2014年9月11日木曜日

2014.09.11 わが友に贈る

正・副役職の団結こそ
異体同心の要なり!
広宣流布の舞台は
全員が主人公だ。
皆で仲良き前進を!

持妙法華問答抄 P465
『一切の草木は地より出生せり、是を以て思うに一切の仏法も又人によりて弘まるべし』

◇人生の座標
人間は、自分が経験したときに、先人の行動がいかなるものであったか、よく理解できるものである。その敬愛の思いこそ、いわば先人へ捧げる勲章なのである。

☆世界広布新時代第7回本部幹部会へのメッセージ
一、生き生きと躍動する新出発の本部幹部会、また、目覚ましく成長する青年部の幹部会、そして、英知光る男女学生部の大会、誠におめでとう!
海外50カ国・地域から勇み集ってくれた皆さん、本当にありがとう! 世界広布の未来を担い立つ偉大なる求道のリーダーたちに万雷の大拍手を送り、皆で讃嘆しようではありませんか!
一、みずみずしい緑に包まれた、この創価大学のキャンパスは、一朝一夕に出来上がったものではありません。
開学に先立つ何年も前から、一面の荒れ地であった建設予定地を、汗だくになり、手に血豆をつくりながら、懸命に整地してくれた尊き青年たち、また、地域の父母たちがいました。
私は、今も深い感謝を込めて題目を送っています。
私の会長就任7周年となる1967年(昭和42年)の5月には、この丹木の丘に、青年部、未来部の代表と共に1万本を超える植樹を行いました。
その折、私は、まだ小さな木々の苗を見つめつつ、「このすべてが大樹と育った時を、広宣流布と確信して進んでいこう!」と申し上げました。
以来47星霜──。
今や、仰ぎ見る大樹の並木道も広がり、春には「桜の城」と輝きわたる2500本の桜花をはじめ、梅や桃、レンギョウやツツジ、ムクゲなど、四季折々に百花繚乱の絵巻が、向学の若人たちの青春を彩ってくれております。
来学される世界の識者の方々からも、「これほど美しいキャンパスは見たことがない」と、感嘆の声が寄せられております。
「生命の尊厳」といっても、「人間教育」といっても、決して観念論ではない。
具体的に、自然と共生する美しい環境を創り広げていくことも、「依正不二」の実践なのであります。
一、今日は、この武蔵野の天地に、日本全国、さらに世界の各地から、若き地涌の菩薩が一堂に会しました。
日蓮大聖人は、地涌の菩薩を先頭に、無数の菩薩が続々と集い来った、法華経の師弟後継の儀式を、『むさしの(武蔵野)のすすき(芒)のごとく』(P1245、「日女御前御返事」)と譬えられております。
まさに、他のどこでもない。
過去でもなければ、将来でもない。
末法万年尽未来際まで、一閻浮提広宣流布を成し遂げゆく地涌の菩薩は、「今」この時、この場所に、わが創価の青年として躍り出てくれたと、私は、声高らかに宣言したいのであります。
一、私が戸田先生のもとで心肝に染め、さらに原田君(原田稔会長)たち草創の学生部の友と学び合った「御義口伝」の一節があります。
法華経涌出品の一文を通して、『一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり』(P790)と。
地涌の菩薩の力──それは、権力にも非ず、財力にも非ず、学歴にも非ず、ありのままの人間の力であります。生命の究極の力であります。
南無妙法蓮華経を唱え、広宣流布の誓願に立ち上がり、いかなる辛労もいとわず勇猛精進していく。
そこに、何ものにも負けない、何ものにも屈しない、地涌の底力が滾々と湧き起こってくる。御本仏が、そう断言され、約束してくださっているのであります。
ゆえに、私は申し上げたい。
「君たち、貴女(あなた)たちよ、地涌の底力で世界を変えゆけ!」と。
一、2度の世界大戦で、人類が存亡の危機に直面した20世紀に、牧口・戸田両先生が、地涌の菩薩を呼び出されたのが、創価学会であります。
どんな悪口罵詈にも怯まぬ、あまりにも健気な父たち、母たちと共に、私は、一人一人の宿命に戦いを挑みながら、紛然と競い起こる三障四魔も、三類の強敵も、断固として打ち破り、世界192カ国・地域に、「平和」と「文化」と「教育」の大連帯を築き上げてきました。
40年前の9月、第一歩をしるして題目を染み込ませたロシアの大地でも、今、幾多の地涌の菩薩が大歓喜の舞を繰り広げ、社会に大いに貢献しています。
一番乱れた悪世に、一番大変な逆境の中で、一番苦しんでいる衆生を励まし、救っていくことを、自ら願い求めて、それぞれの使命の国土に出現したのが、地涌の菩薩であります。
力のない地涌の菩薩はいない。
慈悲のない地涌の菩薩はいない。
難を乗り越えられない地涌の菩薩は絶対にいないのであります。
私自身、青春時代から、病気も、経済苦も、事業の苦境も、国家権力の弾圧も、忘恩の裏切りも、狂気の如き迫害も、一切、勝ち越えてきました。
師弟は「従藍而青」なるゆえに、後継の青年たちが、私以上の戦いをできないわけがありません。
無上の栄光と勝利が待っています。
一、ニュージーランドの世界的な平和学者であるクレメンツ博士は、このたび、私との対談の締めくくりに、青年への無限の期待を込めて、アフリカの人権の大英雄マンデラ氏の呼び掛けを贈ってくださいました。
それは、「楽観主義であれ!」。
すなわち、「楽観的であるということは、顔を常に太陽へ向け、足を常に前へ踏み出すこと」なりと。
そして博士は、「同じ目的をもった仲間を大切に!」と強調されました。
この地球上にあって、我ら創価家族は、広宣流布という最も尊貴な大目的をもった、最も温かく、最も麗しい異体同心の仲間です。
人類の宿命を転換しゆく、この地涌の陣列を、私たちは、一人を大切に、さらに『二人・三人・百人と』(P1360、「諸法実相抄」)広げながら、希望に燃え、勇気に燃えて、躍進していこうではありませんか!
全国、全世界の同志のご健康と無事安穏、そして所願満足の大勝利の人生を、私は妻と祈りに祈っております。
どうか、お元気で!
強く、明るく、朗らかであれ!

2014年9月10日水曜日

2014.09.10 わが友に贈る

役員の方々の
見えざる尽力ありて
会合運営は万全に。
幸の集い支える陰徳に
功徳の陽報は燦然!

四条金吾殿御返事 P1192
『此の日蓮は首題の五字を汝にさづく、法華経受持のものを守護せん事疑あるべからず』

◇人生の座標
人間が人間らしくあること、本当の意味での充足感、幸福感は、"結びつき"を通してしか得られない。

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜第6回 不屈の都モスクワ�
ナターリヤ・サーツさんも、私と妻の大切な友人です。
サーツさんは、世界初の「子どものためのオペラ劇場」である「国立モスクワ児童音楽劇場」を創設し、総裁を務めた方です。
最初の出会いは1981年5月。「雀が丘」から、ほど近い児童音楽劇場で、「ナターシャおばさん」と慕われるサーツさんが、笑顔で迎えてくれました。
大きな身振り手振りで、あふれ出る感情を表現される姿は"天真爛漫な少女"のようでした。私と妻の間に入って手を取り、自ら素敵な劇場を案内し、ご自慢の子どもたちを紹介してくださいました。
サーツさんは、9歳でお父さまを亡くされました。さらに最愛のご主人も独裁政権によって粛清され、自身も「人民の敵の妻」として5年間、強制収容所に入れられました。美しい栗色の髪は、瞬く間に白くなってしまいました。
最大の心の支えだったお母さまも、空爆で亡くなりました。お母さまは被弾した後も、サーツさんの舞台衣装を抱えて友人の家までたどり着き、絶命されたのです。
収容所から出た後、その友人宅を訪れたサーツさん。夜、お母さまが息を引き取ったというソファに横になり、静かに目をつぶっていると、お母さまの夢を見たそうです。夢の中で、お母さまは語り掛けました。
「歌うのよ、ナターシャ、何があっても歌うのよ。人生って、それは楽しいものなんですから」
サーツさんは、絶望の淵から顔を上げました。いかなる困難にも、度重なる悲しみにも、負けることなく、前へ進みました。そして、子どものための芸術活動に献身する人生を歩み抜いたのです。
サーツさんは語っています。
「何でも簡単にできたことは一度だってなかった。常に困難があって、むしろそれをのり越えるのが好きだ」と。

サーツさんが心掛けていた「困難を勝ち越える知恵」があります。
それは──つらくて仕方がない時は、もう一人の自分が舞台に立っている姿を想像すること。そして、あたかも自分が演出家のようになって、舞台上の自分にウインクしながら、「ちょっぴりやっかいになってきちゃったね。さあ、ナターシャ、あなたがどうやってここを切りぬけるか、みものだわ」と語り掛けるという方法です。
人生、そして青春は「劇」です。
楽しい出来事もあれば、思わぬハプニングもある。苦闘の時期や胸躍る大逆転の瞬間、時にはほっと一息つく幕間もあるでしょう。いろいろあるから、おもしろい。
だから、君がつらい時、貴女が苦しい時こそ、それは、「さあ、ここからだ!」「いよいよ勝負の時が来た!」という"青春勝利の舞台の見せ場"なのです。
大聖人は、苦難にも負けずに前進する弟子の戦いを、『未来までの・ものがたり』(P1086、「兄弟抄」)と讃えておられます。
最高の妙法を持つ皆さんの奮闘は、必ずや未来の後輩が、世界の人類が、「あの人の負けじ魂の劇を見よ!」と仰ぎ見る物語となっていくのです。

冷戦を終結させた元ソ連大統領のゴルバチョフ氏と初めてお会いしたのは、1990年7月27日のことです。
この時、大統領の日本初訪問の実現が危ぶまれていました。モスクワのクレムリン宮殿で、私は開口一番、「きょうは、大統領と"けんか"をしに来ました! 火花を散らしながら、何でも率直に語り合いましょう。人類のため、日ソのために!」と切り出しました。
するとゴルバチョフ氏は、一気に表情を崩し、はずむ語らいの中で、その次の年の"桜の咲くころ"に日本を訪問したいと希望を語られました。トップニュースとして、世界に発信されました。
翌年の4月、氏はその約束を守り、ソ連の最高指導者として初の訪日が実現し、両国にとって歴史的な友好の春が花開きました。
後年、その氏を、わが関西創価学園にライサ夫人と共にお迎えできたことも、金の思い出です。(97年11月)。氏と共に茨の道を歩んだ夫人が語られた言葉を、学園生たちも大切にしています。
「人生には、さまざまな痛手を受けることがあります。心の傷が癒えないこともあります。必ずしも夢のすべてを実現できるわけでもありません。しかし『達成できる何か』はあります! 何か『実現できる夢』は必ずあるのです!
だから、最後に勝利する人とは、たとえ転んでも、立ち上がり、再び前に進む人です」
わが人生という舞台で、自分が誇れる「何か」を残せば、たとえ途中がどうであろうと、それは勝利劇です。へこたれないで朗らかに、わが使命を信じ抜き、戦いのドラマを最後まで演じ切った人が真の勝利者です。君たち、貴女たちの「名演」が、どれだけ多くの世界の友を鼓舞し、勇気づけていくことでしょう!
さあ、君たち、貴女たちにしか綴れない、「自分自身の物語」の幕が上がりました。
名俳優の君、名女優の貴女の負けじ魂の舞を、父母も、創価家族も、私も、そして、未来の地球の若人たちも、大喝采を送りながら、見つめています。

2014年9月9日火曜日

2014.09.09 わが友に贈る

ブロック長、白ゆり長の
日々の奮闘に感謝!
世界広布の前進も
皆様の尊き一歩から。
幸福長者の人生たれ!

四条金吾殿女房御返事 P1134
『此の経を持つ女人は一切の女人にすぎたるのみならず一切の男子にこえたりとみえて候』

◇人生の座標
一つの出会いは、小さな点のようなものかもしれない。しかし、そうした"点"と"点"が、やがて"線"となり、"面"となって広がっていくのである。

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜第6回 不屈の都モスクワ�
モスクワ大学のキャンパスがある「雀(すずめ)が丘」の展望台からは、壮大なスケールの首都の街並みが一望できます。
ロシアの大文豪トルストイの名作『戦争と平和』にも、この「雀が丘」の近くからモスクワの街を眺めた様子が描かれています。
「すべてが薄い澄んだ大気のなかで、目の痛むほどかがやき、胸は秋の香りの高い空気を吸い込んでたくましくなり……」と。
そう、秋は、トルストイがいうように、「香りの高い空気」を大きく深呼吸しながら「たくましく」伸びていく季節だね。皆さんも、この秋、心も広々と、一回りも二回りも「たくましく」成長していってください。
私には、世界都市モスクワで育った、多くの素晴らしい友人たちがいます。その一人、宇宙飛行士のセレブロフ博士は、病弱だった少年時代に、スポーツに挑戦して心身を鍛え、さらに勉学にも励んで、数学や物理のオリンピックに出場しました。
博士は、「一人ひとりの素質は粘土のようなもの」で、「それを次第に形につくり上げていくのが『努力』です」と語られています。
皆、それぞれの課題に挑み、自分自身をじっくりとつくり上げていく「努力の秋」そして「充実の秋」にしていこうよ!

私がモスクワを初めて訪れたのは、ちょうど40年前──1974年の秋9月のことでした。今のロシアがまだ、ソビエト連邦(ソ連)だった時です。
第2次世界大戦後、世界は、アメリカを中心とした資本主義の西側諸国と、ソ連を中心とした社会主義の東側諸国に、大きく二分され、激しく対立していました。いわゆる東西の「冷戦」(冷たい戦争)と呼ばれる時代です。両陣営の"壁"を象徴する「鉄のカーテン」という言葉もありました。
西側陣営である日本にとって、ソ連はいわば「敵国」。ソ連に関する正確な情報はほとんどなく、多くの日本人が"冷たい""怖い"というイメージを抱いていました。
こうした状況は、日本にとっても、ソ連にとっても不幸なことだと、私は考えていました。"ソ連が怖い"のではなく、本当は、"知らないことが怖い"のだと。
だからこそ私は、ソ連の人々の素顔を、自らの目で確かめ、多くの人に伝えたいと思ったのです。
ソ連に行く前には、「宗教者が、宗教否定の国へ何をしに行くのか」などの批判の声が巻き起こりました。当時、ソ連と中国も対立を深めていたので、私が中国に続いてソ連を訪問することも、なかなか理解されませんでした。私は迷わず、「そこに人間がいるから、行くのです」と答えました。

平和を願う、同じ人間に会いに行く──これが私の決心でした。
その初訪ソの折、とある街中で結婚式を終えたばかりの若い二人に出会いました。後に「雀が丘」でも同じ光景を見掛けたことがありますが、ロシアでは新婚の二人で名所を回る習慣があるのです。
すると突然、同行してくれていたモスクワ大学の方々が、「にがいぞ、にがいぞ!」と"声援"を送りました。初々しい夫婦に、わざと「にがい」と言って、ますます「あまく」仲よくさせる──ロシアの人々の愉快な慣習と温かな心に触れ、私も妻と一緒に、心から祝福の拍手を送りました。
こうした人間味あふれる情景を、日本の人たちに伝えたい。それが私の偽らざる真情でした。
「人間」こそ、一切の根本です。
平和も、文化も、教育も、人間から始まり、人間に帰るのです。この「人間主義」のバトンを、後継の皆さんに受け継いでもらいたい。私は、そう強く願っています。

ロシアは、ユーラシア大陸を横断する、世界で一番面積の大きい国です。それは日本の約45倍、海面を除いた地球の面積の8分の1に当たります。
また、この大地は、人類の宝ともいうべき芸術・文化を生み出してきました。特に19世紀には、音楽ではチャイコフスキー、文学ではプーシキン、トルストイ、ドストエフスキーなど、世界的巨匠が次々と活躍しました。
私も若き日から、こうした巨匠たちの傑作に親しんだ一人です。ロシアの芸術作品に表現された、人間への限りない愛情と信頼、生命の讃歌と深い精神性に、私は胸を熱くしたものです。
これまで6度、ソ連・ロシアを訪れてきましたが、母なる大地に育まれた、おおらかで情に厚く、辛抱強いロシアの人々の素顔に、何度も心温まる思いがしました。
ロシアの人々にとって、20世紀は激動の時代でした。ロシア革命、2度の世界大戦、そして独裁政権による粛清(方針に反する者を排除すること)──それでも明日(あす)への希望を失わず、民衆は断固として前進してきました。
トルストイは、皆さんと同年代の時、日記にこう綴っています。
「忍耐と勤勉。そうすればぼくの欲するすべてのものを得るであろうと確言」
忍耐ほど、自分を鍛え上げてくれるものはありません。「粘り強さ」こそ勝利を開く秘訣なのです。
たとえ今、どんなに苦しくとも、春の来ない冬がないように、それが永遠に続くことはありません。だから断じて負けてはいけない。戦い続ける人が、必ず勝利します。
日蓮大聖人は『仏を能忍(難をよく忍ぶ人)と名づけるのである』(P935、通解、「四恩抄」)と仰せになられました。
世界が渇望する人間主義の未来を担いゆく皆さんです。一人も残らず、かけがえのない使命を持った君たち、貴女(あなた)たちです。それだけに、試練も苦難も多い。
ゆえに、この「能忍(よく忍ぶ)」という一点を、心に留めておいていただきたいのです。
40年前、ロシアには、SGIのメンバーは一人もいませんでした。今、モスクワをはじめロシアの大地には、地涌の菩薩が躍り出て、社会に貢献しています。
世界最高峰の学府・モスクワ大学と創価大学の間では毎年、交換留学生の往来を重ねています。

2014年9月8日月曜日

2014.09.08 わが友に贈る

◇今週のことば
「一念三千」の仏法だ。
「一念」を変えれば
「一切」が変わっていく。
勝つと決めて題目を!
そこから躍進が始まる。
2014年09月09日

立正安国論 P31
『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か』

◇人生の座標
一対一の魂の触発にこそ、確実で深い人間の絆が生まれる。ゆえに今日もまた、明日もまた、悩める友の嘆きに耳を傾け、励まし、希望を与えていくことだ。

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第6回 作家樋口一葉
いよいよ2学期が始まったね。
夏休みは、なごりおしいものだけど、秋もまた、楽しい、充実の季節です。スポーツにも、読書にも、勉強にも、一番いい季節です。
だから何か一つ、今学期は、これをがんばってみようというものを決めて、スタートしたら、どうだろうか。その挑戦が、大きな成長のチャンスになることでしょう。
自分がいいなと思えるものでいいんだよ。好きなことや、とくいなことは一人一人ちがうからね。
みんな、自分だけの、自分にしかない「いいところ」が必ずある。それも、いっぱいあるんだ。
江戸時代から明治時代に大きく変わった世の中で、「自分の『いいところ』は、いろいろなお話を作って、文章を書くこと」と気づいた、一人のに女性がいました。
樋口一葉という人です。五千円札に印刷されているから、みなさんも顔を見たことがあるかもしれません。
一葉は「小説」を、いくつも書き、日本文学の名作を残しました。その作品は、もともとは、むかしの言葉づかいで書かれていますが、小学生向けに読みやすくした本もあります。

樋口一葉は、今から140年ほど前の1872年(明治5年)、東京で生まれました。私たち創価学会の初代会長である牧口常三郎先生は1871年の生まれなので、一葉よりも一つ年上です。
一葉とはペンネームで、本名は奈津。「なっちゃん」です。
家庭のつごうで、住む家を何度も変えねばなりませんでした。
4歳から9歳の少女時代、また本格的に小説に取り組んだ、18歳から亡くなる24歳までのほとんどの時期を、現在の東京・文京区でくらしました。
文京区は、私にとって若き日から、多くの友と「前進」を合言葉に学会活動に走った、なつかしい天地です。ああ、このあたりで、樋口一葉が家族と暮らし、一生けんめいに小説を書いていたんだと、思いをめぐらせたこともあります。
なっちゃん、すなわち一葉は、勉強が大好きでした。小学校を卒業したら進学して、もっと勉強したいと願っていました。でも、そのころは「女性に学問はいらない」と考える人が多い時代でした。裁ほうや料理が上手になって、早く結婚して家庭をつくることがよいといわれていたのです。
一葉のお母さんも、そういう考えを持っていたので、一葉は進学させてもらえませんでした、深く悲しんでいる一葉を見て、お父さんは、学校のかわりに「和歌」を勉強する塾に通わせてくれました。
「和歌」というのは、おもに、ひらがなで数えて、「5文字・7文字・5文字・7文字・7文字」というルールに合わせ、自然や気持ちなどを表現する、目本の伝統的な詩です。言葉がリズムにのって、心から心に、すっと届きます。
私も、人生の師匠である戸田城聖先生から、はげましの和歌をいただきました。私からも、先生に決意と感謝の和歌をおくりました。

14歳で和歌の塾に通い始めた一葉はすぐ気がつきました。生徒がみんな、きれいな着物を着た、お金持ちや有名な家のおじょうさんだったのです。人力車に乗ってくる人もいました。
一葉も、せいいっぱい、身なりをととのえましたが、まわりの人たちのような、はなやかな着物は、家にはありませんでした。
一葉は落ちこんでしまいました。しかし、自分を塾に通わせてくれているお父さんや、苦労して育ててくれているお母さん、また、妹のことを思いました。
着ているものでは、人間のねうちは決まらない!──一葉は、気持ちをきりかえて、一生けんめいに勉強を続けました。
みんなが、一年のうちで一番きれいに着かざってくる新年の歌の会にも、一葉はお母さんが用意してくれた、古着をぬい直した着物で出席しました。そして、60人以上の出席者の中で、すばらしい和歌を作り、みごとに第1位の成績をとったのです。
このことで、一葉は自信を持つことができました。しっそな身なりをしていても、少しもはずかしくありませんでした。自分には、すばらしい和歌を作ることができるという「いいところ」がある。そう思った一葉は、自分の長所をもっともっと伸ばして、物語を書く仕事をしたいと考えたのです。
じつは、彼女の時代には、そういう仕事をしている女性は、まだ一人もいませんでした。一葉は、日本の女性で初めての「職業作家(小説を書くことを仕事にして生活する人)」なのです。

新しい時代の先頭に立つ人は、きまって苦労の連続です。一葉にもその後、お兄さんとお父さんがつづけて亡くなるなど、たくさんの苦難がありました。書くだけでは家をささえられず、ほかにも仕事をしなければなりませんでした。
それでも彼女は「負けじ魂」を燃やしました。たくさんの本を読みたかったので図書館に通い、学びに学んで、すばらしい物語を書きつづけました。
有名な『たけくらべ』という作品は、下町で、みんなよりも少し年上の男の子や女の子が成長していく姿をえがいたものです。一葉は、大変な生活のなかで見たり聞いたりしたことを、物語に生かしていきました。苦しいことや悲しいことも、ぜんぶ宝物に変えていったのです。
彼女は残念ながら、24歳の若さで、病気で亡くなりました。でも、そのみじかい人生のなかで、のちの時代まで人々に愛される、自分にしか書けない作品を生み出したのです。

樋口一葉は、こんな言葉を残しています。
「この世に生をうけた人間は、貧富貴賤(貧しかったり豊かだったり、身分や位が高かったり低かったり」の違いはあっても、すべて同じ人間であることには変わりはない」
その通りです。
仏法では、「桜梅桃李」という言葉があります。『桜、梅、桃、李、どれも花の形はちがうけれど、それぞれが、それぞれにしかない美しさを持っている』という意味です。
そして、その美しさを最大に自分らしくかがやき光らせていく力が、正しい信心なのです。
みんな、それぞれに「いいところ」があります。だから、自分と人をくらべてうらやましく思う必要などありません。
がんばっても、がんばっても、なかなか、うまくいかない。自分の「いいところ」なんて分からない──そんな時は、題目を唱えてみてください。題目を唱えれば、元気が出てきます。自信がつきます。そして、よし、がんばってみようという勇気がわいてきます。
「ありのまま」に悩み、祈り、また胸をはって挑戦していく──そうすることで、自分の心がみがかれる。心の中の宝物が光っていく。きみの、あなたの「いいところ」が、必ず見えてくるのです。
みなさんの「いいところ」は、たくさんある。友だちにも「いいところ」がたくさんある。だから、仲よく、はげましあって、その「いいところ」を大いに伸ばしていってほしいんだ。
「いいところ」とは、何かができることだけではありません。
失敗をおそれない「勇気」があれば、すごいことです。
お父さんやお母さん、まわりの人のことを「思いやる心」を持っていれば、それもまたすばらしいことです。
樋口一葉は"心にはダイヤモンドがある"とも言っています。
みんなも、自分の心のダイヤモンドを見つけよう!
そして、そのダイヤモンドを大事にして、キラキラと、かがやかせていこうよ!

2014.09.07 わが友に贈る

善き友を持つ。
それが幸福の直道!
宝の同志と共に
祈り励まし合って
凱歌の人生を開け!

生死一大事血脈抄 P1338
『上行菩薩末法今の時此の法門を弘めんが為に御出現之れ有るべき由経文には見え候へども如何が候やらん、上行菩薩出現すとやせん出現せずとやせん、日蓮先ず粗弘め候なり』

◇人生の座標
親子といっても、人間関係です。結局は真心です。策ではない。心でしか、人間の心を動かすことはできないのです。

☆御書とともに� 第28回 一切の根本は「信心」
『一念三千も信の一字より起り三世の諸仏の成道も信の一字より起るなり、此の信の字元品の無明を切る利剣なり』(御義口伝、P725)

◇通解
一念三千も信の一字から起きる。三世の諸仏の成道も信の一字によるのである。この信の字は元品の無明を切る利剣である。

◇同志への指針
一念三千の法理も「信の一字」を起こしてこそ、はじめて成仏への法門となる。三世の諸仏も皆「信の一字」を起こして成仏したのである。
元品の無明は「信」の利剣によってしか断ち切ることはできない。「信の一字」は智慧の因であり、宇宙大の価値創造の源泉である。一切は「信心」より起こる。体験と道理に基づく「信」こそ、信仰の王道である。

2014年9月6日土曜日

2014.09.06 わが友に贈る

学生部の使命は
広宣流布の先駆なり。
徹して学び鍛えよ!
知性と人格を備えた
リーダーと育て!

諸法実相抄 P1360
『末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず、皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり』

◇人生の座標
人をうらやんでも、自分がみじめになるだけで進歩はない。そういう感情に負けてはいけない。縛られてはいけない。要するに、「人を妬む」より「人に妬まれる」ほうが、ずっといいのではないだろうか。

☆勝利の人間学 第59回 教学は最高の勝利の武器
◇御書を繙き自分を磨け
御書の一文字、一文字には、日蓮大聖人の民衆救済への大情熱が漲り、正義の師子吼が刻まれている。御書を繙けば、わが胸中に、仏の大生命が脈打ち、仏の声が轟き渡る。
毎日、一行でもよいから、拝読していこう。
「日興遺誠置文」には『当門流に於ては御書を心肝に染め』(P1618)と仰せである。
人間の心は、縁に触れて揺れ動くものだ。だからこそ、御書を『心の師』(P1088、「兄弟抄」)と定めて、最高無上の正道を進むのだ。
日蓮仏法は、世界一の生命哲学である。
この仏法を根本に生きれば、世界一の生命の哲人、幸福の博士に必ずなっていける。

◇共に成長の教学試験に
教学は、最高の勝利の武器である。
戸田先生は『御書全集』の「発刊の辞」で、その研鑽の姿勢を剣豪の修行に譬えて、「厳格なる鍛錬は、学会の伝統・名誉ある特徴」と断言された。
いよいよ教学試験の秋の到来である。
御聖訓に『法門を身につけていく人を頼りに法門を聴聞するようにしなさい』(P1224、通解、「辧殿御消息」)と仰せの通り、求道の心で学び合う若人の姿ほど、美しく気高いものはない。
どうか、試験を受ける側も、教える側も、"共に主役なり"との自覚で切磋琢磨し、大いに学び、成長してもらいたい。
そして、皆が「信心の勝利者」即「青春の勝利者」となっていただきたい。
哲学なき時代に光を
わが恩師は、「信は理を求め、求めたる理は信を深からしむ」と言われた。教学によって信心が深まる。実践の力が強まる。「行学の二道」は人間革命の直道なのである。
「わかる」ことは「かわる」ことだ。
今は「哲学なき時代」である。人類の宿命を転換する「新しい思想」「力ある哲学」が渇仰される。心ある人は、真剣に求めている。
「平和と幸福の大哲理」を持った、君たち、貴女たちこそ、世界の希望の光だ。その自覚と誇りに燃えて、きょうも御書を開こう!

2014年9月5日金曜日

2014.09.05 わが友に贈る

歴史を創るのは
「一人立つ」勇気だ。
大胆に動き、語ろう!
率先の行動が
皆の心を躍動させる!

三大秘法禀承事 P1022
『末法に入て今日連が唱る所の題目は前代に異り自行化他に亘りて南無妙法蓮華経なり』

◇人生の座標
「君が愁いに我は泣き、我が喜びに君は舞う」である。友の身を、わがこととして心配する、思いやる。真の人間の絆とは、こうして築かれ、やがて団結の力を生み出すのであろう。

☆御書とともに� 第27回 中心者の一念で決まる
『大将軍よはければ・したがうものも・かひなし、弓よはければ絃ゆるし・風ゆるければ波ちゐさきは自然の道理なり』(四条金吾殿女房御返事、P1135)

◇通解
大将軍の心が弱ければ従う兵卒もふがいない。弓が弱ければ絃もゆるい。風がゆるければ波も小さいのは自然の道理である。

◇〜同志への指針〜
広宣流布の前進はリーダーの「一念」で決まる。
「断じて勝つのだ」との強固な決意があるか。「何とかなる」という甘えや油断はないか。一念の微妙な差が、大きな結果となって現われる。
勇気は決意を生む。行動を生む。君よ、題目の師子吼を轟かせて、広宣流布の名指揮を頼む。一切の勝利は「大将軍」の心から始まる。

2014年9月4日木曜日

2014.09.04 わが友に贈る

かけがえのない
尊き使命ある人生だ!
眼前の課題に挑み
「桜梅桃李」の
幸の花を咲かせゆけ!

日女御前御返事 P1244
『南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす』

◇人生の座標
世界に友情を広げるといっても、実は、「一対一の関係」の積み重ねなのです。小さな一歩を、一人一人を、徹底して大切にしてこそ、大きな友情の世界ができるのです。一対一の関係です。どこまでも。

☆名誉会長と共に新時代を開く 第32回 勝利へ! まず自らが成長
黄金の本年の総仕上げへ、躍進の明年へ、いよいよ出発だ。
広宣流布の誓願を胸に、元気に前進する若き友の姿が頼もしい。各地で折伏が勢いを増し、喜びの花が咲いている。すごいことだ。本当にうれしい。

いかなる戦いも、全体観に立ち、陰で万全を尽くして手を打つ人間がいてこそ勝利できる。
戸田先生は言われた。「幹部自ら勉強し、成長し、『人間革命』していくことだ。そして同時に、新しい時代を創っていく、若い幹部を登用し、バトンタッチしていかねばならない」
形式や表面の格好ではなく、大事なのは、信念と自覚の深さだ。何より後輩を弟、妹のように温かく励まし、自分以上の大人材に育てていくことである。

世界の青年が仏法を求めている。日蓮大聖人は信心の姿勢を分かりやすく教えられている。
『妻が夫を大切にするように、夫が妻のために命を捨てるように、また親が子を捨てないように、子が母から離れないように、法華経・釈迦・多宝・十方の諸仏・菩薩・諸天善神等を信じて、南無妙法蓮華経と唱え奉ることを信心というのである』(P1255、通解、「妙一尼御前御返事」)
少しでも題目をあげよう、教学を学ぼう、友に仏法を語ろう──その心に大功徳が湧く。
なかなか会合に出られないが、懸命に頑張っている人も多い。その人をどう讃え、励ますか。心を砕いていくことだ。
一人一人が健康で、無事故で、楽しく進んでいけるよう、リーダーは、決して油断することなく、こまやかな気配りをお願いします。
季節の変わり目であり、くれぐれも体を大切にして、風邪などひかれませんように。
多忙な毎日でしょうが、白馬のいななくような、すがすがしい勤行から、勇気凛々と、一日をスタートしてまいりたい。

2014年9月3日水曜日

2014.09.03 わが友に贈る

限界とは
自分がつくるものだ。
真剣な題目と行動で
己心の壁を打ち破れ!
着実に今日を勝て!

聖人等御返事 P1455
『各にはおづる事なかれ、つよりもてゆかば定めて子細いできぬとおぼふるなり』

◇人生の座標
大切なことは、相手に同情する-あわれむ-ということではなくて、「わかってあげる」ということです。「理解」することです。人間は、自分のことを「わかってくれる人がいる」、それだけで生きる力がわいてくるものです。

☆大白蓮華巻頭言 2014年9月 我らのブロック長・白ゆり長、万歳!
最も地味な庶民の中にこそ、皆が模範と仰ぐべき人間の英雄がいる。
勇敢にして聡明なる無冠の女性たちの語らいこそが、平和な社会を創造する原動力である。
これは、オーストラリアの平和学者スチュアート・リース博士と私が深く一致した信条だ。
わが創価学会には、この真実のヒーロー、そしてヒロインが、いずこにも輝き光っている。
なかんずく、私は、来る日も来る日も、現実社会の真っただ中で、広宣流布の新たな拡大と勝利の道を開いてくださっている、我らのブロック長、白ゆり長、総白ゆり長に、最敬礼して感謝申し上げたい。
いつもいつも、本当にありがとうございます!
御聖訓には、『日本国の中に但一人・南無妙法蓮華経と唱えたり、これは須弥山の始の一塵大海の始の一露なり、二人・三人・十人・百人・一国・二国・六十六箇国・已に島二にも及びぬらん、今は謗ぜし人人も唱へ給うらん』(P1241、「妙密上人御消息」)と仰せである。
日蓮大聖人が御自ら、一人また一人と仏性を呼び覚まされて、開いてくださった広宣流布の大道である。この御本仏の大慈大悲に真っ直ぐ連なって、体当たりで友と語り、蘇生させ、手作りで人を育てているのが、ブロックであり、地区である。
ここにこそ、仏道修行の真髄がある。ここにこそ、民衆仏法の励ましの世界がある。ここにこそ、未来を照らす人間共同体の最先端のモデルがあるのだ。
大聖人は『法華経を持つ者は必ず皆仏なり』(P1382、「松野殿御返事」)、そして「『当に起ちて遠く迎えて当に仏を敬うが如くすべし』の道理なれば仏の如く互に敬うべし」(P1383、「松野殿御返事」)と仰せである。
今、広宣流布大誓堂に日本全国、全世界から勇み集われる同志を、尊き青年部の役員が、この「当起遠迎当如敬仏」の八文字の精神でお迎えしてくれている。とともに、いずこの地域でも、日夜、献身のリーダーたちが、この法華経の「最上第一の相伝」たる創価の心で、同志に尽くしてくれているのだ。
師・戸田城聖先生は、「皆、学会の庭に躍り出た地涌の菩薩だ。今は顔を見せない人も、いざという時は、必ず起ち上がってくるよ!」と言われていた。
昭和31年7月、私が家庭訪問した関西の母は、班担当員、つまり今の地区婦人部長、また白ゆり長として、姑を看病しながら、幼子を連れて健気に奔走してくれていた。最後まで「地域は、大聖人より託された宝土です。人材も仏縁も広がらないわけがありません」と激戦の現場に飛び込んで、内外の友の敬愛と感謝に包まれた、見事な大勝利の人生の総仕上げを飾られた。これが学会精神である。
私と妻の心も、一番苦労されているブロック長・白ゆり長のスクラムと、いつも固く結ばれている。
さあ、皆で第一線へ! 大聖人直結のブロックを、地区を、さらに強く豊かに、勝ち栄えさせよう!
最も偉大な、誇り高き民衆の王者たちと共々に!

励ましの
 広布の旅を
  朗らかに
 久遠の家族の
  同志と愉快に

2014年9月2日火曜日

2014.09.02 わが友に贈る

苦難に直面する友よ
断じて負けるな!
今こそ不屈の祈りで
宿命転換の劇を!
最後に勝つのが信心だ。

兄弟抄 P1083
『各各随分に法華経を信ぜられつるゆへに過去の重罪をせめいだし給いて候、たとへばくろがねをよくよくきたへばきずのあらわるるがごとし、石はやけばはいとなる金はやけば真金となる』

◇人生の座標
ある意味で、人生は"出会い"によって綴られているといってよい。いつしか忘れ去られていく出会いもあるかもしれないが、一瞬が人生を変える出会いもある。ゆえに、一つ一つの出会いを大事にしていきたい。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.11� 創価家族は威風堂々と
SGIの各国・各地域の壮年部も、世界広布新時代の暁鐘を鳴らすが如く、勢いよく活動を展開している。
我らは、目の覚めるような「人間革命」の息吹をもって、平和への連帯を広げていくのだ。
この8月、世界では、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、メキシコ、パラグアイ、ボリビア、ベネズエラ、エクアドル、ウルグアイ、フランス、香港、マカオ、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インド等の壮年部が意気高く集った。チリでも勇躍の会合を行う。
あの地この地に林立する民衆の黄金柱は、何と壮観であることか。
見よ! この創価の大将軍たちの躍進する陣列を! 私は全世界に向かって、こう叫びたい気持ちでいっぱいである。
私が初訪問して以来、50周年の節目を迎えたオーストラリアでも、今月、壮年部が記念の総会を開催し、次の50年へ異体同心で新出発した。
先日、発刊された『平和の哲学と詩心を語る』は、オーストラリア・シドニー平和財団のスチュアート・リース前理事長と私の対談集である。
その中でリース前理事長は、社会的格差等の解決の必要性を訴えた上で、今、苦しんでいる人びとが新しい生き方に踏み出し、人生を主体的に歩むための三つの段階を示されている。
第一段階は、あきらめを克服すること。「何をしてもだめ」という心を排することから始めよ、と。
第二段階は、仲間との信頼の構築。共に努力していく同志こそ大切にしなければならない。
第三段階として、自立のための手段や技術を身につけることである。
前理事長は言われた。
「『小さな勝利』の積み重ねこそが重要であり、一つ一つの段階に到達して、次に進むこと自体が『小さな勝利』であるというのが、私の信念なのです」
眼前の「小さな勝利」を一つ一つ確実につかみ取る執念が次の勝利を生む。いわば"勝利の中の勝利"なのである。
そこで大切な急所は、根本目的を見失わないことだ。我らにおいては、『大願とは法華弘通なり』(P736、「御義口伝」)と仰せの大誓願である。この一点から、仏に等しい「力」と「智慧」が、滾々と湧現するのだ。
広布への誓いに燃え、我らは「常勝の道」を、「誓願の道」「師弟の道」を、朗らかに進むのだ!

今日の「聖教新聞」が私たちの手元に届いているのも、偉大な無冠の友の皆様のお蔭である。
雨の日も、暑い日も、寒い日も、本当に、本当にありがとう!
8月24日は、「聖教新聞創刊原点の日」。
1950年(昭和25年)のこの日、戸田先生は新聞の大きな力への深い洞察から、"学会も近い将来、独自の新聞を創るべきだ、よく考えておいてくれ"と、私に展望を語ってくださった。
先生の事業が窮地に追いやられていく渦中のことであった。その嵐をはね返すような師弟の対話から、"人間の機関紙"は生まれたのだ。
全国の読者、配達員、通信員、また新聞長の皆様をはじめ、全ての関係者の方々と共に、平和と正義の言論紙を携えて前進していきたい。

大聖人は南条時光に、『生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきなり』(P1527、「上野殿御消息」)と仰せになられた。
三世永遠の生命観の上から、縁する人びとを誠実に大切にし、「一生成仏」の希望の哲理を語り伝え抜いていくのだ。
「世界広布新時代 開幕の年」も、はつらつと後半戦をスタートした。
「平和の連帯」拡大月間を駆ける青年部を先頭に、婦人部と壮年部が力を合わせ、一段と目覚ましい広布推進と人材の育成を成し遂げていこう!
我ら創価家族は、団結固く、威風も堂々と!

壮んなる
 力を出して
  共々に
 悔いなく生き抜け
  この世 雄々しく

2014年9月1日月曜日

2014.09.01 わが友に贈る

◇今週のことば
海外50カ国・地域の
若きリーダー来る。
燃える「求道」の心が
時代を変える。
共に人間革命の跳躍を!
2014年09月01日

下山御消息 P349
『余法華経の第五の巻の勧持品を拝見したてまつれば末代に入りて法華経の大怨敵三類あるべし其の第三の強敵は此の者かと見畢んぬ、便宜あらば国敵をせめて彼れが大慢を倒して仏法の威験をあらはさんと思う』

◇人生の座標
あいさつは、はつらつとした人間性の発露であり、伸びようとする精神の弾みである。
外交といっても人間の出会いから始まり、それはあいさつから始まる。大いなる友情の海原へと船出する、心の交流の門一汗こそ、あいさつにほかならない。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.11 � 創価家族は威風堂々と
台風や集中豪雨による災害が相次ぐ中、広島、京都、兵庫など、各地の甚大な被害に対し、重ねてお見舞い申し上げます。
一日も早い地域の復旧を祈り、強盛に題目を送っております。

『大悪をこれば大善きたる』(P1300、「大悪大善御書」)——我らが生命に刻んできた御文である。
この妙法の強靭なる力を身に体して、わが東北家族も前進されている。
宮城県東松島市に住む長距離トラック運転手の壮年は、東日本大震災で夫人を亡くされた。
最愛の伴侶を突然失った悲しみ。気持ちの整理はつかない。それでも、逞しく成長する3人の子どもたちの姿に励まされたという。
ある日、壮年は、高校生になった長女に「お母さんとの宝物」を聞いてみた。娘さんは、きっぱりと答えたそうだ。
「小さい頃に、お母さんの膝の上で一緒に題目をあげたこと」
何ものにも壊されない宝。それこそ『心の財』なのだと、壮年はあらためて噛みしめ、わが子を立派に育んでくれた妻への感謝が溢れた。
子どもたちを後継の人材に育て上げ、一緒に戦い抜く。この妻との誓いを断じて果たすのだと、今日も壮年は大型トラックのハンドルを握る。
御書に『法華経は宝の山なり』(P1502、「薬王品得意抄」)と仰せである。一番苦しい時にこそ、妙法の功徳は、無量の宝の山の如く積まれていくのだ。
日蓮大聖人は、若き南条時光に『父母の恩』とともに『一切衆生の恩』を教えられている(P1527、「上野殿御消息」)。
広布の活動は、この『一切衆生の恩』を知り、報じていくことでもある。
私も、苦楽を分かち合い、正法流布の激戦を共に勝ち越えてくださった草創の同志の御恩は一つ一つ忘れ難い。人生の年輪を重ねるほどに、胸に温かく蘇ってくる。
病を抱えながら奔走する若き私を、無名にして無冠の庶民の父母たちは、真心から案じ、励ましを贈ってくださった。
8月24日——わが入信記念の日は「壮年部の日」である。私にとって、入信に導いてくださった師父であられる戸田城聖先生はいうまでもなく、偉大な先輩方に感謝を捧げる日でもある。
"宗教史上の奇跡"とも讃えられる沖縄創価学会の大発展にあっては、「四天王」と謳われる4人を中心とする壮年たちの「ヌチカジリ(命がけ)」の奮闘があった。
なぜ、あの残酷な戦争を生き抜いて、自分はここにいるのか。愛する沖縄に平和の楽土郷を築き上げるためだ——。
『今まで生きて有りつるは此の事にあはん為なりけり』(P1451、「弥三郎殿御返事」)との御金言のままに、広布に邁進していかれた。
あまりにも尊い、この学会精神の真髄を、誉れ高き沖縄の同志は見事に受け継いでくれている。
我ら創価家族には、世界一の太陽の母たちと共に、何と頼もしい「おやじさん」「おじさん」が光っていることか。
大切な同志のため、宿縁の地域の方々のため、仕事で疲れていても、一軒また一軒と歩き、笑顔と安心を届けてくれる。
とりわけ、支部長、地区部長、ブロック長をはじめ、最前線の壮年リーダーたちが、広宣流布という民衆の安全地帯の拡大をいかに担い、支えてくださっているか。
庶民の文豪・山本周五郎は後輩に呼びかけた。
「苦悩、困難、悪条件があって、こいつに体当たりをくれて、そうして生きてゆくところに張り合いがあるんじゃないでしょうか」と。
まさしく、万事において体当たりで苦難と戦い、「信心即生活」「仏法即社会」の道を切り開いているのが、わが壮年部の戦友たちなのである。

我らが誇り高く掲げたモットーには、「生涯求道の壮年部」「職場で勝利する壮年部」「地域貢献の壮年部」とある。
「現実社会で勝つ!」——これが壮年部の心意気である。
日蓮大聖人が『御みやづかいを法華経とをぼしめせ』(P1295、「檀越某御返事」)と仰せの通り、職場をはじめ自分が活動する場所こそ、仏法実践の主戦場である。
戸田先生は、何より大事なのが「信用」だと、鋭く指導されていた。
それには、自分の為すことに確信を持つのだ。惰性と慢心を排し、何ものにも揺るがぬ自己を確立していくのだ、と。
アメリカの思想家エマソンは、「正しい努力が成功をおさめなかったためしはない」と言った。
真面目に信心を貫いての努力は、全てが人間革命の光となる。その戦いの中で、力強さも風格も、そして信用も磨かれ輝いていくことを忘れまい。

◎希望の明日へは、2009/04/13からスタートして、足掛け5年で完結しました。
今回からは、基本に返り「人生の座標」をお贈りします(^^♪

2014.08.31 わが友に贈る

朝に勝つことから
価値ある一日の出発を!
小さくとも
その積み重ねが
人間革命の基盤となる。

上野殿御返事 P1546
『又日蓮が弟子等の中になかなか法門しりたりげに候人人はあしく候げに候』

◇箴言集より
「獅子の道」とは、正義に生き抜く、"師"と"弟子"の「師子の道」である。
何ものをも恐れず、一人立つ「勇者の道」である。
邪悪を打ち砕く「勝利の道」である。
また、どこまでも民衆を守り抜く「慈悲の道」である。

☆御書とともに� 第26回 世界は哲学のリーダーを待望
『南無妙法蓮華経の南無とは梵語・妙法蓮華経は漢語なり梵漢共時に南無妙法蓮華経と云うなり』(御義口伝、P708)

◇通解
南無妙法蓮華経の南無とは梵語(古代インドの言葉)であり、妙法蓮華経は漢語である。梵語と漢語があわさって南無妙法蓮華経というのである。

◇同志への指針
学生部の友と学び合った一節である。日蓮大聖人の仏法は「梵漢共時」であり、全世界の文化を尊重する。これが一閻浮提を照らす創価の道である——こう決意した俊英たちが皆、立派な指導者と育ってくれた。
今、世界広布新時代に集った、宿縁深い男女学生部の英才たちよ! 次の50年を頼む。人間主義の力あるリーダーを世界が待っている。

2014.08.30 わが友に贈る

昼夜の温度差が
激しい時期だ。
寝冷えなどに注意し
賢明な体調管理を!
健康第一で進め!

妙一尼御前御返事 P1255
『夫信心と申すは別にこれなく候、妻のをとこをおしむが如くをとこの妻に命をすつるが如く、親の子をすてざるが如く子の母にはなれざるが如くに、法華経釈迦多宝十方の諸仏菩薩諸天善神等に信を入れ奉りて南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを信心とは申し候なり』

◇箴言集より
法のため、人のため、友のために尽くしたことは、結果的に全部、自分に返って来る。
仏法の世界にあっては、どんな目立たないことでも、一生懸命やりきった人が、だれよりも福徳で荘厳さえれていく。
これが仏法であり、信心ある。

2014年8月29日金曜日

2014.08.29 わが友に贈る

リーダーは
勇んで最前線へ!
一人一人と語り合い
新たな人材の育成を!
前進の波動を起こせ!

船守弥三郎許御書 P1445
『法華経を行ぜん者をば諸天善神等或はをとことなり或は女となり形をかへさまざまに供養してたすくべし』

☆世界広布新時代第10回の各部代表者会議へのメッセージ
これには、池田名誉会長がメッセージを贈り、広島、京都、兵庫など、豪雨による甚大な被害を受けた地域の方々にお見舞いを述べるとともに、救援・復旧に先頭に立って懸命に尽力している友に、深く感謝した。
そして、「多事多難な時代にあって、日蓮大聖人の仰せの通り、『災い』をも『幸い』に転じゆく根源の力が妙法であり、その微動だにせぬ依怙依託となっていくのが、広布のリーダーである。辛労は尽きないけれども、一切が『立正安国』の不屈の大闘争だ。『能忍(能く忍ぶ)』という仏の心で、万事をよろしく頼みます」と語った。
続いて、名誉会長は入信記念日の「8・24」を迎えるたびに、心新たに拝してきた「御義口伝」の『師とは師匠授くるところの妙法子とは弟子受くる所の妙法・吼とは師弟共に唱うる所の音声なり作とはおこすと読むなり、末法にして南無妙法蓮華経を作すなり』(P748)の御聖訓を拝読。
「師弟不二といっても、所詮、師匠と弟子が、同じ心で、広宣流布の戦いを起こすこと以外にない。勇敢に声をあげ、叫ぶ以外にない」と力を込めた。
さらに、「いよいよ後半戦が始まり、わが同志は労苦を厭わず、行動を開始してくれている。その一人一人を心より尊敬し、最大に大事にしながら、元初の誓いのままに、歓喜踊躍して広宣拡大の戦を起こそう! 私も毎日、全同志に題目を送っている。共に題目の師子吼を、勇気凛々と轟かせ、満々たる折伏精神で戦い、進もうではないか」と力説した。
最後に、全世界、また、未来まで模範と光る、溌剌として清々しい振る舞いで、そして、明るく仲の良い団結で、新しい勝利の歴史を築いていっていただきたいと念願し、メッセージを結んだ。

2014年8月28日木曜日

2014.08.27 わが友に贈る

声の力は偉大だ。
弾む声、温かな声で
友の心に勇気と
希望の光を送ろう!
大生命力を燃やして!

法華証明抄 P1587
『鬼神めらめ此の人をなやますは剣をさかさまにのむか又大火をいだくか、三世十方の仏の大怨敵となるか、あなかしこあなかしこ、此の人のやまいを忽になをしてかへりてまほりとなりて鬼道の大苦をぬくべきか』

◇希望の明日へ
世界は今、すさまじい勢いで変動している。"世紀末"を前にして、人類が、戦争と暴力の傷跡のしるされた二十世紀に、自らの手で、いち早く別れを告げようとしているかのようだ。新しい世紀−−それは、"話し合い(対話)"と"助け合い(協調)"による平和の世紀である。国境を越えた地球共同体の出現である。そうした共通の目標に向かって、世界は大河の流れを形成しつつある。
平3・9・19

2014.08.28 わが友に贈る

友のための行動は
全てが心の財と輝く。
「あの人がいたから」
そう讃えられる
誇り高き人生を!

さじき女房御返事 P1231
『たとへばはるの野の千里ばかりにくさのみちて候はんにすこしの豆ばかりの火をくさひとつにはなちたれば一時に無量無辺の火となる』

◇希望の明日へ
今や世界的な潮流となっている「民主の時代」「民衆の時代」。この人類史的転換を、混乱と反動によって逆流させ、不幸な結果に終わらせてはならない。そのために、民主の時代の基盤となりうる、普遍的な人間学、宗教性、精神性の必要が、多くの識者の間に認識され始めている。いよいよ、日蓮大聖人の仏法が、世界の民衆から求められ、その偉大さが実証される時がきた。時代が仏法に近づいているのである。本格的な世界広宣流布の時がきたことを確信していただきたい。
平3・9・23

◎「希望の明日へ」は本日で最終回です(^_-)-☆

2014年8月26日火曜日

2014.08.26 わが友に贈る

さあ 新たな前進へ
目標を明確に!
深き決意の祈り
具体的な行動が
広布発展の原動力だ。

法華証明抄 P1587
『上下万人にあるいはいさめ或はをどし候いつるについに捨つる心なくて候へばすでに仏になるべしと見へ候へば天魔外道が病をつけてをどさんと心み候か、命はかぎりある事なりすこしもをどろく事なかれ』

◇希望の明日へ
世界を動かしているのは人間である。また人間でなければならない。ゆえに、その人間が、どう生きているか、"人間の集団"がどう行動しているか、そこに世界の未来が大きく決定づけられてくる。威圧的な"ハード・パワー"の指導者ではなく、民主と文化の"ソフト・パワー"の指導力をこそ人々は望んでいるし、このいき方、思想が、民衆のなかに大河のうねりとなって、広がっていくとき、世界は真に人間を中心に回転を始めるであろう。「新たな国際秩序」の問題は「新たな文明のあり方」「新たな人間の生き方」と表裏一体である。
平3・5・10

☆名誉会長と共に新時代を開く 第31回 未来部は皆が希望の一番星
広島はじめ京都、兵庫など各地の甚大な豪雨被害に、重ねてお見舞い申し上げます。救援・復旧作業が進み、一日も早く安穏な生活となられますよう念願しております。
今こそ「変毒為薬」の法理を胸に、励まし合い、支え合って、一切を乗り越えゆかれんことを祈念してやみません。

◇未来部の友へ
晴れた夏の夜空には天の川が広がり、無数の星々がきらめいています。人間も、一人一人が自分にしかない輝きをもっています。
私が対談したブラジルの天文学者、ロナウド・モウラン博士は、「暗い時、苦しい時ほど、私たちの生命を、より輝かせるように努めていこう!」と呼び掛けていました。
わが未来部は一人ももれなく、輝きわたる希望の一番星です。日蓮大聖人は、御本尊に真剣に南無妙法蓮華経と唱え、信心に励むことが生命を磨くことになると教えられています(P384、「一生成仏抄」)
題目は「負けじ魂」の源泉であり、勝利への最大の力です。
若き日に、いろんなことに挑み、たとえ失敗しても、そこから立ち上がって、次の価値を創造していく。この不屈の挑戦が、「何でもこい!」という大きな自信となり、自分にしかない一番星の輝きとなります。今がその新たなスタートです。

皆さんの成長こそ、わが創価家族の最大の希望です。
私も、毎日、皆さん一人一人と、固く心の握手を交わし、一緒に青春の歌を歌いながら、全てを見守っています。
どうか健康第一で! 絶対無事故で! 新時代の大指導者である君たちよ、友情のスクラムも朗らかに、生命の勝利の光で世界を、未来を照らしゆけ!

2014年8月25日月曜日

2014.08.25 わが友に贈る

◇今週のことば
「異体同心なれば
万事を成じ」
団結こそ希望の力だ。
和楽の座談会から
皆が勝利へスタートを!
2014年08月25日

持妙法華問答抄 P467
『「以何令衆生得入無上道」の御心のそこ順縁逆縁の御ことのは已に本懐なれば暫くも持つ者も又本意にかないぬ又本意に叶はば仏の恩を報ずるなり』

◇希望の明日へ
人類史は、今や"カ"から"対話"へ、権威の支配から道理の支配、理性の支配へと、一歩を進めつつある。どんな権力者も、権威でおさえつけるのではなく、道理のうえから、理性のうえから、人々を納得させていかなければならない。いわば新しき"言論の時代"の幕開けである。そして、仏教はつねに、武力でも権威でもなく、"言論の力"によって、法を弘め、平和と文化を拡大してきた。大聖人がそうであられた。創価学会の運動も同じである。言論の時代とは、こうした仏教の根本精神が、大きく花開く時代である。
平2・10・22

☆御書とともに� 第25回 姉弟共戦の人生に誉れ
『法華経は末法の始め五百年に弘まり給ふべきと聴聞仕り御弟子となると仰せ候事、師壇となる事は三世の契り種熟脱の三益別に人を求めんや』(秋元殿御返事、P1070)

◇通解
(お手紙の中に)"法華経は末法の始めの五百年に弘まると承って御弟子になりました"とあるが、師匠となり、弟子となることは三世にわたる契りである。(法華経に説かれる)下種益(げしゅやく)・熟益(じゅくやく)・脱益(だっちゃく)の三益の法理も別の人に求めてはならない。

◇同志への指針
大聖人の法門を聴き、弟子になると決意した門下に、師弟は「三世の契り」であり、正しき師匠を離れて成仏はありえないと仰せである。
仏法は師弟の宗教である。師にめぐりあい、師と共に誓願の人生を歩む以上の福徳はない。戸田先生とお会いして67年。不二の心で生き抜いた広布の人生は晴れやかだ。そして、後継の弟子が二陣・三陣と続いてくれている。

2014.08.24 わが友に贈る

大境涯を開く信心だ。
行学の二道に徹すれば
全てに感謝できる自分
負けない自分に変わる。
人間革命の大道を進め!

御義口伝巻下 P769
『不軽菩薩の四衆を礼拝すれば上慢の四衆所具の仏性又不軽菩薩を礼拝するなり、鏡に向つて礼拝を成す時浮べる影又我を礼拝するなり』

◇希望の明日へ
まさに、昨今の世界の動きは、民主の時代、民意の時代の到来を告げている。いよいよ民衆がより聡明に、より毅然として行動する時代に入った。権力に抑圧されても、民衆は、ただ黙り、耐えている−−そうした時代は終わった。ある意味で、沈黙は敗北である。不正や不合理に対しては、人々が、凛々しく立ち上がり、反抗し、正義と真実を雄弁に叫び切っていく。ここに本当の民衆の時代を開くカギがある。
平2・3・23

☆創価大学通信教育部新世紀第13回学光祭へのメッセージ
尊貴なる生命の輝きに満ちあふれた学光祭、誠に誠に、おめでとうございます。
猛暑の中、休みも返上して、本当に本当に、ご苦労さまです。
今、私も、日本そして世界から勇み集われた皆さん方と肩を並べて、ディスカバリーホールに馳せ参じる心でおります。
わが誉れの通教生の皆さん方こそ、不撓不屈の探究によって、偉大な「ディスカバリー」すなわち「発見」を積み重ねている「創造的人間」の鑑なりと、私は心からの喝采をお送りしたいのであります。
このディスカバリーホールには、先月、ノーベル平和賞受賞者の、バングラデシュの経済学者ムハマド・ユヌス博士も来訪されました。
「貧しき人たちのための銀行家」と謳われる博士は、語られています。
人間というのはそれぞれみな、まだ発掘されていない財宝のような存在だ」
「人それぞれに限りない可能性を秘めている」(猪熊弘子訳『ムハマド・ユヌス自伝 貧困なき世界をめざす銀行家』)と。
そして、この万人の"内なる財宝""限りない可能性"とは、「世界全体の人々の幸福を増やすために貢献しようという力」(猪熊弘子訳『貧困のない世界を創る ソーシャル・ビジネスと新しい資本主義』)であると強調されているのであります。
まさしく、学の光でわが生命の財宝を照らし出し、自らの新たな可能性を発揮しながら、他者のため、社会のために価値を創造しゆく皆さん方の人生が、どれほど崇高であるか。
皆が休み、皆が遊んでいる時にも努力を続けることは、苦労も多いでしょうが、何ものにも代え難い充実があり、誇りがあり、喜びがあります。
創価大学では、昨年より新たに看護学部が開設されました。
思えば、「日本のナイチンゲール」と讃えられた看護の先駆者・萩原タケ先生も、若き日に、一家を支えるために働きながら、通信教育で学んだ女性です。
創価教育の父・牧口常三郎先生とほぼ同世代で、創大に近接した今の、あきる野市に生まれ、世界に友情を広げながら日本の看護界の発展に尽くされました。
「向学」と「献身」の人生を貫いた彼女は、「今日の後、今日は無し(今日之後無今日矣)」(森禮子著『献身 萩原タケの生涯』)との言葉を大切にしていました。かけがえのない今日という一日を、最大に輝かせ切っていく太陽こそ、皆さんが燃え上がらせておられる「学の光」でありましょう。
日本中、世界中の良き学友と共に、気高き「生涯学習」「生涯求道」「生涯貢献」「生涯創造」の大道を歩みゆかれる、使命深き通教生の皆さんと、私もさらに深く強く、心の信頼を通い合わせながら、健康とご多幸、学業の成就と人生の大勝利を、祈り抜いてまいります。
暑い日が続きますので、どうか、体を大事になさってください。お帰りになりましたら、送り出してくださったご家族や地域の皆様方に、くれぐれも宜しくお伝えください。
わが敬愛してやまぬ学光のスクラム、万歳!

2014.08.23 わが友に贈る

伸びゆく若き力こそ
未来の勝利の光だ。
行学錬磨に励む
男女青年部の成長を
全力で応援しよう!

蓮盛抄 P153
『仏は文字に依つて衆生を度し給うなり』

◇希望の明日へ
今、創価学会は「生命の世紀」−−全人類が平等に、真実の幸福と自由を満喫する新世紀をめざしている。仏法という根底的な、生命の「コモン・センス」(常識)を高らかに掲げて、自ら行動し、主張しているのである。その歩みは、平坦ではない。大きな山に登りゆく苦労がある。しかし仏法には無駄がない。苦労した分だけ、わが永遠の生命に黄金の文書が綴られ、刻まれていくのである。
平2・2・14

2014.08.22 わが友に贈る

人類の宝である
未来部を育成する
担当者に心から感謝!
皆様こそ新時代の建設を
支える大功労者だ。

南条兵衛七郎殿御書 P1498
『もしさきにたたせ給はば梵天帝釈四大天王閻魔大王等にも申させ給うべし、日本第一の法華経の行者日蓮房の弟子なりとなのらせ給へ、よもはうしん(芳心)なき事は候はじ』

◇希望の明日へ
二十一世紀はどんな時代になるのか。それは、青年たちで決めていく以外にない。"どうなるか"ではなく"どうするか"である。もちろん、国際化の時代になることは間違いない。したがって、これからの人は、今まで以上に語学を身につけておかねばならない。また科学、知識が飛躍的に進歩する時代となろう。そこでは知力が不可欠の"武器"となる。それがなくては社会に負けてしまう。そして、その知力の源泉となる智慧を発揮させていくのが信心であることを忘れてはならない。さらに、二十一世紀は「人間主義」「生命主義」の時代にしていかなければならない。人格を磨き、探き哲学をもった"人間"指導者でなければ、人々から尊敬されないし、民衆をリードしていくことはできない。
平2・1・8

2014年8月21日木曜日

2014.08.21 わが友に贈る

尊き陰の尽力ありて
広布の連帯は拡大!
友の幸福のため
地道に祈り、歩き
語る人に最大の賞讃を!

単衣抄 P1514
『三十二より今年五十四に至るまで二十余年の間或は寺を追い出され或は処をおわれ或は親類を煩はされ或は夜打ちにあひ或は合戦にあひ或は悪口数をしらず或は打たれ或は手を負う或は弟子を殺され或は頚を切られんとし或は流罪両度に及べり、二十余年が間一時片時も心安き事なし』

◇希望の明日へ
二十一世紀もまた、新たな"大航海時代"となるに違いない。いわば「精神の大航海時代」「生命の大航海時代」である。絶えざる変化、変動。世界観の転換。個性の創造。かぎりない盛衰と新生のドラマ。心躍る冒険と発見の時代が、目前に迫っている。その激動期を、どのように乗り越え、勝ち進んでいくか。それは歴史に学ぶ以外にない。歴史を知る者は未来をも知る−−これが戸田先生の教えであり、一貫した信念でもあった。
平1・8・17

☆勝利の人間学 第58回 新入会の友よ朗らかに!
◇焦らずに粘り強く
新入会の皆さんは、不思議にも、今この時に躍り出てきた地涌の菩薩である。どれほど深遠な宿縁と、偉大な使命を帯びた方々か。
67年前、私も新入会の一青年であった。戸惑うこともあった。家族の反対もあった。
しかし、戸田城聖先生の「青年らしく勉強し、実践してごらん」との言葉を信じて、勤行も、教学も、折伏も、一つ一つ先輩に教えてもらいながら挑戦していった。
その体験から、皆さんに申し上げたいことは、ともかく「焦らないで」「粘り強く」ということである。
すぐに祈りが叶う場合もあれば、すぐには叶わない場合もある。しかし「冥益」といって、時が経てば経つほど、すべて良い方向に進んできたことが、必ず実感できるものだ。
ゆえに、御書の通り、何があっても題目を忘れず、学会と共に前進していただきたい。
希望に燃えて、人生に勝つための信心である。自分自身が勝利者となり、一家眷属も幸福に栄えさせていくための仏法である。
新入会の皆さんが、自分に勝ち、社会で勝ち、人生を勝ち切って、「信心してよかった」と思えるよう、私も毎日、祈っている。

◇善き友、善き同志と共に
御書に『たすくる者強ければたうれず』(P1468、「三三蔵祈雨事」)と仰せの通り、信心を続けていく上で大切なのは、同志とのつながりである。
分からないことがあれば、何でも率直に、周囲の同志や先輩に聞いていただきたい。
また、忙しくて、なかなか会合に出られない時や、思うように題目があげられない時こそ、気後れしたり、遠慮したりしないで、同志と連絡を取り合っていくことである。
少しでもつながっていこう! その心をもって、同志という善縁にふれていくなかで、生命力が増す。ここに、何ものにも負けずに、成長と向上の青春を謳歌しゆく道がある。
新入会の友のニューパワーで、広宣流布、すなわち世界の平和と人類の幸福へ、朗らかにニューウェーブを起こしてくれ給え!

2014年8月20日水曜日

2014.08.20 わが友に贈る

「父母に孝あるべし」
親孝行できる人が
偉大な人だ。
わが言葉と振る舞いで
感謝の心を伝えよう!

四条金吾殿御消息 P1113
『難にあう所ごとに仏土なるべきか、娑婆世界の中には日本国・日本国の中には相模の国・相模の国の中には片瀬・片瀬の中には竜口に日蓮が命をとどめをく事は法華経の御故なれば寂光土ともいうべきか』

◇希望の明日へ
時代の波は急速に動いている。その中で、来る二十一世紀にだれが勝つのか、だれが新世紀を手中にするのか。今、生き残り(サバイバル)をかけた熾烈な戦いが本格化している。経済界しかり、政界しかり、文化の世界も同様である。また、国も、団体も、個人においても、そうである。このときに、何が必要か。もっとも重要なものは"新鮮さ"の魅力である。新鮮であるかどうか、フレッシュかどうか−−ここに、勝敗の決め手がある。
平1・7・27

2014年8月19日火曜日

2014.08.19 わが友に贈る

生命尊厳の大哲学を
一人また一人と
語り広げよう!
それが真実の
平和を築く王道だ。

大悪大善御書 P1300
『上行菩薩の大地よりいで給いしにはをどりてこそいで給いしか』

◇希望の明日へ
人間自身に光が当てられていく時代の到来とともに、その人間の心を正しくリードしゆく英知の存在が、いちだんと強く求められていくといってよい。学会員は、「平和の世紀」「人間の時代」をリードしていく根本の道が、この仏法にあることをさらに世界の人々に示していきたい。
平2・1・8

☆名誉会長と共に新時代を開く 第30回 友情を結べ! 開かれた心で
よき友情を広げゆくことは、人生の大きな喜びである。
広布に生きる皆さんこそ、人間共和の太陽であり、友好の全権大使である。仏法の真髄は、人の振る舞いにあるからだ。
近隣の友と出会う。「いつもお世話になります」「お元気ですか」「お体を大切に」──何か一言、添えるだけでも、心が通う。久しぶりに会う古い友にも、初めての新しい友にも、励ましの声、温かな声を分け隔てなく掛けていくことである。
悩める友に、大誠実を尽くす。皆が喜ぶように力を注ぐ。慈悲があれば、智慧は、いくらでも出てくる。「あなたのことは忘れない。どんなことも相談してほしい。私も相談したい」という心のゆとり、心の広さをもっていきたい。
信じ合える心の絆は、人生の宝だ。善き友が多い人こそ、最も富める人であろう。

日蓮大聖人は、『一切衆生のさまざまな苦悩は、ことごとく日蓮一人の苦である』(P758、通解、「御義口伝」)と述べられ、平和と幸福の大法を残された。
世界にも、国家にも、個人にも、「悲惨」という文字が使われない時代を──これが恩師・戸田先生の願いであった。
全同志に功徳を受けきった生活をさせたい。全世界に向かって「創価の友の勝利の姿を見よ」と誇り高く訴えたい──これが恩師にとって総仕上げの戦いであった。
師は叫ばれた。
「一人として功徳を受けない者はない、みな功徳を受けているという実証輝く、信心の闘争をしようではないか」
私も、ただ祈るのは、友の幸福であり、世界の平和である。
道は遠いようでも、一人また一人と、開かれた心で語り、共に希望に生きる。その友情の広がりに永遠平和の直道がある。

2014年8月18日月曜日

2014.08.18 わが友に贈る

◇今週のことば
「信心即生活」である。
油断や慢心を戒めよ!
全宇宙の財宝にも勝る
「一日の命」を
賢者として生きゆけ!
2014年08月10日

上野殿御返事 P1554
『こうへのどの(故上野殿)をこそいろあるをとこと人は申せしに其の御子なればくれないのこきよしをつたへ給えるか、あいよりもあをく水よりもつめたき冰かなとありがたしありがたし』

◇希望の明日へ
悪の権力者は、民衆が利口になることを恐れる。善の指導者は、民衆を賢明にして、民衆を救おうとする。利口にならねばならない。権力者に利用される歴史を断じて繰り返してはならない。
平6・2・16
☆御書とともに� 第24回 正法伝持の人は「国宝」
『伝持の人無れば猶木石の衣鉢を帯持せるが如し』(顕仏未来記、P508)

◇通解
(経典があっても)仏法を持ち、伝えていく人がいないので、それはちょうど木像や石像が法衣を着て、鉢を持っているようなもので、何の役にも立っていない。

◇同志への指針
後継を育てることは、未来を創ることだ。
学会の後継育成は、世界平和の種を植えることだ。
広布の人材が増えれば、地球上の悲惨を減らせる。
未来部の使命は、あまりにも大きい。
正法を伝持し、皆を照らす人は「国宝」ともいえる。
ならば、伝持の人を育てる人も「国宝」なり。いな。「世界第一の宝」である。

2014年8月17日日曜日

2014.08.17 わが友に贈る

車での移動は
絶対に無事故で!
尊き使命の人生だ。
決して油断せず
安全第一の運転を。

撰時抄 P291
『されば我が弟子等心みに法華経のごとく身命もおしまず修行して此の度仏法を心みよ』

◇希望の明日へ
権力には魔性がある。それにとりつかれると威張り出す。ずるくなる。倣慢になる。他人を利用して自分だけ得をしようとする。こうした悪い権力、悪い権威とは戦わねばならない。大聖人のごとく。牧口先生のごとく。戸田先生のごとく。
平5・11・18

☆アメリカ創価大学新入生歓迎レセプションへのメッセージ
親愛なる14期生の皆さん、アメリカ創価大学(SUA)に、ようこそ!
晴れの入学、誠におめでとうございます。
最優秀の英才である皆さんが、世界の数ある大学の中からSUAを選び、勇んで集ってくれました。創立者として、これほど光栄な、これほど嬉しいことはありません。
かけがえのない宝の俊英を送り出してくださったご家族の皆様方にも、心からの御礼とお祝いを申し上げます。
いつも学生を温かく励ましながら、その限りない可能性と力を引き出してくださる教員の先生方、職員の皆様方も、本当にありがとうございます。
人類の"希望"であり、新たな"地球社会のリーダー"たる栄光の14期生を、どうかよろしくお願い申し上げます。
この5月、SUAは節目となる10期生を社会へと送り出しました。先輩たちが築いた「第一の10年」の良き伝統の上に、14期生の皆さんは、さらなる発展と飛翔の「第二の10年」を、誇りも高く切り開いていってください。
今日の門出にあたり、一人ももれなく、最高に有意義な学生生活を送られることを心から念願し、次の三点について訴えておきたい。

第一に、「自他共の生命に平和の砦を築きゆけ」ということであります。
本年は、第1次世界大戦が勃発してから100年となります。
SUAは、生命尊厳の思想を根本とし、人類の平和と幸福に貢献する世界市民を育む大学です。世界史の大きな節目に入学した皆さんは、「戦争の100年」を「平和の100年」へと転換しゆく崇高な使命を担われた一人一人であると、私は見つめております。
世界の恒久平和の実現のために、最も地道にして、最も確実な道とは何か──。
それは、大科学者アインシュタイン博士が「我々は、自らの心を変え、勇敢に声を発することによってのみ、他者の心を変えることができる」と語ったように、わが生命の中に、勇敢なる「平和の心」を鍛え上げていくことでありましょう。
一人の人間生命の変革は、わが家庭、わが地域、わが社会を変革し、やがて人類の未来をも変えていく。
わが生命に燃え上がらせる信念と情熱の炎こそが、一人、また一人と友の生命を輝かせながら、人類の前途を明るく照らしていくのです。
世界的な物理学者で、核兵器の廃絶のために戦い抜かれた、パグウォッシュ会議の指導者ロートブラット博士も、SUAの平和の理念に心から共感してくださった一人です。2001年10月、同時多発テロの直後に、1期生を前に講演してくださいました。この時、博士は、93歳になろうとしていました。
博士は、私との対談の中で、こう語っておられました。
「私は、人間は内在的に"善"であると信じます。これが最初から私を支えてきた哲学であり、この信条があればこそ、平和のために戦うことができたのです」(『地球平和への探究』)と。
平和を願い、愛する心。それは誰人の生命にも、厳然と輝いています。この人間生命への深い信頼を基盤として、世界市民の"善"の連帯を世界に広げていきたい──これが、私たち創価の人間教育の出発点であります。皆さんが、この4年間、多くの有意義な探究と対話を重ね、自らを錬磨しながら、自他共の生命に「平和の砦」を築きゆかれんことを、強く念願してやみません。

第二に申し上げたいのは、「不屈の大情熱で知性の宝剣を磨き抜け」ということであります。
私が対談した大歴史学者のトインビー博士が洞察した通り、人生も、社会も、文明も、試練からの挑戦に応戦していくなかにこそ、成長があり、発展があり、創造があります。
博士ご自身も、第1次世界大戦が起きた際、向学の志高き25歳の青年でした。この時、取り掛かっていた著作『ヘレニズム』の執筆は、戦渦によって中断を余儀なくされたのです。
しかし、戦争という時代の「野蛮な大変動」も、博士の探究の炎までは消せなかった。若き博士は、大著『歴史の研究』をはじめ、営々と執筆作業を続けます。
そして、『ヘレニズム』が出版の日の目を見たのは、第1次大戦から40年以上が経った時でした。
探究への不屈の大情熱を失わない限り、学問の可能性は、限りなく開かれています。
皆さんの大学生活も、順風満帆な時ばかりではないかもしれません。しかし、嵐の時、悲運の時や、思うようにいかない時があっても、心は晴れ晴れと未来を志向し、粘り強く、挑戦を続けゆくことです。
「負けない人」が勝利者です。最後まで前進し続ける人に、勝利の栄冠は輝くのであります。
世界人権宣言の起草者の一人としても有名な、アメリカの人権の母エレノア・ルーズベルトの言葉を、私は皆さんに贈ります。
「私が深く確信すること。それは"私たちの歴史は、私たちが創っている"ということです。歴史がどのような方向に進むかは、私たちの選択によって決まります。その選択は、人々の持つ思想、信念、価値観、そして夢から生まれてくるのです」

三点目に、私は、「開かれた心で、世界に友情の翼を広げよ」と申し上げたい。
世界との友情こそ、私が人生を賭けて信じ、君たちに託しゆく平和の翼です。
私が今、対談を進める、著名な経済学者で香港中文大学の劉遵義博士は、博士の父君が、友情について語った言葉を紹介されていました。
それは、「友のために、もうひと踏ん張りの努力をすべきだ」との信念です。誠に美しい言葉であると、深い感銘を受けました。
博士の父君は、一切の妥協を許さない、厳格な人柄であった。しかし、友人に対しては、常に丁寧で、礼儀正しく、それでいて気さくに接しておられた。そして常に、もっと友のために努力しよう、という信念の持ち主であられたというのです。
仏典には「人のために火を灯せば、自分の前も明るくなる」との一節があります。友のために行動する、その真心と誠実が、自らの人間性を輝かせ、赫々たる未来を照らし出していくのです。
14期生の皆さんは、世界の各地から集われた、不思議なる縁の学友です。どうか、互いに支え、励まし合いながら、さらなる友情の翼を、世界に広げていってください。私は、このアリソビエホの美しきキャンパスで、皆さん一人一人が最高に充実した価値ある大学生活を送られますことを、心から祈り、見守っております。
最後に、「愛する14期生よ、強くあれ! 悔いなき向学の青春を勝ち抜け!」と申し上げ、祝福のメッセージといたします。

2014.08.16 わが友に贈る

各地の行事で熱演する
音楽隊・鼓笛隊の皆様
本当にありがとう!
心を潤す希望の妙音に
皆が感動! 皆が喝采!

四条金吾女房御書 P1109
『夫婦共に法華の持者なり法華経流布あるべきたねをつぐ所の玉の子出で生れん目出度覚え候ぞ』

◇希望の明日へ
権力には魔性がある。ゆえに権力に近づく人間は峻厳にわが身を律さねばならない。民衆は権力者を厳しく監視せねばならない。
平5・8・22

☆随筆民衆凱歌の大行進No.10 正しき人生とは
台風11号の甚大な被害に、重ねて心からお見舞いを申し上げます。
災害との闘いが続くなか、大切なわが宝友の無事安穏を、さらに一切の変毒為薬を、いやまして祈り抜いております。

広宣流布の大師匠たる戸田城聖先生に、私が初めてお会いしたのは、2度目の終戦の日を迎えようとする前夜であった。昭和22年の8月14日のことである。
この時、19歳の私には、どうしても知りたい命題があった。それは、「正しい人生とは」という一点である。そして遂に、この問いをぶつけることのできる信念の大哲人に巡り合えたのだ。
先生の答えは、まことに明快であった。
「人間の長い一生には、いろいろな難問題が起きてくる」と語られ、なかんずく「生老病死」という根本問題が正しく解決されなければ、真の正しい人生はあり得ないと結論なされた。
先生は私に「日蓮大聖人は、この人生の難問題、すなわち生命の本質を解決してくださっている」「実践してごらんなさい。青年じゃありませんか」と、力強く勧めてくださったのだ。
私は戸田先生を信じ、10日後の8月24日に入信した。
以来、67年。この上ない「正しい人生」を、師と共に、同志と共に歩み抜くことができたと、感謝は尽きない。

最極の
 信仰持ちて
  敢然と
 正しき軌道を
  進み勝ちゆけ

生まれる苦しみ。老いる苦しみ。病む苦しみ。死にゆく苦しみ……。
誰人も避け得ぬ「生老病死」という現実にあって、生命と宇宙を貫く大法則に則って前進する旅が、いかに心強いか。
私たち夫婦の忘れ得ぬ白樺グループ・白樺会(看護師の集い)の先駆の女性は、重い病と闘う病床にあっても、常に御書を拝した。とりわけ心に刻んでいた一節がある。
『命のある限り、南無妙法蓮華経と唱え抜いて死んでいくならば、その生命は、釈迦・多宝・十方の諸仏に瞬時に包まれる。そして、無数の諸天善神に守護されながら、確かに寂光の宝土へと送り届けられるのである』(P505、趣意、「如説修行抄」)
この仰せのままに、命の炎が燃え尽きるまで、妙法を唱え抜き、夕日が真っ赤に燃え上がるように使命を果たして、安らかに霊山へ旅立たれた。ご家族も後継の道を立派に勝ち進んでおられる。
イギリスの大歴史学者トインビー博士も、生死の苦悩から救われるためには、「何らかの宗教を持つ以外に方法はないと信じます」と強調されていた。さらに、「他人への愛や他人の幸福に対する思いやり」「自己を越えた何ものかを求めるように導くことによって、自己中心性から脱却させてくれる精神」が必要である、と。
まさに永遠不滅の妙法を抱き、目の前の一人を励まし、広布の大ロマンに生きる、創価の友の姿そのものではないか。

法華経では、生命尊厳の象徴として、壮麗なる宝塔が涌出する。
「御義口伝」には、この宝塔の四つの面とは、「生老病死」のことなりと仰せである(P740)。我らが一身の生命の宝塔は、実は、生老病死をもって荘厳されていると言われるのだ。
我らが妙法を唱えて生き抜く時、生老病死の流転の人生が、そのまま「常楽我浄」の香風に包まれていくのである。
皆、生身の人間である。体調を崩すこともある。年とともに、思うように体も動かなくなる。
しかし、わが生命そのものが、最も尊極なる宝塔である。何があっても題目さえ離さなければ、人生の四季折々に、すべてを「常楽我浄」へ転じつつ、自他共に宝塔を輝かせ切っていけるのだ。
そもそも法華経には、仏も「少病少悩」と説かれている。その意義を踏まえて、戸田先生は闘病中の人に語られた。
「衆生は皆、病気を抱えている。その衆生を励まし救うには、仏自身も病気を持っていないと、つきあいにくいのです」
あえて自ら病や悩みを引き受け、勝ち越えて、皆を勇気づけ、力づけていくというのである。
妙法の力用は絶大である。私たちには、その証明者である"多宝"の大先輩がいらっしゃる。

聖教新聞では、「生老病死を見つめて」という連載が始まっている。
「死を受け入れる」という難しいテーマに取り組み、大きな反響が寄せられていると伺った。
記事で、白樺会の友の言葉が紹介されていた。
「私は、"自分が受け持つ患者さんに出会えたことに感謝しよう"と常に心掛けてきました」「感謝の心があれば、亡くなっていく患者さんを包んでいける。臨終を恐れる患者さんの心境も、変えていけるのです」
本来、感謝される側が感謝の心に立つ。永遠の生命観の上から、祈りと真心で献身する。何と深遠な志であろうか。白樺の方々、またドクター部の振る舞いこそ、現代医療の光明なりと信ずる。

この8月15日、青年部主催の「世界平和祈念 戦没者追善勤行法要」。また東日本大震災の被災地・東北をはじめ、全国各地で「諸精霊追善勤行法要」が営まれる。
広宣流布の途上に逝いた同志や家族、縁ある方々に対し、最大の感謝を込めて、追善回向の題目を送っていきたい。
回向とは、自分自身が仏道修行で積んだ功徳善根を、他者に回らし向けることである。私たちが毎日の勤行と学会活動に励むこと自体が、尊い追善回向の儀式となる。
愛する方々と死別した悲しみは、容易に癒えるものではない。だが、生きている時も、四六時中、一緒にいられるわけではないであろう。
ところが、妙法で結ばれた故人の生命は、瞬時も離れず、わが胸奥に一体不二である。自分が朗々と唱えゆく題目が、そのまま故人を福徳で包みゆく力となる。自分が希望に燃えて前へ踏み出すことが、故人の未来を照らしゆく光となるのだ。
亡くなられた方々も、生きている方々も、共に歓喜し幸福になる。これが、偉大なる仏法の追善回向の本義である。

日本は今、急速な高齢社会を迎え、介護に当たる方も多い。老老介護などの現実も深刻であり、地域をあげ、社会全体で知恵を合わせ、力を合わせていくべき最重要の課題である。
時代の変化に呼応し、学会の男子部は、介護・福祉に従事する集い「妙護グループ」を発足し、社会貢献の人生を誇り高く歩んでくれている。
介護の心労は計り知れない。その人知れぬ苦闘を描いた名作に、アメリカのエレナ・ポーターの『スウ姉さん』がある。
主人公のスウ姉さんは、母親を亡くして、父親の介護や弟妹の世話などに追われ、自らの夢も、諦めざるを得なかった。
だが、その中で「いちばんの幸福は人に頼られ、人から求められること」と目覚めるのだ。皆に愛情と励ましを贈り続けるという生きがいに──。
尊き生命を護り支える労苦は、何と尊貴な輝きを放っていることか。
日蓮大聖人は、家族の介護に尽くした女性を労い、讃えられる御聖訓も留めてくださっている。
ともあれ、三世永遠の次元から、『陰徳あれば陽報あり』(P1178、「陰徳陽報御書」)との因果の理法を深く確信していきたい。

現代は「死を忘れた文明」といわれる。生死という苦悩から目を逸らすことは、生命軽視の温床となり、ひいては人間への無関心を助長する。
私が入信間もなく拝して、深く胸を打たれた「如説修行抄」には、『代は羲農の世となりて今生には不祥の災難を払ひ長生の術を得、人法共に不老不死の理顕れん時を各各御覧ぜよ』(P502)と仰せであられる。
日蓮大聖人は、戦乱のない平和世界、災難にも負けない民衆の連帯、そして人類が生死の苦悩を打開し、幸福長寿の人生を謳歌しゆく時代を志向されて、広宣流布の大理想を私たちに託してくださったのである。
私たちが友に語る仏法哲理こそ、生死の闇を照らす太陽となる。私たちが広げる助け合いの絆こそ、共生の社会建設の土台となるのだ。
本年は第1次世界大戦の勃発から100年。今こそ、人類の宿命を転換し、「平和の100年」を創り開いていく時である。
生命尊厳の思潮を全地球に広げる主役は我ら!
誉れも高く、自他共の幸福を築きゆく、正しき人生の道を前進しよう!
地域の同志と、仲良く朗らかに、励まし合いながら! 世界の同志と、希望のスクラムも固く!

生命の
 生老病死の
  鍵持てり
 常楽我浄の
  世界開けや

2014.08.15 わが友に贈る

夏は信心継承の好機!
親子で勤行・唱題を。
じっくりと話を聴き
家族の広布史を語ろう。
一日一日を有意義に!

御義口伝巻上 P725
『信は価の如く解は宝の如し三世の諸仏の智慧をかうは信の一字なり』

◇希望の明日へ
"絶対服従"を強要する権威・権力と戦う−−人間としての、当然の行為である。権利であり、道理である。勇んで悪と戦った人こそ、真の善人なのである。
平3・11・23

☆創価大学通信教育部夏期スクーリング開講式へのメッセージ
尊き学びの「黄金の汗」光る、伝統の夏期スクーリング、誠に誠にご苦労さまでございます。
台風など悪天候が続く中、日本全国をはじめ、遠く海外からも、本当によく集ってくださいました。多忙なところ、懸命にやりくりして参加されていることも痛いほど分かっております。偉大な学究と求道の大情熱に、心からの喝采を送りつつ、私も八王子のキャンパスで、皆さんと一緒に学び合う思いで一切を見守っております。
全力で講義に臨んでくださる先生方、また真心からサポートしてくださる職員の方々、いつもいつも、ありがとうございます。
常に瑞々しい生命の輝きは、どこから生まれるか。それは、向学の挑戦でありましょう。
常に新鮮なる価値創造の光は、どこから広がるか。それは、学び続ける努力ではないでしょうか。
今、東京富士美術館では「発明王エジソン展」が開催されていますが、エジソンもまた、弛まず学び続けた、偉大な挑戦の人でした。
その生涯において、蓄音機や白熱電球をはじめ、およそ1,300の発明を成し遂げ、世界を明るく照らしたことは、皆さんもご存じの通りです。
学校に通ったのは小学校のわずか3カ月だけで、あとは全て、働きながら学び抜き、学びながら働き抜いた、崇高な労学一体の人生でした。若くして、耳が不自由になるという試練にも遭いました。
しかしエジソンは、朗らかに語っています。
「人間にとって考えながら、働くことほど楽しいことはない」(ヘンリー幸田著『天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール』)と。
白熱電球の発明では、じつに1万回以上も失敗を重ね、周囲からも、もうやめた方がいいと呆(あき)れられたほどでした。けれども、人の何培、何十倍もの挑戦と努力、創意工夫で、"生みの苦しみ"を突破していったのです。
晩年、自ら築き上げてきた研究所が火事に見舞われた時も、「自分はまだ67歳でしかない。明日から早速、ゼロからやり直す覚悟だ」「意気消沈などしているヒマはない」(浜田和幸著『快人エジソン』と、新たな開拓に奮い立っていったのです。
目指しゆく山が高ければ高いほど、その途上は苦しく厳しい。その分、やがて眼下に広がる光景は、より壮大に、より荘厳に開かれていくものでありましょう。
どうか、私と同じ誇り高き使命と充実の登攀に挑みゆかれる通教の皆さんは、不撓不屈の負けじ魂と、明朗快活なる創価の心を明々と燃やしながら、最高に意義ある価値創造の光を放っていってください。
たとえ、どんなに地味なようであっても、皆さんの"学の光"こそが、不滅の光です。一家眷属を、地域社会を、世界を赫々と照らしゆかれることは、絶対に間違いありません。
暑い日が続きますので、疲れをためないよう、水分と休憩、睡眠を十分にとって、聡明にお願いします。
結びに誉れの通教生に、

挑み勝て
 歓喜の生命の
  学光道

と贈り、私のメッセージといたします。
わが不二の学友・通教生に、健康あれ! 幸福あれ! 栄光あれ!

2014.08.14 わが友に贈る

家族と地域を守り
社会の荒波と戦う
壮年部の友よ!
どこまでも健康第一で
創価の人間王者と光れ!

実相寺御書 P1453
『而るに彼の阿闍梨等は自科を顧みざる者にして嫉妬するの間自眼を回転して大山を眩ると観るか』

◇希望の明日へ
まさに、社会の混乱は、正しき法に従わず、人に従わせようとする倣憶から生まれる。法をゆがめ、無視し、逸脱し、自らのエゴを通そうとする人の放縦、横暴−−。それは権力の魔性そのものの姿である。歴史上、つねに見られた悲劇である。
平3・7・25

☆名誉会長と共に新時代を開く 第29回 妙法の生命の絆は三世永遠
各地の大雨や台風の被害に、あらためてお見舞い申し上げます。皆様の無事安全を心から祈っております。
まだ暑い日が続くので、熱中症にくれぐれも注意され、健康第一で、価値光る一日一日を、と念願してやみません。

新暦の8月の盂蘭盆(お盆)を迎え、学会の墓地公園や納骨堂では諸精霊追善勤行法要が厳粛に営まれる。豊かな自然に包まれ、多くの方々が、すがすがしく集われる姿を、故人もきっと喜ばれるに違いない。
日蓮大聖人は、夫に先立たれ、わが子までも失い、悲しみに暮れる南条時光の母に、その心中を思いやられて、仰せである。『同じ妙法蓮華経の種を心に孕まれるなら、同じ妙法蓮華経の国へお生まれになるでしょう。あなたがた親子三人が顔をお揃えになる時のそのお悦びは、どれほどか嬉しく思われることでしょう』(P1570、通解、「上野殿母御前御返事」)
生命は永遠である。信心を貫いた人は、新しい生命で、新しい使命をもって、また生まれてくる。必ず、すぐそばで喜び合っていける。それが妙法の偉大な力用なのである。
大事なことは、亡き人をわが胸にしっかりと抱いて、徹して広布の道に生き抜くことだ。

思えば、終戦当時、誰もが前途に希望を持てなかった。だが戸田先生は、5年、10年たてば、どんな苦労も皆、夢のようなものだと語り、こう励まされた。
「絶対に、人生の苦難に屈してはならない。負けてはならない。必ずや、あとになれば、あのとき、頑張りぬいて本当に良かったと、さわやかに思い返せるものだ」
時には、もうこれまでかと落胆することもあろう。しかし、苦しい時ほど、同志と共に、師弟の魂を燃え上がらせて進むのだ。平和のために、全ての生命が輝く世界を築くために!

2014年8月13日水曜日

2014.08.13 わが友に贈る

尊き使命の天地で
社会貢献に率先する
地域部・団地部に感謝!
人間の絆を広げゆく
希望の灯台と輝け!

法門申さるべき様の事 P1268
『総じて日蓮が弟子は京にのぼりぬれば始はわすれぬやうにて後には天魔つきて物にくるうせう房がごとし』

◇希望の明日へ
権力者に正論が通るとはかぎらない。否、正論が通らないのが権力者である。正しい意見を聞けなくなるのが権力の魔性である。そればかりか、その行為が正当であればあるほど憎しみがわく。自分に従うものだけが正しく、従わないものは悪とする。善悪・道理が、基準ではなく、自分の小さな感情と面子が基準となってしまう。しかも、その狂いが自分ではわからない。
平3・5・5

☆御書とともに� 第23回 「孝養第一」の振る舞い
『今年は又七月一日身延山に登りて慈父のはかを拝見す、子にすぎたる財なし・子にすぎたる財なし』(千日尼御返事、P1322)

◇通解
(あなたの子息・藤九郎守綱が)今年もまた7月1日に身延山に登って、慈父(阿仏房)の墓参りをしていました。子ども以上の宝はありません。子ども以上の宝はありません。

◇同志への指針
大聖人は千日尼に仰せである。"あなたの子息・藤九郎守綱が、昨年に引き続き今年も、遠く佐渡から身延へ、亡くなった慈父・阿仏房の墓前に弔いに来られました"と。そして、この立派な孝養の子息と母を賞讃されている。
孝養第一こそ仏法者の振る舞いである。妙法は、父母をはじめ自分に縁した全ての人に最高の善根を送り、三世の安穏を約束する大法なのだ。

2014年8月12日火曜日

2014.08.12 わが友に贈る

不規則な生活や
偏った食事は
体の不調の原因に。
聡明な自己管理で
心身共に充実の日々を!

富木殿御書 P970
『我が門家は夜は眠りを断ち昼は暇を止めて之を案ぜよ一生空しく過して万歳悔ゆること勿れ』

◇希望の明日へ
抑圧的な権力者−−彼らの本質は、じつは臆病なのである。臆病だからこそ、自らを守る"威厳のよろい"として、権威を求める。また人々に尊敬され、忠誠を誓わせないと安心ができない。だからこそ、なおさら彼らは、権威もいらぬ、名誉も財産も何もいらぬ、命さえいらぬという"信念の人"が恐ろしい。自分の権威を認めない者がいることが気になってしかたがないのである。そして、自らの臆病と不安を人々に悟られることを、また強く恐れている−−。
平2・12・9

☆勝利の人間学 第57回 一人から平和の大潮流を
◇民衆の声を力に
絶対に平和であらねばならない。
戦争だけはしない、させないということを、人類の共通の理念にしていくべきである。
ラテン語の格言には「平和を願うならば、戦争の準備をせよ」とあった。
しかし、断じてそうではない。「平和を願うならば、平和の準備をせよ」である。
「平和の準備」とは何か。それは、平和を願う民衆の声を結集していくことだ。なかんずく、青年の大情熱の声こそが力だ。
日蓮大聖人は、『輪宝とは我等が吐く所の言語音声なり』(P733、「御義口伝」)と仰せである。
「声」こそ「輪宝(車輪をかたどった宝器)」である。この「非暴力の武器」「文化の武器」を使って、我らは21世紀を「平和の世紀」「生命尊厳の世紀」としていくのだ。
◇鍵は全て人間にあり
平和を壊すのも人間、平和を創るのも人間である。解決の鍵は、全て人間にある。
ゆえに、我らは人間の「内なる悪」と戦い、仏という極善の生命を開発する道を選ぶ。この人間革命の道が即、平和の道であるからだ。
平和は違い彼方にあるものではない。
自分が今いる場所で、友と会い、誠実に対話を重ねる。どこまでも、一人を大切にする。そこから、平和の大潮流は生まれるのだ。
特に、聡明な女性たちの"草の根の語らい"こそ、その最も確かな原動力である。
◇自他共の喜びの青春
御本仏は、『すべての衆生が受ける、それぞれ異なる苦しみは、ことごとく日蓮一人の苦しみである』(P758、通解、「御義口伝」)と仰せになられた。
なんという大慈大悲であろうか。仏法とは、究極の「慈悲」の法である。御本尊に祈り、勇気をもって広宣流布に励むなかで、人を深く思いやる境涯を開くことができる。
人の不幸の上に、自分の幸福を築かない。自他共に喜びあふれる青春を進みゆくのだ。
生命尊厳の哲理を持つ青年よ、悩める友へ、苦しむ友へ、励ましと希望の光を送ろう! 君たちの友情で、平和の地球を輝かせるのだ。

2014年8月11日月曜日

2014.08.11 わが友に贈る

新聞休刊日

兄弟抄 P1084
『がうじやうにはがみをしてたゆむ心なかれ、例せば日蓮が平左衛門の尉がもとにてうちふるまいいゐしがごとくすこしもをづる心なかれ』

◇希望の明日へ
民衆の心に背いた横暴な独裁は、自滅する−−。これが歴史の鉄則である。近年の世界的な"民主化"の潮流も、民衆を苦しめてきた"独裁"への反発であり、その崩壊の姿にはかならない。
平2・10・10

☆御書とともに� 第22回 油断排し、絶対無事故で
『家へかへらんにはさきに人を入れてとのわきはしのしたむまやのしり・たかどの一切くらきところを・みせて入るべし』(四条金吾御書、P1175)

◇通解
家へ帰る時には、先に人を館に入れて戸の脇、橋の下、馬小屋の後ろ、高楼など、いっさい暗い所を見させてから入りなさい。

◇同志への指針
大聖人は、敵に付け狙われている四条金吾に、幾度も繰り返し注意なされた。
その御注意は一つ一つ具体的であり、これほどまでにというほど、こまやかである。これが「百千万億倍・御用心」という信心の姿勢である。
「このぐらい」とか、「いつもこうだから」などの、心の隙や慢心を排したい。
絶対無事故で、悔いなき価値の日々であれ!

◎台風の被害は大丈夫でしたか? いい加減、週末に天気が悪くなるのは、勘弁してほしいですね(^_-)-☆

2014年8月10日日曜日

2014.08.10 わが友に贈る

◇今週のことば
新たな友好の扉を開く
爽やかな挨拶を!
「声仏事を為す」
心通う交流を重ね
友情と信頼を広げよう!
2014年08月10日

同生同名御書 P1115
『人の身には同生同名と申す二のつかひを天生るる時よりつけさせ給いて影の身にしたがふがごとく須臾もはなれず、大罪小罪大功徳小功徳すこしもおとさずかはるかはる天にのぼて申し候と』

◇希望の明日へ
権力者は、外来文化だけでなく、人間の尊厳と平和を訴える思想をも封じ込めようとする。第二次大戦当時、日本の軍国主義政策によって、牧口初代会長、戸田第二代会長は不当にも牢獄に入れられた。初代会長は、獄中で亡くなっている。私も多感な青春時代を、権力者たちに圧迫され、傷つけられた一人である。権力の魔性という"亡霊"のために、正義も善意も踏みにじられ、人間の心が従えられてしまう−−。このようなことは、絶対に許してはならない。そうした"亡霊"とどこまでも戦い、本当の人間の時代、民主の時代を築いていくのが、"知性"の役目である。
平2・9・26

☆全国未来部夏季研修会へのメッセージ
日本全国から、わが高等部の最優秀の英才が創価大学に集まってくれました。これほど心躍り、これほど希望あふれる研修会はありません。皆、ありがとう!

今年は、私が第3代会長に就任して真っ先に高等部を結成してより50年。今この時に、これからの50年先の世界広宣流布を担い立たんと、さっそうと躍り出てくれた若き地涌の菩薩こそ、まぎれもなく君たちです。なんと偉大な使命の青年か! なんと不思議な宿縁の若人か!私は、皆さんに最敬礼します。

日蓮大聖人は仰せになりました。
『金は大火にも焼けず、大水にも流されず、朽ちることもない。鉄は水にも火にも堪えることができない。賢人は金、愚人は鉄のようなものである。あなたはまさに真金ではないか。法華経の金を持つ故だろうか』(P1337、通解、「生死一大事血脈抄」)と。

若くして生命尊厳の大仏法を探究し、題目の師子吼を唱える皆さんは、一人ももれなく、最高の大賢人と育ちゆくリーダーです。日々のたゆまぬ勉学も、努力も、労苦も、一つ一つが、わが生命を磨き、黄金に輝かせていく光です。立ちはだかる苦難も、障害も、失敗さえも、全部が、わが生命を強くし、金剛不壊に鍛え上げていく試練です。

ともあれ、一番不幸な人を救うために、そして世界の平和という人類の夢を実現するために立ち上がった団体が、この創価学会です。どんな権力にも屈せず、財宝や名声などにもとらわれない、最も美しく崇高な世界なのです。

このかけがえのない学会の未来を、今日ここに集った皆さんに私は託します。

皆さんが不退転の誓いを貫いてくれるならば、世界の広宣流布の前途は明るい。何があっても朗らかな負けじ魂で、良き友と励まし合い、前進していってください。今は、学びに学び、思う存分、力をつけてくれたまえ!
皆さんを送り出してくださったご家族に、くれぐれもよろしくお伝えください。担当者の方々も、お世話になります。未来部に尽くしてくださる皆さんのご一家は、陰徳陽報の法理に照らし、必ずや子々孫々まで勝ち栄えていかれるでしょう。

終わりに、若き愛弟子に

わが後継
 輝き光る
  金の汗
 鍛え伸びゆけ
  勝利の夏を

と贈り、私のメッセージといたします。

2014.08.09 わが友に贈る

大雨や洪水、落雷
土砂崩れ等に警戒!
危険な場所には
決して近づくな。
賢明に安全を守れ!

内房女房御返事 P1421
『南無と申す字は敬う心なり随う心なり、故に阿難尊者は一切経の如是の二字の上に南無等云云』

◇希望の明日へ
人を権威や策で動かそうとする人は、心卑しき人である。最後は、自らが策に倒れ、みすぼらしい人生の姿となっていくに違いない。また、権威や権力で、倣慢に人々を見くだすような人には絶対になってはならない。「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり」(福沢諭吉・小幡篤次郎「学問のすヽめ」)とは福沢諭吉らの言葉であるが、仏法は平等大慧の大法であり、すべての人々は、御本尊のもとに平等である。互いに尊敬しあっていくべきである。それを"自分は偉い、他の人は自分より劣っている"と思って、人々を見くだそうとするのは、魔性の心である。この心は多くの権力者に備わる心である。学会員は、絶対にだまされてはならない。
平2・7・9

☆名誉会長と共に新時代を開く 第28回 朗々たる勤行で日々勝利
勤行・唱題は、自分と大宇宙が交流しゆく儀式である。
自分の中にある「宝の蔵」を開ききっていく。わが生命の泉から、限りない智慧と慈悲と勇気をくみだしていくのだ。
朗々たる勤行で、満々たる生命力が湧かないわけがない。
日蓮大聖人は仰せである。
『白馬がいななくのは、我らが唱える南無妙法蓮華経の声である。この唱題の声を聞かれた梵天、帝釈、日月、四天等が、どうして、色つやを増し、輝きを強くされないはずがあろうか。どうして我らを守護されないはずがあろうかと、強く強く思われるがよい』(P1065、通解、「曾谷殿御返事」)
我らの題目は、諸天善神を動かし、我らを、そして一家を、社会を守り、栄えさせていく。
強い強い信心があれば、必ず一切の道が開かれていく。
たとえ、苦しいことや嫌なことがあっても、いかなる状況になろうとも、題目を唱え抜いていくのだ。どんなことも祈り抜いていくのだ。御本尊に語り掛けるように祈るのだ。
目には見えなくとも、願いを叶えるために、全宇宙が動く。一番、悩んだ人が、一番、偉大な人生となっていくのである。
祈りから、全ては始まる。

青年部をはじめ、秋の教学試験への取り組みも進んでいる。
教学を学ぶ人は、「哲学者」である。哲学とは、よりよく生きる「智慧」である。戸田先生は「仏法で学んだことは、どしどし口に出して話しなさい。そうすれば、やがて身につくものです」と語られていた。
先生の教学は、どこまでも、「実践の教学」であり、「広宣流布の教学」であった。今こそ正義を学び抜き、生涯不退の原点を築いていただきたい。
暑い日が続く。健康は智慧である。聡明に工夫し、心晴れ晴れと大成長の日々を送ろう!

2014年8月8日金曜日

2014.08.08 わが友に贈る

暑い日も 雨の日も
朝一番に広布に駆ける
配達員の皆様に感謝!
どうか健康第一で!
無冠の勇者に栄光あれ!

撰時抄 P283
『漢土日本に智慧すぐれ才能いみじき聖人は度度ありしかどもいまだ日蓮ほど法華経のかたうどして国土に強敵多くまうけたる者なきなり、まづ眼前の事をもつて日蓮は閻浮提第一の者としるべし』

◇希望の明日へ
権力者とか権威者には、真実の人は決してだまされない。心からは信服しないものである。いわんや現代はなおさらである。時代は民衆のほうが賢明になってしまったからである。
平2・6・26

☆御書とともに�第21回 行学練磨の有意義な夏を
『然れども此等の人人には・ゆづり給はずして地涌の菩薩に譲り給へり、されば能く能く心をきたはせ給うにや』(四条金吾殿御返事、P1186)

◇通解
しかしながら、仏はこれらの人々(舎利弗や迦葉、観音や妙音等の菩薩)には妙法を譲られないで、地涌の菩薩に譲られたのである。ゆえに、これら地涌の菩薩は、よくよく心を鍛えておられたのであろう。

◇同志への指針
大聖人は断言なされた。
なぜ釈尊は、地涌の菩薩に付嘱したのか。それは、地涌の菩薩が心を強く鍛えていたからである、と。心を鍛えずして、悪世末法の広宣流布を成就することはできない。
創価学会も、この精神のままに行学錬磨に励んできた。とりわけ夏の鍛錬は牧口先生以来の伝統である。
張りのある勤行からスタートし、有意義な成長の夏に!

2014年8月7日木曜日

2014.08.07 わが友に贈る

創価班・牙城会の
大学校生が弘教に奮闘!
人間革命への挑戦を
皆で讃え応援しよう。
人材拡大の大潮流を!

佐渡御書 P957
『畜生の心は弱きをおどし強きをおそる当世の学者等は畜生の如し』

◇希望の明日へ
人間を外から縛ろうとする宗教の悪の面に対して、人間の内面から、かぎりなく挑戦し、打ち破っていく。この真実の信心を、民衆に教え、根づかせているのが、創価学会である。要するに、宗教は権力の悪にも打ち勝つ力をもつ。その宗教の悪に打ち勝つ力、人間解放の究極の力が信心である。学会員は、この信心の力を奮い起こして、幾たびとなく策謀や悪知識の権威に勝ってきたのである。
平2・1・28

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第5回 ハワイの浜辺�
アリヨシ州知事は、「違うから争うのではなく、違うからお互いを理解し合う、これがハワイの生き方です」と訴えられました。
そのハワイから、断じて平和の世紀をと、私は誓い、行動してきました。
初めてハワイを訪れた際、私はホノルルの町を一望するパンチボウルの丘にある「国立太平洋記念墓地」を訪問しました。そこには、真珠湾をはじめとする第二次世界大戦、朝鮮戦争やベトナム戦争などの戦没者が眠っています。
私は墓地を一巡して、それぞれの墓に刻まれた名前を胸にとどめ、仏法者として深い祈りを捧げました。その後も、ハワイを訪問した折、ここを訪れました。
81年に真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの記念館を訪れた際にも、私は戦没者の氏名が刻まれた場所に献花し、犠牲になられた一人一人の名前を見つめて、題目を唱えました。
「祈り」とは「誓願」です。断じて平和な世界を築くことを、私はその方々に固く誓いました。
2,000万人を超える太平洋戦争の犠牲者には、その一人一人に名前がありました。その誕生を喜んだ家族がいました。愛する友がいました。そうした人々と共に、「いのち」という最高の宝をもって生きていました。

アメリカ人である前に、日本人である前に、皆、同じ「人間」だったのです。
95年1月17日、阪神・淡路大震災が起きました。私は当初、予定されていたハワイヘの出発をぎりぎりまで遅らせて、被災地への救援の手を打ちました。ハワイでの予定を最短に凝縮し、終了後、関西に直行するようにしました。
ハワイ到着の翌日、私は英知の殿堂・東西センターでの講演に臨みました。私は、まさに武器を手に戦いを始めようとする二つの部族の間に平和をもたらした釈尊の勇気の対話に触れ、語りました。
──人間を分断するのではなくして、人間としての共通の地平を見いだそうとする智慧が、今こそ要請されている、と。
たとえすぐに分かり合えなくとも、「人間」という次元で話し合えば、分かり合える。必ず戦争はなくせる──これが私の信念です。この「信念の松明」を、私の命である皆さんに託したいのです。

ハワイの英知の言葉は、こう教えます。
「いのちはいつでも新しい可能性を見せてくれる」
なかんずく、若き「いのち」である皆さんは、いつでも新しい「無限の可能性」に満ちています。ゆえに、自らを決して卑下してはならない。
若い皆さんが、生きて生きて、生き抜くこと、それ自体が「平和の光」です。
皆さんが生き生きと躍動していくならば、世界は、いくらでも変えていけるのです。
日蓮大聖人は、『命というものは一切の財の中で第一の財である』『宇宙全体に満ちた財も、命には替えられないのである』(P1596、通解、「白米一俵御書」)と仰せです。
「いのち」の中に、すべてが入っています。その宇宙一の宝物である「いのち」を、君も、貴女も輝かせることができるのです。
「人生」は、「人が生きる」と書きますが、「人と生きる」とも読めます。
自分は誰と生きているのか──ご両親、兄弟姉妹、クラスメート、クラブの仲間、地域の創価家族、未来部の同志……具体的な名前をあげて、その人を思い浮かべてみましょう。
その一人一人を大切にすることが「平和」そのものです。

父母の笑顔、笑い声。
あの子の優しさ、強さ。
この友の輝く瞳、頑張る背中。
わが同志の真心の励まし。

その一つ一つを当たり前と思わず、「おかげさまで」と感謝し、応えていくこと。それが最も正しく、最も確かな「平和の一歩」です。
ハワイのことわざには、こうあります。
「その花は小さいけれど、周囲の草によい香りを運ぶ」
どんなに小さくとも花は花です。周りをよき香りで包むことができる。皆さんが、親孝行で、友情で、笑顔の花を咲かせれば、そこを必ず、「平和の楽園」「幸福の花園」にしていけるのです。
さあ、勇気のエンジンを始動させ、世界の友と「平和の地球」をつくる大航海に出発しよう!

2014年8月6日水曜日

2014.08.06 わが友に贈る

良書との出合いが
心を潤し 心を広げる。
読書は人生の財産。
古今の名著に学び
充実と成長の夏を!

閻浮提中御書 P1589
『仏法を信じて今度生死をはなるる人のすこし心のゆるなるをすすめむがために疫病を仏のあたへ給うはげます心なりすすむる心なり』

◇希望の明日へ
キバをむき出した権力ほど残酷なものはない。この権力の魔性に、罪もなき民衆が、どれほど泣き、苦しめられ、命さえ奪われてきたことか−−。恐るべきは権威・権力の魔性である。幾度となく繰り返されてきた民衆抑圧の歴史−−その悲しき宿命を転換しゆくのも民衆の力である。
平1・10・15

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第5回 ハワイの浜辺�
夏は、若き皆さんの生命が白馬のように躍動する季節です。
白馬といえば、ハワイで不思議な白馬に出あいました。
1985年の7月、諸行事の合間に、ホノルル市内の宿舎から、波音や歓声でにぎやかなビーチに目をやった時のことです。
さっきまで何もなかったはずの砂浜に、美しく、たくましい白馬が生まれていました。無名の芸術家が彫ったレリーフ(浮き彫り)です。今にも立ち上がって、駆け出しそうな英姿がありました。
御書には、『白馬のなくは我等が南無妙法蓮華経のこえなり』(P1065、「曾谷殿御返事」)と仰せです。
白馬のいななくような朗々たる勤行・唱題から、新しい挑戦の生命が弾みます。
さあ、今日も、白馬のように、題目を唱えながら、「勝利の夏」を元気いっぱい前進していこう!

ハワイは、州都ホノルルのあるオアフ島や、最も大きいハワイ島など、六つの島を中心に成り立つ、世界有数の観光地です。
日本との関係も深く、古くは1868年(明治元年)からハワイに移住する人たちがいました。
だから、「ベントー(弁当)」「シバイ(芝居)」「ジャンケンポー(じゃんけん)」「ボン・ダンス(盆踊り)」など、日本人になじみのある言葉が今も使われています。
あいさつの言葉は「アロハ!」です。出会った時も、別れる時も、こうあいさつします。「ようこそ」「こんにちは」「さようなら」……すべて「アロハ」と声をかけます。「お互いに愛情と敬意をもつ」という意味が込められています。
ハワイでは、さまざまな民族が仲良く生きています。アジア系、ヨーロッパ系、アフリカ系、そして、ハワイアン(先住ハワイ人)。
そんな人たちが、「アロハ」とあいさつを交わし、アロハの心」で結ばれた世界平和の縮図の島こそ、ハワイです。自然を愛し、家族を愛し、友を愛し、平和を愛する、友情と共生の島なのです。
しかし、その島を舞台に非道な戦争が始まりました。1941年(昭和16年)12月7日の朝(日本時間8日未明)、ハワイにある真珠湾(パール・ハーバー)への日本軍の攻撃から、太平洋戦争が開戦したのです。
当時、13歳の私は、兄たちを兵隊にとられて苦しい家計を助けるために新聞配達をしていました。開戦を告げる紙面を、今も忘れられません。
ハワイでは、日系人の方たちが苦労して懸命に築き上げてきた「信頼」が、一気に崩れていきました。その不信をはね返し、アメリカヘの忠誠を証明するために、日系2世の志願兵の部隊が結成されました。勇猛果敢な攻撃で最も多くの勲章を受けましたが、最も多くの犠牲者を出しました。

戦争ほど、残酷なものはない。
戦争ほど、悲惨なものはない。
——これは、私が小説『人間革命』の冒頭に書き記した一節です。
戦争は、あの地この地に、あの家この家に、暗闇のような悲劇をもたらしました。
太平洋戦争での日本人の死者・行方不明者は250万人、日本の侵略を受けたアジア諸国での死者は1,800万人ともいわれる。日本でもアジア諸国でも、おおよそ30人に1人が戦争で亡くなったことになります。
戦争には、勝者も、敗者もありません。
悲惨な戦争が終わったのは、1945年(同20年)8月15日です。私は17歳になっていました。
わが家も、私の大好きだった長兄が、ビルマ(現在のミャンマー)戦線で亡くなりました。終戦から2年もたって、その知らせを聞いた時、母が悲しみをこらえて小さな肩を震わせていた姿は、私の瞼(まぶた)から消えません。これが私の平和闘争の原点です。

私は、1960年(同35年)10月2日、世界平和の道を開く第一歩を、ハワイから始めました。
「この地球上から『悲惨』の二字をなくしたい」と願われた、わが恩師・戸田城聖先生の写真を胸のポケットにしのばせて──。
ホテルに着いた翌日の早朝、日の光が夜の闇を打ち破るころ、私は一人、海岸を散策しました。
そして、かつて(1954年夏)戸田先生の青春の故郷・北海道の厚田の浜辺に二人して立ち、私に言われた言葉を思い起こしていました。
「この海の向こうには、大陸が広がっている。世界は広い。そこには苦悩にあえぐ民衆がいる。
君は、世界の広宣流布の道を開くんだ。この私に代わって」
恩師の遺志を継ぎ、会長となった32歳の私は、ハワイの旭日を仰ぎながら、世界平和への絶え間なき闘争を、強く心に誓ったのです。

アロハの精神は、人種、言語等、一切の差別を超えて、人間がお互いに人間として手を結び合うところに、意義があります」
私が親しく語り合ったハワイ州のジョージ・アリヨシ州知事が、アメリカSGI(創価学会インタナショナル)の総会で紹介してくださった言葉です。その理想の姿を、SGIに見いだされたのです。
初めての出会いは、1975年1月22日。SGIが結成される、4日前のことでした。すらりとした長身で、九州出身のご両親の血を継いだ、凜々しく、若々しい顔立ち。前年に、日系人として初めて州知事に就任したばかりで、まさに"ハワイ新時代"の大海原へ出発された時でした。
若き日の知事には、「弁護士になる」という夢がありました。しかし、話すことが大の苦手。"話し方を直さなければ、弁護士にはなれない"と思っていた中学生の時、学校の先生が、付きっきりで特訓してくれました。そのおかげで、悩みを克服し、弁護士になる夢をかなえることができたのです。
そんな知事が、大切にしている言葉がありました。それは、お父さまの口ぐせでもあった「おかげさまで」という日本語です。「あなたがいて、私がいる」という人間への信頼が脈打つ言葉です。
現実社会に目を向ければ、他人を不幸にしてでも、自分さえよければいいという、わびしい姿が多いかもしれない。その中にあって、「おかげさまで」という感謝の気持ちこそ、心の砂漠に潤(うるお)いを贈ります。平和の原動力ともいえましょう。
感謝の人は、恩を知り、その恩に報いようとする。だから、人のために自分が動きます。
反対に、感謝を忘れた人は、自分のために人を動かしてしまう。その「自己中心性」「エゴイズム」が、他者への想像力を失わせ、戦争を生み出してしまう。
未来部の皆さんは、身近な人に感謝し、「ありがとう」の心と言葉を伝えていける「ピース・メーカー(平和をつくる人)」であっていただきたい。
特に、お父さん、お母さんには、計り知れないほどの恩があります。皆さんは、ぜひとも親孝行を、お願いします。

2014年8月5日火曜日

2014.08.05 わが友に贈る

季節の便りや
帰省時の語らいなど
未入会の家族や親類と
有意義に交流する夏に。
誠実に共感を広げよ!

四菩薩造立抄 P988
『日蓮は世間には日本第一の貧しき者なれども仏法を以て論ずれば一閻浮提第一の富る者なり』

◇希望の明日へ
権力に生きる人間は時とともに硬直化し、保守化し、自らを狭い世界と視野に閉じ込めてしまう。一方、精神をわがすみかとする人間は、年とともに、いよいよ熟き情熱で理想を追求し、自らの世界を高め、深め、拡大していくことができる。ひとたび心に権力や財力の甘い蜜を染み込ませてしまえば、もはやその魔力から脱することは難しい。堕落と保身への汚染が生命をむしばむ。
平1・9・6

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第5回 昆虫学者ファーブル
みなさん、夏休みを元気にすごしていますか?
健康で、無事故で、楽しい思い出を、いっぱいつくってください!
夏になると、セミの元気な声がひびきますね。
「ミーンミンミンミー」
「ジージー」「ツクツクホーシ」
「カナカナカナ」
小さな体から大きな声を出して、一生けんめいに鳴いています。
セミがどこから来るのか、どうやって大きくなったか、みなさんは考えたことがありますか。
セミのことを調べに調べて、"暗い地下で何年間も働いてから、やっと明るい太陽の下で短い幸せを歌っているんだ"と、セミの気持ちを思いやった人がいます。
フランスの偉大な昆虫学者アンリ・ファーブルです。
今回は、100年以上も世界中で読まれている『昆虫記』の作者ファーブルのことを学んでいきましょう!

ファーブルは、1823年、いなかの小さな村で生まれました。
両親と弟の4人家族。まずしいくらしでしたが、家のまわりには、ゆたかな自然がありました。野原や小川が遊び場で、虫や鳥など、たくさんの生き物にかこまれ、ファーブル少年はすくすくと成長しました。
中学校では、しんけんに勉強して、成績はクラスで一番になりました。しかし、お父さんの仕事がうまくいかず、学校に通えなくなり、働くことになってしまいました。朝から晩まで働いて、くたくたになりました。
そんなファーブルの心の支えとなった"友だち"がいました。
それは、小さなころから大好きだった"虫たち"です。見たことのない虫を見つけると、心がワクワク、ドキドキしました。
ファーブルは、小さな虫の「命」に大きな「希望」を見いだしました。そして苦労に負けず、学び続けていったのです。やがて、小学校の先生になりました。
のちにファーブルは、「歩きつづけさえすれば、行きつくところに行けるのだ。そして、たえず歩きさえすれば、力が自然にわいてくる」と語っています。
ねばり強く努力を続ければ、必ず自分のなかに眠っている力を出せるようになるんだね。

ファーブルが本格的に昆虫の研究をするきっかけになったのは、野外授業の時でした。子どもたちから、ハチが巣のなかにあまいミツをためていることを教えられたのです。
ファーブルはもっと知りたいと思い、高価な昆虫の本を思い切って買いました。その本を読んだ感動が、昆虫学者のとびらを開いたのです。
それから、中学校や高校で理科を教えながら、仕事の合間をぬって昆虫の研究をするようになりました。
そうして『昆虫記』の第1巻ができたのは、ファーブルが55歳の時です。そこから、さらに約30年をかけて全10巻を発刊しました。人生のすべてをかけて生みだされた本なのです。
『昆虫記』には、1,500種ほどの虫たちや動植物が登場します。私も以前から、少年少女のみなさんにすすめてきた本です。
この本には、むずかしい言葉は使われていません。"だれにも分かりやすく、親しみやすい内容に"という思いで書かれたからです。また、だからこそ、世界中に多くの読者を広げることができたのです。
やがてフランスでは、大統領も大臣も、この偉人ファーブルのもとを訪れ、最敬礼して功労に感謝しました。
じつは、日本の高名な学者が、この歴史を通して、私たち創価学会の初代会長である牧口常三郎先生のことを、「国の誇り」とたたえました。
"小学校の先生としてがんばりながら『昆虫記』を書いたファーブルをフランスが国をあげてたたえたように、同じく小学校の先生として立派な本『創価教育学体系』を書いた牧口先生のことを、日本は大事にすべきである"といわれたのです。
ところが、当時の日本は、仏法を広めて「命の尊さ」を説く牧口先生を大事にするどころか、戦争をおし進める国の考えに反対した人物として、牢獄で死なせたのです。そのことを、牧口先生の弟子である第2代会長の戸田城聖先生は、いつも怒りで体をふるわせて語られていました。
今年は牧口先生が亡くなられて70年になります。牧口先生の心を受けついで命の尊さを訴える創価学会が、世界から信頼される時代になっています。

ファーブルは、「命の尊さ」をよく知っていました。
観察が終わると、虫の大好きなものを与えてから「よくいろいろなことを教えてくれたね、さようなら」と詰りかけ、自然にもどしたというのです。
『昆虫記』に、こうあります。
「一番ちっぽけなものの生命にしても、それは尊いものだ」
この『昆虫記』からは、虫たちへの愛情や、命の力への驚きが伝わってきます。
──ミノムシのお母さんは、タマゴを産むと、自分が着ていた綿毛の服をぬぎます。その服でタマゴをくるみ、温めるのです。さらに子どもたちのために、葉っぱや、くきで作った家をあけわたし、子を守るようにして亡くなります。
また、ホタルはむかしの人に「おしりにランプをもっている虫」と呼ばれていました。ある種るいのホタルのランプは、体から切りはなされても光り続けます——
ホタルといえば、私が創立した関西創価学園や創価大学では、長年にわたり、ホタルを大事に育て、命のすばらしさを、友だちや地域の人と学びあっています。
日蓮大聖人は『命というものは一切の財の中で第一の財である』(P1596、意味、「白米一俵御書」)といわれています。
命は、私たち人間の一人一人も、また、どんな小さな虫たちも、もっている最高の宝物です。
ミノムシのお母さんも、命をかけて子どもを守っています。
みなさんも、お母さんがどれほど、自分のことを大事に守ってくれているか、思いおこしてみてください。
みんな、かけがえのない命なのです。
ホタルのランプが光り続けたように、どんな困難のなかでも、自分を光り輝かす力を、みなさんもまた、もっています。
みんな、すばらしい命なのです。
もちろん、悪いことをする虫もいるし、虫が苦手な人や、きらいな人もいるでしょう。ただ、たとえば、花粉を運ぶミツバチがいなくなったら、多くの植物が、地上から姿を消してしまうといわれています。植物がなくなれば酸素がなくなって、私たち人間も生きていけなくなります。
小さな虫であっても、大きな役目をはたしています。
みんな、命はつながっているのです。
だからこそ、まわりの"命"を大切にする人は、自分の命を大切にできる人です。そして、命は、みんないっしよに生きていくのです。
この夏休み、みなさんも近くの公園や野原や水辺に行ったり、家族で旅行に行ったりした時に、たくさんの命とふれあってください。そして、もっともっと元気いっぱい、自分の夢や目標に、一生けんめい挑戦してください。
一匹の虫から大いなる希望を生みだしたファーブルのように!

2014年8月4日月曜日

2014.08.04 わが友に贈る

◇今週のことば
教学は幸福への羅針盤。
今日も御書を拝し
正しき人生の軌道を!
青年とともに学び
成長と歓喜の前進を!
2014年08月04日

千日尼御前御返事 P1316
『人は臨終の時地獄に堕つる者は黒色となる上其の身重き事千引の石の如し善人は設ひ七尺八尺の女人なれども色黒き者なれども臨終に色変じて白色となる』

◇希望の明日へ
社会的権威や権力に、媚び諂ったり、従順であることは、決して正しい信仰者の生き方ではない。それらと妥協せず、真実の人間の生き方を求めて戦っていくのが信仰の精神である。
平1・8・17

☆随筆民衆凱歌の大行進No.9 � 伸びゆけ未来部!
日蓮大聖人は、仏の願いを、こう仰せである。
『未来に法華経を弘めて未来の一切の仏子にあたえんと・おぼしめす』(P236、「開目抄」)
広宣流布とは、『未来一万年の衆生まで成仏せしむる』(P720、「御義口伝」)聖業なのだ。その生命線は、未来を開く後継の人材が、澎湃と育ちゆくことにほかならない。
今、目の前の一人の未来部員を大切にし、全力で育てることが、御本仏に直結し、崇高な仏の振る舞いにも通ずることを、誉れ高く確信していただきたい。

「世界広布新時代 開幕の年」である本年。
日本の「未来部の日」に合わせ、ブラジルやイタリアなど海外の未来部から応援のメッセージが届くなど、未来部の成長と前進もまた"世界同時進行"である。

ブラジル創価学園に通う、一人の少女部員の話を伺った。
本年、彼女は最愛の母を、がんで亡くした。病がわかった時、母は、幼い娘に精いっぱいの笑顔を見せた。「負けないよ。先生の弟子だもの」
闘病中、夫を入会に導き、自宅も広布の会場に提供。悩める友がいれば、何を差し置いてでも激励に飛んでいった。
「みんなを幸せにできる人になろうね」——これが、母と娘が交わした約束だったという。
数年に及ぶ闘病生活を生き抜き、使命を果たし抜いた母は、娘の頬に手をあて、優しく語った。
「お母さんはとっても幸せだったわ」
そして、創価の師弟に生き抜き、同志と後継者に恵まれた喜びを伝え、言葉を継いだ。「あなたも幸せになるのよ」
少女部員は先日、未来部の会合に参加し、笑顔で語ったという。
「私の胸に、お母さんは生きています。側には、いつも励ましてくれる学会の優しいお兄さん・お姉さんたちがいます。だから負けません」
彼女は今、父と毎日、勤行に挑戦中という。そして一生懸命、勉強に励みながら、将来の夢である"平和の心を伝える歌手"を目指して努力を続けている。

「子どもは、学会の庭で育てていきなさい」
これは、わが師・戸田城聖先生が繰り返し訴えておられた、信心継承の要諦である。
学会には、一人ひとりが自身の可能性に目を開き、確かな自信と安心と希望を得ていくための豊かな励ましがある。
そして、人間として生きていく上で、最高の誇りと自覚を持つことができる哲理である。
「生命とは」「使命とは」「師弟とは」——担当者が真剣に語る言葉は、たとえその時は全てが理解できずとも、若き心の大地に成長の種として植わり、信心の根を深く広げていくものだ。
何より、子どもたちが鋭敏な生命で感じ取っているのは、大人たちの「自他共の幸福を目指す真剣な生き方」であり、「正義の道を貫く勇気と信仰の喜び」であろう。
さあ、後継者育成の夏、共に成長の夏だ。大切な未来部を皆で励まそう! 宝の師子の子を、全力で育てよう!
ここにこそ、広宣流布の永遠の前進と勝利の大道があると確信して!

学会は
 人材湧き立つ
  大地なり
 皆で正義の
  大樹育てむ

2014.08.03 わが友に贈る

仏の別名は
「能忍」。
環境に紛動されるな!
自ら誓った使命の道を
辛抱強く歩み抜け!

祈祷抄 P1352
『法華経の行者を諸の菩薩人天八部等二聖二天十羅刹等千に一も来つてまほり給はぬ事侍らば、上は釈迦諸仏をあなづり奉り下は九界をたぼらかす失あり』

◇希望の明日へ
エリート意識で民衆を見くだす指導者ほど、嫌悪すべき存在はない。創価学会は断固、そうした権威の指導者と戦っていかなければならない。庶民の心を知らず、時代の底流の動きをつかめぬ指導者は、往々にして、悪しき形式主義に陥る。庶民の願いを未来に実現しようとする責任感ではなく、自分勝手な理想を押しつけようとする虚栄が、行動の原動力になってしまうのである。
昭62・11・2

☆随筆民衆凱歌の大行進No.9 � 伸びゆけ未来部!

ひまわりの
 笑顔の花の
  未来部よ
 希望の青空
  強く伸びゆけ

大地に根を張り、たくましく芽を出し、嵐にも怯まず、ついに開花の時を迎えた喜びを、太陽に向かって全身で表現するひまわりの花——。
その姿は、私が心から愛し、信頼する未来部の皆さんの輝きと二重写しに見えてならない。
先日、東西の創価中学校から、校内に植えられた「ど根性ひまわり」が咲き誇っている、との"花便り"をいただいた。
宮城・石巻市の青年から贈られた種の一部を、学園生たちが丹精込めて育ててくれたのだ。
この種は、東日本大震災の津波によって、海水をかぶった石巻の土地に流れ着いたもので、がれきの中で、凛として大輪の花を咲かせた。
「ど根性」とは、どんな困難があろうとも、強く朗らかに乗り越えていく「負けじ魂」であろう。
未来部の君たち貴女たちが、苦難にも負けず、勝利の花と咲き開くその姿は、父母の喜びであり、私の誇りであり、世界の希望であるのだ。

後継の友を励ます「未来部躍進月間」にあって、少年少女部は「きぼう作文コンクール」と「少年少女希望絵画展」、中・高等部は「読書感想文コンクール」などへの挑戦を通し、成長の節を刻んでいる。
学会の新たな伝統になった「創価ファミリー大会」も、列島各地で賑(にぎ)やかに行われている。
結成50年を迎えた高等部では、全国から代表が創価大学に集い、「夏季研修会」が行われる。無事故で、麗しい友情の連帯を広げながら、生涯にわたる原点と、かけがえのない金の思い出を築いていただきたい。
ロシアの文豪ドストエフスキーは綴った。
「子どものときから大事にしてきたすばらしい神聖な思い出、もしかするとそれこそが、一番よい教育なのかもしれません」と。
創価家族の温かな思い出を、感受性豊かな子どもたちの心に、どれほど多く残しゆけるか——。壮年・婦人の未来本部長の方々、男女青年部の二十一世紀使命会の諸君、さらに教育本部の皆様方の最大の励ましを、切にお願いしたい。
現在の未来部の友は、学会創立100周年の2030年を青年部の中核となって迎える、大事な大事な世代である。その希望の使者たる未来部の担当者の皆さまこそ、末法万年の広宣流布の沃野を切り開く誉れの先駆者だ。

福井の景勝・三方五湖を擁するある支部では、未来部をはじめ若い力が陸続と育っている。
この支部には、未来部育成にあたり、初代支部長の時代から継承されてきた伝統がある。
それを三つの柱に分ければ、第一に「座談会こそ後継者育成の舞台」という取り組みであろうか。
初代支部長も、座談会を通して子どもたちを育てようと真剣だった。
御書の拝読なども積極的に子どもたちに担ってもらう。大人はこまやかに見守り、健気な奮闘を皆で心から讃える。
学校で頑張った報告があれば、惜しみない拍手を送る。子どもたちの顔は次第に自信に輝き、座談会が楽しみになる。

第二の柱は「未来部は皆わが息子・わが娘」。
支部の壮年・婦人は、とても面倒見がいい。よく褒めてくれる。褒めるだけでなく、もしも人として過った道に迷いかけた子がいたら、あえて叱る時もある。普段、大人の言うことに耳を貸さない子も、"学会のおじさん・おばさん"には、なぜか素直になるそうだ。
わが地域の子どもたちを信じ、幸福を祈り抜いて、生命と向き合う真剣勝負——だからこそ若き心に届くのだろう。

三つ目の柱は「郷土愛を育む」。
自分たちが住む地域に、どんな広布の歴史があるのか。先達たちがどれほどの苦労を重ねて、今の地域広布の土台を築いてくれたのか。大人たちは、常日頃から子どもたちに誇りをもって語り聞かせている。
支部内の地域で生まれ育ち、創価女子短期大学を卒業後、地元に戻って活躍する、女子部のリーダーは振り返る。
未来部時代。勉強でも部活でも、彼女が目標を達成できたと言うと、学会のおばさん、お姉さんたちが共に喜び、「よく頑張ったね!」と抱きしめてくれた。反対に悲嘆に暮れた時には、「つらかったやろ……」と涙を浮かべて、嬉しかった時以上に、ぎゅっと抱きしめてくれた。
自分も、大好きな故郷に尽くしていきたい——彼女は、感謝の心で華陽の友を励ます日々だ。
この地域では、創価の学舎に、大切なお子さん方を毎年のように送り出してくださっているとも伺った。創立者として、厚く御礼申し上げたい。

2014.08.02 わが友に贈る

さあ友好拡大の時!
新たな出会いは
人生を豊かにする。
古き友人を大切に
垣根のない交流を!

法蓮抄 P1046
『譬えば竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るる』

◇希望の明日へ
議員は、本来、公僕である。民衆の幸福のために仕えるのが使命である。決して威張らせてはならない。厳しく、監視しなければならない。いわんや、学会員の支援で議員になったにもかかわらず、その大恩を忘れ、学会員をバカにしたり、利用したり、裏切る人間は最低である。
平5・6・15

☆青年部最高協議会へのメッセージ
「わが青年部の真剣な祈りと戦いが、新たな地涌の菩薩を陸続と呼び出してくれている。君たちのスクラムによって、21世紀の学会は、昇りゆく朝日の如く輝きをいや増している。こんな嬉しいことはない。各地の壮年部、婦人部も、何より喜んでくれている。青年部、ありがとう!
難しい時代であり、いろいろと大変だろうけれども、悩み、苦しんで、創ったものが、全部、自分自身の本物の力になる。永遠の福運になる」と力説した。
さらに「開目抄」の一節『種種の大難・出来すとも智者に我義やぶられずば用いじとなり、其の外の大難・風の前の塵なるべし、我日本の柱とならむ我日本の眼目とならむ我日本の大船とならむ等とちかいし願やぶるべからず』(P232)との御金言を拝読。
「日蓮大聖人の御遺命の通り、広宣流布を進めている創価学会は、平和建設の揺るぎなき柱である。生命尊厳の大哲学運動の眼目である。民衆勝利の歴史を創る大船である。
この自信と誇りに胸を張って、君たちは誓いを貫き、世界一、明るく楽しく希望に燃える青年の連帯を、伸び伸びと広げていってもらいたい」と訴えた。
最後に、「勝って兜の緒を締めて、これからの戦いも一つ一つ勝利を頼みます。私の総仕上げに未来の一切を託しゆく従藍而青の愛弟子が、君たちである。不二の師弟に漲る無限にして無敵の力を、いよいよ発揮して、強く賢く朗らかに勝ち進んでくれ給え!」と呼び掛けた。

2014.08.01 わが友に贈る

朝の挨拶を爽やかに!
「まず自分から」
「心を込めて元気よく」
清々しい声と笑顔で
快活に友情を結べ!

撰時抄 P289
『現に勝れたるを勝れたりという事は慢ににて大功徳なりけるか』

◇希望の明日へ
政治家が一個の人間として偉大であることは現実には、極めて難しいかもしれない。しかし、権謀術数だけの政治では民衆は永遠に不幸である。「人間的政治の実現」「政治と哲学、政治と文化の同盟」−−そこに民衆の願いがある。
平3・6・7

☆大白蓮華巻頭言 2014年8月「未来部は地球家族の旭日なり」
一人の生命が誕生する。それは、全宇宙から地球に贈られた、かけがえのない宝といってよい。
「子どもこそ人類の創造者」と謳ったイタリアの教育者マリア・モンテッソーリは語っている。
「子どもには、いまだ知られていない力が秘められており、私たち人類を輝く未来に導いてくれます」と。
仏法の明鏡に照らすならば、今この時代に生まれ、育ちゆく子どもたちは、21世紀のこれからの世界をリードする大力を帯びて登場してくれたのだ。
それゆえに、「桜梅桃李」の法理の如く、それぞれの子どもが持つ多彩な、計り知れない可能性を、健やかに個性豊に発揮していけるよう、私たちは真剣に祈り、心を尽くし、力を合わせていきたい。
法華経の会座で、「即身成仏」の現証を最初に示して、「万人成仏」の道を踏み開け、衆生の心を大いに歓喜させたのは、8歳の竜女であった。
日蓮大聖人は、南条時光兄弟、乙御前、月満御前、経王御前など、門下の子らを最大に慈しまれていた。
『法華経を信ずる人は冬のごとし冬は必ず春となる』(P1253、「妙一尼御前御消息」)との仰せは、夫に先立たれた妙一尼と共に、幼子たちへの励ましでもあると拝される。
子どもは、いくらでも伸びる。劇的に変わる。
師・戸田城聖先生は、「手のかかる子ほど立派に育つものだ。親も子も共に、大聖人の仏子である。学会の庭で子どもと一緒に伸びていこう! この一念から変わっていくんだよ」と言われていた。
未来部は第三代の私の手作りである。草創の未来部の友と『日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし、是あに地湧の義に非ずや』(P1360、「諸法実相抄」)との一節を学び合い、私は申し上げた。
——大切なのは一人です。一人から広がるのが「地湧の義」です。その一人になっていただきたい、と。
いかなる時も、いずこにあっても、一人の若き生命を励ませば、そこから希望の未来が生まれる。
現代社会には、若人を惑わす悪縁が渦巻いている。身近な地域にあって、一人一人を信頼の眼差しで見守り、温かな声をかけ、成長を願い、待ち、喜んでくれる創価家族こそ、絶対勝利への安全地帯である。
半世紀前、未来部結成と時を同じくして渡米した母は、食事代にもこと欠く中、広布に走り抜いた。長男は、英語の苦手な母の通訳となり、体の不自由な弟を支えた。どんな苦労にも負けない母から学んだ学会精神で、勉学と活動に挑み、全米の高等部長、青年部長も務めた。周囲の激励への感謝を胸に、今、アメリカ創価大学で英才の薫陶に励んでいる。
限りない宿縁と福運に満ちた地湧の友が、澎湃と世界中で躍り出る時が来た。『法華経の命を継ぐ』(P1169、「四条金吾殿御返事」)誓いのリレーで、我らは断固と勝ち続ける。
地球家族の希望の旭日たる未来部の君たち、貴女たちよ! 「広宣流布」という大願を果たし、人類の平和と幸福の朝をもたらしてくれ給え!

勉学の
 翼を広げて
  君ぞ翔べ
 未来の空に
  凱歌の虹を

2014年7月31日木曜日

2014.07.31 わが友に贈る

友の悩みに耳を傾け
仏法を語り切ろう!
真剣なる同苦の祈りに
我ら創価の心が光る!
勇気と慈悲の賢者たれ!

南条殿御返事 P1578
『法妙なるが故に人貴し人貴きが故に所尊しと申すは是なり』

◇希望の明日へ
公正な精神のもち主は、経済活動によって、ともすれば富める国、富める階層がますます富み、貧しい国、貧しい階層がますます貧しくなっていくといった矛盾を決して見逃さないであろう。また公正の人は、地球環境を破壊し、生態系のバランスを崩しながら独走する経済成長が、どんなに危険かをよく知っている。いわんや、規制の緩やかな国への公害の"輸出"などを許すはずはない。このような点は、特に日本が心しなければならないことである。
平3・4・21

2014.07.30 わが友に贈る

「いつも・たいせず
信ずるなり」
持続こそ「力」だ。
清流のごとき信心で
充実と躍動の日々を!

曾谷入道殿許御書 P1033
『此等の大菩薩末法の衆生を利益したもうこと猶魚の水に練れ鳥の天に自在なるが如し、濁悪の衆生此の大士に遇つて仏種を殖うること例せば水精の月に向つて水を生じ孔雀の雷の声を聞いて懐妊するが如し』

◇希望の明日へ
ビジネスは、その本来の性格から、経済効率を上げ、利潤を追求することを第一義としている。もしビジネス人が事業に左右され、"企業の論理"や"資本の論理"しか眼中にないとするならば、行きつく先は、利潤をめぐる争いであり、それは、しばしば戦争の誘因にさえなってきた歴史がある。ビジネスが平和構築のために貢献をしようとするならば、そうした論理を"人間の論理"のもとにリードしなければならないであろう。そのために何が必要か−−。私は平和を志向するビジネス人の精神的バックボーンとして、端的に公正の精神をあげておきたい。
平3・4・21

2014年7月29日火曜日

2014.07.29 わが友に贈る

勝負の夏に挑む
受験生、頑張れ!
地道に積み重ねた
努力が必ず実を結ぶ。
自分自身に負けるな!

女人成仏抄 P471
『経文には一人一日の中に八億四千念あり念念の中に作す所皆是れ三途の業なり等云云』

◇希望の明日へ
政治を一部の"特権階級"の独占物にしてはならない。ごく普通の、平凡な市民の手に取り戻さなければならない。ここに創価学会の年来の主張がある。そのために行動してきているのである。
平3・3・19

2014年7月28日月曜日

2014.07.27 わが友に贈る

挑戦こそ成長の源泉。
教学試験の受験者に
真心のエールを!
応援する先輩も
鍛えの日々を共に!

異体同心事 P1463
『日本国の人人は多人なれども体同異心なれば諸事成ぜん事かたし、日蓮が一類は異体同心なれば人人すくなく候へども大事を成じて一定法華経ひろまりなんと覚へ候、悪は多けれども一善にかつ事なし』

◇希望の明日へ
経済は、個人にとっても国家にとっても、幸福の重要な要素である。そのうえで、経済の発展のみでは人の欲望をかぎりなく肥大させ、その結果、かえって不幸感を増す場合がある。また人の精神を弱くする面がある。ゆえに経済の安定した発展と、人間の教育の両輪が大切となる。なかでも、教育の充実が根本となってこそ、社会の健全な発展がある。
平2・7・19

☆世界広布新時代第9回各部代表者会議へのメッセージ
池田名誉会長がメッセージを贈り、各地で行われている創価青年大会の成功を祝福するとともに、婦人部、壮年部の真心の応援に深く感謝。今後の無事故の開催と青年部のさらなる成長を心から念願した。
続いて、全国の女子部の友の清々しい、爽やかな振る舞いに、さまざまな分野の人々から賞讃の声が寄せられていることに言及。
日蓮大聖人が女性の門下に贈られた『此の経を持つ女人は一切の女人に・すぎたるのみならず一切の男子に・こえたり』(P1134、「四条金吾殿女房御返事」)を拝読した。
そして、女子部の友に対し、「この最高の福運と使命に胸を張って、祈りも強く、微笑みながら、朗らかに前進していただきたい。毎日毎日、仕事も学会活動も忙しくて大変だろうけれども、無理をしたり、背伸びをしたりする必要はありません。自分らしく伸び伸びと、ありのままの生命を輝かせ、良き仲間と聡明に守り合い、励まし合って、笑顔と弾む声のあふれるスクラムを広げていってください」と呼び掛けた。
さらに、名誉会長は『総じて日蓮が弟子檀那等・自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり、若し然らば広宣流布の大願も叶うべき者か、剰え日蓮が弟子の中に異体異心の者之有れば例せば城者として城を破るが如し』(P1337、「生死一大事血脈抄」)の一節を拝読。
我らの永遠不滅の原点は「異体同心の団結」である。我らは「水魚の思」で結ばれた家族以上の究極の盟友である。どうか、リーダーの皆さん方は、私と同じ心で学会を愛し、会員を大事にし、仏縁を広げ、後継を育てていただきたいと力説した。
最後に「原田会長を中心として断じて油断なく、いかなる魔も勇猛果敢に打ち破り、どんどん前に前に進んでいこう!」「題目の大良薬で、満々と大生命力を湛え、健康第一で夏を乗り切り、大勝利の一年の総仕上げを頼みます。明るく楽しく、一緒に頑張ろう!」と語り、メッセージを結んだ。

2014.07.28 わが友に贈る

◇今週のことば
張りのある勤行こそ
健康と充実の力なり。
聡明な生活のリズムで
価値創造の一日一日を!
明るく楽しく健やかに。
2014年07月28日

立正安国論 P21
『悪侶を誡めずんば豈善事を成さんや』

◇希望の明日へ
仏典には"仏法は勝負を第一とし、政治というのは、賞罰を根本とするものである"と説かれている。たたえるべき人をたたえ、人々に"やる気"を起こさせる−−。これは政治の役割として大変に重要である。例えば、夜勤に手当を出すとか、皆勤の人を表彰するとか、きめ細かな工夫が、働くことへの納得を生み、働く意欲を高める。また財産の私有を認めることも、働きがいを与え、経済全体の発展につながるのである。
平2・10・4

☆御書とともに�第20回 自他共に幸福の大輪を
『末法に入て今日蓮が唱る所の題目は前代に異り自行化他に亘りて南無妙法蓮華経なり』(三大秘法抄、P1022)

◇通解
末法に入って今、日蓮が唱えている(南無妙法蓮華経の)題目は、末法に入る前の時代とは異なって、自行と化他の両方にわたる南無妙法蓮華経である。

◇同志への指針
真に幸福の人とは、人を幸福にできる人だ。題目は、その究極の力である。
広宣流布に挑みゆく我ら学会員の唱題行こそ、御書に仰せの通りの「自行化他にわたる」実践にほかならない。
自他共の仏性を信じる。自他共の生命の可能性を開く。自他共に幸福の大輪を咲かせる。私たちの実践は、御本仏の大願を実現する最高の仏道修行なのだ。

2014.07.26 わが友に贈る

弘教と人材の拡大で
新時代を勝ち開いた
全ての同志に最敬礼!
皆で前進を喜び合い
功徳の花を満開に!

南条殿御返事 P1578
『釈迦仏は我を無量の珍宝を以て億劫の間供養せんよりは末代の法華経の行者を一日なりとも供養せん功徳は百千万億倍過ぐべしとこそ説かせ給いて候』

◇希望の明日へ
ヨーロッパをはじめとして一級の政治家、指導者には、詩心がある人が多い。詩の精神が真の政治には必要であろう。
平2・5・31

☆総東京青年大会へのメッセージ
君たちには、新しい世紀を創る青年の熱と力があります。君たちには、世界一なる生命尊厳の仏法の大哲理があります。君たちには、絶対に信頼し合える創価家族の連帯があります。
君たち創価の青年が世界の友とスクラムを組み、人類の宿命を転換する平和と共生の100年へ、新たな大潮流を起こしていってくれ給え!

2014年7月25日金曜日

2014.07.25 わが友に贈る

真心の宝城ありて
広宣流布は大前進!
会場提供者の皆様
いつもありがとう!
福徳の長者、万歳!

御義口伝巻上 P740
『我等が生老病死に南無妙法蓮華経と唱え奉るは併ら四徳の香を吹くなり』

◇希望の明日へ
真の政治がなければ、民衆はあまりにもかわいそうである。今後、必ずや、この願いの通りに、絶対に民衆を裏切らない、本物の政治家が出てくることを信じたい。また青年が、日本のため、世界のために、この思いを実現していただきたい。
平1・2・14

2014.07.24 わが友に贈る

親子の語らいを大切に。
和楽の家庭こそ
信心継承の土台なり。
創立100周年の主役に
良き思い出を送ろう!

持妙法華問答抄 P467
『寂光の都ならずは何くも皆苦なるべし本覚の栖を離れて何事か楽みなるべき、願くは「現世安穏後生善処」の妙法を持つのみこそ只今生の名聞後世の弄引なるべけれ須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき』

◇希望の明日へ
科学も政治も経済も、すべては人間の現実の苦しみを減らし、幸福を増すためにある。徹底して、そのために貢献させていかなければならないのである。
昭63・11・24

2014年7月23日水曜日

2014.07.23 わが友に贈る

夏場の体調管理に
くれぐれも注意を!
熱中症に警戒せよ。
十分な水分と栄養で
価値ある日々を前進!

上野尼御前御返事 P1580
『法華経と申すは手に取れば其の手やがて仏に成り口に唱ふれば其の口即仏なり』

◇希望の明日へ
文化・社会環境を構成する科学技術、政治、経済、組織、体制等は、ことごとく自然生態系と共存し、人類を創造的発展に導くためにある。人類が、この地球上に、生物進化の頂点として生を享けている存在論的根拠は、万物の尊厳性を守る"保護者"としての役割にある。
平4・4・15

☆御書とともに�第19回 地湧の青年の陣列は無限
『地涌の菩薩のさきがけ日蓮一人なり、地涌の菩薩の数にもや入りなまし、若し日蓮地涌の菩薩の数に入らば豈に日蓮が弟子檀那・地涌の流類に非ずや』
(諸法実相抄、1359�)

◇通解 地涌の菩薩の先駆けは日蓮一人である。地涌の菩薩の数にも入っているかもしれない。もし、日蓮が地涌の菩薩の数に入っているならば、どうして日蓮の弟子檀那が地涌の流類でないことかあろうか。

◇同志への指針
わが愛する青年部の力闘が、何よりも頼もしい。
一番大事な時に、一番大変な所へ、苦難をものともせず、喜び勇んで躍り出る。これこそ、大聖人直系の誉れの地涌の若人にほかならない。
皆、久遠からの誓いと宿縁がある。強盛な祈りと確信の対話で、君たちに連なる地涌の菩薩を一人また一人と呼び起こすのだ。この希望の陣列は未来に尽きることはない。

2014年7月22日火曜日

2014.07.22 わが友に贈る

新たな決意から
新たな建設は始まる!
日蓮仏法は本因妙。
今、ここからが出発だ!
価値創造の人生たれ!

可延定業書 P986
『命と申す物は一身第一の珍宝なり一日なりともこれを延るならば千万両の金にもすぎたり』

◇希望の明日へ
人類は、自らの創出した文化・社会環境を駆使して、さらなる地球価値を創造するべき役割を担っている。つまり、"価値創造者"としての人類の使命である。
平4・4・15

2014.07.21 わが友に贈る

◇今週のことば
創価後継の躍進の夏だ!
若き生命に火を灯せば
未来は無限に輝き渡る。
真心あふれるエールで
人類の希望を育もう!
2014年07月21日

撰時抄 P260
『正像二千年の大王よりも後世ををもはん人人は末法の今の民にてこそあるべけれ』

◇希望の明日へ
核戦争の脅威が遠のいた今、環境危機が、人類の脅威として大きくのしかかっている。途上国の開発の権利を尊重しつつ、先進国の経済発展もあわせて保証し得る新しいグローバルな共生システムを生み出すために貢献することこそ、日本のあるべき国際貢献策といえよう。
平4・1・26

☆名誉会長と共に新時代を開く 第27回 朗らかに喜びの花の道を
創価の花・女子部の結成記念日、本当におめでとう!
今、日本全国で、また世界中で、朗らかな華陽姉妹が真剣に健闘している。「ここに希望がある」「信じ合える友がいる」「最高に充実した青春の道がある」と喜びが広がっている。本当に嬉しい!
戸田先生は語られていた。
「女子部の皆さんが、若くして信心するということは、一生涯、幸福になるためです。女性の本当の幸福の勝利は、40代からです」
あせる必要はない。永遠の幸福の土台をつくっているのだ。
女子部の皆さんは、妙法を持ち、友のため、家族のために懸命に祈っている。平和のため、社会のために誠実に行動している。何と美しい心か。そのありのままの姿が何より尊い。
女子部が一人いれば、それだけで皆が明るくなる。希望が湧く。女子部こそ光だ。太陽だ。
世界一の生命哲学を学び、悩みと戦いながら、何があっても負けない青春を謳歌している。
御義口伝には『自他共に智慧と慈悲と有るを喜とは云うなり』(P76)と仰せである。大歓喜の花を、わが心に、友の生命に咲かせていくのだ。

時代の変化は激しい。草創期とは違う苦労がある。どうしたら、女子部が自信をもって力を発揮し、伸び伸びと進んでいけるか——皆が心を尽くし、智慧を出すのだ。女子部を守り、皆で応援していきたい。広布の門を開いてくれるのは、この方々しかいない。かけがえのない宝を真心で励ましていくのだ。
女子部は一人も残らず健康で! 幸福に! そう私と妻は来る日も来る日も、真剣に祈っている。
楽しいところ、ほっとするところ、新鮮な感動が生まれるところに、人は集まる。心豊かに友と語り、賢く大らかに思い出を刻みながら、ロマン薫る幸福の大道を前進していただきたい。

2014年7月20日日曜日

2014.07.20 わが友に贈る

最前線で奮闘する
男子・女子部の部長に
心からの励ましを!
若き力の躍動が
新時代の扉を開く!

南部六郎殿御書 P1374
『誹謗の者に親近すれば所修の善根悉く滅して倶に地獄に堕落せん』

◇希望の明日へ
倣慢と無慈悲の"つけ"は必ずやってくる。峻厳な因果応報の法則である。自然を破壊する人間は、自分自身を破壊している。自然や民衆を敵に回す者は、厳しい、しっぺ返しを受ける。
平3・6・10

☆創価学園「栄光の日」記念の集いへのメッセージ
暑さにも負けず、本当にご苦労さま!
真剣に努力し、前進している生命からは、おのずと、にじみ出る光があります。
学園生の凛々しい瞳が輝き、学園生の明るい笑顔がはじけ、学園生の力強い歌声が躍動している限り、世界を照らす希望と平和の虹は、未来へ晴れ晴れと、どこまでも広がっていくのです。
ここで皆の健闘を讃え、さらなる青春勝利への勇気の一歩を踏み出す決意を込めて、我ら創価学園の万歳を、声高らかに轟かせよう!

先日、サッカーのワールドカップの舞台となった南米ブラジルから、一冊の貴重な書籍が届きました。
私が忘れ得ぬ出会いを結んだ、ブラジル文学アカデミーのアタイデ総裁が生前に書き遺された随筆集で、愛娘のラウラさんが贈ってくださったものです。
総裁は人間主義の大言論人であり、国連の「世界人権宣言」の起草にも尽力されました。栄光輝く人生を飾られた大偉人です。
きょうは、このアタイデ総裁の人生を通し、第一に「栄光は挑戦から生まれる」と申し上げたい。
私がお会いした時、総裁は94歳。しかし、青年のごとき大情熱で、「戦いましょう。力を合わせて、人類の歴史を変えましょう」と語られました。
そして直ちに、総裁と私は新たな対話に挑み、対談集『21世紀の人権を語る』を発刊したのです。
総裁は青年に「自分自身を超えよ」と呼び掛けておられました。
すなわち、生き生きと何でも挑戦しよう!
挑戦すれば、自分自身の限界にぶつかる。それでも、諦めないで学ぶ。そして挑戦する。
その青春の挑戦によって、今の自分自身を超えて、偉大な力がつく。何があってもたじろがない、大きな心の人格ができるのです。

第二に、「栄光は忍耐によって輝く」と申し上げたい。
アタイデ総裁は、独裁権力と真っ向から戦い、3度の投獄にも、3年間の国外追放にも耐え抜いた勇者です。
「どんなに不正な迫害があろうと、使命をもった人間の勇気を打ちくだくことはできない」とは、総裁の大確信です。だからこそ、総裁は、創価教育の三代の師弟が、民衆の人権を守るため、あらゆる苦難に屈しないで、戦い抜いてきた歴史を、心から信頼されているのです。
使命が大きければ、試練もまた大きい。その試練に断じて負けないこと、それ自体が、人間としての真の栄光なのです。
20年ほど前、私もよく知る素晴らしいご両親を、不慮の交通事故で亡くした学園生の3姉妹がいます。
この時、長女は高校3年、次女は中学2年、三女は小学4年でした。これほど悲しいことはなかったでしょう。しかし3姉妹は負けなかった。父母を胸に抱きしめ、優しい祖母に支えられながら、学園での日々を頑張り通しました。良き学友とスクラムを組んで、明るく朗らかに学び抜きました。
今、三女も社会に出て、学校の先生となるなど、3人とも思いやりの深い、心が強く豊かなリーダーとして大活躍しています。
学園生の負けじ魂は、いかなる闇も打ち晴らす希望の太陽なのです。

そして第三に、「栄光は逆転劇で勝ち取ることができる」と申し上げたい。
もはや、有名になれば偉いとか、富を得れば偉いとか、地位が上がれば偉いとか、そういう時代は終わりを告げ、逆転しました。
どれだけ粘り強く学んで英知を磨き続けていくか。
どれだけ勇敢に正義の信念をもって、社会に貢献していくか。
どれだけ誠実に庶民の味方となって、汗を流し尽くしていくか。
どれだけ深い哲学・思想をもって、世界に友情を広げていくか。
その人が、これからの栄光の勝利者です。これが学園生の未来です。
ともあれ、アタイデ総裁が最も尊敬する、ブラジル文学の巨人マシャード・デ・アシス氏は謳いました。
「人生の芸術とは、最大の悪から最大の善を引き出すことである」と。私も大好きな言葉です。
いかに最悪の逆境にあっても、そこから最善の力を発揮し、見事な栄光の逆転劇を勝ち取っていく。途中がどうであれ、今に見よ、最後は絶対に勝ってみせる。その底力を鍛え上げていくのが、学園時代です。
今は焦らず、じっくりと一日一日、勉学の根を張りながら、やがて仰ぎ見る人間の大樹へと伸びていってください。
私は、いつも皆さんと心で語らい、皆さんの栄光と勝利へ、エールを送り続けています。
結びに、愛する学園生に一首贈り、私のメッセージと致します。

恐れるな
 君の生命は
  ダイヤなり
 学び 磨けや
  無敵の光を

ご家族に心配をかけず、元気に有意義な夏休みを送ってください。

2014.07.19 わが友に贈る

真の勝利者とは
諦めない人の異名だ。
何があっても前へ!
負けじ魂を燃やし
わが心の壁を破れ!

日妙聖人御書 P1216
『いまだきかず女人の仏法をもとめて千里の路をわけし事を』

◇希望の明日へ
公害をはじめ、さまざまな課題、難題は、いずこの国でもある。大切なのは、問題解決の"柱"であるリーダーの資質である。どう誠実に、どう着実に、どう希望を与えつつ、現実を、変えていけるか、変えていこうとしているのか−−。その意味でも、恐ろしいのは"心の公害"である。利潤のみを追求する人間のエゴイズムは、弱者の犠牲と社会の危機をもたらすのである。
平3・4・22

2014年7月18日金曜日

2014.07.18 わが友に贈る

「仏になるみちは
善知識にはすぎず」
悩みがあれば
一人で抱え込まず
良き先輩に相談を!

弥三郎殿御返事 P1450
『心あらん人人は我等が為にと思食すべし、若し恩を知り心有る人人は二当らん杖には一は替わるべき事ぞかし、さこそ無からめ還って怨をなしなんどせらるる事は心得ず候』

◇希望の明日へ
初代牧口会長は、九十年ほど前に『人生地理学』(1903年)という著書を発表した。そこでは人間と環境の相互関連を、さまざまな次元から解明している。人間と環境は別々のものではない。密接にかかわり、深い次元で影響し合っている。仏法でも「依正不二(依報(環境的側面)と正報(主体的側面)との一体性)」と説く。牧口会長は、こうした視点にも通じる「自然との共存・共生・共鳴」のあり方を提示している。
平2・5・22

☆勝利の人間学 第56回 未来部を励ます夏
◇よき友だちとして
さあ、この夏、宝の未来部を育てよう!
わが未来部の一人一人が「学会の未来」であり、「世界の希望」であり、「人類の明日」である。未来部を育てる以上の聖業はない。
とりわけ、青年部の皆さんが、よき兄、よき姉、よき友として、元気で誠実に、温かく接してくれることが、いかに重要か。
『仏になるみちは善知識にはすぎず』(P1468、「三三蔵祈雨事」)である。「善知識」すなわち「よき友」の存在が、若さ生命を強く正しく育む。
何でも話を聞いてくれる、親身に相談にのってくれる、一緒に真剣に祈ってくれる——その真心の励ましこそ、未来部の成長の力だ。

◇まず一人を育てよう
まず「一人」を育てることから始まる。
少子化の時代だからこそ、ますます一人が大事になる。また、丁寧に心を配って、長い目で見守リ、伸ばしていくことができる。
御聖訓には、『一人を手本として一切衆生平等』(P564、「三世諸仏総勘文教相廃立」)と仰せである。
一人の信心が、家族や眷属など、周囲の皆の成仏の道を広々と開いていくのだ。
一つの太陽が昇れば、一切が明るくなる。
未来部の太陽が昇れば、一家も、地域も、世界まで、希望の光で照らしていける。

◇人材育成の勝負の時
恩師・戸田城聖先生は「後生畏るべし」という『論語』の言葉がお好きだった。そして、私たちに「君たちは『後生』だから、先生である私より偉くなれ! 弟子が偉くなることこそが、師匠の勝利なのである」と励ましてくださった。
「青年畏るべし」「未来部畏るべし」である。
あとに続く人を自分以上の人材にしていく。自分が先輩から激励してもらった以上に、後輩を大切に激励していく——この最も尊い魂の触発が、学会の人材育成の伝統である。
今、どれだけ新しい人材を見つけ、新しい人材を育てるかで、広布の未来は決まる。今が勝負の時である。青年部の皆さんは、私に代わって、未来部を励ましていただきたい。

2014年7月17日木曜日

2014.07.17 わが友に贈る

同志に尽くせば
わが生命が躍動する。
自身が諸天に守られる。
安心と希望を送る
慈愛のリーダーたれ!

法華初心成仏抄 P556
『人に吉と思はれ人の心に随いて貴しと思はれん僧をば法華経のかたき世間の悪知識なりと思うべし』

◇希望の明日へ
環境というグローバル(地球的)な課題に対しては、各国が個別に対応するだけでは不十分である。国を超え、大陸を超えて話し合い、協力していくことが肝要である。その意味から、強い実効力をもつ地球的規模の機関が重要であり、環境問題へのさらに広範な取り組みが重要になってくる。各国の英知が、一堂に集い、人類的見地から論じ合い、解決を図っていくことが、何より肝心なのである。
平1・6・20

◎健康は
�朗々たる勤行
�献身の行動
�適度な睡眠と食事

2014年7月16日水曜日

2014.07.16 わが友に贈る

忙しい時にこそ
題目を唱えることだ。
御書を拝することだ。
信心即生活の実践で
勝利の軌道を進め!

御義口伝巻上 P725
『今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と信受領納する故に無上宝聚不求自得の大宝珠を得るなり』

◇希望の明日へ
国境を超え、信条の違いを超えて、"ともに人間である"という立場で交流し、人間としての信義、人間としての誠実を貫いてきた。だからSGIも、世界に絶大な信頼を得ているのである。
平4・9・11

☆名誉会長と共に新時代を開く 第26回 清き生命で 歓喜の舞を
創価青年大会で、後継の友がぐんぐん伸びている。
君よ負けるな!
貴女らしく輝け!
我らには、大悪をも大善に変えゆく絶対の哲理がある。なんと希望にあふれた青春の道か。
御聖訓には仰せである。
『迦葉尊者にあらずとも・まいをも・まいぬべし、舎利弗にもあらねども・立ってをどりぬべし、上行菩薩の大地よりいで給いしには・をどりてこそいで給いしか』(P1300、「大悪大善御書」)
壁を破った歓喜の舞ほど、人の心を打つものはない。
祈りを込めた歌声ほど、生命を揺さぶるものはない。
今この時に巡り合わせた喜びを胸に、ともどもに人間革命の大叙事詩を綴りゆこう!

青春の鍛えが幸福を築く。清き生命が、社会に希望を送る。
戦後、私が戸田先生と出会ったころ、人の心は荒んでいた。
戦争の悲劇から精神的に立ち上がるのは、文化しかない——私は、この信念を貫いてきた。文化や芸術には、人間を内側から解放する力があるからだ。
法華経には、「清涼の池」との一節がある。いかなる国土であっても、妙法を広げ、妙法の力によって、その社会を、清らかで涼やかな水が流れるような世界に変えていく。一切の渇きを癒やすのが妙法の功力である。
戸田先生は、「平和と安穏の世界を築くのが、仏法の法理なのである。人間が心から願望している光景だ。ゆえに、広宣流布を広げていかねばならない」と力を込めておられた。
創価の大文化運動は、人々の心を豊かに蘇生させ、あらゆる鎖から解き放つ。疲れた心を癒やし、みずみずしい価値創造の生命力を輝かせるのである。

2014年7月15日火曜日

2014.07.15 わが友に贈る

御請訓「心の思いを
響かして声を顕す」
知の胸を揺さぶる
真実の言葉を!
根本は深き祈りだ。

御義口伝巻上 P712
『今日蓮等の類い聖霊を訪う時法華経を読誦し南無妙法蓮華経と唱え奉る時題目の光無間に至りて即身成仏せしむ、廻向の文此れより事起るなり』

◇希望の明日へ
「文化の交流」「民衆の交流」「人間の交流」−−この新しきシルクロードの往来は、たとえ地味であり、小さな波のように見えたとしても、一波が万波となり、万波が平和の船を運んでいく。人々の心と心を結び、世界を大きく友好へとリードすることになる。SGIの運動は、そうした時代の流れをつくり出している。このことを大きな誇りとしていきたい。
平4・6・2

☆随筆 民衆凱歌の大行進 No.8 �「誓いの青年に贈る」
第2に、嵐を誉れとして正義を語れ!
前進あるところ、風が起こる。挑戦あるところ、波が立つ。試練を誉れとしながら、民衆を苦しめる邪悪とは決然と戦う!
これが革命児であり、「創価の心」である。
戸田先生が、人材グループ「水滸会」の教材として、ユゴーの革命小説『九十三年』を使われたのは、60年前(1954年)の7月であった。
「人間愛の勝利」を願った同書には、高らかに謳われている。「人間が作られているのは、くさりを引きずるためではなくて、つばさをひろげるためなのです」と。
民衆を、宿命や苦悩の鎖から解き放ち、自らの翼で使命の大空に羽ばたかせていく。それを可能ならしめるのは、一人一人への励ましの力だ。
ゆえに、我らは民衆の中に飛び込み、人類を照らす希望と正義の哲理を語っていくのである。
民衆の凱歌を轟かせゆ大ロマンを胸に!

第3に、不二の後継の勝利で未来を開け!
広宣流布とは万年への平和の挑戦であり、魂のバトンを託す後継者がなくてはならない。「誓いの青年よ」の歌詞にも詠った如く、「信ずる後継」ありてこそ、師弟は永遠に勝っていけるのだ。
大聖人は"仏法は勝負なり!"と、歯を食いしばって苦難と戦う弟子を『法華経の命を継ぐ人』(P1169、「四条金吾殿御返事」)と讃えられ、その人生の打開を祈り、激励された。
師匠があらゆる苦難を勝ち越えた如く、不二の弟子ならば、必ず未来を切り開いてみせる!──この希望に燃えて、広布へ勝利へと走る君たち、貴女(あなた)たちも皆、「法華経の命を継ぐ人」であり、共戦の後継者である。
わが青年諸君は、人生の闘争の中で、"自分は勝った!"という日記を綴りながら、その喜びを地域の友と分かち合い、さらに後継の友に受け渡していただきたい。
アルゼンチンの人権の闘士エスキベル博士は、創価の青年に絶大な期待を寄せてくださった。
「皆さんを信じます。偉大な平和闘争を継承し、あらゆる困難を乗り越え、希望の未来を築いてください!」
我らは、世界の友と手を取り合い、未来を創る勇気の連帯を一段と広げながら、「平和の地球」を朗らかに築きゆくのだ。

今回、学会歌「誓いの青年よ」を作曲してくれたのは、今年、結成60周年を迎えた創価の楽雄・音楽隊の有志である。明るく清新な音律は、師弟共戦の息吹から生まれたのだ。
この音楽隊と鼓笛隊の練習施設となる、「創価青年音楽センター」が、併設の新・東大和文化会館と共に、いよいよオープンする。真心で支えてくださる皆様方に感謝は尽きない。
真剣な練習で磨かれた生命が奏でる調べが、大歓喜のマーチとして世界に轟きわたることを、私は信じ見守っている。

快活な乙女「赤毛のアン」を生んだ、作家のモンゴメリは呼び掛ける。
「人間は成長しなくちゃ」「人間は世の中の波にもまれて成長していくんだもの」
私は深く強く信ずる。
艱難に負けず、創価の旗を掲げて成長しゆく、君たち、貴女たちがいれば、この地球は、もっともっと、美しくなると。
誓いの青年よ!
最愛の弟子たちよ!
断じて、勝利また勝利の歴史を飾りゆけ!

誓願に
 走る後継らの
  晴れ姿
 諸仏も讃えむ
  諸天も護らむ

◎千葉県半周(市原〜銚子〜勝浦〜館山〜市原)400Kmを会社の人3人で自転車走破!(^^)/

2014.07.14 わが友に贈る

◇今週のことば
「一人」から「一人」へ
勇気と確信の対話を!
この執念の積み重ねこそ
永遠に流れ広がる
広宣流布の方程式だ!
2014年07月14日

富木入道殿御返事 P956
『命限り有り惜む可からず遂に願う可きは仏国也』

◇希望の明日へ
現代の世界にとって、もっとも焦点となるのは"相互理解"である。そのためには人間同士の理解が必要である。具体的な人との結びつきが大事である。また何か行動すること。そこから次の道が開ける。ゼロからは何も生まれない。
平4・5・8

☆随筆 民衆凱歌の大行進 No.8 �「誓いの青年に贈る」
初めに、台風8号及び大雨のために被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
台風の影響は広範囲にわたっており、関係地域の皆様の無事安全を真剣に祈っております。

青年(きみ)と我
 大願誓いし
  不二の旅

日蓮大聖人は、青年門下の南条時光に呼び掛けられた。
『願くは我が弟子等・大願ををこせ』(P1561、「上野殿御返事」)
「誓願」──それは、仏法の極意である。
誓いがあるから、祈りは深まり、生命に限りない勇気が湧き立つ。
誓いがあるから、苦難を越えて成長し、人をも幸福にしていける。
初代から2代、2代から3代へ。そして3代から青年ヘ──広布の大願は受け継がれてきた。

今、わが青年部が後継の誓いを漲らせて躍り出で、5月以来、各地で意気軒昂に「創価青年大会」を開催している。
両国国技館で行われる総東京の大会も目前だ。
男子部、女子部が結成された7月、若き生命がいやまして光る。男女学生部と共に、拡大の先頭に立って、誠実に友情を広げる奮闘の姿は、何と神々しいことか。
既に青年大会を飾った沖縄では、尊き"多宝の母"が地元在住の11人のお孫さんと、仲良く参加されたとも伺った。
30年ほど前、私が「沖縄広布を頼みます」と申し上げた母である。病苦など、幾多の艱難を乗り越え、立派な後継の花を咲かせてこられた。
長野の同志は、「いつも歌声の長野」を合言葉に、「創価青年音楽祭」と銘打ち、全国に先駆けて青年大会を開いた。
わが憧れの木曽の天地でも、男女青年部・未来部の成長と活躍が誠に目覚ましい。その原動力は「木曽家族」と呼ばれる壮年部・婦人部の面倒見の良さにある。
この木曽圏の活動の舞台は、有名な良材の里でもある、南北100キロに及ぶ山間地だ。旧習も深く、かつては学会への偏見も根強かった。
弘教に歩けば塩を撒かれた。労苦の日々にあって、木曽広布の父母たちは「理想の郷土をつくるのだ!」と誓い、負けじ魂で忍耐強く地域貢献に奔走されてきたのだ。
何と尊き創価家族よ!
私は、このたびの台風、大雨、土石流等の被害に、重ねてお見舞い申し上げ、題目を送りたい。
関西の各地でも「常勝後継」の若人たちが威風堂々と大結集している。
東北の同志と励まし合いながら前進してきた兵庫の青年大会では、宮城の未来部の友との希望あふれる合同合唱も大きな感動を広げた。
思えば、「大阪の戦い」の指揮を執った時、私も28歳の青年だった。
当時の日記に綴った。
「妙法の青年革命児よ、白馬に乗って、真っしぐらに、進みゆけ。山を越え、川を越え、谷をこえて。"走れメロス"の如くに。厳然と、師は見守っているぞ」
今、師弟の誓いに走りゆく"創価のメロスたち"が澎湃と続いてくれている。

作家・吉川英治が描く大楠公・楠木正成は、わが子・正行に語った。
「人の一生にはたくさんなことができる。誓えばどんな希望でもかけられる」と。
いわんや、広宣流布を誓う青春は、無窮にして永遠なる希望を広げていくことができる。
本年4月の本部幹部会に寄せて、私は、青年部、また全同志に、新たな学会歌「誓いの青年よ」を贈った。
新しい勢いのある歌が響きゆく姿は、師・戸田城聖先生が語られた通り、「学会発展の勝ち戦の瑞相」である。
「青年」と書いて「きみ」と読むようにしたのは、「きみ」と「私」が一対一で結びついた共戦の誓いこそ、師弟の根幹であるからだ。
そして、わが親愛なる同志の「きみ」が、一人も残らず、生涯「青年」の心で戦い続けてほしいと願ったからである。

あらためて、この歌にも込めた3つの指針を確認し合いたい。
第1に、出発は今だ、と勇敢に立ち上がれ!
「開目抄」に引かれた甚深の経文には『過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ』(P231)とある。
現在すなわち「今」がどれほど大切か! この一点を、私たちは生命に深く刻んできた。
それは、仏法は本因妙だからである。クヨクヨと後ろを振り返らない。常に「今」「ここ」を起点として、誓願を起こす。その一念に勇気は満ち、未来の一切の勝利を開く因をつくれるのだ。
非暴力の大英雄マハトマ・ガンジーは「誓願」について「その成就を目指して、不断の誠実な努力をする」ことなりと結論していた。
我らは末法広宣流布を誓い合った地涌の菩薩である。この時代、この場所を、自ら選んで生まれた使命の勇者だ。
その大使命を自覚し、大願に生き抜く青春に、力が出ないわけがない。時代を変えゆく智慧が、湧かないわけがない。

2014.07.13 わが友に贈る

人生の原点を
持つ人は負けない。
君よ「何のため」を
断じて忘れるな!
わが誓いに生き抜け!

上野殿御返事 P1563
『父母の恩のおもき事は大海のごとし現世をやしなひ後生をたすけざれば一?のごとし』

◇希望の明日へ
教育・文化の往来が、基本にあってこそ、交流は"人間としての交流"になる。それなくして、経済・政治のみの交流では、往々にして一方通行になったり、対等な交流にならない場合が多い。平等の立場で心を通わせることこそ大切である。
平2・11・30

2014.07.12 わが友に贈る

ヤング男子部の友よ!
青春時代の労苦こそ
生涯に輝く宝だ。
ゆえに自身に挑戦を!
不屈の凱歌の劇を!

御講聞書 P833
『法華経の行者は蓮華の泥水に染まざるが如し、但だ唯一大事の南無妙法蓮華経を弘通するを本とせり』

◇希望の明日へ
教育・文化交流は、人間が人間としての友好と理解を深めるものである。どうしても政治は力の論理、経済は利害の論理になりがちである。それだけでは平和も共栄もない。人間としての平等な付き合いが必要であるし、潤滑油が必要である。それが教育・文化の往来である。人類相互の魂と魂を、心と心を一体に結びつけていく−−この事業の重要性は、いくら強調してもたりない。
平2・11・11

☆香港創価幼稚園卒園式での指針
「元気にあいさつをしよう!」
「よい本をいっぱい読もう!」
「親孝行をしよう!」

2014年7月11日金曜日

2014.07.11 わが友に贈る

多彩な人々の
はつらつたる活躍で
広布の裾野は拡大!
皆の個性を生かし
総合力で道を開け!

経王殿御返事 P1124
『師子王は前三後一と申してありの子を取らんとするにも又たけきものを取らんとする時もいきをひを出す事はただをなじき事なり』

◇希望の明日へ
民間外交といっても、単に民間が中心であればよいというのではない。そこにどのような哲学、信念があるか。いかなる世界観、平和観をもっているか。そこに、時代の"焦点"は向けられてきている。
平2・10・10

◎台風の影響が予想よりも少なくて良かったですね!

2014年7月10日木曜日

2014.07.10 わが友に贈る

今秋の教学試験に
多くのメンバーが
挑めるよう激励を!
共に学び 語り合う中で
新たな人材は育つ!

椎地四郎殿御書 P1448
『先日御物語の事について彼の人の方へ相尋ね候いし処仰せ候いしが如く少しもちがはず候いき、これにつけてもいよいよはげまして法華経の功徳を得給うべし、師曠が耳離婁が眼のやうに聞見させ給へ』

◇希望の明日へ
政治や経済における往来も重要であることは、論を待たない。しかし、より永遠なる友好交流を支えるのは、何より民衆と民衆を結ぶ"心の絆"である。民衆次元の信頼関係を欠いては、政治・経済上のいかなる結びつきも砂上の楼閣になってしまう恐れがある。民衆という"大海"のうえにこそ、政治・経済の"船"は浮かび、進むのである。民衆と民衆の心の絆は、目には見えない。しかし、見えないがゆえに強い。無形であるがゆえに、普遍的・恒久的な紐帯である。それを形成しゆくのは、人間の精神に"永遠""普遍"への飛翔の翼を与えてくれる文化の光彩である。
平2・5・28

☆四国新聞特別寄稿 「瀬戸内海国立公園80周年に寄せて」
金波、銀波が光る瀬戸内海は、地球の宝の海です。
私が対談したイギリスの歴史学者トインビー博士も、月光に照らされた瀬戸内海を「世界で最も美しい景色の一つ」とたたえ、そこから受けた心の啓発に深い感謝を記されていました。
すでに19世紀の半ば、ドイツの地理学者リヒトホーフェンは、瀬戸内海には「至る処に生命と活動があり、幸福と繁栄の象徴がある」と絶賛しています。
この瀬戸内海が、尊き郷土愛の先人たちの熱情によって、日本で最初の国立公園に制定され、今年で80周年。ほぼ同じ年輪を重ね、世界大戦を体験し、環境破壊に直面してきた私たちの世代にとって、瀬戸内海国立公園は、21世紀の人類へ託す、かけがえのない平和と共生の希望の海です。

戦時中、平和の信念を貫いて獄死した私どもの先師も、人間の交流の舞台である瀬戸内海を、地中海とともに、新たな文化・文明の起点と着目していました。
世界の大海原に開かれた瀬戸内海は、たゆまず潮流が交じり合い、また豊かな大地から滋養に富むミネラルも注がれ、多種多彩な生態系を育んでいます。
そして明るい陽光に恵まれた温暖な気候のもと、瀬戸内の人々は、生命の賛歌を謳い上げながら、創意工夫を重ね、活発な農漁業を栄えさせてこられました。伊吹島のいりこ、志度湾のカキ、引田の養殖ハマチ、坂出・観音寺の金時にんじん等々、海の幸、山の幸は枚挙に暇がありません。
私と妻が36年前、小豆島を訪れた折、忘れ得ぬ出会いを結んだ一人の母は、定年直前からオリーブ栽培を始め、挑戦を続けてきました。昨年のオリーブオイルの国際品評会では、見事に金賞を受賞されています。
この母を支えたのは、「自らを育ててくれた故郷に恩返しをしたい。愛する島の名前を世界に広めたい」との気高い志でした。
仏典には「衆生の心が清ければ、国土も清し」とあります。瀬戸の天地の美しさは、まさしく人々の心の美しさと一体不二でしょう。そこには、自然と人間の麗しい共存があり、人間と人間の温かな絆があります。
私の友人である香川漆器の陶芸家は、瀬戸内国際芸術祭など世界との文化交流を広げるとともに、女木島の地域のリーダーとして、励まし合い、支えあう高齢社会のネットワークを粘り強く結んでいます。

「考えているだけでは何もできない。失敗を恐れず実行してみよう」とは、江戸期のイノベーションの先駆者・平賀源内の志です。
「何がでっきょんな」と朗らかに挨拶を交わしてきた讃岐には、共々に新しい開拓へ踏み出していく活力がみなぎっています。
今、香川大学を中心に産学官で研究・生産に取り組んでいる「希少糖」も、健康の世紀を創造する画期的な夢の糖として、世界から注目されています。
四国は志国(志の国)。
「ふるさと教育」にも力を注ぐ宝の郷土から、共生と創造の志を受け継ぐ若き「世界志民」たちが、未来の大海原へ船出していくことを願ってやみません。
瀬戸の海
希望の万波を
世界まで

2014年7月9日水曜日

2014.07.09 わが友に贈る

苦難と闘う友が
悩みを乗り越えるまで
粘り強い励ましを!
強き同志の絆こそ
勝利を開く原動力だ。

開目抄上 P192
『仏法を学せん人知恩報恩なかるべしや、仏弟子は必ず四恩をしつて知恩報恩をいたすべし』

◇希望の明日へ
真実の人間同士は必ず結びつくことができる。その絆からこそ、じつは平和も文化も生まれてくる。人類の遺産の継承もなされていく。
平1・5・27

☆名誉会長と共に新時代を開く 第25回 幸福は自分でつかむもの
幸福は、他から与えられるものではない。自分でつかむものだ。幸福への扉のカギは、自分自身が持っている。
御義口伝には仰せである。
『我等が頭は妙なり喉は法なり胸は蓮なり胎は華なり足は経なり此の五尺の身妙法蓮華経の五字なり』(P716)
信心によって、わが身を仏と開いていける。いかなる波浪に遭おうとも、負けない強さと輝きを、生命それ自体が秘めているのだ。信仰こそ、宿命を転換させる根源の力であ。人生を勝ち抜く土台である。
まだ、妙法を知らない多くの人々に、我らは、希望の種、平和の種を植えていくのである。
人々と親しく交流し、誠実に心を通わせ、縁した人の幸福を祈っていきたい。
創価学会は、いわば、壮大な仏法と人生の"大学校"だ。
共に学べば、希望が湧く。和楽があふれる。自己の可能性を最大限に発揮していける。連帯と向上の場となり、精神の安全地帯が広がっていく。人間と人間の絆を強めながら、有意義な研鑽を重ねようではないか。

仏法は、全人類そして全宇宙の生命を輝かせる「最高の善」である。その根本法則にのっとっていけば、最高に価値ある人生となる。妙法を信じ唱えれば、わが生命が大宇宙のリズムに合致していく。
戸田先生は折伏の要諦を、こう語られた。
「自分自身が南無妙法蓮華経で生きているということです」「ただただ、自分は南無妙法蓮華経以外になにもない! と決めることを末法の折伏というのです」
南無妙法蓮華経の中に「智慧」も「勇気」も「力」も「優しさ」も、全部、含まれている。
生老病死を乗り越える力は、妙法しかない。自他ともに「常楽我浄」の完全勝利の人生の幕を大きく開くのだ。

2014.07.08 わが友に贈る

大型台風に警戒せよ!
土砂災害や川の増水への
注意を断じて怠るな!
皆で声を掛け合い
百千万億倍の用心を!

妙法曼陀羅供養事 P1306
『されば此の良薬を持たん女人等をば此の四人の大菩薩前後左右に立そひて此の女人たたせ給へば此の大菩薩も立たせ給ふ乃至此の女人道を行く時は此の菩薩も道を行き給ふ』

◇希望の明日へ
いかなる国においても、民衆レベルの運動が高まっていかなければ、これまでの世界の歴史が示すように、思い上がった国家権力によって民衆が虐げられ、国際的にも孤立してしまいかねない。かねてから真実の平和のためには、国民と国民の問に友好の橋をかけていく"民衆外交"を着実に進めていかねばならないと訴え、またそのために行動してきた。日本はどこまでも諸外国と協調し、謙虚な姿勢で国際社会に貢献していかねばならない−−これが一国民としての願いであり、一貫した信念である。
平1・2・25

2014年7月7日月曜日

2014.07.07 わが友に贈る

新聞休刊日

富木尼御前御返事 P975
『ときどの(富木殿)の御物がたり候はこのはわのなげきのなかにりんずうのよくをはせしと尼がよくあたりかんびやうせし事のうれしさいつのよにわするべしともをぼえずとよろこばれ候なり』

◇希望の明日へ
政治体制や国情の異なる世界各国にあっては、まず、心と心のつながりこそが大事である。その心と心の懸け橋があって、さまざまな交流が深まり、また仏縁も結んでいけるからである。学会員の日常にあっても、信心の有無にかかわらず友人は大切にしなくてはならない。多くの人々と深い友情の絆を結んでいくことを決しておろそかにしてはならない。
昭63・2・18

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第4回 イギリスの城�
トインビー博士の人生を支えた人たちがいます。母校・オックスフォード大学の学友たちです。といっても、その多くが第1次世界大戦で若くして亡くなられました。博士は、たまたま疫病にかかり、兵役を免れたのです。ご自宅の暖炉の飾り棚には、20枚近い旧友たちの思い出の写真が大切に飾られていました。
「年をとるにつれて、戦争で犠牲となった彼らのことが、一層、強く思い起こされます。私がさまざまな機会に恵まれるたびに、彼らは、そうした機会が奪われ、早世したことを考えてしまうのです……」と、瞳を潤ませておられました。
亡き友の分まで学ぶのだ!
戦争や貧しさで、学びたくても学べない青年たちのために、道を開くのだ!
博士にとって、学問は「友情の証し」でした。そして、「平和への闘争の出発点」だったのです。
ヨーロッパにはフランス語で「ノブレス・オブリージュ」という言葉があります。高貴な者に課せられる高い義務——すなわち、高い地位にあるものは、その分、大きな責任を負うという意味です。
指導的な地位や恵まれた立場にある人は、学問と鍛練によって英知や勇気を磨き、自らが犠牲となってでも民衆に尽くしていくという伝統があります。
そして、こうした精神の源流には、"指導者は、まず人として立派であれ"という「騎士道(ナイトの精神)」が脈打っています。
トインビー博士は、その見事な体現者でした。
私との対談でも、「教育は、人生の意味や目的を理解させ、正しい生き方を見いださせるための探求でなければならない」と強調されていました。
日蓮大聖人は、『持たれる法が第一ならば、持つ人もまた第一なのである』(P465、通解、「持妙法華問答抄」)と教えてくださっています。
最高の生命尊厳の仏法を持ち、親孝行第一、友情第一、勉学第一で、未来に向かって進みゆく皆さんこそ、最高に高貴な青春を飾っているのです。
私は、トインビー博士の人生の原点となった母校オックスフォード大学も、愛妻のベロニカ夫人の母校であるケンブリッジ大学も訪れました。そのことを心から喜ばれる博士ご夫妻の笑顔が、忘れられません。
オックスフォード大学の図書館で、私は芳名録に記しました。
「教育は、書物は、個人の黄金の柱 社会の黄金の柱 人類の黄金の柱なり」
個人のためにも、社会のためにも、そして人類のためにも「黄金の柱」となるのが、真の学問です。学べば学ぶほど、自分自身が輝くのです。
「何のために学ぶのか」——若き創価のナイト、また、未来のレディーとジェントルマンの集いである未来部の皆さんは、この一点を忘れず、勉学に、読書に、青春の挑戦の日々を送ってください。
それは、トインビー博士との対話の前年の夏、静岡県で7,000人の高等部員と夏季講習会を行っている最中の出来事でした。
近くの朝霧高原でキャンプ大会を開催していた世界のボーイスカウトのメンバーが大型台風に襲われ、緊急に避難してくることになりました。私が陣頭指揮を執り、高等部の友と、6,000人の各国の少年たちを迎え入れたのです。
歓迎の演奏をしてくれた音楽隊や鼓笛隊のメンバー、さらに通訳として大活躍してくれた英才たちを、私は誇らしく思いました。
この時、最後に避難してきたのが、イギリス隊の少年たちでした。
「私たちは、最後で結構です。どうか、他の国の仲間をよろしくお願いします」と。
私は、その勇気を讃え、リーダーと固い握手を交わしたのです。

私は、イギリスの創価の青年たちに、一人の騎士の話をしたことがあります。
——捕らえられた騎士が、「汝の城は、いずこにありや」と敵に聞かれました。"全てを失ったではないか"と嘲笑されたのです。
博士は胸に手を当て、毅然と答えました。
「我が城は、我が胸中にあり」と——
皆さんも、タプロー・コートのような、教養と人格光る「知性の城」を、確固たる正義の「信念の大城」を、自身の胸中に築いていただきたい。
君の生命の価値も、あなたの人生の意味も、周囲に左右されるものでは断じてありません。
揺るがぬ哲学で自己を磨き、「何のために」「何をするか」が大事なのです。
世界の友と共に、正義の走者として、平和の大道を進む誇りを胸に、自分自身を大いなる城のごとく、そびえ立たせていこう!
君よ、勇敢なジェントルマンたれ!
貴女よ、聡明なレディーたれ!

2014年7月6日日曜日

2014.07.06 わが友に贈る

◇今週のことば
我らの座談会は
励ましの花園だ。
「妙とは蘇生の義なり」
明るく楽しく
友の心に希望と活力を!
2014年07月06日

御義口伝巻上 P725
『一念三千も信の一字より起り三世の諸仏の成道も信の一字より起るなり、此の信の字元品の無明を切る利剣なり』

◇希望の明日へ
国連の役割は諸国の行動を調和するためのシステムである。そのシステムがよって立つところのルールは、すべての加盟国が紛争を平和的手段で解決することをめざすという国連憲章にも明らかなように、武力の行使とは対極にある。軍事力に代表されるものをハード・パワーとすれば、システム、ルールとしてのソフト・パワーこそ国連の本質といえよう。
平5・1・26

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第4回 イギリスの城�
私の師匠である戸田城聖先生は「城」がお好きでした。ご自身の名前にも、城の字が入っています。
先生が私にくださった雅号(詩歌等で使う別名)も「大城(だいじょう)」です。
第二次世界大戦後、焼け野原に一人立った戸田先生は、民衆の幸福と正義の城を、生命尊厳の哲学の城を敢然と築き始めました。
そして、この城を断固として守り、世界中に平和と文化と教育の大城へと広げていくことを、私たち青年に託されたのです。
今から25年前、1989年5月、ロンドンから西に40Kmほど離れたテムズ川のほとりの小高い丘の上に、その城はオープンしました。
イギリスSGIの「タプロー・コート総合文化センター」です。
みずみずしい緑の木々に包まれて、本館のレンガの赤い色が鮮やかに輝き、とがった屋根の上を仰ぎ見れば、抜けるような青空が広がっていました。
私が到着すると、早速、愉快な語らいが始まりました。
洗練された振る舞いと明るいユーモアが光るジェントルマン(紳士)、レディー(淑女)たちです。
瞳輝く未来部の友もいました。私は、その手を取り、真心で整備された美しい花々の庭を、一緒に楽しく散策しました。
以来、私はイギリスを訪問するたびに、タプロー・コートで、未来部の友と黄金の出会いを重ねてきました。そのメンバーが、今、立派な若きリーダーと成長して、大活躍してくれています。
ここは、まさしく人材を育む「希望の城」であり、「未来の城」なのです。

タプローの丘には湧き水があり、少なくとも2000年前から人々が住んでいたといいます。センターの敷地内には、1400年前の古墳も見つかっています。
19世紀の半ばに、現在見られるビクトリア調のゴシック様式といわれる華麗な建物に改装されました。幾何学模様の庭園や南北に続く杉の並木道も見事です。
イギリス王室の居城であるウィンザー城からほど近いタプロー・コートは、多くの賓客たちが集う社交場として、にぎわいました。
「ウィンザーで馬を借りれば、黙っていてもタプローに向かう」といわれていたほど、タプロー・コートは人々に親しまれ、愛されてきたのです。
イギリス王室や各国の王家の賓客、そしてキップリングやオスカー・ワイルドといった著名な詩人も訪れました。タプロー・コートは、歴史とロマンの薫りあふれる「文化の城」なのです。
いつの日か、皆さんも、お父さん、お母さんを連れていってさしあげてください。
有名なチャーチル首相も、タプロー・コートをこよなく愛した一人です。文化センターには、首相が植樹した杉の木が、その個性的な枝ぶりを誇っています。
「われわれの将来は自らの手の中にある。われわれの選択したものによって人生は作られるのだから」
これは、非道なナチスから、どんなに攻撃されても"ジョンブル魂(イギリス人の不屈の精神)"で戦い、祖国を守り抜いたチャーチルの信念が光る言葉です。
この名宰相の揺るぎない人生の根っことなったのは、何か?
それは、膨大な読書です!
チャーチルの愛読書は、長編の『ローマ帝国衰亡史』(ギボン著)だったといいます。歴史を深く学んだからこそ、大局観に立って悠然と未来を見つめることができたのです。
チャーチルは、語っています。
「持っているすべての本を読むことができないなら せめて手にとってその本に親しもう」
「本を生涯の友としよう。それが無理ならば、せめて知り合いくらいにはなるべきだろう」
まずは、家にある本でも、図書館に行って最初に飛び込んできた本でもいい。大切なのは、絶えず本を手にすることです。それは、新しい世界を手にしたことになります。
何が書いてあるのだろう——そのワクワク、ドキドキする心が、自身の可能性を開き、育んでいきます。本を開くことは、未来の扉を開くことなのです。

イギリスは、人権尊重の歴史を開いてきた国です。国王の権力を制限したマグナ・カルタ(大憲章)が作られたのは13世紀。現在でも、イギリス憲法を構成する法典として残っています。アメリカ合衆国憲法など、世界中に影響を及ぼしました。
また、産業革命の発祥の地であり、近代化を大きくリードしてきた国です。
その首都ロンドンは、世界の中心都市として歴史を刻み、人々を魅了し続けてきました。今、ロンドンに住む人々の3分の1がイギリス以外で生まれた人たちです。伝統と先進性、そして、多様性が輝く世界市民の都なのです。
20世紀最大の歴史家アーノルド・J・トインビー博士からお招きをいただき、私がロンドンのご自宅を訪れたのは、1972年5月のことでした。
博士は83歳、私は44歳でした。人類が挑む諸課題を語り合うために、親子ほど年齢の離れた私を、博士は選んでくださったのです。対話は、翌年も博士のご自宅で行われ、のべ40時間に及びました。
さらに往復書簡を重ねて深めた内容は、対談集『二十一世紀への対話』(英語版『生への選択』)として出版。翻訳も進んで、現在までに世界28言語で発刊され、世界各国の大統領や指導者、文化人の方々が愛読してくださいました。「人類の教科書」とまで、称してくださっている方もいます。
トインビー博士は、一生涯、学問に打ち込み続ける真情を、古代ローマの劇作家テレンティウスの言葉に託されていました。
「私は人間だ。だから人間にかかわることは何一つ私にとって無縁とは思われぬ」と。
苦しんでいる人が一人でもいる限り、働き続けるとの大情熱が、静かに、しかも熱く燃えている博士でした。
大切にしている言葉をお尋ねすると、即座に答えられました。
「ラテン語で『ラボレムス』——『さあ、仕事を続けよう』という意味の言葉です」と。
博士の年齢を超えた私も、日々、自らに呼びかけている言葉です。

2014年7月5日土曜日

2014.07.05 わが友に贈る

悪天候の時は
安全第一の行動を!
配達や会合参加は
決して無理せずに!
無事故こそ勝利だ。

祈祷抄 P1347
『されば法華経の行者の祈る祈は響の音に応ずるがごとし影の体にそえるがごとし、すめる水に月のうつるがごとし方諸の水をまねくがごとし磁石の鉄をすうがごとし琥珀の塵をとるがごとし、あきらかなる鏡の物の色をうかぶるがごとし』

◇希望の明日へ
国連の理想は、対話の精神にある。大国、小国の区別なしに各国が話し合いを重ね、人類の平和への意恩を結集するところにある。私は、数十年前から国連中心主義を提唱し、SGIとしても一貫して国連支援の運動を展開してきた。時代は、東西冷戦が終結し、新たな国際秩序(ニュー・ワールド・オーダー)が模索されている。"人類の議会"として、国連の射たすべき役割は、今後、いよいよ大きくなっていくであろう。
平3・9・19

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第4回 発明王エジソン
もうひとがんばりで、楽しい夏休みがやってくるね。
長い休みなので、ふだん、できないことに、じっくり取り組むチャンスです。みな、暑さに負けず、元気に挑戦していこう!
そして、何でもいい、自分らしく、のびのびと、新しい「発見」「発明」の夏にしようよ!

創価大学のとなりにある東京富士美術館(東京都八王子市)では、夏休みの特別企画として、「発明王エジソン展」が開かれます。
エジソンは、19世紀から20世紀にかけて、次から次へ、たくさんの発明をして、この世界を明るく、便利に変えた人です。
「電灯」や「電話」、録音して再生ができる「ちくおんき」、「映画のきかい」などなど……今回のエジソン展でも、その一部が展示されます。
今、私たちのまわりにある「せんぷうき」や「けいたい電話」「音楽プレーヤー」なども、もとをたどればエジソンの発明から始まっています。
エジソンのおかげで、人類は、どれだけ豊に楽しくすごせるようになったことでしょう。
エジソンは、なぜ、すばらしい発明を、こんなにたくさん生み出すことができたのでしょうか?
今回は、このことを、いっしょに考えてみよう。
私の師匠である戸田城聖先生は、1900年の2月11日が誕生日です。エジソンは、その半世紀前の1847年、同じ2月11日に、アメリカで生まれました。
エジソン少年は、川が流れる美しい村にある、赤レンガの小さな家で育ちました。気になったことは何でも、まわりの大人に、どんどん質問する子だったようです。
「なぜ、1たす1は2なの?」「風はなぜ、ふいてくるの?」「にわとりの卵は、なぜヒヨコになるの?」
次々に質問するので、学校の先生でも答えられないことがありました。
「なぜだろう?」と考え、「知りたい」と思って質問してみると、「そうだったのか!」とわかる。
この喜びで、エジソンの心は、いつもいっぱいでした。だから、また質問をしたのです。
知らないことを知るたびに、新しい世界が発見できます。すると、また知らないことが、たくさん出てきます。それを知るたびに、また喜びもふえていく。楽しく、どんどん、かしこくなっていけるのです。
「なぜ?」——これは、みなさんの心の宇宙を限りなく広げる、ふしぎな力を持つ言葉です。

エジソン少年は、小学校のせいせきは、あまりよくありませんでした。
授業中も、別のことを考え始めて、先生に、きびしくしかられたこともあります。でも、エジソンは、それでやる気をなくしたりはしません。学びたいことは、いっぱいあったからです。
そんなエジソンに、お母さんは理科や社会、算数など、たくさんのことを教えてくれました。字をきれいに書くことも教えてくれ、いっしょに声を出しながら本を読んだりもしました。
エジソンは、本が大好きになりました。本には、自分の知らないことが、つきることなく書いてあったからです。町の図書館に通っては、本を読みまくりました。
そして、お母さんに教わったり、本に書いてあったりしたことを自分の目で確かめたくて、理科の実験に夢中になりました。若き「発明王エジソン」の誕生です。
夢中になれるものがあるということは、すばらしいことです。みなさんも、"夢中になってやれるもの"を見つけてみてください。
自分でやってみて、うまくいけばうれしい。たとえ失敗しても、必ず心の中に宝物が残ります。
そうした喜びでワクワクした経験が、みなさんの無限の可能性を開いてくれるのです。

エジソンは、苦しい思いも、たくさんしました。
その一つは、12歳ごろから耳が聞こえにくくなったことです。そのうち、小鳥の鳴き声を聞くこともできなくなりました。
それでも、エジソンは、発明に取り組むことをあきらめませんでした。
——耳の聞こえないことは、決して不幸なこととは思えない。耳が聞こえないから、読書や仕事に集中できる。
エジソンは、ほがらかに前向きに考えていったのです。
こうしてきたえた"あきらめない心"で、エジソンは大発明家として、かつやくしていきました。
エジソンは語っています。
「成功するための最善の(一番の)方法は、もう一度やってみることだ」
「他の発明家の弱点は、ほんの一つか二つの実験でやめてしまうことだ。わたしは自分が求めるものを手に入れるまで決してあきらめない!」
今では世界中で使われている電灯を発明した時も、白熱電球の中で光を出す部分(フィラメント)に、何がいいのかを知るために、植物を使った材料だけでも6000種類をこえるものを、ためしてみました。
その結果、電灯が、世界で初めてつくられたのです。
一生けんめいに発展させてきた、だいじな工場が、火事で焼けてしまうこともありました。それでも、「これからは、今まで以上の成長を続けてみせる。へこたれるものか」と、さっそく、新しい工場を建てるための図面をかき始めたのです。
なぜ、エジソンが、すばらしい発明を生み出すことができたのか?
そうです! それは、どんなことがあっても、「決してあきらめなかったから」です。何回、失敗しても、成功するまで、ねばり強く挑戦し続けたからなのです。
「ねばり強い人」が、りっぱな人です。
「あきらめない人」が、勝利の人です。

エジソンの発明した電灯は、暗い夜を明るく照らしました。
日蓮大聖人は、『百千万年の間、闇にとざされていた所でも、灯りを入れれば明るくなる』(P1403、意味、「妙法尼御前御返事」)と仰せです。
仏法の光は、不幸になやんでいる生命を、希望と勇気の灯りで明るく照らしていくことができます。
みんなのおじいさんやおばあさん、お父さんやお母さんは、この光を一人一人の友におくってきました。
創価学会の初代会長・牧口常三郎先生は「座談会」を、"信心を実験してみて、その正しさを証明した結果を語りあう集まり"(実験証明座談会)と呼んでいました。
学会の活動には、多くの人を楽しく元気にする、すばらしい力があります。世の中にたくさんの笑顔をつくり出している学会の同志の方々は、りっぱな「幸せの発明王」なのだと、私は思います。
21世紀の人類を照らしゆく、みなさんの心の中には、負けずにがんばる力があります。何かを夢中でやりとげようとする時に、眠っていたその力が目をさまし、いくらでも元気がわいてくるのです。
さあ、この夏、まずは何か一つ、全力で取り組むものを決めて、がんばってみよう!
「これをやろう」と決めて、挑戦を始めた時、きっと、みんなの心が宝石のように、強く明るく、かがやき始めるよ!

2014年7月4日金曜日

2014.07.04 わが友に贈る

悩みがあるから
成長できる。
祈りが深まる。
煩悩即菩提の仏法だ。
全てを飛躍の力に!

四条金吾殿御返事 P1170
『真実一切衆生色心の留難を止むる秘術は唯南無妙法蓮華経なり』

◇希望の明日へ
国連中心主義は、数十年前から、訴え続けてきたことである。その間には、この主張は理想論にすぎないという批判も少なくなかった。しかし世界の平和と調和のためには、どうしても"人類の議会"国連を中心にしていかねばならないと確信していた。今ようやく人類が、この道理に対して認識を深めてきたことをうれしく思っている。
平2・10・10

☆勝利の人間学 第55回 獅子の誉れ男子部よ勝て
◇冥の照覧の大確信を
信心は格好ではない。「戦う心」で決まる。
男子がひとたび立つならば、「戦う心」を燃やして、「これだけ道を開いた」「これだけ拡大した」という歴史を創るのだ。
誰が見ていなくとも、誰が褒めなくとも、誇り高く、わが使命の劇を演じていくのだ。
私たちの一念と行動は、御本仏が全て御覧になってくださっている。全宇宙の諸天・諸仏が見守っている。この「冥の照覧」を大確信して戦うのだ。見栄や気取りなど、いらない。勇敢に大胆に、眼前の壁を突破せよ!

◇苦難こそ成長の好機
日蓮大聖人は、父親から信心を猛反対されていた池上兄弟に、『いよいよ・をづる心ねすがた・をはすべからず』(P1084、「兄弟抄」)と、仰せになられた。
広宣流布のために進めば、必ず三障四魔が競い起こる。その時こそ、成長できる。「人間革命」「宿命転換」のチャンスである。
臆病の心に負けてはならない。怯んでしまえば、そこに魔は増長して付け込んでくる。
「師子王の心」を取り出して、恐れなく迎え打てば、魔は退散するのだ。全ての苦難は、偉大な指導者になるための試練である。

◇青年城を築く時は今
御書には『未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ』(P231、「開目抄」)と記されている。
「未来」を決するのは、「今」である。
ゆえに今こそ、新たな人材を、一人また一人と、励まし、育てるのだ。その地道にして忍耐強い労作業以外に、学会の永遠の発展も、広宣流布の万代の伸展もない。
一人の「本物の人材」がいれば、全体が栄える。
要領では、人は育たない。わが身をなげうつ真剣勝負の「魂」と「魂」の触発で、「本物の人材」は育つのだ。そのなかで、自分もまた、本物に成長していけるのだ。
さあ、わが信ずる男子部の諸君! 君たちの満々たるエネルギーで、日本そして世界の未来を開く金剛の青年城を築いてくれ給え!

2014年7月3日木曜日

2014.07.03 わが友に贈る

1人が突破口を開き
2人3人と続く。
これが勝利の方程式!
わが地域で光る
新時代の開拓者たれ!

四条金吾殿御返事 P1143
『法華経を持ち奉るより外に遊楽はなし現世安穏後生善処とは是なり、ただ世間の留難来るともとりあへ給うべからず』

◇希望の明日へ
各国の指導者も、国連という、より幅広い枠組みのなかの一員である。ここに意味がある。人類という次元に立っての平和と安定のためには、第一にも第二にも、国連を支援していかねばならない。これが一貫して変わらない、心情である。
平2・9・7

☆名誉会長と共に新時代を開く 第24回 君よ世界一の勝利の歴史を

出獄と
 入獄の日に
  師弟あり

七月の
 三日忘れじ
  富士仰ぐ

関西はじめ、苦楽を共にしてくれださった全国の同志の皆様に、必ず恩返しをするのだと決意して、私は戦い、そして勝った。
嵐の時こそ、同志愛が光る。師弟不二の魂が燃え上がる。
御聖訓には仰せである。
『難来るを以って安楽と意得可きなり』(P750、「御義口伝」)
人生の逆境にあって、断じて信心だけは一歩たりとも引かない。そこに、最高の信頼と栄光が築かれる。必ずや、永遠の誉れと功徳が輝く。
一番、苦しい日々が、一番の思い出になる。一番の宝の日々なのだ。苦難と戦う中にこそ、大いなる希望の夜明けは来る。

志が人間をつくる。
青年の挑戦の汗ほど、尊く美しいものはない。
わが友よ、同じ生きるならば、勝利の歴史を残すのだ。
使命の大舞台で世界一になってもらいたい。
そう私は祈りに祈り、皆の成長を見守っている。
戸田先生は、誰よりも青年を愛し、青年を信じた。
「学会も、中核の青年がいれば、いな、一人の本物の弟子がいれば、広宣流布は断じてできる」と、絶大なる期待を込めて語られた。
今や後継の陣列は、日本だけではない。アジアでも、オセアニアでも、そしてアフリカ、ヨーロッパ、北中南米でも、平和と幸福のバトンを継いで、力強く友は走る。
時代は大きく変わり始めた。世界中で絢爛たる広布の人材群が躍り出ている。
さあ、晴れ晴れと、希望の歌を、勇気の歌を、我らの民衆上から轟かせるのだ。

2014年7月2日水曜日

2014.07.02 わが友に贈る

報告や相談など
互いの連携を綿密に!
心を合わせれば
豊かな智慧が!
前進の勢いは倍加する!

御義口伝巻上 P747
『南無妙法蓮華経は自行化他に亘るなり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経を勧めて持たしむるなり』

◇希望の明日へ
平和、平等、慈悲を説く仏法の理念は、国連のめざす道にも通じている。その国連への支援は、創価学会にとって、いわば"必然"なのである。また、そうでなくては、仏法者としての自身の使命を偽ることにもなる。
平1・12・5

☆随筆 民衆凱歌の大行進No.7 創価教育の大道

教育の
 聖業 貫く
  師弟かな
 英才勝利の
  道は楽しく

6・30「学生部結成記念日」を期して、若き智勇の俊英たち、福智の才媛たちが、はつらつと躍動している。
向学の炎を燃やしながら、希望と正義の対話に挑む男女学生部の頼もしき活躍を、私は、いつも嬉しく伺っている。
諸君は若いのだ。遠慮はいらない。積極果敢に学び、自由闊達に語るのだ。瑞々しい生命にみなぎる熱意と誠実には、何ものも敵わない。
若人の勇気の対話、探究の対話、友情の対話が快活に交わされるところ、必ず、新しき未来が輝き始めるのだ。
私も、その白熱の輪に飛び込んでいくような思いで見守っている。

◇創大の構想50年
学生こそ、明日の世界を照らす灯台である。そう信ずるゆえに、私は、日中国交正常化提言など、未来の展望を学生諸君に語ってきた。
創価大学の設立構想を正式に発表したのも、50年前の1964年(昭和39年)の6月30日——第7回学生部総会の席上である。
私は設立の目的を訴えた。「世界の平和に寄与すべき大人材をつくりあげたい」と。
この7年後の71年(同46年)、先師・牧口常三郎先生の生誕100周年を祝しつつ、東京・八王子の丹木の丘に、創価大学が開学したのである。
私は、教育こそ、わが総仕上げの事業と定め、恩師・戸田城聖先生から託された悲願を、弟子の誓願とし、創価教育の発展に心血を注いできた。
命と引き換えにしても、学生たちの栄光の道を開くのだ。壮大な人材の流れを創るのだ。ただただ、そのために走り抜いてきた半世紀である。

◇隆々と伸びゆく
今、創価大学は看護学部が2年目を迎え、国際教養学部も新設されて、生命尊厳の英知を輝かせゆく世界市民のスクラムが一段と拡充している。
昨年、「中央教育棟」の大城も完成し、21世紀を開拓する価値創造の学舎は、いやまして隆々と大発展している。
また、創価女子短期大学でも、東西の創価学園でも、凜々しき後継の友が若竹のように伸びている。札幌創価幼稚園の王子・王女たちも元気で頼もしい。
さらに、人間主義を根幹とする創価教育の大道は、アメリカ創価大学(SUA)をはじめ、香港、シンガポール、マレーシア、ブラジル、韓国にと、世界規模の広がりを遂げてきた。
今や壮麗な人材の緑野と輝く創価教育同窓の連帯──。全世界で活躍するSUAの卒業生たちの集い「創宝会」「創誓会」も、約1000人の錚々たる陣列となった。

◇人材育む「土」に
私が共に対談集を発刊したアメリカの平和研究の母・ボールディング博士は語られた。
「『教育』とは各個人から独自の能力を『導き出し』、そこから地球上での『人間の旅路』にどう参画すべきかを学ばせることだ」
本来、教育は"教室"の中だけに収まるものではない。もっと広大で豊かな信頼と励ましの大地に支えられている。
"創価三代"が切り開いた教育事業に連なり、あふれる愛情で子どもたちの無限の可能性を導き出されている共戦の友の存在が、どんなに大切か。誰よりも子どもたちの成長に尽くす、使命深き教育本部の諸先生方!
地域の後継を温かく育まれる、壮年・婦人部の未来本部長の皆様方!
全国各地で行われている創価青年大会に際し、一人一人の若人を励まし続けている先輩方!
感謝は尽きない。
中国の大文豪・魯迅は、可能性を秘めた青少年が才能の「花」を吹かせるため、我々は「土」になろうと訴えた。
私も、わが不二の人間教育の盟友たちも、同じ決心で進んできた。
わが生命であり、わが宝の若者たち、未来からの使者たちの成長こそ、桜梅桃李の花の如き勝利の晴れ姿こそが、私たちの何よりの喜びであり、誇りなのである。
かつて「貧乏人と病人の集まり」と揶揄された庶民の大地から、どれほど偉大な知性と生命力と福徳を併せ持った、民衆奉仕の人材群が躍り出ていることか。世界が驚嘆する時代は、すでに始まっているのだ。
「創価教育は、人類の平和のための道標です」とは、韓国・国立済州大学の趙文富元総長のエールである。

◇輝く人格価値を
若者が希望を持てない時代だといわれる。
2014年版『子ども・若者白書』によると、世界7カ国の若者の意識調査で、日本は、将来に希望を持っている人が、どの国よりも少ないとの結果が出たという。
日蓮大聖人は、『闇なれども灯入りぬれば明かなり』(P1109、「四条金吾女房御書」)と仰せになられた。
時代が暗ければ暗いほど、若き生命に、希望の灯りを赫々と点していかねばならない。
牧口先生は、『創価教育学体系』で断言された。「人格の価値を高めんとするのが教育の目的」と。
人間生命の中には、絶望を希望へと転じゆく知恵がある。不幸を幸福へと変えゆく勇気がある。憎悪を慈愛に変える包容力がある。それを限りなく解き放っていくところに教育の真髄があろう。
戸田先生も宣言されていた。
全人類が「最高の人格価値」を顕現したならば、「世界に戦争もなければ飢餓もありませぬ。疾病もなければ、貧困もありませぬ」と。
大事なことは、自らがその「人格価値」を体現した一人になると決めることだ。その一人を育てゆくことだ。
混沌とした時代の暗闇も、一つの希望の灯があれば、打ち破っていける。人びとの心が不安や無力感で濁っていたとしても、温かな光があれば、大きく包むことができる。創価の青年は、その一人、また一人と輝いてもらいたい。
そのためにも、徹して学び、力をつけるのだ。

私が学生部の友と学んできた「御義口伝」には、『不変真如の理』と『隨縁真如の智』が説かれている(P709など)。
わかりやすく言えば、「不変真如の理」とは、時代や状況によっても不変の真理である。「随縁真如の智」とは、その不変の真理に基づいた上で、刻々と変化する現実に応じて発揮される智慧のことである。
ハーバード大学のモンゴメリー教授と、宗教が社会の進歩に果たす役割について語り合った折、この仏法の法理を紹介すると、会心の笑顔で、「その智慧が創価(価値創造)ですね」と応じてくださったことが、懐かしく思い起こされる。
道理なき力ずくの反知性主義でも、硬直した教条主義でもない。理性の営みを光らせ、聡明に現実の課題に挑むのだ。
不屈の忍耐と人間愛をもって、民衆の幸福のため、世界の平和のため、希望の活路を開き、多彩なる地球民族の連帯を創り広げていく。ここに、時代が切望してやまない人間主義の道がある。
わが愛する新時代の学徒たちは、今こそ、勉学即実践、実践即勉学の鍛錬の中で、人類を照らす創価の英知を磨き上げていただきたい。

◇共に未来へ前進
私の心は、いつも創価の学友と共に、先駆の学生部と共にある。
君たちの勝利こそ、私の勝利だ!
成長しゆく後継の若人の乱舞する英姿を思い浮かべながら、私は妻と強盛に祈り続けている。
教育は「共育」だ。共に成長、共に前進、共に勝利である。
ゆえに私も戦う。いな戦い続ける。100年先、1000年先の未来を見つめて!
君よ! 貴女よ!
共々に学び、成長し、未来の後輩たちに栄光の歴史を残しゆくのだ!
皆が人生の勝利者に!
世界の希望の灯台に!
私は、今日も祈る。
私が贈ったSUAの歌の如く、君たちが必ず新たな夜明けを開いてくれると信じつつ。
♪希望の光よ/この天地より生まれ出でよ/千年を超えて/輝き続けるのだ
 …… ……
君たちに捧げる/いかなる苦難も乗り越え/夢を実現する希望の光を!

2014年7月1日火曜日

2014.07.01 わが友に贈る

広布の永遠の発展へ
若き力の育成と
弘教・拡大に全力を!
各部一体の行進で
栄光の歴史を築け!

法蓮抄 P1046
『教主釈尊は此の功徳を法華経の文字となして一切衆生の口になめさせ給う、赤子の水火をわきまへず毒薬を知らざれざも乳を含めば身命をつぐが如し』

◇希望の明日へ
"人類の議会"ともいうべき国連を支援していくことこそ、もっとも現実的な平和への道である。この思いは、対談した心ある多くの有識者、平和研究者らに共通しており、英知の支援の輪が広がっでいることを確信している。
平1・3・13

☆大白蓮華巻頭言2014年7月「御書とともに!大聖人と同心で!」
人間は、皆、幸福に輝くために生まれてきた。人生は、本来、不幸の闇を打ち晴らす劇である。その光の源を、民衆はどれほど久しく追い求めてきたことだろうか。
宿福深厚も、我らは大仏法に巡りあうことができた。この生命尊厳の極理があますところなく説かれた「太陽の宝典」こそ、御書に他ならない。
日蓮大聖人は、『仏の御意あらはれて法華の文字となれり、文字変じて又仏の御意となる、されば法華経をよませ給はむ人は文字と思食事なかれすなわち仏の御意なり』(P469)と仰せになられた。
御書を拝読することは、御本仏の御意を直接伺い、大聖人の大生命にそのまま触れることなのである。
大聖人ご自身が、ありとあらゆる三障四魔、三類の強敵と戦われ、命に及ぶ大難を勝ち越えゆかれる渦中に、一切衆生を断じて救わんとの迸る大慈大悲で綴り残された一文また一文こそ、御書である。拝する我らの心も、赫々たる元初の朝日を浴びたように蘇る。勇気が希望が、力が智慧が、燃え上がる炎の如く、生命に湧き起こってくるではないか。
わが師・戸田城聖先生は、厳然と語られた。「どんな難事にぶつかっても、御聖訓の通り戦い、すべてを乗り切っていく。御書を通じて、大聖人と直結して勝つのだ。これが学会精神だよ」と。この御書根本の「絶対勝利」の大光で、我ら創価の師弟は、悩める友の心を照らし続けてきたのだ。

嵐にも
 断じて負けぬ
  信念を
 御書をひもとく
  喜びあふれて

病と闘う女性門下への御手紙には、『設い業病なりとも法華経の御力たのもし』『いかでか病も失せ寿ものびざるべきと強盛にをぼしめし身を持し心に物をなげかざれ』(P975)と激励なされている。誰人も避けられない「生老病死」という苦悩を、根源的に打開する道が、御書には明かされている。その仰せのままに励まし合い、支え合って、1人1人が変毒為薬し、宿命転換の実証を打ち立てつつ、学会は「常楽我浄」の連帯を創り広げてきたのだ。
さらに御書は、戦乱や災害にも断固として屈することなく、平和と繁栄の社会を建設しゆく「立正安国」の法理を留めてくださっている。それは、人類を結び、新たな地球社会を導く羅針盤となろう。
紛争の悲劇から立ち上がった、東欧のクロアチアでも、待望の支部が結成され、尊き同志たちは真剣に御書を学び合い、希望の対話の花を咲かせている。支部のリーダーたちは胸を張る。「苦しんだ人が仏の力を最大に顕現でき、その国土が世界広布の模範を示せる。私たちは、この使命を自ら選び取った地涌の菩薩です。1人の人間革命から皆の幸福を開く、一念三千の仏法に諦めも後退もありません」と。
「行学の二道」に励むスクラムは、今や全世界を包み、教学試験も日本はもとより各国で行われている。受験する友も、応援する先輩も、溌刺と求道の心で学び合い、実践に打って出よう!今日も、御書とともに、大聖人と同心で、我らは勝ち光るのだ。