大学校生が奮起!
弘教に勝る喜びなし。
黄金の自分史を綴る
千載一隅の夏を勝て!
妙法比丘尼御返事 P1418
『日蓮は此の法門を申し候へば他人にはにず多くの人に見て候へども』
◇希望の明日へ
仏道修行においても、いっさいの"敵"−−三障四魔に打ち勝ち、強固な仏の境界を、自身の胸中に築いていけば、その幸福境涯は三世永遠にわたって朽ちることがない。無量の福運によって、生々世々、人生を自在に開いていくことができるのである。
☆我らの勝利の大道No.54 青年学会の希望の黎明
広宣の
戦に 人材
宝なり
宝の人とは
不退の丈夫と
人を育てることは、自分も大きくなることである。
人に教えることは、自分も賢くなることである。
若い世代との対話こそ、「平和の文化」を創造する力である──これは、国連の事務次長として献身されてきたチョウドリ博士と、深く一致した信条である。
博士ご自身も、若者と接する時に、その「開かれた心」と「学ぶ意欲」に全幅の信頼を置いていると言われていた。自分が話す時間はなるべく短くし、青年とのやり取りを、より多く持つようにすると、新鮮な語らいになるとも、博士は語っておられた。
未来部の友と一緒に学び、一緒に鍛え、一緒に前進していくことは、若々しい生命力を漲らせていく、生涯青春の軌道である。
わが誉れの二十一世紀使命会が誕生したのは、十六年前(一九九五年)の七月十七日──。
当時、私がお願いしたのは「未来部員の友達に」ということであった。
仏法では、「良き友」のことを「善知識」と説く。
『仏になるみちは善知識にはすぎず』(P1468)とも、御聖訓には仰せである。
わが未来部の担当者の方々は、何でも話せるお兄さんとなり、お姉さんとなって、共に活動に励みながら、偉大な「善知識」の使命を果たしてくれている。
自身も、仕事や生活の課題を抱える中での奮闘は、言うに言われぬ苦労の連続であろう。しかし、その真剣な姿を、未来部員はじっと見ている。誠実の言葉は、必ず命の根底に刻まれていくものである。
私のもとにも、「あの先輩の励ましがあればこそ、今の自分があります」等と感謝の声が寄せられる。
派手な喝采など、なくとも構わない。人に尽くした「陰徳」は、必ず「陽報」となって、汝自身の生命を荘厳し、一家一族を無量の福徳で包んでいくからだ。