皆が主役の座談会こそ
広布前進の原動力!
新入会者や友人と共に
希望輝く語らいを!
決意新たに出発だ!
主師親御書 P386
『或時は人に生れて諸の国王大臣公卿殿上人等の身と成つて是れ程のたのしみなしと思ひ少きを得て足りぬと思ひ悦びあへり、是を仏は夢の中のさかへまぼろしのたのしみなり唯法華経を持ち奉り速に仏になるべしと説き給へり』
◇人生の座標
幸福の第一条件は「充実」であろう。「本当に取り合いがある」「やりがいがある」「充実がある」--毎日がそう感じられる人は、幸福である。多忙であっても「充実」がある人のほうが、暇でむなしさを感じている人より、幸福である。
本来、人間は自分に挑戦しているときは、伸び続ける。他人と比較しはじめると、成長は止まる場合がある。なにか一つでも、自分が打ち込めるものをもっているならば、たとえば、それが仕事であれ、ボランティア活動であれ、なんらかの習い事であれ、それはおのずから自分の心の大地を耕し、育てることになる。具体的な労力の手ごたえのなかでこそ、充実も感じられるのである。
☆随筆民衆凱歌の大行進No.13� 地域広布の英雄へ
ジャズ発祥の地といわれるアメリカ・ニューオーリンズを襲ったハリケーン「カトリーナ」(2005年)の災害にあって、いち早く復興を遂げた地域には、ある特色があったという。
そこには、日頃から、「対話」を促すリーダー的な人がいて、住民を結びつけていたというのだ。
思うに、今ほど地域社会に対話の場が求められている時代はない。我らが、愛する街で朗らかに行っている「座談会」は、実に先駆的で模範の広場なのである。
SGI芸術部長で、ジャズ界の王者と輝くハービー・ハンコック氏とウェイン・ショーター氏が力強く語られていた。
「私たちは学会活動を通し、メンバーが互いに応援し、支え合い、つながり合うことの価値を学ぶことができます。それは決して、上から下へのトップダウンではありません」
「座談会は、相手の立場に立ち、男女や人種や世代の違い、文化的・地理的な環境の違いによって生じる問題の本質を深く理解していくのに役立ちます」
両氏とも、多様な人びとが共存し、「オーケストラ」や「サラダボウル」にも譬えられるアメリカ社会にあって、長年にわたり地区部長や地区幹事として献身し、まさに地域を大切にされてきただけに、その言葉には千鈞の重みがある。