2015年5月11日月曜日

2015.05.11 わが友に贈る

◇今週のことば
広宣流布とは
人材の拡大なり。
目標は明確に。
祈りは具体的に。
体験談を生き生きと!
2015年05月11日

唱法華題目抄 P1
『かりそめにも法華経を信じて聊も謗を生ぜざらん人は余の悪にひかれて悪道に堕つべしとはおぼえず』

◇人生の座標
大人からすれば、子どもは「鏡」です。接する人の心を、明らかに映し出す「鏡」です。
こちらが真剣に、真心でかかわっていけば、必ず応えてくれるものです。

☆100文字の幸福抄
女性の一生という、
広い視野に立ってみれば、
美しさというものも、
決して短距離競走ではない。
最期の一瞬まで続くマラソンなのである。
そのために生涯、燃え続けてゆく
美しさの基盤が、大切となろう。

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第14回 イタリアの「花の都(フィレンツェ)」�
人類の新たなルネサンスを託すのは青年しかいない——私はこの思いで、イタリアの若き友とも出会いを重ね、語り合ってきました。
92年にフィレンツェのイタリア文化会館で開かれた芸術音楽祭の時、本館前で未来部のメンバーと記念撮影会を行いました。
94年の訪問でも芸術フェスティバルが開催され、演目の合間に未来部の友と交流のひとときを持ちました。お菓子をプレゼントし、帽子をかぶせて差し上げた時の、光の王子、王女たちの笑顔は忘れられません。
うれしいことに、こうした出会いを結んだ友が今、広布のリーダーとして立ち上がっています。
ある時、日差しの強いミケランジェロ広場で、私が麦わら帽子を贈って励ました青年は、その後、アメリカの名門大学での研究職を勝ち取ったと伺っています。
もともと勉強が苦手で、5年制の高校を7年がかりで卒業した彼でしたが、執念の祈りと努力で、見事、夢を叶えたのです。
イタリアの友に贈った長編詩に、私は万感を込めて綴りました。

「ああ 若き 若き翼よ
君たちの
その双肩に
不滅の未来が実在する
故に その胸中に使命がある
尊き地湧の君たちこそ
翔べよ また翔びゆけよ
栄光燦たる
無窮の天座の彼方へ」
(「新たなるルネサンスの鐘」)

私のフィレンツェ初訪問から現在まで、イタリアSGIは、若き友が躍進の中心となり、平和の連帯を大きく広げてきました。
創価の師弟に生きる青年には、自身の無限の可能性を開き、無窮の大空へと飛翔する「未来の翼」があります。一人の青年が立ち上がれば、世界は変わるのです。

日蓮大聖人は、『天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか』(P254、「観心本尊抄」)と仰せになられました。
天空に太陽がひとたび昇れば、大地も明るく照らされます。
若くして太陽の仏法を持った皆さんは、勉学であれ、生活であれ、友情であれ、すべてにおいて、希望の光、勇気の光、勝利の光を放っていくことができます。
さあ、さわかやに晴れわたる、5月が到来しました。
5月3日は、恩師・戸田城聖先生が第2代会長に、そして不二の弟子である32歳の青年の私が一人立ち上がり、第3代の会長に就任した「創価学会の日」です。
そして、学会にとって最も大事なこの日を、後年、私は、「創価学会母の日」にと提案しました。
さらに、5月5日の「創価学会後継者の日」は、私の直弟子である未来部に一切を託す日です。
私にとって5月は、戸田先生への報恩の誓いを新たにする時であり、未来に続く君たちの未知を開くために、「やらんかな!」と再び立ち上がる月です。
どこまでも私と一緒に、清新な決意で進もう!
五月晴れの青空のように!
無限大の可能性を秘めた君たち、貴女たちの躍動を、全世界が待っているのだから。