親も祖父母も輝く
ファミリー大会、万歳!
3世代の麗しき交流で
信心の魂の継承を!
下山御消息 P350
『此等の経文の亀鏡をもて両火房が身に指し当て見よ少もくもりなからん、一には名は持戒ときこゆれども実には放逸なるか二には慳貪なるか三には嫉妬なるか四には邪見なるか五には婬乱なるか此の五にはすぐべからず』
◇希望の明日へ
末法における最高の知恵は、日蓮大聖人の説かれた南無妙法蓮華経である。だから「以信代慧(信を以って慧に代う)」で、妙法の借受のなかに最高の智慧がある。本当に信心強盛に、広宣流布のために頭脳を使っていけば、頭が良くならないはずがない。知恵が出ないはずがない。また自然に、一番良い方向、リズムになっていく。深い妙理にかなった生活、人生になっていくし、その人なりに、必ず聡明になっていく。なっていかねばならない。聡明な生き方が、正しい信仰の証明である。
☆随筆 我らの勝利の大道No.53 未来部・躍進の夏
若さとは無限の可能性である。若き心で進むのだ。若き人材を伸ばすのだ。
後継の宝を励まし、育成する、未来部の「躍進月間」が開幕した。
壮年・婦人の未来部育成部長、男女青年部の二十一世紀使命会、学生部の進学推進の担当者と共に、大成功させていただきたい。
未来! それは、法華経の最重要のテーマである。
釈迦仏や多宝仏、さらに十方分身の仏が、法華経の会座に集われたのは、一体、何のためであったか?
ひとえに、未来の仏子たちの成仏のためである。
「開目抄」には、こう記されている。
『この三仏(釈迦・多宝・十方分身の仏)が未来に法華経を弘めて、未来の仏子たる一切衆生に与えようとする心の中を推しはかると、大きな苦しみにあっている一人子を見て、救おうとする父母の心よりも、はるかに強いことがうかがえる』(P236、通解)と。
何としても、未来に生きゆく友に大仏法を伝え、一人ももれなく幸福に──。これが、法華経に脈打つ仏の心である。その烈々たる一念に連なって祈り抜き、億劫の辛労を尽くしてきたのが、わが学会の未来部育成であるといってよい。
「あの子を広布の大人材に育てずにおくものか!」
「この子も創価の庭で大成長させてみせる!」
見返りなど何も求めない。ただ、ひたぶるに友の偉大な使命と栄光の人生を願い、励ましを贈る。
ここに法華経の魂の真髄がある。だからこそ、若き地涌の菩薩が澎湃と呼び出され、躍り出てくるのだ。