2011年8月15日月曜日

2011.08.15 わが友に贈る

新聞休刊日

日女御前御返事 P1250
周の文王は老たる者をやしなひていくさに勝ち、其の末三十七代八百年の間すゑずゑはひが事ありしかども根本の功によりてさかへさせ給ふ

◇希望の明日へ
障魔に負けてはならない。信心を破られてもならない。創価学会の活動なくして、人類の希望も、世界の安穏と平和も築けないからである。

☆我らの勝利の大道No.54 青年学会の希望の黎明
未来部員の一人ひとりが広宣流布の宝である。
御聖訓に『八歳の竜女は大海より来って経力を刹那に示し』(P456)と仰せの如く、法華経の会座において、即身成仏、万人成仏の実証を示したのは、年若い竜女であった。
七歳の時に日蓮大聖人にお会いしたとされる南条時光は十六歳から、師のもとで直々の薫陶を受けた。
大聖人は、亡き父の信心を立派に継承する時光の姿を讃えられ、こう仰せになられた。
あわれ人はよき子はもつべかりけるものかなと、なみだかきあえずこそ候いし』(P1507)と。
門下の子弟を皆、わが子の如く慈しみ、育んでくださる。これが大聖人の御心であられた。
わが家、そして、わが地域の、かけがえのない使命を持った宝の未来部員に、温かな声をかけ、真剣に育て上げていくことは、大聖人が最も喜んでくださる"仏の仕事"なのである。

「子どもたちの幸福のために」──この一念の祈りほど、気高く強いものはない。それは世代も、生死も超える力をもっている。
もう四十年近く前、私が激励した小学生の少女がいた。当時、全国に結成した人材育成グループ「未来会」の一員であった。
彼女は、その出会いを胸に、開校したばかりの創価女子学園(現・関西創価学園)に勇んで入学してくれた。しかし、一年もたたないうちに最愛の母が逝去してしまったのである。
その直後、私は学園を訪れた折、彼女に会って励ました。「強く生きなさい。お母さんが見ているよ」と。そして、お母様の名前を冠した桜を植樹した。
亡くなったお母様は、彼女を筆頭に、五人の娘に創価教育を受けさせたいという願いを持っておられたようだ。娘たちは互いに励まし合いながら、その母の祈りに応え、全員が学園に学び、立派に成長している。
今、その長女も母となり、四人のお子さん方を創価の学舎に送り出しながら、地域貢献の日々である。
母の祈りは、三代にわたって幸福と勝利の光を放っているのだ。