自分に勝つ人こそ
最も偉大な勝利者!
昨日よりも今日
今日よりも明日へ
一歩でも前に進め!
太田入道殿御返事 P1012
『書は言を尽さず言は心を尽さず事事見参の時を期せん』
◇人生の座標
この世に生まれてきた以上、絶対に自分にしかできない自分の使命がある。そうでなければ、生まれてはこない。宇宙は決して無駄なことはしない。何か意味がある。人間が「雑草」と呼んでいる植物にだって、何か意味がある。また、「桜」には桜の、「梅」には梅の、「桃」には桃の、「李」には李の、それぞれの個性があり、使命があり、意味がある。
☆名誉会長と共に新時代を開く 第39回 新しい力を 新しい勝利を
今、全国で、世界の各地で、新入会の友が誕生している。
人を育てることが、新時代を開くことである。学会精神を伝え、人材を育てるといっても、特別な方法があるわけではない。
戸田先生は言われた。
「学会の会合は、たとえ一人でも、二人でも、その人を大切にし、その人のために仏法を説き、感激をもって、真剣に語り合っていくことだ」
たとえ相手が一人でも「よく来ましたね」「ゆっくりお話しましょう」と声を掛け、悩みや意見に耳を傾ける。それでこそ人は心を開き、立ち上がる。
日々の触れ合いの中で、一歩一歩、信心を深めていきたい。先輩として、友として、ありのままに話していくのだ。その人をよく知り、幸福を真剣に祈る中で、智慧と慈悲が湧く。最高の励ましを送っていける。
信心は年数ではない。勇気で決まる。師弟に生きる心の深さで決まる。「熱原の三烈士」の不惜身命の精神を、私は詩にうたい、友に贈ったことがある。
生死流転の神四郎
桜の花に吹く風に
あれよ広布の鑑よと
その名かんばし熱原の
烈士の命 誉れあり
三烈士の入信は法難前年の弘安元年ごろ。いわば「新入会」の偉大なる使命の人であった。
思えば、戸田先生と共に75万世帯の弘教を成し遂げたのも、新しい人材だった。
当時は、入会3年以内の友が約8割。新しい力が、新しい歴史を創ったのだ。
御書には、『師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし』(P957、「佐渡御書」)と仰せだ。
勇気の信心あるところ、必ずや地涌の菩薩が躍り出る。ここに広布の方程式がある。
さあ、共に築こう! 新しい希望を! 新しい勝利を!