三世の同志を包む。
広布に生きる我らは
生死不二の家族だ。
永遠の旅路を共に!
松野殿御返事 P1386
『退転なく修行して最後臨終の時を待って御覧ぜよ、妙覚の山に走り登つて四方をきつと見るならばあら面白や法界寂光土にして瑠璃を以つて地とし金の繩を以つて八の道を界へり、天より四種の花ふり虚空に音楽聞えて、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき娯楽快楽し給うぞや』
◇今週のことば
人生は早い。
無駄に過ごせない。
一日一日を丁寧に!
賢く堅実に
偉大な自分をつくれ!
2011年08月14日
◇希望の明日へ
魔は、じつにたくみに、心の一瞬のスキをついて入り込んでくるものだ。それに気がつけば魔の働きを破ることができる。しかし、知らないうちに 「悪鬼入其身」ともなれば、いいように利用されて、わが身を破壊されてしまう。
☆我らの勝利の大道No.54 青年学会の希望の黎明
日蓮大聖人は、若さ南条時光に『仏にやすやすとなる』ための信心の道を、わかりやすく教えられながら、こう仰せである。
『人のものををしふると申すは車のおもけれども油をぬりてまわり・ふねを水にうかべてゆきやすきやうにをしへ候なり』(P1574)
どの子も、尊き仏の生命を抱いている。最高の「幸福の大道」を、また無上の「栄光の航路」を、必ず勝ち進むことができる。そのために誠心誠意で励まし、前進の力を送っていくのが、我らの誓願の人材育成だ。
先日も、ある学生部の友が近況を伝えてくれた。
彼は三年前(二○○八年)の六月、全国青年部幹部会の折に私が励ました高等部員の一人である。その後、創価大学を志願してくれたが、残念ながら不合格であった。
しかし「負けじ魂で朗らかに進め!」との指針を胸に都内の大学へ進学し、今、八王子で多くの創大生とも切磋琢磨しながら、活躍している。
青年部の結成六十周年を迎えた、この七月には、「先生! 個人折伏が実りました」と報告をくれた。
一回の出会いでも、一言の激励でも、それが種となって、多くの実を結ぶ。
心も躍る、その結実を見守りながら、さらに明日へ希望の種を蒔いていく──これが、地道でありながらロマンに満ちた学会の庭の手作りの人間教育である。
この夏の「ファミリー大会」も、遠大な未来へ、どれほど豊かな人材の開花と結実をもたらしてくれることだろうか。