2015年5月26日火曜日

2015.05.26 わが友に贈る

本紙の拡大に奮闘する
全ての皆様に最敬礼!
聖教は「人間の機関紙」。
活字と写真の力で
社会に希望の陽光を!

崇峻天皇御書 P1173
『中務三郎左衛門尉は主の御ためにも仏法の御ためにも世間の心ねもよかりけりよかりけりと鎌倉の人人の口にうたはれ給へ』

◇人生の座標
人間と人間、人間と自然、宇宙等々に、時には激しい打ち合いや矛盾、対立、葛藤を余儀なくされるかもしれないが、忍耐強くそれらを乗り越えて、本来あるべき"結びつき"のかたちにまで彫琢し、鍛え上げていくところに、個性や人格も自ずから光沢を増していくのであります。

☆100文字の幸福抄
病気の人の心にとって最良の薬は、
人生への希望であろう。
心が強く、健康であれば、
身体にもよい力を及ぼしていく。
絶体絶命の危機にあっても、
最後まで「希望はある」と信ずることだ。
胸中に光る希望は無限である。

☆中国・広東外語外貿大学で池田思想シンポジウム 名誉会長がメッセージ
中国・広東省広州市の広東外語外貿大学で16日、池田思想シンポジウムが開催された。これには日本と中国の研究者約40人が出席。「幸福を創造する力」をテーマに活発な議論が交わされた。池田名誉会長はメッセージを贈り、21世紀の世界のあり方と人類の進路を最も普遍的な次元から問い直しつつ、共に民衆の幸福の大道を開いていきたいと訴えた。

「グローバル化の進展に伴って広がる快楽主義や利己主義等の思想は、幸福に対する人々の理解を著しく偏らせています。ゆえに今、池田先生の幸福感に真摯に学び、正しい幸福感を確立していく必要があるのです」
広東省社会科学院の温憲元教授が、力を込めて語った。
急速な発展を続ける情報技術、縮まる世界との距離。激動する現代を生きる上で、いかなる幸福感を根本としていくべきか——こうした問題意識から、今回のテーマは設定された。
シンポジウムでは、初めに、主催者である広東外語外貿大学の方凡泉副学長が、「池田先生の理念は世界で高く評価されており、その精神は多くの青年たちに継承されています」と述べ、「このシンポジウムが中日友好、さらに世界平和につながる端緒となると確信します」とあいさつ。
創価大学の神立孝一副学長補が、名誉会長のメッセージを紹介した。
この中で名誉会長は、全ての人間社会の営みは、突き詰めれば人類の幸福の創造のために存在すると強調。幸福を創造する力は人間生命への信頼から湧き、他者との共生・連帯によって輝き光る。また、平和な未来を創造する力と一体不二であると述べた。
そして、共々に、不屈の楽観主義で世界平和の「金の橋」を架け、民衆の幸福の大道を開いていきたいと望んだ。