◇今週のことば
任用試験に挑む友は
新時代の希望の光なり。
「求道」は境涯の拡大。
「研鑽」は智慧の深化。
信心の喜びを共々に!
2015年10月26日
報恩抄 P313
『正法を行ずるものを国主あだみ邪法を行ずる者のかたうどせば大梵天王帝釈日月四天等隣国の賢王の身に入りかわりて其の国をせむべしとみゆ』
☆こころに響く言葉
老化の最高の防波堤
働くということは、人間の自然の姿である。精神の集中、精神の張り、適度の運動、
意志の持続———仕事にあたって要求されるこれらの条件は、精神的にも、
肉体的にも、老化の最高の防波堤と言えよう。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第28回 偉大なり多宝の輝き
人生の四季常楽我浄の心の花よ咲け
◇絶対の安心の道
大聖人の御在世、齢九十の姑に尽くし看取った富木尼御前は、自らも大病との闘いが続いた。
大聖人は、慈愛の介護を労われつつ、尼御前の病を『我身一身の上』(P978)とされ、昼夜に平癒を祈念してくださった。
尼御前には『我れ等は仏に疑いなしとをぼせば・なにのなげきか有るべき』(P976)とも仰せである。
この御本仏の大慈大悲に連なり、「一生成仏」という絶対に安心な生命の直道を、創価家族は進んでいるのだ。ゆえに、嘆くこともなければ、たじろぐこともない。
今や全世界で"多宝の友"が活躍されている。
ドイツでは、多宝会は「ゴールデナー・ヘルプスト」(錦秋会)と呼ばれる。過日、「勇気ある者は勝つ!」をテーマに意気軒昂の研修会が行われた。
オーストラリアでは、多宝会は「ダイヤモンドグループ」として生き生きと輝く。またアメリカの多宝会は、今が"ゴールデン・ステージ"との気概で活躍されている。
先日、五十五周年を晴れやかに迎えた「世界広布原点の勝利島」ハワイの総会でも、百歳の草創の友のお元気な姿がひときわ光っていたという。
人生の「黄金時代」の舞台を威風堂々と勝ち飾り、ダイヤの如く金剛不壊の生命の輝きを放ちゆく尊き希望の長者たちよ万歳!と叫びたい。
青年と語り合うと、座談会などで高齢の方に声をかけられ、話を聞いてもらったことが、大きな人生の転機となったというメンバーが実に多い。
法華経に説かれる「多宝の証明」さながらに、多宝会の皆様が、真実の幸福な人生の軌道を伝えてくださっているのだ。
中国の古典『中庸』には、「道なる者は、須臾も離る可からず、離る可きは道に非ざるなり」という言葉がある。
須臾——しばしも離れないのが「道」である。正義に生きゆく学会精神の道、師弟の道を、少しもぶれずに貫き通してきた宝友たちがあればこそ、創価の異体同心の団結は揺るぎない。
悪縁の渦巻く時代だ。若き皆さんが、思い悩むことも多いに違いない。そうした時こそ透徹した信心に立つ大先輩方と語らってもらいたい。多宝の皆様の姿それ自体が、悔いなき人生を生き抜く鑑となるからだ。