豊かな経験を持つ
副役職の皆様の活躍が
広布前進の力だ。
わが使命の舞台で
悔いなき歴史を綴れ!
経王殿御返事 P1124
『此の曼荼羅能く能く信ぜさせ給うべし、南無妙法蓮華経は師子吼の如しいかなる病さはりをなすべきや』
◇人生の座標
「母」の真剣な愛は、人生の重大な岐路で、必ず活きる。困難なときであればあるほど、子に生きる力を与えずにおかない。
☆100文字の幸福抄
子どもとの信頼をコツコツと築き、
無限の可能性の大地を、
力強く、時に優しく耕していく。
その愛情こそが、何十年か先に、
必ず大きな花を咲かせていく。
時間を超えて偉大な力を発揮させていくのが、
教育であり、家庭の力である。
☆新時代を駆ける 第12回 永遠に崩れぬ人材の大城を
人をつくることだ。青年こそ未来だ。一切は人で決まる。
戸田先生は言われた。「苦労しない人間に、いったい何ができるか。だから、なんでもやっておくことだよ」
今の労苦が一生の宝となる。なかんずく広宣流布のために悪戦苦闘することは、最極の『今生人界の思出』(P467、「持妙法華問答抄」)となり、無量無辺の福運となる。
戸田先生の祥月命日の2日、私は恩師記念会館で勤行・唱題し、追善の祈りを捧げた。戦時中、命がけで立正安国の大願を貫かれた牧口先生、戸田先生を偲び、平和の誓いを新たにした。
師と共に戦う。師のごとく戦う。ここに学会の原点がある。
師弟の魂を、私は小説『人間革命』に留めた。執筆してきた原稿の綴りの表紙に、こう記した。
「死身弘法 不惜身命 此の心 学会精神なり」
「昭和54年4月2日」との日付と共に。
最も苦しんだ民衆が最も幸福に輝く社会を築くため、我らは行動する。どんなに厳しい試練があろうと、一歩も退かない。
逆境に挑む中でこそ、一人一人が師子に育っていくのだ。
地域へ、世界へ、金剛不壊の信念の人材の波をつくることが希望の未来を開くのである。
かつて私は、恩師の誕生日に和歌を捧げた。
「関西に 今築きゆく 錦州城 永遠に崩れぬ 魔軍抑えて」
今再び、永遠に崩れぬ大城を築き、そびえ立たせるのだ。
御書に『いかなる事ありとも・すこしもたゆ(弛)む事なかれ、いよいよ・はりあげてせむべし』(P1090、「兵衛志殿御返事」)と仰せである。戦いは、最後まで執念で攻め抜いた方が勝つ。
地涌の菩薩の大使命を胸に、勇敢に正義を語り切るのだ。
我らには「絶対勝利の信心」がある。今こそ学会精神を燃え上がらせて、皆が青年の心で前進しよう!