夏は信心継承の好機!
親子で勤行・唱題を。
じっくりと話を聴き
家族の広布史を語ろう。
一日一日を有意義に!
御義口伝巻上 P725
『信は価の如く解は宝の如し三世の諸仏の智慧をかうは信の一字なり』
◇希望の明日へ
"絶対服従"を強要する権威・権力と戦う−−人間としての、当然の行為である。権利であり、道理である。勇んで悪と戦った人こそ、真の善人なのである。
平3・11・23
☆創価大学通信教育部夏期スクーリング開講式へのメッセージ
尊き学びの「黄金の汗」光る、伝統の夏期スクーリング、誠に誠にご苦労さまでございます。
台風など悪天候が続く中、日本全国をはじめ、遠く海外からも、本当によく集ってくださいました。多忙なところ、懸命にやりくりして参加されていることも痛いほど分かっております。偉大な学究と求道の大情熱に、心からの喝采を送りつつ、私も八王子のキャンパスで、皆さんと一緒に学び合う思いで一切を見守っております。
全力で講義に臨んでくださる先生方、また真心からサポートしてくださる職員の方々、いつもいつも、ありがとうございます。
常に瑞々しい生命の輝きは、どこから生まれるか。それは、向学の挑戦でありましょう。
常に新鮮なる価値創造の光は、どこから広がるか。それは、学び続ける努力ではないでしょうか。
今、東京富士美術館では「発明王エジソン展」が開催されていますが、エジソンもまた、弛まず学び続けた、偉大な挑戦の人でした。
その生涯において、蓄音機や白熱電球をはじめ、およそ1,300の発明を成し遂げ、世界を明るく照らしたことは、皆さんもご存じの通りです。
学校に通ったのは小学校のわずか3カ月だけで、あとは全て、働きながら学び抜き、学びながら働き抜いた、崇高な労学一体の人生でした。若くして、耳が不自由になるという試練にも遭いました。
しかしエジソンは、朗らかに語っています。
「人間にとって考えながら、働くことほど楽しいことはない」(ヘンリー幸田著『天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール』)と。
白熱電球の発明では、じつに1万回以上も失敗を重ね、周囲からも、もうやめた方がいいと呆(あき)れられたほどでした。けれども、人の何培、何十倍もの挑戦と努力、創意工夫で、"生みの苦しみ"を突破していったのです。
晩年、自ら築き上げてきた研究所が火事に見舞われた時も、「自分はまだ67歳でしかない。明日から早速、ゼロからやり直す覚悟だ」「意気消沈などしているヒマはない」(浜田和幸著『快人エジソン』と、新たな開拓に奮い立っていったのです。
目指しゆく山が高ければ高いほど、その途上は苦しく厳しい。その分、やがて眼下に広がる光景は、より壮大に、より荘厳に開かれていくものでありましょう。
どうか、私と同じ誇り高き使命と充実の登攀に挑みゆかれる通教の皆さんは、不撓不屈の負けじ魂と、明朗快活なる創価の心を明々と燃やしながら、最高に意義ある価値創造の光を放っていってください。
たとえ、どんなに地味なようであっても、皆さんの"学の光"こそが、不滅の光です。一家眷属を、地域社会を、世界を赫々と照らしゆかれることは、絶対に間違いありません。
暑い日が続きますので、疲れをためないよう、水分と休憩、睡眠を十分にとって、聡明にお願いします。
結びに誉れの通教生に、
挑み勝て
歓喜の生命の
学光道
と贈り、私のメッセージといたします。
わが不二の学友・通教生に、健康あれ! 幸福あれ! 栄光あれ!