広布の永遠の発展へ
若き力の育成と
弘教・拡大に全力を!
各部一体の行進で
栄光の歴史を築け!
法蓮抄 P1046
『教主釈尊は此の功徳を法華経の文字となして一切衆生の口になめさせ給う、赤子の水火をわきまへず毒薬を知らざれざも乳を含めば身命をつぐが如し』
◇希望の明日へ
"人類の議会"ともいうべき国連を支援していくことこそ、もっとも現実的な平和への道である。この思いは、対談した心ある多くの有識者、平和研究者らに共通しており、英知の支援の輪が広がっでいることを確信している。
平1・3・13
☆大白蓮華巻頭言2014年7月「御書とともに!大聖人と同心で!」
人間は、皆、幸福に輝くために生まれてきた。人生は、本来、不幸の闇を打ち晴らす劇である。その光の源を、民衆はどれほど久しく追い求めてきたことだろうか。
宿福深厚も、我らは大仏法に巡りあうことができた。この生命尊厳の極理があますところなく説かれた「太陽の宝典」こそ、御書に他ならない。
日蓮大聖人は、『仏の御意あらはれて法華の文字となれり、文字変じて又仏の御意となる、されば法華経をよませ給はむ人は文字と思食事なかれすなわち仏の御意なり』(P469)と仰せになられた。
御書を拝読することは、御本仏の御意を直接伺い、大聖人の大生命にそのまま触れることなのである。
大聖人ご自身が、ありとあらゆる三障四魔、三類の強敵と戦われ、命に及ぶ大難を勝ち越えゆかれる渦中に、一切衆生を断じて救わんとの迸る大慈大悲で綴り残された一文また一文こそ、御書である。拝する我らの心も、赫々たる元初の朝日を浴びたように蘇る。勇気が希望が、力が智慧が、燃え上がる炎の如く、生命に湧き起こってくるではないか。
わが師・戸田城聖先生は、厳然と語られた。「どんな難事にぶつかっても、御聖訓の通り戦い、すべてを乗り切っていく。御書を通じて、大聖人と直結して勝つのだ。これが学会精神だよ」と。この御書根本の「絶対勝利」の大光で、我ら創価の師弟は、悩める友の心を照らし続けてきたのだ。
嵐にも
断じて負けぬ
信念を
御書をひもとく
喜びあふれて
病と闘う女性門下への御手紙には、『設い業病なりとも法華経の御力たのもし』『いかでか病も失せ寿ものびざるべきと強盛にをぼしめし身を持し心に物をなげかざれ』(P975)と激励なされている。誰人も避けられない「生老病死」という苦悩を、根源的に打開する道が、御書には明かされている。その仰せのままに励まし合い、支え合って、1人1人が変毒為薬し、宿命転換の実証を打ち立てつつ、学会は「常楽我浄」の連帯を創り広げてきたのだ。
さらに御書は、戦乱や災害にも断固として屈することなく、平和と繁栄の社会を建設しゆく「立正安国」の法理を留めてくださっている。それは、人類を結び、新たな地球社会を導く羅針盤となろう。
紛争の悲劇から立ち上がった、東欧のクロアチアでも、待望の支部が結成され、尊き同志たちは真剣に御書を学び合い、希望の対話の花を咲かせている。支部のリーダーたちは胸を張る。「苦しんだ人が仏の力を最大に顕現でき、その国土が世界広布の模範を示せる。私たちは、この使命を自ら選び取った地涌の菩薩です。1人の人間革命から皆の幸福を開く、一念三千の仏法に諦めも後退もありません」と。
「行学の二道」に励むスクラムは、今や全世界を包み、教学試験も日本はもとより各国で行われている。受験する友も、応援する先輩も、溌刺と求道の心で学び合い、実践に打って出よう!今日も、御書とともに、大聖人と同心で、我らは勝ち光るのだ。