖訓であります。
御本仏・日蓮大聖人が教えてくださった、この「さきがけ」すなわち「先駆勇気」ほど強いものはい。深いものはない。尊ものはない。
人がどうあれ、状況がどうあれ、広宣流布のため勝ってみせると、一人立って祈る。一歩、前へ踏みだす。そこから、すべて勝ち開いてきたのが、学会精神です。我らの永遠の九州魂です。
きょう、諸君は、懐かしい「田原坂」の曲に合わせ、剣舞を舞ってくれました。
「田原坂」に「天下取るまで 大事な身体 蚤にくわせて なるものか」とあります。君たちは計り知れない使命の人だ。つまらないことで、大事な自分に傷をつけてはならない。賢く、また油断なく、万人ももれなく不撓不屈の大勝利者になっていただきたいのであります。
どうか、わが九州男子部は、どこよりも温かく麗しい団結で、アジアの友も、世界の同志も包んでいただきたい。
そして、世界広布の最高峰の山を断固、登り切って、先駆の勝利の旗を翻し、歓喜の歌を高らかに歌い上げてくれたまえ!
ご家族の皆さん、地域の同志の皆さんに、くれぐれもよろしくお伝えください。
わが不二の九州男児よ、世界広布新時代の拡大、そして勝利を断じて頼む!
皆で讃え励まそう。
新入会の若き友にも
最大にエールを。
学会は人材で勝つ!
三三蔵祈雨事 P1472
『須梨槃特は三箇年に十四字を暗にせざりしかども仏に成りぬ提婆は六万蔵を暗にして無間に堕ちぬ是れ偏に末代の今の世を表するなり』
☆こころに響く言葉
すぐれた書を求める真の読書人に
著者が自己の生命を、たたきつけた書は、必ず、読む人をして深い感動を起こさずにはおかないものである。
俗悪で軽薄な作品には見向きもせず、真実のすぐれた書を求める、真の読書人になっていただきたい。
☆新時代第6回全国男子部幹部会へのメッセージ
大晴天のもと、世界広布の山を勝ち登りゆく男子部幹部会、誠におめでとう!
私の心には、九州男子部の大勝利の歓喜の歌が轟いています。いな、一緒に歌っています。全地区が総立ちして成し遂げた日本一の折伏、本当によく頑張った。
九州男児をこよなく愛された牧口先生、戸田先生と共に、私は、世界の先頭を走る君たちの、出陣の太鼓も大合唱も演技も、一切を見守っております。
戦い切って、勝利島たる。島々をはじめ、九州の各地から集った皆さん、ご苦労さま! 時間をやりくりして、心一つに練習を重ねてきた出演者の皆さん、深い縁あって九州で奮闘しているSGIメンバーの皆さん、ありがとう!
さらに陰ですべてを支えくれている、誇り高き役員の諸君に、心から感謝します。
そして、若き後継者たちを、いつもいつも熱く励まし、最大に応援してくれている九州広布の偉大な母たち父たちに、私は、皆さんと、万雷の大拍手をもって感謝を捧げたいと思うけれども、どうだろうか!
尊き九州家族は、いかなる苦難の嵐にも歯を食いしばり、「先駆の九州いざ楽し」との心意気で、私と一緒に戦い抜いてくれました。
先輩たちが掲げ抜いてきた先駆の勇気を、今、諸君が立派に受け継いでくれて、こんなうれしく、頼もしいことはありません。
きょうは、私と九州の友を深く結ぶ種種御振舞御書の一節を、共々に拝したい。それは、『法華経の肝心・諸仏の眼目たる妙法華経の五字・末法の始に一閻浮提にひろまらせ給うべき瑞相に日蓮さきがけしたり、わたうども二陣三陣つづきて迦葉・阿難にも勝ぐれ天台・天教にもこへよかし』(P910)との御聖訓であります。
御本仏・日蓮大聖人が教えてくださった、この「さきがけ」すなわち「先駆勇気」ほど強いものはい。深いものはない。尊ものはない。
人がどうあれ、状況がどうあれ、広宣流布のため勝ってみせると、一人立って祈る。一歩、前へ踏みだす。そこから、すべて勝ち開いてきたのが、学会精神です。我らの永遠の九州魂です。
きょう、諸君は、懐かしい「田原坂」の曲に合わせ、剣舞を舞ってくれました。
「田原坂」に「天下取るまで 大事な身体 蚤にくわせて なるものか」とあります。君たちは計り知れない使命の人だ。つまらないことで、大事な自分に傷をつけてはならない。賢く、また油断なく、万人ももれなく不撓不屈の大勝利者になっていただきたいのであります。
どうか、わが九州男子部は、どこよりも温かく麗しい団結で、アジアの友も、世界の同志も包んでいただきたい。
そして、世界広布の最高峰の山を断固、登り切って、先駆の勝利の旗を翻し、歓喜の歌を高らかに歌い上げてくれたまえ!
ご家族の皆さん、地域の同志の皆さんに、くれぐれもよろしくお伝えください。
わが不二の九州男児よ、世界広布新時代の拡大、そして勝利を断じて頼む!
2015年10月30日金曜日
2015.10.30 わが友に贈る
乾燥による火災に注意!
可燃物の放置や
たこ足配線はしない。
火の元点検も忘れずに。
賢明な「前前の用心」を!
上野殿御返事 P1539
『日蓮が弟子にせう房と申しのと房といゐなごえの尼なんど申せし物どもはよくふかく心をくびやうに愚癡にして而も智者となのりしやつばらなりしかば事のをこりし時たよりをえておほくの人をおとせしなり』
☆こころに響く言葉
正しいもの、よいものをどう吸収するか
知識の泉は、われわれの身の回りに無限にある。大切なことは、真実と虚偽を、
どう識別し、良否を振り分け、そして、正しいもの、よいものだけを吸収するようにするか、
であると言えまいか。
☆勝利の人間学 第84回 異体同心の本領発揮を
◇納得と共感から前進の力が
創価の友は、全員がかけがえのない人材だ。
御聖訓に『皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱えがたき題目なり』(P1360)と仰せではないか。ゆえに、リーダーは一人一人が地涌の自覚に立てるよう、励ますことだ。
大切なのは、納得と共感である。
『鏡に向かって礼拝を成す時浮べる影又我を礼拝するなり』(P769)と説かれる。
友の生命の仏性を尊敬して、誠実を尽くす振る舞いから、納得と共感は生まれていく。
人に応じ、心に応じ、時に応じ、所に応じた、きめ細やかな激励に、人の心は動くものだ。
その積み重ねこそが前進の力となる。
◇「仲良く」が仏法の根本精神
わが学会は、一閻浮提広宣流布を遂行しゆく、ただ一つの和合僧団である。
「どこまでも仲良く」──ここに限りなく功徳があふれ、拡大が進み、人材が育つ。
大目的を忘れ、小さな感情にとらわれて、皆と団結できなければ、自分が損をする。
戸田先生は語っておられた。
「信心が同じであるがゆえに、互いに嫉むことなく、憎むことなく、相和して御本尊に仕えまつる。この精神を、和合僧の精神というのである」
我らは『自他彼此の心なく』(P1337)進む同志だ。「心を合わせよう」「皆の心を一つにしていこう」と、異体同心の祈りから出発して、和楽と歓喜の絆を強めゆくのだ。
◇平和を創る人間主義の連帯を
一人一人が勇気をもって立ち上がり、大きく力を合わせれば、世界を変えられる。民衆のスクラムには、いかなる権力も敵わない。
恩師の「地球民族主義」とは、あらゆる差異を超えた、生命という共通の基盤に立って、民衆と民衆が心を結んでいくことだ。
私たちは、人類が夢に見た世界市民の結合を、192カ国・地域に築き上げてきた。
権威主義でもなければ、形式主義でもない。麗しい人間主義の大連帯を、全世界の創価の若人が、いよいよ広げゆく時代である。
可燃物の放置や
たこ足配線はしない。
火の元点検も忘れずに。
賢明な「前前の用心」を!
上野殿御返事 P1539
『日蓮が弟子にせう房と申しのと房といゐなごえの尼なんど申せし物どもはよくふかく心をくびやうに愚癡にして而も智者となのりしやつばらなりしかば事のをこりし時たよりをえておほくの人をおとせしなり』
☆こころに響く言葉
正しいもの、よいものをどう吸収するか
知識の泉は、われわれの身の回りに無限にある。大切なことは、真実と虚偽を、
どう識別し、良否を振り分け、そして、正しいもの、よいものだけを吸収するようにするか、
であると言えまいか。
☆勝利の人間学 第84回 異体同心の本領発揮を
◇納得と共感から前進の力が
創価の友は、全員がかけがえのない人材だ。
御聖訓に『皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱えがたき題目なり』(P1360)と仰せではないか。ゆえに、リーダーは一人一人が地涌の自覚に立てるよう、励ますことだ。
大切なのは、納得と共感である。
『鏡に向かって礼拝を成す時浮べる影又我を礼拝するなり』(P769)と説かれる。
友の生命の仏性を尊敬して、誠実を尽くす振る舞いから、納得と共感は生まれていく。
人に応じ、心に応じ、時に応じ、所に応じた、きめ細やかな激励に、人の心は動くものだ。
その積み重ねこそが前進の力となる。
◇「仲良く」が仏法の根本精神
わが学会は、一閻浮提広宣流布を遂行しゆく、ただ一つの和合僧団である。
「どこまでも仲良く」──ここに限りなく功徳があふれ、拡大が進み、人材が育つ。
大目的を忘れ、小さな感情にとらわれて、皆と団結できなければ、自分が損をする。
戸田先生は語っておられた。
「信心が同じであるがゆえに、互いに嫉むことなく、憎むことなく、相和して御本尊に仕えまつる。この精神を、和合僧の精神というのである」
我らは『自他彼此の心なく』(P1337)進む同志だ。「心を合わせよう」「皆の心を一つにしていこう」と、異体同心の祈りから出発して、和楽と歓喜の絆を強めゆくのだ。
◇平和を創る人間主義の連帯を
一人一人が勇気をもって立ち上がり、大きく力を合わせれば、世界を変えられる。民衆のスクラムには、いかなる権力も敵わない。
恩師の「地球民族主義」とは、あらゆる差異を超えた、生命という共通の基盤に立って、民衆と民衆が心を結んでいくことだ。
私たちは、人類が夢に見た世界市民の結合を、192カ国・地域に築き上げてきた。
権威主義でもなければ、形式主義でもない。麗しい人間主義の大連帯を、全世界の創価の若人が、いよいよ広げゆく時代である。
2015年10月29日木曜日
2015.10.29 わが友に贈る
会合は新鮮さが大切だ。
入念な準備や
創意工夫を怠るな。
「さあ頑張ろう!」と
皆が決意する集いに!
四条金吾殿御返事 P1143
『ただ女房と酒うちのみて南無妙法蓮華経ととなへ給へ』
☆こころに響く言葉
読書の正しい姿勢
読書の正しい姿勢は、何によって決定されるかと言うと、結局、
人生への意欲的な姿勢、常に主体性を失わない、健全で力強い生き方からもたらされると私は思う。
☆勝利の人間学 第83回 地域、社会の希望の柱に
◇スピードに人間性が光る
戦いは「スピード」と「確実性」で決まる。学会は、この早さと真心で勝ってきた。
友への激励も、時を失してはならない。迅速に声をかけ、手を打っていくのだ。そこに、リーダーの人間性が光る。
もちろん、慌てて雑になってはならない。一人一人に、誠心誠意、接していくことだ。それができるリーダーでありたい。『軍には大将軍を魂とす』(P1219)である。
リーダーの真剣と献身から、新たな大回転が始まる。どうすれば、やりがいをもって友が活動できるか、常に心を砕くことだ。打てば響く反応を忘れず、元気な声で、どんどん励ましを送ってくれ給え。
◇今いるところを寂光土に
地域に根差していくことが大事である。
地域に根を張らない人生は、儚くわびしい。
御義口伝には『今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者の住処は山谷曠野皆寂光土なり』(P781)と仰せである。
今いるところを「寂光土」に輝かせていく究極の力が妙法である。
愚痴や文句からは、価値は生まれない。
自分の地域を『よきところ・よきところ』(P1183)と讃え、感謝していくなかに、福運が増し、自他共の幸福の地盤が広がる。
◇最後に勝つ負けじ魂を
誰人にも、思いがけない試練が競い起こる。
そこで負けない土台を築くために、青年部時代の訓練がある。創価班、牙城会、白蓮グループ等の薫陶を受けた人は強い。
戸田先生は、私に贈ってくださった。
「勝ち負けは
人の生命の
常なれど
最後の勝をば
仏にぞ祈らむ」
濁世では、ずる賢く要領のいい人間が、一時、もてはやされることがあるかもしれない。
しかし、最後に勝つのは、真面目で粘り強く努力を貫く人である。否、誠実の人が断じて勝たねばならない。
そうした世の中を創るために、我らの広宣流布があることを忘れまい。
入念な準備や
創意工夫を怠るな。
「さあ頑張ろう!」と
皆が決意する集いに!
四条金吾殿御返事 P1143
『ただ女房と酒うちのみて南無妙法蓮華経ととなへ給へ』
☆こころに響く言葉
読書の正しい姿勢
読書の正しい姿勢は、何によって決定されるかと言うと、結局、
人生への意欲的な姿勢、常に主体性を失わない、健全で力強い生き方からもたらされると私は思う。
☆勝利の人間学 第83回 地域、社会の希望の柱に
◇スピードに人間性が光る
戦いは「スピード」と「確実性」で決まる。学会は、この早さと真心で勝ってきた。
友への激励も、時を失してはならない。迅速に声をかけ、手を打っていくのだ。そこに、リーダーの人間性が光る。
もちろん、慌てて雑になってはならない。一人一人に、誠心誠意、接していくことだ。それができるリーダーでありたい。『軍には大将軍を魂とす』(P1219)である。
リーダーの真剣と献身から、新たな大回転が始まる。どうすれば、やりがいをもって友が活動できるか、常に心を砕くことだ。打てば響く反応を忘れず、元気な声で、どんどん励ましを送ってくれ給え。
◇今いるところを寂光土に
地域に根差していくことが大事である。
地域に根を張らない人生は、儚くわびしい。
御義口伝には『今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者の住処は山谷曠野皆寂光土なり』(P781)と仰せである。
今いるところを「寂光土」に輝かせていく究極の力が妙法である。
愚痴や文句からは、価値は生まれない。
自分の地域を『よきところ・よきところ』(P1183)と讃え、感謝していくなかに、福運が増し、自他共の幸福の地盤が広がる。
◇最後に勝つ負けじ魂を
誰人にも、思いがけない試練が競い起こる。
そこで負けない土台を築くために、青年部時代の訓練がある。創価班、牙城会、白蓮グループ等の薫陶を受けた人は強い。
戸田先生は、私に贈ってくださった。
「勝ち負けは
人の生命の
常なれど
最後の勝をば
仏にぞ祈らむ」
濁世では、ずる賢く要領のいい人間が、一時、もてはやされることがあるかもしれない。
しかし、最後に勝つのは、真面目で粘り強く努力を貫く人である。否、誠実の人が断じて勝たねばならない。
そうした世の中を創るために、我らの広宣流布があることを忘れまい。
2015年10月28日水曜日
2015.10.28 わが友に贈る
「努力を讃える」
「長所を伸ばす」
それが人材育成の鍵。
相手をよく知り
心に響く励ましを!
頼基陳状 P1162
『頼基が良観房を蚊蚋蝦蟆の法師なりと申すとも経文分明に候はば御とがめあるべからず』
☆こころに響く言葉
仕事は人間形成の道場
仕事を、たんに経済的欲望を満たすための手段と考えることは、誤りである。
自分を磨いていく、人間形成の道場ぐらいに考えても、私は、けっして評価のしすぎではないと考える。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
支え合い励まし合いの調和社会へ!
◇これからも共に
かつて私は、フランスの作家アンドレ・マルロー氏のご自宅にお招きいただいた。
氏が私に問われた。
「あなたの眼には、人間にとって何が最も重要なものと映りますか」
私はお答えした。
「人間そのものの生き方、その主体である人間自身の変革がどうすれば可能かということでしょう」「人間の尊貴さは、その無限の可能性にあると信じ、そこに一切をかけ、それを規範として行動していきたい」と。
氏は深く頷かれた。
わが"多宝の友"が広布に走り抜いた誉れの歴史は、自身の生命に黄金の日記として厳然と刻まれる。自らの命を使って「人間革命」の実証を示してきた栄光の福徳は、絶対に消えないのだ。
だからこそ、確信の体験を、円熟の智慧で語り伝えていただきたい。
いつまでも、いくつになっても、"広布一筋の証明者"として生き抜いていただきたい。
"自分も励まされた。だから若い人を全力で応援するよ"——この真心のエールが、後継の友の希望の光となり、前進への確かな羅針盤となる。
御書には『年は・わかうなり福はかさなり候べし』(P1135)と仰せである。
多宝会の皆様が地域の同志のために送る題目が、慈愛の振る舞いが、どれほど皆に勇気と力を与え、世界広布の躍進を支えているか、私の胸に痛いほど迫ってくる。
わが共戦の盟友に、心から感謝申し上げたい。
広宣流布は、一歩また一歩、忍耐強く幾山河を越えゆく遠征だ。
ある時、戸田先生が笑みを浮かべて語られた言葉が、今も私の胸に朗らかに轟いている。
「戦いは、いよいよ、これからだよ。楽しく、また断固として一緒に、戦おうじゃないか!」
さあ、これからが我らの「黄金時代」だ!
「冬は必ず春となる」と、あらゆる障魔に打ち勝ってきた我が戦友よ!
広布の英雄よ!
創価の太陽よ!
万年にわたる民衆の安穏と勝利のために、従藍而青の偉大な後輩たちのために、私と一緒に戦い抜こうではないか!
黄金の
命輝く
多宝会
未来を照らす
慧光は無量と
「長所を伸ばす」
それが人材育成の鍵。
相手をよく知り
心に響く励ましを!
頼基陳状 P1162
『頼基が良観房を蚊蚋蝦蟆の法師なりと申すとも経文分明に候はば御とがめあるべからず』
☆こころに響く言葉
仕事は人間形成の道場
仕事を、たんに経済的欲望を満たすための手段と考えることは、誤りである。
自分を磨いていく、人間形成の道場ぐらいに考えても、私は、けっして評価のしすぎではないと考える。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
支え合い励まし合いの調和社会へ!
◇これからも共に
かつて私は、フランスの作家アンドレ・マルロー氏のご自宅にお招きいただいた。
氏が私に問われた。
「あなたの眼には、人間にとって何が最も重要なものと映りますか」
私はお答えした。
「人間そのものの生き方、その主体である人間自身の変革がどうすれば可能かということでしょう」「人間の尊貴さは、その無限の可能性にあると信じ、そこに一切をかけ、それを規範として行動していきたい」と。
氏は深く頷かれた。
わが"多宝の友"が広布に走り抜いた誉れの歴史は、自身の生命に黄金の日記として厳然と刻まれる。自らの命を使って「人間革命」の実証を示してきた栄光の福徳は、絶対に消えないのだ。
だからこそ、確信の体験を、円熟の智慧で語り伝えていただきたい。
いつまでも、いくつになっても、"広布一筋の証明者"として生き抜いていただきたい。
"自分も励まされた。だから若い人を全力で応援するよ"——この真心のエールが、後継の友の希望の光となり、前進への確かな羅針盤となる。
御書には『年は・わかうなり福はかさなり候べし』(P1135)と仰せである。
多宝会の皆様が地域の同志のために送る題目が、慈愛の振る舞いが、どれほど皆に勇気と力を与え、世界広布の躍進を支えているか、私の胸に痛いほど迫ってくる。
わが共戦の盟友に、心から感謝申し上げたい。
広宣流布は、一歩また一歩、忍耐強く幾山河を越えゆく遠征だ。
ある時、戸田先生が笑みを浮かべて語られた言葉が、今も私の胸に朗らかに轟いている。
「戦いは、いよいよ、これからだよ。楽しく、また断固として一緒に、戦おうじゃないか!」
さあ、これからが我らの「黄金時代」だ!
「冬は必ず春となる」と、あらゆる障魔に打ち勝ってきた我が戦友よ!
広布の英雄よ!
創価の太陽よ!
万年にわたる民衆の安穏と勝利のために、従藍而青の偉大な後輩たちのために、私と一緒に戦い抜こうではないか!
黄金の
命輝く
多宝会
未来を照らす
慧光は無量と
2015年10月27日火曜日
2015.10.27 わが友に贈る
持続こそ力なり!
小さな一歩でも
前へ進み続ければ
栄光の頂は近づく。
悔いなく今日を勝て!
四条金吾殿御返事 P1182
『始中終すてずして大難をとをす人如来の使なり』
☆こころに響く言葉
良書、悪書を見分ける眼
一冊の本に書かれていることが、本当か、うそか、良書であるか、悪書であるかを見分ける眼は、
生活のなかにつちかわれた判断力と、経験の蓄積によって、おのずから会得されるものである。
また、人生、社会への眼が開け、希望と勇気と喜びがわいてくるものでなくてはならない。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇深き生命観もち
日本は「超高齢社会」に入った。
年をとらぬ人はいない。生身の体であり、加齢とともに、思うように動かなくもなる。
高齢の親御さんなどの介護の問題も切実だ。長寿の分だけ、病や老いの厳しい現実とも、長く向き合わねばならない。
我らは仏法の願兼於業の精神からも、この時代の同一苦に、強く賢く朗らかに挑んでいくのだ。
我らには、三世永遠の生命観を説き明かした大哲学がある。老若男女が力を合わせ、調和と共生の喜びを創造しゆく人間の連帯がある。
医療の最前線では、ドクター部や白樺の皆様の尊き慈悲の奮闘が光る。
男子部では、介護・福祉に従事する人材の集いである「妙護グループ」の貢献も頼もしい。
団地部や地域部のリーダーは、高齢者を孤立させない温かなネットワークづくりを進める。各地の農漁光部、離島部の功労の友も、わが郷土の灯台として輝いている。
ともあれ、助け合い、支え合いが"当たり前"の文化になっていけば、人びとがどれほど心豊かになることか。
高齢者は、青年を大きく見守り励ます。青年は、高齢者に学び、敬意をもって接する。この相互の信頼関係の中で、未来は確かな足取りで創られていくに違いない。
小さな一歩でも
前へ進み続ければ
栄光の頂は近づく。
悔いなく今日を勝て!
四条金吾殿御返事 P1182
『始中終すてずして大難をとをす人如来の使なり』
☆こころに響く言葉
良書、悪書を見分ける眼
一冊の本に書かれていることが、本当か、うそか、良書であるか、悪書であるかを見分ける眼は、
生活のなかにつちかわれた判断力と、経験の蓄積によって、おのずから会得されるものである。
また、人生、社会への眼が開け、希望と勇気と喜びがわいてくるものでなくてはならない。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇深き生命観もち
日本は「超高齢社会」に入った。
年をとらぬ人はいない。生身の体であり、加齢とともに、思うように動かなくもなる。
高齢の親御さんなどの介護の問題も切実だ。長寿の分だけ、病や老いの厳しい現実とも、長く向き合わねばならない。
我らは仏法の願兼於業の精神からも、この時代の同一苦に、強く賢く朗らかに挑んでいくのだ。
我らには、三世永遠の生命観を説き明かした大哲学がある。老若男女が力を合わせ、調和と共生の喜びを創造しゆく人間の連帯がある。
医療の最前線では、ドクター部や白樺の皆様の尊き慈悲の奮闘が光る。
男子部では、介護・福祉に従事する人材の集いである「妙護グループ」の貢献も頼もしい。
団地部や地域部のリーダーは、高齢者を孤立させない温かなネットワークづくりを進める。各地の農漁光部、離島部の功労の友も、わが郷土の灯台として輝いている。
ともあれ、助け合い、支え合いが"当たり前"の文化になっていけば、人びとがどれほど心豊かになることか。
高齢者は、青年を大きく見守り励ます。青年は、高齢者に学び、敬意をもって接する。この相互の信頼関係の中で、未来は確かな足取りで創られていくに違いない。
2015年10月26日月曜日
2015.10.26 わが友に贈る
◇今週のことば
任用試験に挑む友は
新時代の希望の光なり。
「求道」は境涯の拡大。
「研鑽」は智慧の深化。
信心の喜びを共々に!
2015年10月26日
報恩抄 P313
『正法を行ずるものを国主あだみ邪法を行ずる者のかたうどせば大梵天王帝釈日月四天等隣国の賢王の身に入りかわりて其の国をせむべしとみゆ』
☆こころに響く言葉
老化の最高の防波堤
働くということは、人間の自然の姿である。精神の集中、精神の張り、適度の運動、
意志の持続———仕事にあたって要求されるこれらの条件は、精神的にも、
肉体的にも、老化の最高の防波堤と言えよう。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
人生の四季常楽我浄の心の花よ咲け
◇絶対の安心の道
大聖人の御在世、齢九十の姑に尽くし看取った富木尼御前は、自らも大病との闘いが続いた。
大聖人は、慈愛の介護を労われつつ、尼御前の病を『我身一身の上』(P978)とされ、昼夜に平癒を祈念してくださった。
尼御前には『我れ等は仏に疑いなしとをぼせば・なにのなげきか有るべき』(P976)とも仰せである。
この御本仏の大慈大悲に連なり、「一生成仏」という絶対に安心な生命の直道を、創価家族は進んでいるのだ。ゆえに、嘆くこともなければ、たじろぐこともない。
今や全世界で"多宝の友"が活躍されている。
ドイツでは、多宝会は「ゴールデナー・ヘルプスト」(錦秋会)と呼ばれる。過日、「勇気ある者は勝つ!」をテーマに意気軒昂の研修会が行われた。
オーストラリアでは、多宝会は「ダイヤモンドグループ」として生き生きと輝く。またアメリカの多宝会は、今が"ゴールデン・ステージ"との気概で活躍されている。
先日、五十五周年を晴れやかに迎えた「世界広布原点の勝利島」ハワイの総会でも、百歳の草創の友のお元気な姿がひときわ光っていたという。
人生の「黄金時代」の舞台を威風堂々と勝ち飾り、ダイヤの如く金剛不壊の生命の輝きを放ちゆく尊き希望の長者たちよ万歳!と叫びたい。
青年と語り合うと、座談会などで高齢の方に声をかけられ、話を聞いてもらったことが、大きな人生の転機となったというメンバーが実に多い。
法華経に説かれる「多宝の証明」さながらに、多宝会の皆様が、真実の幸福な人生の軌道を伝えてくださっているのだ。
中国の古典『中庸』には、「道なる者は、須臾も離る可からず、離る可きは道に非ざるなり」という言葉がある。
須臾——しばしも離れないのが「道」である。正義に生きゆく学会精神の道、師弟の道を、少しもぶれずに貫き通してきた宝友たちがあればこそ、創価の異体同心の団結は揺るぎない。
悪縁の渦巻く時代だ。若き皆さんが、思い悩むことも多いに違いない。そうした時こそ透徹した信心に立つ大先輩方と語らってもらいたい。多宝の皆様の姿それ自体が、悔いなき人生を生き抜く鑑となるからだ。
任用試験に挑む友は
新時代の希望の光なり。
「求道」は境涯の拡大。
「研鑽」は智慧の深化。
信心の喜びを共々に!
2015年10月26日
報恩抄 P313
『正法を行ずるものを国主あだみ邪法を行ずる者のかたうどせば大梵天王帝釈日月四天等隣国の賢王の身に入りかわりて其の国をせむべしとみゆ』
☆こころに響く言葉
老化の最高の防波堤
働くということは、人間の自然の姿である。精神の集中、精神の張り、適度の運動、
意志の持続———仕事にあたって要求されるこれらの条件は、精神的にも、
肉体的にも、老化の最高の防波堤と言えよう。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
人生の四季常楽我浄の心の花よ咲け
◇絶対の安心の道
大聖人の御在世、齢九十の姑に尽くし看取った富木尼御前は、自らも大病との闘いが続いた。
大聖人は、慈愛の介護を労われつつ、尼御前の病を『我身一身の上』(P978)とされ、昼夜に平癒を祈念してくださった。
尼御前には『我れ等は仏に疑いなしとをぼせば・なにのなげきか有るべき』(P976)とも仰せである。
この御本仏の大慈大悲に連なり、「一生成仏」という絶対に安心な生命の直道を、創価家族は進んでいるのだ。ゆえに、嘆くこともなければ、たじろぐこともない。
今や全世界で"多宝の友"が活躍されている。
ドイツでは、多宝会は「ゴールデナー・ヘルプスト」(錦秋会)と呼ばれる。過日、「勇気ある者は勝つ!」をテーマに意気軒昂の研修会が行われた。
オーストラリアでは、多宝会は「ダイヤモンドグループ」として生き生きと輝く。またアメリカの多宝会は、今が"ゴールデン・ステージ"との気概で活躍されている。
先日、五十五周年を晴れやかに迎えた「世界広布原点の勝利島」ハワイの総会でも、百歳の草創の友のお元気な姿がひときわ光っていたという。
人生の「黄金時代」の舞台を威風堂々と勝ち飾り、ダイヤの如く金剛不壊の生命の輝きを放ちゆく尊き希望の長者たちよ万歳!と叫びたい。
青年と語り合うと、座談会などで高齢の方に声をかけられ、話を聞いてもらったことが、大きな人生の転機となったというメンバーが実に多い。
法華経に説かれる「多宝の証明」さながらに、多宝会の皆様が、真実の幸福な人生の軌道を伝えてくださっているのだ。
中国の古典『中庸』には、「道なる者は、須臾も離る可からず、離る可きは道に非ざるなり」という言葉がある。
須臾——しばしも離れないのが「道」である。正義に生きゆく学会精神の道、師弟の道を、少しもぶれずに貫き通してきた宝友たちがあればこそ、創価の異体同心の団結は揺るぎない。
悪縁の渦巻く時代だ。若き皆さんが、思い悩むことも多いに違いない。そうした時こそ透徹した信心に立つ大先輩方と語らってもらいたい。多宝の皆様の姿それ自体が、悔いなき人生を生き抜く鑑となるからだ。
2015年10月25日日曜日
2015.10.25 わが友に贈る
仏法対話とは
「幸福の種」を
友の心に植えることだ。
祈りを根本に
大誠実で語り抜け!
災難対治抄 P85
『速に謗法の者を治す可し若し爾らずんば無尽の祈請有りと雖も災難を留む可からざるなり』
☆こころに響く言葉
読書せぬ人は社会の前進に遅れる
読書せぬ人は、人間として浅くなり、
社会の前進に遅れてしまうことは事実である。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇水の如く退せず
日蓮大聖人は『水のごとくと申すは・いつも・たいせず信ずるなり』(P1544)と仰せになられた。
日本中、世界中に、この御金言通り「水のごとく信ずる」模範の父母がおられる。
先日も、京都・舞鶴の九十六歳の母が支部婦人部長会で発表した体験を妻と伺い、感動した。
お子さん方の難病も見事に克服し、所願満足の大歓喜に溢れ、昨年も弘教を実らせ、今年もぜひと挑戦を重ねている。
年齢がどうあれ、立場がどうあれ、「いざや前進」と、広布に舞いゆく母のスクラムがあればこそ、常勝の人材の流れは水かさを増すのだ。
大聖人は、ある女性門下に、夫妻して信心に励む功徳を讃え、『天あり地あり日あり月あり日てり雨ふる功徳の草木花さき菓なるべし』(P1249)と、自然界の営みになぞらえておられた。
日月、晴雨など自然の恵みによって、草木は花咲く。我らは、一切の苦楽、禍福をも恵みとしながら、人生の功徳の花を咲かせるのだ。
仏道修行の世界において、"多宝の友"の生命の光彩に勝る「心の花」はあるまい。
聖教新聞や大白蓮華で読む体験の素晴らしさ!
御聖訓の如く「苦楽ともに思い合せて」祈り、戦い、生き抜いてきたわが地域のおじいちゃん、おばあちゃん。風雪を越えて、満面に花咲く"笑顔皺"には、誰もが励まされる。ありのままの姿で、仏法正義を宣揚してくれているのだ。
「幸福の種」を
友の心に植えることだ。
祈りを根本に
大誠実で語り抜け!
災難対治抄 P85
『速に謗法の者を治す可し若し爾らずんば無尽の祈請有りと雖も災難を留む可からざるなり』
☆こころに響く言葉
読書せぬ人は社会の前進に遅れる
読書せぬ人は、人間として浅くなり、
社会の前進に遅れてしまうことは事実である。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇水の如く退せず
日蓮大聖人は『水のごとくと申すは・いつも・たいせず信ずるなり』(P1544)と仰せになられた。
日本中、世界中に、この御金言通り「水のごとく信ずる」模範の父母がおられる。
先日も、京都・舞鶴の九十六歳の母が支部婦人部長会で発表した体験を妻と伺い、感動した。
お子さん方の難病も見事に克服し、所願満足の大歓喜に溢れ、昨年も弘教を実らせ、今年もぜひと挑戦を重ねている。
年齢がどうあれ、立場がどうあれ、「いざや前進」と、広布に舞いゆく母のスクラムがあればこそ、常勝の人材の流れは水かさを増すのだ。
大聖人は、ある女性門下に、夫妻して信心に励む功徳を讃え、『天あり地あり日あり月あり日てり雨ふる功徳の草木花さき菓なるべし』(P1249)と、自然界の営みになぞらえておられた。
日月、晴雨など自然の恵みによって、草木は花咲く。我らは、一切の苦楽、禍福をも恵みとしながら、人生の功徳の花を咲かせるのだ。
仏道修行の世界において、"多宝の友"の生命の光彩に勝る「心の花」はあるまい。
聖教新聞や大白蓮華で読む体験の素晴らしさ!
御聖訓の如く「苦楽ともに思い合せて」祈り、戦い、生き抜いてきたわが地域のおじいちゃん、おばあちゃん。風雪を越えて、満面に花咲く"笑顔皺"には、誰もが励まされる。ありのままの姿で、仏法正義を宣揚してくれているのだ。
2015.10.24 わが友に贈る
因果?時の妙法だ。
今の奮闘によって
幸福と功徳の根は
揺るぎなく張っていく。
確信を抱き進もう!
報恩抄 P293
『夫れ老狐は塚をあとにせず白亀は毛宝が恩をほうず畜生すらかくのごとしいわうや人倫をや』
☆こころに響く言葉
身近なところに趣味の世界はある
趣味といっても、何も特別なものを求める必要はない。自分らしく、自然のなかに築いていくもの。
これが尊いのである。さりげないなかに、また身近なところに、趣味の世界はあるものだ。
虚飾のための趣味であっては、空しい。虚飾のため、見栄のためというなら、
趣味などないほうがましと言ってもよい。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇「黄金時代」の大舞台を威風堂々と
「季節のなかでいちばん喜びをもたらしてくれるのは——
夏であり、秋であり、冬であり、春である」
十七世紀のイギリスの詩人ウィリアム・ブラウンは詠った。人生の四季も、かくありたいと思う。
この言葉を愛したアメリカの絵本作家で、九十二歳の充実の人生を生きた女性ターシャ・テューダー(一九一五〜二〇〇八年)は語っている。
「みんなが本当に欲しいのは、物ではなく心の充足です」
「心こそ大切」である。真に強く豊かな心は、どんな環境にも希望を見つけ、喜びを生み出す。
三十年近く前、愛知の岡崎市を訪問した折のことである。
三河文化会館(当時)に向かう途次、徳川家康公ゆかりの城を仰ぎつつ、しばし藤棚でも有名な岡崎公園を友と散策した。
その時、お会いした一人が、公園内で茶店を営む"多宝の母"であった。八十八歳、信心の輝きに満ちておられた。
「春夏秋冬いつまでもお達者で」——。
後で私は、この言葉を記念にお贈りした。
四季折々に暑さ寒さや嵐など試練は尽きない。人の一生も「生老病死」との戦いの連続だ。
しかし、何があっても負けることなく、「常楽我浄」の幸風を薫らせ、自他共に豊かな人生の四季を織り成していく最極の力が、妙法である。
広布の幾山河を勝ち越えてきた多宝会(東京は宝寿会、関西は錦宝会)の友の人生劇が、その何よりの実証ではないか。
今の奮闘によって
幸福と功徳の根は
揺るぎなく張っていく。
確信を抱き進もう!
報恩抄 P293
『夫れ老狐は塚をあとにせず白亀は毛宝が恩をほうず畜生すらかくのごとしいわうや人倫をや』
☆こころに響く言葉
身近なところに趣味の世界はある
趣味といっても、何も特別なものを求める必要はない。自分らしく、自然のなかに築いていくもの。
これが尊いのである。さりげないなかに、また身近なところに、趣味の世界はあるものだ。
虚飾のための趣味であっては、空しい。虚飾のため、見栄のためというなら、
趣味などないほうがましと言ってもよい。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇「黄金時代」の大舞台を威風堂々と
「季節のなかでいちばん喜びをもたらしてくれるのは——
夏であり、秋であり、冬であり、春である」
十七世紀のイギリスの詩人ウィリアム・ブラウンは詠った。人生の四季も、かくありたいと思う。
この言葉を愛したアメリカの絵本作家で、九十二歳の充実の人生を生きた女性ターシャ・テューダー(一九一五〜二〇〇八年)は語っている。
「みんなが本当に欲しいのは、物ではなく心の充足です」
「心こそ大切」である。真に強く豊かな心は、どんな環境にも希望を見つけ、喜びを生み出す。
三十年近く前、愛知の岡崎市を訪問した折のことである。
三河文化会館(当時)に向かう途次、徳川家康公ゆかりの城を仰ぎつつ、しばし藤棚でも有名な岡崎公園を友と散策した。
その時、お会いした一人が、公園内で茶店を営む"多宝の母"であった。八十八歳、信心の輝きに満ちておられた。
「春夏秋冬いつまでもお達者で」——。
後で私は、この言葉を記念にお贈りした。
四季折々に暑さ寒さや嵐など試練は尽きない。人の一生も「生老病死」との戦いの連続だ。
しかし、何があっても負けることなく、「常楽我浄」の幸風を薫らせ、自他共に豊かな人生の四季を織り成していく最極の力が、妙法である。
広布の幾山河を勝ち越えてきた多宝会(東京は宝寿会、関西は錦宝会)の友の人生劇が、その何よりの実証ではないか。
2015年10月23日金曜日
2015.10.23 わが友に贈る
冷え込む季節。
配達員の皆様の
健康・無事故を祈る。
偉大な無冠の同志に
幸福と勝利あれ!
曾谷殿御返事 P1065
『白馬のなくは我等が南無妙法蓮華経のこえなり、此の声をきかせ給う梵天帝釈日月四天等いかでか色をましひかりをさかんになし給はざるべき、いかでか我等を守護し給はざるべきとつよづよとをぼしめすべし』
☆こころに響く言葉
子どもの世界に入って
子どもには、子ども独自の世界がある。それを外からでなく、内部に入って、よりよく伸ばし、
開花させていくことが、幼児を育てるコツなのではないか。
☆御書とともに� 第67回 青年の宝は「信頼」
『いかにわろくとも・わろきよし人にも又上へも申させ給うべからず候、よきところ・よきところと申し給はば又かさねて給はらせ給うべし』(四条金吾殿御返事、PI183)
◇通解
たとえどんなに悪い土地であっても、悪いということを、他人やまた主君に言ってはならない。良い所、良い所と言っていれば、また重ねてたまわることもあろう。
◇同志への指針
青春は、思うようにいかない境遇との戦いだ。嘆かず、怯まず、その境遇を勝ち開いていく力が創価である。
戸田先生は「青年の一番の宝は信頼である」と言われた。
それには、愚痴を排し、一つ一つ約束と責任を誠実に果たすことだ。「よきところ・よきところ」と信心の眼で捉え、祈り切り、戦い抜くことが、必ず人間革命の光となることを忘れまい。
配達員の皆様の
健康・無事故を祈る。
偉大な無冠の同志に
幸福と勝利あれ!
曾谷殿御返事 P1065
『白馬のなくは我等が南無妙法蓮華経のこえなり、此の声をきかせ給う梵天帝釈日月四天等いかでか色をましひかりをさかんになし給はざるべき、いかでか我等を守護し給はざるべきとつよづよとをぼしめすべし』
☆こころに響く言葉
子どもの世界に入って
子どもには、子ども独自の世界がある。それを外からでなく、内部に入って、よりよく伸ばし、
開花させていくことが、幼児を育てるコツなのではないか。
☆御書とともに� 第67回 青年の宝は「信頼」
『いかにわろくとも・わろきよし人にも又上へも申させ給うべからず候、よきところ・よきところと申し給はば又かさねて給はらせ給うべし』(四条金吾殿御返事、PI183)
◇通解
たとえどんなに悪い土地であっても、悪いということを、他人やまた主君に言ってはならない。良い所、良い所と言っていれば、また重ねてたまわることもあろう。
◇同志への指針
青春は、思うようにいかない境遇との戦いだ。嘆かず、怯まず、その境遇を勝ち開いていく力が創価である。
戸田先生は「青年の一番の宝は信頼である」と言われた。
それには、愚痴を排し、一つ一つ約束と責任を誠実に果たすことだ。「よきところ・よきところ」と信心の眼で捉え、祈り切り、戦い抜くことが、必ず人間革命の光となることを忘れまい。
2015年10月22日木曜日
2015.10.22 わが友に贈る
多忙な中でも
読書の暇をつくれ!
学び続ける人には
精神の輝きがある。
向上の日々を!
上野殿御返事 P1560
『仏になるみちこれにをとるべからず、いををの竜門をのぼり地下の者のでんじやうへまいるがごとし。身子と申せし人は仏にならむとて六十劫が間菩薩の行をみてしかども、こらへかねて二乗の道に入りにき』
☆こころに響く言葉
老化の最高の防波堤
働くということは、人間の自然の姿である。精神の集中、神経の張り、
適度の運動、意志の持続——仕事にあたって要求されるこれらの条件は、
精神的にも、肉体的にも、老化の最高の防波堤と言えよう。
読書の暇をつくれ!
学び続ける人には
精神の輝きがある。
向上の日々を!
上野殿御返事 P1560
『仏になるみちこれにをとるべからず、いををの竜門をのぼり地下の者のでんじやうへまいるがごとし。身子と申せし人は仏にならむとて六十劫が間菩薩の行をみてしかども、こらへかねて二乗の道に入りにき』
☆こころに響く言葉
老化の最高の防波堤
働くということは、人間の自然の姿である。精神の集中、神経の張り、
適度の運動、意志の持続——仕事にあたって要求されるこれらの条件は、
精神的にも、肉体的にも、老化の最高の防波堤と言えよう。
2015.10.21 わが友に贈る
「鉄は炎打てば
剣となる」御聖訓。
苦難の時にこそ
鋼の自身が築かれる。
断じて屈するな!
一念三千法門 P416
『法華経の行者は如説修行せば必ず一生の中に一人も残らず成仏す可し、譬えば春夏田を作るに早晩あれども一年の中には必ず之を納む、法華の行者も上中下根あれども必ず一生の中に証得す』
☆こころに響く言葉
本は著者と読者の共同作品
すべての著作は、これを読む人との対話であり、著者と読者との共同作品でもある。
すぐれた作品が後世に残るということは、一人著者の名誉であるにとどまらず、
読者であり、同時代の大衆の知的レベルの証明であり、記念碑でもある。
剣となる」御聖訓。
苦難の時にこそ
鋼の自身が築かれる。
断じて屈するな!
一念三千法門 P416
『法華経の行者は如説修行せば必ず一生の中に一人も残らず成仏す可し、譬えば春夏田を作るに早晩あれども一年の中には必ず之を納む、法華の行者も上中下根あれども必ず一生の中に証得す』
☆こころに響く言葉
本は著者と読者の共同作品
すべての著作は、これを読む人との対話であり、著者と読者との共同作品でもある。
すぐれた作品が後世に残るということは、一人著者の名誉であるにとどまらず、
読者であり、同時代の大衆の知的レベルの証明であり、記念碑でもある。
2015年10月20日火曜日
2015.10.20 わが友に贈る
目標は明確に!
あいまいさは
空転に通じていく。
具体的な祈りこそ
大前進の力だ!
三世諸仏総勘文教相廃立 P570
『我が心の鏡と仏の心の鏡とは只一鏡なりと雖も我等は裏に向つて我が性の理を見ず故に無明と云う、如来は面に向つて我が性の理を見たまえり故に明と無明とは其の体只一なり鏡は一の鏡なりと雖も向い様に依つて明昧の差別有り』
☆こころに響く言葉
人間としての幸福を前提に
人間としての解放、人間としての幸福を前提にしない限り、女性解放運動も、
真実の成果をあげることはできないと思う。むしろ、政治、社会の次元で、
自由と平等の権利を得れば得るほど、より深い精神、人生の次元での空虚さは、
厳しさを増すとも言える。
☆「生老病死を見つめて」 故人との別れ 第1回
共戦の同志を真心で送る
心に寄り添い同苦するのが学会精神
創価学会の「友人葬」が始まって、間もなく四半世紀を迎える。
友人葬は、葬儀の本来あるべき姿として地域の人々の共感を得るとともに、一般社会にも定着。現在では、国内外の識者から高く評価されている。今回から「故人との別れ」と題して、友人葬が地域社会にもたらしたものや、その意義を考えていきたい。
◇「友人葬」に広がる共感の輪
本連載の第1回(2014年5月24日付)で、記者は自身の義父が亡くなった時の様子を記した。義父の葬儀は友人葬で行われ、地域の創価学会員をはじめ大勢の方が参列。導師や友人のあいさつ、また、参列者との交流を通して、自分が知らなかった義父の側面を数多く知ることができた。
広宣流布に生き抜き、亡くなった友を、共に戦った学会の同志が真心で送る—。これが友人葬の最大の特徴である。中には、友人葬に参加した未入会の家族や親族が、爽やかな葬儀に感動して、後に入会する事例もある。
友人葬を通して見えてくる学会の世界があるのではないか—。そんな思いで取材を始めた。
◇
学会の友人葬では、「儀典長」が奉仕の精神で導師を行っている。
新潟県長岡市在住の安藤恭三さん(86)=総新潟主事=は、友人葬が始まった当初から導師を担当し、儀典長を務めてきた。これまで担当した友人葬は600回以上になる。
「1991年(平成3年)5月下旬に、初めて友人葬を執り行って以来、常に意識してきたのは、共戦の同志を、どうすれば真心込めて送ることができるかという点です。
友人葬は故人との別れの場でもありますが、同時に残された家族が新たな出発を切る場でもあるのです。だから、信心を貫いてきた功徳がどれほどすごいのかを、日蓮大聖人の御書や池田先生の指導を通して、できるだけ分かりやすく伝えようと心掛けてきました」
◇手作りの「儀典長あいさつ」
安藤さんが力を入れたのは、故人の功労をたたえる「あいさつ文」の作成だった。手探り状態で初めて原稿を作って以来、その構成は20年以上経った今も基本的には変わっていないという。
「友人葬のあいさつでは、弔意に始まり、成仏について綴った御書を拝読し、故人の業績や人柄を紹介してたたえます。
また、故人が池田先生の指導にかなう偉大な一生であったことを伝えた上で、最後は故人の遺志を継いで、さらに広布のために共に前進しようと呼び掛けています」
安藤さんは葬儀が決まると、必ず遺族や地域の学会員に故人の話を聞き、手書きで原稿をまとめてきた。これまでに作成した原稿や葬儀の書類は膨大な数に上るが、それらは今も手元で、大事に保管しているという。
「長年、地域で圏長を務め、多くの同志と関わる機会を頂きました。その経験や、共に戦った思い出が原稿の基になっています。葬儀の後も遺族の方と再会した時に、あらためて故人をしのび、励ます機会も多い。いつでも見返せるようにと保存してきた原稿は、亡くなった同志の広布史にもなっています」
友人葬を通して、学会への理解を変えた例も多い。その中で忘れられない友人葬があると、安藤さんは語る。
「友人葬が始まって間もない92年(同4年)5月に、31歳の青年が会社の屋上から転落して亡くなるという痛ましい事故がありました。それが地域の学会員だったのです」
病院の霊安室で、「息子を友人葬で送りたい」と話す母親に対し、集まった親戚は「こんなかわいそうな死に方をしたのに、お坊さんを呼ばないとは、そんな薄情な話はあるか」と言って怒り、強く反対した。
「いくら話しても承知しない親戚に対し、最後はお母さんが霊安室の床に手をついて涙ながらに懇願し、親戚も仕方なく同意したそうです。そんな経緯で友人葬が行われので、私が導師としてお通夜に行った時は、親戚の方が私をにらみつけるなど、不穏な空気が漂(ただよ)っていました」
◇母の嘆きを包み込む大聖人
この葬儀で安藤さんは、南条時光の弟・七郎五郎が亡くなった際に日蓮大聖人が送られた、『時にあたりて・ゆめか・まぼろしか・いまだわきまへがたく候、まして母のいかんがなげかれ候らむ』(P1567)とのお手紙を拝読。併せて、この御文に触れた池田名誉会長の指導を紹介した。
「母にとって、生きる支えとも思ってきた最愛の子を、突然失った悲嘆はいかばかりであったことか。今でいえば、わが子を懸命に後継の人材に育て上げてきた婦人部のお母さんである。
大聖人は、その心に、深く深く染み入るように″四苦″の言葉を送っておられる。一人の母の言い尽くせぬ悲しみを、本当にわが悲しみとして、包容し、一緒に心で泣いてくださっている」(『池田大作全集』第80巻所収)
「かりに、信心強盛にして不慮の死ーー事故死したり、若死にしたりしても、御聖訓に照らし、仏の眼から見れば、何らかの深い意味がある。生前の福徳、また追善供養で救われることも間違いないと確信する」(同)
葬儀が終わった2日後、友人葬に最も強く反対していた親戚の一人が安藤さんの自宅を訪ねてきた。
そして、「学会の方を誤解していて悪かった。
本当にあなた方、学会員の真心に涙が出ます。
当にありがとうございました」と、丁重な御礼を述べたという。
「大聖人の『ゆめか・まぼろしか』という四苦こそ、仏法者としての根本の姿勢であると感じます。真心を尽くして追善していけば、必ず相手の心に伝わると確信した瞬間でもありました。
故人が学会員であろうとなかろうと、その姿勢は変わりません。最も苦しみ、悲しんでいる人の心に寄り添い、励ましを送る。それが大聖人のお心であり、学会精神です。
その心が、友人價の底流に流れているのです」
◇取材メモ
安藤さんは、1945年(昭和20年)8月1日の「長岡空襲」で、両親と弟妹を亡くした。その後、23歳の時には肺結核で倒れ、宿命に翻弄されるなか、56年に入会する。
紙箱を製造する「株式会社アンドウ紙器」を立ち上げて奮闘する一方、広布の庭では草創の班長、地区部長、支部長を歴任。その後、新潟県中央部の圏長として、日本有数の豪雪地帯を同志の激励に走り抜いてきた。また、長年にわたり日蓮正宗寺院の総代を務め、僧侶の聖職者にあるまじき実態もつぶさに見てきた。
「長岡は旧習深く、第1次宗門事件では多くの脱会者が出ました。本当に悔しくて、悔しくて……。だから、その後は同志一人一人を徹して励まし、師弟の絆、同志の絆を強めようと妻
(=芳江さん、総県婦入部主事)と奔走しました」
第2次宗門事件が起きて友人葬が始まった際、安藤さんは今後、友人葬は学会理解の場となっていくと直感したという。
「友人葬には、故人をしのび、遺族を思う同志の心があふれている。徹して一人を大切にするという人間主義は、学会にしかありません」そう語る安藤さんの言葉に、深く納得した取材だった。(秀)
あいまいさは
空転に通じていく。
具体的な祈りこそ
大前進の力だ!
三世諸仏総勘文教相廃立 P570
『我が心の鏡と仏の心の鏡とは只一鏡なりと雖も我等は裏に向つて我が性の理を見ず故に無明と云う、如来は面に向つて我が性の理を見たまえり故に明と無明とは其の体只一なり鏡は一の鏡なりと雖も向い様に依つて明昧の差別有り』
☆こころに響く言葉
人間としての幸福を前提に
人間としての解放、人間としての幸福を前提にしない限り、女性解放運動も、
真実の成果をあげることはできないと思う。むしろ、政治、社会の次元で、
自由と平等の権利を得れば得るほど、より深い精神、人生の次元での空虚さは、
厳しさを増すとも言える。
☆「生老病死を見つめて」 故人との別れ 第1回
共戦の同志を真心で送る
心に寄り添い同苦するのが学会精神
創価学会の「友人葬」が始まって、間もなく四半世紀を迎える。
友人葬は、葬儀の本来あるべき姿として地域の人々の共感を得るとともに、一般社会にも定着。現在では、国内外の識者から高く評価されている。今回から「故人との別れ」と題して、友人葬が地域社会にもたらしたものや、その意義を考えていきたい。
◇「友人葬」に広がる共感の輪
本連載の第1回(2014年5月24日付)で、記者は自身の義父が亡くなった時の様子を記した。義父の葬儀は友人葬で行われ、地域の創価学会員をはじめ大勢の方が参列。導師や友人のあいさつ、また、参列者との交流を通して、自分が知らなかった義父の側面を数多く知ることができた。
広宣流布に生き抜き、亡くなった友を、共に戦った学会の同志が真心で送る—。これが友人葬の最大の特徴である。中には、友人葬に参加した未入会の家族や親族が、爽やかな葬儀に感動して、後に入会する事例もある。
友人葬を通して見えてくる学会の世界があるのではないか—。そんな思いで取材を始めた。
◇
学会の友人葬では、「儀典長」が奉仕の精神で導師を行っている。
新潟県長岡市在住の安藤恭三さん(86)=総新潟主事=は、友人葬が始まった当初から導師を担当し、儀典長を務めてきた。これまで担当した友人葬は600回以上になる。
「1991年(平成3年)5月下旬に、初めて友人葬を執り行って以来、常に意識してきたのは、共戦の同志を、どうすれば真心込めて送ることができるかという点です。
友人葬は故人との別れの場でもありますが、同時に残された家族が新たな出発を切る場でもあるのです。だから、信心を貫いてきた功徳がどれほどすごいのかを、日蓮大聖人の御書や池田先生の指導を通して、できるだけ分かりやすく伝えようと心掛けてきました」
◇手作りの「儀典長あいさつ」
安藤さんが力を入れたのは、故人の功労をたたえる「あいさつ文」の作成だった。手探り状態で初めて原稿を作って以来、その構成は20年以上経った今も基本的には変わっていないという。
「友人葬のあいさつでは、弔意に始まり、成仏について綴った御書を拝読し、故人の業績や人柄を紹介してたたえます。
また、故人が池田先生の指導にかなう偉大な一生であったことを伝えた上で、最後は故人の遺志を継いで、さらに広布のために共に前進しようと呼び掛けています」
安藤さんは葬儀が決まると、必ず遺族や地域の学会員に故人の話を聞き、手書きで原稿をまとめてきた。これまでに作成した原稿や葬儀の書類は膨大な数に上るが、それらは今も手元で、大事に保管しているという。
「長年、地域で圏長を務め、多くの同志と関わる機会を頂きました。その経験や、共に戦った思い出が原稿の基になっています。葬儀の後も遺族の方と再会した時に、あらためて故人をしのび、励ます機会も多い。いつでも見返せるようにと保存してきた原稿は、亡くなった同志の広布史にもなっています」
友人葬を通して、学会への理解を変えた例も多い。その中で忘れられない友人葬があると、安藤さんは語る。
「友人葬が始まって間もない92年(同4年)5月に、31歳の青年が会社の屋上から転落して亡くなるという痛ましい事故がありました。それが地域の学会員だったのです」
病院の霊安室で、「息子を友人葬で送りたい」と話す母親に対し、集まった親戚は「こんなかわいそうな死に方をしたのに、お坊さんを呼ばないとは、そんな薄情な話はあるか」と言って怒り、強く反対した。
「いくら話しても承知しない親戚に対し、最後はお母さんが霊安室の床に手をついて涙ながらに懇願し、親戚も仕方なく同意したそうです。そんな経緯で友人葬が行われので、私が導師としてお通夜に行った時は、親戚の方が私をにらみつけるなど、不穏な空気が漂(ただよ)っていました」
◇母の嘆きを包み込む大聖人
この葬儀で安藤さんは、南条時光の弟・七郎五郎が亡くなった際に日蓮大聖人が送られた、『時にあたりて・ゆめか・まぼろしか・いまだわきまへがたく候、まして母のいかんがなげかれ候らむ』(P1567)とのお手紙を拝読。併せて、この御文に触れた池田名誉会長の指導を紹介した。
「母にとって、生きる支えとも思ってきた最愛の子を、突然失った悲嘆はいかばかりであったことか。今でいえば、わが子を懸命に後継の人材に育て上げてきた婦人部のお母さんである。
大聖人は、その心に、深く深く染み入るように″四苦″の言葉を送っておられる。一人の母の言い尽くせぬ悲しみを、本当にわが悲しみとして、包容し、一緒に心で泣いてくださっている」(『池田大作全集』第80巻所収)
「かりに、信心強盛にして不慮の死ーー事故死したり、若死にしたりしても、御聖訓に照らし、仏の眼から見れば、何らかの深い意味がある。生前の福徳、また追善供養で救われることも間違いないと確信する」(同)
葬儀が終わった2日後、友人葬に最も強く反対していた親戚の一人が安藤さんの自宅を訪ねてきた。
そして、「学会の方を誤解していて悪かった。
本当にあなた方、学会員の真心に涙が出ます。
当にありがとうございました」と、丁重な御礼を述べたという。
「大聖人の『ゆめか・まぼろしか』という四苦こそ、仏法者としての根本の姿勢であると感じます。真心を尽くして追善していけば、必ず相手の心に伝わると確信した瞬間でもありました。
故人が学会員であろうとなかろうと、その姿勢は変わりません。最も苦しみ、悲しんでいる人の心に寄り添い、励ましを送る。それが大聖人のお心であり、学会精神です。
その心が、友人價の底流に流れているのです」
◇取材メモ
安藤さんは、1945年(昭和20年)8月1日の「長岡空襲」で、両親と弟妹を亡くした。その後、23歳の時には肺結核で倒れ、宿命に翻弄されるなか、56年に入会する。
紙箱を製造する「株式会社アンドウ紙器」を立ち上げて奮闘する一方、広布の庭では草創の班長、地区部長、支部長を歴任。その後、新潟県中央部の圏長として、日本有数の豪雪地帯を同志の激励に走り抜いてきた。また、長年にわたり日蓮正宗寺院の総代を務め、僧侶の聖職者にあるまじき実態もつぶさに見てきた。
「長岡は旧習深く、第1次宗門事件では多くの脱会者が出ました。本当に悔しくて、悔しくて……。だから、その後は同志一人一人を徹して励まし、師弟の絆、同志の絆を強めようと妻
(=芳江さん、総県婦入部主事)と奔走しました」
第2次宗門事件が起きて友人葬が始まった際、安藤さんは今後、友人葬は学会理解の場となっていくと直感したという。
「友人葬には、故人をしのび、遺族を思う同志の心があふれている。徹して一人を大切にするという人間主義は、学会にしかありません」そう語る安藤さんの言葉に、深く納得した取材だった。(秀)
2015年10月19日月曜日
2015.10.19 わが友に贈る
◇今週のことば
創価の対話は
「励まし社会」の建設。
たゆまぬ訪問・激励から
蘇生のドラマが。
今日も友のもとへ!
2015年10月19日
教行証御書 P1283
『仏法渡つて今に七百余年前代未聞の大法此の国に流布して月氏漢土一閻浮提の内の一切衆生仏に成るべき事こそ有り難けれ有り難けれ』
☆こころに響く言葉
女性の特質をどう生かすかを再認識
男性は子どもを産めない。男性も、女性も、どこにその特質があるのか、
それを現代の社会に生かしていくには、どうすべきか——を再認識していくところに、
真実の男女平等の実現の道が開けてゆくのではないだろうか。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第31回 地域から希望と幸福の光を
広宣流布の祈りは、一切を勝ち開く。御聖訓通りの難の連続の中で、私は、ひたぶるに御本尊に祈り抜いてきた。
「無量無辺の広布地の道を開いてみせる」「創価学会に威光勢力を与えたまえ」と。
嵐を越えて、今や慈折広布の大道は五大州に広がった。世界が創価の平和・文化・教育運動に熱い共感を寄せている。
「日蓮大聖人御入滅の日」に当たり、東京牧口記念会館で、御本仏への報恩感謝と、世界広布への誓願、全同志の健康と幸福と勝利を祈念した(13日)。
そして、わが尊き牧口共栄会をはじめ、全国の会館守る会の皆様に心からの感謝を捧げた。
大聖人は仰せである。
『自分と他人、彼と此という分け隔ての心をもたず、水と魚のように親密な思いを抱き、異体同心で南無妙法蓮華経と唱えたてまつるところを生死一大事の血脈というのである』(P133、通解)
我らは創価家族だ。苦楽を共にしながら、何があっても支え合っていくのだ。目の前の友を心から励まし、一人から一人へ喜びの波を広げていきたい。
一人を大切に、どこまでも団結第一で、新時代を築きゆこう。
青年部が核兵器廃絶、アジアの友好、東北の復興を柱に繰り広げている「SOKAグローバルアクション」が大きな感動を呼んでいる。青年こそ希望だ。
思えば、大聖人が入滅される前、最後に講義をされたのは、「立正安国論」であったといわれる。まさに、大聖人の仏法は「安国論」から出発し、「安国論」に帰着する。最後の最後まで、世界の平和、社会の安穏のための言論闘争を貫かれた。
『一身の安泰を願うなら、まず世の静穏、平和を祈るべきである』(P31、通解)
この大精神のまま、愛する地域のために語りに語り、希望と幸福の光を広げよう。
創価の対話は
「励まし社会」の建設。
たゆまぬ訪問・激励から
蘇生のドラマが。
今日も友のもとへ!
2015年10月19日
教行証御書 P1283
『仏法渡つて今に七百余年前代未聞の大法此の国に流布して月氏漢土一閻浮提の内の一切衆生仏に成るべき事こそ有り難けれ有り難けれ』
☆こころに響く言葉
女性の特質をどう生かすかを再認識
男性は子どもを産めない。男性も、女性も、どこにその特質があるのか、
それを現代の社会に生かしていくには、どうすべきか——を再認識していくところに、
真実の男女平等の実現の道が開けてゆくのではないだろうか。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第31回 地域から希望と幸福の光を
広宣流布の祈りは、一切を勝ち開く。御聖訓通りの難の連続の中で、私は、ひたぶるに御本尊に祈り抜いてきた。
「無量無辺の広布地の道を開いてみせる」「創価学会に威光勢力を与えたまえ」と。
嵐を越えて、今や慈折広布の大道は五大州に広がった。世界が創価の平和・文化・教育運動に熱い共感を寄せている。
「日蓮大聖人御入滅の日」に当たり、東京牧口記念会館で、御本仏への報恩感謝と、世界広布への誓願、全同志の健康と幸福と勝利を祈念した(13日)。
そして、わが尊き牧口共栄会をはじめ、全国の会館守る会の皆様に心からの感謝を捧げた。
大聖人は仰せである。
『自分と他人、彼と此という分け隔ての心をもたず、水と魚のように親密な思いを抱き、異体同心で南無妙法蓮華経と唱えたてまつるところを生死一大事の血脈というのである』(P133、通解)
我らは創価家族だ。苦楽を共にしながら、何があっても支え合っていくのだ。目の前の友を心から励まし、一人から一人へ喜びの波を広げていきたい。
一人を大切に、どこまでも団結第一で、新時代を築きゆこう。
青年部が核兵器廃絶、アジアの友好、東北の復興を柱に繰り広げている「SOKAグローバルアクション」が大きな感動を呼んでいる。青年こそ希望だ。
思えば、大聖人が入滅される前、最後に講義をされたのは、「立正安国論」であったといわれる。まさに、大聖人の仏法は「安国論」から出発し、「安国論」に帰着する。最後の最後まで、世界の平和、社会の安穏のための言論闘争を貫かれた。
『一身の安泰を願うなら、まず世の静穏、平和を祈るべきである』(P31、通解)
この大精神のまま、愛する地域のために語りに語り、希望と幸福の光を広げよう。
2015.10.18 わが友に贈る
広宣流布は総合力だ。
皆が個性を生かし
活躍できるよう
リーダーは配慮を!
祈りと知恵で勝て!
聖愚問答抄上 P481
『爰に愚人色を作して云く汝賎き身を以て恣に莠言を吐く』
☆こころに響く言葉
人間的価値の平等に立脚
どこまでも、女性解放運動は男女の人間的な価値の平等と、
社会に進出する機会の平等とに立脚すべきであり、
女性が男性化することにその目的が置かれるべきではないと思う。
むしろ、それは女性の人間としての価値を損ずることでさえあると言えよう。
☆御書とともに� 第66回 確信の体験を語りゆけ
『法華経の行者は信心に退転無く身に詐親無く・一切法華経に其の身を任せて金言の如く修行せば、(たしか)に後生は申すに及ばず今生も息災延命にして勝妙の大果報を得・広宣流布大願をも成就す可きなリ』(祈祷経送状、P1357)
◇通解
法華経の行者は信心において退転なく、身において詐り親しむことなく、一切、法華経に身を任せて金言の通り修行するならば、確かに後生はいうまでもなく、今生においても息災延命ですぐれた大果報を得、広宣流布の大願をも成就することができよう。
◇同志への指針
妙法は究極の正義の法則である。この大法に則って仏道修行に励むならば、絶対に勝利の果報をつかむことができる。これが御本仏の大確信であられる。
一人の信仰体験が友の心に勇気と希望の火を灯す。そこから新たな体験が生まれ、幸と平和の花が咲き広がる。
一人一人が幸福を勝ち取っていく希望の連鎖こそ、「慈折広宣流布」の実証なのだ。
皆が個性を生かし
活躍できるよう
リーダーは配慮を!
祈りと知恵で勝て!
聖愚問答抄上 P481
『爰に愚人色を作して云く汝賎き身を以て恣に莠言を吐く』
☆こころに響く言葉
人間的価値の平等に立脚
どこまでも、女性解放運動は男女の人間的な価値の平等と、
社会に進出する機会の平等とに立脚すべきであり、
女性が男性化することにその目的が置かれるべきではないと思う。
むしろ、それは女性の人間としての価値を損ずることでさえあると言えよう。
☆御書とともに� 第66回 確信の体験を語りゆけ
『法華経の行者は信心に退転無く身に詐親無く・一切法華経に其の身を任せて金言の如く修行せば、(たしか)に後生は申すに及ばず今生も息災延命にして勝妙の大果報を得・広宣流布大願をも成就す可きなリ』(祈祷経送状、P1357)
◇通解
法華経の行者は信心において退転なく、身において詐り親しむことなく、一切、法華経に身を任せて金言の通り修行するならば、確かに後生はいうまでもなく、今生においても息災延命ですぐれた大果報を得、広宣流布の大願をも成就することができよう。
◇同志への指針
妙法は究極の正義の法則である。この大法に則って仏道修行に励むならば、絶対に勝利の果報をつかむことができる。これが御本仏の大確信であられる。
一人の信仰体験が友の心に勇気と希望の火を灯す。そこから新たな体験が生まれ、幸と平和の花が咲き広がる。
一人一人が幸福を勝ち取っていく希望の連鎖こそ、「慈折広宣流布」の実証なのだ。
2015.10.17 わが友に贈る
日没が早まる時期。
視界が悪い夕方の
交通事故等に
くれぐれも注意を!
油断は大敵だ。
南条兵衛七郎殿御書 P1494
『いかなる大善をつくり法華経を千万部読み書写し一念三千の観道を得たる人なりとも法華経の敵をだにもせめざれば得道ありがたし』
☆こころに響く言葉
調和的特質を生かす方向へ
男性はどちらかと言えば攻撃的な性格を持っており、女性は調和的な性格を持っている。
歴史的に、現代に至る文明社会は、進歩という思想に支えられて、多分に攻撃的性格を持ってきた。
これは男性中心の社会ということと一致している。そして、人間に向けられた攻撃性は戦争として、
絶え間なく繰り返され、自然に向けた攻撃性は環境破壊をもたらしてきた。
現代の文明社会にとって、もっとも必要なことは調和ということであり、
そのためには女性の調和的な特質が生かされなくてはならない。
視界が悪い夕方の
交通事故等に
くれぐれも注意を!
油断は大敵だ。
南条兵衛七郎殿御書 P1494
『いかなる大善をつくり法華経を千万部読み書写し一念三千の観道を得たる人なりとも法華経の敵をだにもせめざれば得道ありがたし』
☆こころに響く言葉
調和的特質を生かす方向へ
男性はどちらかと言えば攻撃的な性格を持っており、女性は調和的な性格を持っている。
歴史的に、現代に至る文明社会は、進歩という思想に支えられて、多分に攻撃的性格を持ってきた。
これは男性中心の社会ということと一致している。そして、人間に向けられた攻撃性は戦争として、
絶え間なく繰り返され、自然に向けた攻撃性は環境破壊をもたらしてきた。
現代の文明社会にとって、もっとも必要なことは調和ということであり、
そのためには女性の調和的な特質が生かされなくてはならない。
2015年10月16日金曜日
2015.10.15 わが友に贈る
地域広布の前進は
個人会場とともに!
近隣への配慮も忘れず
提供者とご家族に
感謝の言葉を伝えよう!
十字御書 P1492
『蓮はきよきもの泥よりいでたり、せんだんはかうばしき物大地よりをいたり、さくらはをもしろき物木の中よりさきいづ』
☆こころに響く言葉
若い女性も政界で活躍を
政界で活躍する女性がもっと多くでてもらいたい。
国民総数が男女ほぼ同数であるように、国会議員なども、男女同数になってもよいのではないか。
そうすれば、狐と狸のだまし合いのような醜いかけひきも、
腕白坊主さながらの押しくらマンジュウを演ずることもなくなるに違いない。
特に若い女性がもっと政治に参画していくべきである。そして、
女性ならではの視点を政治に反映していくと同時に、
傲慢な男性議員たちを正していけるような存在であってほしい。
☆新時代を駆ける 第30回 人をつくれ人を伸ばせ
人材を育てる人が、真の人材である。
戸田先生は支部長に対して「絶えず″人物″を見つけ、育てることに心を砕いてもらいたい」とよく言われていた。
自分が率先して力を発揮するとともに、どれだけの人を見いだし、育て、広宣流布へ向かわせることができるか。ここに、未来を開く鍵がある。
わが支部、地区、ブロックから新しい人材を誕生させよう。
リーダーが最前線に飛び込んで悩みに耳を傾ける。一緒に広布へ歩き、心から励ます。それがどんなにうれしいか。地道な激励こそ人材育成の力である。
教学部任用試験も、仏法の偉大さを深く知る絶好の機会だ。
垣根なく、ありのままに、創価の真実を語れば、全部が仏縁となる。深き祈りがあれば、自分が今いるその場所から、新たな波動を起こしていけるのだ。
日蓮大聖人は、『人のために灯をともせば、自分の前も明るくなる』(P159、通解)と教えておられる。悩める友に寄り添い続け、同苦し、共に一歩を踏み出していく。これが菩薩の生き方だ。
「煩悩即菩提」である。悩みが全て幸福のエネルギーになる。自他共に未来を照らす光となる。
激動の時代だ。思いがけない苦難に直面することもあろう。
それに耐え、題目を唱え抜いて、粘り強く乗り切っていくのだ。必ず乗り切れるからこそ、現れてきた試練である。後になれば何でもないものだ。
戸田先生の力強い言葉が、今も、胸に響く。
「妙法を唱えている人は、長い人生のうえから見れば、全てが変毒為薬される。ゆえに何も心配しないで、信心強盛に生き抜け!」
一日の命は全宇宙の財宝より尊い。そう仏法は説いている。
一日一日が真剣勝負だ。
一日一日が勇猛精進だ。
黄金の日々を共に飾ろう!
個人会場とともに!
近隣への配慮も忘れず
提供者とご家族に
感謝の言葉を伝えよう!
十字御書 P1492
『蓮はきよきもの泥よりいでたり、せんだんはかうばしき物大地よりをいたり、さくらはをもしろき物木の中よりさきいづ』
☆こころに響く言葉
若い女性も政界で活躍を
政界で活躍する女性がもっと多くでてもらいたい。
国民総数が男女ほぼ同数であるように、国会議員なども、男女同数になってもよいのではないか。
そうすれば、狐と狸のだまし合いのような醜いかけひきも、
腕白坊主さながらの押しくらマンジュウを演ずることもなくなるに違いない。
特に若い女性がもっと政治に参画していくべきである。そして、
女性ならではの視点を政治に反映していくと同時に、
傲慢な男性議員たちを正していけるような存在であってほしい。
☆新時代を駆ける 第30回 人をつくれ人を伸ばせ
人材を育てる人が、真の人材である。
戸田先生は支部長に対して「絶えず″人物″を見つけ、育てることに心を砕いてもらいたい」とよく言われていた。
自分が率先して力を発揮するとともに、どれだけの人を見いだし、育て、広宣流布へ向かわせることができるか。ここに、未来を開く鍵がある。
わが支部、地区、ブロックから新しい人材を誕生させよう。
リーダーが最前線に飛び込んで悩みに耳を傾ける。一緒に広布へ歩き、心から励ます。それがどんなにうれしいか。地道な激励こそ人材育成の力である。
教学部任用試験も、仏法の偉大さを深く知る絶好の機会だ。
垣根なく、ありのままに、創価の真実を語れば、全部が仏縁となる。深き祈りがあれば、自分が今いるその場所から、新たな波動を起こしていけるのだ。
日蓮大聖人は、『人のために灯をともせば、自分の前も明るくなる』(P159、通解)と教えておられる。悩める友に寄り添い続け、同苦し、共に一歩を踏み出していく。これが菩薩の生き方だ。
「煩悩即菩提」である。悩みが全て幸福のエネルギーになる。自他共に未来を照らす光となる。
激動の時代だ。思いがけない苦難に直面することもあろう。
それに耐え、題目を唱え抜いて、粘り強く乗り切っていくのだ。必ず乗り切れるからこそ、現れてきた試練である。後になれば何でもないものだ。
戸田先生の力強い言葉が、今も、胸に響く。
「妙法を唱えている人は、長い人生のうえから見れば、全てが変毒為薬される。ゆえに何も心配しないで、信心強盛に生き抜け!」
一日の命は全宇宙の財宝より尊い。そう仏法は説いている。
一日一日が真剣勝負だ。
一日一日が勇猛精進だ。
黄金の日々を共に飾ろう!
2015.10.16 わが友に贈る
「人の振舞」に
仏法者の真価は表れる。
「さすが」「立派だ」と
周囲から仰がれる
誠実一路の日々を歩め!
可延定業書 P986
『命と申す物は一身第一の珍宝なり一日なりともこれを延るならば千万両の金にもすぎたり』
☆こころに響く言葉
人間の尊さを自身に実現していくこと
本当の女性解放運動は、女性自ら人間としての強い自覚に立ち、
人間として生きることの尊さを、自分自身のなかに実現していくことであると言える。
仏法者の真価は表れる。
「さすが」「立派だ」と
周囲から仰がれる
誠実一路の日々を歩め!
可延定業書 P986
『命と申す物は一身第一の珍宝なり一日なりともこれを延るならば千万両の金にもすぎたり』
☆こころに響く言葉
人間の尊さを自身に実現していくこと
本当の女性解放運動は、女性自ら人間としての強い自覚に立ち、
人間として生きることの尊さを、自分自身のなかに実現していくことであると言える。
2015.10.14 わが友に贈る
心の若さは
年齢では決まらない。
わが人生の目標へ
はつらつと進む人が
永遠の青年だ!
王日女殿御返事 P1263
『仏は真に尊くして物によらず、昔の得勝童子は沙の餅を仏に供養し奉りて阿育大王と生れて一閻浮提の主たりき、貧女の我がかしらをおろして油と成せしが須弥山を吹きぬきし風も此の火をけさず』
☆こころに響く言葉
趣味の醍醐味は
趣味に本当の喜びを感ずるのは、自分がやるべきことを立派にやり抜いているときである。
それまでの緊張感をちょっとした変化で和らげ、新しい活力の源泉となっていくような趣味は、
最も充実したものであろう。いわば、趣味という醍醐味は、ここにあると思う。
年齢では決まらない。
わが人生の目標へ
はつらつと進む人が
永遠の青年だ!
王日女殿御返事 P1263
『仏は真に尊くして物によらず、昔の得勝童子は沙の餅を仏に供養し奉りて阿育大王と生れて一閻浮提の主たりき、貧女の我がかしらをおろして油と成せしが須弥山を吹きぬきし風も此の火をけさず』
☆こころに響く言葉
趣味の醍醐味は
趣味に本当の喜びを感ずるのは、自分がやるべきことを立派にやり抜いているときである。
それまでの緊張感をちょっとした変化で和らげ、新しい活力の源泉となっていくような趣味は、
最も充実したものであろう。いわば、趣味という醍醐味は、ここにあると思う。
2015年10月13日火曜日
2015.10.13 わが友に贈る
新聞休刊日
立正安国論 P30
『早く天下の静謐を思わば須く国中の謗法を断つべし』
☆こころに響く言葉
自分の世界ができること
趣味とは、自分の世界ができることの喜びであり、それ自体が楽しみなのである。
あなたには、あなたの趣味がある。それを、そっと育み、伸ばしていってほしいのだ。
立正安国論 P30
『早く天下の静謐を思わば須く国中の謗法を断つべし』
☆こころに響く言葉
自分の世界ができること
趣味とは、自分の世界ができることの喜びであり、それ自体が楽しみなのである。
あなたには、あなたの趣味がある。それを、そっと育み、伸ばしていってほしいのだ。
2015.10.12 わが友に贈る
◇今週のことば
新会員の育成に全力を。
皆が「宝の人」だ。
共に学び、共に戦い
人生を勝ち開こう!
ここに歓喜の拡大が。
2015年10月12日
兄弟抄 P1087
『此の法門を申すには必ず魔出来すべし魔競はずは正法と知るべからず』
☆こころに響く言葉
流行は知って活用するもの
流行は、知識として知っておくことは必要であろう。それは、時代を知るうえでも大切なことといえる。
流行は最も端的に、時代の風潮を象徴していると言えるからである。そのうえで、
流行の活用には、その善し悪しを見分ける観察力とセンスとを身につけ、
個性に応じて生活のなかで十分に消化しきっていくべきだと思う。
当然のことながら、流行を追うために無理したり、浪費したりすることは馬鹿げていることだ。
むしろ、やみくもに流行を追うならば、逆に、とり残された、空虚な自分を感ずることにならないであろうか。
したがって、流行にとらわれることなく、それを利用して自分の個性を生かすことにつとめていくべきであろう。
新会員の育成に全力を。
皆が「宝の人」だ。
共に学び、共に戦い
人生を勝ち開こう!
ここに歓喜の拡大が。
2015年10月12日
兄弟抄 P1087
『此の法門を申すには必ず魔出来すべし魔競はずは正法と知るべからず』
☆こころに響く言葉
流行は知って活用するもの
流行は、知識として知っておくことは必要であろう。それは、時代を知るうえでも大切なことといえる。
流行は最も端的に、時代の風潮を象徴していると言えるからである。そのうえで、
流行の活用には、その善し悪しを見分ける観察力とセンスとを身につけ、
個性に応じて生活のなかで十分に消化しきっていくべきだと思う。
当然のことながら、流行を追うために無理したり、浪費したりすることは馬鹿げていることだ。
むしろ、やみくもに流行を追うならば、逆に、とり残された、空虚な自分を感ずることにならないであろうか。
したがって、流行にとらわれることなく、それを利用して自分の個性を生かすことにつとめていくべきであろう。
2015年10月11日日曜日
2015.10.11 わが友に贈る
「道理証文よりも
現証にはすぎず」
体験に勝る力はない。
大確信の言葉で
友に勇気の波動を!
上野尼御前御返事 P1576
『やすやすとあわせ給うべき事候、釈迦仏を御使としてりやうぜん浄土へまいりあわせ給へ、若有聞法者無一不成仏と申して大地はささばはづるとも日月は地に堕ち給うともしをはみちひぬ世はありとも花はなつにならずとも南無妙法蓮華経と申す女人のをもう子にあわずという事はなしととかれて候ぞ、いそぎいそぎつとめさせ給へつとめさせ給へ』
☆こころに響く言葉
薄化粧のなかにも人生の輝き
高価な宝石を身につけ、一流の化粧品を使っているからといって、美しいとは一概には言えまい。
かえって、気品をそこねている場合もあるかもしれない。家庭の主婦らしく、つつましやかな薄化粧のなかに、
人生に処する崇高な態度がたとえようもない気品となって、美しく輝き出している人も多い。
☆名誉会長が贈る壮年への指針 「随筆 我らの勝利の大道」創価の丈夫が共に!
「男の力」は、最後まで「師子王の心」で攻め抜く勇気と執念である。日蓮大聖人は叫ばれた。
『各各師子王の心を取り出して・いかに人をおどすともをどす事なかれ、師子王は百獣におぢず・師子の子・又かくのごとし、彼らは野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』(P1190)と。
牧口先生、戸田先生は、戦時中の弾圧下、この仰せのままに戦い抜かれた。(中略) 師子は走る! 師子は吼える! 師子は断じて勝つ!
大聖人の「師子の心」は、創価の師弟にのみ流れ通ってきた。わが壮年部、男子部、学生部は、この直系の師子だった。何も臆さず、断固と師子吼していくのである。正義と真実は倦まず撓まず語り抜くのだ。
大聖人は男性門下の鑑たる四条金吾に『始中終すてずして大難を・とをす人・如来の使いなり』(P1182)と打ち込まれた。
途中で何があろうが、最後の最後まで戦い抜く創価の丈夫が、日本中、世界中に勝利と栄光のを輝かせゆかれることを、私は祈る。共に堂々と、人間王者の勝鬨を上げようではないか!
(2014年5月27日付聖教新聞壮年部のページ)
現証にはすぎず」
体験に勝る力はない。
大確信の言葉で
友に勇気の波動を!
上野尼御前御返事 P1576
『やすやすとあわせ給うべき事候、釈迦仏を御使としてりやうぜん浄土へまいりあわせ給へ、若有聞法者無一不成仏と申して大地はささばはづるとも日月は地に堕ち給うともしをはみちひぬ世はありとも花はなつにならずとも南無妙法蓮華経と申す女人のをもう子にあわずという事はなしととかれて候ぞ、いそぎいそぎつとめさせ給へつとめさせ給へ』
☆こころに響く言葉
薄化粧のなかにも人生の輝き
高価な宝石を身につけ、一流の化粧品を使っているからといって、美しいとは一概には言えまい。
かえって、気品をそこねている場合もあるかもしれない。家庭の主婦らしく、つつましやかな薄化粧のなかに、
人生に処する崇高な態度がたとえようもない気品となって、美しく輝き出している人も多い。
☆名誉会長が贈る壮年への指針 「随筆 我らの勝利の大道」創価の丈夫が共に!
「男の力」は、最後まで「師子王の心」で攻め抜く勇気と執念である。日蓮大聖人は叫ばれた。
『各各師子王の心を取り出して・いかに人をおどすともをどす事なかれ、師子王は百獣におぢず・師子の子・又かくのごとし、彼らは野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』(P1190)と。
牧口先生、戸田先生は、戦時中の弾圧下、この仰せのままに戦い抜かれた。(中略) 師子は走る! 師子は吼える! 師子は断じて勝つ!
大聖人の「師子の心」は、創価の師弟にのみ流れ通ってきた。わが壮年部、男子部、学生部は、この直系の師子だった。何も臆さず、断固と師子吼していくのである。正義と真実は倦まず撓まず語り抜くのだ。
大聖人は男性門下の鑑たる四条金吾に『始中終すてずして大難を・とをす人・如来の使いなり』(P1182)と打ち込まれた。
途中で何があろうが、最後の最後まで戦い抜く創価の丈夫が、日本中、世界中に勝利と栄光のを輝かせゆかれることを、私は祈る。共に堂々と、人間王者の勝鬨を上げようではないか!
(2014年5月27日付聖教新聞壮年部のページ)
2015.10.10 わが友に贈る
仲良き組織には
歓喜と躍動がある。
互いに讃え合い
励まし合って
共に幸福の大道を!
上野殿御返事 P1558
『かつへて食をねがひ渇して水をしたうがごとく恋いて人を見たきがごとく病にくすりをたのむがごとく、みめかたちよき人べにしろいものをつくるがごとく法華経には信心をいたさせ給へ、さなくしては後悔あるべし』
☆こころに響く言葉
身だしなみにも表れる人生態度
身だしなみに気を配るとか、配らないとかいう現象それ自体は小さなことであるかもしれない。
しかし、その根底にある人生態度、心構えが、大事ではないかと思う。
この根本の心構えが、化粧や身だしなみばかりでなく、家のなかの整理、家計のきりもり、
夫に対する心づかい、隣近所に対する態度などのなかに一貫してあらわれてくるのではないだろうか。
☆広布の前進は座談会で始まり座談会で終わる
座談会は、あくまでも御本尊根本に、平等の立場で全員参加を第一義として開催すべきである。参加者は共々に信心の向上と地域の発展のために尽くすことを忘れてはならない。
座談会で語り合われる功徳の体験、信心の確信に満ち満ちた指導は、一切が明日の生活の原動力となっていくものである。さらに自信と勇気を持って大いに語り合っていただきたい。
座談会を運営する幹部は、参加者の信心と努力の結晶であるそれぞれの尊い発言を、どこまでも尊重していくべきである。その姿勢は、いわゆる上下の関係ではなく、横の連帯の関係で包含していくことである。
座談会は、仏法を現代に展開しゆく学会伝統の行事である。ゆえに広宣流布の前進は座談会に始まり、座談会に終わることを銘記されたい。どうか、見事な座談会を開催していただきたい。
歓喜と躍動がある。
互いに讃え合い
励まし合って
共に幸福の大道を!
上野殿御返事 P1558
『かつへて食をねがひ渇して水をしたうがごとく恋いて人を見たきがごとく病にくすりをたのむがごとく、みめかたちよき人べにしろいものをつくるがごとく法華経には信心をいたさせ給へ、さなくしては後悔あるべし』
☆こころに響く言葉
身だしなみにも表れる人生態度
身だしなみに気を配るとか、配らないとかいう現象それ自体は小さなことであるかもしれない。
しかし、その根底にある人生態度、心構えが、大事ではないかと思う。
この根本の心構えが、化粧や身だしなみばかりでなく、家のなかの整理、家計のきりもり、
夫に対する心づかい、隣近所に対する態度などのなかに一貫してあらわれてくるのではないだろうか。
☆広布の前進は座談会で始まり座談会で終わる
座談会は、あくまでも御本尊根本に、平等の立場で全員参加を第一義として開催すべきである。参加者は共々に信心の向上と地域の発展のために尽くすことを忘れてはならない。
座談会で語り合われる功徳の体験、信心の確信に満ち満ちた指導は、一切が明日の生活の原動力となっていくものである。さらに自信と勇気を持って大いに語り合っていただきたい。
座談会を運営する幹部は、参加者の信心と努力の結晶であるそれぞれの尊い発言を、どこまでも尊重していくべきである。その姿勢は、いわゆる上下の関係ではなく、横の連帯の関係で包含していくことである。
座談会は、仏法を現代に展開しゆく学会伝統の行事である。ゆえに広宣流布の前進は座談会に始まり、座談会に終わることを銘記されたい。どうか、見事な座談会を開催していただきたい。
2015年10月9日金曜日
2015.10.09 わが友に贈る
風邪をひかないように!
手洗い・うがいを行い
朝晩の冷え込みへの
対策もしっかりと。
賢明に健康第一で!
乙御前御消息 P1220
『是は御ために申すぞ古への御心ざし申す計りなし其よりも今一重強盛に御志あるべし、其の時は弥弥十羅刹女の御まほりもつよかるべしとおぼすべし』
☆こころに響く言葉
美の本体は自身の内奥に
女性の真の美しさは、化粧や、アクセサリーや服装だけで決まるものではけっしてないと思う。
もとより、それらも、美しさを引き立てるための大事な要素であることには違いない。
しかし、美しさの本体は、もっと汝自身の内奥にあり、そこから輝き出るものではないだろうか.
☆青年部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
師弟の心を胸に
正義の心を胸に
永遠の勝利のために
自らも戦い
後輩を育て上げよ!
〈男子部へ〉
師子となりて走れ!
師子となりて叫べ!
師子とは
師を護り抜く弟子だ
勇敢に
勝ち続ける弟子だ
〈女子部へ〉
師とともに
太陽の心を!
蓮華の生命を!
華陽会のスクラムは
世界一の
幸の花園なり!
手洗い・うがいを行い
朝晩の冷え込みへの
対策もしっかりと。
賢明に健康第一で!
乙御前御消息 P1220
『是は御ために申すぞ古への御心ざし申す計りなし其よりも今一重強盛に御志あるべし、其の時は弥弥十羅刹女の御まほりもつよかるべしとおぼすべし』
☆こころに響く言葉
美の本体は自身の内奥に
女性の真の美しさは、化粧や、アクセサリーや服装だけで決まるものではけっしてないと思う。
もとより、それらも、美しさを引き立てるための大事な要素であることには違いない。
しかし、美しさの本体は、もっと汝自身の内奥にあり、そこから輝き出るものではないだろうか.
☆青年部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
師弟の心を胸に
正義の心を胸に
永遠の勝利のために
自らも戦い
後輩を育て上げよ!
〈男子部へ〉
師子となりて走れ!
師子となりて叫べ!
師子とは
師を護り抜く弟子だ
勇敢に
勝ち続ける弟子だ
〈女子部へ〉
師とともに
太陽の心を!
蓮華の生命を!
華陽会のスクラムは
世界一の
幸の花園なり!
2015年10月8日木曜日
2015.10.08 わが友に贈る
地域に根を張り
友好の輪を広げよう!
信頼こそ最大の宝。
温かな人間の絆の拡大が
仏法者の使命だ!
転重軽受法門 P1000
『涅槃経に転重軽受と申す法門あり、先業の重き今生につきずして未来に地獄の苦を受くべきが今生にかかる重苦に値い候へば地獄の苦みぱつときへて死に候へば人天三乗一乗の益をうる事の候』
☆こころに響く言葉
生命自体の美しさとは
生命自体の美しさとは、何によって決まるかといえば——私は、女性らしい心のやさしさ、
純粋さ、広い教養につちかわれた英知、正しいと信じたことについては一歩もひかないシンの強さ、
また、健康、福運などであろうと思う。
☆婦人部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
創価の母の祈りに
勝るものなし
師弟の城を
勝ち護れ!
全学会の
勝利の太陽たれ!
創価の永遠の都を
朗らかに
創りゆけ!
世界一の
美しき団結を!
同志仲良く
正義の光の道を
勝利勝利で!
友好の輪を広げよう!
信頼こそ最大の宝。
温かな人間の絆の拡大が
仏法者の使命だ!
転重軽受法門 P1000
『涅槃経に転重軽受と申す法門あり、先業の重き今生につきずして未来に地獄の苦を受くべきが今生にかかる重苦に値い候へば地獄の苦みぱつときへて死に候へば人天三乗一乗の益をうる事の候』
☆こころに響く言葉
生命自体の美しさとは
生命自体の美しさとは、何によって決まるかといえば——私は、女性らしい心のやさしさ、
純粋さ、広い教養につちかわれた英知、正しいと信じたことについては一歩もひかないシンの強さ、
また、健康、福運などであろうと思う。
☆婦人部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
創価の母の祈りに
勝るものなし
師弟の城を
勝ち護れ!
全学会の
勝利の太陽たれ!
創価の永遠の都を
朗らかに
創りゆけ!
世界一の
美しき団結を!
同志仲良く
正義の光の道を
勝利勝利で!
2015年10月7日水曜日
2015.10.07 わが友に贈る
信心根本の努力に
一切の無駄はない!
その闘争の中に
力強さも風格も
信用も磨かれ輝く!
御義口伝巻上 P715
『根深ければ則ち条茂く源遠ければ則ち流長きが如し』
◇人生の座標
隣国と深い友好をもたないことは、足元に大地がないようなものである。それでは空中を歩くようなもので、永久の友好、平和は望めない。そこで大事なのは行動である。観念のうえで平和を論ずる人は多い。しかし、平和を論ずるならば行動しなくてはならない。
☆こころに響く言葉
磨きゆく生命の輝き
表面だけの美しさは、たしかに年齢によって制約されることは、誰人も免れない。
だが、生命それ自体のもつ美しさは、生涯、磨けば磨くほど美しさを増し、
年をとればとるほど、その美しさを発揮していくことができよう。
☆壮年部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
責任ある壮年のリーダーは、「三障四魔」「三類の強敵」を打ち破り、広布の黄金桂として勝ちまくってもらいたい。見栄や気取りがあれば、いかなる戦いも、勝てない。
真面目に、誠実に戦ってこそ、誉れの名が残る。大勝利の功績は、満天の星のごとく、永遠に輝きわたるのだ。
勝って勝って
勝ちまくれ!
そして
歴史に残る
人物たれ!
君は
大創価の柱だ!
厳然と
勝ち戦の
原動力たれ!
一切の無駄はない!
その闘争の中に
力強さも風格も
信用も磨かれ輝く!
御義口伝巻上 P715
『根深ければ則ち条茂く源遠ければ則ち流長きが如し』
◇人生の座標
隣国と深い友好をもたないことは、足元に大地がないようなものである。それでは空中を歩くようなもので、永久の友好、平和は望めない。そこで大事なのは行動である。観念のうえで平和を論ずる人は多い。しかし、平和を論ずるならば行動しなくてはならない。
☆こころに響く言葉
磨きゆく生命の輝き
表面だけの美しさは、たしかに年齢によって制約されることは、誰人も免れない。
だが、生命それ自体のもつ美しさは、生涯、磨けば磨くほど美しさを増し、
年をとればとるほど、その美しさを発揮していくことができよう。
☆壮年部へ(2009年1月 全国代表幹部協議会にて)
責任ある壮年のリーダーは、「三障四魔」「三類の強敵」を打ち破り、広布の黄金桂として勝ちまくってもらいたい。見栄や気取りがあれば、いかなる戦いも、勝てない。
真面目に、誠実に戦ってこそ、誉れの名が残る。大勝利の功績は、満天の星のごとく、永遠に輝きわたるのだ。
勝って勝って
勝ちまくれ!
そして
歴史に残る
人物たれ!
君は
大創価の柱だ!
厳然と
勝ち戦の
原動力たれ!
2015年10月6日火曜日
2015.10.06 わが友に贈る
人ではない。
環境でもない。
全ては自分で決まる。
一人立つ信心で
黄金の歴史を綴れ!
最蓮房御返事 P1340
『第六天の魔王我が身に入らんとするに兼ての用心深ければ身によせつけず、故に天魔力及ばずして王臣を始として良観等の愚癡の法師原に取り付いて日蓮をあだむなり』
◇人生の座標
日本は、敗戦の破壊から立ち上がり、無我夢中で復興を遂げてきた。しかし、半世紀を過ぎた今、社会のいたるところで、内部から崩れていくような歪みが深刻化している。教育や社会のシステムが、世界の進歩についていけなくなってきている。
☆こころに響く言葉
想像力、創造性を育む
子どもは自由奔放にさせてあげたらよいと思う。子どもの世界は、ある意味では想像の世界である。
夢は、宇宙を駿馬の如く駆けめぐり、見るもの聞くものすべて驚きであり、新たなる創造を喚起こす。
この想像力、創造性は、人生にとって、かけがえのない至宝であり、私たちは、どこまでも温かく育んであげたい。
☆創価学会は、どこにあるのか---
わが組織に——
功徳の体験の花は咲き薫っているか!
信心の歓喜と確信はあふれているか!
宿命の嵐に敢然と挑み立つ、勇気はみなぎっているか!
仏道修行への挑戦と、切磋琢磨はあるか!
粘り強い励ましの対話はあるか!
信頼の絆と団結はあるか!
皆に創価の師弟の誇りは脈打っているか!
"広宣流布の建設とは、まず、自分のいる組織を、磐石に築き上げていくことだ。
それには、自身が、建設の勇者となることだ。誰かではない。自分が立つことだ。
一人立つ----そこから、すべては始まる。
それが、創価の永遠の精神だ。皆が山本伸一の分身だ。皆が会長だ!"
環境でもない。
全ては自分で決まる。
一人立つ信心で
黄金の歴史を綴れ!
最蓮房御返事 P1340
『第六天の魔王我が身に入らんとするに兼ての用心深ければ身によせつけず、故に天魔力及ばずして王臣を始として良観等の愚癡の法師原に取り付いて日蓮をあだむなり』
◇人生の座標
日本は、敗戦の破壊から立ち上がり、無我夢中で復興を遂げてきた。しかし、半世紀を過ぎた今、社会のいたるところで、内部から崩れていくような歪みが深刻化している。教育や社会のシステムが、世界の進歩についていけなくなってきている。
☆こころに響く言葉
想像力、創造性を育む
子どもは自由奔放にさせてあげたらよいと思う。子どもの世界は、ある意味では想像の世界である。
夢は、宇宙を駿馬の如く駆けめぐり、見るもの聞くものすべて驚きであり、新たなる創造を喚起こす。
この想像力、創造性は、人生にとって、かけがえのない至宝であり、私たちは、どこまでも温かく育んであげたい。
☆創価学会は、どこにあるのか---
わが組織に——
功徳の体験の花は咲き薫っているか!
信心の歓喜と確信はあふれているか!
宿命の嵐に敢然と挑み立つ、勇気はみなぎっているか!
仏道修行への挑戦と、切磋琢磨はあるか!
粘り強い励ましの対話はあるか!
信頼の絆と団結はあるか!
皆に創価の師弟の誇りは脈打っているか!
"広宣流布の建設とは、まず、自分のいる組織を、磐石に築き上げていくことだ。
それには、自身が、建設の勇者となることだ。誰かではない。自分が立つことだ。
一人立つ----そこから、すべては始まる。
それが、創価の永遠の精神だ。皆が山本伸一の分身だ。皆が会長だ!"
2015年10月5日月曜日
2015.10.05 わが友に贈る
◇今週のことば
我らの地区・支部こそ
地涌の菩薩の本舞台。
友人とともに
明るく楽しく総会を。
心の絆を実り豊かに!
2015年10月05日
御義口伝巻下 P779
『一切衆生は一眼の亀なり栴檀の浮木とは法華経なり』
◇人生の座標
人間共和−−それは、人間と人間が、国や文化の違いを超え、人種や言語の隔てなく、和して楽しみ、共に生きることのできる社会である。それを目指していく運動の中にこそ、分断から結合へ、不信から信頼へ、人間社会を蘇生させゆく道がある。
☆こころに響く言葉
自己の絶えざる成長こそ美の秘訣
いつまでも若々しく、美しくありたいというのは、共通の願いであろう。
そうした、美しさの源泉は、けっして化粧や衣服だけにあるのではないようだ。
自らを厳しく律し、未来に希望を持ち、常に成長を願い、
充実した日々を過ごしゆく生命の誇りとも言うべきものこそ、
いつまでも衰えぬ美しさの秘訣なのではあるまいか。
☆大白蓮華巻頭言 2015年10月号「種を蒔く誇り!育てる喜び!」
春夏秋冬、わが誉れの農漁光部の同志の皆様方に、私は題目を送り続けている。海苔屋に育った私には、農漁業の日々の御苦労が、深く偲ばれてならない。
「食は命」なり。自然災害や天候の不順などにも屈せず、一番大事な命を守り、育んでくださる聖業に、私たちは、あらためて心から感謝を捧げたい。
日蓮大聖人は、農作物が早い遅いの差があっても一年の内に収穫できることを譬えとして、『法華経の行者は如説修行せば必ず一生の中に一人も残らず成仏す可し』(P416)と仰せである。
この通りに、創価学会と共に広宣流布に生き抜き、一生成仏の黄金の総仕上げを飾りゆかれる多宝の方々の顔が、日本にも世界にも輝きわたっている。
大聖人の仏法は「下種仏法」である。
悪世末法における妙法の「下種」(種を下ろす)とは、こんな荒れ地に種を植えても無駄であると見放されてきた衆生の心の大地にも、光を当て、手を差し伸べていく未聞の挑戦である。
御書には、『但南無妙法蓮華経の七字のみこそ仏になる種には候へ』(P1553)と断言なされている。
どんな人であれ、どんな境遇であれ、題目を唱えゆくならば、仏の生命を現すことができるのだ。
ゆえに我らは種を蒔く。妙法という究極の幸福の種を、我と我が友の心田に蒔き続ける。いかに厳しい現実の宿命があってもたじろがず、「絶対に仏になれる。一緒に幸せになろう」と語り切りながら!
なかなか折伏が成就せずに悩んでいる、けなげな同志を、戸田城聖先生は温かく労われた。
「何も嘆くことはないよ。すぐに信心する発心下種と法を聞かせる聞法下種は、功徳は同じだ。必ず実る時が来る。だから、どしどし下種をするんだ」
広島で戦災に遭い、結婚を機に渡米した創価の母は、夫の猛反対にも負けず、信心を貫き、仏法対話に挑んだ。経済苦や家庭不和と格闘しながら、
一人一人に「この人に会うために、私はここに来たのだ」と真心を尽くした。今、ご一家も、折伏した400世帯に迫る眷属も功徳に満ちて、後継の青年たちが続く。
「信心の喜びを語りたくて仕方ないの。人を見たら折伏したいわ」と、母は明るく美しく微笑む。
日々、勤行で読誦する自我掲には、「賓樹多華果衆生所遊楽<宝樹は花菓多くして 衆生の遊楽する所なり>」とある。私たちの広宣流布は、たゆまず妙法の種を蒔き、人材の宝樹を育てて、生きる喜びに躍動する平和と共生の緑野を、この地球上に創り広げていく戦いであるといってよい。
ブラジルの詩心の母コラ・コラリーナは詠った。
「待つならば、今日、生命の大地に植え込んだ良き種の収穫を待ちましょう! 植えるならば、幾百万の笑顔とスクラムと友愛を植えましょう!」
さあ、「世界広布新時代」の「躍進」そして「拡大」ヘー。皆で朗らかに励まし合い、一日一日、勇敢に希望の種を、勝利の種を蒔きゆこう!
わが弟子と
万年の種
植えにけり
幸の人華よ
未来へ薫れや
我らの地区・支部こそ
地涌の菩薩の本舞台。
友人とともに
明るく楽しく総会を。
心の絆を実り豊かに!
2015年10月05日
御義口伝巻下 P779
『一切衆生は一眼の亀なり栴檀の浮木とは法華経なり』
◇人生の座標
人間共和−−それは、人間と人間が、国や文化の違いを超え、人種や言語の隔てなく、和して楽しみ、共に生きることのできる社会である。それを目指していく運動の中にこそ、分断から結合へ、不信から信頼へ、人間社会を蘇生させゆく道がある。
☆こころに響く言葉
自己の絶えざる成長こそ美の秘訣
いつまでも若々しく、美しくありたいというのは、共通の願いであろう。
そうした、美しさの源泉は、けっして化粧や衣服だけにあるのではないようだ。
自らを厳しく律し、未来に希望を持ち、常に成長を願い、
充実した日々を過ごしゆく生命の誇りとも言うべきものこそ、
いつまでも衰えぬ美しさの秘訣なのではあるまいか。
☆大白蓮華巻頭言 2015年10月号「種を蒔く誇り!育てる喜び!」
春夏秋冬、わが誉れの農漁光部の同志の皆様方に、私は題目を送り続けている。海苔屋に育った私には、農漁業の日々の御苦労が、深く偲ばれてならない。
「食は命」なり。自然災害や天候の不順などにも屈せず、一番大事な命を守り、育んでくださる聖業に、私たちは、あらためて心から感謝を捧げたい。
日蓮大聖人は、農作物が早い遅いの差があっても一年の内に収穫できることを譬えとして、『法華経の行者は如説修行せば必ず一生の中に一人も残らず成仏す可し』(P416)と仰せである。
この通りに、創価学会と共に広宣流布に生き抜き、一生成仏の黄金の総仕上げを飾りゆかれる多宝の方々の顔が、日本にも世界にも輝きわたっている。
大聖人の仏法は「下種仏法」である。
悪世末法における妙法の「下種」(種を下ろす)とは、こんな荒れ地に種を植えても無駄であると見放されてきた衆生の心の大地にも、光を当て、手を差し伸べていく未聞の挑戦である。
御書には、『但南無妙法蓮華経の七字のみこそ仏になる種には候へ』(P1553)と断言なされている。
どんな人であれ、どんな境遇であれ、題目を唱えゆくならば、仏の生命を現すことができるのだ。
ゆえに我らは種を蒔く。妙法という究極の幸福の種を、我と我が友の心田に蒔き続ける。いかに厳しい現実の宿命があってもたじろがず、「絶対に仏になれる。一緒に幸せになろう」と語り切りながら!
なかなか折伏が成就せずに悩んでいる、けなげな同志を、戸田城聖先生は温かく労われた。
「何も嘆くことはないよ。すぐに信心する発心下種と法を聞かせる聞法下種は、功徳は同じだ。必ず実る時が来る。だから、どしどし下種をするんだ」
広島で戦災に遭い、結婚を機に渡米した創価の母は、夫の猛反対にも負けず、信心を貫き、仏法対話に挑んだ。経済苦や家庭不和と格闘しながら、
一人一人に「この人に会うために、私はここに来たのだ」と真心を尽くした。今、ご一家も、折伏した400世帯に迫る眷属も功徳に満ちて、後継の青年たちが続く。
「信心の喜びを語りたくて仕方ないの。人を見たら折伏したいわ」と、母は明るく美しく微笑む。
日々、勤行で読誦する自我掲には、「賓樹多華果衆生所遊楽<宝樹は花菓多くして 衆生の遊楽する所なり>」とある。私たちの広宣流布は、たゆまず妙法の種を蒔き、人材の宝樹を育てて、生きる喜びに躍動する平和と共生の緑野を、この地球上に創り広げていく戦いであるといってよい。
ブラジルの詩心の母コラ・コラリーナは詠った。
「待つならば、今日、生命の大地に植え込んだ良き種の収穫を待ちましょう! 植えるならば、幾百万の笑顔とスクラムと友愛を植えましょう!」
さあ、「世界広布新時代」の「躍進」そして「拡大」ヘー。皆で朗らかに励まし合い、一日一日、勇敢に希望の種を、勝利の種を蒔きゆこう!
わが弟子と
万年の種
植えにけり
幸の人華よ
未来へ薫れや
2015.10.04 わが友に贈る
人を励ませば
わが胸にも無限の
希望が湧き上がる。
今日も勇んで
悩める友のもとへ!
顕仏未来記 P507
『爾りと雖も仏の滅後に於て四味三教等の邪執を捨て実大乗の法華経に帰せば諸天善神並びに地涌千界等の菩薩法華の行者を守護せん』
◇人生の座標
人は本然的に平和を求める。他者の尊厳を認め、排除しない。人間社会では、協調し合うことが必要不可欠である−−これらの知恵を、人々は気の遠くなるような歳月をかけて、より良く生きるために獲得したのである。
☆こころに響く言葉
いたずらも貴重な経験に
ときには、いたずらをするのも結構である。たとえ叱られたとしても、
それが善悪を判断し、正義というものを考える手だてになれば、
かけがえのない人生経験ではあるまいか。学校でも家庭でも教えてくれない、
貴重な人生の学問を、子どもは自然のうちに学び取り、血肉としていくに違いない。
☆アメリカSGI中部方面総会 SGI会長がメッセージ
池田SGI会長のアメリカ初訪問から55周年を記念するアメリカSGIの中部方面総会が22日午後7時(現地時間)から、シカゴ文化会館で開かれた。これには、シカゴ圏の友を中心に代表700人が出席。SGI会長は祝福のメッセージを贈り、アメリカSGIの前進は全世界の模範であり、希望であると力説。アメリカが発展すれば世界広布の波動は大きく広がると、万感の期待を寄せた。
青年部による学会歌「誓いの青年(きみ)よ」の力強い合唱で幕を開けた総会。後継の志光る若人の歌声を、目を細めながら聴き入る一人の婦人がいた。
ツヤコ・リーブマンさん。89歳。多宝会の方面女性責任者である。
55年前の1960年(昭和35年)の10月8日、シカゴの空港に降り立った池田SGI会長は、空港で出迎えたリーブマンさんたちを心から励ました。
翌9日には、シカゴにあるリンカーン・パークを散策。そこで黒人少年に対する差別的行為を目の当たりにしたSGI会長は、"君が本当に愛し、誇りに思える社会を、きっとつくる"と、心に固く期した。
リーブマンさんら草創の友は、師のこの誓いをわが誓いと定め、「良き市民」として、社会貢献の人生を粘り強く歩んできた。仏法の生命尊厳の哲学を掲げ、広げるために走り抜いてきたのである。
リーブマンさんは朗らかに語る。
「青年こそ、未来の希望です。アメリカには今、平和に尽くしゆく人材が陸続と躍り出ています。私も生涯、"青年の心"で前進します!」
学会歌を合唱したジョン・マユガさん(男子地区リーダー)は、2011年の入会。
"恵まれない子どもたちに教育の機会を与えたい"との夢を抱き、弘教と唱題の挑戦を重ねてきた。その結果、先月からスポーツとして人気の高いチアリーディングの教室を立ち上げ、経営者として第一歩を踏み出した。
マユガさんは力を込める。
「教育が可能性の扉を開きます。チアリーディングというスポーツを通して、子どもたちの無限の力を引き出し、輝く未来をつくっていきたいのです」
総会では、ヘイニー方面長が、"アメリカの心臓部"の誇りを胸に、新たな広布拡大のうねりを巻き起こそうと呼びかけた。ウィトコスキー全米青年部長らの話に続き、ストラウス理事長は"人材こそ最高の宝"との信念で後継者を育て、未来永遠に輝く人材城を築きたいと訴えた。
笠貫SGI主任副女性部長は、自身の体験を語り抜き、幸福と平和の大道を開こうと望んだ。大場SGI理事長は、今こそ師の平和行動を受け継ぎ、世界広布の大前進の歴史をと激励した。
最後に、全員で学会歌「フォエバー・センセイ」を合唱した。
わが胸にも無限の
希望が湧き上がる。
今日も勇んで
悩める友のもとへ!
顕仏未来記 P507
『爾りと雖も仏の滅後に於て四味三教等の邪執を捨て実大乗の法華経に帰せば諸天善神並びに地涌千界等の菩薩法華の行者を守護せん』
◇人生の座標
人は本然的に平和を求める。他者の尊厳を認め、排除しない。人間社会では、協調し合うことが必要不可欠である−−これらの知恵を、人々は気の遠くなるような歳月をかけて、より良く生きるために獲得したのである。
☆こころに響く言葉
いたずらも貴重な経験に
ときには、いたずらをするのも結構である。たとえ叱られたとしても、
それが善悪を判断し、正義というものを考える手だてになれば、
かけがえのない人生経験ではあるまいか。学校でも家庭でも教えてくれない、
貴重な人生の学問を、子どもは自然のうちに学び取り、血肉としていくに違いない。
☆アメリカSGI中部方面総会 SGI会長がメッセージ
池田SGI会長のアメリカ初訪問から55周年を記念するアメリカSGIの中部方面総会が22日午後7時(現地時間)から、シカゴ文化会館で開かれた。これには、シカゴ圏の友を中心に代表700人が出席。SGI会長は祝福のメッセージを贈り、アメリカSGIの前進は全世界の模範であり、希望であると力説。アメリカが発展すれば世界広布の波動は大きく広がると、万感の期待を寄せた。
青年部による学会歌「誓いの青年(きみ)よ」の力強い合唱で幕を開けた総会。後継の志光る若人の歌声を、目を細めながら聴き入る一人の婦人がいた。
ツヤコ・リーブマンさん。89歳。多宝会の方面女性責任者である。
55年前の1960年(昭和35年)の10月8日、シカゴの空港に降り立った池田SGI会長は、空港で出迎えたリーブマンさんたちを心から励ました。
翌9日には、シカゴにあるリンカーン・パークを散策。そこで黒人少年に対する差別的行為を目の当たりにしたSGI会長は、"君が本当に愛し、誇りに思える社会を、きっとつくる"と、心に固く期した。
リーブマンさんら草創の友は、師のこの誓いをわが誓いと定め、「良き市民」として、社会貢献の人生を粘り強く歩んできた。仏法の生命尊厳の哲学を掲げ、広げるために走り抜いてきたのである。
リーブマンさんは朗らかに語る。
「青年こそ、未来の希望です。アメリカには今、平和に尽くしゆく人材が陸続と躍り出ています。私も生涯、"青年の心"で前進します!」
学会歌を合唱したジョン・マユガさん(男子地区リーダー)は、2011年の入会。
"恵まれない子どもたちに教育の機会を与えたい"との夢を抱き、弘教と唱題の挑戦を重ねてきた。その結果、先月からスポーツとして人気の高いチアリーディングの教室を立ち上げ、経営者として第一歩を踏み出した。
マユガさんは力を込める。
「教育が可能性の扉を開きます。チアリーディングというスポーツを通して、子どもたちの無限の力を引き出し、輝く未来をつくっていきたいのです」
総会では、ヘイニー方面長が、"アメリカの心臓部"の誇りを胸に、新たな広布拡大のうねりを巻き起こそうと呼びかけた。ウィトコスキー全米青年部長らの話に続き、ストラウス理事長は"人材こそ最高の宝"との信念で後継者を育て、未来永遠に輝く人材城を築きたいと訴えた。
笠貫SGI主任副女性部長は、自身の体験を語り抜き、幸福と平和の大道を開こうと望んだ。大場SGI理事長は、今こそ師の平和行動を受け継ぎ、世界広布の大前進の歴史をと激励した。
最後に、全員で学会歌「フォエバー・センセイ」を合唱した。
2015.10.03 わが友に贈る
対話の要諦は
相手の話を「聞く」。
相手を「敬う」。
相手から「学ぶ」。
さあ友情を広げよう!
上野殿御返事 P1565
『しばらくの苦こそ候ともついにはたのしかるべし、国王一人の太子のごとしいかでか位につかざらんとおぼしめし候へ』
◇人生の座標
大切なのは、歴史を「鏡」として、未来をどう作っていくかということです。
青年が、新しい歴史を作るのです。
☆こころに響く言葉
魅力は知性と感情の躍動から
恋人であるにせよ、夫であるにせよ、あるいは友達としても、
あなたに新たな魅力を感じているとすれば、それは表面だけの美しさによってではなく、
内からにじみ出る人柄のよさ、知性と感情の躍動によってであると思う。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第18回 アンデス越えたり�
当時、チリでは軍事政権のもと、多くの人々が投獄され、100万人が亡命を強いられたとも言われます。幾多の民衆が犠牲になったのです。
そんな困難な時代の中でも、ひるまず、臆さず、戦い抜いてきたエイルウィン氏に、大きな転機が訪れます。
88年10月、軍事政権は、政府を信任するかどうかをはかる「国民投票」を決めました。
巨大な権力を独占していた軍事政権は、国民に自分たちの正当性を信任させることができると、甘くみていたのです。
民衆を信頼する氏は、この選挙を受けて立ちました。軍事政権側の思惑を逆手にとって、国民投票で独裁主義を終わらせよう、と。
その時、周囲からは、「どうせ勝てっこない」と冷ややかに笑われたそうです。
しかし、どんなに難しい状況であろうと、氏は正義のために、「断じて勝つ!」と決めました。一人また一人と糾合し、民主主義を望む民衆の連帯を広げていきました。「暴力」ではなく「声」で。「命令」ではなく「スマイル」で。「臆病」ではなく「勇気」で。そして、「絶望の叫び」ではなく「希望の歌声」で——。
そして、国民投票の結果、ついに軍事政権に「ノー!」を突きつけたのです。アンデスがそびえるチリの空高く、民衆勝利の大歓声がこだました瞬間でした。
後に、氏は語っています。
「歴史というものは、より良き世界を築くために、すべてを賭けて戦う人々によって創られる」
「断じて勝つ!」——その強い志と命をかけた挑戦が、歴史を動かす原動力になったのです。
チリは燃え立つ詩心の国です。ノーベル文学賞を受賞した大詩人のネルーダは叫びました。
「人間は、すべての災難より偉大である」
どんな災難も、どんな試練も、どんな不幸も、人間を打ち負かすことはできません。
なぜ、「人間は偉大」なのか。それは「苦難と戦う」からです。そして「勝ち越える」からです。
日蓮大聖人は『夫れ仏法と申すは勝負をさきとし』(P1165、「四条金吾殿御返事」)と仰せになられました。
「仏法は勝負」であり、人生も勝負です。
皆さんにも毎日、勝負がある。
勉強も勝負。試験も勝負。スポーツも勝負。朝、起きて、布団から飛び出すのも勝負なら、勉強机に向かうのも勝負。親孝行するのも勝負です。
毎日毎日、「もうダメだ」「もう、いいや」という弱い心に勝たねばならない。根本は「自分に勝つ」ことです。
その勝利の最極の源泉が、信心であり、題目です。
「勝つ!」と決めて御本尊に祈り、そして努力をすれば、すべてに勝利できます。
たとえ、一度は負けても、次に勝てばいい。今日負けても明日勝てばいい。100戦して99回負けたとしても、最後に勝てば勝利なのです。この執念の戦いが、人間を偉大にします。
私は創価学園の愛唱歌「負けじ魂ここにあり」に、5番の歌詞を贈り、そこに、こう綴りました。
学べ勝ち抜け 世界まで
負けじ魂 朗らかに
何があっても、学び続ける青春に、悲愴感はありません。どこまでも朗らかで、明るく、楽しく、皆に笑顔を広げていけるのです。
チリ訪問の2日前、私は、パラグアイSGIの総会に参加して、親愛なる同志に語りました。
「どこまでいっても人生は"戦い"である。断じて負けてはならない。信仰という、最高に赫々たる太陽を燃やしながら、「私は勝った」と言いきれる一生を、生きぬいていただきたい」
当時、出席していた未来部の友も、皆、立派に成長して、見事な勝利の実証を示してくれています。
さあ、皆さんの「青春の本舞台」へ、今ここから、新たな決意で出発しよう!
あの山も、この山も、たくましく乗り越えながら、「私は勝った!」——こう誇り高く叫び切っていこうよ!
相手の話を「聞く」。
相手を「敬う」。
相手から「学ぶ」。
さあ友情を広げよう!
上野殿御返事 P1565
『しばらくの苦こそ候ともついにはたのしかるべし、国王一人の太子のごとしいかでか位につかざらんとおぼしめし候へ』
◇人生の座標
大切なのは、歴史を「鏡」として、未来をどう作っていくかということです。
青年が、新しい歴史を作るのです。
☆こころに響く言葉
魅力は知性と感情の躍動から
恋人であるにせよ、夫であるにせよ、あるいは友達としても、
あなたに新たな魅力を感じているとすれば、それは表面だけの美しさによってではなく、
内からにじみ出る人柄のよさ、知性と感情の躍動によってであると思う。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第18回 アンデス越えたり�
当時、チリでは軍事政権のもと、多くの人々が投獄され、100万人が亡命を強いられたとも言われます。幾多の民衆が犠牲になったのです。
そんな困難な時代の中でも、ひるまず、臆さず、戦い抜いてきたエイルウィン氏に、大きな転機が訪れます。
88年10月、軍事政権は、政府を信任するかどうかをはかる「国民投票」を決めました。
巨大な権力を独占していた軍事政権は、国民に自分たちの正当性を信任させることができると、甘くみていたのです。
民衆を信頼する氏は、この選挙を受けて立ちました。軍事政権側の思惑を逆手にとって、国民投票で独裁主義を終わらせよう、と。
その時、周囲からは、「どうせ勝てっこない」と冷ややかに笑われたそうです。
しかし、どんなに難しい状況であろうと、氏は正義のために、「断じて勝つ!」と決めました。一人また一人と糾合し、民主主義を望む民衆の連帯を広げていきました。「暴力」ではなく「声」で。「命令」ではなく「スマイル」で。「臆病」ではなく「勇気」で。そして、「絶望の叫び」ではなく「希望の歌声」で——。
そして、国民投票の結果、ついに軍事政権に「ノー!」を突きつけたのです。アンデスがそびえるチリの空高く、民衆勝利の大歓声がこだました瞬間でした。
後に、氏は語っています。
「歴史というものは、より良き世界を築くために、すべてを賭けて戦う人々によって創られる」
「断じて勝つ!」——その強い志と命をかけた挑戦が、歴史を動かす原動力になったのです。
チリは燃え立つ詩心の国です。ノーベル文学賞を受賞した大詩人のネルーダは叫びました。
「人間は、すべての災難より偉大である」
どんな災難も、どんな試練も、どんな不幸も、人間を打ち負かすことはできません。
なぜ、「人間は偉大」なのか。それは「苦難と戦う」からです。そして「勝ち越える」からです。
日蓮大聖人は『夫れ仏法と申すは勝負をさきとし』(P1165、「四条金吾殿御返事」)と仰せになられました。
「仏法は勝負」であり、人生も勝負です。
皆さんにも毎日、勝負がある。
勉強も勝負。試験も勝負。スポーツも勝負。朝、起きて、布団から飛び出すのも勝負なら、勉強机に向かうのも勝負。親孝行するのも勝負です。
毎日毎日、「もうダメだ」「もう、いいや」という弱い心に勝たねばならない。根本は「自分に勝つ」ことです。
その勝利の最極の源泉が、信心であり、題目です。
「勝つ!」と決めて御本尊に祈り、そして努力をすれば、すべてに勝利できます。
たとえ、一度は負けても、次に勝てばいい。今日負けても明日勝てばいい。100戦して99回負けたとしても、最後に勝てば勝利なのです。この執念の戦いが、人間を偉大にします。
私は創価学園の愛唱歌「負けじ魂ここにあり」に、5番の歌詞を贈り、そこに、こう綴りました。
学べ勝ち抜け 世界まで
負けじ魂 朗らかに
何があっても、学び続ける青春に、悲愴感はありません。どこまでも朗らかで、明るく、楽しく、皆に笑顔を広げていけるのです。
チリ訪問の2日前、私は、パラグアイSGIの総会に参加して、親愛なる同志に語りました。
「どこまでいっても人生は"戦い"である。断じて負けてはならない。信仰という、最高に赫々たる太陽を燃やしながら、「私は勝った」と言いきれる一生を、生きぬいていただきたい」
当時、出席していた未来部の友も、皆、立派に成長して、見事な勝利の実証を示してくれています。
さあ、皆さんの「青春の本舞台」へ、今ここから、新たな決意で出発しよう!
あの山も、この山も、たくましく乗り越えながら、「私は勝った!」——こう誇り高く叫び切っていこうよ!
2015年10月2日金曜日
2015.10.02 わが友に贈る
「未来の果」は
「現在の因」にあり。
目の前の山を登れ!
その積み重ねに
人生の栄光は輝く!
立正安国論 P26
『蒼蠅驥尾に附して万里を渡り碧蘿松頭に懸りて千尋を延ぶ』
◇人生の座標
「歴史」の研究は、「人間」の研究といってよい。
日本では古来、歴史書を「鏡」と呼んできた。「大鏡」とか「今鏡」「水鏡」「増鏡」と。「鏡」がないと、自分の顔も姿もよくわからない。「鏡」があれば、ここをこうすればいいとわかります。
☆こころに響く言葉
子どもだけの別天地を
子どもだけの別天地をつくり、そこで、さまざまな工夫をこらし、ケンカをし、
仲直りしていくことは、生命の法理にかなった、自然の育ち方ではあるまいか。
そのなかでこそ、体力も鍛えられるし、知恵も磨かれていく。
社会生活のルールも、身についてくるし、独創性もつちかわれる。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第18回 アンデス越えたり�
山は、頼もしい心の友達です。
どんな時でも、どっしりとそびえ立つ山を仰げば、わが心も悠然と定まります。
私たちの地球には、壮大なスケールの山脈がたくさんあります。
私も世界を駆け巡る中、王者の風格の山々を目の当たりにしてきました。とりわけ、南米大陸のアンデス山脈の光景は圧巻でした。
アンデスは、南北七つの国にまたがって縦断し、地球を約4分の1周するほどの長さです。
1993年の初頭、57日間にわたった北南米広布の旅路は、アメリカを起点に、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイを訪問して、チリ共和国を目指しました。
機中から眼下にパノラマのように"アンデスの山容"が広がっていました。
かつて、南米解放の英雄サンマルチンが東から西へ、その難所を越えて進軍し、不可能を可能にして民衆の勝利を決定づけた「アンデス越え」の歴史は有名です。
1960年に、私がアメリカに世界への第一歩をしるしてから、チリで50カ国目でした。私は、胸中の恩師・戸田城聖先生に呼び掛けました。
「先生! 私は永遠に先生とご一緒に、世界広布の山また山を、勇気凛々と越えていきます」と。
戸田先生はご逝去の直前、私に言われました。「昨日、メキシコに行った夢を見たよ。待っていた、みんな待っていたよ」と。
そして、私をじっとご覧になり、「世界が相手だ。君の本当の舞台は世界だよ」と語られ、私の手を力強く握ってくださいました。
日本の広宣流布の願業を成就された戸田先生は、弟子の私に、「世界広布」という壮大な夢を託してくださったのです。
私は、恩師の心を抱きしめて、戦い抜いてきました。医師からは「30歳までは生きられない」と言われたほど、病弱な体です。それでも、ただ恩師の構想を実現しようと走り続けてきたのです。
日本からは地球の反対側、最も遠い南米の国々でも、すでに多くの同志が活躍していました。
チリの首都サンティアゴに近づいた時、私は再び飛行機の窓から外に目をやりました。いつしか日は落ち、夕映えが、雪を頂いた山々を鮮やかに染めています。上空を見上げると、美しい三日月と金星が輝いていました。私は、この日、詠みました。
荘厳な
金色(ゆうひ)に包まれ
白雪の
アンデス越えたり
我は勝ちたり
私の世界への道は「師弟共戦の道」です。いつでも、どこでも、私の心は恩師と共にありました。
師の夢は、弟子の夢です。
弟子の勝利は、師の勝利です。
これが「創価の師弟」です。
後継の未来部の皆さんも、この「師弟の道」に続いてください。
未来部は私の生命です。未来部の勝利こそが、私の勝利なのです。
「人生はつねにこれからの作業、みずからの天命を果たす永続的な挑戦の場である」
これは、私が尊敬してやまないチリのパトリシオ・エイルウィン元大統領の言葉です。
エイルウィン氏は、16年半にも及んだ軍事政権に終止符を打ち、チリの民主化をリードした哲人政治家です。90年3月から4年間、大統領として、国の発展に尽力しました。92年11月には、チリの国家元首としては初めてとなる歴史的な来日を果たし、その時、私も東京でお会いしました。
その3カ月後、今度は私が、チリの大統領府を表敬し、再会を喜び合ったのです。
94年7月にも、創価大学にエイルウィン御夫妻をお迎えし、交流を重ねました。
氏との語らいは、対談集『太平洋の旭日』として発刊されました。
穏やかな口調、飾らない人柄、そして、「社会正義」を貫く鋼鉄の信念——その雄姿は、今も脳裏に焼き付いて離れません。チリの新聞が「厳しい現実の試練も消し去れなかった微笑」と称えたように、太陽のような明るい笑顔が実に印象的です。
氏も、少年時代、体が弱かったそうです。しかし、「病弱であったことが、多くの読書の時間を与えてくれた」と述懐されているように、たくさんの良書をひもとかれました。座右の書の一つは、フランスの文豪ビクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』です。
氏は、「少年時代の読書が、後に取り組むようになる社会問題、とりわけ、貧しい人々が抱える諸問題に対する感性を育んだ」と振り返っています。氏の偉大な「天命」は、若き日の良書との格闘の中で磨かれたのです。
さらに、氏のお父さんの生き方が、大きな影響を与えました。
幼少期に両親を亡くしたお父さんは、その悲しみをぐっとこらえ、苦労しながら必死に勉強を積み重ねました。そして、弁護士の資格を取得し、人々のために尽くしました。晩年には、チリの最高裁判所の長官まで務められています。
「自分自身に対しては非常に厳しかったのですが、自分以外の人々に対しては気さくであたたかく接し、貧しい人々のことに、いつも心を砕いていた」——そんな父の背中を見て、氏もまた、「社会正義」に生命を捧げていきます。父に続いて弁護士になり、懸命に働きました。そこで、世の中のさまざまな課題に直面します。
「法と正義」を追求する氏は、自身の天命を果たす「挑戦の場」として、同時に政治の道を選びました。
「現在の因」にあり。
目の前の山を登れ!
その積み重ねに
人生の栄光は輝く!
立正安国論 P26
『蒼蠅驥尾に附して万里を渡り碧蘿松頭に懸りて千尋を延ぶ』
◇人生の座標
「歴史」の研究は、「人間」の研究といってよい。
日本では古来、歴史書を「鏡」と呼んできた。「大鏡」とか「今鏡」「水鏡」「増鏡」と。「鏡」がないと、自分の顔も姿もよくわからない。「鏡」があれば、ここをこうすればいいとわかります。
☆こころに響く言葉
子どもだけの別天地を
子どもだけの別天地をつくり、そこで、さまざまな工夫をこらし、ケンカをし、
仲直りしていくことは、生命の法理にかなった、自然の育ち方ではあるまいか。
そのなかでこそ、体力も鍛えられるし、知恵も磨かれていく。
社会生活のルールも、身についてくるし、独創性もつちかわれる。
☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第18回 アンデス越えたり�
山は、頼もしい心の友達です。
どんな時でも、どっしりとそびえ立つ山を仰げば、わが心も悠然と定まります。
私たちの地球には、壮大なスケールの山脈がたくさんあります。
私も世界を駆け巡る中、王者の風格の山々を目の当たりにしてきました。とりわけ、南米大陸のアンデス山脈の光景は圧巻でした。
アンデスは、南北七つの国にまたがって縦断し、地球を約4分の1周するほどの長さです。
1993年の初頭、57日間にわたった北南米広布の旅路は、アメリカを起点に、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイを訪問して、チリ共和国を目指しました。
機中から眼下にパノラマのように"アンデスの山容"が広がっていました。
かつて、南米解放の英雄サンマルチンが東から西へ、その難所を越えて進軍し、不可能を可能にして民衆の勝利を決定づけた「アンデス越え」の歴史は有名です。
1960年に、私がアメリカに世界への第一歩をしるしてから、チリで50カ国目でした。私は、胸中の恩師・戸田城聖先生に呼び掛けました。
「先生! 私は永遠に先生とご一緒に、世界広布の山また山を、勇気凛々と越えていきます」と。
戸田先生はご逝去の直前、私に言われました。「昨日、メキシコに行った夢を見たよ。待っていた、みんな待っていたよ」と。
そして、私をじっとご覧になり、「世界が相手だ。君の本当の舞台は世界だよ」と語られ、私の手を力強く握ってくださいました。
日本の広宣流布の願業を成就された戸田先生は、弟子の私に、「世界広布」という壮大な夢を託してくださったのです。
私は、恩師の心を抱きしめて、戦い抜いてきました。医師からは「30歳までは生きられない」と言われたほど、病弱な体です。それでも、ただ恩師の構想を実現しようと走り続けてきたのです。
日本からは地球の反対側、最も遠い南米の国々でも、すでに多くの同志が活躍していました。
チリの首都サンティアゴに近づいた時、私は再び飛行機の窓から外に目をやりました。いつしか日は落ち、夕映えが、雪を頂いた山々を鮮やかに染めています。上空を見上げると、美しい三日月と金星が輝いていました。私は、この日、詠みました。
荘厳な
金色(ゆうひ)に包まれ
白雪の
アンデス越えたり
我は勝ちたり
私の世界への道は「師弟共戦の道」です。いつでも、どこでも、私の心は恩師と共にありました。
師の夢は、弟子の夢です。
弟子の勝利は、師の勝利です。
これが「創価の師弟」です。
後継の未来部の皆さんも、この「師弟の道」に続いてください。
未来部は私の生命です。未来部の勝利こそが、私の勝利なのです。
「人生はつねにこれからの作業、みずからの天命を果たす永続的な挑戦の場である」
これは、私が尊敬してやまないチリのパトリシオ・エイルウィン元大統領の言葉です。
エイルウィン氏は、16年半にも及んだ軍事政権に終止符を打ち、チリの民主化をリードした哲人政治家です。90年3月から4年間、大統領として、国の発展に尽力しました。92年11月には、チリの国家元首としては初めてとなる歴史的な来日を果たし、その時、私も東京でお会いしました。
その3カ月後、今度は私が、チリの大統領府を表敬し、再会を喜び合ったのです。
94年7月にも、創価大学にエイルウィン御夫妻をお迎えし、交流を重ねました。
氏との語らいは、対談集『太平洋の旭日』として発刊されました。
穏やかな口調、飾らない人柄、そして、「社会正義」を貫く鋼鉄の信念——その雄姿は、今も脳裏に焼き付いて離れません。チリの新聞が「厳しい現実の試練も消し去れなかった微笑」と称えたように、太陽のような明るい笑顔が実に印象的です。
氏も、少年時代、体が弱かったそうです。しかし、「病弱であったことが、多くの読書の時間を与えてくれた」と述懐されているように、たくさんの良書をひもとかれました。座右の書の一つは、フランスの文豪ビクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』です。
氏は、「少年時代の読書が、後に取り組むようになる社会問題、とりわけ、貧しい人々が抱える諸問題に対する感性を育んだ」と振り返っています。氏の偉大な「天命」は、若き日の良書との格闘の中で磨かれたのです。
さらに、氏のお父さんの生き方が、大きな影響を与えました。
幼少期に両親を亡くしたお父さんは、その悲しみをぐっとこらえ、苦労しながら必死に勉強を積み重ねました。そして、弁護士の資格を取得し、人々のために尽くしました。晩年には、チリの最高裁判所の長官まで務められています。
「自分自身に対しては非常に厳しかったのですが、自分以外の人々に対しては気さくであたたかく接し、貧しい人々のことに、いつも心を砕いていた」——そんな父の背中を見て、氏もまた、「社会正義」に生命を捧げていきます。父に続いて弁護士になり、懸命に働きました。そこで、世の中のさまざまな課題に直面します。
「法と正義」を追求する氏は、自身の天命を果たす「挑戦の場」として、同時に政治の道を選びました。
2015年10月1日木曜日
2015.10.01 わが友に贈る
悩みがないことが
幸福ではない。
悩みに打ち勝つ強さに
真の幸福がある。
負けじ魂の勇者たれ!
白米一俵御書 P1597
『法華経はしからず月こそ心よ花こそ心よと申す法門なり』
◇人生の座標
歴史は、人間の心の映像です。わが心に、歴史のドラマの映像を映していくのです。そこから、自然のうちに、大きな目で、ものごとを見られる自分になっていく。滑々たる歴史の大河の最先端にいる自分というものを考えるようになる。
☆こころに響く言葉
美しさと信仰
生涯にわたる洗練された美しさのために
信仰という現実的な崇高な活動を私は保持しぬくのだ
☆アメリカSGI東部方面総会 SGI会長がメッセージ
自由の国に輝く常勝の天地! アメリカSGI東部方面総会が20日午後1時半(現地時間)、アメリカ最大の都市・ニューヨーク市の中心マンハッタンにある「ニューヨーク・シティ・センター」で行われた。これには、同方面の代表2,400人が参加。池田SGI会長はメッセージを寄せ、自行化他の題目を唱え、人々のために行動する人生こそ最も尊い生き方であると強調。一人一人が尊厳なる生命を輝かせ、最高に価値ある人生を共々に歩もうと呼び掛けた。
ニューヨーク・シティ・センターに、力強い朗読の声が響く。
「あらゆる国の人々が集い共和した 合衆の国 アメリカ これこそ世界の縮図である……」
1981年6月20日、ニューヨークで発表されたSGI会長の長編詩「我が愛するアメリカの地涌の若人に贈る」の一節が読み上げられると、壮年部の「ジャズ・アンサンブル」と青年部の「イケダ・ユース・アンサンブル」の友らが颯爽と舞台へ躍り出た。
太鼓グループはダイナミックなバチさばきを。鼓笛隊は師への報恩の心を学会歌「威風堂々の歌」の演奏に託し、ダンスグループは「誓い」をテーマに情熱みなぎる舞を披露した。
ブラスバンドによる「紅の歌」の演奏に続き、東部方面の合唱団が「青年よ広布の山を登れ」を英語と日本語で歌い上げると、会場の熱気は最高潮に。出演者と参加者が総立ちとなって、「誓いの青年(きみ)よ」を大合唱した。
本年、6,000世帯を超える弘教を果たしたアメリカ青年部。SGI会長は先月の「随筆 民衆凱歌の大行進」に、全米の青年部が目標を突破して堂々たる人材の陣列拡大を成し遂げた模様に触れ、「世界中に、優秀な弟子をもって、これ以上の喜びはない。一人ひとりの地涌の友と、心の握手を交わし、一閻浮提広布の未来を託したいのだ」と心境を綴った。
この歴史的な拡大の運動を牽引したのが、東部方面の多彩な若人であった。総会で歓喜の歌声を響かせたルカ・マンガナロさん(総合本部男子部長)は、今年に入り、20世帯の御本尊流布を達成。また、俳優として、千人に1人という難関のオーディションに合格を果たし、映画出演のチャンスを手にした。
鼓笛隊で出演したジェニファー・ウィルメスさん(総合本部副女子部長)は、総会を目指して仏法対話に挑戦。教員として働く友人は創価教育の思想に感銘を受け、入会を決意。真心の対話を重ね、先月、弘教を実らせた。
創価班として総会を陰で支えたヴィヴェック・サナンさん(男子地区リーダー)は8年前にインドで入会。IT会社で将来を嘱望され、アメリカに転勤するも突然の解雇に遭う。サナンさんは「冬は必ず春となる」との御文を抱き締め、再就職先を探した。
「解雇される前は、自分のことしか祈っていませんでした。それが"広布のために"と祈りが変わった時、全ての状況が好転していったのです」
その結果、本年、ニューヨークに本拠地を置く世界大手の金融機関の副社長に大抜てきされたのである。
サナンさんは「池田先生の弟子として社会で実証を示します!」と決意を語った。
晴れの総会では、ハサン方面長が広布後継の育成に力を注ぎ、新たな常勝の歴史を築こうと力説。大場SGI理事長、アメリカSGIのウィトコスキー青年部長に続き、ストラウス同理事長は、創価の人間主義の哲学を堂々と語り広げようと訴えた。笠貫SGI主任副女性部長が、明るく朗らかに一家和楽の建設をと励ました。原田会長は、世界一仲の良い団結で、愛する天地に友情と幸福の連帯をと望んだ。
この日の総会を寿ぐように、アメリカ東部の行政機関等から顕彰が贈られた。
マサチューセッツ州の州知事顕彰、ニューヨーク市議会の顕彰状、ペンシルベニア州のデイリン・リーチ上院議員の顕彰状がSGI会長に授与。また、ルイジアナ州のニューオーリンズ市議会からはSGI会長とSGIに対する顕彰状、ニュージャージー州上院議会からはSGI会長と同州のアメリカSGIを讃える決議書が届けられた。
幸福ではない。
悩みに打ち勝つ強さに
真の幸福がある。
負けじ魂の勇者たれ!
白米一俵御書 P1597
『法華経はしからず月こそ心よ花こそ心よと申す法門なり』
◇人生の座標
歴史は、人間の心の映像です。わが心に、歴史のドラマの映像を映していくのです。そこから、自然のうちに、大きな目で、ものごとを見られる自分になっていく。滑々たる歴史の大河の最先端にいる自分というものを考えるようになる。
☆こころに響く言葉
美しさと信仰
生涯にわたる洗練された美しさのために
信仰という現実的な崇高な活動を私は保持しぬくのだ
☆アメリカSGI東部方面総会 SGI会長がメッセージ
自由の国に輝く常勝の天地! アメリカSGI東部方面総会が20日午後1時半(現地時間)、アメリカ最大の都市・ニューヨーク市の中心マンハッタンにある「ニューヨーク・シティ・センター」で行われた。これには、同方面の代表2,400人が参加。池田SGI会長はメッセージを寄せ、自行化他の題目を唱え、人々のために行動する人生こそ最も尊い生き方であると強調。一人一人が尊厳なる生命を輝かせ、最高に価値ある人生を共々に歩もうと呼び掛けた。
ニューヨーク・シティ・センターに、力強い朗読の声が響く。
「あらゆる国の人々が集い共和した 合衆の国 アメリカ これこそ世界の縮図である……」
1981年6月20日、ニューヨークで発表されたSGI会長の長編詩「我が愛するアメリカの地涌の若人に贈る」の一節が読み上げられると、壮年部の「ジャズ・アンサンブル」と青年部の「イケダ・ユース・アンサンブル」の友らが颯爽と舞台へ躍り出た。
太鼓グループはダイナミックなバチさばきを。鼓笛隊は師への報恩の心を学会歌「威風堂々の歌」の演奏に託し、ダンスグループは「誓い」をテーマに情熱みなぎる舞を披露した。
ブラスバンドによる「紅の歌」の演奏に続き、東部方面の合唱団が「青年よ広布の山を登れ」を英語と日本語で歌い上げると、会場の熱気は最高潮に。出演者と参加者が総立ちとなって、「誓いの青年(きみ)よ」を大合唱した。
本年、6,000世帯を超える弘教を果たしたアメリカ青年部。SGI会長は先月の「随筆 民衆凱歌の大行進」に、全米の青年部が目標を突破して堂々たる人材の陣列拡大を成し遂げた模様に触れ、「世界中に、優秀な弟子をもって、これ以上の喜びはない。一人ひとりの地涌の友と、心の握手を交わし、一閻浮提広布の未来を託したいのだ」と心境を綴った。
この歴史的な拡大の運動を牽引したのが、東部方面の多彩な若人であった。総会で歓喜の歌声を響かせたルカ・マンガナロさん(総合本部男子部長)は、今年に入り、20世帯の御本尊流布を達成。また、俳優として、千人に1人という難関のオーディションに合格を果たし、映画出演のチャンスを手にした。
鼓笛隊で出演したジェニファー・ウィルメスさん(総合本部副女子部長)は、総会を目指して仏法対話に挑戦。教員として働く友人は創価教育の思想に感銘を受け、入会を決意。真心の対話を重ね、先月、弘教を実らせた。
創価班として総会を陰で支えたヴィヴェック・サナンさん(男子地区リーダー)は8年前にインドで入会。IT会社で将来を嘱望され、アメリカに転勤するも突然の解雇に遭う。サナンさんは「冬は必ず春となる」との御文を抱き締め、再就職先を探した。
「解雇される前は、自分のことしか祈っていませんでした。それが"広布のために"と祈りが変わった時、全ての状況が好転していったのです」
その結果、本年、ニューヨークに本拠地を置く世界大手の金融機関の副社長に大抜てきされたのである。
サナンさんは「池田先生の弟子として社会で実証を示します!」と決意を語った。
晴れの総会では、ハサン方面長が広布後継の育成に力を注ぎ、新たな常勝の歴史を築こうと力説。大場SGI理事長、アメリカSGIのウィトコスキー青年部長に続き、ストラウス同理事長は、創価の人間主義の哲学を堂々と語り広げようと訴えた。笠貫SGI主任副女性部長が、明るく朗らかに一家和楽の建設をと励ました。原田会長は、世界一仲の良い団結で、愛する天地に友情と幸福の連帯をと望んだ。
この日の総会を寿ぐように、アメリカ東部の行政機関等から顕彰が贈られた。
マサチューセッツ州の州知事顕彰、ニューヨーク市議会の顕彰状、ペンシルベニア州のデイリン・リーチ上院議員の顕彰状がSGI会長に授与。また、ルイジアナ州のニューオーリンズ市議会からはSGI会長とSGIに対する顕彰状、ニュージャージー州上院議会からはSGI会長と同州のアメリカSGIを讃える決議書が届けられた。
2015.09.30 わが友に贈る
信念の人には
生命の輝きがある。
ほほ笑みを忘れず
周囲に安心と喜びを!
希望の太陽たれ!
盂蘭盆御書 P1430
『悪の中の大悪は我が身に其の苦をうくるのみならず子と孫と末へ七代までもかかり候けるなり、善の中の大善も又又かくのごとし、目蓮尊者が法華経を信じまいらせし大善は我が身仏になるのみならず父母仏になり給う、上七代下七代上無量生下無量生の父母等存外に仏となり給う』
◇人生の座標
残念ながら、人類の英知は、いまだ人間世界の問題を解決できていない。日本も、世界も、経済も、政治も、環境問題、人道問題も、すべてが行き詰まっている。ゆえに、その根本の人間自身の行き詰まりを打開していく以外にない。
☆こころに響く言葉
親は子どもの後ろに
「親が先頭に立つのではなく、子の後ろにつけ」と言った人がいる。
子どもの自主的な行動を後ろから見守り、危険な方向に子どもが向かおうとするとき、
自分の経験に照らして警告し、アドバイスする。自由奔放ななかに、
たくましい想像力と、豊かな想像性を育んでいくことが賢明であろう。
☆少年少女部が結成50周年 名誉会長がメッセージ
希望の王子王女よ、世界へ羽ばたけ!——少年少女部結成50周年を迎えた23日、佳節を寿ぐ大会が開催され、池田名誉会長が万感のメッセージを贈った。
首都圏の記念大会へのメッセージでは、「一人の勇気が歴史を創る。良き友のスクラムが世界を変える」と訴え、偉大な正義と平和の太陽と輝きゆくことを念願。
関西の未来部大会では、常勝とは「学び続ける挑戦」「皆で力を合わせる団結」「不屈の負けじ魂」であると述べ、一人一人の限りない成長を期待した。
生命の輝きがある。
ほほ笑みを忘れず
周囲に安心と喜びを!
希望の太陽たれ!
盂蘭盆御書 P1430
『悪の中の大悪は我が身に其の苦をうくるのみならず子と孫と末へ七代までもかかり候けるなり、善の中の大善も又又かくのごとし、目蓮尊者が法華経を信じまいらせし大善は我が身仏になるのみならず父母仏になり給う、上七代下七代上無量生下無量生の父母等存外に仏となり給う』
◇人生の座標
残念ながら、人類の英知は、いまだ人間世界の問題を解決できていない。日本も、世界も、経済も、政治も、環境問題、人道問題も、すべてが行き詰まっている。ゆえに、その根本の人間自身の行き詰まりを打開していく以外にない。
☆こころに響く言葉
親は子どもの後ろに
「親が先頭に立つのではなく、子の後ろにつけ」と言った人がいる。
子どもの自主的な行動を後ろから見守り、危険な方向に子どもが向かおうとするとき、
自分の経験に照らして警告し、アドバイスする。自由奔放ななかに、
たくましい想像力と、豊かな想像性を育んでいくことが賢明であろう。
☆少年少女部が結成50周年 名誉会長がメッセージ
希望の王子王女よ、世界へ羽ばたけ!——少年少女部結成50周年を迎えた23日、佳節を寿ぐ大会が開催され、池田名誉会長が万感のメッセージを贈った。
首都圏の記念大会へのメッセージでは、「一人の勇気が歴史を創る。良き友のスクラムが世界を変える」と訴え、偉大な正義と平和の太陽と輝きゆくことを念願。
関西の未来部大会では、常勝とは「学び続ける挑戦」「皆で力を合わせる団結」「不屈の負けじ魂」であると述べ、一人一人の限りない成長を期待した。
2015年9月29日火曜日
2015.09.29 わが友に贈る
創価の我らには
「慈悲」と「哲理」の
地涌の誇りがある。
苦難こそ誉れだ!
妙法を抱き締めて進め!
四条金吾殿御返事 P1151
『だんなと師とをもひあわぬいのりは水の上に火をたくがごとし』
◇人生の座標
今、残っている歴史の全体を、個人で把握することは、なかなかできない。だから大事なのは、歴史観をしっかり身につけることなのです。歴史を通して、人間の悪い傾向性を知れば、気をつけて、悪い歴史を繰り返さずにすむ。悪い歴史を繰り返すのは、「歴史の教訓を学ばなかったから」とも言える。
☆こころに響く言葉
自分を知りぬくこと
つまるところ美しさの追求は、まず自分を知りぬくことにあると言っても過言ではあるまい。
☆新時代第5回全国男子部幹部会 名誉会長のメッセージ
世界広布新時代に聳え立つ三代城で、堂々たる男子部幹部会、誠におめでとう!
今、私の胸には、愛する北海天地の青春の大勝利宣言が轟き渡っております。日本一の折伏、本当におめでとう!
私の心は、愛弟子の諸君と共に歌い、共に舞い、共に太鼓を打ち鳴らし、共に勝ち鬨をあげゆく思いで、全てを見守っております。
広大な北海天地の各地から集った皆さん、きょうを目指し、努力と挑戦を重ねてきた出演者の皆さん、誠にご苦労さまです。また、宿命を大使命に変えた力強い活動報告も、陰で一切を支えてくれている役員の皆さんも、ありがとう!
そして、この青年たちを真心から応援してくださっている、北海道広布の尊き父母に、最大に感謝します。
初代・牧口先生が線を引かれた御書の一節に、『師檀(しだん=師匠と弟子)となる事は三世の契り』(P1070、「秋元殿御返事」)とあります。
まさしく三代城は師弟の城です。限りなく後継の青年が続く師子の大城です。
牧口先生も、第2代・戸田先生も、北海道で青春勝利の歴史を残しました。第3代の私も、北海道の青年と共に、破邪顕正と広布拡大の大勝利の歴史を開きました。
そして60年──。三世に渡る宿縁深き、北海道の後継の君たちが今、全国、全世界をリードする大闘争をしてくれていることほどうれしいものはない。
日蓮大聖人は、『各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』(P1190、「聖人御難事」)と仰せです。
若くして妙法を持ち、創価の師弟に生きる君たちは、一人も残らず、師子です。
諸君が「全ては勝利のために」と誇り高く掲げたように、いかなる悩みも困難も、全てを変毒為薬して、人生勝利のための糧としていけるのが、信心です。ゆえに、何があろうと、一歩も退いてはならない。
どうか、南無妙法蓮華経の師子吼を朗々と唱え抜いて、忍耐強く前へ前へと進み、職場でも、地域社会でも、広宣流布の戦いでも、徹して断じて勝利者となってもらいたい。そして、勇敢なる開拓精神を漲らせ、世界の模範と輝く青春勝利のスクラムを、思う存分、勝ち広げていってくれたまえ!
生涯、北海健児の心を燃やし続けた戸田先生は、「未来は青年の腕にある! 若き力によってこそ大事業は成就する」と叫ばれました。
私は、世界広布新時代の拡大の新潮流は、北海道から起こると期待しています。いな、確信しています。
健康第一、無事故第一、親孝行第一で!
諸君を送り出してくださった、ご家族や地域の同志の皆さんに、よろしくお伝えください。わが三代城の男子部に、希望あれ! 団結あれ! 勝利あれ!
「慈悲」と「哲理」の
地涌の誇りがある。
苦難こそ誉れだ!
妙法を抱き締めて進め!
四条金吾殿御返事 P1151
『だんなと師とをもひあわぬいのりは水の上に火をたくがごとし』
◇人生の座標
今、残っている歴史の全体を、個人で把握することは、なかなかできない。だから大事なのは、歴史観をしっかり身につけることなのです。歴史を通して、人間の悪い傾向性を知れば、気をつけて、悪い歴史を繰り返さずにすむ。悪い歴史を繰り返すのは、「歴史の教訓を学ばなかったから」とも言える。
☆こころに響く言葉
自分を知りぬくこと
つまるところ美しさの追求は、まず自分を知りぬくことにあると言っても過言ではあるまい。
☆新時代第5回全国男子部幹部会 名誉会長のメッセージ
世界広布新時代に聳え立つ三代城で、堂々たる男子部幹部会、誠におめでとう!
今、私の胸には、愛する北海天地の青春の大勝利宣言が轟き渡っております。日本一の折伏、本当におめでとう!
私の心は、愛弟子の諸君と共に歌い、共に舞い、共に太鼓を打ち鳴らし、共に勝ち鬨をあげゆく思いで、全てを見守っております。
広大な北海天地の各地から集った皆さん、きょうを目指し、努力と挑戦を重ねてきた出演者の皆さん、誠にご苦労さまです。また、宿命を大使命に変えた力強い活動報告も、陰で一切を支えてくれている役員の皆さんも、ありがとう!
そして、この青年たちを真心から応援してくださっている、北海道広布の尊き父母に、最大に感謝します。
初代・牧口先生が線を引かれた御書の一節に、『師檀(しだん=師匠と弟子)となる事は三世の契り』(P1070、「秋元殿御返事」)とあります。
まさしく三代城は師弟の城です。限りなく後継の青年が続く師子の大城です。
牧口先生も、第2代・戸田先生も、北海道で青春勝利の歴史を残しました。第3代の私も、北海道の青年と共に、破邪顕正と広布拡大の大勝利の歴史を開きました。
そして60年──。三世に渡る宿縁深き、北海道の後継の君たちが今、全国、全世界をリードする大闘争をしてくれていることほどうれしいものはない。
日蓮大聖人は、『各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』(P1190、「聖人御難事」)と仰せです。
若くして妙法を持ち、創価の師弟に生きる君たちは、一人も残らず、師子です。
諸君が「全ては勝利のために」と誇り高く掲げたように、いかなる悩みも困難も、全てを変毒為薬して、人生勝利のための糧としていけるのが、信心です。ゆえに、何があろうと、一歩も退いてはならない。
どうか、南無妙法蓮華経の師子吼を朗々と唱え抜いて、忍耐強く前へ前へと進み、職場でも、地域社会でも、広宣流布の戦いでも、徹して断じて勝利者となってもらいたい。そして、勇敢なる開拓精神を漲らせ、世界の模範と輝く青春勝利のスクラムを、思う存分、勝ち広げていってくれたまえ!
生涯、北海健児の心を燃やし続けた戸田先生は、「未来は青年の腕にある! 若き力によってこそ大事業は成就する」と叫ばれました。
私は、世界広布新時代の拡大の新潮流は、北海道から起こると期待しています。いな、確信しています。
健康第一、無事故第一、親孝行第一で!
諸君を送り出してくださった、ご家族や地域の同志の皆さんに、よろしくお伝えください。わが三代城の男子部に、希望あれ! 団結あれ! 勝利あれ!
2015年9月28日月曜日
2015.09.28 わが友に贈る
◇今週のことば
「一対一」の語らいこそ
広布の推進力なり。
励ましの個人指導に
友情と仏縁の拡大に
時間をつくり挑戦だ!
2015年09月28日
松野殿御返事 P1382
『忘れても法華経を持つ者をば互に毀るべからざるか、其故は法華経を持つ者は必ず皆仏なり仏を毀りては罪を得るなり』
◇人生の座標
歴史を学ぶことは、自分がその時代を生きることになる。そこには熱血の革命児もいれば、裏切りの卑劣漢もいる。栄華の権力者もいれば、悲劇の英雄もいる。安穏を求めながら、流浪しなければならなかった民衆もいる。戦乱と、その合間の、わずかな木もれ日のような平和がある。
☆こころに響く言葉
"子ども"と"大人"が同居
子どもの心のなかには、きわめて幼い心と、一方にすでに驚くほどの大人の自覚が育っているものである。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第27回� 御書根本の勝利道を
「観心本尊抄」といえば、東北は宮城の青年と学び合った思い出がある(昭和47年7月)。
「観心」とは、結論すれば「信心」である。
強盛な信心によって、鏡に映すように自分の生命を知り、胸中の宮殿を開くことができる。
そして御本尊を『法華弘通のはたじるし』(P1243、「日女御前御返事」)として、我らは、自他共の幸福と平和を、どこまでも広げゆくのだ。これが広宣流布である。
私は「広宣流布の総仕上げを!」と託した東北の若人たちに、「最後の総仕上げができるのは、地道に一つのことを繰り返した人です」とも訴えた。
青年時代に、「行学」に徹した人は強い。負けない。揺るがない。
御本尊を信受した若人は、必ず社会で地域で、朗らかに勝利の太陽を昇らせていけるのだ。
今回、教学部任用試験の教材の一つになっている「阿仏房御書」には、こう仰せである。
『末法に入って法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり』(P1304)
仏界の生命は、あらゆる人に平等に具わっている。妙法を持った誰もが尊極の宝塔なのだ。
宝塔の生命を輝かせることに、人種も、出自も、民族も、性別も、貧富も、何一つ妨げにはならない。そして一人ひとりが生命の輝きを放つことで、いわば"宝塔の林立"によって、社会も、世界も、人間主義の大光で包んでいくことができるのである。
今、SGIでは、世界の各地で教学研修会が開催されている。
ある一人のリーダーは、研修に臨んで、自らの父の体験を語った。
——十分な教育機会を得られず、字を書くのが苦手だった父が、教学試験を機に発心し、猛勉強を開始した。実践の教学を重ね、遂に「教授」になった。字も達筆と讃えられるまでになった。
地位や肩書など問わず、万人に「学びの場」を開き、正義と平和の「教授」を育て上げるのが、SGIの教学運動である、と——。
今夏も、アジア、南北アメリカなど各地で研修会が行われた。イタリア・ミラノ郊外での欧州教学研修会には、31カ国500人が勇んで参加。その6割が青年部である。
さらに今月、世界60カ国・地域から、SGI青年研修会のために、代表の若人たちが熱き求道の魂で集ってくれた。
今回は、世界の"華陽姉妹"が、「行学の二道」に励んでつかんだ実証を語り合う体験談大会も、明るく意義深く行われた。
私は、世界広布のバトンを託すべき、宝の青年たちにお会いし、励まさずにはいられなかった。
本門の新時代を開き、人類の未来に「勇気」と「人材」と「団結」の光を送るのは、生命尊厳の大哲学を掲げる、若き創価の世界市民である。
この世における「最上の富」とは何か。
釈尊の答えは明快だ。
「信仰が人間の最上の富である」「智慧によって生きるのが最高の生活である」と。
内なる「最上の富」を、自他共に輝かせゆくために仏法がある。
大聖人が教えられた通り、「蔵の財」も「身の財」も大事ではあるが、それが即、幸福を約束してくれるものではない。しかし、「心の財」——心に積んだ福徳は、何ものにも崩されない。断じて壊されない。
生老病死の苦悩を打開する智慧も、常楽我浄の人生を開く勇気も、わが生命に具わっている。その内なる宝蔵を開け放つ修行が「行学の二道」であることを、あらためて確認しておきたい。
「自行化他の実践」と「御書根本」——この両輪で広布と人生の勝利の正道を進むのである。
さあ御書を繙き、世界最高峰の大思想を学び抜け! その確信と喜びを語れ! 人類が希求してやまない「平和の地球」を、誇りも高く、共に創りゆこうではないか!
師弟して
御書のまま生き
黄金の道
「一対一」の語らいこそ
広布の推進力なり。
励ましの個人指導に
友情と仏縁の拡大に
時間をつくり挑戦だ!
2015年09月28日
松野殿御返事 P1382
『忘れても法華経を持つ者をば互に毀るべからざるか、其故は法華経を持つ者は必ず皆仏なり仏を毀りては罪を得るなり』
◇人生の座標
歴史を学ぶことは、自分がその時代を生きることになる。そこには熱血の革命児もいれば、裏切りの卑劣漢もいる。栄華の権力者もいれば、悲劇の英雄もいる。安穏を求めながら、流浪しなければならなかった民衆もいる。戦乱と、その合間の、わずかな木もれ日のような平和がある。
☆こころに響く言葉
"子ども"と"大人"が同居
子どもの心のなかには、きわめて幼い心と、一方にすでに驚くほどの大人の自覚が育っているものである。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第27回� 御書根本の勝利道を
「観心本尊抄」といえば、東北は宮城の青年と学び合った思い出がある(昭和47年7月)。
「観心」とは、結論すれば「信心」である。
強盛な信心によって、鏡に映すように自分の生命を知り、胸中の宮殿を開くことができる。
そして御本尊を『法華弘通のはたじるし』(P1243、「日女御前御返事」)として、我らは、自他共の幸福と平和を、どこまでも広げゆくのだ。これが広宣流布である。
私は「広宣流布の総仕上げを!」と託した東北の若人たちに、「最後の総仕上げができるのは、地道に一つのことを繰り返した人です」とも訴えた。
青年時代に、「行学」に徹した人は強い。負けない。揺るがない。
御本尊を信受した若人は、必ず社会で地域で、朗らかに勝利の太陽を昇らせていけるのだ。
今回、教学部任用試験の教材の一つになっている「阿仏房御書」には、こう仰せである。
『末法に入って法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり』(P1304)
仏界の生命は、あらゆる人に平等に具わっている。妙法を持った誰もが尊極の宝塔なのだ。
宝塔の生命を輝かせることに、人種も、出自も、民族も、性別も、貧富も、何一つ妨げにはならない。そして一人ひとりが生命の輝きを放つことで、いわば"宝塔の林立"によって、社会も、世界も、人間主義の大光で包んでいくことができるのである。
今、SGIでは、世界の各地で教学研修会が開催されている。
ある一人のリーダーは、研修に臨んで、自らの父の体験を語った。
——十分な教育機会を得られず、字を書くのが苦手だった父が、教学試験を機に発心し、猛勉強を開始した。実践の教学を重ね、遂に「教授」になった。字も達筆と讃えられるまでになった。
地位や肩書など問わず、万人に「学びの場」を開き、正義と平和の「教授」を育て上げるのが、SGIの教学運動である、と——。
今夏も、アジア、南北アメリカなど各地で研修会が行われた。イタリア・ミラノ郊外での欧州教学研修会には、31カ国500人が勇んで参加。その6割が青年部である。
さらに今月、世界60カ国・地域から、SGI青年研修会のために、代表の若人たちが熱き求道の魂で集ってくれた。
今回は、世界の"華陽姉妹"が、「行学の二道」に励んでつかんだ実証を語り合う体験談大会も、明るく意義深く行われた。
私は、世界広布のバトンを託すべき、宝の青年たちにお会いし、励まさずにはいられなかった。
本門の新時代を開き、人類の未来に「勇気」と「人材」と「団結」の光を送るのは、生命尊厳の大哲学を掲げる、若き創価の世界市民である。
この世における「最上の富」とは何か。
釈尊の答えは明快だ。
「信仰が人間の最上の富である」「智慧によって生きるのが最高の生活である」と。
内なる「最上の富」を、自他共に輝かせゆくために仏法がある。
大聖人が教えられた通り、「蔵の財」も「身の財」も大事ではあるが、それが即、幸福を約束してくれるものではない。しかし、「心の財」——心に積んだ福徳は、何ものにも崩されない。断じて壊されない。
生老病死の苦悩を打開する智慧も、常楽我浄の人生を開く勇気も、わが生命に具わっている。その内なる宝蔵を開け放つ修行が「行学の二道」であることを、あらためて確認しておきたい。
「自行化他の実践」と「御書根本」——この両輪で広布と人生の勝利の正道を進むのである。
さあ御書を繙き、世界最高峰の大思想を学び抜け! その確信と喜びを語れ! 人類が希求してやまない「平和の地球」を、誇りも高く、共に創りゆこうではないか!
師弟して
御書のまま生き
黄金の道
2015年9月27日日曜日
2015.09.27 わが友に贈る
御書を拝せば
境涯が広がる。
仏の智慧が湧く。
実践の教学で
自他共に大成長を!
上野殿御消息 P1527
『父の恩の高き事須弥山猶ひきし母の恩の深き事大海還つて浅し、相構えて父母の恩を報ずべし』
◇人生の座標
正しい歴史を残すことが、人類の平和と幸福の道を残すことになるのです。歴史は、歪めたりしてはいけない。歴史を"つくつて"しまっては小説になってしまう。悪いことを隠し、格好のよいことだけを残しては、歴史書ではなく虚飾書になってしまう。歴史は客観的に正確に書き、証拠・証人を大事にしなければならない。
☆こころに響く言葉
平凡な女性と言われても
平凡な女性と言われてもそれでよいその奥に理念と勇気があるならば
☆随筆民衆凱歌の大行進 第27回� 御書根本の勝利道を
この度の記録的な豪雨で被災された茨城、栃木、宮城、また埼玉、福島など各地の皆様方に、心からお見舞い申し上げます。
皆様のご健康と、一日も早い復興を祈ります。
日蓮大聖人は『わざは(禍)ひも転じて幸となるべし』(P1124、「経王殿御返事」)と仰せになられました。
甚大なる被害にご苦労は絶えないでしょうが、妙法の「変毒為薬」の功力は絶対です。どうか、断固と乗り越えてくださるよう、私も題目を送り続けてまいります。
御書には『妙とは蘇生の義なり』(P947、「法華経題目抄」)と説かれる。
戦後の大混乱の中で、昭和22年(1947年)の8月に仏法に巡り合った19歳の私も、初信の功徳として、この蘇生の力を深く実感した。
当時、私は肺病ゆえ、しばらく前から、仕事を辞めて休まざるを得なかった。しかし、入信した翌9月から、地元の蒲田工業会に採用され、再び働き始めることができたのである。まだ血痰が出たが、東洋商業(現・東洋高校)の夜間部へも通い、学んだ。
そんな折、私は、戸田先生が法華経の講義をされていることを知った。先生が戦時中、軍国主義と戦って投獄されたことを入信前に聞いて敬慕の念を強くしていた私は、もっと先生のことを知りたい、仏法を教えていただきたいと熱願した。
先輩に相談すると、入信したばかりで、まだ正式の受講者にはなれないが、聴講はさせていただけるという。
私は、一人決意して、西神田の学会本部に馳せ参じたのである。戸田先生の法華経講義は、第5期に入っていたようだ。
会場の一隅で、全身を耳にして聴いた法華経講義が終わり、感動の余韻さめやらぬ時であった。
戦前、幹部であったという夫妻が、戸田先生の前に正座したのである。居残っていた10人ほどの人は、粛然と、水を打ったように静かになった。
夫は、戦時中の学会弾圧で投獄され、耐えきれずに退転してしまった。妻は、夫が信念に殉ずるより、ただ早く帰ってきてほしいと哀願した。
二人は、戸田先生に、懺悔の思いを吐露するとともに、新しい決心で広宣流布のために働く覚悟を語ったのである。
だが、戸田先生の言葉は誠に峻厳であった。
「信仰は自由である。しかし、今後も学会には、さらに激しい弾圧の嵐がある。その時にまた、臆病に退転するようなら、学会の邪魔になる」と。
その厳父の声は、若き私の命に突き刺さった。
信仰とは、かくも強く深いものなのか!
師弟とは、かくも正しく厳しいものなのか!
この夫妻も、師の叱咤を抱きしめ、学会と共に信心を貫いていった。
戸田先生は、「難を乗り越える信心」を、学会永遠の魂として私たちに残してくださった。
いかなる大難にも障魔の嵐にも揺るがぬ勇気こそ、信仰の真髄である。
そして、そのために、先生は、"剣豪の修行"にも譬えられる、厳格な「行学の二道」の鍛錬を、学会精神の根幹とされたのである。
その後、戸田先生の事業が窮地に陥る中、師を支え、私は必死に戦い抜いた。それは御書を心肝に染めての闘争だった。
特に「観心本尊抄」は同志と共に取り組んだ。
日蓮大聖人が佐渡流罪の真っ直中で、万人成仏の原理を「受持即観心」として明かし、法本尊を開顕された重書中の重書である。
この折の日記には、「夜、『観心本尊抄』の読み合わせ。いかに、事業難とはいえ、信心と教学だけは、忘れてはならぬ」との真情を記した。
一日、戦い切って、深夜、体を引きずるように帰宅し、御書を開いた。声に出して拝読し、感銘した御文を日記に書き写すと、確信が湧き、一段と祈りに力がこもった。不屈の闘志があふれた。
今でも、恩師の厳愛の声が耳朶に響いてくる。
「疲れた時にこそ、御書を拝読していけ!
たとえ一行でも、二行でもよい。御書を拝して、自らの境涯を、もう一歩、開くのだ」
広布の戦いの中で御本仏の大境涯に触れれば、わが境涯も開かれる。大空のように広く、大海のように深い、師子王の心を取り出していくことができるのである。
今月27日には「青年部教学試験1級」が、11月には「教学部任用試験」が実施される。
受験者の方々全員が「求道即勝利たれ」「人生凱歌の博士たれ」と、私は真剣に祈っている。
共に学び教える先輩方をはじめ、陰で支えてくださる皆様方に、心から感謝を申し上げたい。「冥の照覧」「陰徳陽報」は絶対である。
境涯が広がる。
仏の智慧が湧く。
実践の教学で
自他共に大成長を!
上野殿御消息 P1527
『父の恩の高き事須弥山猶ひきし母の恩の深き事大海還つて浅し、相構えて父母の恩を報ずべし』
◇人生の座標
正しい歴史を残すことが、人類の平和と幸福の道を残すことになるのです。歴史は、歪めたりしてはいけない。歴史を"つくつて"しまっては小説になってしまう。悪いことを隠し、格好のよいことだけを残しては、歴史書ではなく虚飾書になってしまう。歴史は客観的に正確に書き、証拠・証人を大事にしなければならない。
☆こころに響く言葉
平凡な女性と言われても
平凡な女性と言われてもそれでよいその奥に理念と勇気があるならば
☆随筆民衆凱歌の大行進 第27回� 御書根本の勝利道を
この度の記録的な豪雨で被災された茨城、栃木、宮城、また埼玉、福島など各地の皆様方に、心からお見舞い申し上げます。
皆様のご健康と、一日も早い復興を祈ります。
日蓮大聖人は『わざは(禍)ひも転じて幸となるべし』(P1124、「経王殿御返事」)と仰せになられました。
甚大なる被害にご苦労は絶えないでしょうが、妙法の「変毒為薬」の功力は絶対です。どうか、断固と乗り越えてくださるよう、私も題目を送り続けてまいります。
御書には『妙とは蘇生の義なり』(P947、「法華経題目抄」)と説かれる。
戦後の大混乱の中で、昭和22年(1947年)の8月に仏法に巡り合った19歳の私も、初信の功徳として、この蘇生の力を深く実感した。
当時、私は肺病ゆえ、しばらく前から、仕事を辞めて休まざるを得なかった。しかし、入信した翌9月から、地元の蒲田工業会に採用され、再び働き始めることができたのである。まだ血痰が出たが、東洋商業(現・東洋高校)の夜間部へも通い、学んだ。
そんな折、私は、戸田先生が法華経の講義をされていることを知った。先生が戦時中、軍国主義と戦って投獄されたことを入信前に聞いて敬慕の念を強くしていた私は、もっと先生のことを知りたい、仏法を教えていただきたいと熱願した。
先輩に相談すると、入信したばかりで、まだ正式の受講者にはなれないが、聴講はさせていただけるという。
私は、一人決意して、西神田の学会本部に馳せ参じたのである。戸田先生の法華経講義は、第5期に入っていたようだ。
会場の一隅で、全身を耳にして聴いた法華経講義が終わり、感動の余韻さめやらぬ時であった。
戦前、幹部であったという夫妻が、戸田先生の前に正座したのである。居残っていた10人ほどの人は、粛然と、水を打ったように静かになった。
夫は、戦時中の学会弾圧で投獄され、耐えきれずに退転してしまった。妻は、夫が信念に殉ずるより、ただ早く帰ってきてほしいと哀願した。
二人は、戸田先生に、懺悔の思いを吐露するとともに、新しい決心で広宣流布のために働く覚悟を語ったのである。
だが、戸田先生の言葉は誠に峻厳であった。
「信仰は自由である。しかし、今後も学会には、さらに激しい弾圧の嵐がある。その時にまた、臆病に退転するようなら、学会の邪魔になる」と。
その厳父の声は、若き私の命に突き刺さった。
信仰とは、かくも強く深いものなのか!
師弟とは、かくも正しく厳しいものなのか!
この夫妻も、師の叱咤を抱きしめ、学会と共に信心を貫いていった。
戸田先生は、「難を乗り越える信心」を、学会永遠の魂として私たちに残してくださった。
いかなる大難にも障魔の嵐にも揺るがぬ勇気こそ、信仰の真髄である。
そして、そのために、先生は、"剣豪の修行"にも譬えられる、厳格な「行学の二道」の鍛錬を、学会精神の根幹とされたのである。
その後、戸田先生の事業が窮地に陥る中、師を支え、私は必死に戦い抜いた。それは御書を心肝に染めての闘争だった。
特に「観心本尊抄」は同志と共に取り組んだ。
日蓮大聖人が佐渡流罪の真っ直中で、万人成仏の原理を「受持即観心」として明かし、法本尊を開顕された重書中の重書である。
この折の日記には、「夜、『観心本尊抄』の読み合わせ。いかに、事業難とはいえ、信心と教学だけは、忘れてはならぬ」との真情を記した。
一日、戦い切って、深夜、体を引きずるように帰宅し、御書を開いた。声に出して拝読し、感銘した御文を日記に書き写すと、確信が湧き、一段と祈りに力がこもった。不屈の闘志があふれた。
今でも、恩師の厳愛の声が耳朶に響いてくる。
「疲れた時にこそ、御書を拝読していけ!
たとえ一行でも、二行でもよい。御書を拝して、自らの境涯を、もう一歩、開くのだ」
広布の戦いの中で御本仏の大境涯に触れれば、わが境涯も開かれる。大空のように広く、大海のように深い、師子王の心を取り出していくことができるのである。
今月27日には「青年部教学試験1級」が、11月には「教学部任用試験」が実施される。
受験者の方々全員が「求道即勝利たれ」「人生凱歌の博士たれ」と、私は真剣に祈っている。
共に学び教える先輩方をはじめ、陰で支えてくださる皆様方に、心から感謝を申し上げたい。「冥の照覧」「陰徳陽報」は絶対である。
2015.09.26 わが友に贈る
人間尊敬の哲理を
社会に広げることが
平和建設の土台だ。
さあ希望の語らいを!
心と心を結びゆこう!
寂日房御書 P902
『夫れ人身をうくる事はまれなるなり、已にまれなる人身をうけたり又あひがたきは仏法是も又あへり、同じ仏法の中にも法華経の題目にあひたてまつる結句題目の行者となれり、まことにまことに過去十万億の諸仏を供養する者なり』
◇人生の座標
「自分さえよければいい」「人が困っていても関係ない」。現代は、まるで砂漠のような、乾いた心のエゴ社会になってしまった。最近、ボランティアに光が当たり、参加する人が増えるのも、「このままではいけない」という意識の表れともいえる。
☆こころに響く言葉
知識欲に対してめんどうがらずに
子どもから「これなあに?」「どうしてなの?」と矢つぎばやの質問攻めに合う。
ところが、親は、とかくめんどうになって、ろくろく答えもしなかったり、
ときには「うるさいね、この子は」などと言ってしまうことがよくある。
これほど子どもの心を傷つけるものはないのだ。純粋な、成長の芽を。
自らつみとってしまってはならない。そうした質問を大事な踏み台として、
教育の道は大きく開かれていくことを知っていただきたいと思う。
☆アメリカSGI西部方面総会 SGI会長がメッセージ
アメリカ広布55周年を記念するアメリカSGI西部方面総会が19日午前9時半(現地時間)、カリフォルニア州ロサンゼルス郡サンタモニカ市の世界平和池田講堂で盛大に開催された。これには、同方面の代表1000人が参加。池田大作SGI会長はメッセージを寄せ、良き友と共に、良き同志と共に、楽しく、たくましく、悔いなき幸福勝利の人生を勝ち飾り、人類を照らす平和と共生の太陽と輝いていただきたいと期待した。
会場前方に一枚の写真が映し出されると、ひときわ大きな歓声が上がった。
1960年(昭和35年)10月2日、東京・羽田の空港からアメリカへ旅立つ直前のSGI会長の姿であった。
世界広布の道を切り開くべく、24日間でアメリカ、カナダ、ブラジルの北南米3カ国9都市を歴訪。この折、ロサンゼルスに北米初の支部が結成されたのである。
以来、55星霜——。西部方面の友は"世界広布の電源地"の誇りを胸に折伏と人材育成に全力を。今回の総会を目指し、全米を牽引する弘教を達成した。
その原動力になったのは、後継の青年部であり、新しく立ち上がった友であった。
総会当日の朝、御本尊を受持し、あふれる喜びの中で出席したのは女子部のヴァーナ・ベルさんだ。今年2月、ヴァシリキ・エルウッドさん(2013年入会、女子地区副リーダー)に勧められて会合に参加。「祈りは必ずかなう!」との確信の言葉に心を動かされ、唱題の挑戦を開始した。
それまで、仕事のストレスが原因で体調を崩していたベルさんは回復を心から祈った。また、座談会や教学勉強会でSGIメンバーに触れ、「生き生きと笑顔を輝かせ、互いに励まし合いながら信仰を実践している世界は"ここ"にしかない」と実感したという。
その後も、学会活動に積極的に取り組む中で健康を取り戻し、次々と自身の願いをかなえるベルさん。「この信仰に出あえた感謝と歓喜を胸に、全ての人に勇気と希望を与える存在になります!」
総会の第1部では、後継の若人が情熱と躍動のステージを披露。アメリカの広布史を、SGI会長の写真を交えながら、「イケダ・ユース・アンサンブル」のメンバーらが歌やダンス、そして太鼓などの演奏で力強く表現した。
第2部では、モータン方面長が、広布の全責任を担い立ち、強盛な祈りと異体同心の団結で黄金の人材城を築こうと力説。大場SGI理事長のあいさつの後、アメリカSGIのウィトコスキー青年部長がSGI会長のメッセージを紹介した。
新任のストラウス理事長は、勇気の心を燃え上がらせ、目の前の友を幸福にする対話と励ましに挑戦しようと呼び掛けた。笠貫SGI主任副女性部長が、創価の女性の力で人間革命の歓喜のスクラムをと激励した。
原田会長は、世界広布の道なき道を切り開いてきたSGI会長の信念と平和行動に言及。師の心をわが心として、"アメリカの前進が世界の前進"との自覚に立ち、全員が新たな勝利の歴史をつくりゆこうと語った。
最後に全員で学会歌「フォーエバー・センセイ」を大合唱した。
また、この日、カリフォルニア州の都市などから贈られた、SGI会長とSGIの長年にわたる平和・文化・教育への貢献を讃える顕彰が紹介された。
サンタモニカ市は、本年の10月22日(1960年にSGI会長がロサンゼルスに到着した日)を同市の「池田大作博士平和旅の日」とする宣言書をSGI会長に贈り、同市の次期市長であるトニー・バスケス氏から原田会長に託された。
さらに、リチャード・ブルーム州下院議員から本年10月2日をサンタモニカ市の「SGI世界平和の日」とする宣言書、ギャビン・ニューサム州副知事から栄誉賞、サンフランシスコ市管理委員会から栄誉賞が、それぞれSGIに贈られた。
社会に広げることが
平和建設の土台だ。
さあ希望の語らいを!
心と心を結びゆこう!
寂日房御書 P902
『夫れ人身をうくる事はまれなるなり、已にまれなる人身をうけたり又あひがたきは仏法是も又あへり、同じ仏法の中にも法華経の題目にあひたてまつる結句題目の行者となれり、まことにまことに過去十万億の諸仏を供養する者なり』
◇人生の座標
「自分さえよければいい」「人が困っていても関係ない」。現代は、まるで砂漠のような、乾いた心のエゴ社会になってしまった。最近、ボランティアに光が当たり、参加する人が増えるのも、「このままではいけない」という意識の表れともいえる。
☆こころに響く言葉
知識欲に対してめんどうがらずに
子どもから「これなあに?」「どうしてなの?」と矢つぎばやの質問攻めに合う。
ところが、親は、とかくめんどうになって、ろくろく答えもしなかったり、
ときには「うるさいね、この子は」などと言ってしまうことがよくある。
これほど子どもの心を傷つけるものはないのだ。純粋な、成長の芽を。
自らつみとってしまってはならない。そうした質問を大事な踏み台として、
教育の道は大きく開かれていくことを知っていただきたいと思う。
☆アメリカSGI西部方面総会 SGI会長がメッセージ
アメリカ広布55周年を記念するアメリカSGI西部方面総会が19日午前9時半(現地時間)、カリフォルニア州ロサンゼルス郡サンタモニカ市の世界平和池田講堂で盛大に開催された。これには、同方面の代表1000人が参加。池田大作SGI会長はメッセージを寄せ、良き友と共に、良き同志と共に、楽しく、たくましく、悔いなき幸福勝利の人生を勝ち飾り、人類を照らす平和と共生の太陽と輝いていただきたいと期待した。
会場前方に一枚の写真が映し出されると、ひときわ大きな歓声が上がった。
1960年(昭和35年)10月2日、東京・羽田の空港からアメリカへ旅立つ直前のSGI会長の姿であった。
世界広布の道を切り開くべく、24日間でアメリカ、カナダ、ブラジルの北南米3カ国9都市を歴訪。この折、ロサンゼルスに北米初の支部が結成されたのである。
以来、55星霜——。西部方面の友は"世界広布の電源地"の誇りを胸に折伏と人材育成に全力を。今回の総会を目指し、全米を牽引する弘教を達成した。
その原動力になったのは、後継の青年部であり、新しく立ち上がった友であった。
総会当日の朝、御本尊を受持し、あふれる喜びの中で出席したのは女子部のヴァーナ・ベルさんだ。今年2月、ヴァシリキ・エルウッドさん(2013年入会、女子地区副リーダー)に勧められて会合に参加。「祈りは必ずかなう!」との確信の言葉に心を動かされ、唱題の挑戦を開始した。
それまで、仕事のストレスが原因で体調を崩していたベルさんは回復を心から祈った。また、座談会や教学勉強会でSGIメンバーに触れ、「生き生きと笑顔を輝かせ、互いに励まし合いながら信仰を実践している世界は"ここ"にしかない」と実感したという。
その後も、学会活動に積極的に取り組む中で健康を取り戻し、次々と自身の願いをかなえるベルさん。「この信仰に出あえた感謝と歓喜を胸に、全ての人に勇気と希望を与える存在になります!」
総会の第1部では、後継の若人が情熱と躍動のステージを披露。アメリカの広布史を、SGI会長の写真を交えながら、「イケダ・ユース・アンサンブル」のメンバーらが歌やダンス、そして太鼓などの演奏で力強く表現した。
第2部では、モータン方面長が、広布の全責任を担い立ち、強盛な祈りと異体同心の団結で黄金の人材城を築こうと力説。大場SGI理事長のあいさつの後、アメリカSGIのウィトコスキー青年部長がSGI会長のメッセージを紹介した。
新任のストラウス理事長は、勇気の心を燃え上がらせ、目の前の友を幸福にする対話と励ましに挑戦しようと呼び掛けた。笠貫SGI主任副女性部長が、創価の女性の力で人間革命の歓喜のスクラムをと激励した。
原田会長は、世界広布の道なき道を切り開いてきたSGI会長の信念と平和行動に言及。師の心をわが心として、"アメリカの前進が世界の前進"との自覚に立ち、全員が新たな勝利の歴史をつくりゆこうと語った。
最後に全員で学会歌「フォーエバー・センセイ」を大合唱した。
また、この日、カリフォルニア州の都市などから贈られた、SGI会長とSGIの長年にわたる平和・文化・教育への貢献を讃える顕彰が紹介された。
サンタモニカ市は、本年の10月22日(1960年にSGI会長がロサンゼルスに到着した日)を同市の「池田大作博士平和旅の日」とする宣言書をSGI会長に贈り、同市の次期市長であるトニー・バスケス氏から原田会長に託された。
さらに、リチャード・ブルーム州下院議員から本年10月2日をサンタモニカ市の「SGI世界平和の日」とする宣言書、ギャビン・ニューサム州副知事から栄誉賞、サンフランシスコ市管理委員会から栄誉賞が、それぞれSGIに贈られた。
2015年9月25日金曜日
2015.09.25 わが友に贈る
豊かな感性を持つ
女性の声を大切に!
地域に根を張った
鋭き庶民の知恵こそ
万代の発展への力だ!
兵衛志殿御返事 P1097
『みそをけ一給び畢んぬ、はらのけは左衛門どのの御薬になをりて候、又このみそをなめていよいよここちなをり候ぬ』
◇人生の座標
「日本人は歴史健忘症」と、ある国の著名な学者が言った。
過去のことは、都合の悪いことは、みんな流してしまう−−哲学のない、経験を生かせない、軽薄な国民であるということを心配します。
すぐに倣慢になる。裏を返すと、そこには、確固たる歴史観も哲学もない。
☆こころに響く言葉
清楚な無名の王女に
雑踏のなかでもあなたがいると清楚で
心より安堵すると言われるような無名の王女の存在であってほしい
☆韓国・慶南大学「名誉教育学博士号」授与式 SGI会長の謝辞
貴国・韓国から、創価大学に最初の留学生をお迎えしたのは、30年以上前のことになります。その妹さんも創価女子短大に留学し、二人のわが子の立派な成長を喜ばれたお母さまは、韓日の万代の友好を願い、母校のキャンパスに、韓国の国花・無窮花(ムグンファ=むくげ)の苗木を500本も贈ってくださったのです。
尊き母の真心の無窮花も咲き誇る秋の創価大学に、尊敬してやまない偉大なる韓国の教育者・朴在圭(パク・チェギュ)総長、また令夫人であられる金仙香(キム・ソニャン)博士をはじめ、諸先生方をお迎えすることができました。
そして本日、北東アジアの「平和研究の雄」として名高い、伝統輝く貴・慶南(キョンナム)大学より名誉教育学博士号を賜り、これほどの光栄はございません。
この最高に栄えある「教育の宝冠」を、日本中、世界中から母校に戻ってきてくれた、不二の同窓生たちと共に拝受できることは、私にとりまして何ものにも代え難い喜びであります。
とともに、創立者として、私は、この誉れを、お子さん方を創価の学舎に送り出してくださった、すべての父上、母上たちに、尽きせぬ感謝の心で捧げさせていただきたいと願っております。
かくも素晴らしき栄誉を、私たち創価同窓に贈ってくださった朴総長の寛大なご厚情に、心より御礼を申し上げます。
誠に誠に、ありがとうございました!
朴総長の卓越したリーダーシップのもと、貴大学は、韓・朝鮮半島の統一と平和を探求する、最高峰の教育・研究機関として、さらには先進的な世界市民教育の学びの城として、目覚ましい躍進を遂げられております。
風光明媚な天地に広がり、韓国の"美しい大学キャンパス10選"にも選ばれております。
貴大学の崇高なる平和教育、そして、朴総長の高邁なる模範の行動に学ぶことは、あまりにも多くあります。朴総長は大きく歴史を俯瞰されて、「21世紀」は、人類の夢を一つ一つ実現していける「可能性の時代」に入ったと、洞察されています。
そして北東アジアの平和を、長年にわたり希求されてきた観点から、難題の山積する「問題の地」を、むしろ「可能性と希望の地」と見る「発想の転換」が必要であると、指摘されているのであります。
私は感銘しました。人生においても、社会においても、立ちはだかる試練を前に、「不可能」と決めつけて、諦めてしまえば、それまでである。
しかし、どんな困難も、打開できないわけがないと一念を定め、挑戦していけば、そこから、未だかつてない「可能性」を引き出し、「希望」を創りあげることができる。
まさに朴総長は、この大転換の劇を、自ら堂々と歴史に刻みつけてこられたのであります。
闇が深ければ深いほど、いやまして明るい希望の太陽を昇らせてみせる——この大逆転にこそ、教育の真髄があり、ロマンがあるといっても、過言ではないでしょう。
平和の信念に殉じた創価教育の父・牧口常三郎先生が望まれていたのも、いかなる逆境にあろうと、そこから美・利・善の価値を創造し、新たな活路を開拓していく人材の育成でありました。
貴大学は、東西冷戦末期の1980年代後半、韓国で初めて中国に学生を派遣されました。
さらに、当時のソ連の大学とも交流の道を開かれております。
一貫してグローバル化を推進され、「お互いに助け合い、分かち合う」世界市民の知恵を涵養しておられることに、私たちは心からの敬意と共鳴を表したいのであります。
わが創価大学の1期生として学んでくれた、最優秀の在日韓国人の女子学生に、私はこう書き贈ったことがあります。
「元来、人間には国境なぞなかった。それが、いつしか人為的に国境がつくられていった。ゆえに、私共は、国境の奥の次元の人間連帯に到達し、生きゆくことを忘れまい」と。
大学こそ、国家も、民族も、文明も、思想・信条も、ありとあらゆる差異を超え、「生命の尊厳」という最も高い次元から、英知と人道の結合を、未来へ広げゆく究極の人間連帯の広場なのであります。
慶南大学のシンボルは「汗馬(ハンマ)」。すなわち司馬遷の『史記』などにも登場し、一日千里を駆けると謳われる、名馬「汗血馬(かんけつば)」のことであります。
激しい戦いにも、厳しい風雪にも、赤き血潮の如き汗を流しながら、広大な大地を、疲れを知らず、強靭な忍耐力で走り抜く——。
この名馬に象徴される貴大学の精神について、朴総長は「わが人生の目標を必ず成し遂げるとの不屈の意思と希望を持ち続けていくこと」であると語られています。
きょう集われた皆さん方は、職場においても、地域社会においても、いよいよ重い責任を担い立っていく年代に入っています。厳しい現実の中で、重圧に押しつぶされそうになることがあるかもしれない。病気との闘いもあるでしょう。
しかし、私の恩師もよく言われました。「どんな辛いことも、後になれば、大したことではなくなる。必ずや、あの時、頑張り抜いて本当によかったと、爽やかに思い返せるものだ」と。
皆さんには、創価教育の負けじ魂がある。絶対に信頼し合える同窓の友がいる。そして、皆さんの栄光を、何よりの喜びとしてくれる、尊き無数の父母たちの祈りがあり、熱烈な声援があります。
途中に何があろうが、嘆かず、焦らず、へこたれず、自分らしく断固として朗らかに走り抜いていただきたいのであります。
現代韓国を代表する詩人の高銀(コ・ウン)先生は、謳われました。「道がない! ここからが希望だ。/息が詰まりそうになっても、ここからが希望だ。/道がなければ、道を切り開きながら進むのだ。/ここからが歴史だ」と。
さあ、きょうから、また新たな出発です。
尊敬する慶南大学の先生方と手を携えながら、無限の希望に燃えて、民衆の幸福の道を、世界市民の共生の道を、人類の平和と繁栄の道を、共々に開いていこうではありませんか!
明年、晴れの創立70周年を迎えられる貴大学の無窮の大発展、そして、ご出席のすべての皆様方のますますのご健勝を、心からお祈り申し上げ、私の御礼とさせていただきます。
女性の声を大切に!
地域に根を張った
鋭き庶民の知恵こそ
万代の発展への力だ!
兵衛志殿御返事 P1097
『みそをけ一給び畢んぬ、はらのけは左衛門どのの御薬になをりて候、又このみそをなめていよいよここちなをり候ぬ』
◇人生の座標
「日本人は歴史健忘症」と、ある国の著名な学者が言った。
過去のことは、都合の悪いことは、みんな流してしまう−−哲学のない、経験を生かせない、軽薄な国民であるということを心配します。
すぐに倣慢になる。裏を返すと、そこには、確固たる歴史観も哲学もない。
☆こころに響く言葉
清楚な無名の王女に
雑踏のなかでもあなたがいると清楚で
心より安堵すると言われるような無名の王女の存在であってほしい
☆韓国・慶南大学「名誉教育学博士号」授与式 SGI会長の謝辞
貴国・韓国から、創価大学に最初の留学生をお迎えしたのは、30年以上前のことになります。その妹さんも創価女子短大に留学し、二人のわが子の立派な成長を喜ばれたお母さまは、韓日の万代の友好を願い、母校のキャンパスに、韓国の国花・無窮花(ムグンファ=むくげ)の苗木を500本も贈ってくださったのです。
尊き母の真心の無窮花も咲き誇る秋の創価大学に、尊敬してやまない偉大なる韓国の教育者・朴在圭(パク・チェギュ)総長、また令夫人であられる金仙香(キム・ソニャン)博士をはじめ、諸先生方をお迎えすることができました。
そして本日、北東アジアの「平和研究の雄」として名高い、伝統輝く貴・慶南(キョンナム)大学より名誉教育学博士号を賜り、これほどの光栄はございません。
この最高に栄えある「教育の宝冠」を、日本中、世界中から母校に戻ってきてくれた、不二の同窓生たちと共に拝受できることは、私にとりまして何ものにも代え難い喜びであります。
とともに、創立者として、私は、この誉れを、お子さん方を創価の学舎に送り出してくださった、すべての父上、母上たちに、尽きせぬ感謝の心で捧げさせていただきたいと願っております。
かくも素晴らしき栄誉を、私たち創価同窓に贈ってくださった朴総長の寛大なご厚情に、心より御礼を申し上げます。
誠に誠に、ありがとうございました!
朴総長の卓越したリーダーシップのもと、貴大学は、韓・朝鮮半島の統一と平和を探求する、最高峰の教育・研究機関として、さらには先進的な世界市民教育の学びの城として、目覚ましい躍進を遂げられております。
風光明媚な天地に広がり、韓国の"美しい大学キャンパス10選"にも選ばれております。
貴大学の崇高なる平和教育、そして、朴総長の高邁なる模範の行動に学ぶことは、あまりにも多くあります。朴総長は大きく歴史を俯瞰されて、「21世紀」は、人類の夢を一つ一つ実現していける「可能性の時代」に入ったと、洞察されています。
そして北東アジアの平和を、長年にわたり希求されてきた観点から、難題の山積する「問題の地」を、むしろ「可能性と希望の地」と見る「発想の転換」が必要であると、指摘されているのであります。
私は感銘しました。人生においても、社会においても、立ちはだかる試練を前に、「不可能」と決めつけて、諦めてしまえば、それまでである。
しかし、どんな困難も、打開できないわけがないと一念を定め、挑戦していけば、そこから、未だかつてない「可能性」を引き出し、「希望」を創りあげることができる。
まさに朴総長は、この大転換の劇を、自ら堂々と歴史に刻みつけてこられたのであります。
闇が深ければ深いほど、いやまして明るい希望の太陽を昇らせてみせる——この大逆転にこそ、教育の真髄があり、ロマンがあるといっても、過言ではないでしょう。
平和の信念に殉じた創価教育の父・牧口常三郎先生が望まれていたのも、いかなる逆境にあろうと、そこから美・利・善の価値を創造し、新たな活路を開拓していく人材の育成でありました。
貴大学は、東西冷戦末期の1980年代後半、韓国で初めて中国に学生を派遣されました。
さらに、当時のソ連の大学とも交流の道を開かれております。
一貫してグローバル化を推進され、「お互いに助け合い、分かち合う」世界市民の知恵を涵養しておられることに、私たちは心からの敬意と共鳴を表したいのであります。
わが創価大学の1期生として学んでくれた、最優秀の在日韓国人の女子学生に、私はこう書き贈ったことがあります。
「元来、人間には国境なぞなかった。それが、いつしか人為的に国境がつくられていった。ゆえに、私共は、国境の奥の次元の人間連帯に到達し、生きゆくことを忘れまい」と。
大学こそ、国家も、民族も、文明も、思想・信条も、ありとあらゆる差異を超え、「生命の尊厳」という最も高い次元から、英知と人道の結合を、未来へ広げゆく究極の人間連帯の広場なのであります。
慶南大学のシンボルは「汗馬(ハンマ)」。すなわち司馬遷の『史記』などにも登場し、一日千里を駆けると謳われる、名馬「汗血馬(かんけつば)」のことであります。
激しい戦いにも、厳しい風雪にも、赤き血潮の如き汗を流しながら、広大な大地を、疲れを知らず、強靭な忍耐力で走り抜く——。
この名馬に象徴される貴大学の精神について、朴総長は「わが人生の目標を必ず成し遂げるとの不屈の意思と希望を持ち続けていくこと」であると語られています。
きょう集われた皆さん方は、職場においても、地域社会においても、いよいよ重い責任を担い立っていく年代に入っています。厳しい現実の中で、重圧に押しつぶされそうになることがあるかもしれない。病気との闘いもあるでしょう。
しかし、私の恩師もよく言われました。「どんな辛いことも、後になれば、大したことではなくなる。必ずや、あの時、頑張り抜いて本当によかったと、爽やかに思い返せるものだ」と。
皆さんには、創価教育の負けじ魂がある。絶対に信頼し合える同窓の友がいる。そして、皆さんの栄光を、何よりの喜びとしてくれる、尊き無数の父母たちの祈りがあり、熱烈な声援があります。
途中に何があろうが、嘆かず、焦らず、へこたれず、自分らしく断固として朗らかに走り抜いていただきたいのであります。
現代韓国を代表する詩人の高銀(コ・ウン)先生は、謳われました。「道がない! ここからが希望だ。/息が詰まりそうになっても、ここからが希望だ。/道がなければ、道を切り開きながら進むのだ。/ここからが歴史だ」と。
さあ、きょうから、また新たな出発です。
尊敬する慶南大学の先生方と手を携えながら、無限の希望に燃えて、民衆の幸福の道を、世界市民の共生の道を、人類の平和と繁栄の道を、共々に開いていこうではありませんか!
明年、晴れの創立70周年を迎えられる貴大学の無窮の大発展、そして、ご出席のすべての皆様方のますますのご健勝を、心からお祈り申し上げ、私の御礼とさせていただきます。
2015年9月24日木曜日
2015.09.24 わが友に贈る
求道の心が
惰性を打ち破る。
学び続ける精神が
若々しさを築く。
挑戦の日々たれ!
松野殿御消息 P1380
『昔し徳勝童子と申せしをさなき者は土の餅を釈迦仏に供養し奉りて阿育大王と生れて閻浮提の主と成りて結句は仏になる』
◇人生の座標
戦前は「軍事力」で、戦後は「経済力」で、日本はアジアの他の国々の犠牲の上に繁栄していこうとした。今まで、多くの犠牲と多くの侮辱と多くの損害を与えてきた。これは厳然たる歴史の事実です。
☆こころに響く言葉
甘え根性を持たせるな
母親の愛情の献身的な一面が強調されるあまり、自己を捨てた愛情が美しいとされる傾向がある。
子どもは、母親にはどんなわがままを言っても、聞き入れてもらえると考えてしまう。
もし、世の中すべてが、そんなものだと甘え根性を持たせる結果になったら、
それは、長い厳しい社会のなかの人生行路にあって、子どもにとっては不幸であろう。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第28回 慈愛と励ましの光は三世に
秋の彼岸に当たり、私も、亡くなられたご家族の方々、そして広宣流布に連なる全ての方々の先祖代々の追善回向を懇ろに行い、三世永遠にわたる安穏と福徳を、心から祈念させていただいている。
題目の光は全宇宙に届く。慈愛と励ましの祈りは、友の生命を大いなる希望で照らす。
日蓮大聖人は、幼くして父を亡くした南条時光に心を尽くして激励された。
お腹がすいて食べ物を求め、のどが乾いて水を求め、恋しい人に会いたいと思うように、御本尊を信じて信心をするのですよと分かりやすく教えられている(P1558、趣意、「上野殿御返事」)。
さらに、『とにかくに法華経に身をまかせ信ぜさせ給へ、殿一人にかぎるべからず・信心をすすめ給いて過去の父母等をすく(救)わせ給へ』(P1557、「上野殿御返事」)と力強く仰せである。
妙法を唱えれば、生老病死を悠然と乗り越えられる。常楽我浄の薫風を必ず故人にも広げていけるのだ。
創価家族と共に、広布のために生き抜く。これこそが、亡き人への最高の追善となることを深く確信していただきたい。
いついかなる時も、戦う心を失わない人は強い。負けない。若々しい。大聖人が『賢者はよろこび愚者は退く』(P1091、「兵衛志殿御返事」)と仰せの通りだ。
ゆえに「歓喜の中の大歓喜」の題目を忘れず、新時代のリーダーは、師弟不二で生き生きと一歩前進の名指揮を執るのだ。
全てが一生成仏のため、広宣流布のため、立正安国のためである。大きく動き、大きく仏縁を広げて、皆が大きく功徳を受け切っていただきたい。
いよいよ創立85周年の秋だ。わが人生の勝利劇を飾るのだ。一にも二にも団結して、一切の魔を打ち破っていくことだ。皆が頑健で、仏の智慧と力を、思う存分、発揮していけるよう、私は毎日、題目を送っている。
惰性を打ち破る。
学び続ける精神が
若々しさを築く。
挑戦の日々たれ!
松野殿御消息 P1380
『昔し徳勝童子と申せしをさなき者は土の餅を釈迦仏に供養し奉りて阿育大王と生れて閻浮提の主と成りて結句は仏になる』
◇人生の座標
戦前は「軍事力」で、戦後は「経済力」で、日本はアジアの他の国々の犠牲の上に繁栄していこうとした。今まで、多くの犠牲と多くの侮辱と多くの損害を与えてきた。これは厳然たる歴史の事実です。
☆こころに響く言葉
甘え根性を持たせるな
母親の愛情の献身的な一面が強調されるあまり、自己を捨てた愛情が美しいとされる傾向がある。
子どもは、母親にはどんなわがままを言っても、聞き入れてもらえると考えてしまう。
もし、世の中すべてが、そんなものだと甘え根性を持たせる結果になったら、
それは、長い厳しい社会のなかの人生行路にあって、子どもにとっては不幸であろう。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第28回 慈愛と励ましの光は三世に
秋の彼岸に当たり、私も、亡くなられたご家族の方々、そして広宣流布に連なる全ての方々の先祖代々の追善回向を懇ろに行い、三世永遠にわたる安穏と福徳を、心から祈念させていただいている。
題目の光は全宇宙に届く。慈愛と励ましの祈りは、友の生命を大いなる希望で照らす。
日蓮大聖人は、幼くして父を亡くした南条時光に心を尽くして激励された。
お腹がすいて食べ物を求め、のどが乾いて水を求め、恋しい人に会いたいと思うように、御本尊を信じて信心をするのですよと分かりやすく教えられている(P1558、趣意、「上野殿御返事」)。
さらに、『とにかくに法華経に身をまかせ信ぜさせ給へ、殿一人にかぎるべからず・信心をすすめ給いて過去の父母等をすく(救)わせ給へ』(P1557、「上野殿御返事」)と力強く仰せである。
妙法を唱えれば、生老病死を悠然と乗り越えられる。常楽我浄の薫風を必ず故人にも広げていけるのだ。
創価家族と共に、広布のために生き抜く。これこそが、亡き人への最高の追善となることを深く確信していただきたい。
いついかなる時も、戦う心を失わない人は強い。負けない。若々しい。大聖人が『賢者はよろこび愚者は退く』(P1091、「兵衛志殿御返事」)と仰せの通りだ。
ゆえに「歓喜の中の大歓喜」の題目を忘れず、新時代のリーダーは、師弟不二で生き生きと一歩前進の名指揮を執るのだ。
全てが一生成仏のため、広宣流布のため、立正安国のためである。大きく動き、大きく仏縁を広げて、皆が大きく功徳を受け切っていただきたい。
いよいよ創立85周年の秋だ。わが人生の勝利劇を飾るのだ。一にも二にも団結して、一切の魔を打ち破っていくことだ。皆が頑健で、仏の智慧と力を、思う存分、発揮していけるよう、私は毎日、題目を送っている。
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