2015年5月6日水曜日

2015.05.04 わが友に贈る

◇今週のことば
創価後継の友よ!
世界が君を待っている。
「未来の果」は
「現在の因」にあり。
皆で未来部に光を!
2015年05月04日

十法界明因果抄 P435
『二乗は此等の報恩皆欠けたり故に一念も二乗の心を起すは十悪五逆に過ぎたり』

◇人生の座標
二十一世紀の「教育のための社会」にあっては、人間が孤立と分断の力に翻弄さ
れることなく、人種や国境を超えて結びつきの絆を深め、大自然とも縦横にコミ
ュニケートしながら、共生のハーモニーを奏でゆく−−そうした人格を形成して
いくことこそ目的であり、第一位の優先順位を与えられるべきではないでしょう
か。

☆100文字の幸福抄
子どもはいつも親を見ている。
たとえテレビに熱中しながらも、じっと見ている。
その鋭い子どもの目に対して、
親が自らの生き方を、
自信をもって示していけるかどうか。
そこに、家庭における
教育の根本のカギがある。

☆大白蓮華巻頭言2015年5月 後継の光の君よ、学び勝て!
「人」を育て、未来へ伸ばそう!
「人材」をつくり、社会へ送り出そう!
無窮の光は、「人づくり」から生まれる。
「若き心は豊かな大地である。時に適っていれば、一言の種であっても、わずかのうちに、永遠なる果実を育む」。これは、ウルグアイの文豪ホセ・エンリケ・ロドの言葉である。
青春の心の大地に、時に適った真心の励ましを送り、希望の種、向学の種、勇気の種を蒔いて、幸福勝利の果実を育むのが、我ら創価の未来部育成だ。
『声仏事を為す』(P708、「御義口伝」)である。令法久住の伝持の人にかけゆく激励の一声また一声は、まさしく「仏の仕事」を為す最極の力といってよい。
日蓮大聖人は、門下の家庭に新しい命が誕生したことを聞かれると、法難の佐渡より、『現世には跡をつぐべき孝子なり後生には又導かれて仏にならせ給うべし』(P1123、「経王御前御書」)と寿がれた。
わが未来部は、世界広宣流布の誓願を果たすため、今この時に躍り出てくれた、かけがえのない御本仏の仏子である。どれほど宿福深厚の一人一人か。
濁世なるがゆえに思わぬ試練もあろう。しかし、大聖人は幼子の病の報告に仰せになられている。
『わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき』(P1124、「経王殿御返事」)と。いざという時の勇気ある信心が、一家の永遠の大福運を勝ち開くのだ。
第三代会長に就任して、私が最初に結成したのも未来部である。手作りで薫陶を開始した鳳雛たちと、私は「佐渡御書」の一節を深く強く拝した。
それは、『師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし』(P957)との仰せである。
無名無冠の父母たちが、私と共に「師子王の心」を取り出して、いかなる苦難も恐れず、築き上げてきた異体同心の大城こそ、正義の創価学会だ。
ゆえに、わが後継の未来部に託すべき学会精神の第一は、「師子王の心」である。
未来本部、教育本部をはじめ、人材を育てる真の人材の力をいよいよ結集して、高等部・中等部・少年少女部の友を激励していきたい。
私が見守ってきた大阪のドクター部のリーダーは、小学生の時に母を病で亡くした。祖母から信心を教わり、未来部の会合で、自分に自信を持ち、人に尽くす「生命尊厳」の仏法の生き方を学び、胸を弾ませた。
「学び抜いて勝つ」と努力を貫き医学者となった彼は、感謝と報恩の心に燃えて、渾身の力で活躍する。
無量の光明を放って涌出する地涌の菩薩さながらに、「従藍而青」の若人が喜び舞いながら登場する「世界広布新時代」は、今まさに到来した。
愛する後継の光の君よ、君たちよ! 世界第一の創価の人材のスクラムで、伸び伸びと学び、鍛えてくれ給え! そして、世界の友と手を携え、新たな地球社会の希望の暁鐘を打ち鳴らしてくれ給え!

健やかに
 創価の後継
  天高く
 学び光れや
  勝利の王者と