勝利の智慧が湧く。
勇気の心が広がる。
生きる喜びが光る。
行学二道の勇者に!
崇峻天皇御書 P1173
『人身は受けがたし爪の上の土人身は持ちがたし草の上の露、百二十まで持ちて名をくたして死せんよりは生きて一日なりとも名をあげん事こそ大切なれ』
◇希望の明日へ
陰の立場の人が本当に大事である。幹部は、その人たちを心から大切にしていかねばならない。陰の支えがあって、幹部として戦わせていただいていることを、決して忘れてはならない。
☆随筆 我らの勝利の大道「創価家族は永遠に前進」
戸田城聖先生
「信心は、年数ではない。勇気である。勇気ある信心の人こそが一番、偉大なのである」
今日の世界的な創価学会の基盤を創った大拡大は、誰によって実現したのか。それは、師弟共戦の大行進に勇んで連なった「新しき人材」の力で遂行されたといっても過言ではない。
たとえ、一進一退の膠着状態に見えるところでも、絶壁に食らいついて、必死に戦っている友がいる。それを、目立つところだけ見て、健気な同志の陰の奮闘を見なければ、あまりにも傲慢な幹部だ。
いずこであれ、一人立つ勇者が現れれば、必ず広布の火蓋は切れる。いかに困難であっても、そこに奮闘する友がいる限り、一人を誠実に励まし抜く。これが壁を破る鉄則だ。
御書の早朝講義。確信と歓喜の座談会。真剣勝負の個人指導。葉書などを送っての真心の激励──。
そして、いかなる時も、師匠・戸田先生に仕え抜いていく、弟子としての真剣な一念と振る舞いを、ありのままに同志に示していった。そこから、関西の友は「師弟の道」を知り、続いてくれたのである。
これが学会精神だ!
これが信心の真髄だ!
これが創価のリーダーの戦いなのだ!!──と。
入会から日の浅い関西の同志たちは、その「歓喜」と「勇気」と「確信」を胸に刻み、自分らしく友に語り、勇敢に叫んでいった。
信心の歓喜と広布の息吹が、まさに奔流となって、関西の民衆の大地に溢れていったのだ。
私は、組織を動かしたのではない。徹して一人また一人と会い、その心に炎を点していったのである。