2015年5月24日日曜日

2015.05.24 わが友に贈る

まずリーダーが
殻を破る挑戦を!
率先垂範の行動による
勇気と歓喜の波動が
同志を鼓舞する!

御義口伝巻下 P781
『法華経を持ち奉る処を当詣道場と云うなり此を去つて彼に行くには非ざるなり』

◇人生の座標
社会全体が今まで以上に関心を持って、いじめや暴力といった問題に立ち向かわねばなりません。「いじめや暴力は絶対に許さない」という気風を確立し、社会に広がる「無関心」や「シニシズム」の風潮を改めていく必要があります。

☆100文字の幸福抄
自分が縁する人を、
心から慈しみ大事にしていく。
この現実生活での振る舞いに、
本当の慈悲は光ってくる。
どれだけの人から慕われ希望を贈り、
どれだけの人の心に深く刻まれていくか。
人生の真価は、ここにあるといってよい。

☆随筆民衆凱歌の大行進 第22回� 世界宗教への飛翔
さらに世界宗教の条件は、生命の大地たる母たち、女性たちを中心に、幸福を創り出していくことではないだろうか。
御聖訓には、『母の赤子の口に乳を入れんとはげむ慈悲なり』(P585、「諫暁八幡抄」)と仰せである。
仏の慈悲は、遠くにあるのではない。母の慈愛の振る舞いの中にある。生命を守り育む女性の心で、万人を平等に照らしていくことこそが、平和の拡大なのだ。
「お母さん」と呼ぶだけで、心が温かくなる。母が笑うと、周りにも笑顔と安心が広がる。
5月10日「母の日」、大聖人御聖誕の天地で勝ち進む千葉県の友と、SGIの研修メンバーとの交流交歓会が行われた。
多くの地域の友人たちも交えた、世界市民の語らいの真ん中に輝いていたのも、創価の太陽たる母たちである。
母が語る信仰体験ほど胸を打つものはない。
創立の父・牧口常三郎先生は、「今までの宗教は観念論ばかりで実験証明はなかった」と喝破された。そして、妙法の力によって、わが生命を蘇生させた同志の体験談の発表を「ダイヤモンド」と讃えられたのである。
婦人部を中心に、現実の生活で幸福の現証を勝ち取り、その体験を語り合う。これが万国共通の広布伸展の波動である。
今年の「SGIの日」記念提言で、私は、国境や世代を超えたエンパワーメント(内発的な力の開花)の連鎖を築く取り組みとして、SGIの体験談運動を紹介した。
千差万別の苦悩を打開してきた、創価の体験談の輪の中にこそ、万人を包むことのできる同苦の温もりがある。誰人をも蘇らせていく勇気と希望の熱がある。
いよいよ、6月には、婦人部総会。7月には、青年部を主体に創価体験談大会も行われる。
私たちは、縁する友と「どんな宿命も絶対に転換できる」と励まし合い、一緒に感激のドラマを創りながら、人間革命の大歓喜の連帯を広げていきたい。

60年前の5月3日、両国の旧国技館で開催された総会で、戸田先生は、"民衆救済の方程式たる広宣流布を断行するのだ"と師子吼なされた。
そして、その直後から、足立支部などの会合で、もったいなくも御本尊は"幸福製造機"なりと譬えつつ、人生打開の信心の力を訴えられた。
御本尊根本の強盛な信心によって、満々たる生命力を湧き出し、自他共の幸福をつかみ切っていけと叫ばれたのである。
我らには絶対勝利の信心がある! この決定した信仰こそ、広宣流布の原動力にほかならない。
さあ、打って出よ!
広布と人生の試練の山々を、一つ、また一つ、不屈の負けじ魂と麗しき異体同心の団結で乗り越えて、晴れやかに勝利の握手を交わすのだ!
創価の師弟が21世紀の前進の目標と掲げてきた2030年——学会創立100周年は、今、育ちゆく青年部・未来部が担い立つ晴れ舞台である。
黄金の明日を開こう。わが愛弟子たちよ、民衆の希望と輝く、仏法の人間主義の太陽を生命に燃やし、日本中、世界中で乱舞してくれ給え!

胸を張り
 誓いの大地に
  立ち上がれ
 世界広布の
  足音 響かせ