2015年4月14日火曜日

2015.04.14 わが友に贈る

使命の道を歩み出した
新社会人の友よ!
信頼を築く土台は
「さわやかな挨拶」だ。
強き生命力で光れ!

三沢抄 P148
『此の法門出現せば正法像法に論師人師の申せし法門は皆日出でて後の星の光巧匠の後に拙を知るなるべし、此の時には正像の寺堂の仏像僧等の霊験は皆きへうせて但此の大法のみ一閻浮提に流布すべしとみへて候、各各はかかる法門にちぎり有る人なればたのもしとをぼすべし』

◇人生の座標
時代は、女性の持つしなやかな創造力、優しさ、温かさ、人間味等が社会に反映されることを求めている。物や効率ばかりを追うような社会から、心の通う人間らしい社会に戻していくには、女性の力が不可欠なのである。

☆100文字の幸福抄
人生は、幸せになるためにある。
虚栄を張ったり、
背伸びをしたりする必要など、全くない。
人間は人間以上には、偉くなれないのだ。
ありのままに自分らしく、
人のため、社会のため、
行動する人生が最も美しい。

☆随筆民衆凱歌の大行進 第20回� 桜花に誓う
文芸評論家の小林秀雄氏と、桜並木を共に散策し、語り合ったことも思い起こされる。
「人間」への透徹した眼を持つ方であった。
師ソクラテスを主人公とする膨大な著書で、弟子プラトンが示したことは、何であったか。
小林氏は、それを「どうあつても戦ふといふ精神」であり、これこそが「真の人間の刻印である」と論じておられた。
師弟とは、究極の人間の絆である。魂と魂の真の触発であり、交流だ。
なかんずく、広宣流布の誓願を分かち合い、どんな困難があろうとも戦い抜く師弟の絆ほど、尊く、強いものはないと、私は自負するのだ。

関西の創価学園では、「桜保存会」を中心とした学園生の「桜まつり」が地域でも親しまれている。日頃から学園を支え、お世話になっている近隣の方々などへの感謝を込めた花の宴である。
東京校の友情の池を飾る「学園桜」も、札幌創価幼稚園の園児たちと共に植えた「わが子桜」「王子桜・王女桜」も、希望の瞳に光り映えるに違いない。
そして今日、4月2日、「桜の城」と輝く創価大学キャンパスで、45回目の入学式が行われる。全員が英知の花、栄光の花を朗らかに咲かせゆけと、願ってやまない。
創価大学で私は、ロシアのゴルバチョフ氏(元ソ連大統領)夫妻とも、一緒に桜を植樹した。
ロシアの文豪チェーホフの戯曲『桜の園』を巡っての語らいも蘇る。
この作品では、人間らしい魂をなくした富豪らに翻弄される人びとと、どんな状況に陥ろうとも確固として信念を貫く青年トロフィーモフの生き方が描かれている。
青年は叫ぶ。
「人類は、この地上で望みうる限りの最高の真理、最高の幸福を目指して進んでいるが、僕はその最前列にいるんだ!」
だが——それを聞いた男が言う。
「行きつけるかな?」
それでも青年の心は揺るがない。
「行きついてみせる」
この誇り。この覚悟。この闘志。これこそ創価の青年の魂である。
我らが目指すもの——それは世界の平和であり、全民衆の幸福だ。そのために、人類の先頭に立って「立正安国」の旗を高く掲げ、地域広布の大道を開き進むのだ!
桜前線は、いよいよ新潟など信越・北陸を進み、福光の春を開く東北の地を包む。
勇気に燃えて、友情を広げる、私たちの躍進と呼応するかのように!
そして、北海道に達するのは今月下旬。札幌で見頃となるのは5月3日前後という。桜をこよなく愛された戸田先生の故郷である厚田の地も、それに続いて満開を迎えると予想されている。
さあ、我らもまた、わが愛する地域を幸と希望の桜花で包みゆこう!
対話の花を、あの友この友と咲かせゆこう!
「水魚の思」で結ばれた創価家族と共に、わが心の大地に福徳と歓喜の桜花を咲かせながら、勝利満開の「5月3日」を、晴れやかに迎えようではないか!

民衆の
 凱歌の春を
  断固して
 万朶の桜と
  功徳の花 咲け