2014年11月11日火曜日

2014.11.11 わが友に贈る

苦手なことに
果敢に挑みゆけ!
壁を破ってこそ
真の成長がある。
向上の人生を歩め!

法蓮抄 P1050
『今法華経寿量品を持つ人は諸仏の命を続ぐ人なり、我が得道なりし経を持つ人を捨て給う仏あるべしや、若し此れを捨て給はば仏還つて我が身を捨て給うなるべし』

◇人生の座標
悲しみを糧にして、もっと大きな自分になればいい。もっと素敵な自分になればいい。苦しんだあなただからこそ、そうなれるんです。
顔を上げるんです。自分は一生懸命、生きたんだから、本当は「勝利者」なんです。

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第8回 科学者キュリー夫人
実りの秋は、おいしく、栄養のある、海の幸や山の幸にめぐまれる季節です。みんなも、モリモリ食べて、じょうぶな体をつくってください。
また「読書の秋」だね。10月末から11月の初めは、「読書週間」となっています。良い本は"心のごちそう"です。思いっきり読んで楽しさを味わい、グングンと成長してください。

私たちの創価学会は、「本」から出発しました。1930年(昭和5年)の11月18日に、小学校の校長先生である牧口常三郎先生が、弟子の戸田城聖先生と、『創価教育学体系』という「子どもの幸福のための教育」を説いた本を発表したのです。
その本に「創価教育学会」という名前が記され、この日が、学会の誕生日となりました。
創価学会では、「学ぶ会」という名前の通り、できた時から学ぶことを大切にし、特に、青年たちには良い本を読むことをすすめてきました。
私も、いつも師匠の戸田先生から、「今、何の本を読んでいるか」「内容を言ってみなさい」と聞かれました。ですから、しんけんに勉強していなければ、戸田先生の前には出られませんでした。
私が、大切な未来部のみなさんに贈った「7つの指針」にも、「本を読もう」という項目が入っています。
世界には、みなさんと同じ年のころから本をたくさん読み、やがて科学の大発見をした女性がいます。マリー・キュリーです。その発見のおかげで、多くの命が助かりました。「キュリー夫人」として、今もたたえられ、感謝されています。創価女子短期大学にはキュリー夫人の像が立っており、短大生も夫人のお孫さんと交流しています。きょうは、このキュリー夫人と"学びの旅"に出かけましょう!

マリー・キュリーは、150年ほど前の1867年11月7日、ヨーロッパの中央にあるポーランドという国に生まれました。3人のお姉さんと、1人のお兄さんがいる末っ子でした。
お母さんは、マリーが生まれるころには、重い胸の病気にかかっていました。「結核」といって、私も長い間、苦しんだ病気です。
マリーは、小さい時から本が大好きで、読書にはげみました。
マリーが暮らすポーランドは、何年も前から、他の国に支配されていました。学校の授業でも、ポーランド語を自由に使うことは禁止されていました。自分たちの国の言葉で、自由に本を読み、勉強することができない時代だったのです。マリーは、それをとてもくやしく、悲しく思いました。
そんな子どもたちのために、中学校の先生であるお父さんは毎週、詩や物語、歴史を読んでくれました。イギリスやフランスのお話を、ポーランド語で聞かせてくれることもありました。お父さんが読んでくれる本が"太陽"となって、マリーたちの心を明るくしてくれたのでした。
学校に通い始めると、マリーはますますたくさんの本を読み、勉強するようになりました。
しかし——悲しいできごとが起こりました。愛するお母さんが亡くなってしまったのです。マリーが10歳の時でした。
長い時間がかかりましたが、マリーたちは、悲しみから立ち上がりました。その心の支えとなった大きな力は、本を読むことでした。
苦しい時、つらい時にも、良き本はいつも、はげましを送ってくれます。勇気や希望を呼びさましてくれます。本は、たのもしい友だちなのです。

マリーは、学校を一番で卒業してからも、多くの人の役に立てるようになりたいと、勉強をがんばり続けました。お金はありませんでしたが、学びに学んで、フランスの大学にも行くことができました。
やがて、理科の研究に熱中するようになったマリーは、大学を卒業すると、フランスに残り、理科の先生のピエール・キュリーと結婚して、キュリー夫人と呼ばれるようになりました。
2人は力を合わせ、研究を重ねました。そして、努力のすえに、まだ発見されていなかった新しい物質を取り出すことに成功しました。これを「ラジウム」と名づけ、病気の治療や科学の発展に役立てていったのです。
1903年、すばらしい研究が評価され、2人にノーベル物理学賞が贈られました。この最高の研究に贈られる賞が、今年は日本人の博士たちに決まり、明るいニュースになりましたね。
みなさんの中からも、しょうらい、世界的な大科学者がたくさん、おどり出ることを、私は大確信しています。

キュリー夫人は、それから大切な夫を事故で亡くすという大きな悲しみにもあいました。しかし、断じて屈しませんでした。さらに前を向いて、研究を続け、1911年にノーベル化学賞を受賞しました。
多くの苦しみにも、悲しみにも負けなかった夫人の心の強さ、明るさ、かしこさは、世界中の人々を、どれほど力づけたことでしょう。
2人の女の子のやさしいお母さんでもあったキュリー夫人は、戦争中、はなれて暮らす子どもたちに手紙を送りました。
「勇気をもって、耐えること」「嵐のあとにも青空がもどってくることを、信じつづけなくてはね」と。そして、「未来のために」学びぬくようにはげましました。
2人は、大好きなお母さんにこたえて、努力をつらぬきました。お姉さんは大科学者となり、母のキュリー夫人と同じノーベル化学賞を受賞しました。また妹さんは作家になってお母さんの伝記を書き、本の力で、世界中にキュリー夫人のりっぱな人生を伝えていったのです。
勉強し、本を読むことは、みなさんの未来に、たとえ、つらく悲しい雨や風の日があっても、、「嵐のあとの青空」を広げ、希望の虹をかけます。
本を読めば、どんなしれんにも負けない心を持つ人になります。本と仲良くすれば、どんなつらいことも、いっしょに乗り越えていけます。
本を読めば、知らない世界や、すばらしい人のことを知ることができます。どんな国の人とも心が通じるし、だれとでも友だちになれます。
先日も、とてもむずかしい法律の国家試験を最優秀の成績で合格した、みなさんの先輩が、「小学生の時に本をたくさん読んだことが、すべての力のもとになっています」と話してくれました。その青年は、歴史のマンガなどから本に親しんでいったそうです。
みなさんも、ぜひ、「本を読む人」「本と仲良しの人」になってください。きょうみを持てる本からで、かまいません。
この秋、一冊でも、多くの本と、友だちになってみようよ!

2014年11月9日日曜日

2014.11.09 わが友に贈る

◇今週のことば
勝つための仏法だ。
「誓願」即「人間革命」
「実践」即「宿命転換」
創立の大精神を漲らせ
わが黄金の広宣譜を!
2014年11月09日

種種御振舞御書 P919
『かかる日蓮を用いぬるともあしくうやまはば国亡ぶべし』

◇人生の座標
経済的な「豊かさ・貧しさ」など、人間の本当の価値から見れば、ちっぽけなことです。少々、お金があるからといって、それを鼻にかけて、人を見下す人間がいれば、その心は貧困であり、敗北だ。

☆世界広布新時代第12回各部代表者会議へのメッセージ
「寒くなってきたので、皆、風邪をひかないように、威光勢力を増して、頑健に指揮を執れるように、今朝も妻と真剣にご祈念をいたしました」
「広宣流布大誓堂が落慶して1年。『月月・日日に』偉大なる誓願の題目の師子吼を轟かせながら、目覚ましい世界広布の前進と拡大と勝利を飾ることができました。温かな婦人部、また壮年部の応援を受けて、一段と、男子部も頼もしくなった。女子部も輝き光っている。男女学生部の成長も、誠に凛々しい。本門の時代が来ました」と語り、陰の労苦を厭わぬ同志の奮闘と努力に、心から感謝を述べた。
また日蓮大聖人が、竜の口の法難に御供した四条金吾に対し、『一閻浮提第一の法華経の味方であるから、梵天、帝釈も捨てられなかったのであろう』『御供の御奉公をされたのであるから、仏になられることは疑いない』(P1184、通解、「四条金吾殿御返事」)と讃えられたことに言及。
死身弘法の牧口、戸田両先生を原点とする創価学会は、大聖人に直結する「一閻浮提第一の法華経の味方」である。だからこそ、梵天、帝釈をも揺り動かして、全世界に大法弘通を成し遂げることができたのであると力説。
さらに、この学会の誉れある一員となって、慈折広宣流布に「御奉公」を貫いていくことが、どれほど深い宿縁であるか。この一点を自覚するならば、まだまだ力は出せる。智慧は尽きない。自信も、一家眷属も、永遠に仏の生命となると訴えた。
ともあれ、我らは、兄弟姉妹にも勝る絆で結ばれた地涌の同志である。心を一つに、励まし合い、学び合い、補い合い、「平和の柱」「青年の眼目」「世界市民の大船」として、大胆かつ周到に勝ち進んでいこうではないかと呼び掛けた。
最後に牧口先生の青年へのエールを贈り、メッセージを結んだ。
"君よ、勇猛精進し給え! 仏法は実行だよ""偉大な人間の名優となって、この世の使命の劇を演じ切れ!"

◎松戸の法戦がスタート、松戸は「千葉の心臓部、日本の心臓部」との使命を胸に、断じて10名全員の大勝利を!(^^)!

2014.11.08 わが友に贈る

「法華経は宝の山なり」
妙法の功力は絶大だ。
具体的な祈りと行動で
確信を強める日々を!
不動の境涯を開きゆけ!

三三蔵祈雨事 P1468
『されば仏は善知識に値う事をば一眼のかめの浮木に入り梵天よりいとを下て大地のはりのめに入るにたとへ給へり』

◇人生の座標
幸福の第二の条件は、「深き哲学を持つ」ことである。より具体的には、信ずるに足る宗教をもつことである。
それは、人生のバックボーンであり、人生の羅針盤となる。自分はどういう生き方をしようとするのかという、人生の規範となる。何が起ころうと、動揺することなく、毅然と立ち向かっていける確信となる。自分を律し、精神を高め得る力となる。そうした精神の支柱のある人生は幸福である。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.13� 地域広布の英雄へ
「地区座談会の模範たれ」──30年前、私は、大切な地区を担うリーダーの皆様に呼び掛けた。
座談会は、多くの同志たち仲間たちを乗せて、幸福へと運ぶ"希望の列車"である。地域の人びとを結び、いかなる困難にも災害にも負けない団結力を培い高めゆく、偉大な集いなのである。
わが地域の座談会が、ますます楽しく、皆で朗らかに語り合いながら、笑顔を輝かせ、心と心を通わせる「地域のオアシス」となることを、深く祈念してやまない。
第二次世界大戦の中、ナチスの非道な迫害を受けた経験を持ち、生涯にわたり「人間」を見つめ続けた哲学者ハンナ・アーレントは綴った。
「人間が活動する能力をもつという事実は、本来は予想できないことも、人間には期待できるということ、つまり、人間は、ほとんど不可能な事柄をなしうるということを意味する」
すなわち、人間には、苦難を乗り越える底力があるのだ。絶望に屈せず、希望を紡ぎ、逞しく連帯して未来を切り開く勇気と智慧があるのだ。この人間の善の可能性を信じ抜いてこそ、未聞の大偉業も遂行できる。
日蓮大聖人は、命にも及ぶ佐渡流罪の只中に、悠然と門下に仰せになられた。
『我等が如く悦び身に余りたる者よも・あらじ、されば我等が居住して一乗を修行せんの処は何れの処にても候へ常寂光の都為るべし』(P1343、「最蓮房御返事」)と。
世界のあの地、この地で、大聖人に直結して、広布は今、同時進行で伸展している。
広宣流布の師匠と同じ誓願に一人立ち、不可能と思われた世界への広布拡大を成し遂げたのが、我ら創価の誇りだ。
十方の諸天善神を強く揺り動かし、あらゆる障魔に打ち勝ちながら、わが愛する地域を発展させ、断固として「常寂光の都」へと輝かせゆこうではないか!

いにしえの
 縁の友と
  わが天地
 仲良く楽しく
  幸の宝土に

2014年11月7日金曜日

2014.11.07 わが友に贈る

皆が主役の座談会こそ
広布前進の原動力!
新入会者や友人と共に
希望輝く語らいを!
決意新たに出発だ!

主師親御書 P386
『或時は人に生れて諸の国王大臣公卿殿上人等の身と成つて是れ程のたのしみなしと思ひ少きを得て足りぬと思ひ悦びあへり、是を仏は夢の中のさかへまぼろしのたのしみなり唯法華経を持ち奉り速に仏になるべしと説き給へり』

◇人生の座標
幸福の第一条件は「充実」であろう。「本当に取り合いがある」「やりがいがある」「充実がある」--毎日がそう感じられる人は、幸福である。多忙であっても「充実」がある人のほうが、暇でむなしさを感じている人より、幸福である。
本来、人間は自分に挑戦しているときは、伸び続ける。他人と比較しはじめると、成長は止まる場合がある。なにか一つでも、自分が打ち込めるものをもっているならば、たとえば、それが仕事であれ、ボランティア活動であれ、なんらかの習い事であれ、それはおのずから自分の心の大地を耕し、育てることになる。具体的な労力の手ごたえのなかでこそ、充実も感じられるのである。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.13� 地域広布の英雄へ
ジャズ発祥の地といわれるアメリカ・ニューオーリンズを襲ったハリケーン「カトリーナ」(2005年)の災害にあって、いち早く復興を遂げた地域には、ある特色があったという。
そこには、日頃から、「対話」を促すリーダー的な人がいて、住民を結びつけていたというのだ。
思うに、今ほど地域社会に対話の場が求められている時代はない。我らが、愛する街で朗らかに行っている「座談会」は、実に先駆的で模範の広場なのである。
SGI芸術部長で、ジャズ界の王者と輝くハービー・ハンコック氏とウェイン・ショーター氏が力強く語られていた。
「私たちは学会活動を通し、メンバーが互いに応援し、支え合い、つながり合うことの価値を学ぶことができます。それは決して、上から下へのトップダウンではありません」
「座談会は、相手の立場に立ち、男女や人種や世代の違い、文化的・地理的な環境の違いによって生じる問題の本質を深く理解していくのに役立ちます」
両氏とも、多様な人びとが共存し、「オーケストラ」や「サラダボウル」にも譬えられるアメリカ社会にあって、長年にわたり地区部長や地区幹事として献身し、まさに地域を大切にされてきただけに、その言葉には千鈞の重みがある。

2014年11月6日木曜日

2014.11.06 わが友に贈る

日蓮仏法は
励ましの人間学なり!
御書や体験を通し
「絶対に大丈夫」と
信心の確信を語り切れ!

撰時抄 P266
『日蓮は閻浮第一の法華経の行者なり此れをそしり此れをあだむ人を結構せん人は閻浮第一の大難にあうべし』

◇人生の座標
それぞれの人に、それぞれの性格があり、それぞれの個性がある。個性があるから人格はできる。個性があるから、その人でなくてはならない生き方があり、人生があり、使命がある。個性とは、他の人がもたない、自分なりの独特の特性であり、本然的ににじみ出てくるものだ。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.13 � 地域広布の英雄へ
今夏、日本では豪雨による災害が相次いだ。被災された方々に、重ねて心よりお見舞いを申し上げ、一日も早い復興を懸命に祈る毎日である。
世界各地でも、近年、自然災害の脅威は増加している。そんな中、災害等への地域社会の抵抗力・回復力──すなわち、「レジリエンス」を高めていこうとする動きが活発化している。
最近の研究では、「レジリエンス」が強いとされる地域コミュニティーの共通点の一つとして、ある重要な力を持ったリーダーの存在が認められている。
その力とは、「人びとを結びつける力」という。政治的、経済的、社会的な立場の異なる様々な人びととの間に協力関係を築き、相互の交流を橋渡しする能力である。
いわゆる剛腕でもない。一人で全ての決断を下し、采配を振るうタイプでもない。多種多様な人々が互いに理解し合うために、その"橋渡し"を務められる「通訳型リーダー」ともいうべき存在なのだ。
わが友である、ブラジルの大音楽家アマラウ・ビエイラ氏は、東日本大震災に屈しない東北の方々を讃えておられた。
「人と人の間に生まれた最強の連帯感と、同苦と助け合いの心は、全人類の称賛に値するものであります」と。

2014年11月5日水曜日

2014.11.05 わが友に贈る

師弟の不屈の闘争で
広布の大河は世界に!
この不滅の原点を胸に
「創立の月」を進め!
勇気の二字で勝て!

観心本尊抄 P254
『天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか』

◇人生の座標
絶対に、君には君にしかできない、この世の使命がある。あなたには、あなたでしか咲かせられない人生がある。何を疑ったとしても、このことだけは疑ってはならない。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.13 � 地域広布の英雄へ
地区部長・地区婦人部長を中心に、異体同心で前進する姿こそ、広布の組織の理想である。
現在の「地区制」が発足したのは、30年前の昭和59年(1984年)1月のことであった。
壮年部の地区部長、婦人部の地区担当員(現・地区婦人部長)、そして男女青年部に新進気鋭の「地区リーダー」が、各地に誕生したのである。
わが創価の地区が盤石ならば地域も栄え、未来も輝く。その勢いは必ず一閻浮提へ波動する。
ここに日本の広宣流布の大発展の軌道が敷かれたと確信した私は、翌月から、18年ぶりのブラジル訪問をはじめ北南米へ1カ月を超える広布旅に飛び出したのである。
「地区広布」即「世界広布」──身近な人と人との絆、自分の住む近隣地域を大切にする行動を広げることが、必ず世界をも変える。創価の師弟は、常にこの心意気で前進してきた。
さらに地区を励まし支える「支部」のリーダーの方々も、そして最前線の「ブロック」の皆様方も、「わが地域の幸福と安穏は我らの手で!」と、誇りも高く立ち上がってくれている。
中でも、「白ゆり長」「副白ゆり長」の誕生から10周年の今年、あらためて尊きブロックの婦人部リーダーの皆様方の日々のご苦労を心から労い、讃嘆したい。
また、広宣流布の最前線に立つ"黄金柱"として、堂々と、満々たる闘魂で戦っておられる壮年ブロック長たちの雄姿が、いつも私の目に浮かんでくる。
五濁悪世の末法にあって、民衆の救済を誓願し、慈折広布に邁進されゆく尊貴な民衆指導者の皆様方! いつも、いつも、本当に、ありがとう!

2014年11月4日火曜日

2014.11.04 わが友に贈る

どんな宿命も
使命に変えるのが
我らの仏法だ!
強盛なる祈りで
わが胸に希望の太陽を!

松野殿御返事 P1382
『何に賎者なりとも少し我れより勝れて智慧ある人には此の経のいはれを問い尋ね給うべし』

◇人生の座標
人間は、だれでも、自分らしい自分の開花を求めている。それが妨げられると、人間は「うつろな心」になるか、「破壊的な行動」に走ってしまう。それが「いじめ」や「ファシズム」の土壌にもなっていく。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.13 � 地域広布の英雄へ
アフリカの正義の厳窟王・マンデラ氏や、東西冷戦を終結させた立役者・ゴルバチョフ氏など、多くの世界の指導者を迎えてきた聖教新聞社の7階からは、信濃町周辺の街並みが一望できる。
今、日本中、世界中の宝友が勇み集われる広宣流布大誓堂を中心とする総本部を、陰に陽に守り支えてくださっている地元の皆さんに感謝は尽きない。
先日も、この本陣・新宿で入会したタイの青年の体験を伺った。日本に来て創価学会の話を聞いたところ、実は祖母がタイ創価学会のメンバーで、幼いころから題目に親しみを覚えていた。晴れて7月に入会し、今、任用試験に向けて教学に挑戦の日々である。
国境を超え、世代を超えて、題目の音声が地球に轟く時代である。
この青年は、信心の正しさを知り、求道の心に燃えて入会できたのは、地区の皆さんが共に勤行・唱題し、温かく面倒を見てくれたお陰ですと、笑顔で語っているという。
SGIの人間主義の活動にも深い理解を寄せてくださっていたブラジルの文豪アマード氏は、こう洞察されていた。
「勇気と愛情、英雄たちの心はこの二つからできている」
勇気──それは、正義を貫き、師子の如く真実を叫び抜く魂である。
愛情──それは、同苦の心で、仏の如く民衆を守り抜く慈悲である。
この心を漲らせて戦い続ける真の英雄、人間主義のヒーロー、ヒロインは、いずこにいるか。
私は、広宣流布の一切の起点たる「地区」を担い支えてくださる、偉大なリーダーの方々を思い起こさずにはいられない。

◎Q1.どうしたら、深い友情の拡大ができるか?
相手の幸福を祈ることです。祈りは必ず通じる。祈られた人は、必ず祈る人の境涯に包まれ、善の方向へと向かうものです。
必ず仏縁を結んでいける。たとえ相手が反対したとしても。
祈りは宇宙の、仏法の真髄なのです

2014.11.03 わが友に贈る

◇今週のことば
地域のため 社会のため
貢献する宝友に最敬礼!
仏法は「人の振舞」だ。
誠実に 快活に
友情と信頼を広げよう!
2014年10月20日

聖人御難事 P1191
『をくびやう物をぼへずよくふかくうたがい多き者どもはぬれるうるしに水をかけそらをきりたるやうに候ぞ』

◇人生の座標
個性は「人間として、人間らしい生き方をする」根本です。お金は使ってしまえば無くなってしまう。物は、いつかは壊れるし、「自分自身」を豊かにしてはくれない。しかし、個性は、耕せば耕すほど豊かになる。使えば使うほど豊かになる。減りもしなければ、無くなりもしない。そういう何かが、必ず一つは自分の中にある。その「宝」を光らせていく戦いが人生です。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.13 � 地域広布の英雄へ
あの町に
 また この街に
  たゆまざる
 宝友(とも)の陰徳
  菊花と薫らむ

先日(10月12日)、久方ぶりで聖教新聞社に足を運び、懐かしき「言論会館」で勤行を行った。
御宝前には、その日の聖教新聞と一緒に、日本全国の尊き「無冠の友」(配達員)の方々の芳名を収めたCD、また代表として表彰された「優秀無冠の友」の名簿がお供えされている。
壁には、かつて通信員の方々へ私がお贈りしたメッセージが掲げられてあった。今年は、聖教が誇る通信員制度の発足60周年でもある。
私も妻も、聖教新聞の一層の大発展を強盛に祈念した。そして「無冠の友」「通信員」「新聞長」をはじめ、聖教を支えてくださっている全ての方々に届けと、真剣に題目を送った。
この新宿区信濃町の現在の場所に、聖教新聞社の社屋(現・第一別館)が落成したのは、昭和36年(1961年)であった。私の会長就任の翌年であり、「躍進の年」と銘打った年である。新たな「言論城」の誕生と同時に、広宣流布の「躍進」は加速した。
今再び、世界広宣流布新時代の「躍進の年」を、創価の"人間主義の旗"たる聖教を高らかに掲げて、動き、語り、颯爽とスタートしていきたい。

2014.11.02 わが友に贈る

御聖訓「例には他を
引くべからず」。
まず自らが壁を破れ!
その模範の行動に
皆が奮い立つ!

御講聞書 P819
『今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者、無上宝聚不求自得の長者に非ずや』

◇人生の座標
本当の個性は、必死の努力によってしか花咲かない。だから、今の自分が自分のすべてだと思ったら、大きな間違いを犯してしまう。

☆大白蓮華巻頭言 2014年11月 白ゆりと華陽のロマンの物語を!
自信をもって世の中へ打って出る勇気を、これからの女性に大いに育んでもらいたい——「平和研究の母」ボールディング博士と語り合った願いである。
博士も、"私は我ながら自信が強いほうだと思います。それは母が「人間は誰もが重要な存在なのよ」と教えてくれたからです"と、微笑んでおられた。
母の真心の励ましに勝る力が、いずこにあろうか。
御義口伝には、『宝浄世界とは我等が母の胎内なり』(P740)と仰せである。
御本仏が、私たちの生命は、母という何よりも荘厳な宝浄世界から湧現した尊極の宝塔であると、明かしてくださっている。この原点に深く目覚めれば、尽きせぬ自身と感謝が込み上げてくるではないか。
初代会長・牧口常三郎先生は、女性こそ「未来の理想社会の建設者」なりと叫ばれ、すべての母たち、女性たちの幸福を祈り、そのために戦い抜かれた。
あまりに崇高な牧口先生の殉教より70年——。
創価の母たちは、「どんな人も仏の生命を持っている」という大哲学を掲げ、「必ず幸せになれる」「どんな宿命も転換できる」「絶対に大丈夫!」という大確信の励ましを、一人また一人に贈り続けてきた。
そして今、日本全国も世界各地も、婦人部と女子部の麗しいスクラムが黄金の輝きを増し、「白ゆりの心」を脈々と受け継ぐ「華陽の乙女たち」が、仲良く朗らかに希望の対話を広げてくれている。
創立の父も、どれほどお喜びくださるであろうか。
女性の一生は「幸福の門」を開く劇といってよい。なかんずく、「女人成仏」の妙法を受持した女性は、自分も幸せになり、縁する家族も、眷属も、地域も、社会も、世界も、未来も、幸福へとリードできる。
その途上に起こる波乱の一幕一幕は、自他共に永遠の福光の大境涯を勝ち開くためにこそあるのだ。
わが師・戸田城聖先生も温かく包み励まされた。
「何でも一筋縄では行かないのが人生だ。しかし、全部、意味がある。苦難が大きい分、功徳も大きい。妙法を抱きしめて、障魔よ何するものぞ! と戦うんだよ。信心は自分を変え、一切を変える力だ」と。
これほど明るく、これほど気高く、これほど人々に歓喜と感動を広げゆくロマンの舞台があろうか
「昭和47年7月豪雨」と記録される災害の折、愛する山光の島根で救援に走った同志の中に、忘れ得ぬ母がいる、長年、悪口罵詈の中、弘教を貫き、破産の危機も克服し、地域に信頼を広げてこられた。
「人のために悩み祈れることが最高の功徳です。試練を打ち負かすまで、とことん一緒に勝ち切ります。一人から喜びの物語は始まるのですから!」と。
「目標は母です!」と、白蓮グループ、鼓笛隊出身の娘さん方はじめ、ご家族も地域の友も颯爽と続く。
女性の涙の上に築かれてきた人類史を転換しゆく、創価の婦女一体の「喜びの物語」「希望の物語」「ロマンの物語」は、いよいよ楽しく賑やかだ。
世界広布新時代の躍進の門は、ここに開かれた!

白ゆりと
 華陽の宝友(とも)に
  ロマンあり
 女性の世紀の
  生命(いのち)の讃歌を

2014年11月1日土曜日

2014.11.01 わが友に贈る

未来の指導者たる
 学生部は世界の宝!
 対話拡大に挑む
 英知の若師子に
 最大の応援と励ましを!

松野殿女房御返事 P1395
『法華経は初は信ずる様なれども後遂る事かたし、譬へば水の風にうごき花の色の露に移るが如し、何として今までは持たせ給うぞ是偏へに前生の功力の上釈迦仏の護り給うか、たのもししたのもしし』

◇人生の座標
自分自身を支配できた人こそが、本当の自由なのです。賢者は心の自由人、愚者は心の奴隷なのです。

☆新時代第2回全国男子部幹部会へのメッセージ
「常勝の空」晴ればれと、意気天を衝く全国男子部幹部会、誠におめでとう!
わが大関西を先頭に、本門の男子部が見事なる折伏行で、新たな錦州城を堂々と築き上げてくれている。その大城を仰ぎ見ることは、何といううれしさであろうか!
大阪、京都、滋賀、福井、兵庫、奈良、和歌山から、胸を張って集い来たった、全関西の誇り高き勇者たちよ! また日本全国の誉れの精鋭たちよ!
皆、男らしく戦ってくれた。ありがとう! 本当にありがとう!
大情熱で歌い舞ゆく友、勇壮に陣太鼓を轟かせゆく友、裏方に徹して皆を支えゆく友──愛弟子の君たち一人一人と、私は固い固い生命の握手を交わしています。
さらに、「心の王者」たる関西音楽隊よ、"日本一"の凱旋、おめでとう!
そして、関西の偉大な父たち、偉大な母たちは、まさに私と不二の心で、後継の青年を慈しみ、励まし、育て、応援してくださっている。ここで我らは、すべてを見守る常勝の父母たちの心に届けと、感謝の大拍手をお送りしようではないか!

今日は、私が、ここ関西で青春の全生命を賭して実践し抜いた御聖訓を、あらためて拝読したい。それは、「法華経兵法事」の結びの一節である。
すなわち──『なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし、「諸余怨敵・皆悉摧滅」の金言むなしかるべからず、兵法剣形の大事も此の妙法より出でたり、ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候』(P1192)と。
法華経とは究極の将軍学なり。この法華経の信心に勝る兵法は、どこにもない。
ゆえに若くして、この「常勝の兵法」を持った君たちは、いかなる人生の宿命にも、いかなる社会の圧迫にも、断固として負けてはならない。絶対に打開し、勝ってみせる。絶対に、縁する一人一人を幸福にしてみせる。絶対に民衆の正義の連帯を打ち立て、人類の平和の道を開いてみせる。そのための信心である。
君も我も、勇敢に戦い切り、一生涯、常勝の劇を悔いなく飾って、これから無数に続く世界の地涌の友に、限りない勇気と希望を贈りゆこう!
これが関西だ。これが創価の青年だ。
戸田先生は、生涯の願業たる75万世帯の大折伏を達成された年の11月、私に「ひとたび広宣流布の戦を起こしたならば、断じて勝たねばならぬ」と言われた。
この師弟勝利の襷を、頼もしく力走する君たちに託して、私のメッセージとします。

尊き弘教拡大の友の無量無辺の大福運、そして新入会の友が一人ももれなく、大功徳に包まれ、幸福と大勝利の人生を飾りゆかれるよう、私も題目を送っています。
ご家族にも、地元の同志にも、どうか、くれぐれもよろしくお伝えください。
人材光る男子部、万歳! 団結輝く大関西、万歳! 永遠に魔軍を抑えゆけ!

◎最近パソコンが重く、ネットワークの調子も悪い。Apple AirMACが欲し〜い(^^♪

2014年10月31日金曜日

2014.10.31 わが友に贈る

空気が乾燥する季節
火災に厳重警戒を!
使い始めの暖房器具や
コンセントの埃など
基本の注意を怠るな!

曾谷殿御返事 P1056
『何に法華経を信じ給うとも謗法あらば必ず地獄にをつべし、うるし千ばいに蟹の足一つ入れたらんが如し』

◇人生の座標
同じ「自由」を、立派に価値創造に使う人もいれば、気ままに浪費して不価値・反価値にしてしまう人もいる。自由の名を叫びながら、自由を破壊する人もいる。「自由」それ自体、価値と不価値を含んでいる。

☆中国・陝西師範大学で第8回池田思想国際学術シンポジウムへのメッセージ
1981年、陝西省に聳え立つ秦嶺(しんれい)山脈において、地球上から絶滅寸前とされていた美しい朱鷺(とき)が幾羽も発見されました。その貴重なる朱鷺を、貴国から日本に贈っていただき、人工孵化に成功したことは、胸の熱くなる友誼と共生のドラマであります。
この友好のシンボルである「朱鷺」をモチーフにした上海歌舞団による舞劇が、明年、日本全国で公演される運びとなりました。
今月、そのプレビュー上演会が、中国人民対外友好協会と民音の主催で行われ、美しき圧巻の舞は大いなる魂の飛翔をもたらしてくれたのであります。
思えば、シルクロードは、音楽美術の結晶ともいうべき「飛天」が流伝する道でもありました。
シルクロードの各地に描かれた「飛天」は、羽衣をなびかせて自在に天を舞い、音楽を奏で、民衆救済に尽くす善なる力用を表しています。
この優美な飛天の如く、あらゆる束縛や障害を打ち破り、青年たちの尽きることのない英知と創造力を、私たちは広々と解き放っていきたい。そして、人類の平和と共生の未来へ、共々に天空高く飛翔してまいりたいのであります。
私も先生方とご一緒に、未来永遠に世界市民が心を通わせゆく「精神のシルクロード」を力の限り、開き続けていく決心であります。
結びに、西安市、そして陝西師範大学の千秋万歳の大発展、またご列席くださいました諸先生方のますますのご健勝とご活躍を、私は妻と共に、心よりお祈り申し上げ、メッセージとさせていただきます。謝謝(シェシェ)!

2014.10.30 わが友に贈る

人材育成の根本は
一緒に動くことだ。
共に学び合うことだ。
励まし続けることだ。
さあ今日も友のもとへ!

種種御振舞御書 P919
『此の国の亡びん事疑いなかるべけれども且く禁をなして国をたすけ給へと日蓮がひかうればこそ今までは安穏にありつれどもはうに過ぐれば罰あたりぬるなり』

◇人生の座標
自由とは、自分の生きる価値で決まる。自分の「心」、「境涯」で決まる。そこに自由があるのに、自分はそれをわからずに、不自由と思っている場合もあるだろう。同じ場所にいる人が、大いなる自由を感じている場合もある。

☆中国・陝西師範大学で第8回池田思想国際学術シンポジウムへのメッセージ
第三に申し上げたいのは「教育の連帯」です。
二千年前、ここ西安に創設された中国初の官立学府は、まさしく大学の源とされております。この学術の都、教育の都に、日本からの幾百千の遣隋使・遣唐使も学び、惜しみなく文化の実りを伝えていただきました。
長安と日本を結ぶ道は「ブックロード」とも呼ばれます。留学者たちが命懸けで、貴国から持ち帰った厖大な漢籍が、日本の文化の礎となりました。
ともあれ、教育の本義たる、人間生命の可能性の開花のためには、異なる他者との相互の啓発が絶対に不可欠であります。
これは、中国の青年たちと奥深い精神の連帯を結んだアメリカの大教育者デューイ博士の哲学でもありました。デューイ研究の最高峰の二人の知性、ヒックマン博士、ガリソン博士との鼎談集で、私たちが確認し合った一点は、"個人や、文化全体が相互に作用し合う時にこそ、新しい意義と価値が生まれる"ということであります。
おかげさまで、わが創価大学も、日本における「スーパーグローバル大学」の一つに選定されました。
特に中国の多くの大学と学術交流協定を結ばせていただいていることに、この場をお借りし、あらためて御礼申し上げます。

2014年10月29日水曜日

2014.10.29 わが友に贈る

わが目標へ向かい
執念の挑戦を!
たゆまざる努力の中に
自身の成長があり
新しき建設がある!

最蓮房御返事 P1340
『今時は師に於て正師邪師善師悪師の不同ある事を知つて邪悪の師を遠離し正善の師に親近すべきなり』

◇人生の座標
自由とは、不自由と表裏一体です。一番多忙な人は、一番不自由なようでいて、一番本当の自由を謳歌している。
時間的な自由というのは「空」です。時間の長さは基準にならない。時間がたくさんあるから自由とは言えない。

☆中国・陝西師範大学で第8回池田思想国際学術シンポジウムへのメッセージ
第二に申し上げたいのは「女性の交流」です。
大乗仏典の精髄である生命の讃歌「法華経」は、鳩摩羅什とその弟子たちによって、ここ西安で翻訳されていきました。
この法華経の中で第一ともいうべき要の法理は「女人成仏」すなわち「女性の尊厳と永遠の幸福」の大宣言にこそあります。
陝西師範大学が誇る「婦女文化博物館」には、漢字とは異なる、女性だけで用いた文字(女性文字)である「女書」の貴重な資料が保管されています。湖南省江永県で発見されたもので、その地域の女性の間で交わされ、伝えられてきた文字であります。
明代の末期から清代の初期に形成されたともいわれ、女性が表現手段として、自分たちの文字を使用したいという点において、漢字をもとにした日本の平仮名や韓国のハングルと相通ずるとの研究もなされております。
いずれにしても、いかなる時代・境遇にあっても、女性たちが生命を慈しみ、育み、苦楽を分かち合って咲かせてきた「文化の華」の一つといえましょう。
高度な情報化が進む現代において、女性の優れたコミュニケーション能力は、いよいよ輝きを放っていくに違いありません。
私たちの忘れ得ぬ規範は、周恩来総理の夫人であられる�頴超先生です。
素晴らしい劇を上演した、ある劇団員の方への激励も思い起こされます。
�先生は、劇の上演には、各分野のチームワークが要請されるとされ、「上演の裏方の仕事は、いずれも無名の英雄です。私はあなた方を通して、これら裏方の仕事をしている皆さんに感謝の意を表したい」(高橋強、水上弘子、周恩来�穎超研究会編著『人民の母—�穎超』)と語り掛けられました。
地域社会にあっても、温かく、細やかな女性たちの対話と交流の積み重ねによってこそ、生命尊厳と平和のオアシスが広がりゆくことを、私は確信してやみません。

2014年10月28日火曜日

2014.10.28 わが友に贈る

多忙な中にあっても
読書の暇をつくろう!
一日5分でもいい。
学び続ける人生に
行き詰まりはない!

佐渡御書 P958
『心は法華経を信ずる故に梵天帝釈をも猶恐しと思はず』

◇人生の座標
悪なくして善はなく、善なくして悪なし--両者は、相対的であるとともに相補的な実在である。
決定的に重要なことは、善も悪も互いに(善なら悪を、悪なら善を)「他者」として、その関係性の上に「自己」を成り立たせているということである。
ゆえに、悪も、対応のいかんによっては善に転じ得るのだという点では、可変的実在なのである。

☆中国・陝西師範大学で第8回池田思想国際学術シンポジウムへのメッセージ
第一は、「文化の和合」であります。
いにしえの『礼記(らいき)』には、「楽は天地の和なり」(音楽は天地の間の〈自然の〉和合作用を代表するもの)と記されています。
この音楽の妙なる「和合の力」の偉大な実例こそ、シルクロードであったとはいえないでしょうか。
大国際都市たる長安(現在の西安)に、西アジアから日本までを結ぶシルクロードの各地から多彩な楽舞が集まり、「十部楽」として見事に集大成されたことも、有名であります。
ここで私が、シルクロードの音楽文化に注目するのは、その基盤があくまでも「内発的」であるからであります。
『礼記』に「楽は中(うち)より出づ」(音楽は内面から来る)、「楽は徳の華(か)なり」(徳の美しい発現が音楽である)、また「論倫(ろんりん)、患(うれい)無きは楽の情なり、欣喜歓愛(きんきかんあい)は学の官なり」(人びとを互いに親しませ、憂いや悲しみを忘れさせるのが、音楽の性能であり、人を喜び楽しませるのが、音楽の作用である)ともあります。
まさに、心より出て心へ至り、憂愁や悲嘆を取り払い、希望と喜びをもって、心と心を結ぶ——かのシルクロードの音楽に象徴される文化の和合の力を、現代に蘇らせていきたい。
その願いを込めて、民主音楽協会(民音)を創立したのは、1963年のことでありました。当初は、無理解や偏見の批判も浴びせられましたが、半世紀を経て、105カ国・地域の音楽芸術を日本に伝え、鑑賞者は累計で1億1000万人を超えます。
1985年、いまだ険しい冷戦の国際情勢下にあった「シルクロード音楽の旅」の公演では、中国とソ連、さらにトルコ、日本の麗しき友情のハーモニーが、清々しい感動を広げたのであります。
敬愛してやまない周恩来総理は強調されました。
「われわれは人民の世紀の開始に立っている。われわれのこの時代における国際関係の時点は、人民外交の大々的展開である」(森下修一編訳『周恩来・中国の内外政策』)と。
なかんずく、周総理が重視されたのが、文化交流であり、民間交流であります。
どんな複雑な時代にあっても、この道さえ閉ざさなければ、必ず平和友好を開くことができる——周総理から託された揺るぎなき信念を、私は次の世代へ厳然と受け継いでいきたいのであります。

2014年10月27日月曜日

2014.10.27 わが友に贈る

◇今週のことば
難を乗り越える信心だ。
妙法は絶対なりとの
大確信で祈り切れ!
今の労苦が必ずや
生命の財宝となる。
2014年10月27日

最蓮房御返事 P1341
『弘長には伊豆の国に流され文永には佐渡嶋に流され或は竜口の頚の座等此の外種種の難数を知らず、経文の如くならば予は正師なり善師なり諸宗の学者は悉く邪師なり悪師なりと覚し食し候へ』

◇人生の座標
梅が桜に憧れて、桜になろうとしても、意味がない。梅は梅らしく、自分を咲かせきっていくことが正しいし、それが幸福というものです。
個性はみんな違う。だから面白い。みんな同じだったら、つまらないでしょう。

☆中国・陝西師範大学で第8回池田思想国際学術シンポジウムへのメッセージ
深き学理の探究と、大きな友誼の心で、第8回の国際学術シンポジウムにご参集くださいました先生方に、最大の敬意を表します。ご多忙のなか、誠に誠に、ありがとうございます。
シンポジウムのために最高に素晴らしき舞台を整え、迎えてくださいました陝西師範大学の程光旭(ていこうきょく)学長、お懐かしい房喩(ぼうゆ)前学長をはじめ、ご関係の先生方に心から感謝申し上げます。
今回のテーマである「『精神のシルクロード』で開く新時代」を掘り下げるうえで、ここ西安ほど、ふさわしきロマンの天地はないでありましょう。
私自身、1974年6月、この憧れの都・西安で、壮大なる人類の交流の歴史を偲びながら、冷戦で凍え切った世界へ、新たな対話の陽光を広げゆく決意を深めました。
この初訪中からの1年間で、私はソ連を初訪問し、再び中国へ、さらにアメリカへ、三度、中国へ、そしてヨーロッパへ、またソ連へと、平和追求の旅を重ねました。
その間断のない対話の流れの中で、私はモスクワ大学での講演に臨み、「世界市民の心と心に燦然と輝く『精神のシルクロード』の確立を!」と呼び掛けたのであります。
今再び、宿縁深き先生方とご一緒に、私はシルクロードの原点の地・西安に立って、新たな一歩を踏み出す思いで、メッセージを贈らせていただきます。

中国の陳から隋代の大哲人・天台大師は、「道は能通(能く通ずる)を以て義と為す」と説きました。
万般において、行く手を阻む障壁が立ちはだかろうとも、それを突き抜け、目的へ、理想へ、断固と到達せしめていく——ここに、道の道たるゆえんがあるといってよいでありましょう。
ここでは、人類の心を結びあわせゆく道に、「文化の和合」「女性の交流」そして「教育の連帯」という3つの次元から、光を当ててみたいと思います。

◎関西で11.5「男子部の日」を祝賀する新時代第2回全国男子部幹部会
◎サイクリストの聖地「しまなみ海道」に7,300人、来年は参加したい!(^^)!

2014.10.26 わが友に贈る

自分に勝つ人こそ
最も偉大な勝利者!
昨日よりも今日
今日よりも明日へ
一歩でも前に進め!

太田入道殿御返事 P1012
『書は言を尽さず言は心を尽さず事事見参の時を期せん』

◇人生の座標
この世に生まれてきた以上、絶対に自分にしかできない自分の使命がある。そうでなければ、生まれてはこない。宇宙は決して無駄なことはしない。何か意味がある。人間が「雑草」と呼んでいる植物にだって、何か意味がある。また、「桜」には桜の、「梅」には梅の、「桃」には桃の、「李」には李の、それぞれの個性があり、使命があり、意味がある。

☆名誉会長と共に新時代を開く 第39回 新しい力を 新しい勝利を
今、全国で、世界の各地で、新入会の友が誕生している。
人を育てることが、新時代を開くことである。学会精神を伝え、人材を育てるといっても、特別な方法があるわけではない。
戸田先生は言われた。
「学会の会合は、たとえ一人でも、二人でも、その人を大切にし、その人のために仏法を説き、感激をもって、真剣に語り合っていくことだ」
たとえ相手が一人でも「よく来ましたね」「ゆっくりお話しましょう」と声を掛け、悩みや意見に耳を傾ける。それでこそ人は心を開き、立ち上がる。
日々の触れ合いの中で、一歩一歩、信心を深めていきたい。先輩として、友として、ありのままに話していくのだ。その人をよく知り、幸福を真剣に祈る中で、智慧と慈悲が湧く。最高の励ましを送っていける。

信心は年数ではない。勇気で決まる。師弟に生きる心の深さで決まる。「熱原の三烈士」の不惜身命の精神を、私は詩にうたい、友に贈ったことがある。
生死流転の神四郎
桜の花に吹く風に
あれよ広布の鑑よと
その名かんばし熱原の
烈士の命 誉れあり
三烈士の入信は法難前年の弘安元年ごろ。いわば「新入会」の偉大なる使命の人であった。
思えば、戸田先生と共に75万世帯の弘教を成し遂げたのも、新しい人材だった。
当時は、入会3年以内の友が約8割。新しい力が、新しい歴史を創ったのだ。
御書には、『師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし』(P957、「佐渡御書」)と仰せだ。
勇気の信心あるところ、必ずや地涌の菩薩が躍り出る。ここに広布の方程式がある。
さあ、共に築こう! 新しい希望を! 新しい勝利を!

2014.10.25 わが友に贈る

共に仏法を学び
語り合うなかで
信心の原点は築かれる。
任用試験の受験者に
最大の励ましを!

妙密上人御消息 P1237
『夫れ須弥山の始を尋ぬれば一塵なり大海の初は一露なり一を重ぬれば二となり二を重ぬれば三乃至十百千万億阿僧祇の母は唯一なるべし』

◇人生の座標
「桜梅桃李」(桜は桜らしく、梅は梅らしく、桃は桃らしく、李は李らしく)という言葉がある。それぞれの個性や違いを認め合い、よいところを見つけ、褒め称えていける、そういう広い心があれば、その人のもとには、人が集まる。自分も喜びを感じられるし、喜びを与えることもできる。
反対に、小さいことで人を責めたり、いちいち騒ぎたてたりする、心の狭い人は、皆を疲れさせるし、避けられてしまうものだ。

◇人生の座標
この世に生まれてきた以上、絶対に自分にしかできない自分の使命がある。そうでなければ、生まれてはこない。宇宙は決して無駄なことはしない。何か意味がある。人間が「雑草」と呼んでいる植物にだって、何か意味がある。また、「桜」には桜の、「梅」には梅の、「桃」には桃の、「李」には李の、それぞれの個性があり、使命があり、意味がある。

☆中国・南京理工大学「名誉教授」称号授与式への謝辞
本日、私は、大中国の科学技術を誇り高くリードされゆく名門、貴・南京理工大学から、最上の栄誉を賜りました。
「以人為本、厚徳博学」(人をもって本となし、徳厚き博学の人たれ)との高邁なる建学の精神を、深く生命に刻みつつ、貴大学の名誉ある一員とさせていただきます。
王暁鋒学長をはじめ、諸先生方の御厚情に、心より御礼を申し上げます。誠に誠にありがとうございました。
王者の風格の大河・長江と共に、悠久の歴史の絵巻を綴ってこられた佳麗なる古都・南京を、高名な歴史学者の朱�(しゅせつ)先生は讃えられました。
——文学は盛んに人物も優れ、山河は秀麗にして気象も雄壮偉大なり。しかも民族と難儀を共にし、喜びと憂いを分かち合う親しさにおいて、第一の都なり、と。
この天下一なる人材の都・南京において、仰ぎ見る英知と人格の指導者を育成し続けてこられたのが、人間王者の最高学府たる貴大学であります。
産学連携を推進して、地域の経済発展に寄与されるとともに、大中国の工業化、情報化を力強く牽引されてきた足跡も、誠に有名であります。
貴大学は、昨年、創立60周年の佳節を飾られ、更に堂々たる飛躍を遂げておられます。
王学長はじめ諸先生方、また麗しき同窓の方々の偉大な御尽力に、私たちは、心より尊敬と賞讃の大拍手を送らせていただきたいのであります。

36年前(1978年)の秋、南京に第一歩をしるした折、各界の皆様方に、ひときわ冴えわたる月天子と共に熱烈歓迎していただいたことが、昨日のように思い起こされます。
天も、地も、人の心も美しき、世界に燦たる、この民衆の宝土を、日本軍の蛮行がどれほど蹂躙してしまったことか。
私たちは、雨花台の烈士陵園を訪れ、新中国建設のために命を賭して戦われた先人方、そして、日中戦争の犠牲となられた数多くの方々に、懇ろに追善の祈りを捧げさせていただきました。
わが創価教育は、日本を暴走させた国家主義、軍国主義の教育に真っ向から対峙して、「人間主義」「平和主義」の価値を想像する教育を貫き通してまいりました。
創始者である牧口常三郎先生と戸田城聖先生の師弟は、軍部政府に投獄され、牧口先生は獄死しております。
生きて出獄した戸田先生と共に、私たち弟子は、生命尊厳を信念とする若き世界市民を育成し、平和と文化と教育の連帯を広げゆくことこそ、残酷な戦争の悲劇を転換する王道なりと定めて、数多の圧迫を恐れずに、行動を重ねてまいりました。
貴国の皆様方と共々に、留学生の往来をはじめ、両国の青年交流の「金の橋」を、大きく築くことができました。
この橋は、いかなる時代の激流にも断じて揺らぐことはないと確信しております。
貴大学は、幅広く世界の大学と教育交流を推進され、多くの国々から留学生を受け入れ、極めて国際性豊かな総合大学として大発展を続けておられます。
その意味におきまして、私は、貴大学から賜りました栄誉を、わが創価大学、アメリカ創価大学、創価学園の学生・生徒、教職員、卒業生一同と共々に拝受させていただき、この尊き友情を次の世代へ脈々と受け継いでいきたいと思っております。

南京訪問の折に、私たちは、人民の力で築き上げられた長江大橋を見学し、さらに、敬愛してやまぬ周恩来総理が建国前の激動期に奮闘された梅園新村記念館にも案内していただきました。
そして、厳粛な佇まいの中山陵(ちゅうざんりょう)を訪れ、中国革命の父・孫文先生のお心を偲んだのであります。
孫文先生は、力強く訴えられました。
「世界の事業は、どうしても、まず、事をはじめる人間を必要とし、そのあと多くの賛成者を必要とし、さらにそのあと多数の実行者を必要とし、そうしてこそ成功をおさめることができます」(山口一郎訳『孫文選集』第1巻)と。
孫文先生の魂魄が留められた、ここ南京の地で、貴大学は、先生の叫びのままに、教育の真髄の力によって、壮大なる長江の流れの如く、滔々たる人材の潮流を創り広げてこられました。
この夏、若者のスポーツの祭典であるユースオリンピックが、南京で盛大に行われました。
「青春を分かち合い、共に未来を築こう!」をスローガンに掲げた大会において、貴大学の学生たちが、幾多のボランティアとして溌剌と活躍されたことは、実に清々(すがすが)しい青春の劇であります。
貴大学が、有為な逸材を社会に送り出し、中国屈指の就職率を誇っていることも、よく存じ上げております。
貴大学の大前進を、青年をこよなく愛された孫文先生も、周恩来総理も、さぞかし会心の笑顔で見守られているに違いありません。

英明なリーダーシップを発揮される王学長は、学生たちに対して、期待を込めて、温かく呼び掛けておられます。
——天高く聳える大樹の如く、順境と逆境とを問わず、栄誉と恥辱に動ぜず、力強い姿を保ち、頭の天辺の真っ青な空と白い雲を黙々と注視することができるようになるのだ。
そして、艶を競って咲き誇る二月蘭の如く、チャンスとチャレンジとを問わず、いつもと変わらぬ優雅な態度を保ち、足元の肥沃な大地に深く根を下ろすことができるようになろう——と。
何と素晴らしき青春の指針でありましょうか。
今、世界はますます烈風の吹き荒れる乱世であるからこそ、教育の拡充と深化と交流によって、私たちは、若き生命に、何ものにも負けない勇気を薫発してまいりたい。
そして、いかなる危機をも打開する智慧を磨き、あらゆる差異を乗り越えていく友誼の心を育んでいきたいと思うのであります。
青年の熱と力こそが、地球文明の新たな創造をもたらします。
青年の熱と力こそが、人類の未来の勝利を開きます。
青年の熱と力こそが、世界の平和と共生を広げます。
貴大学の校歌は、高らかに謳い上げております。
「知識の海洋を逍遥し
天地寰宇(かんう=天下)を探索する
我らは神聖なる使命を担いつつ
素晴らしき明日を創造する」と。
本日より、貴大学の皆様方と御一緒に、私たちも、中国と日本、さらにアジア、そして全世界の「素晴らしき明日」の創造へ、勇躍邁進していくことをお約束申し上げ、謝辞とさせていただきます。
謝謝(シェシェ)!

2014年10月24日金曜日

2014.10.24 わが友に贈る

勤行・唱題は
白馬が駆ける如く
朗々と力強く!
大生命力を輝かせ
勢いよく一日を出発!

開目抄上 P202
『今の世を見るに日蓮より外の諸僧たれの人か法華経につけて諸人に悪口罵詈せられ刀杖等を加えらるる者ある、日蓮なくば此の一偈の未来記は妄語となりぬ』

◇人生の座標
人間は、生きているかぎり、必ず悩みがあり、課題があるものだ。その悩みや課題を"どうやって"克服するか。ただ一つ、自らの「挑戦」によってのみ、それは可能となる。むしろ喜びや楽しみにさえ変えていける。
つまるところ、自分自身に勝利する中にしか、満足も幸福もないのである。

2014年10月23日木曜日

2014.10.23 わが友に贈る

自らが苦労してこそ
友の悩みに寄り添える。
信心の偉大さが分かる。
大変な時が境涯を
広げる最大の好機だ!

日女御前御返事 P1247
『法華経をば経のごとく持つ人人も法華経の行者を或は貪瞋癡により或は世間の事により或はしなじなのふるまひによつて憎む人あり、此は法華経を信ずれども信ずる功徳なしかへりて罰をかほるなり』

◇人生の座標
人間の可能性というのは不思議なもので、自分は頭が悪いんだと決めつけると、本当に頭が働かなくなってしまう。「自分の頭脳は、ほとんど使っていないんだ。眠っているんだ。だから、努力すれば、いくらだって自分はできるんだ」と確信することです。事実、そうなのだから。

2014年10月22日水曜日

2014.10.22 わが友に贈る

陰の立場で
地道に奮闘する友を
見つけ出して讃えよ!
リーダーの心配りが
皆の力を引き出す!

妙密上人御消息 P1237
『上大聖より下蚊虻に至るまで命を財とせざるはなし、これを奪へば又第一の重罪なり』

◇人生の座標
自分らしく全力疾走することです。全力で走ってみなければ、自分にどれだけ力があるかわからない。走ってみもしないで「どうせ自分なんか」と決めつけるのは倣慢です。生命に対して、自分に対して倣慢です。卑怯とも言える。

☆創価学園第23回栄光祭 カレーの市民 1990.07.17
きょうは、歴史に残る、第二十三回栄光祭おめでとう。 諸君は、私の宝である。諸君は、私の意志を継いでくれる一人一人である。諸君は、世界に雄飛し、私の切り開いた道を完成しゆく一人一人である。
そのことを思うと、私は最高の幸福者である。そして、何の心配もないし、何の憂いもない。私の人生の幸福は、王者のごとくである。諸君のますますの成長と健康をお祈りしたい。また、ご家族の皆さま、教職員の方々に、私は心から感謝と祝福を申し上げます。
きょう七月十七日は、私の出獄の記念日である。その意義も含めか本日はまず、アーマンド・ハマー博士の自伝に基づき、博士のお父さんの話を少ししたい。
じつは、ハマー博士は、最も多感な青春時代に、お父さんを裁判にかけられ、投獄をされるという、つらく苦しい歴史を刻んでいる。それは、医師であるお父さんが、殺人罪で告訴されたことである。くわしい事情は略すが、患者さんを思ってのお父さんの善意の行動が、曲解された。そしてまた、社会運動に関心をもっていたお父さんを陥れようとする反対勢力の動きもあった。
ハマー青年は、父の潔白を信じ、懸命に訴えた。だが、父を守るべきはずの弁護士が、これまた悪徳弁護士で、少しも役に立たない。そればかりか、勝てるはずの裁判をかえって不利に進めたのである。また、悪意のマスコミにも興味本位に書かれた。裁判を戦う者にとって、これらは致命傷ともいえる。
本来は正しき人のため、権力をもたぬ立場の人のために戦うのが弁護士等の職業である。しかし現実は、必ずしも、そうなってはいない。その矛盾した社会を変革するために諸君がいる。今や学園出身者の中からは、多くの弁護士も誕生しており、私はうれしい。その成長と活躍を心から期待している。
結局、ハマー博士のお父さんは、裁判に負け、有罪の判決を受ける。
「愛する親が、被告席に座っていたり、囚人服を着せられた姿を平然と正視できる人はきわめて少ないだろう」(アーマンド・ハマー『ドクター・ハマー』広瀬隆訳、ダイヤモンド社)と、ハマー博士は振り返っている。ハマー博士の人生にあって、まさに「悲しくて絶望に満ちた時期であった」(同前)。しかし、当時まだ医学生だったハマー青年は、歯をくいしばって勉強を続けた。
"今は何もできない。しかし今に見よ!ともかく力をつけよう。学びに学ぼう。そしていつか、父の正義と真実を証明するのだ仇を討つのだ"
——私には、そうしたハマー青年の心情が痛いほど伝わってくる。
私の恩師戸田先生も、そうであられたからである。先生は、権力によって獄死させられた牧口先生の正義を証明するために、一人立たれた。そして私は、戸田先生の正義を証明するために一人立った——。
やがて、大学を卒業すると、ハマー青年はアメリカから、父の祖国ロシアへ渡る。当時、チフスがはびこっていたこの地で学んだ医療を役立てよう、そしてまた、刑務所の独房に捕らわれの身となったお父さんに、懐かしい祖国の革命後の様子を伝え、励まそう——そうした気持ちがあった。一流の人物は、逆境をバネとして大きく力をつけていく。"もうだめだ"と結論するのは、その人の心の弱さの証明でしかない。
ハマー青年は、父の投獄という最も悲しい悔しい体験をバネとして、自身の舞台を大きく世界に開いた。「アメリカとソ連の架け橋」としての行動を、雄々しく開始したのである。後に、ハマー青年は、ソ連で事業を成功させ、出獄したお父さん、お母さんをアメリカからモスクワに招いて、親孝行をしている。
そして、何よりも、世界を舞台にした目覚ましい活躍の姿を通して、父に着せられた汚名をそそいでいったのである。また事実、ハマー博士は有罪判決をくつがえす裁判を起こし、一九四三年に、父の無罪判決を勝ち取っている。(寺谷弘壬『ドクター・ハマーが動いた!』KKベストセラーズ、参照)まことに味わい深い、素晴らしい人生のドラマといってよい。博士の経歴のうえから、諸君の何らかの参考になればと思い、紹介させていただいた。
「世界を制覇せんとするものは、汝自身の悲哀を制覇せよ」との言がある。私の好きな言葉である。
多感な青春時代、諸君にも大なり小なり、つらいこと、苦しいことがあるかもしれない。しかし、そこで負けてはならない。強く、また強く耐えながら、学びに学び、力を磨き、人生の勝利者に育っていけばよいのである。私は諸君の活躍を、いつも見守っている。また一生涯、見守っていく。

次に、これも「捕われの身」に関連するが、真実の勇者、真の戦士とは誰か、いかなる人物かということに触れておきたい。

——大海の深き淵は見えない。青空の遠き奥も見えない。
大いなる勇気も、浅き世間の目には見えない。それどころか、しばしば臆病にさえ見える場合がある。
今春、卒業式で、彫刻家ロダンのお話をした。彼の傑作の一つに「カレーの市民」がある。これは14世紀の史実に題材をとった作品である。
カレーとは、フランス北端の港町。ドーバー海峡をはさんでイギリスと向かい合っている。
物語は、イギリスとフランスとの「100年戦争」(1337〜1453年)中のことである。
1347年。カレー市民は、イギリス軍に包囲されていた。もう、一年間もこんな状態が続いている。
市に助けを出すべきフランス王フィリップ6世にも、見捨てられてしまった。
その時、市民はどう生きたか——。この極限の状況のなか、今なお全ヨーロッパの人々に語り継がれる人間のドラマが、カレー市に生まれたのである。
その魂の劇を描いたのはドイツの作家ゲオルク・カイザー(1878〜1945年)。反ナチスの作家としても有名な彼の戯曲「カレーの市民」は、全世界の人々に感銘を与えた。
日本でも上演され、またよく読まれた。原作は少々難しい面もあるので、本日は、青春時代の記憶に基づき、ごくあらすじのみ、お話しさせていただきたい。

その日の朝、カレーの市民たちのもとに、イギリス王エドワード3世からの使者が届いた。「町を破壊されたくなかったら、一つの条件をのめ」というのである。負け戦のカレー市としては黙って耳を傾ける以外にない。
負けることは惨めである。悲惨である。人生もまた断じて勝たねばならない。
その条件とは——。使者は言う。
「明日の朝までに、6人の代表の市民を英国王のもとに差し出すのだ。その6人は、帽子をつけてはならぬ。靴もはいてはならぬ。裸足(はだし)で、哀れな罪人の衣を着、首に縄をかけて来い。そして国王の前に命を差し出すのだ。そうすれば、町は破壊から救われよう」
屈辱的な要求であった。人間を愚弄する傲慢の言であった。
戦争の場合でなくとも、優位な立場をカサに、人を見下し、抑えつけ、利用しようと、威張る人間は、いつの世にもいる。そうした権威・権力に断じて負けてはならない。

市民たちは怒った。とうてい、こんな申し出を聞くことはできない。「武器をとろう!」。声があがった。しかし玉砕は100パーセント確実である。
女性も、子供も、老人も全員が、犠牲になるであろう。町も港も破壊されよう。
それでも、「皆、共に死のうではないか!」という声が優勢であった。フランス軍のデュゲスクランが、そうした人々を煽(あお)った。
「戦おう!」隊長の声は勇ましかった。人々は興奮状態にあった。
「華々しく突進して死ねばよいのだ!」その方が潔いし、この長い苦しみからも逃れられる——。隊長の剣(つるぎ)の上に、一人また一人と、誓いのための手を置いていった。この若者も、あの老人も——。
しかし、一人だけ手を置くことを拒んだ者があった。それまで静かに議論を聞いていたサンピエールだった。彼は言った。
「私は反対だ。我々は、何よりも大切なこの港を守らねばならない。後から続く人々のためにも——」
「この港は、我々市民が営々たる労働でつくったものである。市民が自分の腕(かいな)で重い石を運び、背を曲げ、ぜいぜい息を切らして働いた結晶である。こうして、湾は深く掘り下げられた。立派な防波堤が築かれた。あらゆる国の船が安心して停泊し、航海できる港ができたのだ」
「6人の市民を犠牲にすることは、もとより断腸の思いである。しかしカレーの港は、我が命よりも貴(とうと)いと思わねばならない。なぜなら、この港は、世界の万民に幸福をもたらすからである」——。
この学園も一つの、人類のための"幸福の港"である。
大切なこの宝の港を断じて守り抜かねばならない。悪に蹂躙(じゅうりん)されてはならない。権威に利用されてもならない。人類のために、正義のために——。
その"港を守り抜ける"真実の勇者は一体、誰なのか。ここに問題がある。建設するのも人間、破壊するのも人間。一切は人間で、人物で決まるからだ。

無謀な戦闘をいさめるサンピエールの言に人々は、「何という臆病者だ!」「卑怯ではないか!」と口々に罵(ののし)った。
しかし、諄々と説くサンピエールの冷静な声に、次第に賛同の意見が増えていった。
「それでは——」。一人の市民が発言した。「誰がイギリス国王の前に行くのか!」
自ら死ぬ者は誰なのか——。この問いかけに、場内は一瞬にして、水を打ったように静かになった。誰もが顔をこわばらせた。そして……。
「では、私が行こう!」立ち上がったのはサンピエールだった。本当に偉い人物は、いざという時にこそ泰然自若としているものである。

人々の間に異様な感動が走った。もう彼のことを臆病者などと言う人間はいない。いるはずがなかった。
私は思う。人々をけしかけて、無謀な玉砕へと赴かせるような人間が"勇者"なのか。自らの生命を捨てて人々を守り、祖国を守る者が"勇者"なのか。
大勢の人々に命令し、でき上がった組織を使って、何かをやらせることは簡単である。また華々しいし、力があるようにも見える。また、それが必要な場合もあるかもしれない。しかし、それは真の「勇気」ではない。

一人立ったサンピエールのもとに、もう一人の市民が、静かに寄りそった。「2人目」であった。魂は魂を揺さぶる。「よし、おれも!」、3人目も立った。4人目、5人目と続いた。あと一人である。人々をけしかけた、あの隊長は名乗り出ない——。
「よし、私が!」2人の兄弟ジャックとピエールが同時に声をあげた。6人でよいところが、7人になってしまったのである。予想外の出来事であった。どうするか。「では、クジ引きで一人を除こう!」。場所を変えて、抽選することになった。

それは恐ろしい光景であった。はじめ7人は、命を捨てる覚悟だった。ところが、ここで生命が助かる新しいチャンスが出てきたのである。妻の顔、子供の顔が浮かんでくる。母が、恋人が、「どうか、あの人がくじに当りますように!」と泣き崩れる。
勇者の心の宇宙にも、暴風雨が吹き荒れた。自分の「勇気」はもう、申し出ることで立派に証明した。助かってもいいのではないか? 人間の心理は微妙である。次々と不安と苦悩の黒雲がわきおこってきた。
布をかけた皿に7人が一人ずつ手を入れる。青い玉なら死。命を賭けた、クジである。1人目、青い玉だった。2人目、また青い玉だった。3人目、4人目、5人目、皆、青い玉だった。「どうなっているんだ!」。耐え切れず、一人が布をあけた。
何と7つとも全部青い玉だった。驚く人々にサンピエールは言った。
「私がそうしたのだ! なぜか? はじめ我々は命を捨てる覚悟だった。しかし、皆に迷いが起こってしまった。決心が緩(ゆる)んだ。これでは命を捨てての大業を成し遂げることはできない!」
誰が選ばれても、選ばれなくとも、皆の心に恨みと悔いのシミを残してしまう、と考えたのである。皆の、目に見えない「一念の緩み」を彼は見逃さなかった。彼一人は、いささかも心が揺れていなかったからである。
結局、彼の提案で、明朝、市場に最も遅れて着いた者が、犠牲を逃れることになった。

翌朝——大勢の市民が市場に集まっていた。誰が最初にくるか? 皆、サンピエールが一番だと疑わなかった。ところが——。
3人の勇士が相前後して着いた。人々は彼らに罪人の衣を着せ、裸足にし、首に縄をつけた。
「サンピエールは、一体どうしたのか?」「次にきっと来るよ」。しかし4番目も別の人であった。皆の瞳に動揺の色が濃くなった。5番目、そしてついに6番目!
それでもサンピエールは来ない。これでは、この6人が犠牲になるのか——。
「我々はだまされた! 彼は初めから来ないつもりだったのだ。今頃、我々の馬鹿正直を笑っているだろう!」6人の内の一人が叫んだ。
市民の全てが怒った。「彼は我々皆を裏切った!」殺気だった人々が彼の家に押しかけていこうと走った。その時——
黒い布をかけた一つの棺(ひつぎ)が、しずしずと運ばれてきた。そばにはサンピエールの老父が立っていた。老父は言った。
「これはサンピエールです。息子はこう言いました。"私は先に行くから、6人の人よ、あとに続いてくれ"。そう言い残して死にました」
サンピエールは、ひとたび立った勇士たちを、誰一人、迷わしてはならないと思ったのであろう。誰が最初とか、誰が最後とかではなく、自ら立った"選ばれた勇士"の誇りを皆に全うさせたかった。そのためには、自分が真っ先に、手本を示す以外になかったのである。
ここに真正(しんせい)の「勇者」がいた——。6人の魂は奥底(おうてい)から震えた。そして大磐石の決意で、皆が見守る中、町の外へと歩み始めた。
もう何の迷いもなかった。晴れ晴れとしていた。姿は罪人でも、心は皇帝であった。王者であった。たとえ世の非難を一身に受け、牢につながれる身となろうとも、心は永遠の王者である——これが恩師に仕えて以来、貫いてきた私の不変の生き方である。ゆえに私は何ものも恐れない。
いかなる批判と偏見、中傷と誤解が渦巻こうとも、また同志すら、私の心がわからない場合があろうとも、「真実」は必ず後世に証明されると信じているからである。また諸君が必ずや証明してくれると信じているからである(大拍手)。

この出来事は、いち早くイギリス王のもとにも伝わっていた。6人の前に王の使者が走ってきた。「まだ、遅れてはおりません!」6人は使者にそう言った。責められるかと思ったのである。ところが使者は「国王の特別のはからいで『誰の命も絶ってはならない』との命令である! カレーの町は救われた!」と告げた。
やがて王が町に入ってきた。そしてサンピエールの棺の前に、王自らが膝を折り、その前に額(ぬか)づいたのである。敵味方を超えて、人間としての本物の戦士に敬意を表するために。こうして、一個の美しき高貴なる魂によって、カレーの町も、港も、市民も救われたのである。

人生は戦いである。人は皆、戦士である。戦人(いくさびと)として生きねばならない。それが生命の掟(おきて)である。戦いを避けることはできない。それ自体、敗北である。
しかし、戦いが常に華々しいものとは限らない。むしろ地味な、孤独な「自分との戦い」が、その99パーセントを占める。それが現実である。
ある場合は、人前で格好よく旗を振ることも大事であろう。しかしそれ以上に、他の人を守るために、あらゆる犠牲を「忍耐」して、一人、前へ進む人のほうが偉大である。真の勇者は、時に格好悪く、地味そのものなのである。
また、大勢、仲間がいる時は誰でも勇気が出てくる。「戦い」を口にすることも容易である。しかし、新の「責任」をもった人間かどうかは、一人になった時の行動で決まる。
私のモットーは、一つは「波浪は障害に遭うごとに、その頑固の度を増す」である。そして、もう一つは「一人立てる時に強き者は、真正の勇者なり」である。これは16歳からの私の信念となっている。

先日、関西で「ノブレス・オブリージュ(指導者には高貴なる義務あり)」のお話をした。その後、こうした哲学と指導者論が国際化時代には不可欠であるとの言論も、多く見られるようになった。
それはそれとして、この「カレーの市民」は、フランス人の勇者が、イギリス王の心をも動かした歴史である。それをドイツ人が物語った。
「個人」が、あらゆる艱難(かんなん)を超えて、高貴なる信念に生き抜いていく——。そこにヨーロッパの最良の伝統がある。
私が、この話をする理由も、何より諸君が、個人として偉大であれ、崇高であれ、高貴であれと望むからだ。
卑しい人間だけにはなってほしくない。浅はかな人生を生きてほしくはない。他人はどうあれ、自分は自分の信念として、偉大な自分自身の人生を創っていっていただきたい。
集団主義の熱狂と、無責任。権威へのよりかかり。無定見に「煽(あお)る」人間にだまされ、乗せられやすい風土が日本にはある。
そうした精神土壌とは、全く異なる新しい人材を私は育てたい。世界的な人物を、「本当の人間」を、この学園で育てたいのである(大拍手)。
特に若い間は、派手な活躍に憧れがちである。それも決して悪いことではない。成長のバネになる場合もある。また時に広い舞台で、思い切り暴れることも大事であろう。
しかし、諸君の本格的な活躍の舞台は、21世紀である。その時に、先輩の築いた"幸福の港"を守り、責任をもって勝利していくために、今は満々たる闘志を秘めながら、じっと忍耐する勇気、勉強しぬく勇気と根性を貫いていただきたい。
その「勇気」ある人は、いざ、自らの"武器"をもって戦うべき時には、真っ先に敵陣を破る英雄となるに違いない(大拍手)。
巨匠ロダンの手で見事に魂を得た「カレーの市民」の像は、今もカレー市庁舎の前に厳然とあり、市民を見守っている。
諸君には、これから長い長い人生がある。今日の私のスピーチが、その素晴らしい勝利のために、何らかの糧(かて)になれば幸いである。本日は本当におめでとう。素晴らしい演技もありがとう(大拍手)。

2014年10月21日火曜日

2014.10.21 わが友に贈る

いかなる困難にも
前向きに挑む自分に!
何ものにも負けない
人間革命の生き方こそ
幸福勝利の王道なり!

富木尼御前御返事 P975
『やのはしる事は弓のちからくものゆくことはりうのちから、をとこのしわざはめのちからなり』

◇人生の座標
目立たなくても、皆から、ちやほやされなくても、黙々と自分の夢に向かって努力している人--その人こそ、本当にカツコいい人です。
「自律(セルフ・コントロール)」の人こそ、真の自由人なのです。その意味でも、私は「目標」に向かって戦い続けることが大事だと思う。

☆名誉会長と共に新時代を開く 第38回 信仰とは無限の希望なり
伝統の教学部任用試験に、会友と共に多くの皆様が挑戦される。本当に偉大なことである。
祈りから、宗教は生まれた。幸福になるために、信仰は生まれた。無宗教だという人も、何か祈っている。「苦境を脱したい」「よりよく生きたい」「家族を守りたい」などと強く欲するのは、人間として本然的な心であろう。その祈りと現実が、生命の法則の上から、きちんと合致していくようにしたのが、仏法の祈りである。
仏法は、物心のあらゆる法の根本にある"生命の大法"を探究し、見いだした。これが妙法である。目には見えないが厳然と実在する妙法の力を引き出せるように、日蓮大聖人は御本尊を顕してくださった。
戸田先生は、御本尊について「もったいないことだが、"幸福製造機"にたとえられる」と教えられた。強情なる信力・行力によって、限りない仏力・法力を引き出していけるのである。

仏法は、より高い境涯へ、わが生命の変革を教える。その究極が「一生成仏」であり、「人間革命」である。
全ては人間から始まり、人間に帰着する。人間こそ大地であり、宗教は心の大地といえる。
社会のさまざまな営みは、いわば、その大地に生じた木々や草花にもたとえられよう。
大事なのは、その大地が、きちんと耕されているかどうか。健康で豊かな、みずみずしい生命力をもっているかどうかである。
日蓮大聖人は門下の四条金吾に、天台大師の『信力の故に受け念力の故に持つ』との文を教えられた(P1136、「四条金吾殿御返事」)。
信仰とは最極の信念である。最も尊く、最も強い。信仰ある人は、大変であればあるほど、「人間革命のチャンスだ」と喜び勇んで挑戦していける。信心こそ、無限の希望なのである。

2014年10月20日月曜日

2014.10.20 わが友に贈る

◇今週のことば
広宣流布は
「励まし社会」の創造。
足を運び 耳を傾け
心を結ぶ激励訪問を!
地道こそ勝利の力なり。
2014年10月20日

減劫御書 P1466
『智者とは世間の法より外に仏法を行(おこなわ)ず、世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなり』

◇人生の座標
苦労さえも美しさに育てるような生き方とは何か。それは世界でたった一つしかない自分の人生を愛おしむ。一日一日を丁寧に生き、一生を自分らしく仕上げていく。そういう"自分を大切にし、自分に忠実に生きる"ことではないか。その人にはグチがないし、いつまでも若々しい"心の張り"がある。

☆国人間教育実践報告大会へのメッセージ
第36回「全国人間教育実践報告大会」の開催、誠におめでとうございます。
新時代創造の活力に満ちた、愛する埼玉の天地で行われる尊き人間教育の集いに、「教育こそ、わが総仕上げの事業」と心を定めた私も、心からの連帯のエールを贈らせていただきます。
ご臨席を賜りましたご来賓の先生方、ご友人の皆様方に、心より厚く御礼申し上げます。
尊い「実践報告」を発表してくださる4人の先生方、さらに、陰で支えてくださっている尊い役員の方々も、本当にご苦労様です。はつらつとした団結の合唱を披露してくれる青年教育者の歌声も、私の生命に力強く響いてきます。
私自身、青年時代から、川越をはじめ信頼する埼玉の同志と、校舎なき民衆大学で、共々に生命尊厳の哲学を学び合ってきました。
以来60余星霜──。そのご家庭のお子さんやお孫さん方から、立派な英知と人格の人材が続々と躍り出て、活躍されていることも、何よりの喜びです。
埼玉の「玉」の文字には、大宇宙よりも尊い生命という「宝珠(宝の玉)」に通ずる意義があると、私は思っております。わが埼玉の教育者の先生方こそ、その無上の宝珠を、最高最大に輝き光らせゆく生命の大芸術家であられます。
埼玉の偉人・渋沢栄一翁は言いました。
「教育の目的は、ただその学生の天賦の本性を発揮せしむるに在る」(渋沢青淵記念財団竜門社編『渋沢栄一訓言集』)と。
一人一人の若き生命から、いかにして「天賦の本性」を発揮せしめていくか。その無限の可能性を信じ、内発を励まし促すところに、教育の本義もありましょう。「教師こそ最大の教育環境なり」とは、私たちの年来の信念であります。
創価教育の父・牧口常三郎先生は、自ら価値創造を行い、自分の力で幸福を勝ち開きゆく人間を育てることに教育の主眼を見いだしました。
その志は、弟子の戸田城聖先生、さらに、その弟子である私が受け継ぎ、そして今、教育本部の皆様方が、教育現場で日々奮闘されている実践へ脈々と流れ通っています。
この創価教育の目指す道は、子どもたちの「生きる力」を培おうと努力されている埼玉教育界の取り組みとも、軌を一にする道筋ではないでしょうか。
現実社会を生き抜く勇気の力、知恵の力、忍耐の力、立ち上がる力を育む。これほどの聖業はありません。その使命が大きいゆえに、ますます大きい苦労を敢えて厭わず、若き命に希望を贈り続ける皆様に、私は重ねて敬意を表します。
埼玉の天地に憧れ、訪問を果した、かのヘレン・ケラーは語っております。
「私たちが全力を尽くせば、計り知れないほどの奇跡を、自身や他者の人生にもたらすことができる」と。
どうか、これからも、聡明に健康第一で、何があっても明るく、たくましく、慈愛の陽光を降り注ぐ「太陽の教育者」として、「計り知れないほどの奇跡」を創造していかれることを念願し、私のメッセージといたします。
ご参加くださった全ての皆様の健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。

2014年10月19日日曜日

2014.10.19 わが友に贈る

外交戦の要諦は
「生命力あふれる声」
「迅速な対応」だ。
誠実な振る舞いで
勝利の道を切り開け!

顕仏未来記 P508
『月は西より出でて東を照し日は東より出でて西を照す仏法も又以て是くの如し正像には西より東に向い末法には東より西に往く』

◇人生の座標
「桜梅桃李」(桜は桜らしく、梅は梅らしく、桃は桃らしく、李は李らしく)という言葉がある。それぞれの個性や違いを認め合い、よいところを見つけ、褒め称えていける、そういう広い心があれば、その人のもとには、人が集まる。自分も喜びを感じられるし、喜びを与えることもできる。
反対に、小さいことで人を責めたり、いちいち騒ぎたてたりする、心の狭い人は、皆を疲れさせるし、避けられてしまうものだ。

☆御書とともに� 第33回 平和の使命を果たし抜け
『玄義に云く「若し此の法に依れば即ち天下泰平」と、此の法とは法華経なり法華経を信仰せば天下安全たらむ事疑有る可からざるなり』(御義口伝、P786)

◇通解
天台大師は法華玄義に「もし、この法を根幹としていくならば、天下は泰平となる」と述べている。天台のいう「この法」とは妙法蓮華経である。この妙法蓮華経を信仰するならば、世界は平和になっていくことは疑いないのである。

◇同志への指針
平和は万人の願いだ。その希求に応えゆく確固たる大哲学こそ、仏法なのである。
この御文に先立って、妙法は「一切衆生をたぼらかさぬ秘法なり」とも仰せだ。
我らの創価の使命は、「立正安国」即「恒久平和」の実現である。生命尊厳の思想を世界に弘め、人類の生存の権利を守り抜け!—-この恩師の遺訓を、後継の青年たちと断じて実現しゆくのだ。

◎創価大学が悲願の箱根駅伝出場決定! 新年の楽しみが増えましたね!(^^)!

2014.10.18 わが友に贈る

会合では駐輪・駐車
屋外での会話など
近隣に最大の配慮を!
会場提供者に感謝し
地域の宝城を守ろう!

千日尼御前御返事 P1314
『あわれあわれふしぎなる事かな、此れもかまくらも此の方の者は此の病にて死ぬる人はすくなく候、同じ船にて候へばいづれもたすかるべしともをぼへず候いつるにふねやぶれてたすけぶねに値えるか、又竜神のたすけにて事なく岸へつけるかとこそ不思議がり候へ』

◇人生の座標
人間は、生きているかぎり、必ず悩みがあり、課題があるものだ。その悩みや課題を"どうやって"克服するか。ただ一つ、自らの「挑戦」によってのみ、それは可能となる。むしろ喜びや楽しみにさえ変えていける。
つまるところ、自分自身に勝利する中にしか、満足も幸福もないのである。

☆勝利の人間学 第62回 リーダーの一念
◇誠実一路に信頼を広げよう
私には三つの宝がある。
それは、永遠不滅の「妙法」である。
そして「師弟」——わが恩師・戸田城聖先生であり、わが愛弟子たる君たちである。
三つ目は「誠実」である。どこまでも誠実一路で進み抜いてきたからこそ、創価学会は、今日の大発展を遂げることができた。
乱世であるがゆえに、誠実がますます光る。
日蓮大聖人は、若き南条時光に、『かくれての信あれば・あらはれての徳あるなり』(P1527、「上野殿御消息」)と御指南されている。
誠実のリーダーには、信頼がついてくる。誠実を貫き通す青年が、最後は必ず勝利する。

◇責任感がリーダーの条件
「力」のある人とは「責任感」のある人だ。
私が対談した、世界的な環境学者でローマクラブ共同会長のヴァイツゼッカー博士も、青年に贈る指針として「責任を持て」を挙げられていた。皆のために汗を流し、使命を果たし抜いていく人材を、世界は求めている。
創価のリーダーは、「断じて皆を幸福にしてみせる」という責任感の人であり、誰がやらなくとも「一人立つ」人のことである。
責任感は真剣な祈りとなる。そこに最高の智慧が湧き、絶対勝利への行動が光る。
多忙の中でも、広布のため、同志のために、心を配り、電光石火で手を打っていくのだ。

◇共に喜ぶ勝利の日まで
戸田先生は、よく言われていた。
「仏法の慈悲とは『抜苦与楽』といって、人々の苦しみを抜き、喜び、悲しみを与えゆくことである」と。
大変なことのようだが、皆も必ずできる。それは、親身に友の声に耳を傾け、共に悩み、共に祈り、共に一歩を踏み出すことだ。そして勝利を決するまで、共に戦い切ることだ。ここに、青春の無上の充実と喜びがある。
『自他共に智慧と慈悲とあるを喜とは云うなり』(P761、「御義口伝」)と仰せの通りである。
苦悩が渦巻く世界に、願って生まれた地涌の菩薩の我らだ。誇りと確信に燃え、あの友この友に、励ましの陽光を注ぎゆこう!

2014.10.17 わが友に贈る

建設は死闘。
破壊は一瞬。
油断や慢心を排せ!
戦い続ける生命に
仏の智慧と勇気が湧く!

持妙法華問答抄 P466
『命已に一念にすぎざれば仏は一念随喜の功徳と説き給へり』

◇人生の座標
人間の可能性というのは不思議なもので、自分は頭が悪いんだと決めつけると、本当に頭が働かなくなってしまう。「自分の頭脳は、ほとんど使っていないんだ。眠っているんだ。だから、努力すれば、いくらだって自分はできるんだ」と確信することです。事実、そうなのだから。

☆第44回創大祭・第30回白鳥祭へのメッセージ
はじめに、温かく、全てを見守ってくださっている来賓の先生方に、重ねて心から御礼を申し上げます。
ご多忙のところ、誠に誠にありがとうございます。
本日は、中国と日本の友好の歴史にも輝きわたるであろう「創価栄光の集い」、本当におめでとう!
わが愛する創大生、短大生、アメリカ創大生、そして、留学生の皆さん方が、知性と熱情と連帯で創り上げた、この素晴らしき創大祭・白鳥祭を、私も大喝采しております。
忙しい学業の中、ご苦労さまでした。陰の労苦を厭わず、一切を支えてくれている尊き役員の皆さんも、ありがとう!
今、この会場にはおりませんが、海外の交流大学に留学して、真剣に学ぶ多くの学友たちからも、日々、元気に頑張ってくれている様子が、私のところへ届いています。どんなに遠く離れていようと、私たちの心はいつでも深く強く通い合い、響き合っております。
また教員、職員、さらに保護者、卒業生をはじめ、陰に陽に学生のサポートをしてくださっている方々に、あらためて感謝申し上げます。
今回、創価大学は、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」にも採択されました。世界市民の英知光る「平和のスクラム」を広げゆく我らの誇り高き母校にいやまして栄光輝けと、皆で万雷の大拍手を轟かせようではありませんか!
きょうは、簡潔に一点、祝福のエールを贈ります。
それは、「いかなる難題にも、創価(価値創造)の冒険精神で立ち向かえ!」ということです。
先日、創価大学4年生の長谷川恵理さんが参加する女子学生の登山隊が、ヒマラヤ未踏峰のマンセイル峰(6242メートル)の初登頂に、見事、大成功しました。険しい断崖にも、激しい雪にも怯まず、若き才媛たちが成し遂げた快挙を、私たちは心から労い、讃えたいのであります。
ヒマラヤといえば、世界最高峰のエベレストの初登頂を果たしたニュージーランドのヒラリー卿から、私は貴重な書籍をいただいたことがあります。このヒラリー卿の偉大な冒険精神をめぐり、私は、同じニュージーランド出身の世界的な平和学者であるクレメンツ博士と語り合いました。
クレメンツ博士は言われました。
「私にはエベレスト登頂のような壮大な業績はありません、しかし、気の遠くなるような難題に立ち向かい、最終的に解決できたということは、よくあります。難題に大胆に立ち向かっていく冒険精神があってこそ、一人一人の幸福、また社会全体の安寧に、真に貢献することができるのだと思います」と。
ここにお迎えした来賓の先生方も、まさしく「気の遠くなるような難題」に、勇敢かつ周到に、忍耐強く立ち向かい、それぞれの最高峰を極めてこられました。
生命尊厳の信念に殉じた「正義の師子王」たる、創価教育の創始者・牧口常三郎先生より、我らが受け継いできた「創価の心」もまた、民衆の幸福のため、世界の平和のため、いかなる難題にも立ち向かって、価値を創造していく冒険精神といってよいでありましょう。
地球社会は今、「絶望の連鎖」から「希望の連鎖」へ、「憎悪の連鎖」から「友情の連鎖」へ、そして「悲嘆の連鎖」から「勇気の連鎖」へと転換していく教育の真髄の力を渇望しております。我らの「創大城」こそ、この「人間革命」から「地球革命」を起こしゆく人材の電源地なりと、私は高らかに宣言したいけれども、皆さん、どうだろうか!
きょうより、何ものも恐れない、何ものにも屈しない「師子の自覚」を一段と強め、「生命輝く誉れの世紀」を目指して、学理の探究に、人格の練磨に、対話の深化に、新たな「創造の一歩」を共々に踏み出していこうではありませんか!
大切な大切な、かけがえのない人類の宝たる皆さんです。
どうか、健康第一、無事故第一で、聡明に朗らかに、充実の一日また一日を学び抜き、勝ち取っていってください。
皆さんの成長と栄光勝利をば、一日千秋の思いで心待ちにされている父上、母上に、断じて晴れ晴れと、応えて差し上げていただきたいのであります。
終わりに、本日の記念に——

輝ける
 平和の創造
  創価かな
 学べ結べや
  明日の世界を

と贈り、私のメッセージといたします。
きょうは、本当におめでとう! ありがとう!

2014年10月16日木曜日

2014.10.16 わが友に贈る

中途半端では
何も成就できない。
道は徹してこそ開ける。
「必ず勝つ」と決め
前進また前進だ!

聖愚問答抄上 P499
『大智舎利弗も法華経には信を以て入る其の智分の力にはあらず況や自余の声聞をや』

◇人生の座標
自分らしく全力疾走することです。全力で走ってみなければ、自分にどれだけ力があるかわからない。走ってみもしないで「どうせ自分なんか」と決めつけるのは倣慢です。生命に対して、自分に対して倣慢です。卑怯とも言える。

☆創価学園「情熱の日」記念集会へのメッセージ
天高く、そして未来へ「平和の凱歌」を轟かせゆく「情熱の日」、誠におめでとう!
皆、元気はつらつと、明るく、たくましく、力を合わせて、頑張ってくれました。
「不屈のチャレンジャー」たちの青春の舞に、私は学園の青・黄・赤色の三色旗を両手で力いっぱい振りながら、エールを送っています。
心というものは自由自在です。小平、交野、そして枚方と、距離を超え、会えても会えなくても、私たちの心と心は、いつも一緒なのです。
きょうは一点、「あきらめない勇気で壁を突き抜けよ!」と申し上げたい。
「情熱」の英語は、何か。そう、「パッション」です。
その語源を、さかのぼると、「苦しむ」という意味のラテン語に当たります。
いうなれば、真のパッション、すなわち大情熱とは、どんな苦しみにもひるまず、挑んでいく「負けじ魂の炎」です。
また、何があってもあきらめない「Nevergiveup」の心です。そして、いかなる壁も突き抜けていく「勇気」なのです。
私が皆さん方の創立者として深く友情をを結んできた国の一つに、ロシア連邦のサハ共和国があります。
「人間が住む最も寒い地域」といわれ、最低気温の記録は、何とマイナス71.2度といいます。
その極限の寒ささえも友とする心で、教育に力を入れて、青少年の「心のダイヤモンド」を輝かせている国です。
先日、この共和国で敬愛されているニコラエフ初代大統領から、貴重な写真集と真心あふれるメッセージをいただきました。
ニコラエフ初代大統領も、苦難に屈しないで学び抜いてこられた大情熱の指導者です。
5歳になる前にお父さんを亡くされました。必死に掃除の仕事をしながら、幼い4人の子を育ててきたお母さんと、弟たちのために早くから働きに出てくれたお兄さんに支えられて、学校に送り出してもらいました。
その苦労を思えば、"学校ををさぼったり、教室でぼんやりしているわけにはいかない"と若き日の大統領は心を定めて、学び続け、一生懸命に努力を重ねたのです。
大統領は青春時代の苦闘を振り返り、語られています。
「重要なのは、困難を恐れず、粘り強くそれを乗り越えていくこと」(ミハエル・ニコエフ著『新生サハ(ヤクート)共和国──自由と人間の選択』)であると。
前へ進む人は、必ず何らかの壁にぶつかります。壁が立ちはだかるということは、前進している誉れの証拠なのです。ですから、少しも、たじろぐことはない。
まず、「思い切ってチャレンジしてみよう!」と決めるのです。「やれるだけ、やってみよう! ベストを尽くせばいいのだ」と、自分で自分を励ますのです。良き学友と励まし合うのです。
そして「断じて壁を突き抜けてみせる!」と渾身の情熱を燃やし、へこたれずに体当たりしていくのです。
勉強であれ、語学であれ、スポーツであれ、クラブであれ、学園祭であれ、何であれ、あきらめない勇気で、強く賢く、粘り強く挑み抜いていけば、必ず壁は突破できる。そこから、「希望の道」「向上の道」、そして「勝利の道」が大きく広がっていきます。
私がニコラエフ大統領とお会いした折、ひときわ強調されていたのが「お母さんへの感謝」でありました。
すべての大情熱を注ぎ込んで、自分たちを育んでくれたお母さんの心を胸に、自分もまた、民衆のために大情熱を捧げて、恩返しをしようと、尊き使命の人生を歩んでこられたのです。
一流のリーダーは皆、親孝行を忘れません。わが学園生も、そうあってください。
今日は、皆さんと共々に「負けじ魂ここにあり」を歌い上げながら、最後まで見守っています。
この5番の一節には、「正義の誇りに 胸を張れ」とあります。
創価教育の父・牧口常三郎先生は、第二次世界大戦中に、軍国主義と対決して、正義の中の正義の誇りに胸を張って、獄死なされました。今年で70年になります。
この「師子王の心」を誇りも高く受け継ぐ、私の不二の学園生よ、父母(ちちはは)のため、民衆のため、人類のため、世界のため、平和のため、今は徹して朗らかに学び抜き、何ものにも負けない力を堂々とつけてくれ給え!
愛する創価の「勇気の走者(ランナー)」たちよ、北風にも負けず、愉快に進みゆけ!

2014年10月15日水曜日

2014.10.15 わが友に贈る

新入会のメンバーは
皆が偉大な使命の人。
必ず広布の大人材に!
深き祈りを根本に
温かな励ましを送ろう!

四条金吾御書 P1175
『鷹取のたけ身延のたけなないたがれのたけいいだにと申し、木のもとかやのねいわの上土の上いかにたづね候へどもをひて候ところなし、されば海にあらざればわかめなし山にあらざればくさびらなし、法華経にあらざれば仏になる道なかりけるか』

◇人生の座標
目立たなくても、皆から、ちやほやされなくても、黙々と自分の夢に向かって努力している人--その人こそ、本当にカツコいい人です。
「自律(セルフ・コントロール)」の人こそ、真の自由人なのです。その意味でも、私は「目標」に向かって戦い続けることが大事だと思う。

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第7回 カナダの滝�
10月2日は、私が1960年に世界への平和旅を開始した日です。この旅の中で、カナダを初めて訪れました。その折、訪れたナイアガラの滝で、水しぶきに映し出される虹を見つめながら、私は一緒にいた青年に語りました。
「この滝にかかる虹も、一たび流れが途絶えれば、瞬時に消え失せてしまう。人生の希望の虹も、広布への躍動の前進があってこそ輝くものなんだよ。希望を捨てない人には、いかなる困難にも負けない強さがある」と。
悠久の大河も、壮大なる滝も、全て一滴の水から始まり、たゆみない流れがあって初めて生まれます。この初訪問で出会った一人の友から、カナダの創価の希望の連帯は水かさを増していきました。
93年には、東のモントリオールと、西のバンクーバーを訪れました。未来っ子たちが元気いっぱいに迎えてくれた情景が、今でも胸から離れません。緑の平和の大国の希望である、未来のリーダーたちに、最大の敬意を込めて、一人一人と握手を交わしました。
「世界で最も住みやすい都市」と呼ばれるバンクーバーで、私は「素晴らしき人生」を生きるための5項目「バンクーバー宣言」を提案しました。未来部の皆さんとも、あらためて確認したいと思う。
�懸命に生きる人生は美しい。
�余裕ある人生は内実が豊か。
�快活に生きる人生は強い。
�仲良く生きる人生は明るい。
�誇りに生きる人生は崇高。
今回、この五つに、新たに二つ加えて「『未来の翼』宣言」としたいと思うけれども、皆さん、どうだろうか。
�親孝行の人生は幸福。
お父さん、お母さんを安心させ、大事にしていく人の家庭には、いつも笑顔があふれています。
�学び抜く人生は勝利。
学ぶ人が偉い人です。学び続ける人が勝利者です。苦労して学び抜いたものは、生涯、君を、貴女(あなた)を、支えてくれます。
『赤毛のアン』で、主人公の少女・アンは語っています。
「小さな障害は、笑いの種だと思い、大きな障害は、勝利の前兆だと考えられるようになったの」
苦難は敗北ではない。悩みがあることが不幸なのではない。むしろ、自身を最高に向上させ、周囲に喜びを贈りゆく、「笑顔の種」であり、「勝利の前兆」なのです。
だから、今日も進もう!
立ち止まってはならない。
水は流れ続けるから清らかだ。
滝も、とどまらないから硬い大地を削り取るのだ。
日蓮大聖人は、南条時光に、『水のごとくと申すは・いつも・たいせず信ずるなり』(P1544、「上野殿御返事」)とも教えられました。水の流れる如く、題目を唱え、信心に励んでいく人は、必ず最後に勝つのです。
20世紀のカナダの偉大な指導者で、ノーベル平和賞を受賞した、ピアソン首相は語りました。
「人類は、外なる世界を征服してきた。しかし、いまだ内なる世界を征服できずにいる」と。
勝つべき相手は他の誰でもない、自分自身の心です。人と比べる必要はない。弱い自分に打ち勝って、一歩前進するのです。
10月は、体育祭や運動会、文化祭など心踊る行事がたくさんある。勉学にも、クラブ活動にも素晴らしい季節だ。新たな躍進の時を迎える皆さんに、私が青春時代から大好きな言葉を贈ります。
「世界を制覇せんとするものは、汝自身の悲哀を制覇せよ」
昨日の自分を超えゆけ!
そのたゆみなき今日の挑戦が、君の、貴女の、明日を輝かせるのだから——。

2014年10月14日火曜日

2014.10.14 わが友に贈る

新聞休刊日

妙密上人御消息 P1241
『二人三人十人百人一国二国六十六箇国已に島二にも及びぬらん、今は謗ぜし人人も唱へ給うらん』

◇人生の座標
苦労さえも美しさに育てるような生き方とは何か。それは世界でたった一つしかない自分の人生を愛おしむ。一日一日を丁寧に生き、一生を自分らしく仕上げていく。そういう"自分を大切にし、自分に忠実に生きる"ことではないか。その人にはグチがないし、いつまでも若々しい"心の張り"がある。

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第7回 カナダの滝�
大地を揺るがす轟然たる水音が、体の芯まで響いてきます。
"世界三大瀑布(滝)"の一つ、カナダ・トロント近郊のナイアガラの滝の迫力は圧倒的です。悠然と流れる紺碧の水が一気に落下し、豪快に砕けると、真っ白い飛沫が空へ舞い上がり、光を浴びていくつもの虹を描きます。
地球の大いなる生命力の交響曲が、そこにはありました。
「滝の如く 激しく
滝の如く 撓まず
滝の如く 恐れず
滝の如く 朗らかに
滝の如く 堂々と」
こう私は綴ったことがあります。その滝の大王者が、カナダの誇るナイアガラの滝なのです。
滝を登り切った魚は、竜になる——この「竜門の滝」という中国の故事を引いて、日蓮大聖人が励ましを送ったのが、未来部の皆さんの大先輩である南条時光です。
魚が滝を登るには、激しい水の抵抗に打ち勝たねばならない。鳥や漁師からも狙われる。それらを勝ち越え、登り切ってこそ、竜となって、天まで昇ることができる。
人もまた、何があっても、自分自身の決勝点を見失うことなく、挑戦し抜いた人が勝利者である。
ゆえに大聖人は、そのお手紙の中で、呼びかけられました。
『願くは我が弟子等・大願ををこせ』(P1561、「上野殿御返事」)と。
わが弟子よ、大いなる目的に生きよ!——時光が7歳の時に出会って以来、その成長を楽しみに見守ってこられた大聖人が、広宣流布を託されたのです。この時、時光は満20歳でした。
それは「熱原の法難」という、入信間もない農民信徒たちが迫害された大難の渦中のことでした。その時に、大聖人が心から信頼され、期待を寄せられたのは、青年です。今でいえば、未来部の出身者なのです。
広宣流布を決するのは、若き後継の人材の流れです。末法万年尽未来際へ、世界の平和と人類の幸福を確立する戦いだからです。
思えば、ナイアガラの滝も、1万2000年という長い時間をかけ、形成されてきたといいます。
「未来」は「今」決まります。
私は、広布の全てを、信頼する未来部の君たちに託します。
仏法では、『心清ければ土も清し』(P384、「一生成仏抄」)と説かれます。
大いなる国・カナダは、心美しき人々が住む、美しき国土である——私はそう思ってきました。
面積は、ロシアに次いで世界で2番目に大きい。神秘的な森と湖、氷河が織り成す大地は、国旗に「メープル・リーフ(カエデの葉)」が描かれている通り、秋になると紅葉の一大絵巻に染め上げられます。極北地方では、夜空を彩るオーロラも見られます。
有名な『赤毛のアン』の物語の舞台であり、「世界で最も美しい島」と讃えられるプリンス・エドワード島も、この国にあります。
ユーラシア大陸から渡ってきた先住民が住む大地に、やがてヨーロッパ人が移り住んだこの国は、多くの民族、多くの文化、多くの言語が共生しています。
近年は、世界の各地で紛争や動乱があるたびに、そこから逃れてきた人々を迎え入れてきた「人類の安全地帯」なのです。多くの国と仲良くして国際協力にも積極的な役割を果たし、平和に貢献しています。
現在は、実に200を超える民族が暮らし、新聞・雑誌などは40カ国語以上で発行されています。民族や人種の違いを尊重し、平等に国づくりに参加できる「多文化主義」を世界で初めて政策に掲げた国として尊敬されています。
それは、私の恩師・戸田城聖先生が示された「地球民族主義」の理想へ進む国でもあったのです。
世界から多くの人々を受け入れてきたカナダはまた、多くの偉人を世界に送り出してきました。
その一人が、私の敬愛する友人、ジョン・ケネス・ガルブレイス博士です。長年、ハーバード大学で教壇に立った博士は、このアメリカを代表する名門大学の歴史のなかで最も著名な学者と讃えられる人物です。
博士は、ルーズベルト政権やケネディ政権の頭脳として活躍され、20世紀を代表する経済学者として広く知られています。
私のハーバード大学での2度目の講演(1993年9月)の際には、講評もしてくださいました。〈博士は講演を「私たちが希望し、」願望している『平和実現への道』を示した」と述べました〉
97歳で逝去されるまで、若々しく人類の未来のために尽くされました。2メートルを超える長身の博士は、まさしく「知の巨人」でした。
博士の生き方を決めたのは、カナダで過ごした少年時代に見た、お父さんの後ろ姿でした。お父さんは、熱心に農業をやりながら、学校の先生や会社の経営、町や郡の会計の仕事もしました。政治にもかかわり、演説もしました。父の手伝いをよくした博士は、世の中のさまざまな仕事に興味を持つようになりました。
博士と日本でお会いした際、私は博士が何故、ご高齢にもかかわらず、これだけ元気に活動できるのかを聞いたことがあります。
博士は、こう答えられました。
「何よりも大事なことは、朝起きた時に、今日一日の計画が決まっていない、考えていない、といったことがないようにすることです」
朝起きて、今日はこれをしよう、あれを学ぼうとワクワクした気持ちで、一日一日を快活に生きました。
その日々の積み重ねが、博士を大学者へと育んでいったのです。
皆さんも一日に一つ、何か新しいことに挑戦してみよう。自分らしい一歩前進で、かまわないよ。
「いつもより5分長く、勉強する」「良書に挑んでみる」「あまり話したことのない友だちに声をかける」「お母さんの手伝いをする」など、何でもいいんだ。ワクワクするようなことを考えて、勇気を出して実行してみよう。
月々日々に、チャレンジした分だけ、自分が大きくなります。
私は、カナダの名門モントリオール大学のがん研究の第一人者であるシマー博士(元学長)、生命倫理の大家であるブルジョ博士(同大学終身教授)と、てい談集(『健康と人生——生老病死を語る』)を発刊しました。
そのなかで、「健康」の定義についても語り合いました。
——健康とは、ただ単に「どこにも病気がない」ということではない。例えば、自転車が走っているかぎり倒れないように、常に躍動して、とどまることがない。何かに挑戦し、創造していく生き方こそ健康である。常に、「新たな探究」の生命が健康な人生をつくっていくのだ、と。
朝のはつらつとした勤行から、創造的な一日への挑戦を開始する私たちほど、健康な青春、健康な人生はありません。

2014年10月13日月曜日

2014.10.13 わが友に贈る

◇今週のことば
多忙な日々にこそ
大きく境涯を開く
チャンスがある。
題目を忘れずに
逞しく人間革命を!
2014年10月13日

法華証明抄 P1587
『上下万人にあるいはいさめ或はをどし候いつるについに捨つる心なくて候へばすでに仏になるべしと見へ候へば天魔外道が病をつけてをどさんと心み候か命はかぎりある事なりすこしもをどろく事なかれ』

◇人生の座標
人間は「生きる意味」を求める動物です。それさえあれば、どんな苦しいことでも頑張れる。それがなかったら、他のすべてがあったとしても虚しい。心はゆっくり死んでいく。

☆御書とともに�第32回 共々に教学研鑽の汗を
『各各互に読聞けまいらせさせ給え、かかる濁世には互につねに・いゐあわせてひまもなく後世ねがわせ給い候へ』(法華行者逢難事、P965)

◇通解
(わが門下たちは)おのおの互いに読み、聞かせてさしあげなさい。このような濁世には、互いに常に話し合って、ひまなく後世を願うようにしなさい。

◇同志への指針
御書は生老病死の苦悩を乗り越え、常楽我浄の道を開く大哲理の一書である。
皆で共に御書を拝し、学び、語る。学会の教学は、民衆による未曽有の大研鑽運動だ。
「幸福の博士」「励ましの博士」「人間学の博士」「生命の博士」「平和の博士」を無数に生み出している。
教えてくれる方々への感謝も忘れず、さらに共々に「行学の二道」に励みたい。

2014年10月12日日曜日

2014.10.12 わが友に贈る

今いる場所が
人間革命の舞台!
家庭・職場・地域で
「信心即生活」の
確かな成長の歩みを!

経王殿御返事 P1124
『わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき』

◇人生の座標
だれでも皆、必ず使命がある。自分にしかできない使命がある。君の力を必要とする人が必ず、どこかにいる。自分にしかできないこと、自分が本当にやりたいと思うことが、きっとある。
それを見つけるためには、まず目の前の「現実」から逃げないことだ。逃げずに頑張る「くせ」をつけることだ。そうやって、もがきながら、自分らしく、一ミリでも二ミリでもいいから、「前へ」進むことだ。

☆名誉会長と共に新時代を開く 第36回 宝の御聖訓を前進の力に
今、心ある多くの人が、生き方を見つめ直し、真の幸福の道を探し求めている。その根本的な答えが仏法にはある。人間革命の希望の哲理を学ぶのが、学会伝統の教学試験である。
先日行われた「教学部初級試験」「青年部教学試験3級」では、皆、多忙な仕事や学業などの合間を縫って研鑽された。これほど尊いことはない。学び挑戦したこと自体が最高の宝だ。教えてくださった方、応援してくださった皆さんも、どうか誇りとしていただきたい。
求道の心に大功徳が湧く。万人の仏性を開かせる励ましの心に、法華経の精神が輝く。
大事なことは、教学試験を通して、さらに張り合いをもって精進を重ね、信心を深め、広宣流布を進めていくことである。
世界でも教学研鑽のうねりが高まっている。インドで初級試験を受験した90歳のご婦人も2度目の挑戦であり、学ぶ意欲が一段と湧いたと語られていた。
いよいよ11月には「教学部任用試験」を迎える。「今から」「これから」——これが本因妙の仏法だ。この心が燃えている人こそ、信心の勝利者である。

戸田先生は、御書を拝される際、「語句をわかろうとするよりは、御仏の偉大なるご慈悲、偉大なる確信、熱烈なる大衆救護のご精神、ひたぶるな広宣流布への尊厳なる意気にふれんことをねがう」と述べられた。
例えば、『病ある人仏になる』(P1480、「妙心尼御前御返事」)との一節をかみしめ、病を宿命転換の力に転じた体験は数知れない。
『大悪をこれば大善きたる』(P1300、「大悪大善御書」)と心の底から知れば、絶体絶命の逆境に陥っても、たじろぐことはない。
人生に勝ち、生活の上で実証をつかみ、その喜びを自然のうちに友に語っていけばいい。そして、何があろうと生涯、不退転の信心を貫いていくことだ。

2014年10月11日土曜日

2014.10.11 わが友に贈る

大型台風が接近中!
暴風雨や土砂災害
河川の増水に警戒を!
配達員の皆様は
安全・無事故第一で!

下山御消息 P362
『魯人が孔子をあなづり善星が仏ををどせしにことならず』

◇人生の座標
「知識」は「知恵」を生むものです。いわば「知識」はポンプ、「知恵」はポンプによって得られる水です。水を使えなかったら、ポンプに意味はない。
また、「知識」という、ポンプなくしては、「知恵」という水も十分には得られない。

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜第7回 インド独立の父ガンジー
勇気の人は、朗らかな人です。ガンジーは、よく笑ったので、まわりもいっしょにいるだけで楽しくなり、勇気がわきました。
勇気の人は、あきらめません。ガンジーは「善いことというものは、カタツムリの速度で動く」と言ってねばり強くがんばりました。
勇気の人は、先頭に立つ人です。ガンジーは「一人の人に可能なことは、万人に可能である」と信じ、大変なことは自分から始めました。
みなさんも、勇気を出したい時があるでしょう。はずかしくて声をかけられないけど、友だちになりたい。授業中に手をあげて、答えたい。いじめられている友だちに、自分は味方だと伝えたい……。
もしかしたら、「自分には勇気がない」と思っている人がいるかもしれません。でも、勇気がない人なんていません。だれもがみんな、勇気の心をもっている。問題は、思い切って、その勇気を引き出せるかどうかなのです。
だれにでもできる、勇気を引き出す合言葉が「南無妙法蓮華経」です。
『南無妙法蓮華経は師子吼の如し』(P1124、「経王殿御返事」)です。題目を唱えれば、自分の心の中にある「ししの心」が目覚める。すると、知恵も、希望も、勇気も全部、わいてきます。
さあ、自分の夢や目標に向かって、勇気の一歩をふみ出そう!
輝く未来からやってきた「平和の勇者」の君よ、貴女よ!
きょうもまた、強く朗らかであれ!

2014年10月10日金曜日

2014.10.10 わが友に贈る

友人の幸福も
同志の成長も
全ては一念で決まる。
強き祈りと行動で
人間革命の連帯を築け!

法衣書 P1296
『日月は地に落つべしや須弥山はくづるべしや大海の潮は増減せざるべしや大地は飜覆すべしや、此の御衣の功徳は法華経にとかれて候、但心をもつてをもひやらせ給い候へ、言にはのべがたし』

◇人生の座標
時代の混乱の原因の一つには、「知識」と「知恵」の混同がある。
学んだ「知識」を何に使うか。それが「知恵」である。「知恵」のない「知識」をいくら集めても、価値は生まれない。
習った「知識」を記憶しているだけでは観念である。
それに対し、「知恵」 は、生活であり、生きる力であり、生き抜く源泉だ。
「知恵」こそが、勝利と幸福につながる。「知識」だけでは幸福につながらない。

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜第7回 インド独立の父ガンジー
その後、ガンジーはインドにもどり、悪には従わず、非暴力で戦う独立運動のリーダーとなります。
当時のインドは、強力な軍隊をもつイギリスに占領されていました。きびしい差別があり、イギリス人が上で、インド人は下でした。
この不正をただすために、彼は戦いを開始しました。悲しい出来事や失敗もありました。何度もたいほされて牢屋に入れられましたが、信念をつらぬきとおしました。どこに行くにも腰布にサンダルばきの姿で、まずしく、一番差別に苦しんでいる人々の味方となって行動したのです。
勇気は、人から人へ伝わっていきます。その有名な出来事が「塩の行進」と呼ばれるものです。
この時代、インド人は、生活に欠かせない塩を自由につくったり、売ったりすることが禁止されていました。
ガンジーは、さけびました——人は塩がなくては生きられない。この海からの贈り物を取りあげる権利が、だれにあるのか!
1930年3月12日の朝、ガンジーはイギリス政府に反対するため、78人の弟子とともに約400キロはなれたインドの西海岸へと歩き始めました。浜辺に行き、自分の手で塩をつくるというのです。60歳のガンジーが、しっかりした足取りで進んでいく姿を見て、多くの人が次々に加わり、やがて数千人の大行進となりました。
海岸に着いたガンジーは天然の塩をひろい、これはわれわれのものだと、ほこらしげにかかげました。ガンジーも弟子たちも、たいほされましたが、ひるみませんでした。ぼうでなぐられたり、けられても、決して暴力に負けませんでした。このガンジーとともに、何万もの人々が牢屋に入れられました。それでも、民衆の大闘争は止まりませんでした。
同じく1930年の11月18日、創価学会は牧口常三郎先生、戸田先生の師弟によって創立され、だれもが幸せになれる社会を目指して、平和への歩みを開始したのです。

2014年10月9日木曜日

2014.10.09 わが友に贈る

青年ならば
広布の全責任を担う
気概に勇み立て!
大ロマンに燃え
今いる場所で勝て!

四条金吾殿御返事 P1143
『遊楽とは我等が色心依正ともに一念三千自受用身の仏にあらずや、法華経を持ち奉るより外に遊楽はなし』

◇人生の座標
「能」の真髄を書いたとされる、世阿弥の『花伝書』では、「時分の花」(若さゆえの美しさ。時とともに散る)と、「まことの花」(鍛えぬいた修行による美しさ。時とともに輝く)の違いを説いている。自分をたゆまず磨いた人だけが、年をとっても変わらない「まことの花」と咲くことができるというのである。

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜第7回 インド独立の父ガンジー
最高の"勇気の人"ガンジーは、いったい、どんな少年時代だったでしょうか。じつは意外なことに、とても、はずかしがり屋で、弱虫でした。
学校が終わると、友だちにからかわれるのが心配で、走って家に帰りました。寝る時も、おばけやドロボウやヘビがこわくて、明かりがなければ寝つけませんでした。けれども、まじめなお母さんの教えがあり、決めたことをやりぬく、がんばり屋でした。
そのガンジーが、大きな勇気の一歩をふみ出した事件があります。
それは、努力して弁護士になった若きガンジーが、仕事で南アフリカに行った時のことです。列車の一等車(一番いい客室の号車)に乗っていると、駅員が来て、「君は貨物車に乗るのだ」と言いました。同じ客室にいた白人が、茶色い肌のインド人といっしょに乗りたくないと、駅員に文句を言ったのです。ガンジーは、ちゃんと一等車のきっぷを持っていたにもかかわらず、貨物車に移らなかったために、列車から降ろされてしまいました。
人種差別といって、この国では当時、肌の色で人間に上下があると決められていたのです。
季節は冬でした。ガンジーは暗く冷え切った駅の待合室で、寒さにふるえながら一夜を明かしました。
このあと、どうするか。がまんしたまま仕事をすませ、ふるさとに帰る道もあったでしょう。
しかし、ガンジーは、自分のことだけでなく、人間が人間をバカにして、いじめること自体がゆるせませんでした。ガンジー青年は"勇気の人"に生まれ変わりました。この国に21年間とどまって、差別に対して非暴力で戦い抜きました。そして、ついに、この国に住むインドの人々を守る法律を勝ち取ったのです。
勇気は、青年を強くします。
とくに人のため、正義のため、勇気をもって立ち上がる時、青年は最も強くなるのです。

2014年10月8日水曜日

2014.10.08 わが友に贈る

農漁光部の友に感謝!
食をもたらす奮闘こそ
命を支える聖業なり。
人間王者の皆様に
幸の実りよ多かれ!

四条金吾女房御書 P1109
『明かなる事日月にすぎんや浄き事蓮華にまさるべきや、法華経は日月と蓮華となり故に妙法蓮華経と名く、日蓮又日月と蓮華との如くなり』

◇人生の座標
何でもいい、自分らしく自分自身を革命していく努力を開始したとき、その人の周りも必ず変わる。本人も喜び、周りにも感動が広がることは間違いない。

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜第7回 インド独立の父ガンジー
スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋……みんなは、どんな充実の秋を過ごしているかな?
気温が下がってくるので、かぜには十分、気をつけてね。

「10月2日」という日は、私と世界の友をつなぐ記念日です。
私は、1960年のこの日に、「この世から、一切の不幸と悲しみをなくしたい」と願われた師匠・戸田城聖先生の世界平和の夢を実現するため、初めて海外に旅立ちました。上着の内ポケットには、戸田先生のお写真を入れていました。
それから54年——私は、世界をかけめぐり、対話と友情の道を開いてきました(世界54カ国・地域を訪問)。
この10月2日は、一人の偉大な平和の指導者の誕生日でもあります。1869年に生まれたインドの「独立の父」マハトマ・ガンジーです。今も、12億人の国民から尊敬され、世界のお手本になっています。
それは、ガンジーが、平和を築き、民衆を守るために、一切の暴力を使わず、戦ったからです。相手に暴力を使われても、仕返しをせず、対話と誠実な行動をつらぬいて、インドの独立(1947年)を勝ち取ったからです。
これを、少しむずかしい言葉ですが、「非暴力」といいます。
私はインドを訪れた時、ガンジーがなくなった、首都ニューデリーにたつ記念碑に花をささげ、記念館で講演も行いました。また、ガンジーの弟子やお孫さんたちと出会いを重ね、非暴力の精神を語り合ってきました。
暴力は、強そうに見えて、じつは、おくびょうな人が使う武器です。相手がこわいから使うのです。暴力は、暴力を呼んでしまう。そうして、暴力はくり返され、どちらも深く傷ついてしまいます。国と国の間なら、ざんこくな戦争が続きます。
平和を築くのは、対話と誠実な行動です。それには、まず自分のこわがる心を打ちやぶる勇気が必要です。自分の心が変われば、相手の心が変わる。非暴力は勇気ある人の武器なのです。
この大切な勇気の心を学んでほしいと思い、30年ほど前、私は創価学園の生徒たちとともに、映画「ガンジー」を鑑賞したことがあります。きょうは、いっしょに映画を見ているような気持ちで学んでいきましょう。

2014年10月7日火曜日

2014.10.07 わが友に贈る

環境ではない。
他人でもない。
大事なのは
わが一念の変革だ。
勇気の二字で立て!

船守弥三郎許御書 P1445
『かかる地頭万民日蓮をにくみねだむ事鎌倉よりもすぎたり、みるものは目をひききく人はあだむ』

◇人生の座標
当たり前の人生を、ただ無難に送るだけなら苦労はいらない。深き哲学もいらない。しかし、人間として生まれた、その"人間の証"をどう示しきっていくのか。生涯をかけて、その追究の実践を貫く人こそ偉大である。わが生命を極限まで燃やしきっていく。そうした生きざまのなかに真の生きた哲学がある。
「私はこう生きる」--人生は結局、自分で決めるしかない。人に決めてもらうものではない。

☆勝利の人間学第61回 良書を友に! 知性を磨け
◇読書は青春の金の翼
「青年よ、心に読書と思索の暇をつくれ」——これは、創価の若人の不朽の指針である。
読書は、自在の時間旅行であり、無限の空間旅行である。この青春の金の翼を広げれば、古代にも、未来にも、宇宙にも行ける。無数の人生を生き、得難い体験を味わうこともできる。読書を通して耕された豊かな心の大地から、偉大な創造の生命は開花するのだ。
活字文化の衰退は、人間精神の衰退である。わが青年部は教学とともに、読書という草創からの伝統を確固と受け継いでもらいたい。

◇たゆまぬ研鑽が本物の力に
青年リーダーは、皆、人の何倍も忙しい。、のんびり本を読んでいるヒマはないだろう。
しかし、だからこそ、激闘の中で学んだことが、命の深き滋養となる。真剣勝負で読んだ一冊は、大きな成長の糧として活きる。
私も、戸田先生から、よく「今、何を読んでいるか」「内容を言ってみなさい」と問われた。冷や汗の出る思いでお答えした。わずかの時間でもこじあけて、何かを勉強していなければ、師匠の前には出られなかった。
先生は、青年が低俗な雑誌などを手にしていたら、烈火の如く叱咤されたものだ。「名著を読め」「一流から学べ」と厳しかった。
最高の哲学の若き探究者として、誇りも高く、良書を友とし、本物の力を蓄えるのだ。

◇英知を磨き勇気の言論を
日蓮大聖人は、『畜生の心は弱気をおどし強気をおそる当世の学者等は畜生の如し』(P957、「佐渡御書」)と喝破なされた。
妙法を受持し、実践する青年は、わが生命を明鏡の如く磨き上げながら、たゆまず学び、知性を研ぎ澄ましていくのだ。真と偽、善と悪、正と邪が乱れた時代なればこそ、強く賢く鋭く、英知の光を放っていかねばならない。
読書は、そのかけがえのない光源である。
戦いの中で普賢(普く賢い)の智慧を鍛え、堂々と正義を叫び抜くのだ。
破邪顕正の勇気ある言論の力で、民衆を護り、対話拡大の上げ潮を起こしゆけ!

2014年10月6日月曜日

2014.10.06 わが友に贈る

◇今週のことば
一人一人が
かけがえのない宝塔だ。
誠実と確信の対話が
仏性を呼び起こす。
わが地域を人材で飾れ!
2014年10月06日

法衣書 P1296
『抑食は命をつぎ衣は身をかくす、食を有情に施すものは長寿の報をまねぎ人の食を奪うものは短命の報をうく、衣を人にほどこさぬ者は世世存生に裸形の報をかんず』

◇人生の座標
偉人の「器」を感じ取れる人とは、本来、その偉人と同様の「器」をもった人ではあるまいか。

☆フィリピン・イースト大学「名誉人文学博士号」授与式への謝辞
一、このたびは、貴イースト大学の栄光の創立68周年、誠におめでとうございます。
フィリピン共和国を代表される「世界市民」育成の名門の佳節を、貴国をはじめ192カ国・地域の平和を願う創価の宝友と共に、心よりお喜び申し上げます。
貴大学の誉れの卒業生であり、敬愛してやまぬリサール協会のキアンバオ元会長と私は、大英雄ホセ・リサール博士が掲げた大いなる夢を巡って語り合ったことがあります。
それは、フィリピン諸島を「東洋の真珠」と輝かせ、「団結(パグカカイサ)」と「友情(パキキサマ)」、「独立(パグササリリ)」と「勇気(パグカバヤニ)」、そして「他者への配慮(パキパグカプワタオ)」の精神が普く広がり、人類の進歩をリードしゆく天地とすることでありました。
この五つの原則は、現代世界が、平和と共生の地球社会を創造するために尊重すべき理念でもありましょう。このリサール博士の遠大な夢の実現へ、フィリピンの教育界を牽引してこられたのが、貴イースト大学であられます。
「民衆への奉仕と国への奉仕に高い意識をもったリーダーを、あらゆる分野へ輩出する」
この崇高なるビジョンを体現された卒業生の連帯は、すでに25万人を数えます。貴国はもとより、全世界で社会貢献の指導者として活躍されていることは、あまりにも有名であります。
この偉大な英知の殿堂より、本日、私は、最高に栄えある名誉人文博士の学位を賜りました。
意義深き創立記念の祝祭の中で、かくも盛大なる式典を挙行してくださった、諸先生方のご厚情に、御礼の申し上げようもございません。
さらに、深き友情のハーモニーで祝賀してくださったイースト大学コーラス部の皆様方、誠にありがとうございます。
また今年の2月、わが創価大学の学生たちが貴大学を訪問した折にも、美しきキャンパスで、多くの先生方と学生の方々から、熱烈に歓迎をいただきました。
あらためて、心より感謝申し上げます。

一、貴大学のキャンパスには、両手を優雅に広げた「母校の像」が凛と立ち、伸びゆく英才たちを、温かい眼差しで見守っております。
私には、その尊貴な姿が、学生や卒業生たちに、限りない励ましを送り続けておられる、ガルシア総長はじめ、貴大学の先生方の慈愛あふれる姿と重なって、深く胸に迫るのであります。
とともに、私はリサール博士の呼び掛けが聞こえてくるように思えてなりません。
すなわち——
「現代人の義務は、人間性の回復にある。なぜなら、人間が一度尊厳を取り戻せば、不幸な人が減り、幸福な人々が増えるからである」と。
私ども「創価教育」の父である牧口常三郎先生もまた、「子どもの幸福」のための人間教育を提唱し、生命の尊厳の思想を訴え抜きました。
第2次世界大戦中、日本の軍国主義と対峙し、壮絶な獄死を遂げて、今年で70年となります。
その志を受け継いで、私たちは、世界との平和・文化・教育の連帯を広げてまいりました。
なかんずく大学と大学の学術交流こそ、地道でありながら、国家間の複雑な政治・経済次元の葛藤も超克して、理解と信頼の人間主義の結合を築き上げていく最も普遍的な力でありましょう。
留学や交流を通して、同じ大学で学んだという同窓の絆は、国籍や民族、宗教や文明をも超えて、青年と青年とを、何よりも深く強く固く結び合わせます。
その舞台となる大学こそ、まさしく、人類益を志向し、地球社会に尽くしゆかんとする世界市民たちが愛してやまない「母校」ではないでしょうか。

一、貴大学は、ガルシア総長の卓越したリーダーシップのもと、21世紀を担い立つグローバルな人材の育成を目指し、世界の多彩な教育機関との交流を通じて、"開かれた大学づくり"を力強く進めておられます。
私も、本日、この先進的な「世界市民教育」を実践される貴大学の誉れある一員とさせていただきました。
先生方と手を携えて、いずこの国の若人も共に学理を探究し、共々に価値を創造しゆく「教育のマリンロード」を、さらに広々と創り開いていく決心であります。
リサール博士は叫ばれました。
「若者よ 雷鳴も 荒波も 豪雨も
何者も 何事も
我々を脅かすことはできない
俊敏なる腕 穏やかな振る舞い
危機にあっては戦いを起こすのだ」と。
この勇気ある魂を燃え上がらせて、私たちは力を合わせ、英知を結集し、地域社会の山積する難題に挑戦していきたいと思うのであります。
「未来は、東(イースト)から始まる!」
かけがえのない我らの「母校」たるイースト大学が、水平線から昇りゆく旭日の如く、創立70周年、80周年、さらに100周年へ、アジアの希望の未来を、世界の共生の未来を、そして人類の平和の未来を、いよいよ赫々と照らしゆかれることを、心からお祈り申し上げ、私の御礼のあいさつとさせていただきます。
マラミン・サラマッポ!(フィリピノ語で「誠にありがとうございました!」)

2014.10.05 わが友に贈る

わが地区から
新しき人材を!
決定した祈りから
全てを始めよ!
壁は必ず破れる。

四条金吾御書 P1176
『又御をととどもには常はふびんのよしあるべし、つねにゆせにざうりのあたいなんど心あるべし、もしやの事のあらむにはかたきはゆるさじ、我がためにいのちをうしなはんずる者ぞかしとをぼして、とがありともせうせうの失をばしらぬやうにてあるべし』

◇人生の座標
自分をよく見せようとすると、しやべるのが苦痛になる。ありのままのあなたでいいのです。背伸びせず、自分の短所も長所も、正直に知ってもらえばいいのです。

☆大白蓮華巻頭言 2014年10月「強く明るく喜びの調べを!」
「何があっても負けない青春、負けない一生を!」
これは、わが創価の女性たちの合言葉である。
簡潔でありながら、なんと奥深い哲学が秘められ、なんと誇り高い信念が込められていることか。
「御義口伝」には、『自身の内なる妙法を悟って、自身の宮殿に入るのである。南無妙法蓮華経と唱えていくことは、自身の宮殿に入っていくのである』(P787、趣意)と仰せである。
幸福の宮殿とは、どこか遠くにあるのではない。わが生命の中にある。わが生命が宮殿なのである。
いかに苦しくても、いかに大変であっても、題目を唱えゆくならば、妙法と一体となり、前へ進む力が漲ってくる。生き抜く勇気が込み上げてくるのだ。
法華経には、『三界は安きこと無し 猶お火宅の如し 衆苦は充満して 甚だ怖畏す可し』(妙法蓮華経並開結P191)と説かれる。とりわけ末法に入り、天変地異が重なる世には、心の広い人も狭くなり、道を求める心を持つ人さえも邪見になってしまうと、御書には喝破されている。
そうした時代の真っ只中で、あの友の心にも、この友の心にも、何ものにも壊されない希望の宮殿を開いてきたのが、創価の草の根の対話といってよい。
その力は、祈りと真心から発する「励まし」の声だ。人を傷つけ、誑かし、引き裂く残忍な言葉が渦巻く社会にあって、それは、あまりに温かく、正しく、溢れる善意で人々を結び合わせる挑戦でもある。
日蓮大聖人は、『喜とは自他共に喜ぶ事なり』『自他共に智慧と慈悲と有るを喜とは云うなり』(P761、「御義口伝」)と教えてくださった。その通り、わが宝友たちは、日本中、世界中で、強く明るく喜びの調べを奏で、智慧と慈悲のスクラムを広げてくれているのだ。
『一切世間に怨多くして信じ難し』と言われる如く、誠心誠意、訴えた正法の哲理が、閉ざされた心、頑なな心から反発されることも、多々ある。
しかし、折伏の大師匠・戸田城聖先生は語られた。「法を弘めようと悩む。人々を幸福にしようと悩む。広宣流布のために悩む。これほど素晴らしい仏の悩みはないではいか」と。悩んだ分だけ、煩悩即菩提で、仏の境涯が深まり、大福運が積まれるのだ。
山形広布の母は、夜なべの内職で生活苦に挑みながら、夫と友に広大な天地を広布へ走った。二人のお子さんとの死別の悲哀も乗り越え、打ち続く災害にも皆を励まし、90歳となる今も毅然と戦う。
「三世の幸福を贈る折伏は、どんな富豪や権力者もできません。辛い時こそ、友に『私がいるよ、学会員がいるよ』と叫びたい。皆、命の底で妙法を求めていると思えば、励ましの心が湧いてきます」と。
文豪ビクトル・ユゴーは、「人に与える喜びには、反射のように弱まってもどるどころか、輝きを増してはねかえってくるという性質がある」と綴った。
我らは、共々に生命の大歓喜の輝きをいや増し、何があっても負けない「人材の城」を築きゆこう!

いつの世も
 友に励まし
  守り合い
 勝利の旅路を
  明るくひらかむ

2014.10.04 わが友に贈る

希望あるところ
勝利の太陽は昇る!
いかなる苦難にも
不屈の楽観主義で挑め!
雄々しく道を開け!

四条金吾殿御返事 P1192
『いよいよ強盛に大信力をいだし給へ、我が運命つきて諸天守護なしとうらむる事あるべからず』

◇人生の座標
見る側に 「眼」が具わっていなければ、どれほど偉大な人物を目の前にしていたとしても、その真価を見分けることはできまい。

☆書とともに� 第31回 学会が仏法西還を証明
『月は西より東に向へり月氏の仏法の東へ流るべき相なり、日は東より出づ日本の仏法の月氏へかへるべき瑞相なり』(諫暁八幡抄、P588)

◇通解
月は西から東へ向かう。それは月氏の仏法が東へ流布する相である。日は東から出る。日本の仏法が、月氏国へ還るという瑞相である。

◇同志への指針
仏法西還を予言された、日蓮大聖人の未来記である。
インドをはじめ世界192カ国・地域に躍り出たSGIメンバーの英姿に、この未来記の厳然たる証明がある。
若き地涌の友の活躍は民衆の希望である。
さあ、誓いの青年(きみ)よ! 信ずる後継(きみ)よ! 新時代のバトンは、すでに託されているのだ。太陽の仏法で、人類を照らしゆけ!

2014.10.03 わが友に贈る

リーダーは自らの
体験を通して
歓喜と確信を語れ!
皆が信心で奮い立てば
前進の勢いは加速!

四条金吾殿御返事 P1149
『日蓮をたすけんと志す人人少少ありといへども或は心ざしうすし或は心ざしはあつけれども身がうごせずやうやうにをはするに御辺は其の一分なり心ざし人にすぐれてをはする上わづかの身命をささうるも又御故なり、天もさだめてしろしめし地もしらせ給いぬらん』

◇人生の座標
「精神」という「目に見えない価値」に、どれだけ敏感でありえるか。どれだけ「見えないもの」に目を凝らし、「聞こえないもの」に耳をそばだてることができるか。そこに人間としての「証」があり、文明を導いていく羅針盤がある。

☆教学部初級試験・青年部教学試験3級への伝言
全員が尊き求道の信心の勝利者であり、日蓮大聖人が褒めてくださることは絶対に間違いないと賞讃。
さらに、万人が幸福になる「生命尊厳の哲理」が仏法であり、教学試験は「合否を超えて、全員が 『正義の大賢者』 になるための試験です。何ものにも負けない 『生命の大城(大いなる城)』 を築くための試験です。そして、一家も眷属も 『心の財』 を積んで、 『大福運の博士』 と勝ち栄えるための試験なのです。
きょうから、ますます朗々と題目を唱え、 『実践の教学』 に励んで、人類を照らす最極の英知と希望の光を、共々に、社会へ世界へ、輝かせていこうではありませんか!

2014年10月2日木曜日

2014.10.02 わが友に贈る

「開拓」こそ
青年の心の異名だ。
「もう一歩!」と
勢いよく殻を破り
新時代を創りゆけ!

木絵二像開眼之事 P469
『人の声を出すに二つあり、一には自身は存ぜざれども人をたぶらかさむがために声をいだす是は随他意の声、自身の思を声にあらはす事ありされば意が声とあらはる意は心法声は色法心より色をあらはす』

◇人生の座標
だれが見ていようと、見ていまいと、つねに人間として正しい行動を貰いている。いっさいに恥ずるところがない。
ゆえに心は青空のごとく晴ればれとし、悠々としていられる。これも、優れた人物に共通する楽しみであり、また誇りである。

☆名誉会長と共に新時代を開く第35回 題目こそ勇気と智慧の源泉
「勝ちまくれ! 仏法は勝負である」——恩師・戸田先生の師子吼が胸に響く。全てに勝とう! 広宣流布のために! 自分自身の幸福のために!
ブロックこそ広布拡大の最前線だ。模範のブロックをつくるには、どうしたらいいか。私は葛飾の総ブロック長に就いた際、皆と約し合った。
全会員が、しっかり勤行できるようにしていこう——と。
柔道にも剣道にも基本があるが、幸せになるための信心の基本は勤行にある。日々、真剣に勤行・唱題を重ねた人と、いい加減な人とでは、表面は同じように見えても、3年、5年、7年とたっていったとき、厳然たる開きが出てくるものだ。
宿業の転換といい、人間革命といっても、その一切の原動力は勤行・唱題にほかならない。
一念の力は無限である。わが最高峰を目指そう!——そう決めて祈れば、偉大な力が湧く。

日蓮大聖人は仰せである。
『深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがくとは云うなり』(P384、「一生成仏抄」)
勤行の姿勢が、生き方にも表れる。力強い勤行、すがすがしい勤行、真剣な祈りを込めた勤行は諸天をも動かしていく。
私たちが毎日読誦する法華経寿量品に『一心欲見仏 不自惜身命』(一身に仏を見たてまつらんと欲して 自ら身命を惜しまず)とある。求道心に燃え、命を惜しまず、法のために——ここに信心の真髄がある。
あらゆる苦難に挑みながら、仏法を弘め、同志を守り抜く。その戦う心に仏界は輝く。
所詮は題目を唱える以外にない。仏道修行で、一番やさしい修行は唱題であり、一番難しい修行も題目を唱えることだ。
生き抜く力の源泉、勇気と知恵の源泉こそ題目なのである。

2014年10月1日水曜日

2014.10.01 わが友に贈る

寒暖差が激しい時期。
風邪を引かないよう
手洗い・うがいを励行し
節度ある食事と睡眠を。
健康は勝ち取るものだ。

大果報御書 P1298
『なにとなくとも釈迦如来法華経を失い候いつる上は大果報ならば三年はよもとをもひ候いつるにいくさけかちつづき候いぬ、国はいかにも候へ法華経のひろまらん事疑なかるべし』

◇人生の座標
もしも「頭のよくなる薬」 ができたら、それは麻薬のようなものだ。だれも努力しなくなる。そうなれば人間崩壊です。
苦しまないと、人格はできない。自分らしく、どう努力するか、どう悩むか、どう苦しんでいるかで、人格が決まる。磨かれる。ダイヤモンドのように。

☆四国女子部サンフラワー大会へのメッセージ
皆さん、ご苦労さまです。強く、明るく、たくましく前進される四国の皆さんに、私と妻も心から題目を送っております。
日蓮大聖人は、家族の病と闘う門下に仰せになられました。
『此の経の信心を致し給い候はば現当の所願満足有る可く候』(P1242、「道妙禅門御書」)と。
そして『魔及び魔民有りと雖も皆仏法を護る』(同P)、さらに『病即消滅して不老不死ならん』(同P)との法華経の一節を贈られ、励まされました。
この信心で乗り越えられない現実はない。そして、変えられない未来も断じてありません。
わが師・戸田城聖先生は言われました。
「悩みの薪があるから、仏の智慧の火が燃え上がる。皆、地涌の菩薩だ。創価学会とともに信心をやり切っていけば、今の悩みは必ず全部、大功徳に変わるんだよ。これは絶対に間違いない」と。
忙しい日々でしょうが、健康第一で、朗らかに、心広々と仏縁を結び、人材のスクラムを広げながら、わが地域に希望と幸福の花園を咲き薫らせていってください。
今日、お集まりの皆さん方こそ、創価と広布の「前進勝利の太陽」です。皆さんと私は、いつも題目で結ばれています。
さあ、何があっても、苦楽共に思い合わせて、題目を唱え抜き、共に戦い、共に勝ち、共に喜びあふれる人生を、深く強く飾っていきましょう!
お体をくれぐれも大切に! 充分に睡眠と休息もとってください。
尊き四国婦人部、女子部に、健康あれ! 和楽あれ! 勝利あれ!

2014年9月30日火曜日

2014.09.30 わが友に贈る

「いかなる病
さはりをなすべきや」
妙法は生命の大良薬。
題目の師子吼で
断じて病魔を打ち破れ!

曾谷殿御返事 P1056
『此法門を日蓮申す故に忠言耳に逆う道理なるが故に流罪せられ命にも及びしなり、然どもいまだこりず候』

◇人生の座標
「学ばずは卑し」という言葉があるが、人間の人間らしさというものは、「学ぶ」ところにある。しかも今は、高度な情報社会です。一生涯、つねに学んでいかなければ、すぐに遅れてしまう。「一生涯、勉強」「一生涯、学ぶ」--これが、これからの指導者の要件です。

☆御書とともに� 第30回 病は信心を深めるチャンス
『まことやらむ・いえの内に・わづらひの候なるは・よも鬼神のそゐには候はじ、十らせち女の信心のぶんざいを御心みぞ候らむ』(上野殿御返事、P1544)

◇通解
あなたの家の内に病人があるということはまことであろうか。もし、そうだとしても、よもや鬼神のせいではないだろう。十羅刹女があなたの信心のほどを試されているのであろう。

◇同志への指針
家族の病気や介護など、現実の生活はさまざまな困難や辛労との戦いである。不安や心配も絶えない。
しかし、仏法の眼で捉えれば、必ず深い意味がある。一つ一つ、永遠に幸福になるための信心の試練である。
「大難」即「成仏」──。絶対に変毒為薬できるのだ。一切を幸福へと転じゆく強盛な信心で、ご一家の福徳の大境涯を開いていただきたい。

2014年9月29日月曜日

2014.09.29 わが友に贈る

◇今週のことば
友の幸福を願う祈りは
仏と同じ境涯なり。
声も惜しまず
最極の法理を語れ!
生命の宮殿を共々に。
2014年09月29日

祈祷抄 P1349
『名聞利養深かりし人なれば仏の人にもてなされしをそねみて我が身には五法を行じて仏よりも尊げになし』

◇人生の座標
人間は一生涯、自分自身の宝石を掘り出し、磨いていくべきです。学校時代にはあまりばっとしなかった人が、社会に出てからいろんな経験をするうちに、今まで掘り当てていなかった自分の鉱脈を発見する例は、無数にある。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.12� 「行学の二道」を励みゆけ
今月、新出発の"関西家族"が御聖訓を命に刻みながら、「折伏」「人材」そして「団結」を合言葉に、今再びの大前進を開始している。
あの昭和31年の「大阪の戦い」の渦中、私は関西の友と、常に御書を拝して勝ち進んだ。
『各各なにをかなげかせ給うべき、迦葉尊者にあらずとも・まいをも・まいぬべし、舎利弗にあらねども・立ってをどりぬべし、上行菩薩の大地よりいで給いしには・をどりてこそいで給いしか』(P1300)
ある時は、この「大悪大善御書」の一節を通し、同志に呼び掛けた。
「不可能を可能にする戦いを信心で勝ち取り、世間をアッと言わせようではないか」
「御書根本」とは、わが大関西に脈々と流れ通う「常勝の鉄則」である。
大阪の激戦の中、一人の女子部の友に、「決して忘れてはいけないよ」と贈った御文がある。
それは、『我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし』『つたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし』(P234)との「開目抄」の一節であった。
「まことの信心」は、苦難の時に試される。
「まことの師弟」は、一人の時に試される。
その後、彼女は使命の宝土ブラジルヘ移り住んだ。婦人部のリーダーとして、この御文を抱きしめながら、生涯、戦い抜き、南米広布の盤石なる礎を築いてくれた。
御書に照らし、妙法に生き抜き、結ばれた絆は三世永遠である。
彼岸に当たり、亡くなられた全功労者の方々、また、わが同志の先祖代々の諸精霊の追善回向を、私は懇ろに行わせていただいている。

仏法研鑽の波は、世界に大きく広がっている。
中南米は4月と8月、欧州は7月、北米・オセアニアは8月に教学研修会を開催。今月はSGI青年研修会のため、海外50カ国・地域から250人の若きリーダーが意気高く集った。
さらにアジアの各国・各地域で教学の研修会が活発に行われ、アフリカ各地でも地道な教学運動が続けられている。
また教学試験は、近年、世界の50前後の国々や地域で実施されている。男女青年部をはじめ皆、仏法の人間主義の智慧を求めて真剣だ。

"宗教革命とは、人類の幸福への直道なり。
そのためには、自らが、この大哲理をば実践し、会得しゆくことだ"
私が若き日の日記に記した信条である。
人類の平和と幸福の大道を開くため、「異体同心」の法理を学び、実践する創価の世界市民は、時代の激流の中で、調和と共生の模範を地球社会に示しているのだ。
この創価の大運動に、インド文化国際アカデミーのロケッシュ・チャンドラ理事長は、期待を寄せてくださった。
「人類が何千年もの間、抱き続けてきた夢──その夢の中から生まれ、今、聞こえてくる歌声。それが創価学会なのです」
我らには、「慈悲と哲理」の地涌の誇りがある。
さあ、御書を繙こう!
君よ、貴女よ、「行学の二道」を励みゆけ!
今日も、共に最高峰の大哲学を学ぶ喜びに燃えて躍進だ! 「世界広布」即「人類平和」の偉大な夢に向かって!

辛くとも
 今日も御書を
  拝しつつ
 誇りも高く
  笑顔で飾れや

2014.09.28 わが友に贈る

御書を学んだ分だけ
人生を開く力がつく。
研鑽を応援した分だけ
わが「心の財」となる。
共に生涯、幸福の道を!

法門申さるべき様の事 P1271
『師子の中の虫師子をくらう、仏教をば外道はやぶりがたし内道の内に事いできたりて仏道を失うべし仏の遺言なり』

◇人生の座標
性格(キャラクター)というのは、ギリシャ語の「彫刻」とか「印象」という言葉から出ている。いわば「刻みつけられたもの」です。たしかに、性格も体質も、医学的に見れば遺伝的に刻みつけられ、決定されている部分もあるかもしれない。
しかし、それがわかったからといって、何になるものでもない。今、現実に生きている中で、どのように向上していくかが問題です。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.12 � 「行学の二道」を励みゆけ
この生命(いのち)
 御書と共に
  勝ち開け
 変毒為薬の
  宝剣かかげて
若き日、師・戸田城聖先生と湘南電車(東海道本線)に乗っていた時のことである。車中でも、先生は御書の講義をしてくださっていた。
ちょうど車窓から太平洋の眺望が開けた。
先生は「あの太平洋のような大境涯の信心で、この御書を拝することだ。そうでなければ、凡夫が御本仏のお心に近づくことはできないのだ」と語られた。
「御書」を開くことは「境涯」を開くことだ。御書を拝して、広大無辺なる御本仏のお心に迫り、自らの小さな殻を打ち破る戦いをするのだ。
先日、新時代の第1回を飾る全国男子部幹部会が、四国で開催された。
四国では、婦人部と女子部一体のサンフラワー大会も行われている。
四国出身の哲人・中江兆民は、「哲学なき人民は、なにをしても深い意味がなく、浅薄さをまぬがれない」と叫んだ。
生命尊厳の大哲学を掲げた地涌の友の総決起を、"志国(しこく)"の先哲たちも、さぞかし喜ぶことであろうと、私は確信する。

大聖人は仰せである。
『日蓮は日本国のはしら(柱)なり』(P312、「報恩抄」)、また『日蓮は一閻浮提第一の聖人なり』(P974、「聖人知三世事」)と。
人びとを不幸に陥れる思想の乱れを正し、人類を救済しゆく世界の柱。その確信と情熱が、御書には満ち溢れている。
困難に打ち勝つ哲学!
人生を生き抜く智慧!
正と邪を見抜く英知!
人類を結びゆく熱願!
新時代を照らす希望!
御書を学ぶことは、大聖人の大精神を、わが生命に響かせゆくことだ。
今月28日には「教学部初級試験・青年部教学試験3級」が行われる。また11月には「教学部任用試験」が予定されている。
受験者の皆さんにとって、忙しい中、試練の挑戦であろう。しかし、だからこそ、その求道の功徳は、どれほど大きいことか。
大聖人は、法華経について質問された女性門下を、『御尋ね候事ありがたき大善根にて候』(P1402、「妙法尼御前御返事」)と、最大に讃嘆されている。
温かく教え、励まし、共に研鑽される先輩方にも感謝したい。その労苦は、三世に崩れざる『心の財』を積む栄光の汗となる。
役員に当たってくださる皆さんも、お世話になりますが、一切無事故の運営を、どうか、よろしくお願いします。

大聖人が「竜の口の法難」に遭われ、発迹顕本なされた天地・神奈川の鎌倉に立つSGI教学会館は、今年で開館15周年を迎えた。
海外からも多くのメンバーがこの会館を訪れ、地元の同志が温かく歓迎してくださっている。
大聖人は法難を振り返り、述べておられる。
『仏になる道は必ず身命をすつるほどの事ありてこそ仏にはなり候らめ』(P891、「佐渡御勘気抄」)
命にも及ぶほどの大難と戦い、断固と打ち勝ってこそ、仏の境涯を開くことができる、と。
横暴な軍部政府の弾圧によって投獄された初代会長・牧口常三郎先生は、法華経を如説修行された大聖人の仰せを、身をもって読まれた。
本年11月には、牧口先生の殉教から70年の節目を迎える。
獄中からご家族にあてた手紙に、こうある。
「ただ経文を以て信仰して居るので安心してゐる」「何の不安もない。必ず『変毒為薬(毒を変じて薬と為す)』となると存じます」、さらに「三障四魔ガ紛起スルノハ当然デ、経文通リデス」と。
ここには恐れや悲壮感など微塵もない。
牧口先生と共に正義の獄中闘争を貫かれた戸田先生も、後に語られた。
「法華経の意味をかすかながらも身読することができました。なんたるしあわせでございましょうか」
御本仏の仰せの如く!
御聖訓のままに!
お二人の師弟の死身弘法の大闘争があったからこそ、大聖人の御精神は現代に蘇った。この創価の誉れの原点を、断じて忘れてはならない。
御書を拝していけばいくほど、創価学会こそが大聖人直結の仏勅の団体であると、深く理解することができる。私たちにとっての不惜身命とは、この学会と共に、師弟の誓いを胸に、どこまでも生き抜くことだ。

戸田先生は、御書を拝する姿勢について、「信の一字をもって、一切をつらぬいていることを、知らなくてはならない」と教えてくださった。
そして「民衆救済の大確信と、燃ゆるがごとき大聖人の情熱が、その根底をなしていることを、読みとらなくては、また無意味になることを知らなくてはならない」と。
絶対なる「信」をもって学ぶ。そして民衆救済の大確信のままに、自らも広宣流布に走る。
この「信」と「行」をもって拝した時、「信心の火が、いやがうえにも、燃えあがる」とも、先生は言われていた。
ここに、自らの絶望を希望に変え、宿命を使命に転じゆく光がある。
大聖人は、千差万別の悩みに苦しむ門下それでれに渾身の激励を綴ってくださっている。
だからこそ、御書を自らの身に当てて拝していきたい。大聖人から直接賜ったお手紙と捉え、実践していくのだ。
──あるシンガポールの壮年部員は、交通事故で下半身不随となった。その後も、結核、足の大やけど……次々と起こる宿命の嵐。打ちのめされそうな心を支えたのは、次の一節だったという。
『必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよろこび愚者は退く』(P1091、「兵衛志殿御返事」)
"この難は、私の信心を試しているのだ!"
そう確信した創価の賢者は今、「自分の姿で仏法の力を証明する」との誇りに燃え、自他共の幸福の道を、雄々しく歩んでくれている。
御書を心肝に染めた人は強い。その胸には嵐に揺るがぬ柱が立つ。いかなる障魔をも見破り、断ち切っていける。それが。真剣勝負の研鑽で磨いた信仰の利剣なのだ。

2014.09.27 わが友に贈る

聖教は希望の哲理を
地域に社会に発信!
尊き新聞長をはじめ
拡大に尽力する
同志の皆様に最敬礼!

崇峻天皇御書 P1172
『日蓮と法華経とを信ずる人人をば前前彼の人人いかなる事ありともかへりみ給うべし』

◇人生の座標
だれも自分一人の力で大きくなった人はいない。多くの人に守られ、支えられて生きている。よき環境はよき人間をつくる。自ら、そうしたよき環境、"よき人間のつながり"を求めていく人は、かぎりなく伸びていけるのである。

☆創価教育同窓の集いへのメッセージ
一、大学という「人材の港」が、ひときわ輝き光るのは、現実社会の波濤を越えて舞い戻ってきた、誉れの卒業生たちの凱旋を迎える時であります。
万難を排して、日本中、世界中から、よくぞ集ってくれました。私は、立派に成長した一人一人を、諸手を挙げて迎え入れ、それでれの尊い貴い奮闘に耳を傾け、労い、讃嘆したい思いでいっぱいであります。皆、本当にありがとう!
本日は、私たちの宝の友人である、韓国の名門・済州大学の趙文富元総長ご夫妻、また趙誠倫(チョ・ソンユン)教授ご夫妻がお越しくださいました。
学園や大学に在学中、趙文富先生にお会いした人も少なくありません。さらに済州大学での研修などで、ご夫妻に父母のように温かく歓待していただいた友もいるでしょう。
我らの創価家族の集いに、これほど懐かしく、これほど嬉しいお客様はおられません。皆で、万雷の大拍手をもって大歓迎しようではありませんか!
一、きょうは、愛する皆さんと一緒に、目覚ましく大発展しゆく母校を散策しながら、ゆったりと懇談するような思いで、3点、エールを贈らせていただきます。
第一に「いよいよ深く勝利の根を張れ!」ということであります。趙先生との対談では、朝鮮王朝の大指導者・世宗(セジョン)大王についても語り合いました。この大王のもとで作られたハングルの詩歌(「龍飛御天歌」)の名句に、こう詠われております。
「根の深き木は 風に動かず/花かぐはしく実たわわなり/源の深き水は ひでりに乾かず/川をなし海にいたるなり」と。
今、社会も世界も、目まぐるしく揺れ動いています。変化は激しい。こういう時代だからこそ、大事なことは、心を定めて、揺るぎない信念の根を張ることであり、たゆまず学び、尽きることのない智慧の源を湛えることではないでしょうか。
今、東京富士美術館では、英国の「ロイヤル・アカデミー展」が開催されています。
このアカデミーの初代レノルズ会長は、青年芸術家たちに"自分自身の感覚に頼って始める人は、開始早々、研究に行き詰まってしまいます"と戒めていました。
そして偉大な巨匠の実践によって確立された創造の道を、まず謙虚に学んでいくことを推奨したのです(相澤照明「ジョシュア・レノルズ卿の講話集 翻訳と注解 第1講話」、『佐賀大学文化教育学部研究論文集』10(1)所収)。これは万般において、若き世代が心に留むべき原則でありましょう。
ここに集った皆さんは、多くが30代半ば。私より50歳も若い。いよいよ、これからが勝負です。21世紀の命運を、その双肩に担い立っていくリーダーたちです。
一、私が創価学会の第3代会長に就任したのは、32歳でした。もともと医者から、30歳まで生きられないと言われていた病弱な体でしたし、学会の会長職は、師匠である戸田城聖先生も7年にして逝去された激務です。
ですから、就任の日に妻は「きょうは、わが家のお葬式」と言いました。
以来、一日また一日、一年また一年、いつ倒れても悔いを残さないという決心で祈り抜き、戦い抜きました。巡り来る記念の5月3日を、妻は「ああ命があったのか」との思いで迎えていました。
妻が初めて赤飯を用意してくれたのは、就任8周年の5月の3日です。全身全霊で生き切った悪戦苦闘の連続の30代に、私たちは今日の発展の因を刻みました。
創価学園、創価大学の創立への布石をしたのも、この年代です。
どうか、若き後継の皆さんも、何があろうと、焦らず嘆かず惑わず、じっくり悠然と粘り強く、勝利の根を深く張り、栄光への源を満々と湛えていってください。
一、第二に申し上げたいことは、「いよいよ明るく友情の橋を架けよ!」ということです。
韓国と日本には、世界史から見ても注目すべき、深い平和友好の歴史があります。
いにしえの数多の文化の伝来はもとより、江戸時代、来日した朝鮮通信使からも、日本は多くを学びました。ある朝鮮通信使は帰国後、日本の友に書き送っております。
"あなたとは国が異なり、遠く万里を離れ、山海が隔てています。しかし、私たちは、心は通い合っています"(松田甲著『日鮮史話』)と。
誠に友情には、いかなる距離も越え、いかなる差異も越え、いかなる激流も越えて、人間の心と心を結び、高めていく普遍の力があります。
なかんずく、教育の世界における友情ほど、明るく強く、一切を超克していく結合はありません。
創価大学は、この友情の力、英知の連帯で人類を結びゆく「平和のフォートレス」です。海外との学術交流の協定も、今、48カ国・地域150大学となっております。
愚昧な反目や憎悪が渦巻く社会なればこそ、わが卒業生は、誇り高き創価の世界市民として、誠実に毅然と明朗に、友情の虹の橋を幾重にも広げていただきたいのです。
一、最後に「いよいよ強く希望の光を放て!」と申し上げたい。
趙先生の若人への激励に「青年は、自分をもとに、他人のために生きようと苦悩した時にこそ、力が湧き、人間として生まれた真の幸福を感じるのである」(『池田大作全集』第112巻)とあります。
趙先生ご夫妻は、その通りの崇高な人生を歩み抜いてこられました。奥様も約40年にわたり小学校の先生として、親にも勝る慈愛を教え子に注ぎ続けてこられたのです。
太陽が自らを燃焼させて万物を育むように、リーダーが試練に挑み、苦難を勝ち越えゆく中にこそ、友を照らし、未来を照らす希望の光が放たれるものでありましょう。
一、きょうは、1期生をはじめ母校愛深き創価同窓の代表も集ってくれています。
私は、つい先日も、関西創価小学校の伸びゆく6年生と嬉しい出会いを刻みました。
今、創価大学のキャンパスには、韓国の美しき国花・無窮花(ムグンファ=ムクゲ)が絶え間なく咲き誇っております。
この無窮花の如く、どこまでも続く人材の花を、平和の花を、そして勝利の花を、共々に咲き薫らせゆくことを、強く朗らかに約し合って、私の御礼と祝福のあいさつとさせていただきます。
世界一の友情の大連帯、万歳! お元気で!

2014年9月26日金曜日

2014.09.26 わが友に贈る

周囲への感謝と
敬意を忘れないのが
本当に偉大な人だ。
謙虚な振る舞いに
信頼の花は咲き薫る!

諌暁八幡抄 P589
『末法には一乗の強敵充満すべし不軽菩薩の利益此れなり、各各我が弟子等はげませ給へはげませ給へ』

◇人生の座標
美しい自然、美しい姿、美しい人生、美しい家庭。人間だれしも美しいものに憧れるが、それは自分の中に閉じこもっていては得られない。自分だけを見つめていてもつくれない。人との"よりよいお付き合い"、地域社会との"心豊かな交流"、自然との"優しい関係"。それらに向かって努力する中に、自分もまた美しく成長していくのである。

☆名誉会長と共に新時代を開く 第34回 常楽我浄の生命の花園へ
秋の彼岸を迎える。美しい自然に包まれた全国の墓地公園・納骨堂、また主要会館で秋季彼岸勤行法要が厳粛に営まれる。
信心を貫き通して亡くなったならば、どうなるか。御書に照らして、その境涯は、見渡す限り黄金の幸福の光に満ちあふれ、無上の喜びに輝く世界である。
日蓮大聖人は仰せである。
『南無妙法蓮華経と唱え、退転せずに修行して、最後の臨終の時を待ってごらんなさい……天から四種類の花が降ってきて、空には音楽が聞こえ、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき、心から楽しんでおられる』(P1386、通解、「松野殿御返事」)
妙法の人の歩みは、御聖訓の通りの大福徳に包まれゆくことを深く確信していただきたい。「生も歓喜」「死も歓喜」の生命と輝くことは、絶対に間違いない。三世永遠にわたって自由自在の境涯となるのである。

題目の音声は、十方世界に届かないところはない。我らの真心の唱題は、故人にも響いていく、戸田先生は語られた。
「題目の力は偉大である。苦しい業を感ずる生命を、あたかも花園に遊ぶがごとき、安らかな夢のごとき状態に変化させるのである」
妙法は大宇宙の根源の力だ。それを弘める功徳は、故人をも包む。広宣流布へ戦う心こそ、仏の心であり創価の心だ。
全ては自他共の幸福のための戦いだ。苦労がないことが幸福なのではない。どんな悩みにも負けないことが幸福なのだ。
忍耐ある人は負けない。
朗らかな人は負けない。
荘厳な夕日の次の日は晴天になるように、今世も、真っ赤な夕日のごとく、わが生命を燃やし尽くして、所願満足の人生を、ともどもに生きて生きて生き抜こう!
学会の創立記念日へ、聡明な信心即生活で健康勝利の日々をと祈っています。

2014年9月25日木曜日

2014.09.25 わが友に贈る

新任のリーダーは
スタートが肝心だ。
真剣勝負の行動で
前進への波動を!
清新の決意で立て!

千日尼御前御返事 P1312
『たすけんとする日蓮かへりて大怨敵とをもわるるゆへに女人こぞりて国主に讒言して伊豆の国へながせし上又佐渡の国へながされぬ』

◇人生の座標
妻は、私にとって、人生の伴侶であり、ときには看護婦であり、秘書であり、母のようでもあり、娘か妹でもあり、何より第一の戦友である。

☆勝利の人間学第60回 「誓い」は貫いてこそ
◇新たな決意で生き生きと
青年は、常に新たな出発だ! 共に生き生きと躍進だ! この勢いが青年の生命だ。
日蓮仏法は「本因妙」の仏法である。
今この時に、妙法を唱え、現在そして未来の勝利の「因」を直ちに刻むことができる。
ゆえに過去に囚われる必要はない。現状に安住してもならない。常に「これから」だ。新たな決意で「これから」を創り開くのだ。
師弟の誓いに生き抜く青春に、停滞はない。みずみずしい求道の息吹が、惰性や慢心を打ち破るからだ。
誓いは貫いてこそ、誓いである。そこから、尽きることのない「躍進」の力が生まれる。

◇広布の大願に「仏力」が
日蓮大聖人は、青年門下に『我が弟子等・大願ををこせ』(P1561、「上野殿御返事」)と叫ばれた。
広宣流布こそ、御本仏の誓願である。
この仏と同じ誓願に立って、祈り、行動する時、わが生命に「仏の勇気」「仏の智慧」「仏の力」が無限に湧いてくる。
これこそが、不可能を可能にする源泉だ。
これほど価値ある誇り高い生き方はない。
自分で決めて、勇んで勝利の道を開くのだ。すべてを御本仏が御照覧である。胸を張って、友の幸福のために動くのだ。
「自発能動」こそ、青年の特権である。

◇獅子の人材城を築こう
勝利、勝利、また勝利の前進——これが、学会青年部の誓いである。永遠に勝ち進むためには、何よりも人材の流れを築くのだ。
今、日本中、世界中で新たな希望に燃えた若人が躍り出ている。この若き地涌の友が、一人ももれなく、正義の師子に、平和の天使に、強く明るく伸び伸びと育ってほしい。
恩師は、「人間をつくることだ。指導者をつくることだ」と、常々、語っておられた。
創価家族の温かい励ましの中で、人は育つ。
一段と、題目を大地に響かせて、地涌の菩薩を呼び出そう! そして、わが地域から、人材拡大のうねりを起こそうではないか!

2014年9月24日水曜日

2014.09.24 わが友に贈る

後輩を育てるには
まず一緒に動く。
成長をたたえる。
温かな心と心の触発で
地域に不滅の人材城を!

十法界明因果抄 P430
『常に彼に勝らんことを欲し耐えざれば人を下し他を軽しめ己を珍ぶこと鵄の高く飛びて下視が如し而も外には仁義礼智信を掲げて下品の善心を起し阿修羅の道を行ずるなり』

◇人生の座標
真実の夫婦のあり方は単純ではない。環境によって決まるものでもなければ、状況によって左右されるものでもない。富や平穏が気持ちを引き離す場合もある。客観的には苦しみの坂のように見えても、それが一番、ふたりを近づけた幸福の季節という場合もある。
何かあったら揺らぐという相対的な信頼ではなく、絶対性の絆というか、真実の愛情は、風波があるたびに、ふたりの奥深くに育っていくものである。「喜びも悲しみも幾年月」−−ではないだろうか。

☆新時代第1回全国男子部幹部会へのメッセージ
世界広布新時代の歴史に永遠に輝きわたるであろう男子部の新出発、誠におめでとう!
本門の男子部が、いよいよ立ち上がった。これほど頼もしい決起はない。
なかんずく、魁光る四国男子部の見事なる拡大戦を、心から労い、讃えたい。
香川、高知、愛媛、徳島の各県各地から勇んで集ってくれた諸君、熱血の名演技を見せてくれた出演者の諸君、陰で一切を支えてくれている役員の諸君、本当にありがとう!
私はいずこにもまして苦労を分かち合い、戦い抜いてきた、最も信頼する四国広布の父母たちと一緒に、後継の君たちに万雷の大拍手を贈りたいのであります。
日蓮大聖人は、『此の経を一文一句なりとも聴聞して神にそめん人は生死の大海を渡るべき船なるべし』(P1448、「椎地四郎殿御書」)と仰せになられました。
この現実の世界は、「生老病死」という苦悩が襲いかかる荒海です。
その波濤を越えて、大勢の人々を乗せ、希望と幸福と平和へ導いていく大船こそ、若くして妙法を持った君たちなのです。
ゆえに、悩める友のなかに分け入って、この生命尊厳の大哲学を語り、青年世代を強く正しく大きくリードしていってください。
わが恩師・戸田城聖先生は、ここ四国の天地が近代日本の革命児を生んだ誉れの歴史を通しながら、「新時代の平和革命の大思想」こそ日運大聖人の仏法であると宣言されました。
今いる場所から、自分も友も地域社会も幸福へと変えていく、青春の勝利の大航路を、思う存分、切り開いていってくれ給え!
君たちと私は、この世で共に世界広布を成し遂げゆくことを誓い合って踊り出てきた師弟である。この大使命をいやまして深く強く自覚しながら、新たな創価学会の発迹顕本の船出をしよう!
正義の四国男子部、万歳!紅燃ゆる男子部に躍進あれ!追撃の手をゆるめるな!

2014.09.23 わが友に贈る

「強盛の信心
弥弥悦びをなすべし」
苦難は向上の力だ!
日々 自身の壁を破り
張り切って進もう!

中興入道消息 P1333
『彼の人は年ふりたる上心かしこく身もたのしくて国の人にも人とをもはれたり』

◇人生の座標
"人の間"と書いて、人間と読む。人間と人間の切磋琢磨の中でこそ、「人間」ができていく。「自分」も豊かになっていく。友とともに、喜怒哀楽を繰り返しながら、にぎやかな"人間の世界"で生きぬいてこそ、成長もあるのである。

☆婦人部ヤング・ミセス首都圏トップランナー大会へのメッセージ
ヤング・ミセスの皆さんの尊い健闘を、妻と「けなげだね」「うれしいね」と語り合いながら、一つ一つ、伺っております。本当によく頑張ってくれています。
日蓮大聖人は女性の門下に仰せになりました。
『口に妙法をよび奉れば我が身の仏性もよばれて必ず顕れ給ふ、梵王・帝釈の仏性はよばれて我等を守り給ふ、仏菩薩の仏性はよばれて悦び給ふ』(P557、「法華初心成仏抄」)と。
皆さんの題目の音声から、すべては始まります。
トップランナーとは、どんな時も、妙法と共に、前へ踏み出す「勇気の太陽」です。
トップランナーとは、どんな人も、妙法の光で照らす「励ましの太陽」です。
トップランナーとは、どんな境遇からも、妙法の力で幸福の楽土を広げていく「勝利の太陽」です。
わが師・戸田城聖先生は言われました。
「生活の中、家庭の中で、大変な苦労もある。その中、信心をやり切っていけば、妙法の大功徳を、わが人生で証明していける。自身の仏性の生命で、すべての眷属を包んでいけるんだよ」と。
さあ、朗々と祈り、張り切った命で、躍進の先頭を、ヤング・ミセスがはつらつと行進していってください。
皆さんと私の生命は、いつも題目で結ばれています。これからも、大切な大切な一人一人に、妻と共に一生懸命、題目を送り続けてまいります。
どうか、健康第一で! 賢く工夫して睡眠をとり、夏の疲れが出ないよう、気をつけてください。
世界一の花のヤング・ミセス、万歳!希望あれ! 和楽あれ! 勝利あれ!

2014年9月22日月曜日

2014.09.22 わが友に贈る

◇今週のことば
尊き求道の教学試験だ。
「行学の二道を
はげみ候べし」
共に学び 共に成長を!
皆が信心の勝利者に!
2014年09月22日

聖人御難事 P1190
『日蓮末法に出でずば仏は大妄語の人多宝十方の諸仏は大虚妄の証明なり、仏滅後二千二百三十余年が間一閻浮提の内に仏の御言を助けたる人但日蓮一人なり』

◇人生の座標
夫婦にとって何より大切なのは、"感謝する心"と"共通の目線"ではないかと思う。もとは他人同士のふたりである。一緒に生き抜いていくと決めた、いわば共同体としての"責任"と"信頼"と"励まし合い"が、自然のうちに、心と心を結ぶ、美しくも強い絆となっていくのではないだろうか。

☆名誉会長と共に新時代を開く 第33回 声も惜しまず 張り切って
北海道、東北をはじめ各地の大雨の被害に、重ねてお見舞い申し上げます。
復旧に奮闘される皆様、地域に希望を送る皆様の尊い労苦に、感謝は尽きません。
どうか、励ましの絆も強く、厳然たる変毒為薬の実証をと真剣に祈っております。

各地・各部で若々しい新リーダーが誕生している。
一段と重層的な広宣勝利の布陣が整った。
全ては人で決まる。師弟不二のリーダーの一念で決まる。
私が、未来部・青年部の時代から育ててきた学会っ子が、広布の本舞台に躍り出てきた。
本当に頼もしい。大拍手を送りたい。
リーダーが、同志の中に飛び込んで、生き生きと張り切って、声も惜しまず、新風を起こしていくのだ。
『自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして』(P1337、「生死一大事血脈抄」)と仰せの通りに、何ものにも勝る創価家族のスクラムを、いやまして明るく広げていっていただきたい。
先輩も、新しい人を支え盛り立て、皆が同じ広布の心で、新しい決意で出発していこう。
団結の中に勝利がある。互いに讃え合い、励まし合って、信心の団結固く、いざや前進だ。

一人も残らず、使命の人だ。病と闘い、経済苦に挑み、夢に向かう友がいる。皆、人間革命のドラマの主役なのだ。
戸田先生は「時には、 "貧乏菩薩" や "病気菩薩" のように見えるかもしれない。しかし、それは人生の劇を演じているんだよ。正真正銘の地涌の菩薩なんだ」と、よく語られた。
戦う姿で、同じ悩みを抱える人を励ましていける。嵐に揺るがぬ大境涯を開いていける。
人生、劇の如く、思い切って楽しく演じ、勝ちまくって、妙法の偉大さを証明していこう!

2014.09.21 わが友に贈る

良き友の存在は
人生を豊かにし
喜びを倍加させる。
皆で励まし支え合い
自他共の幸福へ前進!

富木殿御返事 P978
『経に云く「法華最第一なり」と、又云く「能く是の経典を受持すること有らん者も亦復是の如し一切衆生の中に於て亦これ第一なり」と』

◇人生の座標
日常生活は地味です。平凡です。毎日の努力は苦しいし、楽しいことばかりあるはずもない。それに比べると、たとえば、恋愛には"ときめき"があり、ドラマがあるように思える。自分が小説の主人公になったような気がする。
しかし「面白くないから」といって、歩むべき軌道を外れて恋愛などに飛び込んでも、それは逃避です。夢を見ているようなものだ。夢は、見ている時は本当だと思ってしまう。

☆御書とともに� 第29回 三世を照らす明鏡
『法華経は人の形を浮ぶるのみならず・心をも浮べ給へり、心を浮ぶるのみならず・先業をも未来をも鑒み給う事くもりなし』(神国王御書、P1521)

◇通解
法華経は、人の容姿を映すだけではなく、心までも映し出すのである。しかも、現在の心だけではなく、過去世の業や未来の果報までも、ありありと照らし見ることができるのである。

◇同志への指針
確固たる哲学は人生の明鏡である。法華経は我らの色心のみならず、三世まで映し出す最極の明鏡である。

御本尊を信じ、唱題していけば、現在の自身の生命を正しく見つめることができる。生命の因果を知り、過去からのいかなる宿命をも転換することができる。そして、未来に向かって最高無上の福徳の軌道を、真っすぐに歩んでいけるのだ。

2014.09.20 わが友に贈る

「苦労」は全部
「財産」として
生きるのが仏法だ。
青年よ不屈の心で
わが勝利史を綴れ!

四条金吾殿御返事 P1169
『夜廻の殿原はひとりもたのもしき事はなけれども法華経の故に屋敷を取られたる人人なり、常はむつばせ給うべし、又夜の用心の為と申しかたがた殿の守りとなるべし、吾方の人人をば少少の事をばみずきかずあるべし』

◇人生の座標
恋愛に逃避しても、実際には、楽しいことばかり続くはずがない。むしろ、だんだん苦しいこと、悲しいことが増えてくる。どんなに逃げても、自分からは逃げられないからです。弱い自分のままでは、どこへ行っても、苦しみしかない。自分で自分を変えないで、喜びはないのです。

2014.09.19 わが友に贈る

交通事故を起こすな!
携帯電話の使用など
「ながら運転」は厳禁。
夕暮れ時や夜間は
周囲に一層の注意を!

一生成仏抄 P384
『只今も一念無明の迷心は磨かざる鏡なり是を磨かば必ず法性真如の明鏡と成るべし、深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがくとは云うなり』

◇人生の座標
素晴らしい恋愛は、誠実で成熟した「自立した個人」と「自立した個人」の間にしか生まれない。ゆえに自分を磨くことが大切なのです。

2014.09.18 わが友に贈る

向こう三軒両隣
身近な所から友情と
信頼の絆を広げよう!
日々の祈りと行動で
わが地域を幸の楽土に!

寂日房御書 P903
『かかる者の弟子旦那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり』

◇人生の座標
本当の愛情は、もたれ合いではない。確固とした「自立の個人」の間にしか生まれません。浅く安っぽい人間には、浅く安っぽい恋愛しかできない。本当の恋愛をするなら、本気で自分をつくるのです。それは、相手に合わせることでもなく、見栄を張ったり、表面をとりつくろうことでもない。

2014.09.17 わが友に贈る

「納得」の語らいから
「決意」は生まれる。
一人一人の声に
真摯に耳を傾け
真心光る励ましを!

四条金吾釈迦仏供養事 P1146
『日蓮も又此の天を恃みてたてまつり日本国にたてあひて数年なり、既に日蓮かちぬべき心地す利生のあらたなる事外にもとむべきにあらず』

◇人生の座標
恋愛は、ある意味で、「ブレーキのない車」に乗ってしまうような面がある。
降りたいと思っても降りられない。後悔しても、車は止まらない。自分は「自由」のつもりでいて、最大に不自由な自分になっていることが少なくないのです。

2014.09.16 わが友に贈る

新聞休刊日

日女御前御返事 P1250
『周の文王は老たる者をやしなひていくさに勝ち、其の末三十七代八百年の間すゑずゑはひが事ありしかども根本の功によりてさかへさせ給ふ』

◇人生の座標
本当に一人の人を愛すれば、その人を通して、人間全体を愛する自分へと拡大していくものです。もっと強く、もっと高く、もっと深い自分になるのです。
恋愛も結局は、その人にふさわしい恋愛しかできない。友情も同じです。自分を磨いた分だけ、素晴らしい"心の絆"をつくれるのです。

2014.09.15 わが友に贈る

◇今週のことば
広布の最前線で奮闘する
ブロック長・白ゆり長を
皆で最大に応援しよう!
わが地域に人材輝く
「永遠の都」を!
2014年09月15日

妙密上人御消息 P1238
『譬えば大医の一切の病の根源薬の浅深は弁へたれども故なく大事の薬をつかふ事なく病に随ふが如し』

◇人生の座標
人間の社会は、最後は「心」です。お金でも、立場でも、名誉でもない。心の世界なのです。
だからこそ、「真心には真心で応える」 − そこに徹していきたい。

2014.09.14 わが友に贈る

今こそ「地涌」の
使命を果たす時!
縁した友を
一人も残らず幸福に。
希望の大哲学を語れ!

四条金吾殿御返事 P1193
『何となくとも殿の事は後生菩提疑なし、何事よりも文永八年の御勘気の時既に相模の国竜の口にて頚切られんとせし時にも殿は馬の口に付いて足歩赤足にて泣き悲み給いし事実にならば腹きらんとの気色なりしをばいつの世にか思い忘るべき』

◇人生の座標
人間というのは、必ず何かの緑によって生きているものです。良い人と付き合えば良い心に染まり、悪い人と付き合えば悪い心に染まる。どんな善人でも悪い世界に入れば、二、三割は悪人になってしまうでしょう。だからこそ、良き人を、求めていきたい。

2014.09.13 わが友に贈る

報恩の決意は
限りない成長を生み
感謝の唱題は
万代の福徳を築く!
「心こそ大切」だ。

四条金吾殿御返事 P1164
『すこしもへつらはず振舞仰せあるべし』

◇人生の座標
幼い日に刻んだ良き思い出は「生涯の宝」であり、「心の糧」だ。孤独のときには友となり、苦難のときには支える力となる。
ささやかな思い出であっても、本当に心と心が触れ合ったものなら、年月を経ても朽ちない。思い出は、親子の絆の結晶とも言える。

2014年9月12日金曜日

2014.09.12 わが友に贈る

突然の豪雨・風・雷など
不安定な気候が続く。
的確に情報をつかみ
互いの声掛けを迅速に!
断じて警戒を怠るな!

薬王品得意抄 P1501
『法華経は闇夜の月のごとし法華経を信ずれども深く信ぜざる者は半月の闇夜を照すが如し深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し』

◇人生の座標
ボランティアの世界には、命令も、強制もない。利害も、地位も、関係ない。一切平等な人間と人間の関係です。自ら進んで行う行為です。だから尊い。

2014年9月11日木曜日

2014.09.11 わが友に贈る

正・副役職の団結こそ
異体同心の要なり!
広宣流布の舞台は
全員が主人公だ。
皆で仲良き前進を!

持妙法華問答抄 P465
『一切の草木は地より出生せり、是を以て思うに一切の仏法も又人によりて弘まるべし』

◇人生の座標
人間は、自分が経験したときに、先人の行動がいかなるものであったか、よく理解できるものである。その敬愛の思いこそ、いわば先人へ捧げる勲章なのである。

☆世界広布新時代第7回本部幹部会へのメッセージ
一、生き生きと躍動する新出発の本部幹部会、また、目覚ましく成長する青年部の幹部会、そして、英知光る男女学生部の大会、誠におめでとう!
海外50カ国・地域から勇み集ってくれた皆さん、本当にありがとう! 世界広布の未来を担い立つ偉大なる求道のリーダーたちに万雷の大拍手を送り、皆で讃嘆しようではありませんか!
一、みずみずしい緑に包まれた、この創価大学のキャンパスは、一朝一夕に出来上がったものではありません。
開学に先立つ何年も前から、一面の荒れ地であった建設予定地を、汗だくになり、手に血豆をつくりながら、懸命に整地してくれた尊き青年たち、また、地域の父母たちがいました。
私は、今も深い感謝を込めて題目を送っています。
私の会長就任7周年となる1967年(昭和42年)の5月には、この丹木の丘に、青年部、未来部の代表と共に1万本を超える植樹を行いました。
その折、私は、まだ小さな木々の苗を見つめつつ、「このすべてが大樹と育った時を、広宣流布と確信して進んでいこう!」と申し上げました。
以来47星霜──。
今や、仰ぎ見る大樹の並木道も広がり、春には「桜の城」と輝きわたる2500本の桜花をはじめ、梅や桃、レンギョウやツツジ、ムクゲなど、四季折々に百花繚乱の絵巻が、向学の若人たちの青春を彩ってくれております。
来学される世界の識者の方々からも、「これほど美しいキャンパスは見たことがない」と、感嘆の声が寄せられております。
「生命の尊厳」といっても、「人間教育」といっても、決して観念論ではない。
具体的に、自然と共生する美しい環境を創り広げていくことも、「依正不二」の実践なのであります。
一、今日は、この武蔵野の天地に、日本全国、さらに世界の各地から、若き地涌の菩薩が一堂に会しました。
日蓮大聖人は、地涌の菩薩を先頭に、無数の菩薩が続々と集い来った、法華経の師弟後継の儀式を、『むさしの(武蔵野)のすすき(芒)のごとく』(P1245、「日女御前御返事」)と譬えられております。
まさに、他のどこでもない。
過去でもなければ、将来でもない。
末法万年尽未来際まで、一閻浮提広宣流布を成し遂げゆく地涌の菩薩は、「今」この時、この場所に、わが創価の青年として躍り出てくれたと、私は、声高らかに宣言したいのであります。
一、私が戸田先生のもとで心肝に染め、さらに原田君(原田稔会長)たち草創の学生部の友と学び合った「御義口伝」の一節があります。
法華経涌出品の一文を通して、『一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり』(P790)と。
地涌の菩薩の力──それは、権力にも非ず、財力にも非ず、学歴にも非ず、ありのままの人間の力であります。生命の究極の力であります。
南無妙法蓮華経を唱え、広宣流布の誓願に立ち上がり、いかなる辛労もいとわず勇猛精進していく。
そこに、何ものにも負けない、何ものにも屈しない、地涌の底力が滾々と湧き起こってくる。御本仏が、そう断言され、約束してくださっているのであります。
ゆえに、私は申し上げたい。
「君たち、貴女(あなた)たちよ、地涌の底力で世界を変えゆけ!」と。
一、2度の世界大戦で、人類が存亡の危機に直面した20世紀に、牧口・戸田両先生が、地涌の菩薩を呼び出されたのが、創価学会であります。
どんな悪口罵詈にも怯まぬ、あまりにも健気な父たち、母たちと共に、私は、一人一人の宿命に戦いを挑みながら、紛然と競い起こる三障四魔も、三類の強敵も、断固として打ち破り、世界192カ国・地域に、「平和」と「文化」と「教育」の大連帯を築き上げてきました。
40年前の9月、第一歩をしるして題目を染み込ませたロシアの大地でも、今、幾多の地涌の菩薩が大歓喜の舞を繰り広げ、社会に大いに貢献しています。
一番乱れた悪世に、一番大変な逆境の中で、一番苦しんでいる衆生を励まし、救っていくことを、自ら願い求めて、それぞれの使命の国土に出現したのが、地涌の菩薩であります。
力のない地涌の菩薩はいない。
慈悲のない地涌の菩薩はいない。
難を乗り越えられない地涌の菩薩は絶対にいないのであります。
私自身、青春時代から、病気も、経済苦も、事業の苦境も、国家権力の弾圧も、忘恩の裏切りも、狂気の如き迫害も、一切、勝ち越えてきました。
師弟は「従藍而青」なるゆえに、後継の青年たちが、私以上の戦いをできないわけがありません。
無上の栄光と勝利が待っています。
一、ニュージーランドの世界的な平和学者であるクレメンツ博士は、このたび、私との対談の締めくくりに、青年への無限の期待を込めて、アフリカの人権の大英雄マンデラ氏の呼び掛けを贈ってくださいました。
それは、「楽観主義であれ!」。
すなわち、「楽観的であるということは、顔を常に太陽へ向け、足を常に前へ踏み出すこと」なりと。
そして博士は、「同じ目的をもった仲間を大切に!」と強調されました。
この地球上にあって、我ら創価家族は、広宣流布という最も尊貴な大目的をもった、最も温かく、最も麗しい異体同心の仲間です。
人類の宿命を転換しゆく、この地涌の陣列を、私たちは、一人を大切に、さらに『二人・三人・百人と』(P1360、「諸法実相抄」)広げながら、希望に燃え、勇気に燃えて、躍進していこうではありませんか!
全国、全世界の同志のご健康と無事安穏、そして所願満足の大勝利の人生を、私は妻と祈りに祈っております。
どうか、お元気で!
強く、明るく、朗らかであれ!

2014年9月10日水曜日

2014.09.10 わが友に贈る

役員の方々の
見えざる尽力ありて
会合運営は万全に。
幸の集い支える陰徳に
功徳の陽報は燦然!

四条金吾殿御返事 P1192
『此の日蓮は首題の五字を汝にさづく、法華経受持のものを守護せん事疑あるべからず』

◇人生の座標
人間が人間らしくあること、本当の意味での充足感、幸福感は、"結びつき"を通してしか得られない。

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜第6回 不屈の都モスクワ�
ナターリヤ・サーツさんも、私と妻の大切な友人です。
サーツさんは、世界初の「子どものためのオペラ劇場」である「国立モスクワ児童音楽劇場」を創設し、総裁を務めた方です。
最初の出会いは1981年5月。「雀が丘」から、ほど近い児童音楽劇場で、「ナターシャおばさん」と慕われるサーツさんが、笑顔で迎えてくれました。
大きな身振り手振りで、あふれ出る感情を表現される姿は"天真爛漫な少女"のようでした。私と妻の間に入って手を取り、自ら素敵な劇場を案内し、ご自慢の子どもたちを紹介してくださいました。
サーツさんは、9歳でお父さまを亡くされました。さらに最愛のご主人も独裁政権によって粛清され、自身も「人民の敵の妻」として5年間、強制収容所に入れられました。美しい栗色の髪は、瞬く間に白くなってしまいました。
最大の心の支えだったお母さまも、空爆で亡くなりました。お母さまは被弾した後も、サーツさんの舞台衣装を抱えて友人の家までたどり着き、絶命されたのです。
収容所から出た後、その友人宅を訪れたサーツさん。夜、お母さまが息を引き取ったというソファに横になり、静かに目をつぶっていると、お母さまの夢を見たそうです。夢の中で、お母さまは語り掛けました。
「歌うのよ、ナターシャ、何があっても歌うのよ。人生って、それは楽しいものなんですから」
サーツさんは、絶望の淵から顔を上げました。いかなる困難にも、度重なる悲しみにも、負けることなく、前へ進みました。そして、子どものための芸術活動に献身する人生を歩み抜いたのです。
サーツさんは語っています。
「何でも簡単にできたことは一度だってなかった。常に困難があって、むしろそれをのり越えるのが好きだ」と。

サーツさんが心掛けていた「困難を勝ち越える知恵」があります。
それは──つらくて仕方がない時は、もう一人の自分が舞台に立っている姿を想像すること。そして、あたかも自分が演出家のようになって、舞台上の自分にウインクしながら、「ちょっぴりやっかいになってきちゃったね。さあ、ナターシャ、あなたがどうやってここを切りぬけるか、みものだわ」と語り掛けるという方法です。
人生、そして青春は「劇」です。
楽しい出来事もあれば、思わぬハプニングもある。苦闘の時期や胸躍る大逆転の瞬間、時にはほっと一息つく幕間もあるでしょう。いろいろあるから、おもしろい。
だから、君がつらい時、貴女が苦しい時こそ、それは、「さあ、ここからだ!」「いよいよ勝負の時が来た!」という"青春勝利の舞台の見せ場"なのです。
大聖人は、苦難にも負けずに前進する弟子の戦いを、『未来までの・ものがたり』(P1086、「兄弟抄」)と讃えておられます。
最高の妙法を持つ皆さんの奮闘は、必ずや未来の後輩が、世界の人類が、「あの人の負けじ魂の劇を見よ!」と仰ぎ見る物語となっていくのです。

冷戦を終結させた元ソ連大統領のゴルバチョフ氏と初めてお会いしたのは、1990年7月27日のことです。
この時、大統領の日本初訪問の実現が危ぶまれていました。モスクワのクレムリン宮殿で、私は開口一番、「きょうは、大統領と"けんか"をしに来ました! 火花を散らしながら、何でも率直に語り合いましょう。人類のため、日ソのために!」と切り出しました。
するとゴルバチョフ氏は、一気に表情を崩し、はずむ語らいの中で、その次の年の"桜の咲くころ"に日本を訪問したいと希望を語られました。トップニュースとして、世界に発信されました。
翌年の4月、氏はその約束を守り、ソ連の最高指導者として初の訪日が実現し、両国にとって歴史的な友好の春が花開きました。
後年、その氏を、わが関西創価学園にライサ夫人と共にお迎えできたことも、金の思い出です。(97年11月)。氏と共に茨の道を歩んだ夫人が語られた言葉を、学園生たちも大切にしています。
「人生には、さまざまな痛手を受けることがあります。心の傷が癒えないこともあります。必ずしも夢のすべてを実現できるわけでもありません。しかし『達成できる何か』はあります! 何か『実現できる夢』は必ずあるのです!
だから、最後に勝利する人とは、たとえ転んでも、立ち上がり、再び前に進む人です」
わが人生という舞台で、自分が誇れる「何か」を残せば、たとえ途中がどうであろうと、それは勝利劇です。へこたれないで朗らかに、わが使命を信じ抜き、戦いのドラマを最後まで演じ切った人が真の勝利者です。君たち、貴女たちの「名演」が、どれだけ多くの世界の友を鼓舞し、勇気づけていくことでしょう!
さあ、君たち、貴女たちにしか綴れない、「自分自身の物語」の幕が上がりました。
名俳優の君、名女優の貴女の負けじ魂の舞を、父母も、創価家族も、私も、そして、未来の地球の若人たちも、大喝采を送りながら、見つめています。

2014年9月9日火曜日

2014.09.09 わが友に贈る

ブロック長、白ゆり長の
日々の奮闘に感謝!
世界広布の前進も
皆様の尊き一歩から。
幸福長者の人生たれ!

四条金吾殿女房御返事 P1134
『此の経を持つ女人は一切の女人にすぎたるのみならず一切の男子にこえたりとみえて候』

◇人生の座標
一つの出会いは、小さな点のようなものかもしれない。しかし、そうした"点"と"点"が、やがて"線"となり、"面"となって広がっていくのである。

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜第6回 不屈の都モスクワ�
モスクワ大学のキャンパスがある「雀(すずめ)が丘」の展望台からは、壮大なスケールの首都の街並みが一望できます。
ロシアの大文豪トルストイの名作『戦争と平和』にも、この「雀が丘」の近くからモスクワの街を眺めた様子が描かれています。
「すべてが薄い澄んだ大気のなかで、目の痛むほどかがやき、胸は秋の香りの高い空気を吸い込んでたくましくなり……」と。
そう、秋は、トルストイがいうように、「香りの高い空気」を大きく深呼吸しながら「たくましく」伸びていく季節だね。皆さんも、この秋、心も広々と、一回りも二回りも「たくましく」成長していってください。
私には、世界都市モスクワで育った、多くの素晴らしい友人たちがいます。その一人、宇宙飛行士のセレブロフ博士は、病弱だった少年時代に、スポーツに挑戦して心身を鍛え、さらに勉学にも励んで、数学や物理のオリンピックに出場しました。
博士は、「一人ひとりの素質は粘土のようなもの」で、「それを次第に形につくり上げていくのが『努力』です」と語られています。
皆、それぞれの課題に挑み、自分自身をじっくりとつくり上げていく「努力の秋」そして「充実の秋」にしていこうよ!

私がモスクワを初めて訪れたのは、ちょうど40年前──1974年の秋9月のことでした。今のロシアがまだ、ソビエト連邦(ソ連)だった時です。
第2次世界大戦後、世界は、アメリカを中心とした資本主義の西側諸国と、ソ連を中心とした社会主義の東側諸国に、大きく二分され、激しく対立していました。いわゆる東西の「冷戦」(冷たい戦争)と呼ばれる時代です。両陣営の"壁"を象徴する「鉄のカーテン」という言葉もありました。
西側陣営である日本にとって、ソ連はいわば「敵国」。ソ連に関する正確な情報はほとんどなく、多くの日本人が"冷たい""怖い"というイメージを抱いていました。
こうした状況は、日本にとっても、ソ連にとっても不幸なことだと、私は考えていました。"ソ連が怖い"のではなく、本当は、"知らないことが怖い"のだと。
だからこそ私は、ソ連の人々の素顔を、自らの目で確かめ、多くの人に伝えたいと思ったのです。
ソ連に行く前には、「宗教者が、宗教否定の国へ何をしに行くのか」などの批判の声が巻き起こりました。当時、ソ連と中国も対立を深めていたので、私が中国に続いてソ連を訪問することも、なかなか理解されませんでした。私は迷わず、「そこに人間がいるから、行くのです」と答えました。

平和を願う、同じ人間に会いに行く──これが私の決心でした。
その初訪ソの折、とある街中で結婚式を終えたばかりの若い二人に出会いました。後に「雀が丘」でも同じ光景を見掛けたことがありますが、ロシアでは新婚の二人で名所を回る習慣があるのです。
すると突然、同行してくれていたモスクワ大学の方々が、「にがいぞ、にがいぞ!」と"声援"を送りました。初々しい夫婦に、わざと「にがい」と言って、ますます「あまく」仲よくさせる──ロシアの人々の愉快な慣習と温かな心に触れ、私も妻と一緒に、心から祝福の拍手を送りました。
こうした人間味あふれる情景を、日本の人たちに伝えたい。それが私の偽らざる真情でした。
「人間」こそ、一切の根本です。
平和も、文化も、教育も、人間から始まり、人間に帰るのです。この「人間主義」のバトンを、後継の皆さんに受け継いでもらいたい。私は、そう強く願っています。

ロシアは、ユーラシア大陸を横断する、世界で一番面積の大きい国です。それは日本の約45倍、海面を除いた地球の面積の8分の1に当たります。
また、この大地は、人類の宝ともいうべき芸術・文化を生み出してきました。特に19世紀には、音楽ではチャイコフスキー、文学ではプーシキン、トルストイ、ドストエフスキーなど、世界的巨匠が次々と活躍しました。
私も若き日から、こうした巨匠たちの傑作に親しんだ一人です。ロシアの芸術作品に表現された、人間への限りない愛情と信頼、生命の讃歌と深い精神性に、私は胸を熱くしたものです。
これまで6度、ソ連・ロシアを訪れてきましたが、母なる大地に育まれた、おおらかで情に厚く、辛抱強いロシアの人々の素顔に、何度も心温まる思いがしました。
ロシアの人々にとって、20世紀は激動の時代でした。ロシア革命、2度の世界大戦、そして独裁政権による粛清(方針に反する者を排除すること)──それでも明日(あす)への希望を失わず、民衆は断固として前進してきました。
トルストイは、皆さんと同年代の時、日記にこう綴っています。
「忍耐と勤勉。そうすればぼくの欲するすべてのものを得るであろうと確言」
忍耐ほど、自分を鍛え上げてくれるものはありません。「粘り強さ」こそ勝利を開く秘訣なのです。
たとえ今、どんなに苦しくとも、春の来ない冬がないように、それが永遠に続くことはありません。だから断じて負けてはいけない。戦い続ける人が、必ず勝利します。
日蓮大聖人は『仏を能忍(難をよく忍ぶ人)と名づけるのである』(P935、通解、「四恩抄」)と仰せになられました。
世界が渇望する人間主義の未来を担いゆく皆さんです。一人も残らず、かけがえのない使命を持った君たち、貴女(あなた)たちです。それだけに、試練も苦難も多い。
ゆえに、この「能忍(よく忍ぶ)」という一点を、心に留めておいていただきたいのです。
40年前、ロシアには、SGIのメンバーは一人もいませんでした。今、モスクワをはじめロシアの大地には、地涌の菩薩が躍り出て、社会に貢献しています。
世界最高峰の学府・モスクワ大学と創価大学の間では毎年、交換留学生の往来を重ねています。

2014年9月8日月曜日

2014.09.08 わが友に贈る

◇今週のことば
「一念三千」の仏法だ。
「一念」を変えれば
「一切」が変わっていく。
勝つと決めて題目を!
そこから躍進が始まる。
2014年09月09日

立正安国論 P31
『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か』

◇人生の座標
一対一の魂の触発にこそ、確実で深い人間の絆が生まれる。ゆえに今日もまた、明日もまた、悩める友の嘆きに耳を傾け、励まし、希望を与えていくことだ。

☆希望の虹〜世界の偉人を語る〜 第6回 作家樋口一葉
いよいよ2学期が始まったね。
夏休みは、なごりおしいものだけど、秋もまた、楽しい、充実の季節です。スポーツにも、読書にも、勉強にも、一番いい季節です。
だから何か一つ、今学期は、これをがんばってみようというものを決めて、スタートしたら、どうだろうか。その挑戦が、大きな成長のチャンスになることでしょう。
自分がいいなと思えるものでいいんだよ。好きなことや、とくいなことは一人一人ちがうからね。
みんな、自分だけの、自分にしかない「いいところ」が必ずある。それも、いっぱいあるんだ。
江戸時代から明治時代に大きく変わった世の中で、「自分の『いいところ』は、いろいろなお話を作って、文章を書くこと」と気づいた、一人のに女性がいました。
樋口一葉という人です。五千円札に印刷されているから、みなさんも顔を見たことがあるかもしれません。
一葉は「小説」を、いくつも書き、日本文学の名作を残しました。その作品は、もともとは、むかしの言葉づかいで書かれていますが、小学生向けに読みやすくした本もあります。

樋口一葉は、今から140年ほど前の1872年(明治5年)、東京で生まれました。私たち創価学会の初代会長である牧口常三郎先生は1871年の生まれなので、一葉よりも一つ年上です。
一葉とはペンネームで、本名は奈津。「なっちゃん」です。
家庭のつごうで、住む家を何度も変えねばなりませんでした。
4歳から9歳の少女時代、また本格的に小説に取り組んだ、18歳から亡くなる24歳までのほとんどの時期を、現在の東京・文京区でくらしました。
文京区は、私にとって若き日から、多くの友と「前進」を合言葉に学会活動に走った、なつかしい天地です。ああ、このあたりで、樋口一葉が家族と暮らし、一生けんめいに小説を書いていたんだと、思いをめぐらせたこともあります。
なっちゃん、すなわち一葉は、勉強が大好きでした。小学校を卒業したら進学して、もっと勉強したいと願っていました。でも、そのころは「女性に学問はいらない」と考える人が多い時代でした。裁ほうや料理が上手になって、早く結婚して家庭をつくることがよいといわれていたのです。
一葉のお母さんも、そういう考えを持っていたので、一葉は進学させてもらえませんでした、深く悲しんでいる一葉を見て、お父さんは、学校のかわりに「和歌」を勉強する塾に通わせてくれました。
「和歌」というのは、おもに、ひらがなで数えて、「5文字・7文字・5文字・7文字・7文字」というルールに合わせ、自然や気持ちなどを表現する、目本の伝統的な詩です。言葉がリズムにのって、心から心に、すっと届きます。
私も、人生の師匠である戸田城聖先生から、はげましの和歌をいただきました。私からも、先生に決意と感謝の和歌をおくりました。

14歳で和歌の塾に通い始めた一葉はすぐ気がつきました。生徒がみんな、きれいな着物を着た、お金持ちや有名な家のおじょうさんだったのです。人力車に乗ってくる人もいました。
一葉も、せいいっぱい、身なりをととのえましたが、まわりの人たちのような、はなやかな着物は、家にはありませんでした。
一葉は落ちこんでしまいました。しかし、自分を塾に通わせてくれているお父さんや、苦労して育ててくれているお母さん、また、妹のことを思いました。
着ているものでは、人間のねうちは決まらない!──一葉は、気持ちをきりかえて、一生けんめいに勉強を続けました。
みんなが、一年のうちで一番きれいに着かざってくる新年の歌の会にも、一葉はお母さんが用意してくれた、古着をぬい直した着物で出席しました。そして、60人以上の出席者の中で、すばらしい和歌を作り、みごとに第1位の成績をとったのです。
このことで、一葉は自信を持つことができました。しっそな身なりをしていても、少しもはずかしくありませんでした。自分には、すばらしい和歌を作ることができるという「いいところ」がある。そう思った一葉は、自分の長所をもっともっと伸ばして、物語を書く仕事をしたいと考えたのです。
じつは、彼女の時代には、そういう仕事をしている女性は、まだ一人もいませんでした。一葉は、日本の女性で初めての「職業作家(小説を書くことを仕事にして生活する人)」なのです。

新しい時代の先頭に立つ人は、きまって苦労の連続です。一葉にもその後、お兄さんとお父さんがつづけて亡くなるなど、たくさんの苦難がありました。書くだけでは家をささえられず、ほかにも仕事をしなければなりませんでした。
それでも彼女は「負けじ魂」を燃やしました。たくさんの本を読みたかったので図書館に通い、学びに学んで、すばらしい物語を書きつづけました。
有名な『たけくらべ』という作品は、下町で、みんなよりも少し年上の男の子や女の子が成長していく姿をえがいたものです。一葉は、大変な生活のなかで見たり聞いたりしたことを、物語に生かしていきました。苦しいことや悲しいことも、ぜんぶ宝物に変えていったのです。
彼女は残念ながら、24歳の若さで、病気で亡くなりました。でも、そのみじかい人生のなかで、のちの時代まで人々に愛される、自分にしか書けない作品を生み出したのです。

樋口一葉は、こんな言葉を残しています。
「この世に生をうけた人間は、貧富貴賤(貧しかったり豊かだったり、身分や位が高かったり低かったり」の違いはあっても、すべて同じ人間であることには変わりはない」
その通りです。
仏法では、「桜梅桃李」という言葉があります。『桜、梅、桃、李、どれも花の形はちがうけれど、それぞれが、それぞれにしかない美しさを持っている』という意味です。
そして、その美しさを最大に自分らしくかがやき光らせていく力が、正しい信心なのです。
みんな、それぞれに「いいところ」があります。だから、自分と人をくらべてうらやましく思う必要などありません。
がんばっても、がんばっても、なかなか、うまくいかない。自分の「いいところ」なんて分からない──そんな時は、題目を唱えてみてください。題目を唱えれば、元気が出てきます。自信がつきます。そして、よし、がんばってみようという勇気がわいてきます。
「ありのまま」に悩み、祈り、また胸をはって挑戦していく──そうすることで、自分の心がみがかれる。心の中の宝物が光っていく。きみの、あなたの「いいところ」が、必ず見えてくるのです。
みなさんの「いいところ」は、たくさんある。友だちにも「いいところ」がたくさんある。だから、仲よく、はげましあって、その「いいところ」を大いに伸ばしていってほしいんだ。
「いいところ」とは、何かができることだけではありません。
失敗をおそれない「勇気」があれば、すごいことです。
お父さんやお母さん、まわりの人のことを「思いやる心」を持っていれば、それもまたすばらしいことです。
樋口一葉は"心にはダイヤモンドがある"とも言っています。
みんなも、自分の心のダイヤモンドを見つけよう!
そして、そのダイヤモンドを大事にして、キラキラと、かがやかせていこうよ!

2014.09.07 わが友に贈る

善き友を持つ。
それが幸福の直道!
宝の同志と共に
祈り励まし合って
凱歌の人生を開け!

生死一大事血脈抄 P1338
『上行菩薩末法今の時此の法門を弘めんが為に御出現之れ有るべき由経文には見え候へども如何が候やらん、上行菩薩出現すとやせん出現せずとやせん、日蓮先ず粗弘め候なり』

◇人生の座標
親子といっても、人間関係です。結局は真心です。策ではない。心でしか、人間の心を動かすことはできないのです。

☆御書とともに� 第28回 一切の根本は「信心」
『一念三千も信の一字より起り三世の諸仏の成道も信の一字より起るなり、此の信の字元品の無明を切る利剣なり』(御義口伝、P725)

◇通解
一念三千も信の一字から起きる。三世の諸仏の成道も信の一字によるのである。この信の字は元品の無明を切る利剣である。

◇同志への指針
一念三千の法理も「信の一字」を起こしてこそ、はじめて成仏への法門となる。三世の諸仏も皆「信の一字」を起こして成仏したのである。
元品の無明は「信」の利剣によってしか断ち切ることはできない。「信の一字」は智慧の因であり、宇宙大の価値創造の源泉である。一切は「信心」より起こる。体験と道理に基づく「信」こそ、信仰の王道である。

2014年9月6日土曜日

2014.09.06 わが友に贈る

学生部の使命は
広宣流布の先駆なり。
徹して学び鍛えよ!
知性と人格を備えた
リーダーと育て!

諸法実相抄 P1360
『末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず、皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり』

◇人生の座標
人をうらやんでも、自分がみじめになるだけで進歩はない。そういう感情に負けてはいけない。縛られてはいけない。要するに、「人を妬む」より「人に妬まれる」ほうが、ずっといいのではないだろうか。

☆勝利の人間学 第59回 教学は最高の勝利の武器
◇御書を繙き自分を磨け
御書の一文字、一文字には、日蓮大聖人の民衆救済への大情熱が漲り、正義の師子吼が刻まれている。御書を繙けば、わが胸中に、仏の大生命が脈打ち、仏の声が轟き渡る。
毎日、一行でもよいから、拝読していこう。
「日興遺誠置文」には『当門流に於ては御書を心肝に染め』(P1618)と仰せである。
人間の心は、縁に触れて揺れ動くものだ。だからこそ、御書を『心の師』(P1088、「兄弟抄」)と定めて、最高無上の正道を進むのだ。
日蓮仏法は、世界一の生命哲学である。
この仏法を根本に生きれば、世界一の生命の哲人、幸福の博士に必ずなっていける。

◇共に成長の教学試験に
教学は、最高の勝利の武器である。
戸田先生は『御書全集』の「発刊の辞」で、その研鑽の姿勢を剣豪の修行に譬えて、「厳格なる鍛錬は、学会の伝統・名誉ある特徴」と断言された。
いよいよ教学試験の秋の到来である。
御聖訓に『法門を身につけていく人を頼りに法門を聴聞するようにしなさい』(P1224、通解、「辧殿御消息」)と仰せの通り、求道の心で学び合う若人の姿ほど、美しく気高いものはない。
どうか、試験を受ける側も、教える側も、"共に主役なり"との自覚で切磋琢磨し、大いに学び、成長してもらいたい。
そして、皆が「信心の勝利者」即「青春の勝利者」となっていただきたい。
哲学なき時代に光を
わが恩師は、「信は理を求め、求めたる理は信を深からしむ」と言われた。教学によって信心が深まる。実践の力が強まる。「行学の二道」は人間革命の直道なのである。
「わかる」ことは「かわる」ことだ。
今は「哲学なき時代」である。人類の宿命を転換する「新しい思想」「力ある哲学」が渇仰される。心ある人は、真剣に求めている。
「平和と幸福の大哲理」を持った、君たち、貴女たちこそ、世界の希望の光だ。その自覚と誇りに燃えて、きょうも御書を開こう!

2014年9月5日金曜日

2014.09.05 わが友に贈る

歴史を創るのは
「一人立つ」勇気だ。
大胆に動き、語ろう!
率先の行動が
皆の心を躍動させる!

三大秘法禀承事 P1022
『末法に入て今日連が唱る所の題目は前代に異り自行化他に亘りて南無妙法蓮華経なり』

◇人生の座標
「君が愁いに我は泣き、我が喜びに君は舞う」である。友の身を、わがこととして心配する、思いやる。真の人間の絆とは、こうして築かれ、やがて団結の力を生み出すのであろう。

☆御書とともに� 第27回 中心者の一念で決まる
『大将軍よはければ・したがうものも・かひなし、弓よはければ絃ゆるし・風ゆるければ波ちゐさきは自然の道理なり』(四条金吾殿女房御返事、P1135)

◇通解
大将軍の心が弱ければ従う兵卒もふがいない。弓が弱ければ絃もゆるい。風がゆるければ波も小さいのは自然の道理である。

◇〜同志への指針〜
広宣流布の前進はリーダーの「一念」で決まる。
「断じて勝つのだ」との強固な決意があるか。「何とかなる」という甘えや油断はないか。一念の微妙な差が、大きな結果となって現われる。
勇気は決意を生む。行動を生む。君よ、題目の師子吼を轟かせて、広宣流布の名指揮を頼む。一切の勝利は「大将軍」の心から始まる。

2014年9月4日木曜日

2014.09.04 わが友に贈る

かけがえのない
尊き使命ある人生だ!
眼前の課題に挑み
「桜梅桃李」の
幸の花を咲かせゆけ!

日女御前御返事 P1244
『南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす』

◇人生の座標
世界に友情を広げるといっても、実は、「一対一の関係」の積み重ねなのです。小さな一歩を、一人一人を、徹底して大切にしてこそ、大きな友情の世界ができるのです。一対一の関係です。どこまでも。

☆名誉会長と共に新時代を開く 第32回 勝利へ! まず自らが成長
黄金の本年の総仕上げへ、躍進の明年へ、いよいよ出発だ。
広宣流布の誓願を胸に、元気に前進する若き友の姿が頼もしい。各地で折伏が勢いを増し、喜びの花が咲いている。すごいことだ。本当にうれしい。

いかなる戦いも、全体観に立ち、陰で万全を尽くして手を打つ人間がいてこそ勝利できる。
戸田先生は言われた。「幹部自ら勉強し、成長し、『人間革命』していくことだ。そして同時に、新しい時代を創っていく、若い幹部を登用し、バトンタッチしていかねばならない」
形式や表面の格好ではなく、大事なのは、信念と自覚の深さだ。何より後輩を弟、妹のように温かく励まし、自分以上の大人材に育てていくことである。

世界の青年が仏法を求めている。日蓮大聖人は信心の姿勢を分かりやすく教えられている。
『妻が夫を大切にするように、夫が妻のために命を捨てるように、また親が子を捨てないように、子が母から離れないように、法華経・釈迦・多宝・十方の諸仏・菩薩・諸天善神等を信じて、南無妙法蓮華経と唱え奉ることを信心というのである』(P1255、通解、「妙一尼御前御返事」)
少しでも題目をあげよう、教学を学ぼう、友に仏法を語ろう──その心に大功徳が湧く。
なかなか会合に出られないが、懸命に頑張っている人も多い。その人をどう讃え、励ますか。心を砕いていくことだ。
一人一人が健康で、無事故で、楽しく進んでいけるよう、リーダーは、決して油断することなく、こまやかな気配りをお願いします。
季節の変わり目であり、くれぐれも体を大切にして、風邪などひかれませんように。
多忙な毎日でしょうが、白馬のいななくような、すがすがしい勤行から、勇気凛々と、一日をスタートしてまいりたい。

2014年9月3日水曜日

2014.09.03 わが友に贈る

限界とは
自分がつくるものだ。
真剣な題目と行動で
己心の壁を打ち破れ!
着実に今日を勝て!

聖人等御返事 P1455
『各にはおづる事なかれ、つよりもてゆかば定めて子細いできぬとおぼふるなり』

◇人生の座標
大切なことは、相手に同情する-あわれむ-ということではなくて、「わかってあげる」ということです。「理解」することです。人間は、自分のことを「わかってくれる人がいる」、それだけで生きる力がわいてくるものです。

☆大白蓮華巻頭言 2014年9月 我らのブロック長・白ゆり長、万歳!
最も地味な庶民の中にこそ、皆が模範と仰ぐべき人間の英雄がいる。
勇敢にして聡明なる無冠の女性たちの語らいこそが、平和な社会を創造する原動力である。
これは、オーストラリアの平和学者スチュアート・リース博士と私が深く一致した信条だ。
わが創価学会には、この真実のヒーロー、そしてヒロインが、いずこにも輝き光っている。
なかんずく、私は、来る日も来る日も、現実社会の真っただ中で、広宣流布の新たな拡大と勝利の道を開いてくださっている、我らのブロック長、白ゆり長、総白ゆり長に、最敬礼して感謝申し上げたい。
いつもいつも、本当にありがとうございます!
御聖訓には、『日本国の中に但一人・南無妙法蓮華経と唱えたり、これは須弥山の始の一塵大海の始の一露なり、二人・三人・十人・百人・一国・二国・六十六箇国・已に島二にも及びぬらん、今は謗ぜし人人も唱へ給うらん』(P1241、「妙密上人御消息」)と仰せである。
日蓮大聖人が御自ら、一人また一人と仏性を呼び覚まされて、開いてくださった広宣流布の大道である。この御本仏の大慈大悲に真っ直ぐ連なって、体当たりで友と語り、蘇生させ、手作りで人を育てているのが、ブロックであり、地区である。
ここにこそ、仏道修行の真髄がある。ここにこそ、民衆仏法の励ましの世界がある。ここにこそ、未来を照らす人間共同体の最先端のモデルがあるのだ。
大聖人は『法華経を持つ者は必ず皆仏なり』(P1382、「松野殿御返事」)、そして「『当に起ちて遠く迎えて当に仏を敬うが如くすべし』の道理なれば仏の如く互に敬うべし」(P1383、「松野殿御返事」)と仰せである。
今、広宣流布大誓堂に日本全国、全世界から勇み集われる同志を、尊き青年部の役員が、この「当起遠迎当如敬仏」の八文字の精神でお迎えしてくれている。とともに、いずこの地域でも、日夜、献身のリーダーたちが、この法華経の「最上第一の相伝」たる創価の心で、同志に尽くしてくれているのだ。
師・戸田城聖先生は、「皆、学会の庭に躍り出た地涌の菩薩だ。今は顔を見せない人も、いざという時は、必ず起ち上がってくるよ!」と言われていた。
昭和31年7月、私が家庭訪問した関西の母は、班担当員、つまり今の地区婦人部長、また白ゆり長として、姑を看病しながら、幼子を連れて健気に奔走してくれていた。最後まで「地域は、大聖人より託された宝土です。人材も仏縁も広がらないわけがありません」と激戦の現場に飛び込んで、内外の友の敬愛と感謝に包まれた、見事な大勝利の人生の総仕上げを飾られた。これが学会精神である。
私と妻の心も、一番苦労されているブロック長・白ゆり長のスクラムと、いつも固く結ばれている。
さあ、皆で第一線へ! 大聖人直結のブロックを、地区を、さらに強く豊かに、勝ち栄えさせよう!
最も偉大な、誇り高き民衆の王者たちと共々に!

励ましの
 広布の旅を
  朗らかに
 久遠の家族の
  同志と愉快に

2014年9月2日火曜日

2014.09.02 わが友に贈る

苦難に直面する友よ
断じて負けるな!
今こそ不屈の祈りで
宿命転換の劇を!
最後に勝つのが信心だ。

兄弟抄 P1083
『各各随分に法華経を信ぜられつるゆへに過去の重罪をせめいだし給いて候、たとへばくろがねをよくよくきたへばきずのあらわるるがごとし、石はやけばはいとなる金はやけば真金となる』

◇人生の座標
ある意味で、人生は"出会い"によって綴られているといってよい。いつしか忘れ去られていく出会いもあるかもしれないが、一瞬が人生を変える出会いもある。ゆえに、一つ一つの出会いを大事にしていきたい。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.11� 創価家族は威風堂々と
SGIの各国・各地域の壮年部も、世界広布新時代の暁鐘を鳴らすが如く、勢いよく活動を展開している。
我らは、目の覚めるような「人間革命」の息吹をもって、平和への連帯を広げていくのだ。
この8月、世界では、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、メキシコ、パラグアイ、ボリビア、ベネズエラ、エクアドル、ウルグアイ、フランス、香港、マカオ、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インド等の壮年部が意気高く集った。チリでも勇躍の会合を行う。
あの地この地に林立する民衆の黄金柱は、何と壮観であることか。
見よ! この創価の大将軍たちの躍進する陣列を! 私は全世界に向かって、こう叫びたい気持ちでいっぱいである。
私が初訪問して以来、50周年の節目を迎えたオーストラリアでも、今月、壮年部が記念の総会を開催し、次の50年へ異体同心で新出発した。
先日、発刊された『平和の哲学と詩心を語る』は、オーストラリア・シドニー平和財団のスチュアート・リース前理事長と私の対談集である。
その中でリース前理事長は、社会的格差等の解決の必要性を訴えた上で、今、苦しんでいる人びとが新しい生き方に踏み出し、人生を主体的に歩むための三つの段階を示されている。
第一段階は、あきらめを克服すること。「何をしてもだめ」という心を排することから始めよ、と。
第二段階は、仲間との信頼の構築。共に努力していく同志こそ大切にしなければならない。
第三段階として、自立のための手段や技術を身につけることである。
前理事長は言われた。
「『小さな勝利』の積み重ねこそが重要であり、一つ一つの段階に到達して、次に進むこと自体が『小さな勝利』であるというのが、私の信念なのです」
眼前の「小さな勝利」を一つ一つ確実につかみ取る執念が次の勝利を生む。いわば"勝利の中の勝利"なのである。
そこで大切な急所は、根本目的を見失わないことだ。我らにおいては、『大願とは法華弘通なり』(P736、「御義口伝」)と仰せの大誓願である。この一点から、仏に等しい「力」と「智慧」が、滾々と湧現するのだ。
広布への誓いに燃え、我らは「常勝の道」を、「誓願の道」「師弟の道」を、朗らかに進むのだ!

今日の「聖教新聞」が私たちの手元に届いているのも、偉大な無冠の友の皆様のお蔭である。
雨の日も、暑い日も、寒い日も、本当に、本当にありがとう!
8月24日は、「聖教新聞創刊原点の日」。
1950年(昭和25年)のこの日、戸田先生は新聞の大きな力への深い洞察から、"学会も近い将来、独自の新聞を創るべきだ、よく考えておいてくれ"と、私に展望を語ってくださった。
先生の事業が窮地に追いやられていく渦中のことであった。その嵐をはね返すような師弟の対話から、"人間の機関紙"は生まれたのだ。
全国の読者、配達員、通信員、また新聞長の皆様をはじめ、全ての関係者の方々と共に、平和と正義の言論紙を携えて前進していきたい。

大聖人は南条時光に、『生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきなり』(P1527、「上野殿御消息」)と仰せになられた。
三世永遠の生命観の上から、縁する人びとを誠実に大切にし、「一生成仏」の希望の哲理を語り伝え抜いていくのだ。
「世界広布新時代 開幕の年」も、はつらつと後半戦をスタートした。
「平和の連帯」拡大月間を駆ける青年部を先頭に、婦人部と壮年部が力を合わせ、一段と目覚ましい広布推進と人材の育成を成し遂げていこう!
我ら創価家族は、団結固く、威風も堂々と!

壮んなる
 力を出して
  共々に
 悔いなく生き抜け
  この世 雄々しく

2014年9月1日月曜日

2014.09.01 わが友に贈る

◇今週のことば
海外50カ国・地域の
若きリーダー来る。
燃える「求道」の心が
時代を変える。
共に人間革命の跳躍を!
2014年09月01日

下山御消息 P349
『余法華経の第五の巻の勧持品を拝見したてまつれば末代に入りて法華経の大怨敵三類あるべし其の第三の強敵は此の者かと見畢んぬ、便宜あらば国敵をせめて彼れが大慢を倒して仏法の威験をあらはさんと思う』

◇人生の座標
あいさつは、はつらつとした人間性の発露であり、伸びようとする精神の弾みである。
外交といっても人間の出会いから始まり、それはあいさつから始まる。大いなる友情の海原へと船出する、心の交流の門一汗こそ、あいさつにほかならない。

☆随筆民衆凱歌の大行進No.11 � 創価家族は威風堂々と
台風や集中豪雨による災害が相次ぐ中、広島、京都、兵庫など、各地の甚大な被害に対し、重ねてお見舞い申し上げます。
一日も早い地域の復旧を祈り、強盛に題目を送っております。

『大悪をこれば大善きたる』(P1300、「大悪大善御書」)——我らが生命に刻んできた御文である。
この妙法の強靭なる力を身に体して、わが東北家族も前進されている。
宮城県東松島市に住む長距離トラック運転手の壮年は、東日本大震災で夫人を亡くされた。
最愛の伴侶を突然失った悲しみ。気持ちの整理はつかない。それでも、逞しく成長する3人の子どもたちの姿に励まされたという。
ある日、壮年は、高校生になった長女に「お母さんとの宝物」を聞いてみた。娘さんは、きっぱりと答えたそうだ。
「小さい頃に、お母さんの膝の上で一緒に題目をあげたこと」
何ものにも壊されない宝。それこそ『心の財』なのだと、壮年はあらためて噛みしめ、わが子を立派に育んでくれた妻への感謝が溢れた。
子どもたちを後継の人材に育て上げ、一緒に戦い抜く。この妻との誓いを断じて果たすのだと、今日も壮年は大型トラックのハンドルを握る。
御書に『法華経は宝の山なり』(P1502、「薬王品得意抄」)と仰せである。一番苦しい時にこそ、妙法の功徳は、無量の宝の山の如く積まれていくのだ。
日蓮大聖人は、若き南条時光に『父母の恩』とともに『一切衆生の恩』を教えられている(P1527、「上野殿御消息」)。
広布の活動は、この『一切衆生の恩』を知り、報じていくことでもある。
私も、苦楽を分かち合い、正法流布の激戦を共に勝ち越えてくださった草創の同志の御恩は一つ一つ忘れ難い。人生の年輪を重ねるほどに、胸に温かく蘇ってくる。
病を抱えながら奔走する若き私を、無名にして無冠の庶民の父母たちは、真心から案じ、励ましを贈ってくださった。
8月24日——わが入信記念の日は「壮年部の日」である。私にとって、入信に導いてくださった師父であられる戸田城聖先生はいうまでもなく、偉大な先輩方に感謝を捧げる日でもある。
"宗教史上の奇跡"とも讃えられる沖縄創価学会の大発展にあっては、「四天王」と謳われる4人を中心とする壮年たちの「ヌチカジリ(命がけ)」の奮闘があった。
なぜ、あの残酷な戦争を生き抜いて、自分はここにいるのか。愛する沖縄に平和の楽土郷を築き上げるためだ——。
『今まで生きて有りつるは此の事にあはん為なりけり』(P1451、「弥三郎殿御返事」)との御金言のままに、広布に邁進していかれた。
あまりにも尊い、この学会精神の真髄を、誉れ高き沖縄の同志は見事に受け継いでくれている。
我ら創価家族には、世界一の太陽の母たちと共に、何と頼もしい「おやじさん」「おじさん」が光っていることか。
大切な同志のため、宿縁の地域の方々のため、仕事で疲れていても、一軒また一軒と歩き、笑顔と安心を届けてくれる。
とりわけ、支部長、地区部長、ブロック長をはじめ、最前線の壮年リーダーたちが、広宣流布という民衆の安全地帯の拡大をいかに担い、支えてくださっているか。
庶民の文豪・山本周五郎は後輩に呼びかけた。
「苦悩、困難、悪条件があって、こいつに体当たりをくれて、そうして生きてゆくところに張り合いがあるんじゃないでしょうか」と。
まさしく、万事において体当たりで苦難と戦い、「信心即生活」「仏法即社会」の道を切り開いているのが、わが壮年部の戦友たちなのである。

我らが誇り高く掲げたモットーには、「生涯求道の壮年部」「職場で勝利する壮年部」「地域貢献の壮年部」とある。
「現実社会で勝つ!」——これが壮年部の心意気である。
日蓮大聖人が『御みやづかいを法華経とをぼしめせ』(P1295、「檀越某御返事」)と仰せの通り、職場をはじめ自分が活動する場所こそ、仏法実践の主戦場である。
戸田先生は、何より大事なのが「信用」だと、鋭く指導されていた。
それには、自分の為すことに確信を持つのだ。惰性と慢心を排し、何ものにも揺るがぬ自己を確立していくのだ、と。
アメリカの思想家エマソンは、「正しい努力が成功をおさめなかったためしはない」と言った。
真面目に信心を貫いての努力は、全てが人間革命の光となる。その戦いの中で、力強さも風格も、そして信用も磨かれ輝いていくことを忘れまい。

◎希望の明日へは、2009/04/13からスタートして、足掛け5年で完結しました。
今回からは、基本に返り「人生の座標」をお贈りします(^^♪

2014.08.31 わが友に贈る

朝に勝つことから
価値ある一日の出発を!
小さくとも
その積み重ねが
人間革命の基盤となる。

上野殿御返事 P1546
『又日蓮が弟子等の中になかなか法門しりたりげに候人人はあしく候げに候』

◇箴言集より
「獅子の道」とは、正義に生き抜く、"師"と"弟子"の「師子の道」である。
何ものをも恐れず、一人立つ「勇者の道」である。
邪悪を打ち砕く「勝利の道」である。
また、どこまでも民衆を守り抜く「慈悲の道」である。

☆御書とともに� 第26回 世界は哲学のリーダーを待望
『南無妙法蓮華経の南無とは梵語・妙法蓮華経は漢語なり梵漢共時に南無妙法蓮華経と云うなり』(御義口伝、P708)

◇通解
南無妙法蓮華経の南無とは梵語(古代インドの言葉)であり、妙法蓮華経は漢語である。梵語と漢語があわさって南無妙法蓮華経というのである。

◇同志への指針
学生部の友と学び合った一節である。日蓮大聖人の仏法は「梵漢共時」であり、全世界の文化を尊重する。これが一閻浮提を照らす創価の道である——こう決意した俊英たちが皆、立派な指導者と育ってくれた。
今、世界広布新時代に集った、宿縁深い男女学生部の英才たちよ! 次の50年を頼む。人間主義の力あるリーダーを世界が待っている。

2014.08.30 わが友に贈る

昼夜の温度差が
激しい時期だ。
寝冷えなどに注意し
賢明な体調管理を!
健康第一で進め!

妙一尼御前御返事 P1255
『夫信心と申すは別にこれなく候、妻のをとこをおしむが如くをとこの妻に命をすつるが如く、親の子をすてざるが如く子の母にはなれざるが如くに、法華経釈迦多宝十方の諸仏菩薩諸天善神等に信を入れ奉りて南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを信心とは申し候なり』

◇箴言集より
法のため、人のため、友のために尽くしたことは、結果的に全部、自分に返って来る。
仏法の世界にあっては、どんな目立たないことでも、一生懸命やりきった人が、だれよりも福徳で荘厳さえれていく。
これが仏法であり、信心ある。