◇今週のことば
今日の課題は何か。
今週の目標は何か。
祈りは具体的に
挑戦は粘り強く!
日々、仏法勝負の息吹を
2015年11月30日
法蓮抄 P1041
『仏は二百五十戒を持ち三千の威儀をととのへ給いしかば諸の天人これを渇仰し四衆これを恭敬す』
☆こころに響く言葉
妻は弓、夫は矢
わが国のある大哲人は、妻を弓にたとえ、夫を矢にたとえて夫婦のあり方を教えている。
夫がどれだけ社会の大空に雄飛し、力強く社会で闘っていけるかは、
ひとえに妻の力にかかっているという意味である。
また、その大哲人は、妻というものは「夫に従って夫を従わせるもの」
とも言っている。偉大な英知から出た、みごとな家庭経営法と言うべきであろう。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第33回 仏法は永遠の幸福開く哲学
伝統の教学部任用試験を目指し、仏法の生命哲学を学ばれている皆様こそ、偉大な求道の哲学者である。多くの会友の方も受験されると伺い、うれしい。共に研撰し、応援してくださる先輩方も、本当にありがとうございます。
日蓮大聖人は門下へのお手紙に、『法華経を耳に触れるならば、これを種として必ず仏になるのです』(P552、通解)と仰せになられた。
たとえ一文一句でも心に刻めば、いかなる乱世にも揺るがない智慧と慈悲と勇気の光源となる。
妙法の功徳には「開」「具足円満」「蘇生」の三義がある。
妙法は、あらゆる法と功徳を具えた根源的にして円満な法であり、全てのものの本来の価値を開く力用がある。ゆえに、どんなに行き詰まった境遇の人をも蘇生させ、成仏させることができるのだ。
私自身、戸田先生のもとで御書を学んだことは、最高の青春の誉れだ。試練に挑む中で、御書の一節一節が常に新鮮な感動をもって胸に迫ってくる。それを深く実感する日々であった。
大聖人は『一生をむなしく過ごして、万年の間、悔いてはならない』(P970、通解)と教えられた。だからこそ最も大事なのは、生老病死を乗り越える、永遠の幸福の道を探究することだ。
苦悩の民衆を救わんと、命に及ぶ大難の連続を忍ばれた大聖人のご生涯を思えば、自分自身の苦難を乗り越える勇気が湧いてくる。
恩師は語られた。
「大聖人の大慈大悲を世界に宣揚しなければならない。大聖人ほどの仏様は断じて他にはおられないからだ」と。
悩みがあるから幸福になれる。煩悩即菩提・生死即涅槃である。焦らず悠然と進むのだ。
宿命を使命に変え、万人が健康で幸福に、そして共に平和に生きる智慧を学ぶ大学校なのである。