2011年8月3日水曜日

2011.08.03 わが友に贈る

未入会の家族など
支えてくれる人に
日頃の感謝を伝えよう!
私たちの成長の姿こそ
最高の仏法の証明だ。

四条金吾殿御返事 P1121
法華経を一字一句も唱え又人にも語り申さんものは教主釈尊の御使なり、然れば日蓮賎身なれども教主釈尊の勅宣を頂戴して此の国に来れり、此れを一言もそしらん人人は罪を無間に開き一字一句も供養せん人は無数の仏を供養するにもすぎたりと見えたり

◇希望の明日へ
生命も、社会も、人生も、変化また変化の連続である。一瞬としてとどまることがない。無常である。この実相を自覚せず、変化への対応を怠れば保守となり、硬直となる。それでは仏法の実践者とはいえない。大切なのは、この変化を、つねに価値と勝利の方向へ向けていく知恵である。信心根本の深き知恵ある人は行き詰まらない。変化即発展、変化即勝利へと転じていける。

▽強盛な信心に立て!時代の波に足を取られてはならぬ−恩師。大生命力だ
▽「帰らむには第一・心に深き用心あるべし」御書。帰宅も帰省も絶対無事故

☆全国通信員会議へのメッセージ
わが聖教新聞の宝であり、力であり、そして命である、尊き全国通信員の皆様方に、私は最大の敬意を込めて、メッセージを送らせていただきます。
きょう発表される、東北と信越の代表の方々の素晴らしい活動報告の内容も、私は感銘深く伺いました。日本列島の津々浦々で光る皆様のご活躍、いつもいつも、本当にありがとうございます。
東日本大震災を機に、「生きる希望」「生き抜く勇気」を引き出す「言葉の力」があらためて見直されております。
まさしく、言論の真価が問われる時代に、皆様方のおかけで、聖教新聞は、いやまして人間主義の力に漲る言葉を発信しながら、創刊60周年を迎えることができました。各界からも多くの期待と共感の声を、相次いで寄せていただいております。
関西を代表する新聞人の方は、聖教の発展の原動力として「通信員制度」に注目され、驚きをもって賞讃してくださいました。
「通信員が現場で得た情報を紙面に反映している。通信員の活躍によって、聖教新聞が読者にとって、さらに身近なものになっているのではないでしょうか」と。誠に深く鋭く真実を見てくださっています。
聖教新聞は、戸田城聖先生と私の師弟の語らいから生まれました。そして、創刊から3年後に発足した「通信員制度」もまた「師弟の魂」の結晶であります。
それは、あえて申し上げるならば、広宣流布という平和の大闘争の従軍記者、すなわち常に激戦の最前線に躍り出て、戦いながら書き、書きながら戦うという「言論の勇者」の誕生であったのであります。
思えば、日蓮大聖人は、御命にも及ぶ大難の連続の中で、絶え間なく御執筆を続けらおました。
「顕仏未来記」には、『今年・今月万が一も脱がれ難き身命なり、世の人疑い有らば委細の事は弟子に之を問え』(P509)と仰せになられております。
この大聖人の烈々たる御心をしのび、強盛に祈り抜きながら、広宣流布の言論戦には真剣勝負で臨んでいかねばならないと、戸田先生と私は語り合いました。
私自身、戸田先生の事業を支える人知れぬ奮闘の中で、聖教新闇の編集に携わり、書いて、書いて、書き抜いてまいりました。
その私の胸に、いつも燃えていたのは、師弟に貫かれた「通信員魂」であります。私は一生涯、名誉ある通信員の一人であるとの誇りを持っております。
皆様方は、社会や地域、家庭で活躍されながら学会活動の第一線に立ち、その上で通信員として活動しておられます。それが、どれだけ大変なことか、よく存じ上げております。
できることなら、私も今、この困難な時代に、広宣流布の道を勇敢に開いてくださっている同志の一人一人に、直接、お会いしたい。そして、一人でも多く、感動的な体験や活躍の様子を記事にして歴史に残して、日本中、世界中に宣揚して差し上げたい。私は、そういう心情でいっぱいであります。
この私に代わって、勇んで健筆を揮ってくださっている通信員の皆様方に、私は満腔の感謝を捧げたいのであります。
今年、生誕150周年となるフィリピン独立の英雄ホセ・リサール博士は叫びました。
「一番大事なことは、素直な心で考え、感じ、目的のために努力し、考えを伝えるのにペンの力を最大限に活用することだ」(カルロス・キリニ著『暁よ紅に』)と。
「言論の英雄」たる通信員の皆様方が、真心を尽くし、努力を重ねて出稿してくださる一本の記事や一枚の写真は、地味であるかもしれません。しかし、時代を動かす最も確かな力となり、未来永遠に消えざる光明となることは、絶対に間違いないのであります。
仏は文字に依って衆生を度し給うなり』(P153)とは、私たちが常に生命に刻んできた御聖訓であります。
仏は、文字によって「人間を救う」のです。
この誉れ、この使命、この喜びに胸を張って、聖教新聞とともに、わが人生の黄金の日記文書を一日また一日、創り留めゆけるのが、私たちの人生であります。
どうか通信員の皆様方は、これからも、勇気を綴り、智慧を綴り、文化を綴り、平和を綴り、希望を綴り、悲嘆と不幸から「人間を救う」言論を、私と共に断固として発してくださるようお願いします。
心から信頼する皆様のご健康と絶対無事故、ご一家の栄光勝利を、私と妻は祈りに祈ってまいります。
偉大なる通信員の皆様、万歳!
言論の太陽の皆様、万歳!

◎きょう入会25周年! これまでに感謝、そして、これからも...