2015年6月2日火曜日

2015.06.02 わが友に贈る

「日夜朝暮に
又懈らず磨くべし」
題目をあげ抜く人には
誰人もかなわない!
弛まぬ信心を貫け!

御義口伝巻上 P751
『今日蓮等の類南無妙法蓮華経と唱え奉る者は皆地涌の流類なり』

◇人生の座標
そもそも教育は、子どものためのものであり、"国家の専有物"であってはならない。教科書検定や、学習指導要領を含め、国家が教育内容の細部に至るまで深く関与する制度のもとでは、学校や教員の自律性だけでなく、子どもの個性や創造性を育む土壌も育ちません。

☆100文字の幸福抄
人は限られた生を自覚するからこそ
「よりよき人生」「より価値ある人生」を
真摯に求めることができる。
文豪にあらずとも、
誰でも残せるものがある。
「わが人生」という名の生命の奇跡。
それは何ものにも決して侵されない。

☆アメリカ創価大学第11回卒業式へのメッセージ
私の無上の宝であり、人類の希望と輝く、アメリカ創価大学(SUA)第11期生の皆さん方、晴れのご卒業、誠におめでとう!
真摯に学び抜き、同期のスクラムも固く、堂々と新たな建学の歴史を刻んでくれた皆さんに、私は最大の敬意と感謝を捧げたいのであります。
ありがとう!本当にありがとう!
立派に成長されたお子さま方を見守っておられるご家族の方々、また、今日の喜びを分かち合われるご友人方にも、心よりお祝いを申し上げます。
昼夜を分かたず学生を励まし、温かく育んでくださった教員・職員の方々、誠にありがとうございます。
さらに、本日の式典には、偉大な教育者であり、平和活動家であられるジョディ・ウィリアムズ氏はじめ、多くのご来賓方をお迎えすることができ、創立者として厚く厚く御礼を申し上げます。
本日の門出に、私は三つのエールを贈ります。

第一に、「友誼の旗を高らかに勝利の10年を走りゆけ!」と申し上げたい。
21世紀の開幕とともに、アリソビエホの丘に誕生したSUAから、2005年に第1期生が巣立ってより、はや10年——。
今や、わがSUAは、リベラルアーツ・カレッジとして、多くの分野で全米の上位に選ばれるなど、高い評価を受けております。
のみならず、世界の多くの一流の識者が、このキャンパスに漲る、麗しい人間教育の気風と崇高な価値創造への挑戦に、絶賛の拍手を送ってくださっております。これも、卒業生の一人一人が、「若き創立者」との誇りを胸に、世界に躍り出て、社会の各界で、道なき道を切り開いてくれたからです。
嬉しいことに、本日も、誉れの同窓の代表が、青春の母校へ祝福に駆け付けてくれております。
今日、旅立つ、わが11期生の皆さんは、この限りなく伸びゆく世界市民の英知の大城に学んだ誇りを胸に、自らの使命の舞台で、まずは10年を目標に挑戦し、走り進んでいってください。
私の師・戸田城聖先生も、社会に羽ばたく青年を、"10年間は修行と心を定めて忍耐強くあれ"と励ましておられました。
私も恩師に10年、お仕えし、薫陶を受けたことが、人生の一切の礎となっております。
いかなる試練や逆境に遭おうとも、皆さん方には、ここSUAで築いた友誼の連帯があります。
かのドイツの文豪ゲーテと劇作家のシラーも「この上なくすばらしい紐帯」(エッカーマン著・山下肇訳『ゲーテとの対話』)で結ばれ、共々に切磋琢磨しながら、偉大な創造を成し遂げていきました。
シラーが晩年に完成させた世界的名作に「ウィリアム・テル」があります。スイスの伝説の英雄を題材にしたこの物語では、舞台とされる湖岸の風景や天候が、じつに、こまやかに生き生きと描写されています。
しかし、シラー自身は、病を患っていたこともあり、その場所を訪れたことはありませんでした。それでは、なぜ、スイスの舞台を見事に描写することができたのか——。
そこには、親友ゲーテの存在がありました。実際に、スイスを旅行したゲーテが、その情景を語り、シラーが聞き手となって、作品を完成させたといわれています。
その中で、シラーはこう綴りました。「どんな艱難も危険もわれわれを離すことはない」(桜井政隆・桜井国隆訳『ヴィルヘルム・テル』)と。
どうか、わが11期生の皆さんも、創価教育の理想を共に掲げる同窓生と、励まし、支え合いながら、人生の大いなる勝利のドラマを創造していっていただきたいのであります。

第二に、「勇敢に一人立て!平和建設の連帯を広げよ」と申し上げたい。
本日、ご講演いただくジョディ・ウィリアムズ氏は、ご存じの通り、対人地雷の製造・使用の禁止を目指す「地雷禁止国際キャンペーン」の初代コーディネーターとして活躍され、「対人地雷全面禁止条約」(オタワ条約)の成立に大きな貢献を果たされました。
当初は不可能と思われていた対人地雷の禁止条約を、なぜ、あれほど多くの世界の世論の支持を集めて、ついに成立させることができたのか——。
その意義について、私も多くの識者と語り合ってきました。
SUAにも来学してくださったロートブラット博士は、私との対談の中で、「連帯すれば、世界を変えていけるのです。それは時間がかかるかもしれませんが、長い目で見れば、最後には、民衆が勝利するのです」(『地球平和への探究』潮出版社)と強調されました。
"私たち一人一人には、ものごとを変える力がある"とは、博士の忘れ得ぬ師子吼でありました。

ウィリアムズ氏は、まさしく、勇気をもって一人立ち上がり、世界に平和の連帯の輪を広げてこられた、偉大な平和の変革者であられます。
地雷廃絶への運動を始めた当初は、誰もが皆、冷たい反応で、無理解の壁にぶつかったと伺っております。しかし氏には、父君、母君や祖父君から受け継いだ、不屈の精神が輝いていました。
氏は言われています。
「『ノー』は、可能性の終わりではなく、乗り越えるべき困難です」『行動なくして変革を叫ぶことなど、私には全く無関係です」と。
創価教育の真髄もまた、民衆に尽くしゆく、「勇気ある行動」にあります。勇気ある一歩が、人々が想像もしなかったような、新たな人間の可能性を未来に開いていくのです。
尊き民衆立の大学である、SUAのキャンパスで学ばれた皆さんは、誰よりも民衆の心を知り、民衆のために勇敢に行動しゆく、世界のリーダーに成長していっていただきたい。
そして、慈悲と智慧を具えた、創価の誉れの勇者として、平和建設の連帯を創り、広げていっていただきたいのであります。

第三に申し上げたいことは、「希望を生み出せ!わが生命の無限の可能性を信じよ」という点であります。
私がSUAの歌「希望の光」の作成を始めたのは、11期生の皆さんが入学する年の5月でした。その歌詞に託した思いのままに、この4年間、「探究の坂」を昇り切ってくれたのが、11期生の皆さんです。
逆境を打ち破り、苦悩の闇を照らす「希望の光」の光源は、皆さん一人一人の心の中にあります。全員が、わが生命に無限の可能性を秘めております。
ゆえに断じて、自らを卑下してはならない。また、自身の無限の可能性を疑ってはならない。
これからの人生の途上に、どんな困難や試練があろうとも、私は、永遠に皆さんの味方であり、皆さんの応援団です。そして、皆さんの成長を生涯、見守り続けてまいります。

混迷の度を増す世界にあって、皆さんには民衆の幸福、平和の建設へと寄与する、かけがえのない使命があります。時代の呼び掛けに応じて、いよいよ勇敢に、「平和の大道」を開きゆく一人一人であっていただきたい。
SUAが、世界に誇る学風——それは、他者をどこまでも思いやり、共に苦楽を分かち合いながら、自他共の可能性を開いていく伝統です。ここに、SUAがSUAたる所以もあります。
卒業生の皆さんが、この生命尊厳の哲学の旭日を、新しき挑戦の舞台で輝かせゆくことを、心より念願しています。
結びに大切な、大切な誉れの11期生に、健康あれ!幸福あれ!栄光勝利あれ!——と申し上げ、私のメッセージといたします。

2015年6月1日月曜日

2015.06.01 わが友に贈る

◇今週のことば
世界一の婦人部総会に
皆で感謝のエールを!
輝く笑顔の集いから
幸と希望の花の輪が。
平和の太陽、万歳!
2015年06月01日

四条金吾殿御返事 P1194
『多くの月日を送り読誦し奉る所の法華経の功徳は虚空にも余りぬべし』

◇人生の座標
教育は、個性を埋没させるのではなく、伸ばしていくものでなくてはならない。政治も科学も文化も、基本中の基本は、個性の尊重の中にある。それを「人権」という。個性の尊重といい、人権と言っても、名前が変わっているだけである。

☆100文字の幸福抄
誰が見ていなくとも、一つ一つ積み上げる。
これは、人生の誇りであり、宝である。
自分の決めた道を、
営々黙々と歩む人が、
最後は勝つし、尊いのだ。
最後の最後に、自分の人生に
審判を下すのは、自分自身である。

☆少年少女部の基本的指針
1.勤行をしっかりする
2.勉強をしっかりする
3.学校にきちんと行く
4.親に心配をかけない
5.正しく明るい毎日を送る

2015.05.31 わが友に贈る

広布に走る同志を
全力で応援しよう!
「君ならできる!」
「一緒に頑張ろう」
共に祈り 共々に前進!

三沢抄 P1487
『たとひ明師並に実経に値い奉りて正法をへたる人なれども生死をいで仏にならむとする時にはかならず影の身にそうがごとく雨に雲のあるがごとく三障四魔と申して七の大事出現す』

◇人生の座標
文化の力は、地味かもしれないが、人の「心」を変える。ゆえに根本的である。政治・経済は、ニュースにもなりやすく、派手かもしれないが、時代の底流をつくっていくのは文化・教育の力なのである。

☆100文字の幸福抄
人生とは劇である。
「喜劇」と「悲劇」の違いは、
「結末が幸福なら喜劇、
結末が不幸なら悲劇」である。
途中がどうあれ、最後がよければ喜劇となる。
人生もまた、喜びで締めくくるために、
「これからの自分」が大切なのである。

☆名誉会長が贈る壮年への指針
「男の力」は、最後まで「師子王の心」で攻め抜く勇気と執念である。日蓮大聖人は叫ばれた。
『各各師子王の心を取り出して・いかに人をおどすともをどす事なかれ、師子王は百獣におぢず・師子の子・又かくのごとし、彼らは野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』(P1190)と。
牧口先生、戸田先生は、戦時中の弾圧下、この仰せのままに戦い抜かれた。(中略)師子は走る! 師子は吼える! 師子は断じて勝つ!
大聖人の「師子の心」は、創価の師弟にのみ流れ通ってきた。わが壮年部、男子部、学生部は、この直系の師子だった。何も臆さず、断固と師子吼していくのである。正義と真実は倦まず撓たゆまず語り抜くのだ。
大聖人は男性門下の鑑たる四条金吾に『始中終すてずして大難を・とをす人・如来の使いなり』(P1182)と打ち込まれた。
途中で何があろうが、最後の最後まで戦い抜く創価の丈夫が、日本中、世界中に勝利と栄光のを輝かせゆかれることを、私は祈る。共に堂々と、人間王者の勝鬨を上げようではないか!
「随筆 我らの勝利の大道」創価の丈夫が共に!

2015.05.30 わが友に贈る

地域貢献に励む友に
心からの称賛を!
「仏法即社会」だ。
日々の振る舞いで
信頼の絆を広げよう!

上野殿御返事 P1540
『あはれ法華経のよきかたきよ、優曇華か盲亀の浮木かとおぼしめしてしたたかに御返事あるべし』

◇人生の座標
社会や自然と直にコミュニケートしていくには、どうすればよいか−−。昨今の論議の中で、子どもたちにボランティアなどの活動を経験させる必要性を訴える意見も出ています。私は、これを「体験学習」のような単発的なものに終わらせず、継続性を持った内発的な活動として行っていくべきと考えます。

☆100文字の幸福抄
一生を何に捧げるのか。
それによって人生の価値も深さも決まる。
その人の真実は
人生の最終章に結晶されるものである。
ごまかしはきかない。
善も悪も正も邪も、人間の晩年は鏡のごとく
その人の生涯の軌跡を映し出す。

☆池田SGI会長指導選集 「幸福と平和を創る智慧」
仏法は、宿業を自らが「地涌の菩薩」として立てた誓願ゆえの悩みと捉え、宿命を使命に変える「一念の転換」の重要性を教えています。
戸田先生も、「初めから立派過ぎたのでは人々の中に入いっていけないから、われわれは仏法を弘めるためにわざわざ貧乏や病気の姿をとって生まれてきたんだよ」「人生は芝居に出ているようなものだよ」と、しばしば言われていた。
また、「戸田は妻を失い、娘まで亡くした。事業も失敗した。そういう苦悩を知っているからこそ、創価学会の会長となったのだ」とも言われていた。
苦労もない、悩みもないというのでは民衆の心が分かるわけがない。人生の辛酸をなめた人であってこそ、人々を救うことができるのです。
自分の苦しみを「業」ととらえるだけでは、後ろ向きになる。それを、あえて「使命のために引き受けた悩みなのだ」
「これを信心で克服することを自分が誓願したのだ」と、とらえるのです。
願兼於業は、この「一念の転換」を教えている。宿命を使命に変えるのです。自分の立てた誓願ゆえの悩みであるならば、絶対に乗り越えられないはずがない。
インドの国父、マハトマ・ガンジーは言っています。
「私がもし生まれてくるとしたら、不可触民として生まれてきたい。悲しみや苦悩や彼らに与えられた侮辱を分かちあい、みずからと不可触民をその悩める境遇から救い出すよう努めるために」
この心は「願兼於業」に通じると思う。慈悲です。「ともに生きる」ということです。
いちばん苦しんでいる人の中に、生まれてくるのです。
いちばん苦しんでいる人の中に、仏はいるのです。
いちばん苦しんでいる人を、いちばん幸福にするために仏法はあるのです。

2015年5月29日金曜日

2015.05.29 わが友に贈る

目先の出来事に
一喜一憂するな!
「成仏は持つにあり」
持続の信心こそ
絶対的幸福を築く力だ!

御義口伝巻下 P790
『一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり』

◇人生の座標
つくられたイメージを受動的に受け取る環境にばかり身を置いていると、能動的な諸能力−−考える力、判断する力、愛し共感する力、悪に立ち向かう力、信ずる力等、総じて内発的な精神性が、どうしても衰弱していってしまいます。

☆100文字の幸福抄
誰人も死は避けられない。
その死を自覚し直視することから
真の哲学の探求が始まる。
よき一生を悔いなく生ききった人に
死の恐怖はない。
人のために尽くしてきた尊き一生は、
人々からの感謝と敬愛に報われる。

2015年5月28日木曜日

2015.05.28 わが友に贈る

社会は変化の連続だ。
「新しい発想」
「柔軟な企画」
「大胆な行動」で
時代をリードせよ!

四条金吾殿御返事 P1186
『李広将軍と申せしつはものは虎に母を食れて虎に似たる石を射しかば其の矢羽ぶくらまでせめぬ、後に石と見ては立つ事なし、後には石虎将軍と申しき』

◇人生の座標
教育に関わる問題は、もはや一国だけの問題に止まるものではありません。
だからこそ、日本が国際的な協力推進の軸となって、「二十一世紀の教育」の新たな地平を開く先頭に立つべきと考えるのです。

☆100文字の幸福抄
人生のデザインは、いつでも自分の心で決まる。
ゆえに、強く賢き心があれば、
何があっても行き詰らない。
自由自在の知恵を働かせ、
現実の素材をたくみに活かし、
一日一日、手作りの生活の
名画を描いていけるのだ。

☆世界広布新時代第19回各部代表者会議 名誉会長がメッセージ
世界広布新時代第19回の各部代表者会議が25日、東京・新宿区の常勝会館(本部第2別館内)で行われた。
これには、池田名誉会長がメッセージを贈り、「毎日ありがとう! 皆、本当によくやってくれている。忙しい一日また一日が続くけれども、常に目の前の山が最高最善の歴史の舞台なりと心を定め、張り切って挑みゆこう!」と呼び掛けた。
そして、「何があっても、宝の同士を励まし、次を目指して強くなっていけばよい。ここに創価の魂があり、価値創造の人生がある」と強調した。
ここで、『今は謗ぜし人人も唱へ給うらん、又上一人より下万民に至るまで法華経の神力品の如く一同に南無妙法蓮華経と唱へ給ふ事もやあらんずらん、木はしづかならんと思へども風やまず・春を留んと思へども夏となる』(P1241、「妙密上人御消息」)の御文を拝読。
この御本仏の大確信のまま、妙法流布の必然の勢いを、いやまして創り高めていくのが、地湧の我らの使命である。なかんずく、リーダーが勇んで行動に打って出れば、必ずや風が起こると力説。
その際、ブラジルなど海外でも青年リーダーを先頭に弘教拡大の喜びが広がっている模様を紹介し、先駆の友の健闘をたたえた。
続いて、東京富士美術館の"レオナルド・ダ・ヴィンチ展"や民音の「朱鷺」公演について触れ、人類を結びゆく創価の大文化運動に大きな期待が寄せられていると述べた。
そして、「光は闇の駆逐者」(森田義之監訳・小林もり子訳『レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の素描と手稿』)とのレオナルドの言葉を通し、わが本陣の同志は、「師弟不二」、そして「異体同心」という、最も鮮烈な団結の光を放って、いかなる魔性の撹乱の闇も打ち払いながら、正義の人材城を守り抜き、勝ち栄えさせていただきたいと望んだ。
最後に、「世界一の婦人部総会の大成功を皆で祈り、自行化他の題目を轟かせて、新時代の拡大の薫風を巻き起こそう! お元気で!」と念願し、メッセージを結んだ。

2015年5月27日水曜日

2015.05.27 わが友に贈る

「よし頑張ろう!」
皆が決意できるよう
会合の準備に万全を!
歓喜あふれる集いから
勝利の勢いは生まれる!

乙御前御消息 P1220
『妙楽大師のたまはく「必ず心の固きに仮りて神の守り則ち強し」等云云、人の心かたければ神のまほり必ずつよしとこそ候へ、是は御ために申すぞ古への御心ざし申す計りなし』

◇人生の座標
「幸福」を「快楽」とはき違えたところに、教育をはじめとする戦後の日本社会の最大の迷妄があったと、私は思っております。そのはき違えのおもむくところ、「自由」は「放縦」や「勝手気まま」に堕し、「平和」は「放縦」や「安逸」に堕し、「人権」は「独りよがり」に、「民主主義」は「衆愚主義」にと堕してしまう。

☆100文字の幸福抄
長寿社会とは、
競争よりも協調が、効率よりもゆとりが、
物の豊かさよりも心の豊かさが、
求められる時代である。
皆で支え合い、助け合う。
わずかでもいい、自分には
「何ができるのか」を考える時代である。

☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第17回 大法弘通へ楽しく朗らかに
君も立て! 我も立つ!
共戦の心で、新しき一歩前進を開始した友の姿が頼もしい。
日蓮仏法は、全人類を照らす光だ。創価学会常住の御本尊には「大法弘通慈折広宣流布大願成就」とお認めである
いよいよ世界広布の太陽が、時代の闇を破り、赫々と昇りゆくことは、絶対に間違いない。
仏教発祥のインドでも、日本での研修会に参加した友の報告会が、早速、元気に行われ、全土に同事中継されたと伺った。
今、求道と決意と喜びの波動は、世界中に広がっている。共に題目を唱えながら、勇敢に、楽しく、朗らかに進みたい。

心に揺るぎない確信があってこそ、真の幸福は築かれる。
戸田先生は言われた。
「自分には御本尊を信じているという偉大な力がある。どんな困難にぶつかっても、どんな境遇になっても、どんな時代になっても、必ず乗り切っていける信心がある。この確信が大事だ。これが人生の宝である」
御本尊の大功徳は、全部、私たちの一日一日の生活の中に、ほとばしり出る。御本仏の大慈悲心、大智慧力を信じ抜くことによって、わが身そのままで、偉大なる仏の生命を開いていける。全てを変毒為薬できる。
日蓮大聖人は強盛な信心を貫く女性門下に、御本尊は天では日月、家では柱、無量の宝を思うままに取り出せる如意宝珠のようである等と、分かりやすく教えられている。そして御本尊を持てば、『一切の仏・菩薩、諸天善神等が集ってきて、昼夜にわたって、つねに影の添うように護られるでありましょう。よくよく信じていきなさい』(P1477、「妙心尼御前御返事」)と励ましを送られた。
自他共に幸福になる仏法だ。広布の道は、健康と安穏の道である。青年を先頭に、多宝の友も生き生きと、歓喜と功徳の体験の花を満開に咲かせよう!

2015年5月26日火曜日

2015.05.26 わが友に贈る

本紙の拡大に奮闘する
全ての皆様に最敬礼!
聖教は「人間の機関紙」。
活字と写真の力で
社会に希望の陽光を!

崇峻天皇御書 P1173
『中務三郎左衛門尉は主の御ためにも仏法の御ためにも世間の心ねもよかりけりよかりけりと鎌倉の人人の口にうたはれ給へ』

◇人生の座標
人間と人間、人間と自然、宇宙等々に、時には激しい打ち合いや矛盾、対立、葛藤を余儀なくされるかもしれないが、忍耐強くそれらを乗り越えて、本来あるべき"結びつき"のかたちにまで彫琢し、鍛え上げていくところに、個性や人格も自ずから光沢を増していくのであります。

☆100文字の幸福抄
病気の人の心にとって最良の薬は、
人生への希望であろう。
心が強く、健康であれば、
身体にもよい力を及ぼしていく。
絶体絶命の危機にあっても、
最後まで「希望はある」と信ずることだ。
胸中に光る希望は無限である。

☆中国・広東外語外貿大学で池田思想シンポジウム 名誉会長がメッセージ
中国・広東省広州市の広東外語外貿大学で16日、池田思想シンポジウムが開催された。これには日本と中国の研究者約40人が出席。「幸福を創造する力」をテーマに活発な議論が交わされた。池田名誉会長はメッセージを贈り、21世紀の世界のあり方と人類の進路を最も普遍的な次元から問い直しつつ、共に民衆の幸福の大道を開いていきたいと訴えた。

「グローバル化の進展に伴って広がる快楽主義や利己主義等の思想は、幸福に対する人々の理解を著しく偏らせています。ゆえに今、池田先生の幸福感に真摯に学び、正しい幸福感を確立していく必要があるのです」
広東省社会科学院の温憲元教授が、力を込めて語った。
急速な発展を続ける情報技術、縮まる世界との距離。激動する現代を生きる上で、いかなる幸福感を根本としていくべきか——こうした問題意識から、今回のテーマは設定された。
シンポジウムでは、初めに、主催者である広東外語外貿大学の方凡泉副学長が、「池田先生の理念は世界で高く評価されており、その精神は多くの青年たちに継承されています」と述べ、「このシンポジウムが中日友好、さらに世界平和につながる端緒となると確信します」とあいさつ。
創価大学の神立孝一副学長補が、名誉会長のメッセージを紹介した。
この中で名誉会長は、全ての人間社会の営みは、突き詰めれば人類の幸福の創造のために存在すると強調。幸福を創造する力は人間生命への信頼から湧き、他者との共生・連帯によって輝き光る。また、平和な未来を創造する力と一体不二であると述べた。
そして、共々に、不屈の楽観主義で世界平和の「金の橋」を架け、民衆の幸福の大道を開いていきたいと望んだ。

2015年5月25日月曜日

2015.05.25 わが友に贈る

◇今週のことば
友情を開くのは
「勇気」の一言だ。
心を通わせ
地涌の友をつくろう!
共に幸福の大道へ。
2015年05月25日

松野殿御返事 P1382
『忘れても法華経を持つ者をば互に毀るべからざるか、其故は法華経を持つ者は必ず皆仏なり仏を毀りては罪を得るなり』

◇人生の座標
無関心やシニシズムが支配する生命空間とは、愛や憎しみ、苦悩や歓喜など人間的な情念というものを感じさせず、どこか空々しく投げやりな、自己閉塞的な世界といってよい。悪への無関心は、同時に善への無関心を意味しますから、そこは、善と悪とが織りなす葛藤やドラマのもつ生々しいリアリティーとは無縁の殺風景な生命空間であり、言語空間であります。

☆100文字の幸福抄
大事なことは疲れをためないことである。
それも健康のための戦いである。
時間を価値的に使って早めに休む。
よく寝て、「さあ、きょうも働こう」と、
満々たる意欲で朝を出発する。
これが、健康と長寿
生活の基本といえる。

☆マレーシアで「SGI東南アジア研修センター」起工式 SGI会長がメッセージ
マレーシア創価学会の「SGI東南アジア研修センター」の起工式が3日午前、マレー半島南端の都市・ジョホールバル市内の建設地で晴れやかに開催された。
これには池田SGI会長が祝福のメッセージを贈り、「良き市民としての自覚を胸に、『地域を照らす灯台』『アジアを照らす太陽』として、大きく信頼と友情の輪を広げていってください」と念願した。
同センターは2階建て。礼拝室、事務室、会議室などを備える。
創価の人間主義の哲学を社会に発信し、平和・文化・教育運動を推進する拠点として、明2016年の完成と11・18「学会創立記念日」のオープンを目指す。
起工式では、許錫輝(コー・シャフェ)理事長が、新センター建設の槌音とともに、地域社会に貢献し、平和の大道を誇り高く進もうと呼び掛けた。その後、鍬(くわ)入れ式が行われた。

2015年5月24日日曜日

2015.05.24 わが友に贈る

まずリーダーが
殻を破る挑戦を!
率先垂範の行動による
勇気と歓喜の波動が
同志を鼓舞する!

御義口伝巻下 P781
『法華経を持ち奉る処を当詣道場と云うなり此を去つて彼に行くには非ざるなり』

◇人生の座標
社会全体が今まで以上に関心を持って、いじめや暴力といった問題に立ち向かわねばなりません。「いじめや暴力は絶対に許さない」という気風を確立し、社会に広がる「無関心」や「シニシズム」の風潮を改めていく必要があります。

☆100文字の幸福抄
自分が縁する人を、
心から慈しみ大事にしていく。
この現実生活での振る舞いに、
本当の慈悲は光ってくる。
どれだけの人から慕われ希望を贈り、
どれだけの人の心に深く刻まれていくか。
人生の真価は、ここにあるといってよい。

☆随筆民衆凱歌の大行進 第22回� 世界宗教への飛翔
さらに世界宗教の条件は、生命の大地たる母たち、女性たちを中心に、幸福を創り出していくことではないだろうか。
御聖訓には、『母の赤子の口に乳を入れんとはげむ慈悲なり』(P585、「諫暁八幡抄」)と仰せである。
仏の慈悲は、遠くにあるのではない。母の慈愛の振る舞いの中にある。生命を守り育む女性の心で、万人を平等に照らしていくことこそが、平和の拡大なのだ。
「お母さん」と呼ぶだけで、心が温かくなる。母が笑うと、周りにも笑顔と安心が広がる。
5月10日「母の日」、大聖人御聖誕の天地で勝ち進む千葉県の友と、SGIの研修メンバーとの交流交歓会が行われた。
多くの地域の友人たちも交えた、世界市民の語らいの真ん中に輝いていたのも、創価の太陽たる母たちである。
母が語る信仰体験ほど胸を打つものはない。
創立の父・牧口常三郎先生は、「今までの宗教は観念論ばかりで実験証明はなかった」と喝破された。そして、妙法の力によって、わが生命を蘇生させた同志の体験談の発表を「ダイヤモンド」と讃えられたのである。
婦人部を中心に、現実の生活で幸福の現証を勝ち取り、その体験を語り合う。これが万国共通の広布伸展の波動である。
今年の「SGIの日」記念提言で、私は、国境や世代を超えたエンパワーメント(内発的な力の開花)の連鎖を築く取り組みとして、SGIの体験談運動を紹介した。
千差万別の苦悩を打開してきた、創価の体験談の輪の中にこそ、万人を包むことのできる同苦の温もりがある。誰人をも蘇らせていく勇気と希望の熱がある。
いよいよ、6月には、婦人部総会。7月には、青年部を主体に創価体験談大会も行われる。
私たちは、縁する友と「どんな宿命も絶対に転換できる」と励まし合い、一緒に感激のドラマを創りながら、人間革命の大歓喜の連帯を広げていきたい。

60年前の5月3日、両国の旧国技館で開催された総会で、戸田先生は、"民衆救済の方程式たる広宣流布を断行するのだ"と師子吼なされた。
そして、その直後から、足立支部などの会合で、もったいなくも御本尊は"幸福製造機"なりと譬えつつ、人生打開の信心の力を訴えられた。
御本尊根本の強盛な信心によって、満々たる生命力を湧き出し、自他共の幸福をつかみ切っていけと叫ばれたのである。
我らには絶対勝利の信心がある! この決定した信仰こそ、広宣流布の原動力にほかならない。
さあ、打って出よ!
広布と人生の試練の山々を、一つ、また一つ、不屈の負けじ魂と麗しき異体同心の団結で乗り越えて、晴れやかに勝利の握手を交わすのだ!
創価の師弟が21世紀の前進の目標と掲げてきた2030年——学会創立100周年は、今、育ちゆく青年部・未来部が担い立つ晴れ舞台である。
黄金の明日を開こう。わが愛弟子たちよ、民衆の希望と輝く、仏法の人間主義の太陽を生命に燃やし、日本中、世界中で乱舞してくれ給え!

胸を張り
 誓いの大地に
  立ち上がれ
 世界広布の
  足音 響かせ

2015年5月23日土曜日

2015.05.23 わが友に贈る

真心の祈りと行動は
必ず相手に伝わる。
「あの人に励ましを」
「この友を幸福に!」
誠実一路で信頼を結べ!

弥三郎殿御返事 P1451
『名を揚るか名をくだすかなり、人身は受け難く法華経は信じ難しとは是なり、釈迦多宝十方の仏来集して我が身に入りかはり我を助け給へと観念せさせ給うべし』

◇人生の座標
子どもたちの心の闇に漂う一種の不気味さに、大人社会が当惑と苛立ちを募らせるのは、なぜか。
そこには、価値の空白時代につきものの無関心やシニシズム(冷笑主義)という病理を、子どもたちの鋭敏な心が先取りし、そのまま映し出していることへの本能的な危惧、警戒心があるとはいえないでしょうか。

☆100文字の幸福抄
長い人生、体調を崩して一休みする時もある。
思うようにいかぬことが幾つも重なる時もある。
それでも少しずつ前へ、
「春遠からじ」と自分自身を信じて進む。
一歩また一歩と!
その地道にして不屈の歩みそのものが
「幸福の道」である。

☆随筆民衆凱歌の大行進 第22回� 世界宗教への飛翔
万歳を
 同志(とも)と叫ばむ
  五月晴れ
 さらに続けよ
  前進勝利を

尊き団結の奮闘で「5月3日」を凱旋で飾った我らは、勇気凜々と新たな前進を開始した。
共々に出発しよう!
創価の師弟は、永遠に前へ前へ進むのだ。
「私は続けるだろう」とは、ルネサンスの巨人レオナルド・ダ・ビンチが晩年に記した言葉だ。
偉大な創造は「続ける」中にある。
偉大な勝利も「戦い続ける」中にこそある。
日蓮大聖人は、『終には一閻浮提に広宣流布せん事一定なるべし』(P816、「御講聞書」)と仰せになられた。
今月、SGIの春季研修では、世界65カ国・地域から270人もの同志が、勇んで集ってくれた。
これは、SGIメンバーがいる192カ国・地域の実に3分の1にもあたり、五大陸すべてから、宿縁深き友が一堂に会したのである。
私も、東京・信濃町の総本部で、皆さん方とお会いすることができた。本当に嬉しかった。
また研修会と呼応し、40年前にSGIが結成された原点の天地グアムのリーダーたちが、早くも次の結成50周年への出発を期して、はつらつと来日してくれた。
さらに30年前、四国の徳島県で共に忘れ得ぬ歴史を刻んだ、ブラジル広布の功労者「徳島会」の代表も、阿仏房と千日尼の如き求道の心で、広宣流布大誓堂での誓願勤行会に参加された。
皆が法華経の行者であり、地涌の菩薩である。それぞれの誓いの国土で、希望の太陽となり、励ましの太陽となって、幸福と平和の光を広げに広げているのだ。
我らは「大法弘通」へ、「慈折広宣流布」へ、一丸となって邁進する、異体同心のスクラムだ。

大聖人が願われた通り世界宗教の大光は、ここに燦然と輝いている。
世界宗教へ飛翔しゆく大切な力は、まず「一人立つ」精神である。
自らの仏性に目覚め、広宣流布の使命に決然と「一人立つ」勇者がいれば、新たな変革の波が起こる。自分が変われば、地域が変わり、世界が変わるのだ。
一人ひとりの生命の尊厳と平等を説き切った大哲学があるからこそ、いかなる試練にも屈せず、「一人立つ」力を信じ抜くことができる。
御書には、『日蓮一人・南無妙法蓮華経・南無妙法蓮華経等と声もをしまず唱うるなり』(P328、「報恩抄」)、また『地涌の菩薩のさきがけ日蓮一人なり』(P1359、「諸法実相抄」)等々、幾度となく「日蓮一人」とお認めである。
御自身が一人立ち、戦い続けてこられたのだ。その上で『わたうども二陣三陣つづきて』(P911、「種種御振舞御書」)と、後継の弟子が陸続と立ち上がることを確信なされていた。
一人から一人へ、師匠から弟子へ、そして師子と師子の連帯へ!——この広宣流布の大道を、寸分違わず進まれたのが、戸田城聖先生であった。
先生は戦時中、巣鴨の東京拘置所の独房で作られた「同志の歌」に、こう詠まれている。
「妙法流布の 大願を 高くかかげて 独り立つ」
ここに広宣流布を誓願とし、永遠の使命とした学会精神の根本がある。
と同時に、先生は熱願された。「捨つる命は 惜しまねど 旗持つ若人 何処にか」「競うて来たれ 速やかに」と。
今、日本全国、そして全世界で、いよいよ勢いをまして「旗持つ若人」が一人また一人と、立ち上がっている。若き地涌の菩薩が満を持して躍り出る、世界広宣流布の躍進が始まっているのだ。

次に、「一人を大切にする」ことを、世界宗教の条件に挙げたい。
誰もが掛け替えのない生命である。誰もが生老病死の苦悩を抱えた人間である。今この時を地球で生きる仲間である。
上も下もない。貧富や貴賤の差などない。
「生命」を基準にした時、誰もが一対一で向き合うことができる。
この一対一の対話を、最も尊い人間修行としたのが、法華経である。
『能く竊(ひそ)かに一人の為めにも、法華経の乃至一句を説かば、当に知るべし、是の人は則ち如来の使にして、如来に遣わされて、如来の事を行ず』(創価学会版法華経P357)
一人のため、あの友のために、真剣に法華経を語る人こそが「如来の使い」と言われるのだ。
世界広布といっても、その最前線は、いずこの国でも、一対一の対話ではないか。いつでも、どこでも、誰でも、目の前に苦しんでいる人がいれば、親身に声をかける。悩みを聞き、共に泣き、共に祈り、共に喜び合う。
この「一人を大切にする」人間主義の行動が、あらゆる人に無条件に開かれているところに、創価学会が世界に広がった理由があるのだ。
私が対談したトルコ出身の文化人類学者ヤーマン博士は、ある一つの国や地域で生まれた宗教が「世界宗教」になりうるには、「対話」が大切だと強調された。
「対話を通して、異なる文化の奥に普遍のヒューマニズムが脈打つことを知るべきです」
ヤーマン博士は、わがSGIメンバーが、それぞれの地域で、ヒューマニズムの啓発の対話を重ねていることを称賛してくださった。
「創価学会の平和への挑戦は、劇的であり、この長年にわたる挑戦自体が偉大な達成である」と。

2015年5月22日金曜日

2015.05.22 わが友に贈る

仏法は「桜梅桃李」。
誰もが尊き使命の人だ。
人生の舞台において
君よ 勝利の名優たれ!
負けじ魂の主役たれ!

檀越某御返事 P1295
『雪山童子の跡ををひ不軽菩薩の身になり候はん、いたづらにやくびやうにやをかされ候はんずらむ、をいじににや死に候はんずらむあらあさましあさまし、願くは法華経のゆへに国主にあだまれて今度生死をはなれ候わばや』

◇人生の座標
悲惨な事件が起こるたびに、子どもの"心の闇"の探さをセンセーショナルに取り上げても、問題は一向に解決することはない。大人の側が、その間を生み出した社会の転倒に目を向けて、責任を持って声をあげ、行動を起こしていく必要があります。

☆100文字の幸福抄
時に、華やかな脚光を浴びている人と比べて、
現実に追われる自分に
落ち込むこともあるかもしれない。
しかし、虚栄や見栄は一時の幻に過ぎない。
平凡こそ偉大である。
地道こそ勝利である。
自分らしく輝いていくことである。

2015年5月21日木曜日

2015.05.21 わが友に贈る

信心の体験は
百万言の理論に勝る。
わが歓喜と確信を
生き生きと語ろう!
そこに偉大な触発が!

御義口伝巻上 P716
『我等が頭は妙なり喉は法なり胸は蓮なり胎は華なり足は経なり此の五尺の身妙法蓮華経の五字なり』

◇人生の座標
最近、青少年の犯罪が多発する中で、子どもたちの暴力性や攻撃性の高まりが問題視されていますが、"何かをつくりだす"建設的な活動に取り組む中で、心身のバランスのとれた成長が図られていくのではないでしょうか。

☆100文字の幸福抄
年をとるにしたがって
内奥から輝き出る美しさを発揮する人こそ、
本当の美人というものだろう。
そうした自分なりの美しさを知り、
それを存分に強調していくことが、
清々しい身だしなみの
ポイントではなかろうか。

☆池田名誉会長が贈る勝利の人間学 第74回 折伏の目的は自他共の幸福
◇相手を思う心こそ大切
皆で御書を学び合った折、一人の女子部の友から、「折伏が思うように進まないのですが」と質問されたことがある。
折伏のことで悩む。その心それ自体が、仏の心である。仏の悩みである。
私は最大に讃えつつ、申し上げた。
「折伏については、結局は相手を思う一念です。一人の不幸な人を救おうよ。一人の命は地球よりも重いのです」と。
報恩抄には、『日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもながるべし』(P329)と仰せである。
折伏は、この御本仏に連なる最極の慈悲の行動である。友の幸せを祈り、友を思う真心からの対話は、互いの未来を開いていくのだ。

◇まず「できる」と決めて
若き日、私も折伏が進まず、大いに悩んだ。
その中で私は、「戸田先生は末法の折伏の師匠である。私はその弟子である。ならば、折伏ができないはずがない」と心を定めた。
折伏は、まず「できる」と決めることだ。
その人の生命を、永遠の幸福の軌道ヘリードしていく、人間として最高に尊い振る舞いである。ゆえに、題目を根本にして、朗らかに自信満々と、仏法を語り、体験を語り、創価の世界を語り切っていけばよいのだ。

◇隋力弘通、力の限り語れ
戸田先生は、確信を込めて言われた。「人に聞かせているだけで、それは折伏であり、聞法下種になるのです。すぐ功徳は出る」と。
折伏は、実っても、実らなくても、功徳は厳然とある。自身の成長と人間革命に直結し、希望の仏縁と真実の友情が広がる。
諸君の先輩たちも、折伏の実践のなかで、境涯を革命し、家庭を革命し、職場にあって勝利の実証を示し、信頼を築いてきた。
日興遺誠置文には、『未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事』(P1618�)と仰せである。
隨力弘通」こそ学会精神だ。自分が持てる力を青年らしく出し切って、戦おう!

2015年5月20日水曜日

2015.05.20 わが友に贈る

新たなる躍進へ
具体的な目標を持て!
挑戦を続けゆく中に
自身の成長があり
生命の充実がある。

除病御書 P1298
『但し貴辺此の病を受くるの理或人之を告ぐ予日夜朝暮に法華経に申し上げ朝暮に青天に訴う除病の由今日之を聞く喜悦何事か之に過ぎん、事事見参を期せん』

◇人生の座標
"学びからの逃走"傾向が憂慮されるなか、学校が子どもにとって常に"学ぶ喜びの場"となり、"生きる喜びの場"となるよう挑戦を続けることが、教育の生命線です。

☆100文字の幸福抄
高齢社会は、
幸せ光る「幸齢」社会でありたいと願う。
素晴らしい夕日は、明日の晴天を約束する。
最後の最後まで、未来を照らす
勇気の太陽を燃え上がらせたい。
人生はいつも、いくつになっても
「さあ、これから」だ。

☆ワシントンで仏教リーダー会議 SGI会長がメッセージ
アメリカの首都ワシントンで14日、全米の仏教指導者や学者らによる「アメリカ仏教リーダー会議」が開催され、アメリカSGI(創価学会インタナショナル)の代表が出席した。
同会議は、近年頻発している自然災害や人種差別的な事件等を契機に、同国社会が抱える問題に仏教が貢献する方途を探究するために行われたもの。
午前の会議はジョージ・ワシントン大学で開かれ、SGIのビル・エイケン氏が開会のあいさつを。相互に学び合いながら、アメリカに仏法の英知を伝えていきたいと述べた。
また、6団体が地域に根差した活動の模様を紹介。SGIからはダニー・ホール氏が登壇し、核兵器廃絶に向けた展示会や対話運動などに言及した。
午後は、ホワイトハウスに隣接するアイゼンハワー行政府ビルに会場を移し、政府関係者との意見交換の場が持たれた。
ここでは、同会議に寄せた池田SGI会長のメッセージが紹介された。
この中でSGI会長は、宗教の第一の使命は人類全体の幸福と平和に尽くすことにあると強調。この日の対話と学びの一波が共感を広げながら、地域、世界へ拡大しゆくことを念願した。
さらに会議では、参加団体の総意として、人種差別と気候変動の問題に力を合わせて立ち向かうことをうたった共同宣言を発表した。

2015年5月19日火曜日

2015.05.19 わが友に贈る

会合の前後の
訪問激励が大切だ。
一人一人の悩みや
意見に耳を傾けよ!
その一波が万波となる。

御義口伝巻上 P748
『師とは師匠授くる所の妙法子とは弟子受くる所の妙法吼とは師弟共に唱うる所の音声なり』

◇人生の座標
子どもは、自分を映す鏡です。子育ては、子どもも自分も、ともに成長してゆく崇高な作業なのです。

☆100文字の幸福抄
どの家にも、愛する家族との別れがある。
しかし、いつまでも悲しんでいれば、
故人も悲しんでしまう。
大事なことは、故人の志を受け継いで
果たしていく決意である。
"悲しみの遺族"から

2015年5月18日月曜日

2015.05.18 わが友に贈る

◇今週のことば
草創の先輩たちの
開拓闘争に学べ!
勇気が慈悲に通ずる。
折伏精神みなぎる
座談会を朗らかに!
2015年05月18日

生死一大事血脈抄 P1337
『日本国の一切衆生に法華経を信ぜしめて仏に成る血脈を継がしめんとするに還つて日蓮を種種の難に合せ結句此の島まで流罪す、而るに貴辺日蓮に随順し又難に値い給う事心中思い遣られて痛しく候ぞ』

◇人生の座標
親が真剣になれば、子どもの生命の奥底を揺さぶらないはずはない。最大に子どものことを思っていく。それが子どもの心に刻まれ、大きくなってから、生きてくる。「愛情」にまさる家庭教育はない。

☆100文字の幸福抄
過去にとらわれて悩んだり、
未来の不安に苦しんだりするのは愚かである。
大事なことは、「きょう」という一日を、
いかに価値あるものとするかである。
そのために一生懸命に、
そして、丁寧に生ききることである。
☆韓国・青年平和フェスティバル SGI会長のメッセージ
わが敬愛してやまぬ韓国青年部の皆さん!
「創価」すなわち「価値創造」のエネルギーに漲る青年平和フェスティバルの開催、誠におめでとうございます。
ご多忙のところ、未来を担う青年たちのためにご臨席賜りました、ご来賓の先生方、誠にありがとうございます。心より御礼を申し上げます。
平和の世紀建設の誓いも固く集われた若き皆さん方の凛々しき英姿が、私の生命にも、鏡のごとく映し出されています。
皆さん一人一人に大拍手を送り、心の握手をする思いで見守らせていただいております。
希望の歌を高らかに詠いゆく青春は、明るい。
勇気の妙音を共々に奏でゆくスクラムは、強い。
誓いの舞を誇らかに貫きゆく人生は、尊い。
未来に伸びゆく青年こそ、社会の光であり、世界の宝です。
16世紀、貴国の芸術の母・申師任堂先生は語られました。
「すべてのことは、大いなる志を抱くことから始まるのです。大いなる志を抱いた人に成し遂げられないことはありません」と。
生命尊厳の哲理に目覚めた若き地湧の友が、一人また一人と立ち上がり、「大いなる志」の連帯を広げていく時、「大いなる希望」の力が湧き起こることは間違いありません。
日蓮大聖人の大願は、人類の幸福であり、全世界の平和であります。
御聖訓には『あなたよ、もし自らの一身の幸福を願うならば、まず社会や他の人の安穏と平和を祈るべきであろう』(P31、通解、「立正安国論」)と仰せであります。
この大聖人の御心のままに、第2次世界大戦中、軍部権力と対峙し、牧口常三郎初代会長は獄死され、戸田城聖第2代会長も2年間、投獄されました。この両先生の平和闘争が、文化大恩の国・貴国をはじめ、世界192カ国・地域に広がった私たち創価の平和と文化と教育の運動の原点であります。
若くして妙法を持った皆さんは、「世界広布」即「世界平和」という究極の理想に生き、それぞれの誓願の天地で、「人間革命」と「社会貢献」の行動をさらに拡大していってください。
時代は、若き熱と力で新しき平和の波を起こしていくことを求めています。
青春時代は、誰もが悩みや試練との葛藤の連続です。いわんや、使命が大きければ、それだけ苦難も大きい。
しかし、だからこそ大きく成長できる。
人々の苦しみや悲しみに、同苦できる境涯が開かれる。
青春時代の労苦は、一生涯の幸福の土台となり、勝利の力となるのであります。
貴国の大教育者・安昌浩(アン・チャンホ)先生は叫ばれました。
「堅固な基礎の上によき建設があり、丈夫な根の上に美しい花が咲き、実を結ぶ」と。
今は堅固な基礎を作る時です。ゆえに決して焦らず、眼前の仕事に、学業に、地域の活動に生き生きと取り組み、今いるところで、誠実に、粘り強く、根っこを深く張っていってください。
そこに、確かな向上の年輪が刻まれ、自分らしく友情と信頼の花を咲かせながら、充実と歓喜と満足の人生へと結実していけるからであります。

さあ、愛する青年部の皆さん、そして、信ずる同志の皆さん!
日々、わが胸中に元初の太陽を赫々と昇らせ、勇気の対話で地域へ、社会へ、そして未来へ、希望の大光を届け、広げていこうではありませんか!
そして、人類の宿命転換のために立ち上がった青年が、いかに崇高で、無限の力をもっているかを、仲良く朗らかに示し切っていこうではありませんか!
どうか親孝行を忘れず、賢く悔いなく、最高に価値ある青春時代を送ってください。
最後に、青年を温かく見守り、励ましてくださっている皆様方、また陰で本日の大成功を祈り支えてくださっている皆様方に心から御礼を申し上げます。
そして本日、参加された皆様をはじめ、同時放映でご覧になられているすべての方々の、ご健勝とご活躍とご一家のご多幸を心よりお祈り申し上げ、私のメッセージといたします。
世界の模範の韓国青年部、本当におめでとう!
世界一の韓国青年部、万歳!

2015年5月17日日曜日

2015.05.17 わが友に贈る

「創価の太陽」と輝く
婦人部の奮闘に最敬礼!
皆様ありて広布あり。
清き祈りと慈悲の対話で
わが地域を和楽の園に!

二乗作仏事 P594
『師子身中の虫の自ら師子を食うが如し、外道には非ず多く我が仏法を壊りて大罪過を得ん』

◇人生の座標
家庭が一切の基盤であり、教育こそが根幹です。
どうしたら、人々が幸福な家庭を築けるか。そのために、何ができるか。指導者は、この一点を考え抜くべきです。

☆100文字の幸福抄
人生の年輪が増すごとに、
創造の輝きを
一段と強く放ちゆく人には、「老い」はない。
「生きる」ということは、
生涯をかけて学ぶことである。
まさに「人生とは、私たち自身がつくるもの」
なのである。

☆5・6「音楽隊結成の日」に寄せて 名誉会長の指針
妙音で
 地球(ほし)を包めや
  わが楽雄

万物は奏でる。生きとし生けるものは歌う。この宇宙は、賑やかな音楽で満ちている。
日蓮大聖人は、『音の哀楽を以て国の盛衰を知る』(P88、「念仏者・追放せしむる宣旨・御教書・五篇に集列する勘文状」)との要文を留められた。
躍動のリズムのあるところ、明るい希望が輝く。美しき旋律のあるところ、生きる喜びが湧く。妙なるハーモニーのあるところ、平和の共鳴が広がる。
音楽には、国土・社会を変え、時代を動かし、未来をよりよく創りゆくエネルギーが秘められているのだ。
世界に、いまだ戦禍はやまず、災害も絶えない。妙法という大宇宙の究極の音律を唱え、行じながら、音楽の真髄の力を発揮し、哀音を滅し、喜音を生じゆく、君たち創価の楽雄の使命は、いやまして尊く、深い。
破壊の爆音を、建設の槌音に!
反目の怒号を、友情の調べに!
母子の嘆きを、安穏の笑い声に!
疲労の溜息)を、前進の足音に!
不信の罵声を、連帯の交響楽に!
若き地涌の菩薩の精鋭たる音楽隊には、限りない価値創造の響きがある。
その渾身の演奏は、民衆を強く朗らかに闊歩せしめずにはおかない。それは、一人一人に「人間革命」へ挑みゆく勇気を漲らせる師子吼である。
そして、異体を同心とする団結を織り成して、人類の宿命の転換へ大行進曲を奏でる生命の妙音なのだ。

音楽隊は、師匠・戸田城聖先生の心を心として、私が創設した師弟不二の楽団である。その結成より六十星霜を超え、新たな飛躍を遂げゆく愛する君たちに、私は三点にわたってエールを託したい。
第一に申し上げたいのは「創価文化の旗手よ、天下一の平和のマーチを広げよ!」ということである。
大乗仏教の極理である「法華経」は、「無量百千万億の種種の妓楽」が轟きわたる世界を湧現する。その法華経の精神のままに、生命尊厳と人間尊敬の大哲学に則ったサウンドを創出してきたのが、音楽隊だ。
音楽芸術は、苦闘する人を励ます生命の炎である。
心は心でしか、温めることはできない。なかんずく、真摯に向上しゆく青年の楽音は絶望の闇に震える友を蘇らせる光となり、熱となる。
ゆえに君よ、君たちよ、草創の偉大な先輩方に続いて、心で打て! 心で吹け! 心で歌え!
そのために君たちよ、練習は修行の如く、不屈、不屈、不屈の負けじ魂で!
そして演奏は王者の如く、勝利、勝利、勝利の大確信のリズムで!
君たちの奮闘によって、どれほど多くの同志が立ち上がったことか。どれほど多くの仏縁が広がったことか。無理解や悪意の人々にも、どれほど正しい認識を与えてきたことであろうか。
今や、日本全国のコンクールにおいても、金賞グランプリの栄冠に幾度も輝く、名実ともに日本一の音楽団体へ大発展を遂げた。その誓いのスクラムは、各国・各地域に拡大し、世界市民の平和のマーチを奏する時代ともなった。
国を超え、民族を超え、あらゆる差異の壁を超え、音楽は世界をつなぎ、人類を結ぶ。強盛なる信心より迸り出る音声で、心の扉を開き、生命と生命のシンフォニーを一段と多彩に広げていただきたい。

第二に、「誇り高き先駆者たちよ、新時代の暁鐘を打ち鳴らせ!」と申し上げたい。
音楽は、新しい時代の夜明けを告げる。歴史の転換点には、必ず新しい音楽があった。
御聖訓には、『この娑婆世界は耳根得道の国なり』(P415、「一念三千法門」)と仰せである。耳から入る音こそが、生命の最も深くに届き、奥底から揺り動かし、人間性の最極の高みへと導く力用を持っているのだ。
躍進の歌が、民衆の命を目覚めさせ、鼓舞する。創価の楽雄の魂の曲が、広布の前進の息吹を生み出す。社会に満々たる活力を漲らせる。
仕事や勉強、学会活動と両立、いな"三立""四立"させながら、磨き上げ、鍛え上げた君たちの音楽がある限り、仏の陣列に行き詰まりはない。
一騎当千の広宣の人材も、無数に育て、送り出してきてくれた。
音楽隊は、皆、私のかけがえのない戦友である。
いかなる嵐にも絶対に怯まぬ、不敗の楽団なのである。
なればこそ、前へ! 前へ! 断じて前へ!
行住坐臥に、妙法と共に、弾けるような生命力で、青春の劇を乱舞し切ってもらいたい。
人知れぬ努力と、恐れを知らぬ創意工夫を重ね、新鮮にして雄渾なる新時代の暁鐘を思う存分に乱打していただきたいのだ。

第三に申し上げたいことは「わが不二の愛弟子よ、正義の凱歌を轟かせよ!」ということである。
大聖人は『必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよろこび愚者は退くこれなり』(P1091、「兵衛志殿御返事」)と仰せになられた。
法華経の行者は、最も正しいがゆえに、三障四魔が紛然と競い起こり、襲いかかってくる。
私も、戸田城聖先生の直弟子として、ありとあらゆる魔軍と戦い抜いてきた。その私と不二の心で、喜び勇んで、共戦譜を綴ってくれたのが、音楽隊である。
あの大阪事件の嵐の中にあっても、獄中の私に届けと、川を挟んだ対岸から勇壮な演奏を送ってくれた歴史を、どうして忘れることができようか。
さらにまた、常に民衆の中に入って、一番悩み苦しんでいる人に寄り添い、勇気の曲を友に送り続けてくれているのが、わが誇りの広布楽雄である。
君たちとの思い出は尽きることがない。私の心を誰よりも知る君たちの力奏に合わせて、学会歌の指揮を執ってきた一回一回が、忘れ得ぬ師弟のセッションなのだ。
私の心を体して、東北の被災地の「心の復興」へ、希望の絆を広げてくれていることも、いつも胸を熱くしながら伺っている。
君たちには、まぎれもなく創価の師子王の心が流れ通っている。
誉れの君たちよ、人生のいかなる怒濤にも、勇敢に立ち向かい、断じて負けるな! 心に栄光の曲を響かせ、毅然とわが弟子らしく勝ち越えよ!
若き日より、人の何倍も忙しく苦労の多い青春を生き抜く君たちの生命には、三世永遠に晴れ晴れと天のオーケストラも大編成を組んで、正義と勝利の凱旋曲を上演していくに違いない。
ともあれ、君たちの尊い献身と努力を、私は全部、見守っている。たとえ、会わなくとも、君たちが贈ってくれた決意と真心の演奏を聴かない日は、一日としてない。
私は祈り抜く。私は信じ待っている。一人も残らず、そして一家眷属までも、健康で福徳に満ち溢れた大勝利の一生を、不減の名演の如く飾りゆかれんことを! 我らは、民衆のために、民衆と共に、地平の果てまで、妙音を轟かせながら、戦い進むのだ。
誓いの青年よ! 最も信頼する創価の楽雄たちよ! 今日もまた、虚栄や安逸を超越し、透徹した信心と広布への大情熱で、世界をリードし、世紀をリードし続ける、平和と文化の大英雄であれ!

音楽隊
 師弟の凱歌を
  永遠に

二〇一五年五月六日
音楽隊結成記念の日に

2015年5月16日土曜日

2015.05.16 わが友に贈る

「わざはひも転じて
幸となるべし」
妙法の功力は絶対だ。
一切を変革しゆく
大確信で祈り 進め!

三三蔵祈雨事 P1468
『されば仏になるみちは善知識にはすぎず、わが智慧なににかせん、ただあつきつめたきばかりの智慧だにも候ならば善知識たいせちなり』

◇人生の座標
子育ては、長い目で見なければわからない。「子どもの今」を満足させるだけでなく、「子どもの未来」をしっかりと見すえていくのです。
そうすれば、「叱るべきとき」も、おのずと分かるのではないか。

☆100文字の幸福抄
長い間、
苦楽の道程を共にしてきた夫婦の間には、
何ものも断ち切ることのできない、
強い絆がつちかわれているものだ。
それは、愛情という言葉でも
覆いつくすことのできない、
深い広い運命共有の力である。

☆御書とともに� 第58回 心一つに広布へ!
『修利槃特と申すは兄弟二人なり、一人もありしかば・すりはんどくと申すなり、各各三人は又かくのごとし一人も来らせ給へば三人と存じ候なり』(転重軽受法門、P1000)

◇通解
(釈尊の弟子の)修利槃特というのは、兄弟二人の名前である。(兄弟のうち)一人だけいても、 『すりはんどく』 と呼ばれたのである。あなた方三人(大田左衛門尉、曾谷入道、金原法橋)もまた、これと同じである。一人でも来られたならば、三人(一緒に)来られたと思うのである。

◇同志への指針
日蓮大聖人は、3人の門下が心一つに進む姿を、こよなく称賛された。兄弟姉妹の如く、皆で支え合い、励まし合う。これが、我ら創価家族の和楽の世界である。仲良く、どこまでも仲良く! ここに無量無辺の功徳は輝き渡る。
広宣流布の前進は、異体を同心とする「団結」から生まれるのだ。共々に力を合わせ、新たな凱歌の歴史を綴りゆこうではないか!

2015.05.15 わが友に贈る

人生勝利の直道は
「行学の二道」にあり。
一行でも一節でもいい。
日々の学会活動の中で
真剣に御書を拝そう!

開目抄上 P200
『今度強盛の菩提心ををこして退転せじと願しぬ』

◇人生の座標
子どもを取り巻く環境は、決してよくない。物質的には恵まれている反面、精神面では、荒波のごとくすさんだ社会です。
だからこそ家庭は、子どもを守り、正しく育んでいく「安心の港」とならなければならない。

☆100文字の幸福抄
私は「生涯青春」という言葉が好きである。
いわゆる若さとは、
年齢によって機械的に
決まるものではない。
むしろ、自らの目標に向かって、
たくましく行き抜く情熱の炎によって
決定されていくと、私は確信している。

2015.05.14 わが友に贈る

中継行事を支える
役員の皆様に感謝!
無事故の運営ありて
広布の勢いは加速する。
尊き労苦に功徳は燦然!

盂蘭盆御書 P1430
『我が身は藤のごとくなれども法華経の松にかかりて妙覚の山にものぼりなん』

◇人生の座標
親が子を理想的に育てようというのは、「主観」です。そのとおりにいかないのが「客観」です。
「主観」だけで、自分の子どもを見るのは、よくない。子育ては、「客観」からも見ないといけない。

☆100文字の幸福抄
人生には、「自分がやりたいこと」がある。
又、「自分がやらねばならないこと」も
「自分でなければできないこと」もある。
この「夢」と「責任」と「使命」を見つめ、
「今、自分ができること」を
誠実にやり抜いた時に、
才能や可能性は必ず開花する。

2015年5月13日水曜日

2015.05.13 わが友に贈る

「信心即生活」だ。
わが使命の職場で
断じて勝利の実証を!
その土台を築くのは
誠実であり努力だ。

辧殿尼御前御書 P1224
『第六天の魔王十軍のいくさををこして法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土をとられじうばはんとあらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵ををこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし』

◇人生の座標
子どもとのかかわりで大事なのは、「子どもを、子どもと思わない」ことです。子どもの中には、立派な一個の人格がある。「大人」がいるんです。

☆100文字の幸福抄
大事なことは、毎日を、
どう「張り」を持って生きるかである。
心豊かな人は、体が衰えても、
その分、心が澄み、色々なことが見えてくる。
日々、「喜び」と「希望」を見出し、
前進していく。
人生は、最後の総仕上げが大切である。

☆世界広布新時代第11回本部幹部会へのメッセージ
今年の5月3日は、55年前と同じように、晴天のもと、すべてに大勝利して、皆さん方と迎えることができました。
昭和35年5月3日の前夜は、夕刻からの雨が降り続き、同志たちは翌日の第三代会長就任式の天気を案じてくれていました。
私は、いかなる天候であれ、一層の決意で指揮を執ろうと、心を定めておりました。しかし、願わくは、わが同志に淋しい思いをさせたくなかった。
準備を終えて、夜、帰宅した私は、恩師・戸田城聖先生から「学会厳護」の意義を留めて賜った宝剣を持って、雨の中、小さな家の小さな庭に出ました。
広宣流布は、永遠に仏と魔との戦いです。
ゆえに、これからの前途に立ちはだかる一切の障魔を、矢面に立って打ち破っていくのだ。嵐に揺るがぬ屋根となって、愛する同志を守り抜いていくのだ。そして先駆を切って、「世界広宣流布」という未曾有の平和の大道を創り開いていくのだ。この誓願の一念を込めて、32歳の私は、師弟不二の宝剣を振るったのです。
初代と二代から受け継いだ「不惜身命」「死身弘法」の覚悟の出陣でした。
そして、日が変わる頃、雨は上がりました。翌朝には虹がかかり、同志の祝賀の真心を映すように、五月晴れの大晴天となった歴史は、皆さん、ご存じの通りです。
それから55年——。
我ら正義の創価家族は、ありとあらゆる三障四魔、三類の強敵との大闘争を晴ればれと勝ち切ってきました。日本全国、そして、全世界の偉大なる共戦の同志に、私は満腔の感謝を申し上げます。

日蓮大聖人は、けなげな女性門下へのお手紙に、『百千万年くらき所にも燈を入れぬればあかくなる』(P1403、「妙法尼御前御返事」)と仰せられました。
百千万年もの間、暗闇に閉ざされていた洞窟のように、無明の闇に覆われ、不幸の流転をさすらってきた人類を、妙法という太陽で、照らし晴らしてくださったのが、大聖人であられます。
第2次世界大戦下、最も深い時代の闇の中、戸田先生は、弾圧で投獄された独房で、この生命尊厳の平和の太陽を昇らせました。
ここ戸田講堂のすぐ近くにあった東京拘置所で、先生は法華経の真髄を身読され、出獄後、人類の宿命を転換するために、「人間革命」の民衆運動を起こしていかれたのです。
今や、その平和・文化・教育の人間主義の光は、世界192力国・地域に広がり、地球を包んでいます。
どんな不安や混迷の闇にあっても、創価の哲理がある限り、価値創造の希望は輝きます。
どんな対立や不信の闇にあっても、創価の対話がある限り、立正安国の連帯は光ります。
どんな災難や試練の闇にあっても、創価の挑戦がある限り、変毒為薬の勇気は燃えます。
大震災にあったネパールでも、今、尊き同志が救援と復興の先頭に立って奮闘してくれています。ネパール、頑張れ! ネパール、負けるな! とエールの大拍手を送りましょう!

先行きの見えない現代社会のカオスにあって、ますます妙法の太陽が渇仰されております。地域も世界も、我らの確信の声を待っています。我らの友情と信頼のスクラムを待っています。
55年前、私は、会長就任の折、「楽しく、そして仲良く、たくましく」大折伏を遂行しようと、呼びかけました。
今再び、皆で、元初の誓いに立ち返って、祈り、戦い、体験を勝ち開き、体験を語り広げよう!
そして、あの友にも、この友にも、励ましの光を贈り、新たな地涌の菩薩を大地から呼び出しながら、いよいよ晴れやかに、人類と地球の明日を照らしていこうではありませんか!

終わりに、大切な大切な異体同心の全同志の健康と長寿、ご多幸を祈りつつ、

黄金の
 創価の太陽
  明々(あかあか)と
 楽しき体験
  共に創れや

と贈り、私のメッセージといたします。

2015年5月12日火曜日

2015.05.12 わが友に贈る

未来のリーダーたる
創価班・牙城会の
大学校生、頑張れ!
苦闘こそ生涯の財産だ。
先輩も最大の応援を!

御講聞書 P813
『父母の成仏即ち子の成仏なり、子の成仏即ち父母の成仏なり』

◇人生の座標
子育ては、ある意味で"山登り"のようなものです。項上までには何度も苦しいことがある。しかし、それを一つひとつ乗り越えていけば、やがて視野が開け、美しい光景が見えてくるようになる。そして山項にたどりつけば、つらかったこともすべて楽しい足跡だったと、思い返すことができるものです。

☆100文字の幸福抄
どんな時代を生きようとも、
その人には、その人にしか歩めない
人生の道がある。
ありのままの心の発露でいい。
ささやかに見える目標でも、
そこに近づこうと努力することが、
自分にしか歩めない充実の道となる。

☆韓国で青年平和フェスティバル SGI会長がメッセージ
韓国SGIの「青年平和フェスティバル」が3日、首都ソウルのオリンピック公園体操競技場で盛大に開催された。
池田SGI会長の第3代会長就任55周年(5月3日)、韓国初訪問25周年(9月21日)など幾重にも意義深き本年を寿ぐもの。
これには2万人が参加。新入会の青年部員や未来部員らが広布後継の誓い漲る演技を繰り広げた。
SGI会長はメッセージを贈り、「若くして妙法を持った皆さんは、『世界広布』即『世界平和』という究極の理想に生き、それぞれの誓願の天地で、『人間革命』と『社会貢献』の行動をさらに拡大していってください」と念願。「日々、わが胸中に元初の太陽を赫々と昇らせ、勇気の対話で地域へ、社会へ、そして未来へ、希望の大光を届け、広げていこう」と万感を込めて呼び掛けた。
祭典には、李寿成(イ・スソン)元首相、権哲賢(クォン・チョルヒョン)元駐日大使、慶熙(キョンヒ)大学の孔英一(コン・ヨンイル)前総長、ハンギョレ新聞社の鄭泳武(チョン・ヨンム)代表ら各界の来賓や、池田博正SGI副会長ら韓国派遣団が、青年たちの熱演に喝采を送った。
この日の模様は同日、韓国の国内227会場に中継された。

2015年5月11日月曜日

2015.05.11 わが友に贈る

◇今週のことば
広宣流布とは
人材の拡大なり。
目標は明確に。
祈りは具体的に。
体験談を生き生きと!
2015年05月11日

唱法華題目抄 P1
『かりそめにも法華経を信じて聊も謗を生ぜざらん人は余の悪にひかれて悪道に堕つべしとはおぼえず』

◇人生の座標
大人からすれば、子どもは「鏡」です。接する人の心を、明らかに映し出す「鏡」です。
こちらが真剣に、真心でかかわっていけば、必ず応えてくれるものです。

☆100文字の幸福抄
女性の一生という、
広い視野に立ってみれば、
美しさというものも、
決して短距離競走ではない。
最期の一瞬まで続くマラソンなのである。
そのために生涯、燃え続けてゆく
美しさの基盤が、大切となろう。

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第14回 イタリアの「花の都(フィレンツェ)」�
人類の新たなルネサンスを託すのは青年しかいない——私はこの思いで、イタリアの若き友とも出会いを重ね、語り合ってきました。
92年にフィレンツェのイタリア文化会館で開かれた芸術音楽祭の時、本館前で未来部のメンバーと記念撮影会を行いました。
94年の訪問でも芸術フェスティバルが開催され、演目の合間に未来部の友と交流のひとときを持ちました。お菓子をプレゼントし、帽子をかぶせて差し上げた時の、光の王子、王女たちの笑顔は忘れられません。
うれしいことに、こうした出会いを結んだ友が今、広布のリーダーとして立ち上がっています。
ある時、日差しの強いミケランジェロ広場で、私が麦わら帽子を贈って励ました青年は、その後、アメリカの名門大学での研究職を勝ち取ったと伺っています。
もともと勉強が苦手で、5年制の高校を7年がかりで卒業した彼でしたが、執念の祈りと努力で、見事、夢を叶えたのです。
イタリアの友に贈った長編詩に、私は万感を込めて綴りました。

「ああ 若き 若き翼よ
君たちの
その双肩に
不滅の未来が実在する
故に その胸中に使命がある
尊き地湧の君たちこそ
翔べよ また翔びゆけよ
栄光燦たる
無窮の天座の彼方へ」
(「新たなるルネサンスの鐘」)

私のフィレンツェ初訪問から現在まで、イタリアSGIは、若き友が躍進の中心となり、平和の連帯を大きく広げてきました。
創価の師弟に生きる青年には、自身の無限の可能性を開き、無窮の大空へと飛翔する「未来の翼」があります。一人の青年が立ち上がれば、世界は変わるのです。

日蓮大聖人は、『天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか』(P254、「観心本尊抄」)と仰せになられました。
天空に太陽がひとたび昇れば、大地も明るく照らされます。
若くして太陽の仏法を持った皆さんは、勉学であれ、生活であれ、友情であれ、すべてにおいて、希望の光、勇気の光、勝利の光を放っていくことができます。
さあ、さわかやに晴れわたる、5月が到来しました。
5月3日は、恩師・戸田城聖先生が第2代会長に、そして不二の弟子である32歳の青年の私が一人立ち上がり、第3代の会長に就任した「創価学会の日」です。
そして、学会にとって最も大事なこの日を、後年、私は、「創価学会母の日」にと提案しました。
さらに、5月5日の「創価学会後継者の日」は、私の直弟子である未来部に一切を託す日です。
私にとって5月は、戸田先生への報恩の誓いを新たにする時であり、未来に続く君たちの未知を開くために、「やらんかな!」と再び立ち上がる月です。
どこまでも私と一緒に、清新な決意で進もう!
五月晴れの青空のように!
無限大の可能性を秘めた君たち、貴女たちの躍動を、全世界が待っているのだから。

2015年5月10日日曜日

2015.05.10 わが友に贈る

次代を担う人材は
実践の中で育つ。
共に祈り、共に動き
わが地域から
未来に輝く連帯を!

撰時抄 P292
『正法の強敵と申すは悪王悪臣よりも外道魔王よりも破戒の僧侶よりも、持戒有智の大僧の中に大謗法の人あるべし』

◇人生の座標
子どもが転んだり、つまずきそうになったとき、手を差し伸べたいのが親心かもしれませんが、それは「小善」の子育てです。「大善」の子育てというのは、自分で生き抜く力をつけてあげることなのです。

☆100文字の幸福抄
たとえ今は苦しくとも、「希望」を見つめ、
苦労の坂を一歩一歩のぼり、
少しずつ、自分の力で
自分の夢を実現していく。
その人こそ、本当の
「深い喜び」を知る人である。
ここに、人間としての「美しい人生」がある。

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第14回 イタリアの「花の都(フィレンツェ)」�
「人類の宝」と光る皆さんと、今回は、地球に輝く文化の「花の都」へ、心の旅に出掛けよう!
その街は、時の流れに色あせることがありません。いな、時とともに、いよいよ光彩を増していくように思えます。
それは、イタリアのフィレンツェです。アルノ川のほとり、小高い丘にあるミケランジェロ広場に立つと、「屋根のない博物館」と呼ばれる世界遺産の街並みが一望できます。
私は、ここからの眺めが大好きです。3回(1981年、92年、94年)のフィレンツェ訪問の折、行事の合間を縫って、青年たちと幾度となく立ち寄りました。この地で活躍した、きら星の如きルネサンス人と対話する思いで、カメラにも収めてきました。
フィレンツェは、14世紀から16世紀にかけて、イタリアに始まり、ヨーロッパに広まった文化運動「ルネサンス」の電源地です。「ルネサンス」とは、フランス語の「再生」「復興」という意味で、文芸の復興、人間の復興が叫ばれました。
ルネサンスでは、中世までの「教会中心」の社会、「聖職者中心」の身分制度が、経済力をつけて自立した市民たちによって、変革されていきます。
市民が模範としたのが、古代ギリシャ・ローマの「人間性の春」でした。人々は呼び掛けました。「古代へ帰れ! 人間に帰れ!」——と。
そうした人々を象徴する姿が、ルネサンス美術の巨匠ミケランジェロによって作られた、堂々たる「ダビデ像」です。ミケランジェロ広場には、そのレプリカ(複製)が立っています。
ダビデは、古代イスラエルで宿敵の巨人を倒し、祖国を救った「無名の青年」です。それまでの美術作品では、もっぱら"勝利したダビデの姿"が描かれてきましたが、ミケランジェロは"これから戦いに挑む姿"として表現しました。ダビデ像には「よし、戦おう!」「断じて負けない!」という気迫と活力がみなぎっています。
ルネサンスとは、人間性を抑圧する邪悪な力に対する「精神の戦い」です。その生き生きとした戦いの中で、人々は自分たちの生命の尊さに目覚めていったといってもよいでしょう。
「我に無限の可能性あり!」
「人間はかくも偉大なり!」と。
この5月末に、イタリア共和国と文化交流協定を結ぶ東京富士美術館(八王子市)では、ルネサンスの偉大な魂を学ぶ「レオナルド・ダ・ヴィンチと『アンギアーリの戦い』展」が始まります。そこでは、二人の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチと、ミケランジェロに光が当てられます。
実は、私もお招きをいただいたフィレンツェ市庁舎・ヴェッキオ宮殿には、かつて、この二人がそれぞれにフィレンツェの戦いの歴史を描いた壁画で、大広間を飾るという構想がありました。当時は完結しなかった"夢の競演"が、今回、500年の歳月を超えて、美術展として結実するのです。
ダ・ヴィンチは、生涯で1万ページともいわれるノートを書き残し、「モナ・リザ」で知られる絵画や彫刻、さらに建築、数学、生物学、物理学など、万般にわたって貢献しました。
わが創価大学の本部棟には、この"創造的人間"のブロンズ像が、厳然とそびえ立っています。
ダ・ヴィンチは言います。
「障害が私を屈服させることはない。あらゆる障害も奮励努力によって打破される」
万能の天才も、"負けじ魂"で必死に努力を貫いていたのです。
"負けじ魂"光る、真のルネサンス人たる未来部の皆さんから、「21世紀のレオナルド・ダ・ヴィンチ」「21世紀のミケランジェロ」が陸続と登場することを、私は楽しみにしています。
81年に「花の都」を訪れた時、私は尊敬する友人との再会を果たしました。イタリア出身のアウレリオ・ペッチェイ博士です。
博士は、地球環境の汚染に、いち早く警鐘を鳴らした「ローマクラブ」の創設者です。
20世紀最大の歴史家であるトインビー博士が、「ぜひともお会いするように」と、私に推薦してくださったお一人でした。
初めての出会いは、75年のフランス・パリ。人類の未来をめぐって、真剣に語り合いました。
81年は3度目の語らいでした。72歳のご高齢にもかかわらず、博士は自ら車を運転し、ローマから4時間もかけて来てくださったのです。しかも博士は前日、ロンドンからローマの自宅に戻られたばかりでした。
人類のために東奔西走される"戦う知性"を、私は仰ぎ見る思いで迎えました。
会談は2時間余に及びました。
博士は、私との対談集『21世紀への警鐘』の中で、人間に内在する「未開発で未使用の能力という、莫大な富」に注目され、それを開発する「人間革命」の重要性について語られました。
「現代という苦難の時代におけるこの人間精神のルネサンスこそ、私が『人間革命』と呼んでいるものなのです」
「われわれは人間革命を推進すべく、力の及ぶ限りあらゆる手を尽くさなければなりません——手遅れにならないうちに」
博士の不屈の人生を貫くもの。それは「人間の内なる無限の力」への信頼でした。
「人間革命」とは、わが生命の力を信じ抜く勇気なのです。
君の胸中には、広大なる天空の如き、未知の可能性がある。
貴女の胸中には、美しい花の都の如き、清らかな生命がある。
目には見えないかもしれない。それでも君の可能性を信じ抜くことだ。貴女自身を信じ切ることだ。自分の努力を疑わないことだ。
その「信じる」行為の究極が、信仰です。祈りです。
博士は、私との対談集が発刊された84年に逝去されました。亡くなる12時間前まで、病床で口述され、貴重な未来への警句を残し続けておられたのです。
私は、博士のご子息とも友誼の交流を続けました。ご子息が教えてくださった博士の晩年の魂の叫びが、私の胸から離れません。
「世界を変革できるのは、青年だよ。青年の人間革命によって、世界が変わるんだよ」
この人間革命の大道を、世界に広め、継承していく正統の中の正統の後継者は、まちがいなく、未来部の皆さんです。

2015年5月9日土曜日

2015.05.09 わが友に贈る

希望と情熱こそ
新時代を開く力なり。
自身の課題に向かって
はつらつと挑戦を!
生涯青春の人生たれ!

松野殿御返事 P1386
『退転なく修行して最後臨終の時を待って御覧ぜよ、妙覚の山に走り登つて四方をきつと見るならばあら面白や法界寂光土にして瑠璃を以つて地とし金の繩を以つて八の道を界へり、天より四種の花ふり虚空に音楽聞えて、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき娯楽快楽し給うぞや、我れ等も其の数に列なりて遊戯し楽むべき事はや近づけり』

◇人生の座標
教育の「育」とは、育むことです。親が庇護して、ただ守るだけではない。子どもに自分で人生を開く力、生き抜くカ−−つまり、「自立した心」をいかに養わせるかが、家庭教育の一つの眼目と言ってよい。

☆100文字の幸福抄
どの子も、幸福になるために
生まれてきた。
どの子も、人生に勝利するために
生まれてきた。
子どもたちに、どんな試練も勝ち越えて
幸せになる力を贈ってくれるのが、
母の真剣な心であり、深き愛情である。

☆勝利の人間学 第73回 青年の可能性は無限大
◇若さ自体が「財宝」
若さは、それ自体が、無上の「財宝」だ。
どんな富豪よりも、どんな帝王よりも、伸びゆく若人の生命が美しく、豊かなのである。
その青春の生命を最大に光輝あらしめていくのが、正しき信仰の実践だ。
『深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし』(P384)と仰せの通りである。
自行化他の題目で生命を磨こう!
対話に打って出て人格を磨こう!

仏法は「現当二世」だ。後ろを振り向く必要はない。前へ前へと進んでいけばよいのだ。
君たちは、「無限の可能性の宝」なのだから。

◇新しい力を引き出せ
わが青年部の大奮闘によって、学会は、「5・3」を大勝利で飾ることができた。
さらなる躍進のために、新しいりリーダーを抜擢し、大切に励まし、伸ばしていこう。
新しい息吹と力、新しい考え方と智慧を、どんどん引き出して、生かしてもらいたい。
先輩は、後輩を下に見るのではなく、自分以上に使命深き地涌の菩薩として、尊重する。
賢く大きな心で、桜梅桃李の人材が伸び伸びと長所を開花できる希望の園をつくるのだ。
自分の時代に、共に広布へ走る中で、どれだけの人材を糾合し、育てることができるか。
その明確な祈りと挑戦を忘れまい。

◇歓喜の一波を万波ヘ
御言には、『とてもかくても法華経を強いて説き聞かすべし』『何にとしても仏の種は法華経より外になきなり』(P552)とある。
相手が聞いても聞かなくても、仏法の対話は、心の大地に「仏の種」を蒔くことだ。
ゆえに、勇気を出して語り切っていけばいい。

真剣な唱題と激励を積み重ね、妙法を持つ新たな同志が誕生する瞬間ほど、歓喜踊躍する時はない。まさしく『今生人界の思出』(P467)となるのだ。
信心の歓喜を、自分から周囲へ、一波から万波へ起こしゆくことが、広宣流布の実像だ。
さあ、5月の薫風が吹き渡るように、喜び勇んで、若き地涌の連帯を広げゆけ!

2015年5月8日金曜日

2015.05.08 わが友に贈る

「いかなる病
さはりをなすべきや」
題目の師子吼は無敵だ。
広布に戦う一念燃やし
断じて病魔に打ち勝て!

一生成仏抄 P384
『此の旨を深く信じて妙法蓮華経と唱へば一生成仏更に疑あるべからず、故に経文には「我が滅度の後に於て応に斯の経を受持すべし是の人仏道に於て決定して疑有る事無けん」とのべたり、努努不審をなすべからず』

◇人生の座標
「子育て」といい「教育」といい、"未来からの使者"である子どもとかかわっていくことは、何と壮大なロマンでありましょうか。
地味なようであって、これほど創造性に満ち、永遠性へと連なりゆく、尊い聖業はありません。

☆100文字の幸福抄
友の悲嘆に自分も泣き、
友の喜びに自分も心を躍らせる——。
わが子の教育を真剣に考えるならば、
友人をつくり、大事にすることを示していきたい。
この家庭での教育こそが、
社会に開かれた
本物の人格を形成していく起点となる。

☆5・5「創価学会後継者の日」記念大会へのメッセージ
全世界の未来部の友を代表し、きょう、この時に総本部へ勇み集った、誇り高き皆さん! 希望いっぱいの記念大会、本当におめでとう!
尊き担当者の皆さん方、いつもいつも、ありがとうございます。
私の心には、常に未来部の皆さんが光っています。
この5月3日に、私と妻は広宣流布大誓堂で勤行・唱題を行いました。世界192カ国・地域の創価家族の健康と安穏と福徳、さらに、わが宝の未来部の皆さんの成長と勝利と栄光を、真剣にご祈念しました。
そして、後継の愛弟子たちよ、たくましく生い立て! との祈りを込めて、ピアノで"大楠公"などの曲を奏でました。
きょうも、皆さん一人ひとりに届けと、題目を送っています。
日蓮大聖人は、仰せになられました。
『物の種は、たとえ一つであっても、植えれば多数となる』(P971、通解、「御衣並単衣御書」)と。
これは生命の大法則です。人間も、若き生命に良き種を植えた人は、幸せです。
正しき信心とは、究極の「幸福の種」「平和の種」を、自分の心にも、友の心にも、地域・社会にも、植えていくことです。
どんな種も、芽を出し、育つまでには時間がかかります。ですから、決して焦ることはない。人と比べて、うらやましがる必要もありません。
目立たなくてもいい。地味でもいい。自分は自分らしく、題目を唱え、一つ、また一つ、勉学の種、努力の種、友情の種、親孝行の種を、辛抱強く植え続けていってください。その人が、最後は必ず勝つからです。
きょう5月5日は、お隣の韓国も「こどもの日」です。今回の韓国での青年平和フェスティバルでも、未来部の皆さんが大活躍してくれました。
韓国の児童文学の先駆者・方定煥(パン・ジョンファン)先生は、呼びかけました。
「朝日よりも、さらに凛々しい勇気を出そう! 暗雲を吹き飛ばす勇気を持とう」と。
「創価の心」は、この世で最も強い勇気です。さあ、世界の仲間と共に、勇気凛々と、祈り、学び、挑み、走り、鍛え、断固と勝ちまくろう!
終わりに、わが愛する未来部に、「青春の 不屈の種を この胸に 後継(きみ)の未来は 勝利の大樹と」と贈り、私のメッセージといたします。
どうか、ご家族にも、くれぐれもよろしくお伝えください。
君たちと一緒に「正義の走者」を高らかに歌いながら。

2015年5月7日木曜日

2015.05.07 わが友に贈る

新聞休刊日

佐渡御書 P956
『身命に過たる惜き者のなければ是を布施として仏法を習へば必仏となる』

◇人生の座標
子どもを育てながら、我々は「未来」を育てているのである。「育てる」という言葉は、何と深い意味をもっていることだろうか。
我々の目の前にいる子どもたちを、教育していこう。そうすれば、新しい世紀は赫々と光り輝くであろう。

☆100文字の幸福抄
子どもにとって、
家庭は「最初の学校」であり、
母は「最初の教師」であろう。
人間としての基本を身につけさせる。
そこに大きな使命がある。
当たり前の、平凡な約束事を
自然にできるようにすることといってよい。

☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第16回 大勝利の5月3日、万歳!
我らの5月3日「創価学会の日」「創価学会母の日」を祝い、日本中、世界中の同志から喜びと決意の声が届いている。
今や、仏法の人間主義の慈光は五大州を照らす。戦争から平和へ、あらゆる苦難を越え、人類の心を結んでいる。仏法史上、これはどの壮挙があろうか。
異体を同心とする前進のリズムのなか、師弟不二で築いた栄光と勝利だ。
本当にありがとう!
恩師・戸田先生は、よく言われていた。「私は何がうれしいか。それは、学会員から『こんなに幸せになりました。健康になりました』と報告を受けることが一番うれしい」と。
恩師は「自分が幸福になるぐらいは、何でもない。簡単なことです。他人まで幸福にしていこうというのが信心の根底です」とも言われていた。その通り、わが友が社会に広げた笑顔と和楽の花は、世界192力国・地域に咲き薫る。
創価家族の勇気と誠実と団結の金字塔である。世界広布新時代の躍進の大道が開かれた。
御本仏・日蓮大聖人が、どれほど、お喜びくださっていることか。人知れぬ苦労も、全て『我が一念に納めたる功徳善根なり』(P383、「一生成仏抄」)と大確信していただきたい。

広布へ戦う皆さん方こそ「一切衆生の中の第一の人」です。諸仏が讃える誉れ高き生命の大勲章を胸に、いやまして勝利の人生を、ともどもに邁進していきましょう!
未来永遠に栄えゆく、広布と人生の「難攻不落の大城」「常勝不敗の大城」を築くために、『いまだこりず候』(P1056、「曾谷殿御返事」)の負けじ魂で進みたい。
全同志が健康長寿で、無量無辺の大福運に包まれゆくことを祈りに祈っています。
晴れわたる5月3日の師弟の勝利、万歳!

2015年5月6日水曜日

2015.05.04 わが友に贈る

◇今週のことば
創価後継の友よ!
世界が君を待っている。
「未来の果」は
「現在の因」にあり。
皆で未来部に光を!
2015年05月04日

十法界明因果抄 P435
『二乗は此等の報恩皆欠けたり故に一念も二乗の心を起すは十悪五逆に過ぎたり』

◇人生の座標
二十一世紀の「教育のための社会」にあっては、人間が孤立と分断の力に翻弄さ
れることなく、人種や国境を超えて結びつきの絆を深め、大自然とも縦横にコミ
ュニケートしながら、共生のハーモニーを奏でゆく−−そうした人格を形成して
いくことこそ目的であり、第一位の優先順位を与えられるべきではないでしょう
か。

☆100文字の幸福抄
子どもはいつも親を見ている。
たとえテレビに熱中しながらも、じっと見ている。
その鋭い子どもの目に対して、
親が自らの生き方を、
自信をもって示していけるかどうか。
そこに、家庭における
教育の根本のカギがある。

☆大白蓮華巻頭言2015年5月 後継の光の君よ、学び勝て!
「人」を育て、未来へ伸ばそう!
「人材」をつくり、社会へ送り出そう!
無窮の光は、「人づくり」から生まれる。
「若き心は豊かな大地である。時に適っていれば、一言の種であっても、わずかのうちに、永遠なる果実を育む」。これは、ウルグアイの文豪ホセ・エンリケ・ロドの言葉である。
青春の心の大地に、時に適った真心の励ましを送り、希望の種、向学の種、勇気の種を蒔いて、幸福勝利の果実を育むのが、我ら創価の未来部育成だ。
『声仏事を為す』(P708、「御義口伝」)である。令法久住の伝持の人にかけゆく激励の一声また一声は、まさしく「仏の仕事」を為す最極の力といってよい。
日蓮大聖人は、門下の家庭に新しい命が誕生したことを聞かれると、法難の佐渡より、『現世には跡をつぐべき孝子なり後生には又導かれて仏にならせ給うべし』(P1123、「経王御前御書」)と寿がれた。
わが未来部は、世界広宣流布の誓願を果たすため、今この時に躍り出てくれた、かけがえのない御本仏の仏子である。どれほど宿福深厚の一人一人か。
濁世なるがゆえに思わぬ試練もあろう。しかし、大聖人は幼子の病の報告に仰せになられている。
『わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき』(P1124、「経王殿御返事」)と。いざという時の勇気ある信心が、一家の永遠の大福運を勝ち開くのだ。
第三代会長に就任して、私が最初に結成したのも未来部である。手作りで薫陶を開始した鳳雛たちと、私は「佐渡御書」の一節を深く強く拝した。
それは、『師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし』(P957)との仰せである。
無名無冠の父母たちが、私と共に「師子王の心」を取り出して、いかなる苦難も恐れず、築き上げてきた異体同心の大城こそ、正義の創価学会だ。
ゆえに、わが後継の未来部に託すべき学会精神の第一は、「師子王の心」である。
未来本部、教育本部をはじめ、人材を育てる真の人材の力をいよいよ結集して、高等部・中等部・少年少女部の友を激励していきたい。
私が見守ってきた大阪のドクター部のリーダーは、小学生の時に母を病で亡くした。祖母から信心を教わり、未来部の会合で、自分に自信を持ち、人に尽くす「生命尊厳」の仏法の生き方を学び、胸を弾ませた。
「学び抜いて勝つ」と努力を貫き医学者となった彼は、感謝と報恩の心に燃えて、渾身の力で活躍する。
無量の光明を放って涌出する地涌の菩薩さながらに、「従藍而青」の若人が喜び舞いながら登場する「世界広布新時代」は、今まさに到来した。
愛する後継の光の君よ、君たちよ! 世界第一の創価の人材のスクラムで、伸び伸びと学び、鍛えてくれ給え! そして、世界の友と手を携え、新たな地球社会の希望の暁鐘を打ち鳴らしてくれ給え!

健やかに
 創価の後継
  天高く
 学び光れや
  勝利の王者と

2015.05.06 わが友に贈る

身近な家族への
感謝の言葉を大切に!
一家和楽こそ
幸福の土台であり
地域の繁栄の原点だ。

弥源太殿御返事 P1226
『日蓮は法華経の行者なる故に三種の強敵あつて種種の大難にあへり然るにかかる者の弟子檀那とならせ給う事不思議なり定めて子細候らん相構えて能能御信心候て霊山浄土へまいり給へ。』

◇人生の座標
「子どもを育てること」は、人類始まって以来、連綿と続いてきた"最も古い"営みであり、同時に、一人一人にとっては、一切が初めて経験する"常に新しい"体験であります。

☆100文字の幸福抄
母の、そして父の、
よき思い出を持つ人は幸福である。
心に刻んだ幸せな思い出は、生涯の宝である。
人生のさまざまな場面で
どれほど励ましとなることか。
孤独の時には友となり
苦難のときには支える力となるだろう。

☆新たな勝利へ栄光の5月3日から出発! SGI会長が全同志に記念の和歌

師子王の
 心で勝ちたる
  我らかな
 仏の命脈(いのち)は
  創価の城に

太陽の
 母の対話に
  平和あり
 幸の花咲く
  仏縁 広げて

新舞台
 若き賢者は
  よろこびて
 不二の挑戦
  前へ前へと

2015.05.05 わが友に贈る

交通事故に注意!
運転中の脇見や
スピード超過は厳禁。
油断・過信を排し
有意義な連休を!

聖愚問答抄下 P500
『此の妙法蓮華経を信仰し奉る一行に功徳として来らざる事なく善根として動かざる事なし』

◇人生の座標
さまざまな問題で悩む子どもや親を"孤独"にしないためにも、学校や行政の相談窓口に加えて、気軽に、また安心して相談できる場を地域で数多く設け、ともに乗り越えていく体制づくりを社会で積極的に進めることが必要であると私は考えるものです。

☆100文字の幸福抄
裕福になってほしい。
偉くもなってほしい。
そう思うのは、当然の親心であろう。
しかし、いくら財産を手に入れ、
高い地位についても、
「人のために役立とう」という心の光がなければ、
人間として真の輝きはない。

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第14回 医学者野口英世
私は、5月が大好きです。
大空にも、大地にも、草木にも、そして少年少女のみなさんの心にも、生命のエネルギーがみなぎる季節だからです。
この希望あふれる5月には、大事な記念日があります。
一つは、創価学会の「お正月」というべき、5月3日の「創価学会の日」です。1951年のこの日、私の師匠・戸田城聖先生が、第2代の会長になられた日です。私も、1960年の同じ5月3日、戸田先生の後を継いで、第3代の会長になりました。
毎年、この日を原点とし、目標として、みなさんのお父さんやお母さんたちが、世界の平和と幸福のために前進してくれています。
なかでも、広布のため、また家族のために一番がんばってくれている、婦人部のみなさん方への感謝をこめて、5月3日は「創価学会母の日」にもなっています。
そうして、みんなで晴れ晴れと勝利して、希望をもってむかえるのが5月5日の「創価学会後継者の日」です。未来部のみなさん一人一人の健康と活躍を祈り、創価家族がいっしょに向上しようと決意するのです。
今年も、後を継ぐ少年少女部のみなさんといっしょに、この日をむかえることができて、これ以上うれしいことはありません。
新入生も、新しい学年になったみなさんも、元気かな? 思っていた学校生活と少しちがって、しょんぼりしている人はいませんか?
あせらなくて、いいんだよ!
朝起きたら、「おはよう!」と大きな声で言ってみよう。題目を三唱でもいいから、朗々と唱えてみよう!
そうやって出発すれば、元気がわいてくる。楽しくなってくる。
毎日毎日、ねばり強く挑戦を重ねて力をつけ、人々の役に立つ研究をして世界中から尊敬された人物がいます。それは、医学者の野口英世博士。東北の福島県が生んだ偉人です。
福島県をはじめ東北は、4年前、東日本大震災におそわれました。
はかり知れない苦難のなかで、わが少年少女部のみなさんは、負けじ魂を燃やして成長しています。
今回は、東北の友のことを思いうかべながら、負けじ魂の努力の偉人について学びましょう。

野口英世は、1876年11月9日、磐梯山のふもとの村に生まれました。
子どものころは「清作」という名前でした。家は貧しく、屋根はかたむき、かべはボロボロ。お母さんが農家で働いてお金をもらい、3人の子を育てました。
清作が1歳5カ月になった春のこと。お母さんが夕食の準備のために家の外に出た、わずかの間に、清作は、部屋の真ん中にある「いろり」(火を燃やすところ)に手をつっこんでしまいました。
激しい泣き声を聞いて、お母さんが家にかけもどると、清作は左手に、ひどいやけどをしています。しかし、医者にかかるお金はありません。近所の家からもらった薬をぬって、包帯代わりの布でくるみました。
やがて、やけどは治りましたが、左手は、指がすべてくっついて、げんこつのように固まってしまいました。
小学校に入ると、その手を友だちにからかわれました。清作は、いやになって、学校に行かなくなりました。
朝、家を出ると、山の方へ行って過ごし、下校時間に合わせて、もどってきました。
ところが、ある日、お母さんが気づき、涙を流して言いました。
「お前は学問をして偉くなるほかないんだよ。そのために、おっかあは、つらい仕事もしているんだ」
清作は反省し、その時から、学校を休まなくなりました。「よし、勉強しよう!」「やってみよう!」と、一つ一つ学び始めました。生まれ変わったように、がむしゃらに勉強しました。
そのうちに、成績は一番になりました。さらには、先生の代わりに下級生に勉強を教えるまでになったのです。
その姿を見ていた人が応援してくれて、当時は行ける人がとても少なかった、上の学校にも進学できました。往復12キロの道を、暑い日も雪の日も毎日、通いました。人の何倍も努力を続けました。
すると、今度は先生方とクラスの友達が応援してくれ、そのおかげで、有名なお医者さんに、手の手術を受けることができました。15歳の時のことです。
長い間、悩んできた左手が動くようになったのを見た時、政策は医学のすばらしさに感動しました。そして「自分も医者になって、苦しんでいる人を助けたい」と決意しました。
清作の「やってみよう!」と学ぶ心は、自分の行く先を照らし、周りの人を味方にしながら、人生の道を大きく開いたのです。
創価教育の父・牧口常三郎先生は「学は光」と教えられました。学ぶ努力に、むだはない。必ず希望の光に、勝利の光になります。

清作は、病院で働きながら医学を学びました。医者になるための試験勉強のほかにも、一生けんめい、がんばった勉強があります。
それは語学でした。英語に加え、辞書を片手にドイツ語の医学の本を読んだり、フランス人を見つけて会話をしたりして身につけました。後には、中国語もスペイン語もできるようになりました。
清作は、医者になる試験に合格した後、英世と名前を変えて、日本で最高の研究所で働き出しました。
ここで、勉強してきた語学が生きてきます。アメリカの有名な医学者・フレキスナー博士が日本を訪れた時、通訳をすることになったのです。この出会いによって、英世は、博士のいるアメリカへわたり、大学で働きながら勉強できるようになりました。そこでも、できることは何でもしようと、だれもやりたがらない研究にも取り組み、成果をおさめていきます。
フレキスナー博士は、英世がどこに行っても、はげまし続けてくれる生涯の師となりました。
英世の活躍の舞台は、世界に広がりました。中南米のエクアドル、メキシコ、ペルー、ブラジル、アフリカのガーナなどで、病気のもとになる「細菌」の研究に取り組みました。何度失敗を重ねてもあきらめず、治らないと言われていた病気の原因を、徹底的につきとめていきました。その研究がもととなり、多くの命が救われて、今も世界中の人々に感謝されています。

野口英世のモットーは「忍耐」であり「努力」です。「誠実」こそが勝利の"ひけつ"とも言っています。
人類の歴史に残る研究をした英世でしたが、自分には欠点がたくさんあることも知っていました。
たとえば、自分のことより仕事が大切で、熱中すると、まわりのことも目に入りませんでした。あまりに負けずぎらいだったため、将棋をやると勝つまでやめませんでした。
しかし、誠実をつらぬくなかで、短所も長所へと変わりました。お母さんや師匠の先生などお世話になった方々への感謝をずっと忘れず、お金のためより人のために働きました。一度始めたら、最後まで全力で仕事をやり抜きました。
みなさんも、何でも勉強してみよう。挑戦してみよう。まずは、やってみることだ。失敗したら、やり直せばいい。とちゅうから別のことに挑戦しても、かまわない。ともかく、エンジン全開、全力でぶつかることだ。
日蓮大聖人の御書には、『しし王は百獣をおそれない。ししの子も、また同じである』(P1190、意味、「聖人御難事」)とあります。
ししの子は、おそれなく学ぶ。
ししの子は、全力で挑戦する。
ししの子は、負けない。
ししの子は、最後に必ず勝つ!
さあ、この5月、勇気の心で、何かを始めよう!

2015年5月3日日曜日

2015.05.03 わが友に贈る

御聖訓「ちかいし願
やぶるべからず」。
青春の誓いに
断じて生き抜け!
その人が真の勝利者!

曾谷殿御返事 P1059
『命をば三千大千世界にても買はぬ物にて候』

◇人生の座標
"社会から切り離された教育"が生命をもたないように、"教育という使命を見失った社会"に未来はありません。教育は単なる「権利」や「義務」にとどまるものではなく、一人一人の「使命」にほかならない−−そう社会全体で意識変革していくことが、すべての根本であらねばならないのです。

☆100文字の幸福抄
子どもはいつも親を見ている。
たとえテレビに熱中しながらも、じっと見ている。
その鋭い子どもの目に対して、
親が自らの生き方を、
自信をもって示していけるかどうか。
そこに、家庭における
教育の根本のカギがある。

☆御書とともに� 第57回 広布の信心に偉大な功力が
『曼陀羅と云うは天竺の名なり此には輪円具足とも功徳聚とも名くるなり、此の御本尊も只信心の二字にをさまれり以信得入とは是なり』(日女御前御返事、P1244)

◇通解
曼陀羅というのはインドの言葉であり、訳すと輪円具足とも功徳聚ともいうのである。この御本尊も、ただ信心の二字に納まっている。「信によってこそ入ることができる(以信得入)」とはこのことである。

◇同志への指針
我らの御本尊には汲めども尽きぬ功徳が具わっている。「祈りとして叶わざるなし」の偉大な御本尊であられる。
大事なのは、私たちの「信心」である。「智慧第一の舎利弗も、ただ「信」によって初めて成仏の道に入ることができた。広宣流布を誓い、祈り、行動する——その自行化他の信力・行力によってこそ、無量の仏力・法力が自在に顕れ出るのである。

2015.05.02 わが友に贈る

気候の変化に要注意。
風邪などひかないよう
体調管理を万全に。
心身共にはつらつと
健康第一で進め!

生死一大事血脈抄 P1338
『過去の宿縁追い来つて今度日蓮が弟子と成り給うか釈迦多宝こそ御存知候らめ、「在在諸仏土常与師倶生」よも虚事候はじ』

◇人生の座標
人間生命の目的そのものであり、人格の完成、つまり人間が人間らしくあるための第一義的要因であるはずの教育が、常に何ものかに従属し、何ものかの手段に貶められてきたのが、日本に限らず、近代、特に二十世紀だったとはいえないでしょうか。

☆100文字の幸福抄
一つの言葉から、人生は大きく動き始める。
忙しい日々だからこそ、
家族に思いやりの心を響かせ、
よき言葉をかけていきたい。
「育児」は「育耳」と言われる。
子どもの耳に豊かな言葉を
聞かせることが成長の力になる。

☆国際通信社IPS特別寄稿 「核兵器のない世界へ 行動の連帯を」
NPT(核不拡散条約)の運用状況を確認する5年に1度の「再検討会議」が27日、アメリカ・ニューヨークの国連本部で始まる。
同会議にはSGIの代表も出席し、信仰を基盤とした団体の立場から、核兵器のない世界を求める声を届ける。
会議に寄せて、池田SGI会長が、世界約140カ国に取材・報道のネットワークを持つ国際通信社IPS(インタープレスサービス)にコラムを寄稿し、英語、ドイツ語、スペイン語などの多言語で配信された。

いよいよ今月末からNPT再検討会議が始まる。広島・長崎への原爆投下から70年となる節目に行われる同会議で、「核兵器のない世界」を現実のものとするための誓約と成果が導き出されることを、強く呼び掛けたい。
近年、核兵器をめぐる論議の潮目は、大きく変わりつつある。
昨年10月には「核兵器の人道的影響に関する共同声明」に、国連加盟国の約8割にあたる国が賛同し、いかなる状況下でも核兵器が使用されないことを求める、共通の意思を明確に示すまでになってきたからだ。
昨年12月、ウィーンで開催された「核兵器の人道的影響に関する国際会議」でも、同会議に初めて参加したアメリカとイギリスからも、核兵器のもつ非人道性をめぐるさまざまな議論が行われてきたこと自体は理解するとの立場が示された。
核兵器をめぐる長年の膠着状況を打ち破るには、核兵器が本質的に帯びている「より広い意味での非人道性」に目を向けることが、出発点となる。
取り返しのつかない惨害が、"すべての国"で生じないようにするために、どのような構想が必要かを見つめ直すのが焦眉の課題だ。
その視座に基づいて、次の二つの具体的な提案を行いたい。
一つめは、NPTに基づいて核軍縮に関する制度づくりを進めることだ。
そこでまず、できるだけ多くの首脳が再検討会議に出席することを呼び掛けたい。そして、各国の首脳らを前に「核兵器の人道的影響に関する国際会議」の総括報告を行う場を設けることを提案したい。
また、各国の首脳もしくは代表がスピーチする際、2010年の再検討会議で全加盟国が一致して懸念を表明した「核兵器のもたらす壊滅的な人道的結果」を引き起こさないために、自国としてどのように行動するかについて、言及することを望むものである。
その上で、今一度、2000年の再検討会議で「核兵器の全廃を達成するという保有国による明確な約束」が行われたことを想起し、その約束を具体的かつ速やかに実行に移すための「NPT核軍縮委員会」ともいうべき条約の補助機関を新設してはどうか。
二つめの提案は、「核兵器禁止条約」の締結に関するものである。
そのために、NPT再検討会議の成果なども見定めた上で、条約交渉のためのプラットフォームを立ち上げることを提案したい。例えば、国連総会の決議で2018年までの開催が要請されている、「核軍縮に関する国連ハイレベル会合」を明年に行い、条約案をまとめることを目指していってはどうか。日本が、他の国や市民社会と力を合わせて、「核兵器のない世界」を築く挑戦を加速させることを強く望みたい。
広島では、8月に国連軍縮会議が、11月に世界核被害者フォーラムが行われるほか、長崎ではパグウォッシュ会議の世界大会が11月に開催される。SGIでも、他の団体と協力して「核兵器廃絶のための世界青年サミット」を8月末に広島で開催することを検討しており、世界の青年の名において核時代との決別を誓う宣言を採択し、「核兵器禁止条約」を求める青年の連帯を強めていきたい。
先のウィーン会議では、オーストリアが「核兵器のない世界」を実現するために、あらゆる人々や団体と協力していくとの誓いを表明した。
また昨年、FBO(信仰を基盤とする団体)等とSGIは、ワシントンとウィーンで宗教間対話パネルを共催し、「核兵器のない世界」を実現するために共に行動する誓いを共同声明として発表してきた。
未来は、今この瞬間に生きる人々の誓いの深さでこそ決まる——。
核時代に終止符を打つための鍵となるのは、まさに各国や国際機関、市民社会などの、あらゆる人々や団体が、自らの誓いを立てながら、グローバルな"行動の連帯"を力強く広げていくことではないだろうか。

2015年5月1日金曜日

2015.05.01 わが友に贈る

学会は最高の
「善知識」の集い。
宝の友と励まし合い
触発し合って進もう!
幸福の大道を共に!

開目抄 P231
『過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ』

◇人生の座標
ソクラテスの青年への感化力を、世人が"シビレエイ"のようだと評したのに対し、彼が、シビレエイは自分がシビれているからこそ、他人をシビれさせることができるのだと応じたという話があります。
これは、教育力というものを考える際の万古変わらぬ、そして変えてはならない王道であります。
人間の心を動かすものは、人間の心以外にありません。

☆100文字の幸福抄
人間の能力を引きだすのは自信である。
その自信を子どもに与えるのが、
心からの褒め言葉であり、
暖かい励ましである。
母親は、体ばかりか心も産む、
才能の芽は、母親の愛情で、
どこまでも大きく広がっていくのである。

☆新時代を駆ける 第15回 前へ前へと栄光の峰へ!
4月24日、私は妻と恩師記念会館で厳粛に勤行・唱題した。
第三代会長に就任より55年。
御聖訓通りに競い起こる三障四魔を全て勝ち越え、恩師の構想を一切、実現したことを、牧口・戸田両先生に報告申し上げた。苦楽を共に、戦い続けてくれている全同志の健康と無事故とご多幸、そして所願成就を懇ろにご祈念した。

世界の平和と民衆の幸福を願われて、日蓮大聖人は建長5年(1253年)4月28日、立宗宣言をされた。迫害を覚悟の上で説き始められたのである。
「開目抄」には仰せである。
『我日本の柱とならむ我日本の眼目とならむ我日本の大船とならむ等とちかいし願やぶるべからず』(P232)
このお心を拝し、広宣流布と立正安国へ挑む我らこそ、世界の「平和の柱」「教育の眼目」「文化の大船」である。
誉れ高く生き抜きたい。
恐れなく戦い抜きたい。
皆、正義の開拓者だ。万年に輝きわたる、共戦の歴史を今、つくっているのだ。苦労は全部、生きる。一つも無駄はない。誰が何と言おうが、「誓いを貫いた!」「やりきった!」——こう言える人が勝利者である。

戸田先生は「人生は強気でいけ!」と叫ばれた。信心で突破できない壁などない。
人生、勢いのある人が勝つ。
人生、諦めない人が勝つ。
人生、祈り抜いた人が勝つ。
大闘争の中で、皆が大功徳を受け切っていくのだ。立派な後継を育て、何ものにも負けない民衆の人材城を築くのだ。
師弟不二の信力・行力があるところ、偉大な仏力・法力が湧き起こらないわけがない。嵐を越えてこそ、希望の虹は輝く。栄光の峰へ、異体同心で、前へ前へと進むのだ。
全世界の友と5月3日「創価学会の日」「創価学会母の日」を断固、勝ち飾ろう!

2015年4月30日木曜日

2015.04.30 わが友に贈る

苦闘は成長の力に!
宿命は使命に!
全てを価値へと
転換するのが仏法だ。
朗らかに前進を!

曾谷殿御返事 P1056
『法華経の敵を見ながら置いてせめずんば師檀ともに無間地獄は疑いなかるべし』

◇人生の座標
子どもたちの不登校や問題行動、"学びからの逃走"傾向といった病理の背景には、学校に限らず地域や家庭など、社会総体が本来有しているはずの教育力の衰弱という根因が巣くつている。

☆100文字の幸福抄
いかに多忙であっても、
寸暇を見つけて
一日数ページの読書でもいい、
向上心を忘れぬ母親になっていただきたい。
そしてやがて学校へと進む
わが子と共々に、学び、成長していけるような
みずみずしい母になっていただきたい。

☆インド・マドゥライ社会科学院「名誉社会科学教授」称号授与式 SGI会長の謝辞
本日は、晴れやかなカレッジ・デーに当たり、名門の誉れも高き貴・マドゥライ社会科学院より巣立ちゆかれる卒業生の方々、そして素晴らしい英才を育んでこられた、ご家族の皆様方に心からお祝い申し上げます。
この意義深き日に、私は、貴学院より、光栄にも「名誉社会科学教授」の称号を賜りました。
この最高に栄えある英知の宝冠を、何よりも、貴国の良き国民、良き市民として、平和・文化・教育に貢献しゆくインド創価学会の善友と、また、世界192カ国・地域のSGIの同志と、分かち合わせていただきたいのであります。
誠に誠に、ありがとうございました。

尊敬申し上げるラジャ議長は、1969年(昭和44年)の10月2日、国父マハトマ・ガンジーの生誕100周年の日に、貴・マドゥライ社会科学院を創立なされました。
貴国インドの国防を担い立つ逸材として、洋々たる前途を約束されていたラジャ議長が、あえて「社会福祉」を専門とする高等教育機関の設立を勇断されたのです。そして、人類、特に弱者に奉仕し、世界の平和と繁栄を実現しゆく人材育成の大道を、労苦を厭わず切り開いてこられました。
その建設の死闘を、私は同じく大学を創立した人間として、言い知れぬ感動をもって伺いました。
マハトマの偉大なる精神を、現代に蘇らせてこられた、貴学院の崇高なる建学の精神と歴史には、混迷の現代世界を照らす人間教育の新生の光が輝いております。
ここでは3点に約して、学ばせていただきたいと思います。
その第一の光は、「民衆奉仕の精神」であります。
貴学院の校章には「社会貢献の人生を!」とのモットーが刻まれております。
そこに、古代インドの大指導者アショーカ大王にも連なる、偉大な民衆奉仕の精神を見る思いがするのは、私一人ではないでありましょう。
戦争と暴力の時代から、平和と人道の時代への大転換を推し進めたアショーカ大王については、貴国の仏教学者ロケッシュ・チャンドラ博士とも語り合いました。
とりわけ、博士が着目されていた大王の法勅(ほうちょく)の言葉には、「バフジャナ・ヒターヤ」(多くの人々の利益のために)、そして「バフジャナ・スッカーヤ」(多くの人々の安楽のために)とあります(『東洋の哲学を語る』第三文明社)。
リーダーは「何のため」に学び、「誰のため」に尽くすのか。
政治も、経済も、そして科学も、永遠の原点とし、規範とすべき、この「民衆奉仕の精神」が、貴学院には脈々と流れ通っているのであります。

貴学院が児童相談クリニックや家族カウンセリング・センター、また高齢者のための介護施設など、多様な福祉施設の充実と整備に尽力し、地域社会の発展に大きな貢献を果たしてこられたことも、高く評価されております。
また、貧困対策や地域研究をテーマとしたセンター、さらに、自然災害マネジメント・センターなど、民衆を守るための研究と努力を営々として続けておられます。
「人間の勝利は、生存競争を相互の奉仕のための努力に置き換えることにある。獣の法則を人間の法則と取り替えなければならない」(『私にとっての宗教』竹内啓二ほか訳)——これは、マハトマ・ガンジーの確固たる信念でありました。
マハトマが志向してやまなかった、この人類の新たな勝利の跳躍を、私たちは断じて成し遂げていきたい。そのために、民衆奉仕の若きリーダーを、一人また一人と励まし育て、粘り強く社会へ送り出し続けていきたいと思うのであります。
一、貴学院から学ぶ新生の光の第二は、「生命練磨の挑戦」であります。
貴学院も研究に取り組んでこられたインドの大思想家ヴィヴェカーナンダは喝破しております。
「すべての教育、すべての訓練の理想はこの人作りであるべきである。が、その代わりに、われわれは常に外側に磨きをかけようと努めている。なんの内側もないとき外側に磨きをかけてなんの役に立つのか? すべての訓練の目的ないし目標は人間を成長させることである」(『普遍宗教への階梯』大野純一訳、コスモス・ライブラリー)と。
教育の本義を示した至言でありましょう。
この点、貴学院は明確に、「学生に秘められた内なる才能を伸ばすこと」を目指し、「学生の総合的な人間性の開発」に取り組んでおられます。
なかんずく、ラジャ議長は、渾身の力で、若き生命に「人生で遭遇する困難に挑戦する『自信』と『勇気』と『確信』」を植え付けてこられたのであります。
まさしく真の人間教育者による薫陶は、生命を限りなく練磨し、いかなる苦難にも負けず、価値を創造する力を自他共に発揮せしめていく挑戦といえましょう。とともに、この教育の信頼の絆は、時空を超えて結ばれていくものであります。
私は、語らいを重ねたアフリカの人権の英雄・マンデラ元大統領が、マハトマ・ガンジーの獄中闘争を、かけがえのない心の支えとされていたことを思い起こします。
そして私たちもまた、21世紀の青年に「自信」と「勇気」と「確信」を贈りゆく、不撓不屈のスクラムを残していきたいと思うのであります。

さらに、貴学院による第三の新生の光は、「人類家族の連帯」であります。
貴学院は、「私たちの国、私たちのふるさと、それは一つの世界、一つの国」とのビジョンを掲げ、人類が一つの家族として、共生の道を歩むための方途を探究されています。三つの「H」を掲げる「人間主義(Humanism)のための人類の文化(HumanClture)と遺産(Heritage)」センターの尊きチャレンジも、その一つであります。
マハトマ・ガンジーは、インドが非暴力の手段によって自由を勝ち取ることは、「世界の平和にとって未だ知られていない最大の貢献」(『非暴力の精神と対話』森本達雄訳)と宣言しました。
第二次世界大戦中に、暴虐な軍国主義と戦い、獄死した牧口常三郎先生を創立の師とする私たちも、貴国を源流とする生命尊厳の哲理を根幹に、世界市民の平和の連帯を創り、広げてきました。
マハトマは、綴っております。「理想のほんとうの意味を理解し、それがいかに困難であろうと、理想に到達しようと不退転の努力をすること、これこそがプルシャールタ(purushartha)、すなわち人間の〔生存の〕目的です」(『獄中からの手紙』森本達雄訳)と。
本日より、私も、光輝ある貴学院の一員として、尊敬する先生方、そして卒業生の皆様方とご一緒に、「人類の平和と繁栄」という大いなる理想へ、不退転の努力を貫くことを、ここに固くお誓いするものであります。
最後に、貴・マドゥライ社会科学院の益々のご発展と栄光、そして、ご列席の皆様方のご健勝を心よりお祈り申し上げ、私の謝辞といたします。
本日は、誠に誠に、ありがとうございました。

2015.04.29 わが友に贈る

朝晩の勤行・唱題から
規則正しい
生活リズムを!
満々たる生命力で
充実の一日一日に!

祈祷抄 P1351
『大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず』

◇人生の座標
戦前の富国強兵であれ、戦後の経済大国であれ、欧米先進国を目標に追いつけ追いこせという"キャッチ・アップ"を至上命題としてひた走ってきた近代日本のあり方、そして常にその目標達成のために、教育はいかにあるべきかという観点からの位置づけを強いられてきた明治以来の教育のあり方は、明らかに行き詰まっており、工業化から情報化時代への変貌とともに、軌道修正を余儀なくされている。

☆100文字の幸福抄
子どもは親の背に学ぶという。
しかし、親の方は、自分の背が見えない。
見るための鏡が子どもである。
その意味では、
子どもは自分を磨いてくれる、
ありがたい存在であり、
「子育て」は「自分育て」でもある。

☆随筆民衆凱歌の大行進 第21回� 負けじ魂 朗らかに
ともあれ、実際に仕事に就いてみると、こんなはずではなかったと思うことも多いだろう。
戸田先生は、そのような時、「へこたれてはいけない」と励まされた。
「自分の今の職場で全力を挙げて頑張ることだ。『なくてはならない人』になることだ」
「御本尊に祈りながら努力していくうちに、必ず最後には、自分にとって『好きであり、得であり、しかも社会に大きな善をもたらす』仕事に到着するだろう」と。
そして、どんな労苦も、無駄にならない。貴重な財産として、一切、生かし切っていくことができる。それが、仏法の力であると、教えてくださったのだ。
御聖訓には、『金(こがね)は・やけば真金となる』(P1083、「兄弟抄」)と仰せである。
妙法受持の生命は「金」である。どこにあっても、題目を唱えて、一つ一つ変毒為薬し、「真金」の光を放っていける。
その誠実一路の行動を見てくれている人は必ずいる。正義の青年を応援する諸天の働きは、厳として現れるものだ。

若き日、仕事に、学会活動に奔走する中、御書で"負けじ魂"という言葉を拝した新鮮な感動を私は思い起こす。
日蓮大聖人が『きわめて・まけじたましの人』(P986、「可延定業書」)と讃えられたその門下は、四条金吾である。
御文では、金吾のことを『我がかたの事をば大事と申す人なり』(同P、「可延定業書」)と付記されている。味方、同志を大切にし、守り抜くために、負けじ魂で戦ってくれる勇者なり、と。
金吾は、門下の旗頭として、決して負けるわけにはいかなかった。
『強盛の大信力をいだして法華宗の四条金吾・四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ』(P1118、「四条金吾殿御返事」)
この仰せ通りに、勝ち抜いてみせたのである。
学会精神も同じだ。
わが創価の負けじ魂の友は、どんなに苦しい局面にあっても、「信心即生活」「仏法即社会」の法理に則り、一歩も退かず前進してきた。
「仏法は勝負」である。
この信念で、断固として勝利の実証を示し切ってきた。これからも悪口罵詈など弾き飛ばして、揺るぎない信頼を勝ち開いていくのだ。
これが「立正安国」の王道である。「広宣流布」の大道である。

今、社会では人間力が求められている。仕事上の能力だけでなく、直面した難局に、いかに挑み、いかに価値を創造するかが、問われる。
だからこそ、辛抱強いことが大切なのだ。歯を食いしばって、一歩また一歩、前へ踏み出すしかない。不屈の負けじ魂で勝ち進むのだ。
若さには希望があり、未来がある。無限の力がある。失敗を恐れず、体当たりしていく中で、その可能性を開き、自分の壁を破って飛躍することができる。
我らには、最極の信念たる信仰がある。
強盛な祈りで、立ち上がれ! 題目は師子吼だ。滾々と勇気が湧き、満々と生命力が漲る。
さあ、いよいよ、これからだ! 人間の中へ、民衆の中へ、勇んで飛び込み、大誠実の力で、我らは勝利していくのだ。
新しい一日、新しい挑戦、新しい出会いの舞台へ躍り出よう。
負けじ魂、朗らかに!

負けるなと
 今日も祈らむ
  わが友の
 不屈の力と
  晴れの勝利を

2015年4月28日火曜日

2015.04.28 わが友に贈る

広布の会場提供者や
ご家族に御礼の言葉を!
多くの方の支えで
広布は堂々の前進。
新たな峰へ共に出発だ!

聖人知三世事 P974
『日蓮は一閻浮提第一の聖人なり』

◇人生の座標
人間とは、広い意味での教育によって人間に成ることのできる存在であるとすれば、人間が真に成熟していくためのシステムそのものが、現在のわが国では、機能不全に陥っているのではないでしょうか。

☆100文字の幸福抄
裕福になってほしい。
偉くもなってほしい。
そう思うのは、当然の親心であろう。
しかし、いくら財産を手に入れ、
高い地位についても、
「人のために役立とう」という心の光がなければ、
人間として真の輝きはない。

☆随筆民衆凱歌の大行進 第21回� 負けじ魂 朗らかに
愛弟子と
 共に歌わむ
  うれしさよ
 負けじ魂
  炎と燃えて

それは、命に轟きわたる歌声であった。
皆の瞳に、勇気凜々と誓いが輝き光っていた。
わが学園生は断じて負けない。未来は盤石だ——心からそう感じた。
この3月16日、さらに今月8日、東京・関西の創価学園の卒業式と入学式が行われた。式典では、学園生が愛唱歌「負けじ魂ここにあり」を、決意に燃えて歌い上げてくれたのだ。
その門出を見守り、私も共に歌い、祝福した。
負けじ魂——ここに、創価教育の精神もある。

試練の嵐が吹き荒れる中、正義の旗を掲げ、友を励まし守って、突き進んでいた、昭和53年(1978年)の7月のことであった。
創価大学、創価学園の寮祭だった「滝山祭」と「栄光祭」が合同で開催されたのである。
創大中央体育館で行われた記念フェスティバルが最高潮に達した時、舞台正面に、大書された寮祭のテーマが現れた。
「負けじ魂ここにあり」——感動が走った。
そうだ、若き日から、私が人生を戦い抜いてきた原点も、この心だ!
わが青春の魂を、後継の若人が、私に代わって宣言してくれたのだ。
この感動には続きがあった。3カ月後の10月、大阪を訪れていた私のもとに、学園生が作った愛唱歌「負けじ魂ここにあり」の歌詞が届けられたのである。
嬉しかった。"負けじ魂"といえば、関西魂でもある。大変であればあるほど「負けたらあかん」と底力を発揮し、不可能を可能にしてきた常勝の母たちの心意気だ。
その関西の地で、烈風に凜々しく挑む若き闘魂に接したのだ。
いい歌だ。私は学園生の了解を得て、少し加筆させてもらった。これに曲が付き、さらに私が4番の歌詞を贈った。

母よ 我が師よ
 忘れまじ
苦難とロマンを
 この我は
いつか登らん
 王者の山を
負けじ魂 いつまでも

私が、学園生の「負けじ魂ここにあり」の大合唱を聴いたのは、翌11月のことであった。
あの凜乎とした熱唱も、真剣な英姿も、わが胸奥から離れない。
この折、私は語った。
"「いつか登らん 王者の山を」と歌にあるごとく、その山を諸君たちに登ってもらうために、私は道なき道を、傷だらけになりながら奮闘していく決心であります"
2009年、私は歌い継がれてきた「負けじ魂ここにあり」に、新たに5番の歌詞を贈り、3月の卒業式で皆と一緒に歌った。

正義の誇りに
 胸を張れ
君に託さん
 この大城(しろ)を
学べ勝ち抜け
 世界まで
負けじ魂 朗らかに

これもまた、忘れ得ぬ黄金の思い出だ。
学園同窓生たちも、創価教育を応援してくれる父母たちも、この歌を口ずさみ、私と共に道なき道を開拓してきた。
今や創価の大道は未来へ、世界へと開かれた。従藍而青の英才たちが、王者の道を胸を張り闊歩する時代に入っている。
人生は長い。勝つ時もあれば、負ける時もある。行き詰まり、七転八倒する時もあるだろう。だが、人生の勝敗は途中で決まらない。栄光は、粘り抜いた逆転劇によって勝ち取るものだ。
だからこそ心は負けてはならない。あきらめてはならない。どんなに悔しくとも、朗らかに頭を上げて前を向くことだ。
困難にぶつかり、宿命が襲いかかってきたならば、「よし来たか」「今ここからだ」と、いよいよ負けじ魂を燃やす。その人が、最後に必ず勝つ。
苦労して強くなり、何ものにも揺るがぬ自分を築くのだ。悩みは、皆を勇気づけていく人間王者になる修行なのだ。
学園、創大出身の同窓生は、「逆境に強い」との評価を、私が交友を結んできた各界トップの方々からも伺っている。

この春、新たに社会人として船出をした青年も多い。職場の異動など、これまでと違う立場や仕事に就いた友もいる。
あらためて、新出発を祝福するとともに、心からエールを送りたい。
私は21歳の時、師・戸田城聖先生が経営する出版社で働き始めた。
与えられた少年雑誌の編集の仕事を、「親友」とも思って大事にし、力の限り向上発展させようと決めていた。
眼前の課題をやり切ろう、誇りをもって責任を果たそう、新しい開拓をしようと、朝から晩まで動き抜いた。
その悪戦苦闘の日々こそ、最も神々しい黄金の青春譜になったと、私は言い切ることができる。
あの大実業家・松下幸之助翁が"成功の因"として挙げられていた三点がある。
「学歴がなかった」
「貧しかった」
「病弱だった」
それゆえにこそ、誰からでも謙虚に学べ、お金や健康の有り難さが分かる人にもなれた——そういうお考えであった。
まさに、逆境をすべて成長の糧(かて)とされたのだ。

2015年4月27日月曜日

2015.04.27 わが友に贈る

◇今週のことば
轟く民衆の凱歌、万歳!
偉大な友の連戦連勝に
心より感謝・合掌。
福徳と信頼の花を
いよいよ地域に爛漫と!
2015年04月27日

妙心尼御前御返事 P1477
『このまんだら(曼陀羅)を身にたもちぬれば王を武士のまほるがごとく子ををやのあいするがごとくいをの水をたのむがごとく草木のあめをねがうごとくとりの木をたのむがごとく一切の仏神等のあつまりまほり昼夜にかげのごとくまほらせ給う法にて候、よくよく御信用あるべし』

◇人生の座標
夫を支えながら、子育てに励み、そして立派な成人としてわが子を社会へ送り出してからが、女性にとっては人生の"セカンド・ステージ"であるといわれる。だが、大事なのはつねに今を輝かせる生き方である。

☆100文字の幸福抄
本当に自分のためを思って
叱ってくれる親を、
子どもは嫌ったりしない。
生命の奥で愛情を感じ取っていくからである。
むしろ、殻を破り、大きく成長していくために、
親が自分と向き合い、
真剣にかかわってくれるよう求めているのだ。

☆御書とともに� 第56回 強き一念で不可能を可能に
『李広将軍と申せし・つはものは虎に母を食れて虎に似たる石を射しかば其の矢羽ぶくらまでせめぬ、後に石と見ては立つ事なし』(四条金吾殿御返事、P1186)

◇通解
昔、中国の李広将軍という武将は、虎に母を食い殺されて、虎に似た石を射たところ、矢は羽ぶくら(矢の先と反対側に付いている羽根形の部分)まで石に突き刺さった。しかし、あとで、それが石と知ってからは、射ても矢は石に立つことがなかったという。

◇同志への指針
強き一念の力は、岩をも貫く。人間生命の持つ底力を引き出すための妙法であり、信仰である。
不可能を可能にするのは、「断じて成し遂げるのだ」との決定した祈りである。勝利への執念である。
断じて諦めない! 最後に必ず勝ってみせる!——この強き心が諸天善神を動かす。一切を味方に変える。信心こそ、壁を破る最極の力だ。

2015.04.26 わが友に贈る

人と人の心を結び
地域を和楽の園にする。
それが創価の民衆運動!
人間王者の誇りも高く
わが使命を果たしゆけ!

顕謗法抄 P445
『大酒なる者此の地獄の苦免れがたきか』

◇人生の座標
いたら、元気になるように願い、思わず動いてしまう。
そうした"人間性"の高感度のアンテナ、"優しさ"というアンテナ、そして多様な"美"へのアンテナをもった女性はだれが見ても、魅力的であろう。

☆100文字の幸福抄
「自分は愛されている」
「自分は必要とされている」
という実感がないと、
子どもの心は不安定になってしまうものだ。
幼いうちに注がれた愛情が、
その子の「生きる力」となって、
一生を支えていくのである。

☆御書とともに� 第55回 満々たる仏の力で凱歌を
『釈迦・多宝・十方の仏・来集して我が身に入りかはり我を助け給へと観念せさせ給うべし』(弥三郎殿御返事、P1451)

◇通解
"釈迦仏・多宝仏・十方の仏よ、集い来って、わが身に入りかわり、我を助けたまえ"と祈念しなさい。

◇同志への指針
広宣流布の言論戦に臨む門下への御聖訓である。
"わが身に、諸仏よ入り給え"と決然たる一念で祈り切ることを教えておられる。
広布の誓願を貫く生命にはありとあらゆる仏が入其身する。それほど、尊貴な我らである。ゆえに、諸天善神が守りに護らないわけがない。
大宇宙の善の働きを、全て味方にしながら、満々たる仏の力で堂々と進みゆくのだ。

2015.04.25 わが友に贈る

願の炎を燃やし
前進を続ける人に
人生の栄冠は輝く!
不屈の祈りと行動で
偉大な勝利の歴史を!

四条金吾殿御返事 P1143
『苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへゐさせ給へ、これあに自受法楽にあらずや、いよいよ強盛の信力をいたし給へ』

◇人生の座標
私の母の場合、当時の母たちがそうであったように、子どもたちにログセのように言っていたのは、「ウソをつくな」「他人に迷惑をかけてはいけない」の二つであった。そして何よりも、母自身がそうした生き方を身をもって示してくれた。

☆100文字の幸福抄
太陽は毎日、
自らの軌道を繰り返し昇。正確に進む。
そして、生きとし生けるものすべてに
慈光を贈り育んでいる。
日々の生活も、同じ行動の繰り返しかもしれない。
しかし、その中にのみ、
真実の幸福は創り上げられていくのである。

☆聖教新聞創刊64周年記念勤行会 名誉会長がメッセージ
4月20日の聖教新聞創刊64周年を記念する勤行会が20日、東京・新宿区の常勝会館(本部第二別館内)で行われた。
これには池田名誉会長がメッセージを贈り、配達員・販売店、通信員、新聞長など、聖教新聞を支えてくださる全ての方々に感謝を述べた。
さらに『彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』(P1190、「聖人御難事」)の御金言を拝し、聖教は正義の師子吼を轟かせゆく世界最強の言論城であると強調。
「聖教の拡大こそが、広宣流布の拡大である。聖教の前進こそが、令法久住の前進である。聖教の勝利こそが、立正安国の勝利である。私も、いよいよ聖教に、一切を書き留めていきます」と真情を述べた。
そして、いやまして聖教魂を燃やし、鉄壁なる異体同心の大団結で広布の組織を守り、大いに友を励まし、世界を結び、断固、未来を勝ち開いていこうと呼び掛けた。

2015年4月24日金曜日

2015.04.24 わが友に贈る

自身の最高峰へ
たゆまず登りゆけ!
信仰とは挑戦の心だ。
恐れなき精神だ。
向上への行動だ。

四信五品抄 P342
『請う国中の諸人我が末弟等を軽ずる事勿れ進んで過去を尋ぬれば八十万億劫に供養せし大菩薩なり豈熈連一恒の者に非ずや』

◇人生の座標
子らにとって、家庭は"最初の学校"であり、母は"最初の教師"であろう。
人間としての基本を身につけさせる、そこに大きな使命があると思う。それも決してむずかしいことを教えるというのではない。むしろあたりまえの、平凡な約束事を自然にできるようにすることといってよい。

☆100文字の幸福抄
「思いやり」とは「思いを遣る」
つまり思いを他の人まで
差し向けることである。
思いを遠く遣ったぶんだけ
心は広がり、たくさん幸福を入れられる。
だから、子どもたちの幸せを願うならば、
人に尽くす生き方を教えたい。

☆名誉会長と共に時代を駆ける 第14回 広布に戦う「心の財」は無量
仏意仏勅の創価学会が誕生して、今年で85年になる。
また、殉教の牧口先生の後を継がれた戸田先生が、戦後の焼け野原で、学会再建に一人立たれて70年——。さらに、共戦の同志と共に、私が第三代の前進を開始してより55年である。
今、創価の人間主義のスクラムは、世界192力国・地域に広がった。仏縁を結び、皆の心に幸福の種を蒔いている。これほど偉大なことはない。
全ては、わが同志の「信心の勝利」「団結の勝利」である。
健気な陰徳の行動に、陽報は計り知れない。『かくれての信あれば・あらはれての徳あるなり』(P1527、「上野殿御消息」)である。
広布のため奮闘する一人一人に、「心の財」は無量であり、その福徳は、仏縁を結んだ友にも、勝ち開いた地域にも、必ず大きく広がる。
今世の使命の闘争に『賢者はよろこび』(P1091、「兵衛志殿御返事」)と、いよいよ励まし合いながらの勇猛精進を頼みます。

一人を大切にする。
誰人も尊重する。
その人間尊敬の真髄こそ「不軽菩薩」の実践である。最高の「人の振る舞い」である。立正安国を願い、臆さず誠実に、真心を尽くして対話をする。相手がどうあれ、聡明に自信満々と、信念を語り切るのだ。これが自他共に「仏になる道」だ。
勇敢に大目的を目指す中で、自身の悩みも見おろす境涯を開き、人間革命ができる。
日蓮大聖人は池上兄弟の団結の戦いを讃え、『未来までの・ものがたり(物語)なに事か・これにすぎ候べき』(P1086、「兄弟抄」)と仰せになられた。
これ以上ない晴れの舞台で、極楽百年にも勝る一日一日の大功徳を、仲良く楽しく積みながら、末法万年尽未来際まで輝きわたる広布の物語を、一丸となって勝ち綴ろう!
皆が健康で、無事故で、一人ももれなく所願満足の大功徳を受け切っていかれるよう、日々題目を送っています。

2015年4月23日木曜日

2015.04.23 わが友に贈る

苦闘の時こそ
人間革命の好機。
そう心に決めて
全てを飛躍のバネに!
喜び勇んで進め!

波木井三郎殿御返事 P1373
『法華経の心は当位即妙不改本位と申して罪業を捨てずして仏道を成ずるなり』

◇人生の座標
「負けないこと。たとえ勝たなくとも、断じて負けないこと」、これは私の妻のモットーである。負けない心があれば、いつかは必ず福徳の軌道へ進んでいける。
ゆえに女性は、環境に振り回されて中心軸を失うようであってはいけない。
何があっても揺るがない、負けない自分自身を築くことが先決である。

☆100文字の幸福抄
「完璧な母親」などいない。
欠点も長所もあるから、人間なのである。
そこに人間らしさがある。
だからこそ、子どもは安心できるのだ。
自分らしくていい。
「あなた」しか、
その子のお母さんはいないのだから!

☆勝利の人間学 第72回 動き、語り、大境涯の人に
◇自分から声を掛けよう新年度が始まり、職場や学校など、新たな環境で出発した友も多い。新しい出会いは、新しい自分をつくるチャンスだ。
釈尊は「自分から声を掛ける人」であったと伝えられる。気取りなどいらない。青年は誰に対しても臆してはならない。
御書には、『言葉というのは心の思いを響かせて、声に表したものをいうのである』(P563、通解、「三世諸仏総勘文教相廃立」)と仰せである。
自らの思いを込めて、誠実に、率直に、そして礼儀正しく、言葉を発していくのだ。
世代間や価値観の断絶が指摘される時代だ。だからこそ、君たちの勇敢にして聡明な「声の力」を響かせて、殺伐とした社会を蘇生させてもらいたい。

◇行動した分、友情が広がる
広宣流布のために、動いた分、走った分、語った分、真の友情の道が開ける。自他共の幸福の地図が広がる。これ以上、充実した、悔いなき歴史はない。
向かい風であっても、泥沼であっても、友と手を携え、前へ前へ進み抜いていけば、崩れざる「異体同心」のスクラムができあがる。
地元から離れた組織を担当して頑張っている人もいる。苦労も大きい分、境涯も大きく豊かになっていくことは間違いない。
強盛の大信力で、全てを前進の力に変えて、かけがえのない青春を、挑み舞いゆけ!

◇眼前の課題を勝ち切れ!
「ローマは一日にして成らず」だ。何事であれ、建設は死闘である。
ましてや、広宣流布という、人類の境涯を最高に高め、希望と平和の「永遠の都」を築きゆく大偉業は、一朝一夕にはできない。
着実にして、たゆみない一日また一日の積み重ねを要する。世代から世代へ、後継の人材の流れをつくっていく以外にない。
なかんずく、今この時、自ら誓い願って躍り出てくれた地湧の青年に、私は一切を託す。
眼前の課題を、一つ一つ勇んで戦い切り、勝ち切ってくれ給え!
今の勝利こそが未来の栄光を開く——と。

2015年4月22日水曜日

2015.04.22 わが友に贈る

人と会い 語ることが
広宣流布だ。
先入観にとらわれるな。
心を開いた対話で
地域に友情の沃野を!

種種御振舞御書 P925
『されば鹿は味ある故に人に殺され亀は油ある故に命を害せらる女人はみめ形よければ嫉む者多し、国を治る者は他国の恐れあり財有る者は命危し法華経を持つ者は必ず成仏し候、故に第六天の魔王と申す三界の主此の経を持つ人をば強に嫉み候なり』

◇人生の座標
子どもの人間としての土台は、身近な"母のふところ"から育まれるものだ。
母自身がどういう生き方をしているか、それが子の「人格」をつくるといえる。長い目で見たとき、その人格こそが、幸・不幸を決する、一生涯通用する宝になる。親が子に残してあげられる最高の財産であろう。

☆100文字の幸福抄
幸せになるには、強くなることである。
弱々しい心では、
現実の荒波を乗り越えられない。
「必ず乗り越えてみせる」という強い心こそが、
幸福へと導いてくれる。
いかなる財産よりも価値のある勇気を、
子どもの心に育んでいきたいものだ。

☆世界広布新時代第18回各部代表者会議 名誉会長がメッセージ
世界広布新時代第18回の各部代表者会議が14日、東京・新宿区の常勝会館(本部第2別館内)で開催された。
これには、池田名誉会長がメッセージを寄せ、広布に走る同志に「皆が生き生きと張り切って頑張ってくれていることが、私は何よりもうれしい。本当にありがとう!」と呼び掛けた。

本年は、1960年(昭和35年)5月3日の第三代会長就任から55周年。
就任の要請を受諾したのは、その直前の4月14日であった。
名誉会長は「いまだ若く、病弱であり、大阪事件の裁判も続いていた。しかし、"戸田先生に、直弟子として訓練されてきた我だ。何で戦いが恐ろしかろう。ご恩を返す時が来たのだ"と、後継の指揮を執り始めました」との真情を述懐。「君たちもまた同じです。私が手作りで薫陶してきた直弟子である。恐れなく、思う存分に、地涌の菩薩の底力を発揮してくれたまえ!」と訴えた。
そして、勇気凛々と正義の眷属を大地から呼び起こしながら、無敵の団結で痛快に勝ちまくろうと念願した。

2015年4月21日火曜日

2015.04.21 わが友に贈る

来る日も来る日も
使命の道を走りゆく
「無冠の友」に最敬礼!
皆様こそ広布の要。
その福徳は永遠なり!

同生同名御書 P1115
『心ざし大地よりもあつし地神定めてしりぬらん虚空よりもたかし梵天帝釈もしらせ給いぬらん』

◇人生の座標
他人の痛み、苦しみを感じることができない−−それは、石のように固く、冷たい心です。だから、自分自身も、本当の喜びを感じることができない。
もっともっと、社会に、みずみずしく豊かな「母の心」を行き渡らせねばいけない。

☆100文字の幸福抄
太陽のごとき、
親の愛情の光に満たされた
家庭に育った子どもは幸せである。
悪の誘惑におそわれ、
あやうく転落しそうになった時でも、
必ず親の愛情が支えとなり、
その淵から立ち上がる機縁となる。

☆御書とともに� 第54回 威風堂々と正義の道を
『敢て日蓮が私曲に非ず只偏に大忠を懐く故に身の為に之を申さず神の為・君の為・国の為・一切衆生の為に言上せしむる所なり』(北条時宗への御状、P170)

◇通解
これは日蓮の身勝手な邪見ではない。ただひとえに大忠を懐くゆえであって、自身のために申すのではない。神のため、君のため、国のため、一切衆生のために申し上げるのである。

◇同志への指針
日蓮大聖人は、ただただ、世界の平和と一切衆生の幸福を願われ、「立正安国」の大闘争を貫かれた。
私たちの社会への貢献は、この大聖哲の御精神をそのまま受け継ぐものだ。ゆえに、仏の力が出ないわけがない。諸天が守らないわけがない。
万人が求めてやまない、人間共和の世界を築く挑戦だ。威風も堂々と、誇り高く正義を語り抜こう!

2015年4月20日月曜日

2015.04.20 わが友に贈る

◇今週のことば
「日蓮が一門は
師子の吼るなり」
我らの言論こそ
立正安国の師子吼だ。
勇敢に語り切れ!
2015年04月20日

最蓮房御返事 P1343
『我等が居住して一乗を修行せんの処は何れの処にても候へ常寂光の都為るべし、我等が弟子檀那とならん人は一歩を行かずして天竺の霊山を見本有の寂光土へ昼夜に往復し給ふ』

◇人生の座標
母親の生き方で決まります。心の奥の奥に刻み込まれた、親の愛と生き方が、マグマのごとく、子どものエネルギー源となって、一生を支えていくと言えるのです。

☆100文字の幸福抄
「どうしてお母さんは
あんなに一生懸命なのだろう?」
「ああしている時のお母さんは
本当に楽しそうだな」と、
子どもは母親の表情や調子から敏感に感じ取る。
そうした呼吸のなかで、知らず知らずのうちに、
生き方の骨格が築かれていくのだ。

☆インド・創価池田女子大学第12回卒業式 SGI会長夫妻のメッセージ
大いなる希望の大空へと羽ばたきゆく、栄光の12期生の皆さん!
晴れのご卒業、誠におめでとうございます。ご家族の方々にも、心からのお祝いと、お喜びを申し上げます。
大切な皆さんが、この3年間、どれほど真剣に、日々の学問と、自身の練磨に挑戦してこられたか——私と妻は、誉れある創価池田女子大学の家族として、その尊き「努力の便り」を、何よりも嬉しく伺ってきました。
最終試験で優秀な成績を収められたことも、詳しく聞いております。本当におめでとうございます。その勝利の陰には、皆さんの成長を信じ、励まし続けてくださった先生方の限りない薫陶があったことも、よく存じ上げております。
尊敬するクマナン議長、デヴィ学長をはじめ教職員の方々に、私は妻と、最大の賞讃の拍手を贈り、心から感謝申し上げます。誠に誠にありがとうございました。
開学から15年目——貴大学の英知と福徳の連帯は、今や、在学生を含め、4,000人の黄金のスクラムとなりました。この佳節に、卒業生による「同窓会」が結成されることは、何と意義深いことでしょうか。
愛する母校を卒業生が守り、支え、発展させ、そして後輩の成長のために尽くしていく——これほど美しく、これほど気高い人間共和の世界はありません。ここに、人間教育の永遠に尽きることのないロマンがあり、希望があります。
創価教育の父である牧口常三郎先生は「"青は藍より出でて藍より青し"、これが創価教育の特色である」と語られました。
貴国は古来、インド藍の産地としても有名です。
染物などに使われる藍色の染料は、藍の葉から取られます。そして、何度も染められていくうちに、もとの藍の色より、もっと鮮やかな青へと変わっていきます。それと同じように、学生は教えを受けた先生に深く感謝しながら、先生を越え、限りない成長を目指して、さらなる努力を重ねていく。
そして卒業生もまた、後に続く後輩の成長と勝利を願いながら、現実の社会において、未来の道を開いていく。ここに、私たち創価教育の同窓の精神もあると信じます。
思えば、帰国の詩聖タゴールが創立したタゴール国際大学の出身者たちも、深き母校愛の絆で結ばれていました。

卒業生は世界各国で活躍し、日本からのある留学生は、20年ぶりに母校を訪れ、同窓会に参加した喜び、そして皆で肩をゆすって校歌を歌い上げた感激を鮮明に綴(つづ)り残しています(平等通昭著『タゴールの学園—我等のサンチニケタン—』)。
わが創価池田女子大学は、21世紀の世界の教育界を照らしゆく旭日の大学です。
すべては、卒業生で決まります。貴大学から巣立った先輩たちは、すでに経済界、教育界、学術界など、多彩な分野で奮闘しています。
後に続く12期生の皆さんもまた、何があっても、強く、賢く、朗らかに、自分にしかない偉大な使命の花を、見事に咲き薫らせていっていただきたい。
そして、誇り高き創価池田女子大学の卒業生として、地域社会の発展と民衆の幸福のために、自分らしく堅実に、貢献していってください。
現実の社会は厳しく、常に変化の連続です。思うようにいかない日々もあるでしょう。
しかし、どんな逆境にあっても、「魂のふるさと」を持つ人は強い。「真実の友情」を持つ人は負けません。

貴国で誕生した仏法では「慈悲」を説きます。慈悲の「慈」は、サンスクリットで「マイトリー」、つまり「友情」を意味します。
また、慈悲の「悲」は、「悲しみを共にする」ことを指す「カルナー」などから訳されています。
すなわち、友の苦しみをわが苦しみとして、共に分かち合い、励まし合っていく——それこそが慈悲の精神であり、そこにこそ真実の友情があります。
どうか皆さんは、「魂のふるさと」である母校を最大の誉れとし、同窓の絆を最高に光り輝かせながら、一生涯、共に手を携えて進みゆく「良き学友」「良き姉妹」であっていただきたい。そして、一日また一日、一年また一年、自分らしくベストを尽くし、再び全員で、青春の母校に凱旋しようではありませんか!
結びに、タゴールの詩の一節を贈り、祝福のメッセージとします。「友たちよ、足を止めてはならない」「夜の闇路をとおりぬけ、われらは 皓々とかがやく光の王国へと前進するのだ」「行け、盟友らよ!」(森本達雄訳「御子」『タゴール著作集』第二巻所収)
深き縁で結ばれた皆さん方の前途に、栄光あれ! 勝利あれ! 幸福あれ!

2015.04.19 わが友に贈る

さあ今日も対話を!
人間主義の哲学を
堂々と語り抜こう。
時代を創るのは
勇気と確信の声だ!

上野殿御返事 P1565
『しばらくの苦こそ候ともついにはたのしかるべし、国王一人の太子のごとしいかでか位につかざらんとおぼしめし候へ』

◇人生の座標
常に一生懸命に生きることです。子どもは、その母の姿を見て育ちます。
言葉ではない。いくら、きれいごとを言っても、生き方が伴わなければ、言うことを聞くわけがない。

☆100文字の幸福抄
生命の尊厳といっても、
決して特別なことではない。
命を守り抜く母の心、
子を慈しみ育む母の振る舞いこそが、
最良の手本であり、無上の鏡である。
地球社会を明るく照らす生命尊重の光も、
母という太陽から生まれる。

☆新時代を駆ける 第13回 前進! 不屈の団結の力で
武蔵野の春の光にあふれた東京・八王子の天地を、私は妻と共に訪れた(9日)。大学のキャンパスでは、植樹から40年の年輪を刻んだ、日中友好を謳う「周桜」を仰ぎ見た。向学の息吹に燃える新入生にもお会いした。若き皆さんの凛々しい心意気が頼もしかった。
創大も、短大も、世界市民の最高学府として、目を見張る大発展の姿が、うれしい限りだ。
百花瞭乱の人材城を、創価教育の先師・牧□先生、恩師・戸田先生が、どれほど喜ばれることか。
恩師は、後継の友が成長し、勝利することを、一番、楽しみにされた。私も同じ気持ちだ。
わが胸に恩師の声が響く。
「我らは勝つために生まれてきた。途中に何かあろうが、最後に勝て! 断じて勝て! 最後に勝てば、全部、勝利なのだ」
愛する君よ、貴女よ、使命の青春を勝利の歴史で飾れ!

広宣流布の闘士の殿堂・東京牧口記念会館では、日本と世界の全同志に、和楽あれ、ご多幸あれ、勝利輝けと祈念した。
広場にある、馬上の若きナポレオン像の台座には、彼の言葉が記されている。
「世界には二つの力しかない。『剣』と『精神』の力である。そして最後は『精神』が必ず『剣』に打ち勝つ」と。
一切に打ち勝つ究極の精神の力が、信心である。
日蓮大聖人は『力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』(P1361、「諸法実相抄」)と仰せになられた。皆が力を出し切り、正義と真実を語り切っていこう。
それが全て自他共の幸福の種となる。時代を変え、諸天を動かし、功徳の花を咲かせる。
苦難と真正面からぶつかって、題目を唱え切るのだ。苦しみが大きいほど、その後にくる楽しみも大きい。どんな時も、勇気ある信心を貫く人が、勝利者だ。
進もう、不屈の団結の力で!

2015年4月18日土曜日

2015.04.18 わが友に贈る

民衆の前進あるところ
決意と歓喜の歌あり!
誉れの同志と
学会歌を響かせながら
感激の劇を共々に!

佐渡御書 P957
『正法は一字一句なれども時機に叶いぬれば必ず得道なるべし千経万論を習学すれども時機に相違すれば叶う可らず』

◇人生の座標
女性は、偉大なる現実主義者である。現実に敏感なのは、身近な家庭のこと、子育てのこと、家計のやりくりなど、ことに女性の双肩にかかってくるからであろう。時代の激動に苦しむのも女性であり、社会の激浪を日常的にかぶるのも女性に違いない。
それだけに、正しいものを正しいと見定め、美しいものを美しいと直感していけるのは、女性の特質たる智慧である。こうした「真の教養」を備えた女性が二十一世紀の主役になったとき、「平和と文化の新時代」が訪れるのであろう。

☆100文字の幸福抄
深い愛情で結ばれた
家庭の絆は、何ものにも崩されない。
人間を強くし、正しき方向へと導いてくれる。
その家庭の絆こそが、
人生におけるどんな試練も耐え抜いて、
夢や理想を実現しゆく
勇気を贈ってくれる心の大地となる。

☆創価学園入学式へのメッセージ
今朝も、私のことろへ、日本全国の多くの友から、また世界の教育界をはじめ識者の方々から、わが創価学園の入学式に祝福の声が寄せられています。
世界のいずこの学校にもまして、希望に燃え、決意をみなぎらせて、学びの門をくぐられた新入生の皆さん、ご入学、本当におめでとうございます。
私は、皆さん一人ひとりの凛々しき瞳を見つめ、熱い血潮の手を握りしめる思いで、晴れの門出をお祝いしております。
かけがえのない宝の英才のお子様を、深い深い志をもって学園に送り出してくださった保護者の皆様、ご家族の皆様方、誠に誠に、ありがとうございます。
そして、私の心を心として、一段と清新なスクラムで学園生を育んでくださる教員の先生方、職員の方々、新年度も、どうか、万事よろしくお願いいたします。
温かく見守ってくださっている、ご来賓の皆様にも、心より御礼を申し上げます。
私が、師匠である戸田城聖先生の後を継いで、一切の指揮を執り始めたのは、1960年のことです。
私が真っ先に手を打ったことは何か。それは、創価学園の創立です。未来へ限りない人材の流れを創ることこそが、何より重要だからです。
この年の4月、私は妻と学園の建設候補地を視察し、準備を進めました。
それから55年——。かくも堂々たる創価学園の大発展を、いったい誰が想像できたでしょうか。文部科学省からの「スーパーグローバルハイスクール(関西校)、「スーパーグローバルハイスクール アソシエイト」(東京校)の選出も、皆さんの学びの環境が、ますます充実していく象徴です。

この誉れの学園で学ぶ秀才の皆さんに、三点、はなむけの言葉を贈ります。
第一に、「若き正義の太陽と勝ち光れ」と申し上げたい。
私は、ブラジルの天文学者・モウラン博士と、人間は誰もが宇宙の星々のように、自分の生命を輝かせ、社会を照らしていく存在であると、語り合いました。
その偉大な光を放つために、無限のエネルギーを蓄えるのが、学園生活です。
モウラン博士は、「たくさんの知識をもっていても、何のためにその知識を使うのかという理念、つまり知恵がなければ、人びとに幸福をもたらすことはできません」と強調されました。
東西両校を訪問された博士が讃えてくださっているように、わが学園には「何のために」という明確な正義の理念があり、人びとを幸福に導く知恵があります。
私が毎日、必ず聞いている東西学園の校歌にも、「英知をみがくは 何のため」「君よ正義を 学びゆけ」と歌われている通りです。
正義の軌道をまっしぐらに進みゆく時、青年の生命は、最も明るく、最も強く、輝きます。
皆さんは学びに学び、朗らかな正義の太陽と勝ち光っていただきたい。そして、人類に幸福を、世界に平和をもたらしゆく、大いなる英知の光を赫々と放つ存在になっていただきたいのであります。

第二に、「身近な足元から努力の一歩を踏み出せ」と呼びかけたい。
"身近な足元から実践を""大地を踏みしめて一歩一歩進め"——これは、私たち創価教育の父である牧口常三郎先生の教えでした。
皆さんの心にも、さまざまな夢や目標がふくらんでいることでしょう。だからこそ大事なのは、一日一日、地に足の着いた、一歩前進の努力を続ける勇気です。
努力は決して裏切らない。頑張ったのに思うような結果が出ない、悔しい時もある。しかし、それでも努力をやめない人が必ず勝つ。もがきながら1ミリでも前に進む。苦しくても、あと5分、努力する。その人が最後の勝利をつかみます。

第三に申し上げたいのは、「失敗を恐れず負けじ魂で朗らかに」ということです。
目と耳と口の三重苦を乗り越えて人類に貢献した女性ヘレン・ケラーは、恩師・サリバン先生の教えを抱きしめて、挑戦を貫きました。"何が起こっても、何度失敗してもいいから、また始めることです"と。
学園の負けじ魂も、また同じです。
ちょうど戦争が終わった年、今の皆さんと同じ年代の私は、部屋に二つの言葉を書いて飾りました。
一つは「波浪は障害にあうごとに、その頑固の度を増す」。そして、もう一つは「艱難に勝る教育なし」です。
私は、この不撓不屈の負けじ魂で、「戦争と暴力の世紀」から「平和と生命尊厳の世紀」を目指し、70年間、走って走って走り抜いて、全世界に道を開いてきました。この道に躍り出るのが、私の後継の世界市民である君たち学園生です。

あと2年で、創価学園は創立50周年という、大きな佳節を迎えます。その時、新入生の皆さんは、それぞれ、中学・高校の最上学年の3年生となっています。皆さんの3年間は、いやまして未来永劫に輝きわたる歴史となるのです。
さあ、今日から、共々に、新たな学園の黄金時代を築く大行進を開始しよう!
私は「負けじ魂ここにあり」の歌を、いつも皆さんと一緒に口ずさんでいます。毎日毎日、皆さんの健康と無事故、そして大成長と大勝利を祈り抜いています。
どうか、聡明な皆さんは、親孝行を忘れずにお願いします。
終わりに──

正義王
 また努力博士と
  きみ光れ
 私の命よ
  世界の希望よ

と贈り、私のメッセージといたします。

2015年4月17日金曜日

2015.04.17 わが友に贈る

本部長・婦人部本部長の
尊き奮闘に感謝!
誠実が皆の心を動かし
真剣が勇気を送る。
祈りを根本に名指揮を!

妙法尼御前御返事 P1403
『百千万年くらき所にも燈を入れぬればあかくなる』

◇人生の座標
母親が自信をもって、生き生きと人生を歩んでいく。希望に向かって、朗らかに成長していく−−。
その輝く姿こそが、子どもに生きる原動力を与え、子どもの素晴らしい可能性を育む"大地"となっていくのです。

☆100文字の幸福抄
詩とは何より
心の世界の真実である。
季節のわずかな変化にも美を発見できること。
困っている人を見たら、
すぐに身体が動くこと。
そうした姿は、言葉以上に豊かに
子どもたちの心を育むに違いない。

☆創価小学校入学式へのメッセージ
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!
ようこそ、わが創価小学校に来てくれました。私は、ずっとたのしみにまっていました。ご家族のみなさまにも、心からお祝いを申し上げます。
きょう、入学したみなさんは、一人ものこらず「太陽の子」です。創価小学校は、みなさんの心の太陽を、かぎりなく輝かせていく学校です。
きょうは、三つの約束をしましょう。
一つめは、「勇気の太陽をもとう!」です。
朝、早く起きて学校に行くことも勇気です。これからは、夜は早く寝て、通学もがんばってください。にがてなことも、勇気をもってチャレンジすれば、必ず少しずつ、できるようになっていきます。
二つめは、「えがおの太陽をもとう!」です。
朝は、元気よく「おはよう!」とあいさつして、出発しましょう。明るいえがおであいさつができる人には、お友だちがたくさんできます。また、しんせつにしてくれた方には、「ありがとう!」といえる人になってください。
三つめは、「学びの太陽をもとう!」です。
「なぜだろう?」「ふしぎだな!」「知りたいな!」と思うきもちを大切にして、本をたくさん読んでください。よい本は心のごちそうです。本をひらけば、どこへでも飛んでいって、ワクワク、ドキドキする冒険もできます。
みなさんには、すばらしい「ロマン図書館」(東京小)、「ノーベル図書館」(関西小)もあります。たのしい心の旅を、思うぞんぶん、かけめぐってほしいのです。
私は、みなさんが6年間、健康で学校にかよいとおして、りっぱに成長することを、ずっとずっと、しんけんに祈り、見まもっていきます。
卒業するときには、全員が、自分らしく努力の"金メダル"を勝ちとって、お父さん、お母さんに、心からよろこんでもらえるようになってください。
大好きな新入生、万歳! 大好きな創価小学校、万歳!

2015年4月16日木曜日

2015.04.16 わが友に贈る

友の悩みに耳を傾け
温かな声掛けを!
励ましは勇気の母だ。
希望の泉だ。
幸福への原動力だ。

佐渡御書 P961
『日蓮御房は師匠にておはせども余にこはし我等はやはらかに法華経を弘むべしと云んは螢火が日月をわらひ蟻塚が華山を下し井江が河海をあなづり烏鵲が鸞鳳をわらふなるべしわらふなるべし』

◇人生の座標
偉大な母であるか否かは、「子どもを思う心」の深さ、大きさで決まります。本当に大変なときに、子どものために何をしてあげられるかです。

☆100文字の幸福抄
子どもは親の所有物ではない。
社会を構成する一個の人格として、
愛情豊かに
育んでいかなければならない。
子どもの主体性、自主性を見守りながら、
健やかに伸ばしていけるように
配慮していくことが根本である。

☆札幌創価幼稚園入園式 創立者がメッセージ
北海道・札幌創価幼稚園の第40回入園式が8日、同園の王子王女ホールで開かれた。
青空が広がったこの日、ワクワクとドキドキを胸いっぱいにふくらませ、家族と共に登園してきた園児たち。互いに"新しいお友だち"となる年少・年長の新入園児100人が、手拍子に合わせてホールに入場した。
在園児の代表が「お友だちをたくさんつくって、なかよくあそびましょう」とあいさつし、角内園長が創立者のメッセージを紹介。その中で創立者は、「元気にあいさつしよう」「お友だちとなかよくしよう」「たのしく、たくさん学ぼう」との「三つのやくそく」を呼び掛けた。
その後、園児たちは紙芝居などを楽しみ、夢と希望あふれる幼稚園生活をスタートさせた。

2015年4月15日水曜日

2015.04.15 わが友に贈る

豊かな経験を持つ
副役職の皆様の活躍が
広布前進の力だ。
わが使命の舞台で
悔いなき歴史を綴れ!

経王殿御返事 P1124
『此の曼荼羅能く能く信ぜさせ給うべし、南無妙法蓮華経は師子吼の如しいかなる病さはりをなすべきや』

◇人生の座標
「母」の真剣な愛は、人生の重大な岐路で、必ず活きる。困難なときであればあるほど、子に生きる力を与えずにおかない。

☆100文字の幸福抄
子どもとの信頼をコツコツと築き、
無限の可能性の大地を、
力強く、時に優しく耕していく。
その愛情こそが、何十年か先に、
必ず大きな花を咲かせていく。
時間を超えて偉大な力を発揮させていくのが、
教育であり、家庭の力である。

☆新時代を駆ける 第12回 永遠に崩れぬ人材の大城を
人をつくることだ。青年こそ未来だ。一切は人で決まる。
戸田先生は言われた。「苦労しない人間に、いったい何ができるか。だから、なんでもやっておくことだよ」
今の労苦が一生の宝となる。なかんずく広宣流布のために悪戦苦闘することは、最極の『今生人界の思出』(P467、「持妙法華問答抄」)となり、無量無辺の福運となる。
戸田先生の祥月命日の2日、私は恩師記念会館で勤行・唱題し、追善の祈りを捧げた。戦時中、命がけで立正安国の大願を貫かれた牧口先生、戸田先生を偲び、平和の誓いを新たにした。
師と共に戦う。師のごとく戦う。ここに学会の原点がある。
師弟の魂を、私は小説『人間革命』に留めた。執筆してきた原稿の綴りの表紙に、こう記した。
「死身弘法 不惜身命 此の心 学会精神なり」
「昭和54年4月2日」との日付と共に。
最も苦しんだ民衆が最も幸福に輝く社会を築くため、我らは行動する。どんなに厳しい試練があろうと、一歩も退かない。
逆境に挑む中でこそ、一人一人が師子に育っていくのだ。
地域へ、世界へ、金剛不壊の信念の人材の波をつくることが希望の未来を開くのである。

かつて私は、恩師の誕生日に和歌を捧げた。
「関西に 今築きゆく 錦州城 永遠に崩れぬ 魔軍抑えて」
今再び、永遠に崩れぬ大城を築き、そびえ立たせるのだ。
御書に『いかなる事ありとも・すこしもたゆ(弛)む事なかれ、いよいよ・はりあげてせむべし』(P1090、「兵衛志殿御返事」)と仰せである。戦いは、最後まで執念で攻め抜いた方が勝つ。
地涌の菩薩の大使命を胸に、勇敢に正義を語り切るのだ。
我らには「絶対勝利の信心」がある。今こそ学会精神を燃え上がらせて、皆が青年の心で前進しよう!

2015年4月14日火曜日

2015.04.14 わが友に贈る

使命の道を歩み出した
新社会人の友よ!
信頼を築く土台は
「さわやかな挨拶」だ。
強き生命力で光れ!

三沢抄 P148
『此の法門出現せば正法像法に論師人師の申せし法門は皆日出でて後の星の光巧匠の後に拙を知るなるべし、此の時には正像の寺堂の仏像僧等の霊験は皆きへうせて但此の大法のみ一閻浮提に流布すべしとみへて候、各各はかかる法門にちぎり有る人なればたのもしとをぼすべし』

◇人生の座標
時代は、女性の持つしなやかな創造力、優しさ、温かさ、人間味等が社会に反映されることを求めている。物や効率ばかりを追うような社会から、心の通う人間らしい社会に戻していくには、女性の力が不可欠なのである。

☆100文字の幸福抄
人生は、幸せになるためにある。
虚栄を張ったり、
背伸びをしたりする必要など、全くない。
人間は人間以上には、偉くなれないのだ。
ありのままに自分らしく、
人のため、社会のため、
行動する人生が最も美しい。

☆随筆民衆凱歌の大行進 第20回� 桜花に誓う
文芸評論家の小林秀雄氏と、桜並木を共に散策し、語り合ったことも思い起こされる。
「人間」への透徹した眼を持つ方であった。
師ソクラテスを主人公とする膨大な著書で、弟子プラトンが示したことは、何であったか。
小林氏は、それを「どうあつても戦ふといふ精神」であり、これこそが「真の人間の刻印である」と論じておられた。
師弟とは、究極の人間の絆である。魂と魂の真の触発であり、交流だ。
なかんずく、広宣流布の誓願を分かち合い、どんな困難があろうとも戦い抜く師弟の絆ほど、尊く、強いものはないと、私は自負するのだ。

関西の創価学園では、「桜保存会」を中心とした学園生の「桜まつり」が地域でも親しまれている。日頃から学園を支え、お世話になっている近隣の方々などへの感謝を込めた花の宴である。
東京校の友情の池を飾る「学園桜」も、札幌創価幼稚園の園児たちと共に植えた「わが子桜」「王子桜・王女桜」も、希望の瞳に光り映えるに違いない。
そして今日、4月2日、「桜の城」と輝く創価大学キャンパスで、45回目の入学式が行われる。全員が英知の花、栄光の花を朗らかに咲かせゆけと、願ってやまない。
創価大学で私は、ロシアのゴルバチョフ氏(元ソ連大統領)夫妻とも、一緒に桜を植樹した。
ロシアの文豪チェーホフの戯曲『桜の園』を巡っての語らいも蘇る。
この作品では、人間らしい魂をなくした富豪らに翻弄される人びとと、どんな状況に陥ろうとも確固として信念を貫く青年トロフィーモフの生き方が描かれている。
青年は叫ぶ。
「人類は、この地上で望みうる限りの最高の真理、最高の幸福を目指して進んでいるが、僕はその最前列にいるんだ!」
だが——それを聞いた男が言う。
「行きつけるかな?」
それでも青年の心は揺るがない。
「行きついてみせる」
この誇り。この覚悟。この闘志。これこそ創価の青年の魂である。
我らが目指すもの——それは世界の平和であり、全民衆の幸福だ。そのために、人類の先頭に立って「立正安国」の旗を高く掲げ、地域広布の大道を開き進むのだ!
桜前線は、いよいよ新潟など信越・北陸を進み、福光の春を開く東北の地を包む。
勇気に燃えて、友情を広げる、私たちの躍進と呼応するかのように!
そして、北海道に達するのは今月下旬。札幌で見頃となるのは5月3日前後という。桜をこよなく愛された戸田先生の故郷である厚田の地も、それに続いて満開を迎えると予想されている。
さあ、我らもまた、わが愛する地域を幸と希望の桜花で包みゆこう!
対話の花を、あの友この友と咲かせゆこう!
「水魚の思」で結ばれた創価家族と共に、わが心の大地に福徳と歓喜の桜花を咲かせながら、勝利満開の「5月3日」を、晴れやかに迎えようではないか!

民衆の
 凱歌の春を
  断固して
 万朶の桜と
  功徳の花 咲け

2015年4月13日月曜日

2015.04.13 わが友に贈る

◇今週のことば
全同志の奮闘に最敬礼!
仏縁を広げた陰徳は
無限の陽報と輝く。
我らは地域と日本の光。
誇りも高く連続勝利へ!
2015年04月13日

一生成仏抄 P383
『仏の名を唱へ経巻をよみ華をちらし香をひねるまでも皆我が一念に納めたる功徳善根なりと信心を取るべきなり』

◇人生の座標
私はつねづね「女性の幸福は四十代からが大事だ」と言ってきた。女性にとって、なにも青春時代のみが"花"なのではない。いくつになっても、自分らしく花開くことはできる。心にしっかりとした芯をもっている人は、時とともに輝いていく。
そのためにも、何か、自分を進歩させる目標を持つこと、さらに人のため、社会のために尽くしていくことが大切である、と思う。

☆100文字の幸福抄
漢字で「日に向かう葵(あおい)」と記されるヒマワリは、
欧州で「小さな太陽」と呼ばれ、
幸福のシンボルとなっている。
日輪と共に快活に胸を張り、
自らもまた太陽のように周囲を晴らしていく。
ヒマワリのような
笑顔の花を咲かせる人生でありたい。

☆創価大学・女子短大入学式へのメッセージ
桜花も、そして英才も爛漫と咲き薫る入学式、誠におめでとうございます!
日本列島の津々浦々から、そして世界22カ国・地域から、勇躍、集われた宝の皆さん方を、私は心待ちにしておりました。一人一人と、固い心の握手を交わしながら、希望みなぎる新出発を祝福しております。
大切な大切なお子様方を送り出してくださったご家族の皆様方にも、最大に感謝を申し上げます。
本日、創価大学は第45回の入学式を迎え、創価女子短大は開学から満30周年の佳節を飾りました。
短大からも、すでに1万人を超える、福智の女性リーダーが羽ばたき、各界で、また世界の各地で活躍されています、
卒業生のお子さん方も、父母の母校へ、勇んで入学される時代になり、感慨ひとしおです。
温かく見守ってくださっている、ご来賓の先生方にも、厚く御礼を申し上げます。
きょうは、新入生の皆さんといっしょに、この美しいキャンパスの桜並木を逍遥(しょうよう)しながら、語り合う思いで、三つの指針を贈ります。

第一に、「英知のシルクロードを喜び開け!」と申し上げたい。
本日の式典には、私が敬愛してやまない、ウズベキスタン共和国のクジーエフ元文化・スポーツ大臣ご夫妻が出席してくださっております。本当に、ようこそ、お越しくださいました。
クジーエフ先生にご尽力をいただき、ウズベキスタンが誇る民衆詩人ナワイーの像を、わが創大にお迎えできたのは、11年前のことでありました。
イスラム王朝の宰相として庶民のために尽くし、「中央アジアのゲーテ」とも謳われる、このシルクロードの大詩人ナワイーは、500年の歳月を超えて、私たちに呼び掛けてやみません。
「最も正しい道、英知の道を選ぶがよい。何事においても、英知をわが友とし、伴侶とみなすのだ」と。
まさしく「英知の道」こそ、人間が人間として、人間らしく生きゆく「正義の道」であります。
人生も社会も、生き生きとした学びの心を失ってしまうところから、停滞と慢心が生じ、混迷が深まる。そこに、暴力がはびこる温床もある。
その闇を豁然と打ち破っていく、新鮮なる英知と正義の光こそ、若き皆さんの探究なのです。
誇らしいことに、わが創大・短大には、建学の精神を体して、皆さんの求道に必ず全力で応えてくれる教員の先生方、職員の方々がそろっています。
どうか、この人間教育の最強学府で、「生涯、学び抜いていく持続の力」「知識を生かす知恵の力」「世界の動向を見極める洞察の力」「いかなる状況も勝ち開いていく哲学の力」を、大いに養ってください。これこそ「真の教養」といえましょう。
私がモスクワ大学の講演で「世界市民の心と心に燦然と輝く『精神のシルクロード』の確立を」と提唱して、今年で40年となります。
私自身、そのために、クジーエフ先生をはじめ最高峰の知性の方々と手を携えて、行動を貫いてきました。これからも、戦い続けます。
どうか、皆さんは、人類を結ぶ、この「精神のシルクロード」「英知のシルクロード」を、私と共に、さらに喜び開いていただきたいのであります。

第二に申し上げたいのは、「共生と創造の連帯を勝ち広げよ!」ということです。
このほど、創大の工学部が「理工学部」へと発展し、新たに「共生創造理工学科」が開設されました。
数学の天才でもあった、わが師・戸田城聖先生が、この躍進をどれほど喜んでくださるか。今朝も、私は先生の笑顔を思い浮かべておりました。
「共生」と「創造」——これは、わが創価教育の大いなる二つの翼といっても、決して過言ではありません。
人間と人間、人間と自然、さらに国家と国家、文明と文明が、どうすれば共に生き、共に栄えていくことができるか。
そして人類は、どうすれば、共々に幸福を創造し、地球の平和と繁栄を創造していくことができるか。
一人一人の「人間革命」を基調として、この遠大な歴史の大転換に挑んでいくのが、わが創価の「平和のフォートレス」であります。
私が対談を重ねてきた、世界的な平和学者クレメンツ博士は、東日本大震災後の「心の復興」に献身する東北の方々を讃えて、こう言われました。
「他者の幸福のために尽くせば、それは自分の怒りや悲しみを克服する力となり、自分の中から慈愛や優しさを引き出すことができます。この方向に沿った努力をたゆまず続けていくことが、慈愛と平和の社会につながると思うのです」と。
創価教育の心も、ここにあります。
わが創価の学舎は、スーパーグローバル大学として、現在、48カ国・地域の155大学と学術交流を行っております。最優秀の留学生が集い学び合う、若き世界市民の広場であります。
皆さんは、心広々と、世界の友と闊達に対話の花を咲かせながら、「共生」と「創造」の連帯を伸びやかに広げていってください。ここに「文明の対話」への第一歩の実践があるからであります。
私の後悔は、青年時代に語学を身に付けられなかったことです。自在に語学を駆使できたならば、もっともっと、多くの人々を励まし、導くことができた。もっともっと、人類を結び、平和に貢献できたと、悔やまれます。
どうか、皆さんは私の分までも、限りない学びのチャンスに満ちた、このキャンパスで、語学力を思う存分に磨き、鍛えていただきたいのです。

第三に、「不屈の挑戦で勝利の大樹と育て!」と申し上げたい。
きょうは、ケニアの名門ナイロビ大学からも、教員と学生の皆さんが参加してくださっております。
私たち創大・短大の誉れの友人である、アフリカの環境の母マータイ博士は、ナイロビ大学で初の女性教授として歴史を刻まれました。4,000万本もの植樹を推進した博士が、木から受け取っていた励ましのメッセージがあります。
それは「何かを心から望むなら、地に足を着けていなければならない」「どんなに高いところまで行こうと、根を張っているからこそ養分を得られる」(小池百合子訳『UNBOWEDへこたれない ワンガリ・マータイ自伝』)ということです。
これが、生命の法則であり、人生の真髄です。
愛する宝の皆さんは、一日一日を大切にして、焦らず、どっしりと、また、諦めず、じっくりと、自分らしく挑戦の根、努力の根を張ってください。
不思議な使命を帯びて集い来った皆さんです。
必ずや一人ももれなく、父母はじめ皆が喜び、仰ぎ見る偉大な大樹と育つことは、間違いありません。
いな、絶対にそうなって、人生の勝利の花を咲かせ、社会に世界に、大いなる貢献を果たしてください。
今回の入学式を前に、妻が記録を整理していたら、1971年4月2日、創価大学の開学の朝に、私が詠んだ和歌の色紙が出てきました。
わが創価同窓の友、そして今年のフレッシュマンの皆さんに、この和歌を捧げて、私のお祝いのメッセージとさせていただきます。

創大生
 万歳 叫ばむ
  君達が
 世紀の指導者
  晴ればれと

2015.04.12 わが友に贈る

民衆の幸福のため!
この広布大願こそ
永遠の創価の魂だ!
尊き志を燃やして
異体同心の団結で進め!

大悪大善御書 P1300
『大悪をこれば大善きたる、すでに大謗法国にあり大正法必ずひろまるべし、各各なにをかなげかせ給うべき、迦葉尊者にあらずともまいをもまいぬべし、舎利弗にあらねども立つてをどりぬべし』

◇人生の座標
女性がきれいになろうとすることも、「美」の追求であり、芸術・文化に通ずる。きれいに掃除をしようとすることも、「美」の創造であり、芸術・文化に通ずる。部屋に、一輪、花を飾るだけで、全体が見違えるようになる場合がある。和やかになってくる。それが「美」の力です。

☆100文字の幸福抄
喜んで生きたほうが「得」である。
喜んで行動したほうが価値的である。
「愚癡」や「義務感」で日々を覆うよりも、
喜びを創り出していこうとする
生き方のほうが創造的である。
失望よりも希望を!
愚癡よりも建設を!

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第13回 中国・桂林の山河�
74年12月、周総理と私は、「一期一会」の出会いを果たしました。その時、総理は重い病で入院中でした。それでも私との会見を望んでくださったのです。医師からも"命の保証ができません"と忠告されました。私も総理のお体が心配で、いったんは会見を辞退しました。しかし、総理は、「どんなことがあっても会わねばならない」と言われ、私に直接、両国友好の後事を託してくださったのです。
その席上、総理は日本に留学された時のことを、懐かしそうに振り返られました。私は「桜の咲くころに、ぜひ、もう一度、日本に来てください」と申し上げました。総理は「願望はあります。が、実現は無理でしょう」と答えられました。
桂林を訪れた5回目の訪中の際、北京のご自宅を訪問し、�穎超先生と、亡き周総理の思い出を語り合いました。その日に行われた歓迎の集いで、�先生は総理との大切な思い出を教えてくださいました。「若き日、恩来同志と二人で約束したことがあります。それは、人民のために奉仕するということです。死んでもこのことは同じです」と。
総理との約束の通り生き抜かれた�先生もまた、民衆奉仕の信念の方でした。何度も出会いを重ね、私たちを家族のように大切にしてくださいました。
最後にお会いしたのは90年5月のこと。会見が終わり、ご自宅を後にしようとした時でした。立つことも歩くことも困難だった�先生が、両脇を支えられて玄関の外まで出てこられたのです。一度乗った車を降りて、再び、ご挨拶しましたが、それこそ私たちが見えなくなるまで、じっと見送ってくださったのです。そのお姿は、今も瞼(まぶた)に焼き付いて離れません。
わが創価大学には、周総理との永遠の友情を誓い、中国からの留学生と共に植樹した「周桜」があります。また、�穎超先生の来日を記念した「周夫婦桜」も植えられています。「周桜」「周夫婦桜」のもとには、ご夫妻を偲んで多くの人が訪れます。
私は、尊敬してやまない�先生に、詩「縁の桜」を捧げました。

時は去り時は巡り
現(うつ)し世に移ろいあれど
縁の桜は輝き増して
友好の万代なるを語り継げり
……

うれしいことに、詩をもとにして「桜花縁」という曲が生まれました。中国大使館の関係者にもご参加いただく創大の観桜(かんおう)会で披露されるなど、日中両国の青年に歌い継がれています。
国交正常化後、新中国から初の正式な留学生を受け入れたのは、創価大学です。その創大から中国への留学生は、1000人を超えています。創大生が日中友好の先頭に立っていることほど、創立者としての喜びはありません。
中国は、老朋友(ラオポンヨウ=古い友人)を大切にします。長く友情を育んでいくことを重んずる「友誼(ゆうぎ)の国」「信義の国」です。
いやまして両国の間に永遠に万朶と友好の花が咲き続けることを、私は願ってやみません。未来部の皆さんが、私が築いた日中友好の「金の橋」を渡り、平和と友情の道をさらに大きく開いてくれることを楽しみにしています。
周総理も、�先生も、「友情の偉人」でした。名もなき民衆を、わが家族のように大切にし、たった一度の出会いですら忘れない、慈悲と真心の英雄でした。
「自分と縁あるものを、一つ一つ大切にし、決して断絶してはならない」——これは、周総理の若き日の決意です。
大変な時に、友情の真価がわかります。皆さんも、友人と意見がぶつかったり、ちょっとしたことで誤解してしまったりすることもあるでしょう。しかし、そうしたことを乗り越えるたびに、友情は鍛えられるのです。本物の友情は築けるのです。
ゆえに、焦らずに新たな出会いを重ね、自ら声をかけて友情を結び、育んでいってください。
自らが「善き友」になっていけば、「善き友」の連帯は、さらに広がります。そのなかで、自分では気がつかない自分の善い点も発見できます。友情こそ、人生を力強く生きる勇気の源泉なのです。
ゆえに、私は申し上げたいのです。君よ、貴女よ、平和な地球を築きゆく「友情博士」たれ! と。

2015.04.11 わが友に贈る

青年が動けば
時代は必ず変わる。
新しい歴史は生まれる。
何事も諦めない執念で
勇敢に打って出よ!

三世諸仏総勘文教相廃立 P564
『心の不思議を以て経論の詮要と為すなり、此の心を悟り知るを名けて如来と云う』

◇人生の座標
母は太陽です。太陽は輝いてこそ太陽です。

☆100文字の幸福抄
逃げ出したくなった時、
苦しさに負け、心を曇らせてしまうのか、
心を磨き輝かせていくのか。
その微妙な違いで、人生は大きく変わる。
目標を決めたら、まっすぐ進む。
その強気心が
家庭や子どもの未来を輝かせていける。

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第13回 中国・桂林の山河�
新入生の皆さん、入学おめでとう! 進級した皆さんも、「いよいよ」の心で新出発だね!
皆さんは、一年ごとに、友情のスクラムを快活に聡明に広げゆく青春であり、人生であってください。その一つの秘訣があります。
それは、「古い友人を大切に、新しい友人をつくる」ことです。この世で最も尊く、最も美しいものは友情です。友情こそ人生の勝利と栄光の縮図でありましょう。
友情を大切にする人こそ、真の世界市民です。平和の創造者なのです。
一口に友情といっても、国と国の友情もある。政治や経済の次元での交流もある。それはそれで大事だが、それだけでは弱い。時に、力や利害が幅をきかせて、ぶつかってしまうことがあるからです。
だから、人と人を結ぶことです。文化や教育の交流で、人間と人間、民衆と民衆、青年と青年が友情で結ばれていれば、平和は揺るがない。私が、お隣の国・中国との友好を訴え、10回にわたり訪問してきたのも、この信念からです。
35年前の1980年の4月、私はお招きを受けて、5度目の訪中の旅に出ました。
連日、諸行事や会見が続く中、中国側のご配慮で景勝の地「桂林」を案内していただきました。
「桂林の山水は天下に甲(かん)たり」——その山水は天下第一なりと、讃えられた桂林です。地面から突き出たように天に伸びる山々が、漓江(りこう)の静かな流れを帯のようにまとっていました。
川下りの船着き場に下りていくと、岸辺で子どもたちが遊んでいました。一緒に記念のカメラに納まり、「一生懸命に勉強して、立派な人になってくださいね」と、一人一人に声を掛け、ささやかな日本のおみやげを渡しました。
船を待っていると、今度は、2人のかわいらしい薬売りの乙女に出会いました。
利発な彼女たちが、「薬は何でもそろっています。お好きなものをどうぞ」と言うので、私は自分の頭を指さしながら、ユーモアを込めて、「それでは、頭の良くなる薬はありませんか」と尋ねました。すると、にっこり笑って、こう言うではありませんか。
「その薬なら、たった今、売り切れてしまいました!」と。
明るい笑顔が広がりました。
あたりは春の雨で、煙っています。案内してくださった方が、「煙雨の桂林が、一番、美しいのです」と教えてくれました。
船に乗ると、中国の山水画そのものの世界が広がっていました。いつしか雨は上がり、霞がかった奇峰の数々が水面に影を落としていました。両岸には人々の生き生きとした生活がありました。
終点の陽朔(ようさく)に着くころには、時折、日も差してきました。漓江の川面が青磁色に光り始めました。晴れてもまた美しい桂林でした。
船着き場を下りて、名残を惜しんで漓江を振り返ると、戻る船が一艘、進んで行きます。
——旅人を楽しませる知恵、温かくもてなす心に満ちた中国の人と大地に感謝しつつ、私はシャッターを切りました。
実は、桂林の一帯は、3億年前は海底だったそうです。やがて石灰岩の巨大な大地が地殻変動で隆起し、水の浸食によって長い時間をかけて、不思議な形の山々が生み出されたといいます。
長遠な大自然の営みによってつくられた偉観を眺めつつ語り合った中国の友人が、お国の故事成句を教えてくれました。
「兼聴則明、偏聴則暗(あわせ聴けばすなわち明るく、偏り聴けばすなわち暗し)」——多くの人と出会い、広い心で意見を聞けば理解が深まる。一方の話だけ聞いているだけでは、物事は明らかにならない、という意味です。
悠久の中国の歴史が育んだ「平和の知恵」が光っていました。
思えば、1974年の5月から6月にかけて、私が初めて中国を訪れた時、首都・北京で私は一人の少女に、こう尋ねられました。
「おじさんは、中国に何をしに来たのですか?」
私は即座に答えました。
「あなたに会いに来たのです」
私の偽らざる真情でした。その通りに私は、中国の首脳や各界の指導者とお会いする一方、庶民の方々とも、青年や児童たちとも可能な限り語り合いました。
ある時は、大学で学ぶ学生たちと、またある時は、工場で汗をにじませて働く労働者とも。
全長約430キロの大河・漓江は、遠くから眺めると、流れているのかどうかわからないほどです。しかし、確かな大きな力で、岩を削り、大地を潤し、絶えず上流から下流へと進んでいます。
私が対談した大歴史家のトインビー博士は、真に歴史を創るものは、目立たない「水底(みなそこ)のゆるやかな動き」であると言われていました。世間をにぎわすニュースや出来事は、むしろ流れの表面にすぎないと達観されていたのです。
そして博士から私は、たとえ地味であっても、心と心を深く結びゆく対話と友情を、さらに世界へ広げることを託されました。
日蓮大聖人は、『他人であっても心から語り合えば、かけがえのない命にも替わりうるのである』(P1132、通解、「呵責謗法滅罪抄」)と仰せです。一対一の友情と信頼が集まれば、友好の大河となります。そこに、押しとどめようのない平和の流れが生まれます。新たな友情が、新たな歴史を創るのです。
中国の「人民の父」周恩来総理、「人民の母」�穎超先生ご夫妻と私は、黄金の友情を築くことができました。
中国は、日本と2000年以上のお付き合いがあり、漢字や仏教など、私たちがさまざまなことを学んできた「文化大恩の国」であり、「兄の国」です。
その国を第二次世界大戦で、日本の軍部政府は蹂躙しました。戦火は美しき桂林にも及び、5回の渡海の失敗を乗り越えて日本に仏教を伝えた鑑真ゆかりの寺も、大半を消失しました。この残酷な歴史を、私たちは決して忘れてはいけません。
1968年9月8日。私は信頼する後継の青年たちの前で、「日中国交正常化提言」を発表しました。当時の日本政府は中国を敵視しており、私は、世間から嵐のような非難中傷を受けました。
そんな中、私の提言に注目し、高く評価してくださった方が、周総理でした。後にそれが、両国の国交正常化(72年9月)のきっかけの一つとなりました。
総理は、中国とアジア、ひいては世界の行方を決定づけた「20世紀の諸葛孔明(『三国志』の名宰相)」ともいうべき方でした。
新中国が誕生した49年に、総理兼外務大臣に就任されました。「生命不息 戦闘不止(命ある限り、戦いを止めず)」との信念のまま、民衆に尽くし抜き、76年1月に逝去されるまで総理を務められたのです。

2015年4月10日金曜日

2015.04.10 わが友に贈る

「湿れる木より
火を出し」御聖訓。
信心とは不屈の精神だ。
強盛なる祈りで
逆境をはね返せ!

善無畏三蔵抄 P883
『日輪東方の空に出でさせ給へば南浮の空皆明かなり大光を備へ給へる故なり』

◇人生の座標
「成長しょう」と努力する女性は、人生のどんなときをも、最高に輝かせていける。反対に、自己の成長を願わず、目先の楽しみだけを追い求める人生の、どこが幸福であろうか。

☆100文字の幸福抄
真剣に誠実に生き切った
父母たちの尊き人生は、
家族という生命の大地に還る。
そして後継の世代へ、
永遠に豊かな心の滋養を贈っていく。
家族とは、志を同じくし、励まし合い、
助け合う人間の絆といってもよい。

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第13回 童話の王さまアンデルセン
この物語は、アンデルセンが、自分の人生をふりかえって書いたものといわれています。
アンデルセンは今から210年前の1805年4月2日、オーデンセという町に生まれました。まずしいくらしでしたが、両親の愛情をたっぷり受け、幸せな日々を送っていました。
お父さんは読書が好きで、幼いアンデルセンに『アラビアン・ナイト』などの本を読んでくれたり、おしばいに連れて行ってくれたりしました。だから、小さいころから本やおしばいが大好きになりました。
でも、お父さんはアンデルセンが11歳の時、病気で亡くなってしまいます。生活はさらに苦しくなりました。そのなかで、お母さんが必死に働いて、育ててくれたのです。
ある時、コペンハーゲンの劇団が町にやってきました。アンデルセンは、その劇に感動し、自分も役者になろうと決意しました。そして14歳で役者を目指し、コペンハーゲンへ、旅立ったのです。
しかし、その夢は、あっけなく消えてしまいます。どこにも、やとってもらえません。食べるものにもこまる日々が続きました。でも、アンデルセンは、へこたれません。
役者がだめなら、劇の作者になろう——彼は一生けんめいに、物語を書いて、劇場へ送り続けました。すると、その一つが認められ、学校に行かせてもらえるようになったのです。
この時、アンデルセンは17歳。学校では、四つも、五つも年下の子どもたちといっしょに、勉強をしなければなりませんでした。
一人だけ年上で、体が大きかったせいか、いじわるな先生にからかわれたり、いじめられたりしました。それでも、勉強を重ね、23歳で大学に合格することができました。そして、大学にいる時から、小説や詩、童話をたくさん書きはじめました。
失敗も多かったけれど、負けずにがんばるアンデルセンには、応援してくれる人がいっぱいいました。その人たちにささえられて書き続け、やがて、世界中の子どもたちに読みつがれる大作家へと成長していきました。
「みにくいあひるの子」のようにいじめられたアンデルセンが、みごとな「白鳥」となって、世界文学の大空へ羽ばたいたのです。

自分が人とちがうことで、いじめられることがあるかもしれない。しかし、そんな"いじめ"や"差別"は、絶対にまちがっています。だから、断じて負けてはいけない。
みんなは、自分にしかない、すばらしい"宝もの"をもっています。その"宝もの"を最高にかがやかせるのが、題目の力です。今は分からなくても、いつか、必ず分かる時がきます。
アンデルセンは記しています。「私の今までの生涯には晴れた日も曇った日もあった。けれども、すべてはけっきょく私のためになった」と。
どんな時も希望をもって挑戦する人が、偉い人です。何があっても挑戦を続ける人が、最後に必ず勝利する人です。夢をもち続け、へこたれないで努力するかぎり、苦しいことも悲しいことも全部、自分の成長の力に変えられます。

現在、アンデルセンの誕生日である4月2日は「国際子どもの本の日」となり、日本ではその日をはさんだ2週間を「絵本週間」として、絵本に親しむようにしています。
この4月2日は私の師匠・戸田城聖先生の亡くなられた日です。私は、戸田先生が経営する出版社で働き、21歳の時、少年雑誌の編集長になりました。子どもたちにとって、おもしろくて、ためになるものをつくり、夢と希望を送ろうとがんばりました。
私が、これまで童話をつくったり、こうして今、「希望の虹」を書いたりするのも、この時の誓いがあるからです。私の願いは、まったく変わりません。

いよいよ楽しい一学期です。
少年少女部のみなさん全員が、笑顔の1年間になるよう、私も妻も一生けんめいに題目を送ります。、
アンデルセンは書きました。
「小鳥のつばさが窓をうつ/外へ出よう、いますぐ!/知識の実は外になっている/健康のリンゴと共に/さあ飛んでいってその実をつもう/すべてのすばらしいもの、美しいものを!」
勉学第一、健康第一、そして、友情第一、親孝行第一でいこう!
みなさんの未来には、「すばらしいもの」「美しいもの」が、いっぱい待っているのだから!

2015年4月9日木曜日

2015.04.09 わが友に贈る

進学・就職等で
地域に転入した友に
暖かな声掛けを!
創価家族の励ましこそ
新天地での活躍の力だ!

報恩抄 P329
『極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず、正像二千年の弘通は末法の一時に劣るか』

◇人生の座標
世界の半分は女性である。天の半分を支えるのも、女性である。いよいよ、女性の声、女性の力が、時代・社会を変える力になってきた。

☆100文字の幸福抄
人の心を温かく包み込む微笑(ほほえみ)は、
決してつくられるものではない。
自分を支えてくれる人々や自然に対して
「ありがとう」と感謝する心、
相手を尊敬する心、
生命それ自体に対する敬虔(けいけん)な心が
美しい微笑を生むのだ。

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第13回 童話の王さまアンデルセン
新入生のみなさん、晴れの入学おめでとう! 進級したみなさんも、おめでとう!
新一年生は今、「友だちできるかな?」「どんな勉強をするのかな?」と胸がドキドキしていることでしょう。不安なことや、心配なこともあるかもしれません。
でも、みんな大丈夫です!
みなさんは、負けない心が燃える「ししの子」だからです。
さあ、私たちは、いっしょに、「きょう」という新しい一日の物語を元気につくっていきましょう。

みなさんは「人魚姫」や「マッチ売りの少女」、「はだかの王さま」や「おやゆび姫」などのお話を読んだことがありますか。こうした名作を150もつくり、「童話の王さま」と呼ばれているのが、アンデルセンです。
少年少女部の合唱団の中には、「アンデルセン」の名前が入った合唱団もあります。彼が書いた「雪の女王」の話をもとにした映画も、最近、大ヒットしましたね。
アンデルセンが生まれた国は、ヨーロッパの北の方にあるデンマークです。首都のコペンハーゲンの海辺には、「人魚姫の像」があり、私も54年前、この像の前に立ちました。
デンマークは、創価学会初代会長の牧口常三郎先生が教育のもはんとして尊敬された国で、私もこの国の大教育者と対談集を発刊しました。この中でも、アンデルセンの童話には"人をいちばん大切にする心"があふれていると語り合いました。
世界中の人が"人を大切にする心"をもてば、必ず平和な世の中になるにちがいありません。ですから、"友だちを大切にする心"をかがやかせ、がんばっているみなさんのことを聞くと、私もうれしくなります。

アンデルセンの童話に、「みにくいあひるの子」があります。
——夏のある日、アヒルのお母さんはずっと、たまごをあたためていました。すると、次々と、かわいらしいヒナたちが生まれてきました。しかし、最後に生まれたヒナは、とても大きく、灰色の毛でした。
そのため、友だちやきょうだいたちから"みにくい"といじめられ、とうとう、にげ出してしまいます。どこへ行っても、みんなとちがうといわれ、仲間はずれにされて、きびしい冬を、ひとりぼっちですごしました。
やがて春になると、みにくいアヒルの子は、自分でも気がつかないうちに、大空を飛ぶことができるようになっていました。
木々に囲まれた池におり立つと、白鳥たちがあらわれました。
"きっと、みにくいと思っているんだろうな"
アヒルの子は悲しくなって、うつむいた時、水面にうつった自分の姿におどろきました。うつっていたのは"みにくいアヒルの子"ではなく、"一羽の美しい白鳥"の姿だったのです——。

◎今日、ふじいさんの候補付きを土屋さんとします!頑張りま〜す(^^♪

2015年4月8日水曜日

2015.04.08 わが友に贈る

激しい寒暖差に注意。
体調を崩さぬよう
賢明な対処を!
健康に留意して
豊かな生命力で進め!

日厳尼御前御返事 P1262
『叶ひ叶はぬは御信心により候べし全く日蓮がとがにあらず』

◇人生の座標
人格と人格、魂と魂で結ばれた絆というものは、どんな嵐にも、揺らぐことはない。いかなる試練の峰、苦難の坂にあっても、互いに固く結び合い、支え合いながら、時とともに強固なものとなっていく。

☆100文字の幸福抄
何の悩みもないことが、幸せなのではない。
何があっても負けないこと、耐えられること、
それこそが、幸せである。
一番、苦労した人が、
最後は一番、幸福を勝ち取れる。
幸福は、忍耐という大地に咲く、
花であることを忘れまい。

☆勝利の人間学 第71回 日に日に新たに
◇朝に勝ち、一日を勝つ
何事も大事なのは、基本に徹することだ。仏道修行の基本は、勤行・唱題である。
御書に『朝朝・仏と共に起き』(P737、「御義口伝」)とある。私たちは朗々たる朝の勤行で、胸中に「元初の太陽」を昇らせよう! 今日も、凱歌のファンファーレを奏でゆくのだ!
わが師・戸田先生は、朝に厳しかった。「朝の出勤で人物がわかる」と言われ、遅刻は厳重に戒められた。
もちろん、仕事や勤務の形態は多様だろう。要は、一日のスタートダッシュの勢いである。
とくに新社会人は、皆に先んじて出社し、元気に声を出して、挨拶をしていくことだ。

◇「目標への執念」で決まる
戸田先生は、「まず"こうするのだ"と決める。"必ず勝つのだ"と決める。一念を定めるかどうかで、勝敗は決まる。これが勝負の哲学である」と教えてくださった。
明確な「目標」を掲げ、「断じて勝つ」と誓願を立て、そして猛然と祈っていくのだ。
日蓮大聖人は、『法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず』(P1352、「祈禱抄」)と、断言されている。いかなる状況であれ、決定した祈りに、諸天が動かないわけがない。祈り抜き、戦い抜き、最後は必ず勝つのだ。
青年よ、「目標への執念」を忘るるな!

◇戦いは慣れと油断を排せ
生命は間断なき戦いである。ゆえに、「慣れ」と「油断」を排さねばならない。
「これぐらいでいいだろう」「自分は大丈夫」と思う慢心に、魔はつけ込んでくる。
常に題目を忘れずに、傲らず、弛まず、怯まずに勇猛精進していくのだ。
創価の父・牧口先生は、「荀(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又た日に新たなり」(中国の古典『大学』)を座右の銘にされていた。
日々挑戦、日々向上、日々人間革命――これが仏法の魂だ。ここに信心の勝利がある。
青春とは躍進する生命だ。はち切れんばかりの息吹で、希望満開、勇気満開の春を!

2015年4月7日火曜日

2015.04.07 わが友に贈る

王者の富士を仰ぐ
誇り高き東海道よ!
「正義の旗」掲げ
堂々たる師子吼を!
民衆の凱歌を共に!

法華経題目抄 P940
『たとひさとりなけれども信心あらん者は鈍根も正見の者なりたとひさとりあるとも信心なき者は誹謗闡提の者なり』

◇人生の座標
いわば選ばれた誇り高き友情をもちえた人は、人生の宝をもった人である。人生において"友情"という宝をもった人は、心の富者であり、勝者である。反対に、この宝をもたない人は、どんな地位等を得てもさびしい。

☆100文字の幸福抄
見栄を張ったり、
贅沢をしたりすることは、長続きしない。
安定した家計を心がけることが大切である。
わが家は、わが家らしく、
地道に堅実に、そして忍耐強く、
一歩また一歩、進んでいくことが
清々しい人生の軌道となる。

☆宮城・岩手・福島男子部幹部会 名誉会長がメッセージ
東日本大震災で被災した宮城、岩手、福島の3県合同の男子部幹部会、通称"東北プライド男幹"が29日、郡山市の福島文化会館で盛大に開催された。
これには、池田名誉会長がメッセージを贈り、大震災にも負けず、断固と立ち上がった"大東北の丈夫の世界第一の誇り"に胸を張っていただきたいと強調。「諸君の成長、東北創価学会の発展と共に、東北の大復興があり、日本の蘇生の大前進があると、私は大確信してやみません」と述べ、一人残らず、生活と社会の大勝利者、家族の幸福、職場の興隆、地域社会の繁栄を開く先駆者にと念願した。
そして、どこまでも仲良く励まし合いながら、世界に輝く不撓不屈の青年のスクラムを広げてほしいと万感の期待を寄せた。

大震災から4年。災害公営住宅の建設など目に見える形での復興が進む一方で、被災者一人一人の「心の復興」への道のりは遠い。
だからこそ、東北の宮城、岩手、福島の男子部は、"今こそ友の心に希望の火をともす励ましを!"と、本年初頭から圧倒的な対話を展開した。
大切な家族を失ったあるメンバーは、同じ悲しみに沈む友に同苦し、その友が前を向けるまで寄り添い続けた。
ある新入会の友は震災後、"「心の財」は絶対に壊されない"との名誉会長の指針に触れて入会。あの時に自分が励まされたように友人を励まそうと語らいに挑んだ。
不屈の魂を燃やし、現実と戦い抜く一人一人の振る舞いと創価の哲学に、共感が広がっていった。そして、日本一の弘教を成し遂げて、この日を迎えたのである。
会場には、"我らこそ復興の担い手"との誇りに燃える東北健児の心意気がみなぎっていた。
幹部会では、山根東北青年部長のあいさつに続き、今月の国連防災世界会議の公式関連行事で登壇した生木大祐さんが体験発表。苦闘を乗り越え、現在、海外から人材を受け入れる復興事業に取り組む模様を語った。
町田東北男子部長は、人々を不幸に陥れる生命の無明との戦いである折伏の精神をたぎらせ、使命の天地に勇気と希望と活力を送っていこうと力説。
竹岡男子部長が「折伏の中で信心の確信をつかみ、池田門下の誇りも高く、社会で実証を」と訴えた。
盛島東北長は、妙法の勇者たちをたたえ、共々に師弟勝利の大道を歩み抜こうと呼び掛けた。

2015年4月6日月曜日

2015.04.06 わが友に贈る

◇今週のことば
勇気をもって語る。
友を心から励ます。
「声仏事を為す」だ。
一日一日の勝利を重ね
大勝利の5月3日を!
2015年04月06日

四条金吾殿御返事 P1183
『いかにわろくともわろきよし人にも又上へも申させ給うべからず候、よきところよきところと申し給はば又かさねて給はらせ給うべし』

◇人生の座標
「千里の道も一歩から」。その「一歩」とは、「一人の友との語らい」にほかならない。

☆100文字の幸福抄
問題や苦労などない家庭など、
どこにも存在しない。
すべて満ち足りているならば、楽かもしれない。
しかし、そこには、人間としての成長も
本当の幸福もない。
どんな悩みも、たくましい楽観主義で、
悠々と人生を切り開いていけばよい。

☆大白蓮華巻頭言 2015年4月 創価桜の道ひらけ!
毎日毎朝、私の心に響いてくる足音がある。
それは、日本列島のあの道この道で、聖教新聞の配達の歩みを進めてくださっている、尊き「無冠の友」の足音である。
その一歩一歩が、友に今日一日の前進の力を贈り、無量無辺の「心の財」を積み、広げているのだ。
日蓮大聖人は、日女御前を励まされた。
「大空には鳥の飛ぶ跡がある。人間には見えない。大海には魚の道がある。人間には見えない」
「同じように、あなた日女御前の御身の内には、『宝塔品』が厳然とあるのである。凡夫には見えなくとも、釈迦仏・多宝如来・全宇宙の諸仏はご覧になっている」(P1250、趣意、「日女御前御返事」)と。
たとえ誰が見ていなくとも、御本仏が厳然と御照覧くださっている「生命の道」がある。これこそ、自他共に生命の「宝塔」を輝き光らせていく、自行化他の仏道修行の「道」なのである。
この娑婆世界には、御書に「冥きより冥きに入る」(P560、「三世諸仏総勘文教相廃立」)と喝破されているように、悪縁に引きずられて深い闇から闇へ彷徨う不幸が、あまりに多い。
その悪道の流転を押し止めて、生きる喜びの道へ、希望の光の道へ、共に進みゆく哲理が、妙法である。
ここに、「一生成仏」を勝ち開きゆく直道がある。また、「父母を扶くる道」(P223、「開目抄」)という真実の孝養の道もある。そして万人を、これ以上ない幸福の境涯へとリードしていける「無上道」があるのだ。
現実の道には、荊も生い茂る。壁も立ちはだかる。出口の見えない、長いトンネルのような道もある。
しかし、古代ローマの哲人セネカは、「ごつごつした道こそ、崇高の頂に達する道です」と言った。
題目は、険難の坂も勇敢に上りゆくエンジンだ。
知多半島の多宝の父母は、伊勢湾台風の被災にも、悪意や偏見にも、不退の心で、「我等の決めた」この道を切り開いてきた。同志と共に、走り、語り、愛する郷土の三変土田のため、今も戦い続ける。
「悪口されると、余計に『よし、勝つぞ!』と燃えました。今、すべてが仏縁と信頼の道に変わりました。学会は、人を救う地涌の菩薩の団体です。友と会えば、すぐに歓喜の対話の道が広がります」と。
苦難の中を、もがき、苦しみながらも、法のため、人のため、社会のため、前へ踏み出した一足一足は、黄金の足跡となって、決して消えない。あとに続く人々に、限りない希望の道標と輝いていくのだ。
わが師・戸田城聖先生は叫ばれた。
「山道を大きな石がふさいで前に進めない。しかし、どうしても行かなくてはいけない。どうするか。その時こそ、『勇気』を奮い起こし、『智慧』を発揮していくところに、信心の本当の深さがある」と。
我らは、広宣流布の正道、立正安国の大道を開くことを誓い願って生まれてきた。
「新たな友よ、集い来れ!」と声をかけながら、今日も強く朗らかに、創価桜のこの道を征こう!

師弟して
 誓いの道を
  晴ればれと
 創価桜の
  満開勝利で

2015.04.05 わが友に贈る

広布のための労苦は
全て三世の福徳と輝く。
ゆえに今日も前進だ!
「月月・日日に」の心で
新たな歴史を綴れ!

同生同名御書 P1115
『人の身には同生同名と申す二のつかひを天生るる時よりつけさせ給いて影の身にしたがふがごとく須臾もはなれず、大罪小罪大功徳小功徳すこしもおとさずかはるかはる天にのぼて申し候と』

◇人生の座標
組織といい団体といっても、どこまでも血の通った人間の集まりである。号令や強制、まして策などで、人々の心が動くはずもない。
一人の友と、膝づめの対話を重ねる。自分自身が赤裸々な姿で、誠意を込めて友と語る。それでこそ、人の心に火をともすことができる。やがてそれが千人、万人の希望の炎となって燃え広がっていくのである。

☆100文字の幸福抄
聞き上手は、人間関係を円滑にする。
そのコツは、相づちである。
まず「うんうんと、うなずく」こと。
そして「最後まで話をさえぎらない」こと。
「私の気持ちをわかってくれている」
その信頼感こそが、
心を開かせるからだ。

☆御書とともに� 第53回 創価とは勇者の集いなり
『御いのりの叶い候はざらんは弓のつよくしてつるよはく・太刀つるぎにて・つかう人の臆病なるやうにて候べし、あへて法華経の御とがにては候べからず』(王舎城事、P1138)

◇通解
祈りが叶わないのは、弓が強いのに弦が弱く、太刀や剣があっても使う人が臆病なようなものである。決して法華経の失によるものではない。

◇同志への指針
勇気ある信心に勝る力はない。弓を引き絞って的を射るように、強盛に祈るのだ。宝剣を堂々と掲げて魔を断ち切り、勇敢に動くのだ。
創価とは勇者の集いなり。わが誉れの同志が「勇気」の二字で妙法の絶対の功徳力を湧現してきたゆえに、今日の世界広布の大発展がある。
臆さず、惑わず、祈りきり、語り抜こう! 不屈の実践に諸天の加護は厳然である。

2015.04.04 わが友に贈る

広布と人生の勝負は
「勇気」で決まる。
大変な時こそ
負けじ魂を燃やし
強盛な信心を貫け!

異体同心事 P1464
『悪は多けれども一善にかつ事なし、譬へば多くの火あつまれども一水にはきゑぬ、此の一門も又かくのごとし』

◇人生の座標
ともあれ友情は、人間としての「成長」と「善」の価値を生む。悪友は、「成長」がなく、「善」の価値がない。それは、ただの仲間であり、友情ではない。「その人を知るには、その友を見よ」という言葉もある。どういう友人をもっているかで、大きな影響を受けるし、朱に交われば赤くなる。悪い心、悪い考えをもった人を近づけてはいけない。

☆100文字の幸福抄
愚癡(ぐち)は「心のさび」といえるかもしれない。
心がさびつくと、
生命の回転が鈍くなり、固まってしまう。
本来ならば、できるようなことも、
できなくなってしまう。
喜びこそが、生命を回転させる
「心の潤滑油」である。

☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第11回 勇気で開け 勝利の歴史を
桜開花の今、広布に走る友の生命は、いやまして輝く。
平和のため、地域のため、社会のため、妙法と共に、師と一体で戦う。これが我らの今世の使命だ。
最高に尊貴な信心の努力を、どこまでも地道にやり抜こう。これが我らの勝利の軌道だ。
広宣流布のため、立正安国のため、尊い尊い大奮闘は、諸天が見ている。
御本仏が全て御照覧である。
大変でしょうが、これほど偉大な仏道修行はない。全部、仏になるための苦労だからだ。
日蓮大聖人は『賢者はよろこび愚者は退く』(P1091、「兵衛志殿御返事」)と仰せになられた。
どうか、賢者の中の大賢者として、喜び勇んで打って出て、自他共に幸福境涯を開く大革命を成し遂げていただきたい。

戸田先生は「慈悲は勇気が表となる」と教えてくださった。
理想への勇気!
友情への勇気!
拡大への勇気!
団結への勇気!
勝利への勇気!
信心とは究極の勇気だ。
苦難がなければ喜びもない。
惰性の日々に感激はない。

友のためなら労苦を惜しまず、率先し最前線に駆けつけ、今ここに「ああ感激の同志あり」と謳われゆく君たちよ!
大切な大切な宝友と励まし合い、皆が「人間革命」し、皆が「宿命転換」できる大闘争を、仲良く、朗らかに、貫き通していこう。
誓いの旗を高く掲げ、自分自身の神々しい劇を演じていくのだ。
そして、「正義の民衆が最後は必ず勝つ」という痛快なる広布と人生の喜びの姿を、断固として示し切っていこうではないか。
未来のために、偉大なる絶対勝利の歴史を共に! 共々に! 異体同心のスクラムで!

2015年4月3日金曜日

2015.04.03 わが友に贈る

信心とは「行動」だ!
深き祈りを根本に
智慧の限りを尽くして
勝利の日々を刻もう!
限界突破の歴史を綴れ!

一生成仏抄 P384
『迷う時は衆生と名け悟る時をば仏と名けたり、譬えば闇鏡も磨きぬれば玉と見ゆるが如し』

◇人生の座標
自分と違うところをもつ人を尊敬できる「心の大きさ」が、友情の土壌です。「大きい心」があれば、その分、素晴らしい友情ができる。「小さい心」は、小さな、やせ細った孤独しか育たないでしょう。

☆100文字の幸福抄
桜の花言葉には「心の美」とある。
「さくら」という名前それ自体に
「咲く」というひたむきな意志が宿っている。
逆境にあろうとも、
希望の花、勝利の花を
咲かせてみせるという、
女性たちの毅然たる決意と響きあっている。

☆御書とともに� 第52回 病に負けない妙法の力
『設い業病なりとも法華経の御力たのもし、阿闍世王は法華経を持ちて四十年の命をのべ陳臣は十五年の命をのべたり』(富木尼御前御返事、P975)

◇通解
たとえ業病であっても、法華経の御力は頼もしい。阿闍世王は法華経を受持して40年も寿命を延ばし、天台大師の兄の陳臣も15年も寿命を延ばした。

◇同志への指針
牧口先生が大切にし、病の友を励まされた一節である。病気は誰人も避けられない。しかし、「法華経の御力たのもし」である。嘆いてはならない。負けてはならない。師子吼の題目で病魔を打ち破っていくのだ。
仏の大境涯を勝ち開くための病である。毅然と「更賜寿命」の功力を顕していくのだ。
私も妻と、全同志の健康長寿を祈りに祈り抜いている。

2015年4月2日木曜日

2015.04.02 わが友に贈る

不可能を可能に!
それが法華経の兵法だ。
世界が仰ぐ常勝関西よ
不屈の信心で立て!
師弟不二の大道を進め!

内房女房御返事 P1423
『過去の慈父尊霊は存生に南無妙法蓮華経と唱へしかば即身成仏の人なり』

◇人生の座標
雨の一滴も、川の水の一滴も、大海の一滴も、一滴には違いない。小さな世界の中の友情であったとしても、全世界の友情につながる。同じ「友情」であり、違いはない。「一人」の本当の友人をつくることが、「世界」の平和へと通じているのです。

☆100文字の幸福抄
一人の人生にはそれぞれ
自分を育んでくれた大地の存在がある。
人は大地の恩恵を受け、人生の花を咲かせる。
恩を忘れない人は、美しい。
自分を育ててくれた
大地の恩に報いていける人こそ、
豊かな人生を歩んでいける。

☆世界広布新時代第17回各部代表者会議 名誉会長が伝言
世界広布新時代第17回の各部代表者会議が23日、東京・新宿区の常勝会館(本部第二別館内)で開催された。
これには池田名誉会長が伝言を寄せ、広宣流布のための行動は全部、皆の大功徳に変わると力説。一人一人が、いよいよ信力・行力を奮い起こして、絶大なる仏力・法力を呼びあらわしていこうと訴えた。
さらに、勝負を決するのは「団結」である。明るく仲良く声を出して、「水魚の思」で守り合い、日本全国、全世界の友と、5月3日を喜び祝おうと念願した。

2015.04.01 わが友に贈る

躍動の春本番!
大いなる誓いが
大いなる歴史を開く。
若々しい息吹で
希望に燃えて出発だ!

王舎城事 P1138
『御いのりの叶い候はざらんは弓のつよくしてつるよはく太刀つるぎにてつかう人の臆病なるやうにて候べし』

◇人生の座標
胸中の希望に光をそそぎ、燃え上がらせるものこそ、温かな「励まし」ではないだろうか。周囲の人々が、いわば"心の引力"をもって、本人を希望の方向へ、生の方向へと励まし、導いていくことである。
「励」ましという文字には「万」の「力」とある。まさに、人々に「万」の「力」をおくるものこそ、心からの「励まし」である。

☆100文字の幸福抄
真の幸福はどこか他の世界にあるのではない。
身近にある。足元にある。
困難を避けて、夢を追うような
幻の人生ではいけない。
夫婦で互いに助け合い、一日一日を着実に、
地道に生き抜いていくところに、
幸福は光り輝き、喜びが生まれる。

☆沖縄で世界青年平和大会 名誉会長がメッセージ
沖縄青年部の「沖縄戦70年 世界青年平和大会 OKINAWAピースウエーブフェスタ2015」が22日の昼と夜、約8,000人が参加して宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催。池田大作名誉会長が祝福のメッセージを寄せた。これは、創価学会青年部の「SOKAグローバルアクション」の一環で行われたもの。沖縄青年部で進めてきた平和意識調査が3万人を超えたことが発表された。

「うりずん」——沖縄で春分から梅雨入りにかけ、大地が潤い、緑が深まり、鮮やかに花咲く頃を表す言葉である。あちこちで緑の中にピンクや黄の花々がこぼれ、風に揺れる。
だが70年前、美しいうりずんの島から笑顔が消えた。凄惨な地上戦。20万を超える命が奪われ、県民の4人に1人が犠牲となった。涙が染み込んだ大地で戦後も苦難が続く。
「戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない」
名誉会長はこの一節から、小説 『人間革命』 の執筆を沖縄で開始(1964年12月2日)。「最も苦しんだ沖縄こそ、最も幸福になり、最も平和になる権利がある」との信念で、友を励ましてきた。
2,000年の世界青年平和大文化総会で、名誉会長は青年とカチャーシーを舞った。その同じ会場で、今回の大会は開かれた。
(中略)
名誉会長はメッセージの中で、青年部の奮闘を讃え、「わが命に秘められた尊厳なる力を引き出し、自分にしかできない使命を、思う存分に果たし抜くこと」「一人一人の命を敬い、大切にし、励まし合って、仲良く前進していくこと」「自分の命を育んでくれた家庭や地域や社会に恩返しをし、世界の平和と繁栄のために、自分らしく貢献していくこと」を強調した。

2015年3月31日火曜日

2015.03.31 わが友に贈る

偉大なる人材の天地
中国方面の友よ
正義と信念の叫びを
万波と広げゆけ!
共に新時代の夜明けを!

一生成仏抄 P383
『妙法蓮華経と唱へ持つと云うとも若し己心の外に法ありと思はば全く妙法にあらず』

◇人生の座標
人を包みゆくことです。大きな河のような自分になるのです。大きな海のような自分になるのです。大きな大きな青空のような自分になるのです。その「大きな心」から、大いなる友情のドラマは生まれてくるのです。

☆100文字の幸福抄
家族のあり方は千差万別であり、
時代と共に変化もする。
ただ一点、家族を家族たらしめる
不変の力があるはずだ。
それは、「人を大切にする心」である。
この心に支えられて、
人は強くなれるし、優しくもなれる。

☆名誉会長と共に新時代を駆ける 第10回 異体同心で常勝の大行進
「3・16」から「4・2」、そして「5・3」へ、学会は大いなる前進の節を刻む。
もうすぐ桜の春が来る。恩師・戸田先生の雄姿を思い出す。
民衆を苦しめる邪悪と戦われた師であった。巌のごとき信心の先生であられた。
世界広布、立正安国を願われた師を偲び、私は先日、恩師記念会館で全同志の健康と幸福と勝利を祈念した。
思えば、昭和33年(1958年)3月16日、広宣流布の記念式典に、全国から6,000人の青年が電光石火で集った。
今、あの誓いのままに、戦う心を燃やす多宝の友がいる。勇んで駆け付ける心意気を継ぐ、頼もしき後継の勇者がいる。
恩師は青年を信じ、愛し、大激励された。励ましを送ろうと自ら大太鼓を打ち鳴らし、その雄渾の響きに思いを込めた。
前進だ! 追撃だ! 最激戦地へ打って出よう! 勝利、勝利のリズムで進め!——と。
私も同じ心である。
嵐も怒濤も乗り越えて、青春の命で生き抜こう。闇が深いほど、希望の夜明けは近いのだ。

戸田先生は烈々と叫ばれた。
「師と苦楽をともにする弟子たれ! 師と目的をともにする弟子たれ! 師と勝利をともにする弟子たれ!」と。
この心で私は全てに勝った。
大変であればあるほど、強盛の信心を奮い起こし、いよいよ喜びをなして、勇み戦い、断じて勝つ! これが常勝の魂だ。
何があろうとも、我らには題目の師子吼がある。異体同心の団結がある。何も恐れるものはない。断じて負けない。広布の行動は、全部が仏縁になる。諸天を動かす。功徳に変わる。
今再び『異体同心なれば万事を成し同体異心なれば諸事叶う事なし』(P1463、「異体同心事」)との大確信で、「いざや前進」だ。
忙しい時こそ励まし合い、讃え合って歴史を創ろう。常勝の太陽の皆さん方の健康と、満々たる生命力の行進を祈ります。