2015年10月1日木曜日

2015.10.01 わが友に贈る

悩みがないことが
幸福ではない。
悩みに打ち勝つ強さに
真の幸福がある。
負けじ魂の勇者たれ!

白米一俵御書 P1597
『法華経はしからず月こそ心よ花こそ心よと申す法門なり』

◇人生の座標
歴史は、人間の心の映像です。わが心に、歴史のドラマの映像を映していくのです。そこから、自然のうちに、大きな目で、ものごとを見られる自分になっていく。滑々たる歴史の大河の最先端にいる自分というものを考えるようになる。

☆こころに響く言葉
美しさと信仰

生涯にわたる洗練された美しさのために
信仰という現実的な崇高な活動を私は保持しぬくのだ

☆アメリカSGI東部方面総会 SGI会長がメッセージ
自由の国に輝く常勝の天地! アメリカSGI東部方面総会が20日午後1時半(現地時間)、アメリカ最大の都市・ニューヨーク市の中心マンハッタンにある「ニューヨーク・シティ・センター」で行われた。これには、同方面の代表2,400人が参加。池田SGI会長はメッセージを寄せ、自行化他の題目を唱え、人々のために行動する人生こそ最も尊い生き方であると強調。一人一人が尊厳なる生命を輝かせ、最高に価値ある人生を共々に歩もうと呼び掛けた。
ニューヨーク・シティ・センターに、力強い朗読の声が響く。
「あらゆる国の人々が集い共和した 合衆の国 アメリカ これこそ世界の縮図である……」
1981年6月20日、ニューヨークで発表されたSGI会長の長編詩「我が愛するアメリカの地涌の若人に贈る」の一節が読み上げられると、壮年部の「ジャズ・アンサンブル」と青年部の「イケダ・ユース・アンサンブル」の友らが颯爽と舞台へ躍り出た。
太鼓グループはダイナミックなバチさばきを。鼓笛隊は師への報恩の心を学会歌「威風堂々の歌」の演奏に託し、ダンスグループは「誓い」をテーマに情熱みなぎる舞を披露した。
ブラスバンドによる「紅の歌」の演奏に続き、東部方面の合唱団が「青年よ広布の山を登れ」を英語と日本語で歌い上げると、会場の熱気は最高潮に。出演者と参加者が総立ちとなって、「誓いの青年(きみ)よ」を大合唱した。
本年、6,000世帯を超える弘教を果たしたアメリカ青年部。SGI会長は先月の「随筆 民衆凱歌の大行進」に、全米の青年部が目標を突破して堂々たる人材の陣列拡大を成し遂げた模様に触れ、「世界中に、優秀な弟子をもって、これ以上の喜びはない。一人ひとりの地涌の友と、心の握手を交わし、一閻浮提広布の未来を託したいのだ」と心境を綴った。
この歴史的な拡大の運動を牽引したのが、東部方面の多彩な若人であった。総会で歓喜の歌声を響かせたルカ・マンガナロさん(総合本部男子部長)は、今年に入り、20世帯の御本尊流布を達成。また、俳優として、千人に1人という難関のオーディションに合格を果たし、映画出演のチャンスを手にした。
鼓笛隊で出演したジェニファー・ウィルメスさん(総合本部副女子部長)は、総会を目指して仏法対話に挑戦。教員として働く友人は創価教育の思想に感銘を受け、入会を決意。真心の対話を重ね、先月、弘教を実らせた。
創価班として総会を陰で支えたヴィヴェック・サナンさん(男子地区リーダー)は8年前にインドで入会。IT会社で将来を嘱望され、アメリカに転勤するも突然の解雇に遭う。サナンさんは「冬は必ず春となる」との御文を抱き締め、再就職先を探した。
「解雇される前は、自分のことしか祈っていませんでした。それが"広布のために"と祈りが変わった時、全ての状況が好転していったのです」
その結果、本年、ニューヨークに本拠地を置く世界大手の金融機関の副社長に大抜てきされたのである。
サナンさんは「池田先生の弟子として社会で実証を示します!」と決意を語った。
晴れの総会では、ハサン方面長が広布後継の育成に力を注ぎ、新たな常勝の歴史を築こうと力説。大場SGI理事長、アメリカSGIのウィトコスキー青年部長に続き、ストラウス同理事長は、創価の人間主義の哲学を堂々と語り広げようと訴えた。笠貫SGI主任副女性部長が、明るく朗らかに一家和楽の建設をと励ました。原田会長は、世界一仲の良い団結で、愛する天地に友情と幸福の連帯をと望んだ。

この日の総会を寿ぐように、アメリカ東部の行政機関等から顕彰が贈られた。
マサチューセッツ州の州知事顕彰、ニューヨーク市議会の顕彰状、ペンシルベニア州のデイリン・リーチ上院議員の顕彰状がSGI会長に授与。また、ルイジアナ州のニューオーリンズ市議会からはSGI会長とSGIに対する顕彰状、ニュージャージー州上院議会からはSGI会長と同州のアメリカSGIを讃える決議書が届けられた。