悩みがあるから
成長できる。
祈りが深まる。
煩悩即菩提の仏法だ。
全てを飛躍の力に!
四条金吾殿御返事 P1170
『真実一切衆生色心の留難を止むる秘術は唯南無妙法蓮華経なり』
◇希望の明日へ
国連中心主義は、数十年前から、訴え続けてきたことである。その間には、この主張は理想論にすぎないという批判も少なくなかった。しかし世界の平和と調和のためには、どうしても"人類の議会"国連を中心にしていかねばならないと確信していた。今ようやく人類が、この道理に対して認識を深めてきたことをうれしく思っている。
平2・10・10
☆勝利の人間学 第55回 獅子の誉れ男子部よ勝て
◇冥の照覧の大確信を
信心は格好ではない。「戦う心」で決まる。
男子がひとたび立つならば、「戦う心」を燃やして、「これだけ道を開いた」「これだけ拡大した」という歴史を創るのだ。
誰が見ていなくとも、誰が褒めなくとも、誇り高く、わが使命の劇を演じていくのだ。
私たちの一念と行動は、御本仏が全て御覧になってくださっている。全宇宙の諸天・諸仏が見守っている。この「冥の照覧」を大確信して戦うのだ。見栄や気取りなど、いらない。勇敢に大胆に、眼前の壁を突破せよ!
◇苦難こそ成長の好機
日蓮大聖人は、父親から信心を猛反対されていた池上兄弟に、『いよいよ・をづる心ねすがた・をはすべからず』(P1084、「兄弟抄」)と、仰せになられた。
広宣流布のために進めば、必ず三障四魔が競い起こる。その時こそ、成長できる。「人間革命」「宿命転換」のチャンスである。
臆病の心に負けてはならない。怯んでしまえば、そこに魔は増長して付け込んでくる。
「師子王の心」を取り出して、恐れなく迎え打てば、魔は退散するのだ。全ての苦難は、偉大な指導者になるための試練である。
◇青年城を築く時は今
御書には『未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ』(P231、「開目抄」)と記されている。
「未来」を決するのは、「今」である。
ゆえに今こそ、新たな人材を、一人また一人と、励まし、育てるのだ。その地道にして忍耐強い労作業以外に、学会の永遠の発展も、広宣流布の万代の伸展もない。
一人の「本物の人材」がいれば、全体が栄える。
要領では、人は育たない。わが身をなげうつ真剣勝負の「魂」と「魂」の触発で、「本物の人材」は育つのだ。そのなかで、自分もまた、本物に成長していけるのだ。
さあ、わが信ずる男子部の諸君! 君たちの満々たるエネルギーで、日本そして世界の未来を開く金剛の青年城を築いてくれ給え!