今いる場所が
人間革命の舞台!
家庭・職場・地域で
「信心即生活」の
確かな成長の歩みを!
経王殿御返事 P1124
『わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき』
◇人生の座標
だれでも皆、必ず使命がある。自分にしかできない使命がある。君の力を必要とする人が必ず、どこかにいる。自分にしかできないこと、自分が本当にやりたいと思うことが、きっとある。
それを見つけるためには、まず目の前の「現実」から逃げないことだ。逃げずに頑張る「くせ」をつけることだ。そうやって、もがきながら、自分らしく、一ミリでも二ミリでもいいから、「前へ」進むことだ。
☆名誉会長と共に新時代を開く 第36回 宝の御聖訓を前進の力に
今、心ある多くの人が、生き方を見つめ直し、真の幸福の道を探し求めている。その根本的な答えが仏法にはある。人間革命の希望の哲理を学ぶのが、学会伝統の教学試験である。
先日行われた「教学部初級試験」「青年部教学試験3級」では、皆、多忙な仕事や学業などの合間を縫って研鑽された。これほど尊いことはない。学び挑戦したこと自体が最高の宝だ。教えてくださった方、応援してくださった皆さんも、どうか誇りとしていただきたい。
求道の心に大功徳が湧く。万人の仏性を開かせる励ましの心に、法華経の精神が輝く。
大事なことは、教学試験を通して、さらに張り合いをもって精進を重ね、信心を深め、広宣流布を進めていくことである。
世界でも教学研鑽のうねりが高まっている。インドで初級試験を受験した90歳のご婦人も2度目の挑戦であり、学ぶ意欲が一段と湧いたと語られていた。
いよいよ11月には「教学部任用試験」を迎える。「今から」「これから」——これが本因妙の仏法だ。この心が燃えている人こそ、信心の勝利者である。
戸田先生は、御書を拝される際、「語句をわかろうとするよりは、御仏の偉大なるご慈悲、偉大なる確信、熱烈なる大衆救護のご精神、ひたぶるな広宣流布への尊厳なる意気にふれんことをねがう」と述べられた。
例えば、『病ある人仏になる』(P1480、「妙心尼御前御返事」)との一節をかみしめ、病を宿命転換の力に転じた体験は数知れない。
『大悪をこれば大善きたる』(P1300、「大悪大善御書」)と心の底から知れば、絶体絶命の逆境に陥っても、たじろぐことはない。
人生に勝ち、生活の上で実証をつかみ、その喜びを自然のうちに友に語っていけばいい。そして、何があろうと生涯、不退転の信心を貫いていくことだ。