進学・就職等で
地域に転入した友に
暖かな声掛けを!
創価家族の励ましこそ
新天地での活躍の力だ!
報恩抄 P329
『極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず、正像二千年の弘通は末法の一時に劣るか』
◇人生の座標
世界の半分は女性である。天の半分を支えるのも、女性である。いよいよ、女性の声、女性の力が、時代・社会を変える力になってきた。
☆100文字の幸福抄
人の心を温かく包み込む微笑(ほほえみ)は、
決してつくられるものではない。
自分を支えてくれる人々や自然に対して
「ありがとう」と感謝する心、
相手を尊敬する心、
生命それ自体に対する敬虔(けいけん)な心が
美しい微笑を生むのだ。
☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第13回 童話の王さまアンデルセン
新入生のみなさん、晴れの入学おめでとう! 進級したみなさんも、おめでとう!
新一年生は今、「友だちできるかな?」「どんな勉強をするのかな?」と胸がドキドキしていることでしょう。不安なことや、心配なこともあるかもしれません。
でも、みんな大丈夫です!
みなさんは、負けない心が燃える「ししの子」だからです。
さあ、私たちは、いっしょに、「きょう」という新しい一日の物語を元気につくっていきましょう。
みなさんは「人魚姫」や「マッチ売りの少女」、「はだかの王さま」や「おやゆび姫」などのお話を読んだことがありますか。こうした名作を150もつくり、「童話の王さま」と呼ばれているのが、アンデルセンです。
少年少女部の合唱団の中には、「アンデルセン」の名前が入った合唱団もあります。彼が書いた「雪の女王」の話をもとにした映画も、最近、大ヒットしましたね。
アンデルセンが生まれた国は、ヨーロッパの北の方にあるデンマークです。首都のコペンハーゲンの海辺には、「人魚姫の像」があり、私も54年前、この像の前に立ちました。
デンマークは、創価学会初代会長の牧口常三郎先生が教育のもはんとして尊敬された国で、私もこの国の大教育者と対談集を発刊しました。この中でも、アンデルセンの童話には"人をいちばん大切にする心"があふれていると語り合いました。
世界中の人が"人を大切にする心"をもてば、必ず平和な世の中になるにちがいありません。ですから、"友だちを大切にする心"をかがやかせ、がんばっているみなさんのことを聞くと、私もうれしくなります。
アンデルセンの童話に、「みにくいあひるの子」があります。
——夏のある日、アヒルのお母さんはずっと、たまごをあたためていました。すると、次々と、かわいらしいヒナたちが生まれてきました。しかし、最後に生まれたヒナは、とても大きく、灰色の毛でした。
そのため、友だちやきょうだいたちから"みにくい"といじめられ、とうとう、にげ出してしまいます。どこへ行っても、みんなとちがうといわれ、仲間はずれにされて、きびしい冬を、ひとりぼっちですごしました。
やがて春になると、みにくいアヒルの子は、自分でも気がつかないうちに、大空を飛ぶことができるようになっていました。
木々に囲まれた池におり立つと、白鳥たちがあらわれました。
"きっと、みにくいと思っているんだろうな"
アヒルの子は悲しくなって、うつむいた時、水面にうつった自分の姿におどろきました。うつっていたのは"みにくいアヒルの子"ではなく、"一羽の美しい白鳥"の姿だったのです——。
◎今日、ふじいさんの候補付きを土屋さんとします!頑張りま〜す(^^♪