苦難と闘う友が
悩みを乗り越えるまで
粘り強い励ましを!
強き同志の絆こそ
勝利を開く原動力だ。
開目抄上 P192
『仏法を学せん人知恩報恩なかるべしや、仏弟子は必ず四恩をしつて知恩報恩をいたすべし』
◇希望の明日へ
真実の人間同士は必ず結びつくことができる。その絆からこそ、じつは平和も文化も生まれてくる。人類の遺産の継承もなされていく。
平1・5・27
☆名誉会長と共に新時代を開く 第25回 幸福は自分でつかむもの
幸福は、他から与えられるものではない。自分でつかむものだ。幸福への扉のカギは、自分自身が持っている。
御義口伝には仰せである。
『我等が頭は妙なり喉は法なり胸は蓮なり胎は華なり足は経なり此の五尺の身妙法蓮華経の五字なり』(P716)
信心によって、わが身を仏と開いていける。いかなる波浪に遭おうとも、負けない強さと輝きを、生命それ自体が秘めているのだ。信仰こそ、宿命を転換させる根源の力であ。人生を勝ち抜く土台である。
まだ、妙法を知らない多くの人々に、我らは、希望の種、平和の種を植えていくのである。
人々と親しく交流し、誠実に心を通わせ、縁した人の幸福を祈っていきたい。
創価学会は、いわば、壮大な仏法と人生の"大学校"だ。
共に学べば、希望が湧く。和楽があふれる。自己の可能性を最大限に発揮していける。連帯と向上の場となり、精神の安全地帯が広がっていく。人間と人間の絆を強めながら、有意義な研鑽を重ねようではないか。
仏法は、全人類そして全宇宙の生命を輝かせる「最高の善」である。その根本法則にのっとっていけば、最高に価値ある人生となる。妙法を信じ唱えれば、わが生命が大宇宙のリズムに合致していく。
戸田先生は折伏の要諦を、こう語られた。
「自分自身が南無妙法蓮華経で生きているということです」「ただただ、自分は南無妙法蓮華経以外になにもない! と決めることを末法の折伏というのです」
南無妙法蓮華経の中に「智慧」も「勇気」も「力」も「優しさ」も、全部、含まれている。
生老病死を乗り越える力は、妙法しかない。自他ともに「常楽我浄」の完全勝利の人生の幕を大きく開くのだ。