2014年11月4日火曜日

2014.11.02 わが友に贈る

御聖訓「例には他を
引くべからず」。
まず自らが壁を破れ!
その模範の行動に
皆が奮い立つ!

御講聞書 P819
『今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者、無上宝聚不求自得の長者に非ずや』

◇人生の座標
本当の個性は、必死の努力によってしか花咲かない。だから、今の自分が自分のすべてだと思ったら、大きな間違いを犯してしまう。

☆大白蓮華巻頭言 2014年11月 白ゆりと華陽のロマンの物語を!
自信をもって世の中へ打って出る勇気を、これからの女性に大いに育んでもらいたい——「平和研究の母」ボールディング博士と語り合った願いである。
博士も、"私は我ながら自信が強いほうだと思います。それは母が「人間は誰もが重要な存在なのよ」と教えてくれたからです"と、微笑んでおられた。
母の真心の励ましに勝る力が、いずこにあろうか。
御義口伝には、『宝浄世界とは我等が母の胎内なり』(P740)と仰せである。
御本仏が、私たちの生命は、母という何よりも荘厳な宝浄世界から湧現した尊極の宝塔であると、明かしてくださっている。この原点に深く目覚めれば、尽きせぬ自身と感謝が込み上げてくるではないか。
初代会長・牧口常三郎先生は、女性こそ「未来の理想社会の建設者」なりと叫ばれ、すべての母たち、女性たちの幸福を祈り、そのために戦い抜かれた。
あまりに崇高な牧口先生の殉教より70年——。
創価の母たちは、「どんな人も仏の生命を持っている」という大哲学を掲げ、「必ず幸せになれる」「どんな宿命も転換できる」「絶対に大丈夫!」という大確信の励ましを、一人また一人に贈り続けてきた。
そして今、日本全国も世界各地も、婦人部と女子部の麗しいスクラムが黄金の輝きを増し、「白ゆりの心」を脈々と受け継ぐ「華陽の乙女たち」が、仲良く朗らかに希望の対話を広げてくれている。
創立の父も、どれほどお喜びくださるであろうか。
女性の一生は「幸福の門」を開く劇といってよい。なかんずく、「女人成仏」の妙法を受持した女性は、自分も幸せになり、縁する家族も、眷属も、地域も、社会も、世界も、未来も、幸福へとリードできる。
その途上に起こる波乱の一幕一幕は、自他共に永遠の福光の大境涯を勝ち開くためにこそあるのだ。
わが師・戸田城聖先生も温かく包み励まされた。
「何でも一筋縄では行かないのが人生だ。しかし、全部、意味がある。苦難が大きい分、功徳も大きい。妙法を抱きしめて、障魔よ何するものぞ! と戦うんだよ。信心は自分を変え、一切を変える力だ」と。
これほど明るく、これほど気高く、これほど人々に歓喜と感動を広げゆくロマンの舞台があろうか
「昭和47年7月豪雨」と記録される災害の折、愛する山光の島根で救援に走った同志の中に、忘れ得ぬ母がいる、長年、悪口罵詈の中、弘教を貫き、破産の危機も克服し、地域に信頼を広げてこられた。
「人のために悩み祈れることが最高の功徳です。試練を打ち負かすまで、とことん一緒に勝ち切ります。一人から喜びの物語は始まるのですから!」と。
「目標は母です!」と、白蓮グループ、鼓笛隊出身の娘さん方はじめ、ご家族も地域の友も颯爽と続く。
女性の涙の上に築かれてきた人類史を転換しゆく、創価の婦女一体の「喜びの物語」「希望の物語」「ロマンの物語」は、いよいよ楽しく賑やかだ。
世界広布新時代の躍進の門は、ここに開かれた!

白ゆりと
 華陽の宝友(とも)に
  ロマンあり
 女性の世紀の
  生命(いのち)の讃歌を