希望と情熱こそ
新時代を開く力なり。
自身の課題に向かって
はつらつと挑戦を!
生涯青春の人生たれ!
松野殿御返事 P1386
『退転なく修行して最後臨終の時を待って御覧ぜよ、妙覚の山に走り登つて四方をきつと見るならばあら面白や法界寂光土にして瑠璃を以つて地とし金の繩を以つて八の道を界へり、天より四種の花ふり虚空に音楽聞えて、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき娯楽快楽し給うぞや、我れ等も其の数に列なりて遊戯し楽むべき事はや近づけり』
◇人生の座標
教育の「育」とは、育むことです。親が庇護して、ただ守るだけではない。子どもに自分で人生を開く力、生き抜くカ−−つまり、「自立した心」をいかに養わせるかが、家庭教育の一つの眼目と言ってよい。
☆100文字の幸福抄
どの子も、幸福になるために
生まれてきた。
どの子も、人生に勝利するために
生まれてきた。
子どもたちに、どんな試練も勝ち越えて
幸せになる力を贈ってくれるのが、
母の真剣な心であり、深き愛情である。
☆勝利の人間学 第73回 青年の可能性は無限大
◇若さ自体が「財宝」
若さは、それ自体が、無上の「財宝」だ。
どんな富豪よりも、どんな帝王よりも、伸びゆく若人の生命が美しく、豊かなのである。
その青春の生命を最大に光輝あらしめていくのが、正しき信仰の実践だ。
『深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし』(P384)と仰せの通りである。
自行化他の題目で生命を磨こう!
対話に打って出て人格を磨こう!
仏法は「現当二世」だ。後ろを振り向く必要はない。前へ前へと進んでいけばよいのだ。
君たちは、「無限の可能性の宝」なのだから。
◇新しい力を引き出せ
わが青年部の大奮闘によって、学会は、「5・3」を大勝利で飾ることができた。
さらなる躍進のために、新しいりリーダーを抜擢し、大切に励まし、伸ばしていこう。
新しい息吹と力、新しい考え方と智慧を、どんどん引き出して、生かしてもらいたい。
先輩は、後輩を下に見るのではなく、自分以上に使命深き地涌の菩薩として、尊重する。
賢く大きな心で、桜梅桃李の人材が伸び伸びと長所を開花できる希望の園をつくるのだ。
自分の時代に、共に広布へ走る中で、どれだけの人材を糾合し、育てることができるか。
その明確な祈りと挑戦を忘れまい。
◇歓喜の一波を万波ヘ
御言には、『とてもかくても法華経を強いて説き聞かすべし』『何にとしても仏の種は法華経より外になきなり』(P552)とある。
相手が聞いても聞かなくても、仏法の対話は、心の大地に「仏の種」を蒔くことだ。
ゆえに、勇気を出して語り切っていけばいい。
真剣な唱題と激励を積み重ね、妙法を持つ新たな同志が誕生する瞬間ほど、歓喜踊躍する時はない。まさしく『今生人界の思出』(P467)となるのだ。
信心の歓喜を、自分から周囲へ、一波から万波へ起こしゆくことが、広宣流布の実像だ。
さあ、5月の薫風が吹き渡るように、喜び勇んで、若き地涌の連帯を広げゆけ!