「いつも・たいせず
信ずるなり」
持続こそ「力」だ。
清流のごとき信心で
充実と躍動の日々を!
曾谷入道殿許御書 P1033
『此等の大菩薩末法の衆生を利益したもうこと猶魚の水に練れ鳥の天に自在なるが如し、濁悪の衆生此の大士に遇つて仏種を殖うること例せば水精の月に向つて水を生じ孔雀の雷の声を聞いて懐妊するが如し』
◇希望の明日へ
ビジネスは、その本来の性格から、経済効率を上げ、利潤を追求することを第一義としている。もしビジネス人が事業に左右され、"企業の論理"や"資本の論理"しか眼中にないとするならば、行きつく先は、利潤をめぐる争いであり、それは、しばしば戦争の誘因にさえなってきた歴史がある。ビジネスが平和構築のために貢献をしようとするならば、そうした論理を"人間の論理"のもとにリードしなければならないであろう。そのために何が必要か−−。私は平和を志向するビジネス人の精神的バックボーンとして、端的に公正の精神をあげておきたい。
平3・4・21