会合では駐輪・駐車
屋外での会話など
近隣に最大の配慮を!
会場提供者に感謝し
地域の宝城を守ろう!
千日尼御前御返事 P1314
『あわれあわれふしぎなる事かな、此れもかまくらも此の方の者は此の病にて死ぬる人はすくなく候、同じ船にて候へばいづれもたすかるべしともをぼへず候いつるにふねやぶれてたすけぶねに値えるか、又竜神のたすけにて事なく岸へつけるかとこそ不思議がり候へ』
◇人生の座標
人間は、生きているかぎり、必ず悩みがあり、課題があるものだ。その悩みや課題を"どうやって"克服するか。ただ一つ、自らの「挑戦」によってのみ、それは可能となる。むしろ喜びや楽しみにさえ変えていける。
つまるところ、自分自身に勝利する中にしか、満足も幸福もないのである。
☆勝利の人間学 第62回 リーダーの一念
◇誠実一路に信頼を広げよう
私には三つの宝がある。
それは、永遠不滅の「妙法」である。
そして「師弟」——わが恩師・戸田城聖先生であり、わが愛弟子たる君たちである。
三つ目は「誠実」である。どこまでも誠実一路で進み抜いてきたからこそ、創価学会は、今日の大発展を遂げることができた。
乱世であるがゆえに、誠実がますます光る。
日蓮大聖人は、若き南条時光に、『かくれての信あれば・あらはれての徳あるなり』(P1527、「上野殿御消息」)と御指南されている。
誠実のリーダーには、信頼がついてくる。誠実を貫き通す青年が、最後は必ず勝利する。
◇責任感がリーダーの条件
「力」のある人とは「責任感」のある人だ。
私が対談した、世界的な環境学者でローマクラブ共同会長のヴァイツゼッカー博士も、青年に贈る指針として「責任を持て」を挙げられていた。皆のために汗を流し、使命を果たし抜いていく人材を、世界は求めている。
創価のリーダーは、「断じて皆を幸福にしてみせる」という責任感の人であり、誰がやらなくとも「一人立つ」人のことである。
責任感は真剣な祈りとなる。そこに最高の智慧が湧き、絶対勝利への行動が光る。
多忙の中でも、広布のため、同志のために、心を配り、電光石火で手を打っていくのだ。
◇共に喜ぶ勝利の日まで
戸田先生は、よく言われていた。
「仏法の慈悲とは『抜苦与楽』といって、人々の苦しみを抜き、喜び、悲しみを与えゆくことである」と。
大変なことのようだが、皆も必ずできる。それは、親身に友の声に耳を傾け、共に悩み、共に祈り、共に一歩を踏み出すことだ。そして勝利を決するまで、共に戦い切ることだ。ここに、青春の無上の充実と喜びがある。
『自他共に智慧と慈悲とあるを喜とは云うなり』(P761、「御義口伝」)と仰せの通りである。
苦悩が渦巻く世界に、願って生まれた地涌の菩薩の我らだ。誇りと確信に燃え、あの友この友に、励ましの陽光を注ぎゆこう!