どんな宿命も
使命に変えるのが
我らの仏法だ!
強盛なる祈りで
わが胸に希望の太陽を!
松野殿御返事 P1382
『何に賎者なりとも少し我れより勝れて智慧ある人には此の経のいはれを問い尋ね給うべし』
◇人生の座標
人間は、だれでも、自分らしい自分の開花を求めている。それが妨げられると、人間は「うつろな心」になるか、「破壊的な行動」に走ってしまう。それが「いじめ」や「ファシズム」の土壌にもなっていく。
☆随筆民衆凱歌の大行進No.13 � 地域広布の英雄へ
アフリカの正義の厳窟王・マンデラ氏や、東西冷戦を終結させた立役者・ゴルバチョフ氏など、多くの世界の指導者を迎えてきた聖教新聞社の7階からは、信濃町周辺の街並みが一望できる。
今、日本中、世界中の宝友が勇み集われる広宣流布大誓堂を中心とする総本部を、陰に陽に守り支えてくださっている地元の皆さんに感謝は尽きない。
先日も、この本陣・新宿で入会したタイの青年の体験を伺った。日本に来て創価学会の話を聞いたところ、実は祖母がタイ創価学会のメンバーで、幼いころから題目に親しみを覚えていた。晴れて7月に入会し、今、任用試験に向けて教学に挑戦の日々である。
国境を超え、世代を超えて、題目の音声が地球に轟く時代である。
この青年は、信心の正しさを知り、求道の心に燃えて入会できたのは、地区の皆さんが共に勤行・唱題し、温かく面倒を見てくれたお陰ですと、笑顔で語っているという。
SGIの人間主義の活動にも深い理解を寄せてくださっていたブラジルの文豪アマード氏は、こう洞察されていた。
「勇気と愛情、英雄たちの心はこの二つからできている」
勇気──それは、正義を貫き、師子の如く真実を叫び抜く魂である。
愛情──それは、同苦の心で、仏の如く民衆を守り抜く慈悲である。
この心を漲らせて戦い続ける真の英雄、人間主義のヒーロー、ヒロインは、いずこにいるか。
私は、広宣流布の一切の起点たる「地区」を担い支えてくださる、偉大なリーダーの方々を思い起こさずにはいられない。
◎Q1.どうしたら、深い友情の拡大ができるか?
相手の幸福を祈ることです。祈りは必ず通じる。祈られた人は、必ず祈る人の境涯に包まれ、善の方向へと向かうものです。
必ず仏縁を結んでいける。たとえ相手が反対したとしても。
祈りは宇宙の、仏法の真髄なのです