求道の心が
惰性を打ち破る。
学び続ける精神が
若々しさを築く。
挑戦の日々たれ!
松野殿御消息 P1380
『昔し徳勝童子と申せしをさなき者は土の餅を釈迦仏に供養し奉りて阿育大王と生れて閻浮提の主と成りて結句は仏になる』
◇人生の座標
戦前は「軍事力」で、戦後は「経済力」で、日本はアジアの他の国々の犠牲の上に繁栄していこうとした。今まで、多くの犠牲と多くの侮辱と多くの損害を与えてきた。これは厳然たる歴史の事実です。
☆こころに響く言葉
甘え根性を持たせるな
母親の愛情の献身的な一面が強調されるあまり、自己を捨てた愛情が美しいとされる傾向がある。
子どもは、母親にはどんなわがままを言っても、聞き入れてもらえると考えてしまう。
もし、世の中すべてが、そんなものだと甘え根性を持たせる結果になったら、
それは、長い厳しい社会のなかの人生行路にあって、子どもにとっては不幸であろう。
☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第28回 慈愛と励ましの光は三世に
秋の彼岸に当たり、私も、亡くなられたご家族の方々、そして広宣流布に連なる全ての方々の先祖代々の追善回向を懇ろに行い、三世永遠にわたる安穏と福徳を、心から祈念させていただいている。
題目の光は全宇宙に届く。慈愛と励ましの祈りは、友の生命を大いなる希望で照らす。
日蓮大聖人は、幼くして父を亡くした南条時光に心を尽くして激励された。
お腹がすいて食べ物を求め、のどが乾いて水を求め、恋しい人に会いたいと思うように、御本尊を信じて信心をするのですよと分かりやすく教えられている(P1558、趣意、「上野殿御返事」)。
さらに、『とにかくに法華経に身をまかせ信ぜさせ給へ、殿一人にかぎるべからず・信心をすすめ給いて過去の父母等をすく(救)わせ給へ』(P1557、「上野殿御返事」)と力強く仰せである。
妙法を唱えれば、生老病死を悠然と乗り越えられる。常楽我浄の薫風を必ず故人にも広げていけるのだ。
創価家族と共に、広布のために生き抜く。これこそが、亡き人への最高の追善となることを深く確信していただきたい。
いついかなる時も、戦う心を失わない人は強い。負けない。若々しい。大聖人が『賢者はよろこび愚者は退く』(P1091、「兵衛志殿御返事」)と仰せの通りだ。
ゆえに「歓喜の中の大歓喜」の題目を忘れず、新時代のリーダーは、師弟不二で生き生きと一歩前進の名指揮を執るのだ。
全てが一生成仏のため、広宣流布のため、立正安国のためである。大きく動き、大きく仏縁を広げて、皆が大きく功徳を受け切っていただきたい。
いよいよ創立85周年の秋だ。わが人生の勝利劇を飾るのだ。一にも二にも団結して、一切の魔を打ち破っていくことだ。皆が頑健で、仏の智慧と力を、思う存分、発揮していけるよう、私は毎日、題目を送っている。