2015年10月27日火曜日

2015.10.27 わが友に贈る

持続こそ力なり!
小さな一歩でも
前へ進み続ければ
栄光の頂は近づく。
悔いなく今日を勝て!

四条金吾殿御返事 P1182
『始中終すてずして大難をとをす人如来の使なり』

☆こころに響く言葉
良書、悪書を見分ける眼

一冊の本に書かれていることが、本当か、うそか、良書であるか、悪書であるかを見分ける眼は、
生活のなかにつちかわれた判断力と、経験の蓄積によって、おのずから会得されるものである。
また、人生、社会への眼が開け、希望と勇気と喜びがわいてくるものでなくてはならない。

☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
◇深き生命観もち
日本は「超高齢社会」に入った。
年をとらぬ人はいない。生身の体であり、加齢とともに、思うように動かなくもなる。
高齢の親御さんなどの介護の問題も切実だ。長寿の分だけ、病や老いの厳しい現実とも、長く向き合わねばならない。
我らは仏法の願兼於業の精神からも、この時代の同一苦に、強く賢く朗らかに挑んでいくのだ。
我らには、三世永遠の生命観を説き明かした大哲学がある。老若男女が力を合わせ、調和と共生の喜びを創造しゆく人間の連帯がある。
医療の最前線では、ドクター部や白樺の皆様の尊き慈悲の奮闘が光る。
男子部では、介護・福祉に従事する人材の集いである「妙護グループ」の貢献も頼もしい。
団地部や地域部のリーダーは、高齢者を孤立させない温かなネットワークづくりを進める。各地の農漁光部、離島部の功労の友も、わが郷土の灯台として輝いている。
ともあれ、助け合い、支え合いが"当たり前"の文化になっていけば、人びとがどれほど心豊かになることか。
高齢者は、青年を大きく見守り励ます。青年は、高齢者に学び、敬意をもって接する。この相互の信頼関係の中で、未来は確かな足取りで創られていくに違いない。