御請訓「心の思いを
響かして声を顕す」
知の胸を揺さぶる
真実の言葉を!
根本は深き祈りだ。
御義口伝巻上 P712
『今日蓮等の類い聖霊を訪う時法華経を読誦し南無妙法蓮華経と唱え奉る時題目の光無間に至りて即身成仏せしむ、廻向の文此れより事起るなり』
◇希望の明日へ
「文化の交流」「民衆の交流」「人間の交流」−−この新しきシルクロードの往来は、たとえ地味であり、小さな波のように見えたとしても、一波が万波となり、万波が平和の船を運んでいく。人々の心と心を結び、世界を大きく友好へとリードすることになる。SGIの運動は、そうした時代の流れをつくり出している。このことを大きな誇りとしていきたい。
平4・6・2
☆随筆 民衆凱歌の大行進 No.8 �「誓いの青年に贈る」
第2に、嵐を誉れとして正義を語れ!
前進あるところ、風が起こる。挑戦あるところ、波が立つ。試練を誉れとしながら、民衆を苦しめる邪悪とは決然と戦う!
これが革命児であり、「創価の心」である。
戸田先生が、人材グループ「水滸会」の教材として、ユゴーの革命小説『九十三年』を使われたのは、60年前(1954年)の7月であった。
「人間愛の勝利」を願った同書には、高らかに謳われている。「人間が作られているのは、くさりを引きずるためではなくて、つばさをひろげるためなのです」と。
民衆を、宿命や苦悩の鎖から解き放ち、自らの翼で使命の大空に羽ばたかせていく。それを可能ならしめるのは、一人一人への励ましの力だ。
ゆえに、我らは民衆の中に飛び込み、人類を照らす希望と正義の哲理を語っていくのである。
民衆の凱歌を轟かせゆ大ロマンを胸に!
第3に、不二の後継の勝利で未来を開け!
広宣流布とは万年への平和の挑戦であり、魂のバトンを託す後継者がなくてはならない。「誓いの青年よ」の歌詞にも詠った如く、「信ずる後継」ありてこそ、師弟は永遠に勝っていけるのだ。
大聖人は"仏法は勝負なり!"と、歯を食いしばって苦難と戦う弟子を『法華経の命を継ぐ人』(P1169、「四条金吾殿御返事」)と讃えられ、その人生の打開を祈り、激励された。
師匠があらゆる苦難を勝ち越えた如く、不二の弟子ならば、必ず未来を切り開いてみせる!──この希望に燃えて、広布へ勝利へと走る君たち、貴女(あなた)たちも皆、「法華経の命を継ぐ人」であり、共戦の後継者である。
わが青年諸君は、人生の闘争の中で、"自分は勝った!"という日記を綴りながら、その喜びを地域の友と分かち合い、さらに後継の友に受け渡していただきたい。
アルゼンチンの人権の闘士エスキベル博士は、創価の青年に絶大な期待を寄せてくださった。
「皆さんを信じます。偉大な平和闘争を継承し、あらゆる困難を乗り越え、希望の未来を築いてください!」
我らは、世界の友と手を取り合い、未来を創る勇気の連帯を一段と広げながら、「平和の地球」を朗らかに築きゆくのだ。
今回、学会歌「誓いの青年よ」を作曲してくれたのは、今年、結成60周年を迎えた創価の楽雄・音楽隊の有志である。明るく清新な音律は、師弟共戦の息吹から生まれたのだ。
この音楽隊と鼓笛隊の練習施設となる、「創価青年音楽センター」が、併設の新・東大和文化会館と共に、いよいよオープンする。真心で支えてくださる皆様方に感謝は尽きない。
真剣な練習で磨かれた生命が奏でる調べが、大歓喜のマーチとして世界に轟きわたることを、私は信じ見守っている。
快活な乙女「赤毛のアン」を生んだ、作家のモンゴメリは呼び掛ける。
「人間は成長しなくちゃ」「人間は世の中の波にもまれて成長していくんだもの」
私は深く強く信ずる。
艱難に負けず、創価の旗を掲げて成長しゆく、君たち、貴女たちがいれば、この地球は、もっともっと、美しくなると。
誓いの青年よ!
最愛の弟子たちよ!
断じて、勝利また勝利の歴史を飾りゆけ!
誓願に
走る後継らの
晴れ姿
諸仏も讃えむ
諸天も護らむ
◎千葉県半周(市原〜銚子〜勝浦〜館山〜市原)400Kmを会社の人3人で自転車走破!(^^)/