2014年8月10日日曜日

2014.08.10 わが友に贈る

◇今週のことば
新たな友好の扉を開く
爽やかな挨拶を!
「声仏事を為す」
心通う交流を重ね
友情と信頼を広げよう!
2014年08月10日

同生同名御書 P1115
『人の身には同生同名と申す二のつかひを天生るる時よりつけさせ給いて影の身にしたがふがごとく須臾もはなれず、大罪小罪大功徳小功徳すこしもおとさずかはるかはる天にのぼて申し候と』

◇希望の明日へ
権力者は、外来文化だけでなく、人間の尊厳と平和を訴える思想をも封じ込めようとする。第二次大戦当時、日本の軍国主義政策によって、牧口初代会長、戸田第二代会長は不当にも牢獄に入れられた。初代会長は、獄中で亡くなっている。私も多感な青春時代を、権力者たちに圧迫され、傷つけられた一人である。権力の魔性という"亡霊"のために、正義も善意も踏みにじられ、人間の心が従えられてしまう−−。このようなことは、絶対に許してはならない。そうした"亡霊"とどこまでも戦い、本当の人間の時代、民主の時代を築いていくのが、"知性"の役目である。
平2・9・26

☆全国未来部夏季研修会へのメッセージ
日本全国から、わが高等部の最優秀の英才が創価大学に集まってくれました。これほど心躍り、これほど希望あふれる研修会はありません。皆、ありがとう!

今年は、私が第3代会長に就任して真っ先に高等部を結成してより50年。今この時に、これからの50年先の世界広宣流布を担い立たんと、さっそうと躍り出てくれた若き地涌の菩薩こそ、まぎれもなく君たちです。なんと偉大な使命の青年か! なんと不思議な宿縁の若人か!私は、皆さんに最敬礼します。

日蓮大聖人は仰せになりました。
『金は大火にも焼けず、大水にも流されず、朽ちることもない。鉄は水にも火にも堪えることができない。賢人は金、愚人は鉄のようなものである。あなたはまさに真金ではないか。法華経の金を持つ故だろうか』(P1337、通解、「生死一大事血脈抄」)と。

若くして生命尊厳の大仏法を探究し、題目の師子吼を唱える皆さんは、一人ももれなく、最高の大賢人と育ちゆくリーダーです。日々のたゆまぬ勉学も、努力も、労苦も、一つ一つが、わが生命を磨き、黄金に輝かせていく光です。立ちはだかる苦難も、障害も、失敗さえも、全部が、わが生命を強くし、金剛不壊に鍛え上げていく試練です。

ともあれ、一番不幸な人を救うために、そして世界の平和という人類の夢を実現するために立ち上がった団体が、この創価学会です。どんな権力にも屈せず、財宝や名声などにもとらわれない、最も美しく崇高な世界なのです。

このかけがえのない学会の未来を、今日ここに集った皆さんに私は託します。

皆さんが不退転の誓いを貫いてくれるならば、世界の広宣流布の前途は明るい。何があっても朗らかな負けじ魂で、良き友と励まし合い、前進していってください。今は、学びに学び、思う存分、力をつけてくれたまえ!
皆さんを送り出してくださったご家族に、くれぐれもよろしくお伝えください。担当者の方々も、お世話になります。未来部に尽くしてくださる皆さんのご一家は、陰徳陽報の法理に照らし、必ずや子々孫々まで勝ち栄えていかれるでしょう。

終わりに、若き愛弟子に

わが後継
 輝き光る
  金の汗
 鍛え伸びゆけ
  勝利の夏を

と贈り、私のメッセージといたします。